JP5966814B2 - 蒸着マスクの製造方法 - Google Patents

蒸着マスクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5966814B2
JP5966814B2 JP2012210181A JP2012210181A JP5966814B2 JP 5966814 B2 JP5966814 B2 JP 5966814B2 JP 2012210181 A JP2012210181 A JP 2012210181A JP 2012210181 A JP2012210181 A JP 2012210181A JP 5966814 B2 JP5966814 B2 JP 5966814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
resin
vapor deposition
etching
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012210181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014065931A (ja
Inventor
英輔 権守
英輔 権守
小幡 勝也
勝也 小幡
武田 利彦
利彦 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2012210181A priority Critical patent/JP5966814B2/ja
Publication of JP2014065931A publication Critical patent/JP2014065931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5966814B2 publication Critical patent/JP5966814B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、蒸着マスクの製造方法に関する。
従来、有機EL素子の製造において、有機EL素子の有機層或いはカソード電極の形成には、例えば、蒸着すべき領域に多数の微細なスリットを微小間隔で平行に配列してなる金属から構成される蒸着マスクが使用されていた。この蒸着マスクを用いる場合、蒸着すべき基板表面に蒸着マスクを載置し、裏面から磁石を用いて保持させているが、スリットの剛性は極めて小さいことから、蒸着マスクを基板表面に保持する際にスリットにゆがみが生じやすく、高精細化或いはスリット長さが大となる製品の大型化の障害となっていた。
スリットのゆがみを防止するための蒸着マスクについては、種々の検討がなされており、例えば、特許文献1には、複数の開口部を備えた第一金属マスクを兼ねるベースプレートと、前記開口部を覆う領域に多数の微細なスリットを備えた第二金属マスクと、第二金属マスクをスリットの長手方向に引っ張った状態でベースプレート上に位置させるマスク引張保持手段を備えた蒸着マスクが提案されている。すなわち、2種の金属マスクを組合せた蒸着マスクが提案されている。この蒸着マスクによれば、スリットにゆがみを生じさせることなくスリット精度を確保できるとされている。
ところで近時、有機EL素子を用いた製品の大型化或いは基板サイズの大型化にともない、蒸着マスクに対しても大型化の要請が高まりつつあり、金属から構成される蒸着マスクの製造に用いられる金属板も大型化している。しかしながら、現在の金属加工技術では、大型の金属板に、微細パターンを精度よく形成することは困難であり、たとえ上記特許文献1に提案されている方法などによってスリット部のゆがみを防止できたとしても、高精細化への対応はできない。また、金属のみからなる蒸着マスクとした場合には、大型化に伴いその質量も増大しフレームを含めた総質量も増大することから取り扱いに支障をきたすこととなる。
特開2003−332057号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、大型化した場合でも軽量化を満たすことができ、かつ、樹脂マスクの開口部、及び金属マスクのスリットを精度よく形成することができる蒸着マスクの製造方法を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、スリットが設けられた金属マスクと、蒸着作製するパターンに対応した開口部が設けられた樹脂マスクと、が積層されてなり、フレーム上に固定して用いられる蒸着マスクの製造方法であって、金属板の一方の面に樹脂層が設けられている樹脂層付き金属板を準備する工程と、前記樹脂層に蒸着作製するパターンに対応した開口部を形成することにより樹脂マスクを形成する工程と、前記金属板の前記樹脂マスクと接しない面側からエッチング加工を行い、当該金属板を貫通し、かつ前記樹脂マスクの前記開口部と重なるスリットを形成することにより金属マスクを形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の蒸着マスクの製造方法によれば、大型化した場合でも軽量化を満たすことができ、かつ樹脂マスクの開口部、及び金属マスクのスリットを精度よく形成することができる。
