JP5966861B2 - 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム - Google Patents

画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5966861B2
JP5966861B2 JP2012239668A JP2012239668A JP5966861B2 JP 5966861 B2 JP5966861 B2 JP 5966861B2 JP 2012239668 A JP2012239668 A JP 2012239668A JP 2012239668 A JP2012239668 A JP 2012239668A JP 5966861 B2 JP5966861 B2 JP 5966861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
image data
display
integrated
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012239668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014089611A (ja
Inventor
松原 賢士
賢士 松原
和明 友野
和明 友野
高橋 健一
健一 高橋
一美 澤柳
一美 澤柳
陽介 谷口
陽介 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012239668A priority Critical patent/JP5966861B2/ja
Publication of JP2014089611A publication Critical patent/JP2014089611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5966861B2 publication Critical patent/JP5966861B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

この発明は、他の携帯表示端末や電子ペーパー等に表示された画像データを取り込むことが可能な携帯表示端末や電子ペーパー等の画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラムに関する。
近年、例えば液晶パネルを使った携帯表示端末や電子ペーパー等のように、紙の厚さに近付けようとする薄形の画像取り込み装置が普及しつつあり、会議等では、今まで多用されているパーソナルコンピュータ(PC)に代わってこの種の装置を使うことが増えてきている。
この種の装置を使用する会議では、参加者がそれぞれ分担して資料を作成し、持ち寄った資料を纏めて1つのファイルにしたい場合がある。その場合、各参加者が持ち込んだ画像取り込み装置を使用して、それぞれが分担して作成した資料を纏めて1つのファイルにすることになる。その時、その場で簡単に各ファイルの方向や順序を見ながら討議して、素早くファイルを一つに纏めて装置で表示できれば便利である。
このように、各参加者の資料を1つのファイルに纏める場合、従来では、持参した画像取り込み装置の各ファイルを開いておき、親機として設定された装置から他の装置にアクセスすることにより、画像の順番等を考えて操作するのが一般的である。
また、特許文献1には、複数の画像デバイスに同時に表示されている画像を、それらの位置関係のままで、1枚の画像に集約する技術が提案されている。
特開2011−101248号公報
ところが、従来のように、複数の画像取り込み装置のそれぞれに表示部にファイルを開いておき、親機となる1つの装置から他の装置の元データにアクセスする技術では、その元データを取り込んだファイル統合作業を行うことになるが、その場合、ページの順などを考えながら統合作業を行う必要があり、煩わしく時間がかかってしまうという問題がある。
また、前記特許文献1に記載の技術では、1枚の画像に集約することは可能であるが、各装置の画像データをそれぞれ1ページとして複数ページのファイルに纏めることはできなかった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、他装置の表示画像データを取り込んで自装置の表示画像データと1枚のファイルに簡単に統合できると共に、他装置の表示画像データと自装置の表示画像データをそれぞれ1ページとして、複数ページからなるファイルとしても簡単に統合できる画像取り込み装置及び画像取り込み方法を提供し、さらには前記画像取り込み方法を画像取り込み装置に実行させるための画像取り込みプログラムを提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像データを表示可能な表示手段と、接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込み手段と、前記データ取り込み手段により画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断手段と、前記重なり判断手段により、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込み手段により取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断手段により、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込み手段により取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合手段と、前記ファイル統合手段により統合された画像データのファイルを、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像取り込み装置。
(2)前記ファイル統合手段は、自装置及び他の装置の重なりの順序で、前記統合した複数ページの各ページにページ設定を行う前項1に記載の画像取り込み装置。
(3)前記重なり判断手段は、自装置と他の装置の重なり割合が一定以上の場合に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断する前項1または2に記載の画像取り込み装置。
(4)前記重なり割合を可変設定可能に構成されている前項3に記載の画像取り込み装置。
