JP5967003B2 - 物品選別用受皿 - Google Patents
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Description
配置された外周材と、この外周材に固定された弾性舌片とを備え、上記外周材の内側に載
置される物品に上記弾性舌片が追随して撓んで当該物品を保持する物品選別用受皿であっ
て、
上記基台と弾性舌片との間に、上記物品に追随して撓んだ弾性舌片により押し曲げられ
る弾性棒材が配置され、
上記弾性棒材は、基台の内側から外側に亘って複数の放射状の列および円弧状の行とによってブラシ状に配置され、一端部を基台に固定することにより、上記弾性舌片の撓みの大きさによって、より外側の弾性棒材まで押し曲げられるように配置され、押し曲げられた状態からの復元力により、上記弾性舌片の面で上記物品を保持させるものである。
十分な保持力を得る。また、載置される物品が大きいほど、より多くの弾性棒材が押し曲げられて、弾性舌片がより大きな保持力を得るので、物品の大きさに合わせた保持力で物品を保持することが出来る。また弾性舌片の面で物品を保持するので、物品を傷付ける恐れを減少させることが出来る。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の発明であって、外周材に固定された前記弾性舌片は外周側で連続しかつ円周方向に多数形成され、前記物品選別用受皿はコンベヤに載置搬送され、物品選別用受皿における物品選別用受皿の搬送先側および搬送元側をそれぞれ前方および後方とし、多数形成された弾性舌片のうち、前方位置および後方位置の弾性舌片は長尺とし、側方位置の弾性舌片を短尺とし、弾性棒材は、長尺の弾性舌片の下方でかつ平面視において基台の中心に対して前後に非対称に配置されるものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明の弾性棒材が、丸棒状に形成されたものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明の弾性棒
材が、基台の略水平面に対して略垂直に配置されたものである。
力を得る。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明の基台が
、外周材の内側に載置される物品に追随して撓んで当該物品を保持するように構成された
ものである。
まず、この物品選別用受皿の用途について簡単に説明する。
上記物品選別用受皿は、果物や野菜など(物品の一例であり以下では単に農産物という)を、出荷前にその等階級に基づいて選別するために使用される。農産物の選別は、農産物選別設備における次の(1)〜(6)の工程により行われる。すなわち、(1)農産物を物品選別用受皿に載置してコンベヤで搬送する、(2)搬送されている農産物に測定光を側方(または前側方)から照射するとともに、この農産物を透過した測定光(正確には透過光)を上方で計測する、(3)計測された透過光の状態を解析することで、当該農産物の内部品質(熟度や糖度など)を調べる、(4)一方で、当該農産物の外観品質(形状や大きさなど)を調べる、(5)これら内部品質および外観品質から当該農産物の等階級を決定する、(6)決定された等階級に基づいて農産物を仕分ける、という工程である。なお、以下では、この物品選別用受皿の搬送先側を前方とし、搬送元側を後方とする。
図1および図2に示すように、この物品選別用受皿1は、概略的に、台座となる受皿本体2と、この受皿本体2の上部に装着されて農産物Tを収容するカバー体3と、上記受皿本体2とカバー体3との間に配置されてカバー体3に収容された農産物Tへの衝撃を緩衝する弾性体4とから構成されている。また、上記物品選別用受皿1には、詳しくは後述するが、上記測定光の通路が形成されている。
まず、受皿本体2に弾性体4を配置する。具体的には、受皿本体2の各補強リブ29の側面に弾性体4の各位置決めリブ49の側面を当接させ、受皿本体2に対して弾性体4を位置決めする。そして、弾性体4をそのまま受皿本体2に押し込み、弾性体4の基台部45を内側筒壁部22、外側筒壁部23および補強リブ29に当接させる。これにより、弾性体4の緩衝突起46Pが測定光を妨げない位置となるように、弾性体4が受皿本体2に配置される。
上記緩衝突起46Pは、図2および図6に示すように、ブラシ状に、すなわち、複数の列および行に配置されている。上記列は放射状であり、上記行は円弧状である。また、上記放射状の列の間は等しくされている。さらに、上記緩衝突起46Pは、図1および図2に示すように、いずれも、長尺の舌片36Lの下方に配置され、形状(長さおよび径)が等しくされている。言い換えれば、緩衝部46は、上方を長尺の舌片36Lで覆われており、同一形状の緩衝突起46Pからなるものである。