本発明の蒸着マスクの製造方法の一例を説明するための工程図である。 金属マスクを形成する工程を説明するための概略断面図である。 本発明の製造方法の発明特定事項を充足しない製造方法によって形成される金属マスクのスリット内壁面の状態を示す概略断面図である。 (a)は、本発明の製造方法で製造した蒸着マスクの金属マスク側から見た正面図であり、(b)は、本発明の製造方法で製造した蒸着マスクの一例を示す拡大断面図であり、(c)は、本発明の製造方法で製造した蒸着マスクの金属マスク側から見た正面図である。 シャドウと、金属マスクの厚みとの関係を示す概略断面図である。
<蒸着マスクの製造方法>
以下に、本発明の蒸着マスクの製造方法(以下、本発明の製造方法という場合がある。)について図面を用いて具体的に説明する。なお、図1は、本発明の蒸着マスクの製造方法の一例を示す工程図である。
本発明の製造方法は、スリットが設けられた金属マスクと、蒸着作製するパターンに対応した開口部が設けられた樹脂マスクと、が積層されてなる蒸着マスクの製造方法であって、金属板10の一方の面に樹脂層20が設けられている樹脂層付き金属板30を準備する工程と、樹脂層20に、蒸着作製するパターンに対応した開口部50を形成することにより樹脂マスク25を形成する工程と、金属板10の樹脂マスク25と接しない面側からエッチング加工を行い、当該金属板10を貫通し、かつ樹脂マスク25の開口部50と重なるスリット16を形成することにより金属マスクを形成する工程とを有する。
本発明の製造方法によって製造される蒸着マスクは、樹脂マスク25と金属マスク15とが積層された構成をとる。ここで、本発明の製造方法によって製造される蒸着マスク100の質量と、従来公知の金属のみから構成される蒸着マスク材の質量とを、蒸着マスク全体の厚みが同一であると仮定して比較すると、従来公知の蒸着マスクの金属材料の一部を樹脂材料に置き換えた分だけ、本発明の製造方法によって製造される蒸着マスク100の質量は軽くなる。また、金属のみから構成される蒸着マスクを用いて、軽量化を図るためには、当該蒸着マスクの厚みを薄くする必要などがあるが、蒸着マスクの厚みを薄くした場合には、蒸着マスクを大型化した際に、蒸着マスクに歪みが発生する場合や、耐久性が低下する場合が起こる。一方、本発明の製造方法によれば、大型化したときの歪みや、耐久性を満足させるべく、蒸着マスク全体の厚みを厚くしていった場合であっても、樹脂マスク25の存在によって、金属のみから形成される蒸着マスクよりも軽量化を図ることができる蒸着マスクを製造することができる。
また、樹脂マスクを形成するための樹脂板を構成する樹脂材料は、金属材料と比較して高精細な加工を行うことができる性質を有する。したがって、本発明の蒸着マスクの製造方法によれば、軽量化を図りつつも、樹脂マスク25に蒸着作製するパターンに対応した高精細な開口部50設けることで、蒸着加工対象物(以下、単に加工対象物という場合がある。)に高精細な蒸着パターンを形成することができる蒸着マスクを製造することができる
以下、本発明の蒸着マスクの製造方法の各工程について具体的に説明する。なお、以下の説明にあっては、まずは工程を中心に説明し、材質等についての説明は、当該製造方法によって製造される蒸着マスクを説明する際に併せて行うこととする。
(樹脂層付き金属板を準備する工程)
本工程は、図1(a)に示すように、金属板10の一方の面に樹脂層20が設けられている樹脂層付き金属板30を準備する工程である。本工程で準備される樹脂層付き金属板30については特に限定はなく、市販の樹脂層付き金属板30をそのまま用いてもよく、各種の塗工法を用いて金属板の表面に樹脂層が設けられた樹脂層付き金属板30を用いてもよい。また、金属板10と、樹脂層20とを貼りあわせた樹脂層付き金属板30を用いてもよい。
(樹脂マスクを形成する工程)
本工程は、図1(b)に示すように樹脂層付き金属板30の樹脂層20に、蒸着作製するパターンに対応した開口部50を形成することにより樹脂マスク25を形成する工程である。なお、本願明細書において蒸着作製するパターンとは、当該蒸着マスクを用いて作製しようとするパターンを意味し、例えば、当該蒸着マスクを有機EL素子の有機層の形成に用いる場合には、蒸着作製するパターンは当該有機層の形状である。
開口部50の形成方法について特に限定はなく、例えば、樹脂層20の表面にレーザーを照射して、開口部50に対応する樹脂層20の樹脂材料を除去することで、開口部50を形成することができる。レーザー加工法は、高精細な開口部の形成が可能な点で、好適な加工法である。
ここで用いるレーザー装置については特に限定されることはなく、従来公知のレーザー装置を用いればよい。
また、上記レーザーを照射する方法にかえて、エッチング加工法を用いて開口部50を形成することもできる。具体的には、樹脂層20の金属板10と接しない側の面上にレジスト材を塗工し、開口部50の開口形状に対応するマスクを用いて当該レジスト材をマスキングし露光、現像して、レジストパターンを形成する。次いで、このレジストパターン及び、金属板10をエッチングマスクとして用いて、樹脂層20が貫通するまでエッチング材を用いてエッチング加工する。次いで、エッチング加工終了後にレジストパターンを洗浄除去することで、樹脂層付き金属板30の樹脂層20に開口部50を形成することができる。