(5)前記ファイル統合手段は、前記表示手段に表示されている表示データ及び/または取り込んだ他の装置の画像データの余白部を決定し、1ページに統合する際に前記余白部を削除して画像部分のみを統合する前項1〜4のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(6)前記ファイル統合手段は、ファイル統合した1枚のファイルの大きさを定型最大サイズの表示データとする前項1〜5のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(7)前記表示制御手段は、前記ファイル統合手段により複数ページからなるファイルに統合された場合、該ファイルを複数ページであることが分かるように前記表示手段に表示する前項1〜6のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(8)前記データ取り込み手段により取り込まれた画像データ及び/またはファイル統合手段により統合されたファイルを編集する編集手段を備えている前項1〜7のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(9)前記ファイル統合手段は、画像データを取り込んだ状態で、再度、前記重なりの順を変更することにより、取り込んだページ順を変更可能である前項2に記載の画像取り込み装置。
(10)前記表示制御手段は、前記他の装置が重なり状態に配置されている場合、前ページの表示を半透明レイヤとして時間と共に順次取り込み表示を行い、最後に1つのファイルとして1ページ目の表示を決定する前項1〜9のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(11)前記表示制御手段は、前記統合されたファイルの第1ページにリンクを貼って関連する画像をそのリンクに関連付けし、ユーザがリンクが貼られた箇所を選択すると、リンク先の表示ページに表示を切り替える前項1〜10のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(12)前記データ取り込み手段による画像データの取り込みは、前記他の装置が自装置に接触されたときか、あるいは専用の取り込みキーが押下されたときに設定されている前項1〜11のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(13)前記ファイル統合手段により統合されたファイルを、該ファイルの統合が完了した時点で前記他の装置に送信する前項1〜12のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(14)前記他の装置が自装置に接触されている状態でファイルの統合が完了し、その統合されたファイルを前記他の装置にコピーしたい場合には、統合されたファイルを表示画面上に摘まみ上げ、前記他の装置の表示画面上で離す操作を行なうことにより、コピーが実行可能に構成されている前項1〜13のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(15)前記他の装置が自装置に接触されている状態でファイルの統合が完了し、その統合されたファイルを前記他の装置に送信したい場合には、統合されたファイルを表示画面上で前記他の装置側に向かってフリック操作を行なうことにより、送信が実行可能に構成されている前項1〜14のいずれかに記載の画像取り込み装置。
(16)接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込みステップと、前記データ取り込みステップにおいて画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断ステップと、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合ステップと、前記ファイル統合ステップにおいて統合された画像データのファイルを、表示手段に表示させる表示制御ステップと、を備えたことを特徴とする画像取り込み装置における画像取り込み方法。
(17)接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込みステップと、前記データ取り込みステップにおいて画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断ステップと、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合ステップと、前記ファイル統合ステップにおいて統合された画像データのファイルを、表示手段に表示させる表示制御ステップと、を画像取り込み装置のコンピュータに実行させるための画像取り込みプログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、接触状態ないしは近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかが判断され、重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと前記取り込んだ他の装置の画像データが、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合され、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと他の装置の画像データが、1枚のファイルに統合される。
具体的には、例えば、他の装置が自装置と並べて配置された場合には、電子書籍のように統合ファイルを1枚ものに表示でき、また、他の装置が自装置と重ねた状態に配置された場合には、各装置のそれぞれの1ページの画像が複数ページからなるファイルとして統合される。従って、他の装置のファイルを開いてアクセスして画像のファイルを統合する従来のような煩雑さもなく、他装置を自装置に重なり状態に配置することによって、複数ページからなるファイルに簡単に統合でき、また他装置を自装置に非重なり状態に配置することによって、各画像データを1枚のファイルに簡単に統合できる。
前項(2)に記載の発明によれば、自装置及び他の装置の重なりの順序のとおりに、統合した複数ページの各ページにページ設定が行われる。
前項(3)に記載の発明によれば、自装置と他の装置の重なり割合が一定以上の場合に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断される。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザ等は重なり割合を可変設定することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、表示手段に表示されている表示データ及び/または取り込んだ他の装置の画像データの余白部を決定し、1ページに統合する際に前記余白部を削除して画像部分のみを統合するから、余白部が削除されて画像部分が配置良く統合される。
前項(6)に記載の発明によれば、1枚のファイルの大きさが定型最大サイズの表示データとなるようにファイル統合される。
前項(7)に記載の発明によれば、複数ページからなるファイルに統合された場合、複数ページであることが分かるようにファイルが表示手段に表示されるから、各ページを容易に開くことができる。
前項(8)に記載の発明によれば、取り込まれた画像データ及び/または統合されたファイルの編集を行うことができる。
前項(9)に記載の発明によれば、画像データを取り込んだ状態で、再度、前記重なりの順を変更することにより、取り込んだページ順を変更できる。