ブラシ状に配置された緩衝突起46Pの高さ(長さ)は、図5に示すように、物品選別用受皿1に農産物Tを載置しない状態において、舌片36と緩衝突起46Pとが接することなく、図7(a)および(b)に示すように、物品選別用受皿1に農産物Tを載置した状態(舌片36が下方へ撓んだ状態)において、長尺の舌片36Lと緩衝突起46Pとが接するようにされている。
まず、物品選別用受皿1に農産物Tを載置する。具体的には、可撓シート部35の中央開口30に農産物Tを収容する。すなわち、中央開口30に農産物Tを入れることで、可撓シート部35の舌片36は下方へ撓み、それらのうち長尺の舌片36Lにより、緩衝突起46Pが外側へ薙ぎ倒されていく。このとき、薙ぎ倒された緩衝突起46Pからの復元力が舌片36を介して農産物Tに作用するが、そのまま農産物Tを押し入れて弾性体4のテーパ面45tで受けさせる。これにより、舌片36が農産物Tに追随してさらに下方まで撓み、また、より外周側の緩衝突起46Pまでもが薙ぎ倒されて、大きな保持力で農産物Tが保持される。また、農産物Tを可撓シート部35の中心に入れても、より緩衝突起46Pの数が少なく復元力が小さい前側に農産物Tが若干ずれる。
また、載置された農産物Tは、大きな保持力で保持されていても、舌片36の面およびテーパ面45tのみが接するので、農産物Tを傷付けるおそれを減少させることができる。
また、載置された農産物Tは、大きな保持力で保持されていても、平面視で可撓シート部35の中心から若干ずれた位置に収容されるので、農産物Tを物品選別用受皿1から取り出し易くすることができる。
1 物品選別用受皿
34 環枠部
36L 長尺の舌片
45 基台部
45t テーパ面
45s 空間部
46P 緩衝突起
Claims (6)
- 基台の上方に配置された外周材と、この外周材に固定された弾性舌片とを備え、上記外
周材の内側に載置される物品に上記弾性舌片が追随して撓んで当該物品を保持する物品選
別用受皿であって、
上記基台と弾性舌片との間に、上記物品に追随して撓んだ弾性舌片により押し曲げられ
る弾性棒材が配置され、
上記弾性棒材は、基台の内側から外側に亘って複数の放射状の列および円弧状の行とによってブラシ状に配置され、一端部を基台に固定することにより、上記弾性舌片の撓みの大きさによって、より外側の弾性棒材まで押し曲げられるように配置され、押し曲げられた状態からの復元力により、上記弾性舌片の面で上記物品を保持させるものであることを特徴とする物品選別用受皿。 - 載置された物品に測定光が照射されて当該物品の品質を測定させるものであり、弾性棒材が、上記測定光を妨げない位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の物品選別用受皿。
- 外周材に固定された前記弾性舌片は外周側で連続しかつ円周方向に多数形成され、前記物品選別用受皿はコンベヤに載置搬送され、物品選別用受皿における物品選別用受皿の搬送先側および搬送元側をそれぞれ前方および後方とし、多数形成された弾性舌片のうち、前方位置および後方位置の弾性舌片は長尺とし、側方位置の弾性舌片を短尺とし、弾性棒材が、長尺の弾性舌片の下方でかつ平面視において基台の中心に対して前後に非対称に配置されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の物品選別用受皿。
- 弾性棒材が、丸棒状に形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
か一項に記載の物品選別用受皿。 - 弾性棒材が、基台の略水平面に対して略垂直に配置されたことを特徴とする請求項1乃
至4のいずれか一項に記載の物品選別用受皿。 - 基台が、外周材の内側に載置される物品に追随して撓んで当該物品を保持するように構
成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の物品選別用受皿。
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JP2012088873 | 2012-04-10 | ||
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Family
ID=49760095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013081693A Active JP5967003B2 (ja) | 2012-04-10 | 2013-04-10 | 物品選別用受皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2013
- 2013-04-10 JP JP2013081693A patent/JP5967003B2/ja active Active
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