開口部50を形成するためのエッチング加工法について特に限定はなく、例えば、エッチング材を噴射ノズルから所定の噴霧圧力で噴霧するスプレーエッチング法、エッチング材が充填されたエッチング液中に浸漬する浸漬エッチング法、エッチング材を滴下するスピンエッチング法等のウェットエッチング法や、ガス、プラズマ等を利用したドライエッチング法を用いることができる。
樹脂層をエッチングするためのエッチング材については、樹脂層の樹脂材料に応じて適宜設定すればよく、特に限定はない。例えば、樹脂層20の樹脂材料としてポリイミド樹脂を用いる場合には、エッチング材として、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを溶解させたアルカリ水溶液、ヒドラジン等を用いることができる。エッチング材は市販品をそのまま使用することもでき、ポリイミド樹脂のエッチング材としては、東レエンジニアリング(株)製のTPE3000などが使用可能である。
(金属マスクを形成する工程)
本工程は、図1(c)〜(e)に示すように、金属板10の樹脂マスクが形成されていない面側、換言すれば、金属板10の樹脂マスク25と接しない面側からエッチング加工を行い、当該金属板10を貫通し、かつ樹脂マスク25の開口部50と重なるスリット16を形成することにより金属マスクを形成する工程である。
具体的には、図1(c)に示すように、金属板10の樹脂マスク25と接しない側の面にレジスト材62を塗工し、スリットパターンが形成されたマスク63を用いて当該レジスト材をマスキングし、露光、現像する。これにより、図1(d)に示すように、金属板10の表面にレジストパターン64を形成する。そして、当該レジストパターン64を耐エッチングマスクとして用いて、当該金属板10を貫通し、かつ樹脂マスク25の開口部50と重なるスリット16を、エッチング材を用いて形成し、エッチング終了後にレジストパターン64を洗浄除去する。これにより、図1(e)に示すように、金属板10にスリット16が形成された金属マスク15を得ることができる。
なお、レジスト材としては処理性が良く、所望の解像性があるものを用いることが好ましい。また、エッチング加工の際に用いるエッチング材については、特に限定されることはなく、公知のエッチング材を適宜選択すればよい。
ここで、本発明の製造方法においては、金属マスク15を形成する工程の前に、上記樹脂マスクを形成する工程により、開口部50を有する樹脂マスク25が形成されている。したがって、金属マスクを形成する本工程では、エッチング材を用いたエッチング加工によって金属板10を貫通し、樹脂マスク25の開口部50と重なるスリット16が形成された直後には、当該スリット16の形成の進行の用に供され、スリット16内に滞留しているエッチング材は、図2(a)に示すように、スリット16内に滞留することなく開口部50から排出される。なお、スリット16の形成段階では、最終的にスリット16となる凹み内に滞留しているエッチング材によって、金属板10を貫通させるエッチングが進行する。したがって、金属板10を貫通するスリット16が形成された瞬間においては、図2(a)に示すようにスリット16の内壁面の平坦性は低いものとなっている。
スリット16の形成に際し、金属板10を貫通するスリット16の形成が進行した後には、スリット16の内壁面16A側に向かってのエッチングが進行する。上記樹脂マスク25に設けられた開口部50の存在により、エッチング加工の進行の用に供されたエッチング材は開口部50から排出されることから、この内壁面16A側に向かってのエッチングは、常に、フレッシュなエッチング材が供給された状態において行われる。これにより、金属マスクのスリット16の内壁面16Aの平坦性を向上させることができ、図2(b)に示すように極めて高精細なスリット16を形成することができる。
本工程におけるエッチング時間についても特に限定はないが、金属マスク15が貫通した直後から、金属マスク15を貫通させるために用いられたエッチング材は、開口部50から排出され、スリット16内にはフレッシュなエッチング材が供給される。つまり、この段階から、フレッシュなエッチング材によるエッチングが進行する。換言すれば、この段階から、スリット16の内壁面の平坦性の向上を図るためのエッチングが開始される。したがって、エッチング時間については、この内壁面16A側の平坦性を向上させるための時間を考慮して適宜設定すればよい。
なお、金属板上に設けられる樹脂層が開口部を有しない状態、すなわち樹脂層によってエッチング材の排出がふさがれた状態で、エッチングによるスリット17の形成を行った場合には、図3(a)に示すように、金属板10を貫通するスリット17が形成された後にも、当該スリット17の形成の用に供されたエッチング材は、スリット17内に滞留し、このスリット17内に滞留しているエッチング材によって、スリット17の内壁面17A側に向かってのエッチングが進行する。したがって、図3(b)に示すように内壁面の平坦性を改善することができず、最終的に形成されるスリット17は平坦性の低いスリット17となる。なお、図3は、本発明の製造方法の発明特定事項を充足しない製造方法を用いてスリット17を形成したときの、スリット17の状態を示す概略断面図である。