前項(10)に記載の発明によれば、他の装置が重なり状態に配置されている場合、前ページの表示を半透明レイヤとして時間と共に順次取り込み表示が行われ、最後に1つのファイルとして1ページ目の表示が決定される。
前項(11)に記載の発明によれば、統合されたファイルの第1ページにリンクを貼って関連する画像をそのリンクに関連付けし、ユーザがリンクが貼られた箇所を選択すると、リンク先の表示ページに表示が切り替えられるので、リンク情報の速やかな表示が可能となる。
前項(12)に記載の発明によれば、他の装置が自装置に接触されたときのみならず、専用の取り込みキーが押下されたときにも画像データの取り込みが行なわれる。
前項(13)に記載の発明によれば、統合されたファイルが、該ファイルの統合が完了した時点で他の装置に送信されるから、他の装置は画像データの統合操作を行わなくても、統合されたファイルを取得することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、統合されたファイルを他の装置にコピーしたい場合には、そのファイルを表示画面上に摘まみ上げ、他の装置の表示画面上で離す操作により、コピー実行が簡単に行なえる。
前項(15)に記載の発明によれば、統合されたファイルを他の装置に送信したい場合には、統合されたファイルを表示画面上で他の装置に向けてフリック操作すれば、簡単に送信が実行される。
前項(16)に記載の発明によれば、他の装置のファイルを開いてアクセスして画像のファイルを統合する従来のような煩雑さもなく、他装置を自装置に重なり状態に配置することによって、複数ページからなるファイルに簡単に統合でき、また他装置を自装置に非重なり状態に配置することによって、各画像データを1枚のファイルに簡単に統合できる。
前項(17)に記載の発明によれば、他の装置のファイルを開いてアクセスして画像のファイルを統合する従来のような煩雑さもなく、他装置を自装置に重なり状態に配置することによって、複数ページからなるファイルに簡単に統合でき、また他装置を自装置に非重なり状態に配置することによって、各画像データを1枚のファイルに簡単に統合できる処理を、画像取り込み装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像取り込み装置が適用された携帯表示端末を示す概略外観斜視図である。 同じく携帯表示端末の電気的構成を示すブロック図である。 複数の携帯表示端末に表示された各画像データを一つのファイルに統合する場合の説明図である。 起動した表示ファイルの統合アプリケーションの表示画面例を示す平面図である。 親機の携帯表示端末に対して他の携帯表示端末を接触させる場合の位置/向きの説明図である。 親機の携帯表示端末に対して他の携帯表示端末から画像データを取り込んだ状態を示す平面図である。 親機の携帯表示端末に対する他の携帯表示端末の向きに合わせて画像データを統合する例の説明図である。 図7の場合にファイル統合した後の表示画像を示す図である。 表示データの周辺の余白部を検出して画像データを統合した例の説明図である。 表示データの余白部の説明図である。 複数の携帯表示端末を厚さ方向で重ねる状態を示す概略斜視図である。 親機の携帯表示端末に対して他の携帯表示端末を横にずらして重ねた状態で画像データを統合する例の説明図である。 親機の携帯表示端末に対する他の携帯表示端末の重なり割合を検出する場合の説明図である。 親機の携帯表示端末に対する他の携帯表示端末の重なり割合を座標位置から決定する例の説明図である。 親機の携帯表示端末に重なった他の携帯表示端末の画像データを取り込んでファイル統合した場合の表示画面図である。 親機の携帯表示端末に対して他の携帯表示端末を斜めにずらして重ねた状態の説明図である。 他の携帯表示端末を斜めにずらして重ねた場合に、1枚のファイルとして統合した状態の説明図である。 複数の携帯表示端末を斜めにずらして重ねた場合の画像データを複数ページに統合する場合の説明図である。 同じく複数ページに統合する場合において、1ページ目を表示して暫くして2ページ目(P2)を表示した状態の説明図である。 同じく複数ページに統合する場合において、2ページ目を表示して暫くして3ページ目(P3)を表示した状態の説明図である。 複数ページに統合する場合、1ページ目(P1)で選択して関連付けられた画像のページに表示が切り替わる例の説明図である。 統合ファイルを親機の携帯表示端末から他の携帯表示端末にコピーする方法の説明図である。 統合ファイルを親機の携帯表示端末から他の携帯表示端末に送信する方法の説明図である。 親機の携帯表示端末に他の携帯表示端末の画像データを取り込んでファイル統合する処理の流れを示すフローチャートである。 画像データを取り込む処理(S7)のサブルーチンを示すフローチャーである。 ファイル統合処理(S11)のサブルーチンを示すフローチャーである。 ファイル送信処理(S14)のサブルーチンを示すフローチャーである。 画像取り込み装置を画像形成装置の操作パネル部に適用し、他の携帯表示端末の表示画像を操作パネル部に取り込んでファイル統合を行なう例の説明図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像取り込み装置としての携帯表示端末を示す斜視図である。
この携帯表示端末(以下、単に端末という)A(B)(C)は、平面形状が、例えば4角形の本体1の表面側に、4角枠部2で囲まれた表示部3が設けられている。
この表示部3は、例えば、電子ペーパーやEL素子ないしはこの例のような液晶素子(LCD)からなるタッチパネルで構成されており、画像データDa等が表示される。
前記枠部2の上下および左右の両辺部には、他の端末B,C・・・が略同一面内で縦方向や横方向から接触して並置されたのを検知したり、厚さ方向で重ね合わせられた場合の重なり割合(具合)等を検知する複数のセンサ4・・・が搭載されている。センサ4の一部のものは、端末同志の接触時の当たりを検知する振動センサ、さらには、端末同士の重なりを検知する端部検知センサとして構成されている。
前記表示部3の下側には、キー部(例えばソフトウェアキー部)5が設けられている。キー部5は、例えば、図2、図4,図6等に示すように、親機キーK1、編集キーK2、取り込みキーK3、ページアップ・ダウンキーK4、クリアK5および完了キーK6等を有している。
図2は、同じく端末A(B)(C)・・・の電気的構成を示すブロック図である。
図2において、この端末A(B)(C)・・・は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、入力部14と、表示部15と、記憶部16と、外部インターフェース(I/F)部17と、検出部18とを備えている。
CPU11は、動作プログラムに従って全体を統括制御する他に、他の端末B,C・・・の表示画像Db,Dc・・・(図3)を取り込んで、表示部3に表示されている画像データDaと統合して1つのファイルを作成するファイル統合手段としても機能する。
ROM12は、CPU11の動作プログラム等が格納された記憶媒体であり、RAM13は、CPU11が動作プログラムを実行する際の動作領域を提供する記憶媒体である。