スリット16を形成するためのエッチング加工法についても特に限定はなく、例えば、金属板の表面にエッチング材を噴射ノズルから所定の噴霧圧力で噴霧するスプレーエッチング法を用いてもよく、その表面に樹脂マスク25が設けられた金属板10をエッチング材が充填されたエッチング液中に浸漬させる方法を用いてもよい。これ以外にも、その表面に樹脂マスク25が設けられた金属板10を回転台にとりつけて、エッチング材を滴下するスピンエッチング法等の方法も用いることができる。
エッチング材についても特に限定はなく、金属板の金属材料を侵食除去することができる従来公知のエッチング材を適宜選択して用いることができる。例えば、弗酸等を挙げることができる。
上記で例示したエッチング加工法の中でも、スプレーエッチング法は、スリット16の形成の用に供したエッチング材を、その噴霧圧力を利用して開口部50から排出させることができ、フレッシュなエッチング材を常時スリット16内に噴霧できる点で好ましい。また、エッチング材の噴霧圧力や、エッチング材の噴霧量の調整が容易である点でも好ましい方法である。スプレーエッチング法による噴霧圧力や噴霧量は、開口部50の開口形状等を考慮して適宜設定すればよい。
また、エッチング材が充填されたエッチング液中に浸漬させるエッチング加工法を用いる場合には、開口部50からのエッチング材の排出を効率的に行うために、当該エッチング材を含むエッチング液を撹拌等しながら行うことが好ましい。
樹脂マスク25に設けられた開口部50は、金属板10に最終的に形成されるスリット16よりもその開口は小さいことから、開口部50側から、金属板10をエッチング加工してスリット16を形成することは非常に困難である。したがって、金属板10にスリット16を形成するエッチング加工は、金属板10の樹脂マスク25が設けられていない側の面から行う必要がある。つまり、片面側からのエッチング加工を行う必要がある。この片側面側からのエッチング加工では、スリット16が形成される段階で用いられるエッチング材が、スリット16となるべき凹部内にそのまま滞留してしまい、劣化したエッチング材によってスリット16の端面のエッチングが行われることで、高精細なスリットの形成が困難であるとの問題を生じさせるが、本発明の製造方法では、樹脂マスク25の開口部50が、フレッシュなエッチング材を導入させる役割を果たし得ることから、上記で説明したように、高精細なスリット16を形成することができる。
また、本工程では、金属板10の樹脂マスク25が形成されていない面側からエッチング加工が行われる。エッチング加工は、エッチング材の進行方向に向かって、換言すれば、深さ方向に向かって、幅方向のエッチング量が減少していくといった性質を有する。したがって、金属板の樹脂マスク25が形成されていない面側からエッチングが行われる本工程によれば、スリットの断面形状を、図5(c)に示すように蒸着源側に向かって広がりをもつ断面形状とすることができ、シャドウの発生を効果的に防止することができる。なお、本願明細書でいうシャドウとは、本発明の蒸着マスクを用いて蒸着対象物に蒸着パターンの形成を行ったときに、蒸着対象物上に蒸着形成されるパターンに不十分な蒸着部分、つまり目的とする蒸着膜厚よりも薄い膜厚となる蒸着部分が生ずる現象のことを言う。
(スリミング工程)
また、本発明の製造方法においては、上記で説明した工程間、或いは工程後にスリミング工程を行ってもよい。当該工程は、本発明の製造方法における任意の工程であり、金属マスク15の厚みや、樹脂マスク25の厚みを最適化する工程である。金属マスク15や樹脂マスク25の好ましい厚みとしては上記で説明した範囲内で適宜設定すればよく、ここでの詳細な説明は省略する。
たとえば、樹脂マスク25となる樹脂層20や金属マスク15となる金属板10として、上記で説明した好ましい厚みよりも厚いものを用いた場合には、製造工程中において、金属板10や樹脂層20を単独で搬送する際、凹部が設けられた金属板10上に樹脂層20が設けられた積層体を搬送する際、或いは、上記蒸着マスクを形成する工程で得られた蒸着マスク100を搬送する際に優れた耐久性や搬送性を付与することができる。一方で、シャドウの発生等を防止するためには、本発明の製造方法で得られる蒸着マスク100の厚みは最適な厚みであることが好ましい。スリミング工程は、製造工程間、或いは工程後において耐久性や搬送性を満足させつつ、蒸着マスク100の厚みを最適化する場合に有用な工程である。
金属マスク15となる金属板10や金属マスク15のスリミング、すなわち金属マスクの厚みの最適化は、上記で説明した工程間、或いは工程後に、金属板10の樹脂層20と接しない側の面、或いは金属マスク15の樹脂層20又は樹脂マスク25と接しない側の面を、金属板10や金属マスク15をエッチング可能なエッチング材を用いてエッチングすることで実現可能である。
樹脂マスク25となる樹脂層20や樹脂マスク25のスリミング、すなわち、樹脂層20、樹脂マスク25の厚みの最適化についても同様であり、上記で説明した何れかの工程間、或いは工程後に、樹脂層20の金属板10や金属マスク15と接しない側の面、或いは樹脂マスク25の金属マスク15と接しない側の面を、樹脂層20や樹脂マスク25の材料をエッチング可能なエッチング材を用いてエッチングすることで実現可能である。また、蒸着マスク100を形成した後に、金属マスク15、樹脂マスク25の双方をエッチング加工することで、双方の厚みを最適化することもできる。
<本発明の製造方法で製造した蒸着マスク>
図4(a)は、本発明の製造方法で製造した蒸着マスク100の金属マスク15側から見た正面図であり、図4(b)は、本発明の製造方法で製造した蒸着マスク100の拡大断面図である。なお、この図は、金属マスクの設けられたスリットおよび蒸着マスクに設けられた開口部を強調するため、全体に対する比率を大きく記載してある。
図4に示すように、本発明の製造方法で製造された蒸着マスク100は、スリット16が設けられた金属マスク15と、スリット16と重なる位置に蒸着作製するパターンに対応した開口部50が設けられた樹脂マスク25が積層された構成をとる。以下、それぞれについて具体的に説明する。
(樹脂マスク)
樹脂マスク25は、樹脂から構成され、図4(a)に示すように、蒸着作製するパターンに対応した開口部50が設けられている。
樹脂マスク25は、従来公知の樹脂材料を適宜選択して用いることができ、その材料について特に限定されないが、レーザー加工等によって高精細な開口部50の形成が可能であり、熱や経時での寸法変化率や吸湿率が小さく、軽量な材料を用いることが好ましい。このような材料としては、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、セロファン、アイオノマー樹脂等を挙げることができる。上記に例示した材料の中でも、その熱膨張係数が16ppm/℃以下である樹脂材料が好ましく、吸湿率が1.0%以下である樹脂材料が好ましく、この双方の条件を備える樹脂材料が特に好ましい。したがって、図1(a)に示す樹脂層付き金属板30における樹脂層20は、将来的には当該樹脂マスク25となるため、例えば、上記に例示した好ましい樹脂材料から構成される樹脂板を用いることが好ましい。
樹脂マスク25の厚みについても特に限定はないが、本発明の蒸着マスクを用いて蒸着を行ったときに、蒸着作成するパターンに不充分な蒸着部分、つまり目的とする蒸着膜厚よりも薄い膜厚となる蒸着部分、所謂シャドウが生じることを防止するためには、樹脂マスク25は可能な限り薄いことが好ましい。しかしながら、樹脂マスク25の厚みが3μm未満である場合には、ピンホール等の欠陥が生じやすく、また変形等のリスクが高まる。一方で、金属マスク15の厚みによっては、樹脂マスク25の厚みが25μmを超えるとシャドウの発生が生じ得る。この点を考慮すると樹脂マスク25の厚みは3μm以上25μm以下であることが好ましい。樹脂マスク25の厚みをこの範囲内とすることで、ピンホール等の欠陥や変形等のリスクを低減でき、かつシャドウの発生を効果的に防止することができる。したがって、図1(a)に示す樹脂層付き金属板30における樹脂層20は、将来的には当該樹脂マスク25となるため、上記の厚さとすることが好ましい。なお、図1において、樹脂層20は、金属板に対して、粘着剤層や接着剤層を介して接合されていてもよく、樹脂層20と金属板10とが直接接合されていてもよいが、粘着剤層や接着剤層を介して樹脂層20と金属板10とを接合する場合には、上記シャドウの点を考慮して、樹脂層20と粘着剤層或いは樹脂層20と接着剤層との合計の厚みが3μm〜25μmの範囲内となるように設定することが好ましい。
開口部50の形状、大きさについて特に限定はなく、蒸着作製するパターンに対応する形状、大きさであればよい。また、図4(a)に示すように、隣接する開口部50の横方向のピッチP1や、縦方向のピッチP2についても蒸着作製するパターンに応じて適宜設定することができる。したがって、図1(b)において樹脂層20に開口部50を形成する際には、上記ピッチP1、P2を適宜設計すればよい。開口部を設ける位置や、加工部の数についても特に限定はなく、スリット16と重なる位置に1つ設けられていてもよく、縦方向、或いは横方向に複数設けられていてもよい。例えば、図4(c)に示すように、スリットが縦方向に延びる場合に、当該スリット16と重なる開口部50が、横方向に2つ以上設けられていてもよい。