入力部14は、例えば、前記キー群5とタッチ入力が可能な表示部3とから構成されており、キー部5に対するユーザの押下操作、あるいは表示部3の画面に対するユーザの各種タッチ入力が可能となされている。
記憶部16は、各種データを記憶する他に、親機となる一つの端末Aに対して他の端末B,Cの各表示画像データが取り込まれてファイル統合された場合、その統合ファイルを登録・記憶する機能を有している。
外部I/F部17は、他の端末B,C・・・との通信を司るものであり、他の端末B,C・・・に接触された状態でそれらの表示データを取り込み可能なデータ取り込み手段の機能も有している。
検出部18は、前述した各種センサ4を有しており、他の端末B,C・・・が略同一面内で横に接触して並置されたり、厚さ方向で重ねられた状態を検出する機能を有している。
図3は、複数(例えば3個)の端末A(B,C・・・)に表示された各画像データを一つのファイルに統合する場合の説明図である。
図3において、3台の端末A,B,Cの各表示部3には、それぞれ画像データDa,Db,Dcが表示されている。
まず、端末Aにおいて、表示ファイルの統合アプリケーション(統合アプリともいう)を起動する。起動した統合アプリケーションの表示画面例を図4に示す。
そして、起動した統合アプリケーションで、この端末Aの親機キーK1を押下することにより、起動後に表示データDa,Db,Dcを統合するための親機として、端末Aが設定される。
以下に、具体的にファイル統合手順を説明する。
(1)まず、親機である端末Aの表示ファイルDaに対して、図5に示すように、統合させたいファイルDb,Dcをそれぞれ他の端末B,Cに表示させる。この状態で、これら端末B,Cを親機である端末Aに接触させる。
この例では、図5に示すように、端末Aに対して他の端末Bを右側から接触させ、他の端末Cを下側から接触させている。
このように端末Aに対して他の端末B,Cを接触させると、前記センサ4により相互の位置が検出され、端末Aと他の端末B,Cとの間でそれぞれ通信が行われ、振動センサ4により接触し並び合わせられたことが検出される。
この検出時が他の端末B,Cの各表示画像データDb,Dcを親機である端末Aに送るタイミング、換言すれば端末Aによる画像データの取り込みタイミングとなる。なお、端末Aによる画像データの取り込みタイミングは、端末Aの取り込みキーK3を押下したタイミングとしても良い。
このような画像データの取り込みにより、前記親機の端末Aの表示部3の画面には、図6に示すように、既に表示していた表示データDaに対して、取り込まれたデータDb,Dcが1枚の画像として表示される。この場合、表示データDaに対する取り込まれたデータDb,Dcの配置位置は、端末Aに対する端末B及びCの配置位置と同じである。つまり、端末Aのセンサ4及びCPU11により、端末Bは端末Aの右横に配置され、端末Cは端末Aの下方に配置されたことが検出され、これに応じて端末BのデータDbは、図6に示すように、端末AのデータDaの右横に配置され、端末CのデータDcは端末AのデータDaの下方に配置される。
図7は、親機の端末Aに対する他の端末B,Cの向きに合わせて画像データを統合する例の説明図である。
図7において、端末Aに対して他の端末Bを横向きにして接触させ、また、端末Cを上から上下逆向きで接触させて、それぞれのデータDb,Dcを取り込む例を示す図である。取り込んだ後の表示画像を図8に示してある。図8に示すように、取り込んだ端末BのデータDbは、端末AのデータDaの右横に配置され、端末CのデータDcは端末AのデータDaの上方に上下逆向きで配置される。
このように端末A(B)(C)には、4方にセンサ4が配置されているので、他の端末B,Cを任意の方向から接触させれば、端末B,Cの配置位置や向きを容易に検出でき、データDa,Dbの取り込み及び取り込んだデータの統合が簡単に行なえる。
また、「編集」キーK2を押下することにより、取り込んだ端末B,Cの表示画像データや、統合後の画像データについて、位置および倍率等の編集を行うことができる。
なお、図6に示す例では、端末B、Cから取り込んだ表示データDb,Dcを編集して端末Aの表示データDaに統合してある。
図9は、表示データの周辺の余白部を検出して画像データを統合した例の説明図である。
図9において、このモード設定を行うことにより、表示画像データDa,Db,Dcの周辺の余白部Sを削除してファイル統合が可能になる。
例えば、図10に示すように、同図の鎖線枠F内が端末Bでの表示データ部とすると、点線枠W内が余白部Sを除いた画像データDbになる。端末Cでも同様である。取り込みに際して、余白部Sを決定するとともに決定した余白部Sを削除し、それぞれの点線枠W内の画像データDb(Dc)が端末Aの画像データDaに統合される。なお、端末Aの画像データDaについても余白部を削除しても良い。余白部を削除することで、画像部分が配置良く統合されることになる。
また、端末Aにおける編集キーK2を押下することにより、取り込んだデータDb(Dc)と親機の端末Aの表示中のデータDa等の編集が可能となる。
また、端末Aにおいて、統合された画像データDa〜Dcについて、編集を行った後、完了キーK6を押下すれば、統合したデータが確定する。そして、完了キーK6を押下すると同時に、統合した画像データDa〜Dcについて、新しいファイル名が設定され、親機である端末Aの元の画像データDaのファイルに保存される。
さらに、この実施形態では、統合された画像データDa〜Dcがファイルとして保存されると同時に、そのファイルが他の端末B,Cに配信されるようになっている。
なお、画像データDa〜Dcの統合を間違った場合には、クリアキーK5を押下すれば、最初から画像データDa〜Dcのファイル統合を実行させることができる。
また、ファイル統合した1枚のファイルの大きさは、定型最大サイズの表示データとなるように設定されている。
図11は、複数の端末を厚み方向で重ねた状態にして、各端末の画像データを取り込む場合の、各端末の重なり状態を示す概略斜視図である。
図11では、例えば端末A〜Cのそれぞれの上下に設けられたセンサ4により、重なりの順番を検出し、互いに通信を行い、振動センサ4で互いに重なって接合したという状態を検出する。この検出時が、画像データを親機の端末Aに送るタイミングとする。
この場合、端末A〜Cが重ねられた状態で、親機となる端末Aにおける取り込みキーK3を押下して他の端末B,Cの各画像データDb,Dcを取り込んでもよい。
図12に示すように、親機の端末Aに対して他の端末B、Cを、この順序で横にずらして親機の下方に重ねた状態で、端末Aに端末B、Cの画像データDb,Dcを取り込むと、各端末A〜Cの重なりの順序で、画像データDa、Db,Dcに対してページ設定されたファイルとなる。例えば、端末Aの画像データが1ページとすると、端末Bの画像データDbが2ページ、端末Cの画像データDcが3ページとなる。
ページ順に取り込んだかどうかは、ページキーK4を押下することにより確認することができる。
また、ページ順を変更したい場合は、再度、端末A〜Cの重なり順序を入れ替えて画像データを取り込むことにより、ページを入れ替えることができる。