開口部50の断面形状についても特に限定はなく、開口部50を形成する樹脂マスクの向かいあう端面同士が略平行であってもよいが、図4(b)に示すように、開口部50はその断面形状が、蒸着源に向かって広がりをもつような形状であることが好ましい。換言すれば、金属マスク15側に向かって広がりをもつ形状であることが好ましい。開口部50の断面形状を当該構成とすることにより、本発明の蒸着マスクを用いて蒸着を行ったときに、蒸着作成するパターンにシャドウが生じることを防止することができる。より具体的には、樹脂マスクの開口部における下底先端と、同じく樹脂マスクの開口部における上底先端を結んだ角度が25°〜65°の範囲内であることが好ましい。特に、この範囲内の中でも、使用する蒸着機の蒸着角度よりも小さい角度であることが好ましい。さらに、図4(b)にあっては、開口部50を形成する端面は直線形状を呈しているが、これに限定されることはなく、外に凸の湾曲形状となっている、つまり開口部50の全体の形状がお椀形状となっていてもよい。したがって、図1(b)においてレーザー照射により開口部を形成する際には、開口部の断面形状を上記のように形成することが好ましい。このような断面形状を有する開口部50は、開口部50形成時における、レーザーの照射位置や、レーザーの照射エネルギーを適宜調整する、或いは照射位置を段階的に変化させる多段階のレーザー照射を行うことで形成可能である。
また、本発明では、蒸着マスク100の構成として樹脂マスク25が用いられることから、この蒸着マスク100を用いて蒸着を行ったときに、樹脂マスク25の開口部50には非常に高い熱が加わり、樹脂マスク25の開口部50を形成する端面から、ガスが発生し、蒸着装置内の真空度を低下させる等のおそれが生じ得る。したがって、この点を考慮すると、図4(b)に示すように、樹脂マスク25の開口部50を形成する端面には、バリア層26が設けられていることが好ましい。バリア層26を形成することで、樹脂マスク25の開口部50を形成する端面からガスが発生することを防止できる。
バリア層26は、無機酸化物や無機窒化物、金属の薄膜層または蒸着層を用いることができる。無機酸化物としては、アルミニウムやケイ素、インジウム、スズ、マグネシウムの酸化物を用いることができ、金属としてはアルミニウム等を用いることができる。バリア層26の厚みは、0.05μm〜1μm程度であることが好ましい。したがって、図1で説明した本発明の製造方法にあっては、蒸着マスク100を得た後で、上記のようなバリア層26を形成する工程を行ってもよい。
さらに、バリア層は、樹脂マスク25の蒸着源側表面を覆っていることが好ましい。樹脂マスク25の蒸着源側表面をバリア層26で覆うことによりバリア性が更に向上する。バリア層は、無機酸化物、および無機窒化物の場合は各種PVD法、CVD法によって形成することが好ましい。金属の場合は、真空蒸着法によって形成することが好ましい。なお、ここでいうところの樹脂マスク25の蒸着源側表面とは、樹脂マスク25の蒸着源側の表面の全体であってもよく、蒸着源の表面において金属マスクから露出している部分のみであってもよい。
(金属マスク)
金属マスク15は、金属から構成され、該金属マスク15の正面からみたときに、、開口部50と重なる位置、換言すれば、樹脂マスク25に設けられた全ての開口部50がみえる位置に、縦方向或いは横方向に延びるスリット16が配置されている。図4(a)では、金属マスク15の縦方向に延びるスリット16が横方向に連続して配置されている。なお、スリット16は、図4に示すように複数列配置されていてもよく、1列のみであってもよい。
スリット16の幅Wについて特に限定はないが、少なくとも隣接する開口部50間のピッチよりも短くなるように設計することが好ましい。具体的には、図4(a)に示すように、スリット16が縦方向に延びる場合には、スリット16の横方向の幅Wは、横方向に隣接する開口部50のピッチP1よりも短くすることが好ましい。同様に、図示はしないが、スリット16が横方向に伸びている場合には、スリット16の縦方向の幅は、縦方向に隣接する開口部50のピッチP2よりも短くすることが好ましい。一方で、スリット16が縦方向に延びる場合の縦方向の長さLについては、特に限定されることはなく、金属マスク15の縦の長さおよび樹脂マスク25に設けられている開口部50の位置に応じて適宜設計すればよい。したがって、図1で説明した本発明の製造方法にあっては、金属板をエッチングする際に前記のように設計することが好ましい。
金属マスク15に形成されるスリット16の断面形状についても特に限定されることはないが、上記樹脂マスク25における開口部50と同様、図4、図5(c)に示すように、蒸着源に向かって広がりをもつような形状であることが好ましい。したがって、図1で説明した本発明の製造方法にあっては、金属板10をエッチングする際に前記のような断面形状となるようにエッチングをすることが好ましい。
金属マスク15の材料について特に限定はなく、蒸着マスクの分野で従来公知のものを適宜選択して用いることができ、例えば、ステンレス鋼、鉄ニッケル合金、アルミニウム合金などの金属材料を挙げることができる。中でも、鉄ニッケル合金であるインバー材は熱による変形が少ないので好適に用いることができる。
また、本発明の蒸着マスク100を用いて、基板上へ蒸着を行うにあたり、基板後方に磁石等を配置して基板前方の蒸着マスク100を磁力によって引きつけることが必要な場合には、金属マスク15を磁性体で形成することが好ましい。磁性体の金属マスク15としては、純鉄、炭素鋼、W鋼、Cr鋼、Co鋼、KS鋼、MK鋼、NKS鋼、Cunico鋼、Al−Fe合金等を挙げることができる。また、金属マスク15を形成する材料そのものが磁性体でない場合には、当該材料に上記磁性体の粉末を分散させることにより金属マスク15に磁性を付与してもよい。