図13は、親機の端末Aに対する他の端末B、Cの重なり割合を、端末Aで検出する場合の説明図である。
この実施形態では、端末Aに対する端末B、Cの重なり割合が一定以上(例えば50%以上)である場合に、各端末A〜Cの画像データを各1ページとして複数ページのファイルとして統合し、一定未満の場合は、電子書籍のように1枚のページに統合するものとなされている。1枚のファイルとするか複数ページのファイルとするかを決定する前記重なり割合は、初期設定にて設定変更可能となされている。
重なり割合の検出は、具体的には、まず一番上側にある端末Aにおける重なり方向(横方向)の長さ(幅寸)Y1と、端末Aに対する端末Bの重なり長さY2とを端部センサ4を介してCPU11により算出する。例えば、長さY1と長さY2の割合から重なり割合を算出することができ、さらに、図14に示す長さY0(端末Aの重なっていない部分の長さ)から、この長さY0に対応する画像Daの領域の座標位置を求める。端末Aと端末Cとの重なり割合については、端末Aと端末Cが直接接触していないことから、端末Aと直接接触している端末Bから、端末Bに対する端末Cの重なり割合についての情報を取得することにより演算される。
重なり割合が設定値よりも小さく、画像データDaに画像データDb、Dcを統合して1枚にする場合には、統合画像データを図15のように決定する。重なった部分(図14のY0の部分)については、画像Daとして、長さY0に対応する領域が統合される。なお、端末B、Cのいずれかの端末Aに対する重なり割合が一定未満の場合は、重なり割合が一定以上の端末の画像データのみが、端末Aの画像データDaと各ページが設定された複数ページのファイルとして統合される。
図16は、親機の端末Aに対して他の端末Bを斜めにずらして重ねた状態の説明図である。
図16において、この場合も前記長さY1と重なり長さY2ならびに縦方向の長さX1と、端末Aに対する端末Bの重なり長さX2との割合から重なり割合を算出する。少なくとも片方が一定値(例えば50%)未満の場合は、図17に示すように1枚のページに統合される。
複数ページに統合する場合について図18〜図20を参照して説明する。
まず、端末Aの表示部3に前ページを透明レイヤーとして時間経過に伴って順次取り込み表示を行い、最後に1つのファイルとして1ページ目(P1)の表示を行うことにより、各ページ(P1,P2)が取り込まれたことを把握することができる。
具体的には、図18に示すように画像データを取り込んだ時に1ページ目(P1)を最初に表示、ついで、暫くして2ページ目(P2)を図19に示すように表示させる。この時、1ページ目(P1)は半透明レイヤとして消す。ついで、暫くして3ページ目(P3)を図20に示すように表示させる。2ページ目(P2)も同じく半透明レイヤとして消す。
このようにすることにより、複数ページ(P1〜P3)が取り込まれたということを、ユーザは認識できる。
なお、ファイル統合時において、2ページ(P2)以降を表示さる方法として、例えば1ページ目(P1)の表示部にリンクを貼り、2ページを選択する場合にリンクをタッチすれば、リンクに関連する表示ページ(P2)に移行するようにしてもよい。
例えば図18の場合には、画像データを取り込んだ後にページ設定表示を行い、その場所にリンクを貼る。図18で2/3ページ(2ページ目)の上角ページ表示部Qのところを押すと、2ページ目(P2)が表示される。
図21は、複数ページに統合する場合、1ページ目(P1)で選択され関連付けられた画像のページに表示が切り替わる例の説明図である。
図21において、複数ページに統合した場合、1ページ目(P1)と関連する項目の画像にリンクを貼り、そのリンクを貼った箇所を選択(指でタッチ)すると、関連付けられた画像のページに表示を切り替えるようになっている。
例えば、1ページ目(P1)中のデータDaとして画像が表示される共に、リンクQを示す「表2」が含まれた説明用メッセージMが表示されている。また、2ページ目(P2)には、図21の下図に示すように、「表2」に対応する表が表示されている。
1ページ目(P1)中の図の説明用メッセージ中の「表2」Qの個所を押下すると、下図に示すように「表2の説明」として「表2」が表示された2ページ目(P2)に表示が切り換わる。
図22は、親機の端末Aで統合されたファイルを端末Aから他の端末Bにコピーする方法の説明図である。
図22において、統合したファイルを親機の端末Aに表示し、他の端末Bを端末Aの横に接触させた状態で、統合したファイルを親機の端末Aから他の端末Bにコピーする場合、例えば端末A上のタッチパネル画面上で、符号Ddで示すように統合ファイルを摘む操作を行い、ファイルのコピーを受け取りたい端末Bのタッチパネル画面をタッチして、摘んだ統合ファイルを離す操作を行うことにより、端末Aの統合ファイルを端末Bにコピーすることができるものとなされている。このような操作により、統合したファイルのコピーを簡単に行うことが可能となる。
図23は、統合ファイルを親機の端末Aから他の端末Bに送信する方法の説明図である。
図23において、親機の端末Aに対して他の端末Bを横向きで接触させた状態で、親機の端末Aのタッチパネル3上で、端末Bの方向へフリック操作することにより、端末Aに表示された統合ファイルの送信が可能となるように構成されている。
図24は、親機の端末Aに他の端末(例えばB)の画像データを取り込んでファイル統合する場合に、親機の端末Aで実行される処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、親機の端末AのCPU11がROM12等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
図24において、ステップS1では、画像データを表示する。他の端末Bにおいても取り込みたい画像データを表示する。ステップS2では、ファイル統合アプリケーションを起動する。ファイル統合アプリケーションの起動は、他の端末Bにおいても行う。次いで、ステップS3で、自装置(端末A)をファイルを統合する親機(端末A)として設定する。
ステップS4では、ファイル自動取り込みモードが設定されているかどうかを判断し、自動取り込みモードであれば(ステップS4でYES)、ユーザが端末Bを親機Aに接触させると、ステップS5でこれを検出してステップS6に進む。
ステップS4において、自動取り込みモードでなければ(ステップS4でNO)、ステップS16で、端末Bが親機の端末Aに接触したことを検出し、ステップS17で、端末Aの取り込みキーK3がONされたことを検出すると、ステップS6に進む。
ステップS6では、端末Bと通信を行なったのち、ステップS7で、親機の端末Aに画像データの取り込みが行なわれ、ステップS8で、ファイル編集をするか否かを、編集キーK2が押下されたかどうかで判断する。ファイル編集をするのであれば(ステップS8でYES)、ステップS9では、取り込んだファイルの編集を行い、ファイル編集をしないのであれば(ステップS8でNO)、ステップS11に進む。
ステップS10では、編集が完了したか否かを判断し、編集が完了していなければ(ステップS10でNO)、ステップS10に戻って、編集完了を判断する。編集が完了すれば(ステップS10でYES)、ステップS11でファイルの統合を行なう。
ステップS12では、統合したファイル名を決定し、ステップS13では完了キーK6がONされたことを検出し、ステップS14では端末Bにファイルを送信し、ステップS15で統合したファイルを保存したのち、処理を終了する。
図25は、画像データを取り込む処理(図24のステップS7)のサブルーチンを示すフローチャートである。
図25において、ステップS71では、自装置Aに対して他の端末Bが重なっているか否かを判断し、他の端末Bが重なっていれば(ステップS71でYES)、ステップS72では、端末Bとの重なりが50%未満か否かを判断する。
他の端末Bが重なっていない場合(ステップS71でNO)、及び他の端末Bの重なりが50%未満である場合(ステップS72でYES)、ステップS73に進む。
ステップS73では、他の端末Bの向きおよび位置を確認し、ステップS74では、他の端末Bの画像データを受信したのち、リターンする。
他の端末Bの重なりが50%以上であれば(ステップS72でYES)、ステップS75では、自装置Aと端末Bの重なり順でページ順序を決定する。ステップS76では、他の端末Bの画像データを受信し、ステップS77で各画像データ毎にページを設定し、ステップS78でリンク設定を行なってから、リターンする。
図26は、ファイル統合処理(図24のステップS11)のサブルーチンを示すフローチャートである。
図26において、ステップS111では、ファイルをページ順に統合したか否かを判断し、ファイルをページ順に統合したのであれば(ステップS111でYES)、ステップS112では、先頭ぺージを表示し、ステップS113では、時間経過と共に前ページデータを透明レイヤに表示する。
ステップS114では、前ページ表示後、先頭ページの表示に戻り、ステップS115では、ファイルに統合したのち、リターンする。
ステップS111において、ファイルをページ順に統合していなければ(ステップS111でNO)、ステップS116では画像データの余白を検出し、ステップS117では、余白を削除して画像データの統合サイズを決定し、ステップS115に進む。そして、ステップS115で各画像データを1枚(1ページ)のファイルに統合したのち、リターンする。
図27は、統合されたファイルの送信処理(図24のステップS14)のサブルーチンを示すフローチャートである。
図27において、ステップS141では、指による統合ファイルの送信モードか否かを判断し、そのモードであれば(ステップS141でYES)、ステップS142では、フリック操作による送信モードか否かを判断し、フリック操作による送信モードであれば(ステップS142でYES)、ステップS143で、各端末Bの向きにフリック操作がなされたことを検出し、ステップS144に進む。
指で統合ファイルを送信するモードでなければ(ステップS141でNO)、ステップS146では、完了キーK6が押下されたことを検出し、ステップS144に進む。また、フリック操作で送信するモードでなければ(ステップS142でNO)、ステップS147では、自装置Aの画面上でデータを摘まむ操作がなされたことを検出し、ステップS148で、端末Bの画面上で離した操作がなされたことを端末Bとの通信により検出すると、ステップS144に進む。
ステップS144では、統合されたファイルを端末Bに送信してリターンする。端末Bは統合ファイルを受信して表示する。
このように、この実施形態では、親機として設定された端末Aに対して、他の端末B,Cを横に並べ合わせたり、重ねたりするだけで、他の端末B,Cの表示画像Db,Dcを簡単に取込んでファイル統合して表示することができる。
例えば、端末Aに他の端末B,Cが並んで配置された場合には、電子書籍のように統合ファイルを1枚ものに表示でき、また、他の端末B,Cが重ねた状態に配置された場合には、各端末B,Cのそれぞれの1ページの画像が重なった状態で複数ページからなるファイルとして統合可能となる。
これにより、他の端末B,Cのファイルを開いてアクセスして画像のファイルを統合する従来のような煩雑さもなく、複数の画像データを視覚的に分かり易い状態でファイル統合でき、統合操作が格段に簡易化されることになる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されることはない。例えば、上記各実施形態では、端末A〜C同士間で画像データを統合する例で説明したが、それらの実施形態に限定されるものではなく、例えば図28に示すように、MFP(Multi Function Peripherals) 等の画像形成装置Zに適用することも可能である。
具体的には、画像形成装置Zに画像取り込み装置を適用し、画像形成装置Zの操作パネル部101の表示部102にファイル統合アプリケーションを起動させた状態で、この操作パネル部101に他の端末B(C)を接触させることにより、該端末B(C)の表示画像データを前記操作パネル部101の表示部102に取り込んでファイル統合させる構成としても良い。勿論、その場合、前記操作パネル部101には、前もって前記センサ4を所要個所に搭載させておく必要がある。
また、親機としての端末Aや操作パネル部101に他の端末B、Cが接触状態のときに画像データの取り込みが行われる構成としたが、各端末A〜Cや操作パネル部101に近接センサを設けて、端末Aや素浅パネル部101と他の端末B、Cが近接状態のときに画像データの取り込みが行われる構成としても良い。
また、端末A〜Cや操作パネル部101にセンサ4を搭載する代わりに、GPSで検出してデータを取り込む手段を設けておき、例えば他の端末B、Cが親機の端末Aや操作パネル部101に接触ないしは近接した場合、GPSにより検出した位置情報から端末A(B)(C)の接触状態や近接状態を検知するようにし、画像データの取り込んみや編集、ファイル統合を行う構成としても良い。
3,102 表示手段
4 センサ
11 CPU
17 外部インターフェース部
18 検出部
A,B,C,Z 画像取り込み装置(端末,画像形成装置)
Da,Db,Dc 画像データ
K3 取り込みキー
P1〜P3 ページ
Q リンク
S 余白部

Claims (17)

  1. 画像データを表示可能な表示手段と、
    接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込み手段と、
    前記データ取り込み手段により画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断手段と、
    前記重なり判断手段により、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込み手段により取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断手段により、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込み手段により取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合手段と、