金属マスク15の厚みについても特に限定はないが、5μm〜100μm程度であることが好ましい。蒸着時におけるシャドウの防止を考慮した場合、金属マスク15の厚さは薄い方が好ましいが、5μmより薄くした場合、破断や変形のリスクが高まるとともにハンドリングが困難となる可能性がある。ただし、本発明では、金属マスク15は樹脂マスク25と一体化されていることから、金属マスク15の厚さが5μmと非常に薄い場合であっても、破断や変形のリスクを低減させることができ、5μm以上であれば使用可能である。なお、100μmより厚くした場合には、シャドウの発生が生じ得るため好ましくない。したがって、図1で説明した本発明の製造方法にあっては、樹脂層付き金属板30を準備する際に、これらのことを考慮して準備することが好ましい。また、上記で説明した任意の工程であるスリミング工程を行うことによって、金属マスク15、及び樹脂マスク25の厚みを最適化することもできる。
以下、図5(a)〜図5(c)を用いてシャドウの発生と、金属マスク15の厚みとの関係について具体的に説明する。図5(a)に示すように、金属マスク15の厚みが薄い場合には、蒸着源から蒸着対象物に向かって放出される蒸着材は、金属マスク15のスリット16の内壁面や、金属マスク15の樹脂マスク25が設けられていない側の表面に衝突することなく金属マスク15のスリット16、及び樹脂マスク25の開口部50を通過して蒸着対象物へ到達する。これにより、蒸着対象物上へ、均一な膜厚での蒸着パターンの形成が可能となる。つまりシャドウの発生を防止することができる。一方、図5(b)に示すように、金属マスク15の厚みが厚い場合、例えば、金属マスク15の厚みが100μmを超える厚みである場合には、蒸着源から放出された蒸着材の一部は、金属マスク15のスリット16の内壁面や、金属マスク15の樹脂マスク25が形成されていない側の表面に衝突し、蒸着対象物へ到達することができない。蒸着対象物へ到達することができない蒸着材が多くなるほど、蒸着対象物に目的とする蒸着膜厚よりも薄い膜厚となる未蒸着部分が生ずる、シャドウが発生することとなる。
シャドウ発生を十分に防止するには、図5(c)に示すように、スリット16の断面形状を、蒸着源に向かって広がりをもつような形状とすることが好ましい。このような断面形状とすることで、蒸着マスク100に生じうる歪みの防止、或いは耐久性の向上を目的として、蒸着マスク全体の厚みを厚くしていった場合であっても、蒸着源から放出された蒸着材が、スリット16の当該表面や、スリット16の内壁面に衝突等することなく、蒸着材を蒸着対象物へ到達させることができる。より具体的には、金属マスク15のスリット16における下底先端と、同じく金属マスク15のスリット16における上底先端を結んだ直線と金属マスク15の底面とのなす角度が25°〜65°の範囲内であることが好ましい。特には、この範囲内の中でも、使用する蒸着機の蒸着角度よりも小さい角度であることが好ましい。このような断面形状とすることで、蒸着マスク100に生じうる歪みの防止、或いは耐久性の向上を目的として金属マスク15の厚みを比較的厚くした場合であっても、蒸着源から放出された蒸着材が、スリット16の内壁面に衝突等することなく、蒸着材を蒸着対象物へ到達させることができる。これにより、シャドウ発生をより効果的に防止することができる。なお、図5は、シャドウの発生と金属マスク15のスリット16との関係を説明するための部分概略断面図である。
なお、本発明では、金属板10の樹脂マスク25の形成されていない側からエッチング加工が行われることから、エッチング液の浸食の性質によって、具体的には、エッチング材が進行する方向に向かって、エッチング量が減少していきスリット16の開口部の開口が徐々に狭くなっていくエッチング加工の性質を利用して、スリット16の断面形状を、図4、図5(c)に示すように蒸着源側に向かって広がりをもつ断面形状とすることができる。
以上説明した本発明の蒸着マスクの製造方法によって製造される蒸着マスクの用途について限定されることはないが、高精細な蒸着膜の形成が要求される分野、例えば、有機EL素子の有機層や、カソード電極の形成、有機半導体の形成等の用途に用いられる蒸着マスクとして好適である。
100・・・蒸着マスク
10・・・金属板
15・・・金属マスク
16・・・スリット
20・・・樹脂層
25・・・樹脂マスク
26・・・バリア層
30・・・樹脂層付き金属板
50・・・開口部
62・・・レジスト材
63・・・マスク
64・・・レジストパターン

Claims (1)

  1. スリットが設けられた金属マスクと、蒸着作製するパターンに対応した開口部が設けられた樹脂マスクと、が積層されてなり、フレーム上に固定して用いられる蒸着マスクの製造方法であって、
    金属板の一方の面に樹脂層が設けられている樹脂層付き金属板を準備する工程と、
    前記樹脂層に蒸着作製するパターンに対応した開口部を形成することにより樹脂マスクを形成する工程と、
    前記金属板の前記樹脂マスクと接しない面側からエッチング加工を行い、当該金属板を貫通し、かつ前記樹脂マスクの前記開口部と重なるスリットを形成することにより金属マスクを形成する工程と、
    を有することを特徴とする蒸着マスクの製造方法。
JP2012210181A 2012-09-24 2012-09-24 蒸着マスクの製造方法 Active JP5966814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012210181A JP5966814B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 蒸着マスクの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012210181A JP5966814B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 蒸着マスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014065931A JP2014065931A (ja) 2014-04-17
JP5966814B2 true JP5966814B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=50742598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012210181A Active JP5966814B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 蒸着マスクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5966814B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4104964B2 (ja) * 2002-12-09 2008-06-18 日本フイルコン株式会社 パターニングされたマスク被膜と支持体からなる積層構造の薄膜パターン形成用マスク及びその製造方法
JP2013021165A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Sony Corp 蒸着用マスク、蒸着用マスクの製造方法、電子素子および電子素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014065931A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6344505B2 (ja) フレーム一体型の樹脂層付き金属マスクの製造方法
JP6123301B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、金属マスク付き樹脂層、及び有機半導体素子の製造方法
JP2022179744A (ja) フレーム一体型蒸着マスク、有機半導体素子の製造方法、及びパターンの形成方法
JP6167526B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、及び有機半導体素子の製造方法
JP2014067500A (ja) 蒸着マスク用材料の製造方法、蒸着マスクの製造方法
JP5935629B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法
JP6566065B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、金属マスク付き樹脂層、及び有機半導体素子の製造方法
JP6304425B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、金属マスク付き樹脂層、及び有機半導体素子の製造方法
JP6380606B2 (ja) 樹脂層付金属マスク
JP5966814B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法
JP5825139B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法
JP6137393B2 (ja) 樹脂層付金属マスク
JP6822529B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、金属マスク付き樹脂層、及び有機半導体素子の製造方法
JP6315140B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法、及び有機半導体素子の製造方法
JP5967282B2 (ja) 蒸着マスクの製造方法
JP2018138693A (ja) 蒸着マスクの製造方法、及び有機半導体素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5966814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150