    前記ファイル統合手段により統合された画像データのファイルを、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像取り込み装置。
  2. 前記ファイル統合手段は、自装置及び他の装置の重なりの順序で、前記統合した複数ページの各ページにページ設定を行う請求項1に記載の画像取り込み装置。
  3. 前記重なり判断手段は、自装置と他の装置の重なり割合が一定以上の場合に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断する請求項1または2に記載の画像取り込み装置。
  4. 前記重なり割合を可変設定可能に構成されている請求項3に記載の画像取り込み装置。
  5. 前記ファイル統合手段は、前記表示手段に表示されている表示データ及び/または取り込んだ他の装置の画像データの余白部を決定し、1ページに統合する際に前記余白部を削除して画像部分のみを統合する請求項1〜4のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  6. 前記ファイル統合手段は、ファイル統合した1枚のファイルの大きさを定型最大サイズの表示データとする請求項1〜5のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記ファイル統合手段により複数ページからなるファイルに統合された場合、該ファイルを複数ページであることが分かるように前記表示手段に表示する請求項1〜6のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  8. 前記データ取り込み手段により取り込まれた画像データ及び/またはファイル統合手段により統合されたファイルを編集する編集手段を備えている請求項1〜7のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  9. 前記ファイル統合手段は、画像データを取り込んだ状態で、再度、前記重なりの順を変更することにより、取り込んだページ順を変更可能である請求項2に記載の画像取り込み装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記他の装置が重なり状態に配置されている場合、前ページの表示を半透明レイヤとして時間と共に順次取り込み表示を行い、最後に1つのファイルとして1ページ目の表示を決定する請求項1〜9のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記統合されたファイルの第1ページにリンクを貼って関連する画像をそのリンクに関連付けし、ユーザがリンクが貼られた箇所を選択すると、リンク先の表示ページに表示を切り替える請求項1〜10のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  12. 前記データ取り込み手段による画像データの取り込みは、前記他の装置が自装置に接触されたときか、あるいは専用の取り込みキーが押下されたときに設定されている請求項1〜11のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  13. 前記ファイル統合手段により統合されたファイルを、該ファイルの統合が完了した時点で前記他の装置に送信する請求項1〜12のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  14. 前記他の装置が自装置に接触されている状態でファイルの統合が完了し、その統合されたファイルを前記他の装置にコピーしたい場合には、統合されたファイルを表示画面上に摘まみ上げ、前記他の装置の表示画面上で離す操作を行なうことにより、コピーが実行可能に構成されている請求項1〜13のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  15. 前記他の装置が自装置に接触されている状態でファイルの統合が完了し、その統合されたファイルを前記他の装置に送信したい場合には、統合されたファイルを表示画面上で前記他の装置側に向かってフリック操作を行なうことにより、送信が実行可能に構成されている請求項1〜14のいずれかに記載の画像取り込み装置。
  16. 接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込みステップと、
    前記データ取り込みステップにおいて画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断ステップと、
    前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合ステップと、
    前記ファイル統合ステップにおいて統合された画像データのファイルを、表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像取り込み装置における画像取り込み方法。
  17. 接触状態ないし近接状態に配置された他の装置に表示されている画像データを取り込むデータ取り込みステップと、
    前記データ取り込みステップにおいて画像データを取り込む際に、他の装置が自装置と重なり状態に配置されているかどうかを判断する重なり判断ステップと、
    前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていると判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、それぞれ1ページとして複数ページからなるファイルに統合し、前記重なり判断ステップにおいて、他の装置が自装置と重なり状態に配置されていないと判断された場合には、自装置に表示されている画像データと、前記データ取り込みステップにおいて取り込んだ前記他の装置の画像データを、1枚のファイルに統合するファイル統合ステップと、
    前記ファイル統合ステップにおいて統合された画像データのファイルを、表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    を画像取り込み装置のコンピュータに実行させるための画像取り込みプログラム。
JP2012239668A 2012-10-30 2012-10-30 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム Expired - Fee Related JP5966861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239668A JP5966861B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239668A JP5966861B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014089611A JP2014089611A (ja) 2014-05-15
JP5966861B2 true JP5966861B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=50791462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239668A Expired - Fee Related JP5966861B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5966861B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6187547B2 (ja) * 2014-08-29 2017-08-30 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム
JP6597136B2 (ja) * 2015-09-30 2019-10-30 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0870381A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Murata Mach Ltd 画像合成機能を備えたファクシミリ装置
JP4618401B2 (ja) * 2003-07-04 2011-01-26 富士ゼロックス株式会社 情報表示システムおよび情報表示方法
JP4345535B2 (ja) * 2004-03-18 2009-10-14 富士ゼロックス株式会社 電子ペーパーシステム
JP4529567B2 (ja) * 2004-07-15 2010-08-25 富士ゼロックス株式会社 ドキュメント管理システム
JP4704288B2 (ja) * 2005-09-15 2011-06-15 株式会社リコー 画像処理装置およびプログラム
US8347205B2 (en) * 2006-12-04 2013-01-01 Integrated Software, Llc Automated generation of multiple versions of a publication
JP2009211547A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Seiko Epson Corp 表示システム、表示装置及びプログラム
US8934119B2 (en) * 2009-08-04 2015-01-13 Electronics For Imaging, Inc. Greenbooks
JP2011101248A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像集約システム
US9030422B2 (en) * 2011-02-15 2015-05-12 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving data and display device using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014089611A (ja) 2014-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10564826B2 (en) Device, method, and graphical user interface for manipulating user interface objects
JP5907692B2 (ja) 携帯端末装置、プログラムおよび表示制御方法
JP6314975B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
EP2372516B1 (en) Methods, systems and computer program products for arranging a plurality of icons on a touch sensitive display
JP5444073B2 (ja) 端末装置及びプログラム
TWI669652B (zh) 資訊處理裝置、資訊處理方法及電腦程式
KR101834987B1 (ko) 휴대용 단말기에서 화면 캡쳐를 위한 장치 및 방법
JP2011198316A (ja) 端末装置及びプログラム
RU2613739C2 (ru) Способ, устройство и терминальное устройство для управления перемещением интерфейса приложения
TWI435597B (zh) 結合臉部特徵辨識之相片資訊顯示方法及其具有攝像功能之電子裝置
JP6048408B2 (ja) 電子付箋の書込情報処理装置及び方法
US20130152018A1 (en) Electronic device with touch screen and page processing method thereof
JP2016521418A (ja) オブジェクトが挿入された画像を生成して編集する方法及びその装置
JP2012174112A (ja) 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
US20180121084A1 (en) Information display device
CN103902615A (zh) 照片处理方法及装置、移动终端
JP2017508223A (ja) ページ表示方法および装置、ならびに電子デバイス
JP5966861B2 (ja) 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム
CN106406681A (zh) 电子设备
JP6271125B2 (ja) 電子機器、表示方法、およびプログラム
US9654523B2 (en) Information processing system, and non-transitory computer readable medium for displaying electronic stickey notes transmitted from a participant device to a board of a shared device
JP6043423B2 (ja) 端末装置及びオブジェクト選択方法
JPWO2015129245A1 (ja) 情報処理装置、情報表示方法およびプログラム
JP6271980B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2013138402A (ja) ダイアリーシステム、携帯端末装置、制御方法、及び、制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5966861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees