JP5966722B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、企業のコールセンタ等で、顧客からの問合せ時などに音声応答システムを活用することが検討されている。この音声応答システムは、予め録音された音声ガイダンスを顧客に提供するとともに、顧客の音声などによる応答を受け付けることができる。また、音声応答システムは、顧客から受け付けた応答内容を、例えばオペレータが使用する端末に表示させることができる。
例えば特許文献1では、顧客が本人であるか否かの特定を行うための情報や、顧客の意思確認が必要な情報を取得する場合に、オペレータによる応答から音声応答に切り替えて、受け付ける技術が開示されている。
特開2008−072404号公報
しかしながら、従来技術では、顧客などの対象者に関する情報を、対象者の照会可否に応じて段階的に表示させることができなかった。例えば、対象者に関する複数の情報を照会する必要がある場合に、過去に照会した結果と新たに照会した結果とを同一画面に並べて表示させることができなかったり、また、対象者に関する情報のうち、開示を望まない情報の表示を対象者が制限することができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、対象者に関する情報を、対象者の照会可否に応じて段階的に表示させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、情報処理装置が提供される。
前記情報処理装置は、前記対象者情報取得部により取得された情報の照会結果を、前記対象者の通信端末との呼の接続が継続されている間にわたって保持する記憶部をさらに備えてもよい。
前記表示制御部は、前記対象者から前記第1の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、前記第1の情報の照会結果に基づく表示を前記複数の表示欄のうちの第1の表示欄に配置してもよい。
前記表示制御部は、前記対象者から前記第2の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、前記第2の情報の照会結果に基づく表示を前記複数の表示欄のうちの第2の表示欄に配置してもよい。
前記表示制御部は、前記対象者から照会を許可しない応答が得られた場合に、不許可のメッセージを前記表示画面に配置してもよい。
前記情報処理装置は、前記対象者に提供される音声ガイダンスに対する前記対象者からの応答の内容を記録する証跡記録部をさらに備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の通信端末、音声応答装置、および情報処理装置からなる情報処理システムであって、前記第1の通信端末は、前記情報処理装置に対して、第2の通信端末に音声ガイダンスの提供を依頼するメッセージを送信する送信部と、前記情報処理装置から取得された情報を、前記第2の通信端末との呼の接続が継続されている間にわたって保持する記憶部と、を備え、前記音声応答装置は、前記第2の通信端末に音声ガイダンスを提供する音声提供部と、前記第2の通信端末から前記音声ガイダンスに対する応答を受信する受信部と、を備え、前記情報処理装置は、対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、前記第2の通信端末から照会を許可する応答が得られた場合に、前記第2の通信端末に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御するステップと、前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得するステップと、取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置するステップと、前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供するステップと、表示を許可する応答が得られた場合には、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させるステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、して機能させるための、プログラムであって、前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、対象者に関する情報を、対象者の照会可否に応じて段階的に表示させることができる。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示した説明図である。 本発明の実施形態による構成を示した機能ブロック図である。 顧客データベースの一例を示した説明図である。 証跡データベースの一例を示した説明図である。 本発明の実施形態による動作を示す第1のシーケンス図である。 本発明の実施形態による動作を示す第2のシーケンス図である。 本発明の実施形態による表示画面の生成方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態による表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態による表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態による表示画面の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.情報処理システムおよびサーバの基本構成>
本発明は、一例として「2.実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、本発明の実施形態による照会管理サーバ10(情報処理装置)は、
A.顧客(対象者)に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記顧客に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声指示部102(音声制御部)と、
B.前記顧客から照会を許可する応答が得られた場合に、前記顧客に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する顧客情報取得部104(対象者情報取得部)と、
C.前記顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示指示部108(表示制御部)と、を備える。
以下では、まず、このような本発明の実施形態による照会管理サーバ10を含む情報処理システムの基本構成について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による情報処理システムは、照会管理サーバ10、通信網12、音声応答装置20、オペレータ端末30(第1の通信端末)、顧客用電話機40(第2の通信端末)、顧客データベース50、および証跡データベース52を有する。
照会管理サーバ10は、音声応答装置20に対する動作制御や、オペレータ端末30に対する表示制御などを行う情報処理装置である。また、照会管理サーバ10は、顧客データベース50および証跡データベース52に対する照会、登録、削除などの各種操作を行う。
通信網12は、通信網12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網12は、電話回線網、インターネットなどの公衆回線網を含んでもよい。
音声応答装置20は、予め録音された音声ガイダンスを顧客用電話機40へ送信するとともに、顧客用電話機40から受信される肉声またはプッシュ音などの音声を自動音声認識する装置である。また、音声応答装置20は、自動音声認識した結果を照会管理サーバ10へ送信する。
オペレータ端末30は、コールセンタに勤務するオペレータによって使用される通信端末である。オペレータ端末30は、コールセンタ内に設けられたLAN(Local Area Network)などの通信網に接続されており、この通信網を介して照会管理サーバ10などと通信を行うことができる。また、オペレータ端末30は、電話機能を有する。
顧客用電話機40は、顧客によって使用される電話機である。なお、顧客用電話機40は、固定型電話機であってもよいし、携帯型電話機であってもよい。
顧客データベース50は、顧客の基本属性情報および顧客の取引情報を保有するデータベースである。図3は、顧客データベース50の一例を示した説明図である。図3に示したように、顧客データベース50には、顧客番号や氏名などの基本属性情報と、円貨預金合計金額や総預かり資産合計金額などの取引情報とが対応づけて記録される。
証跡データベース52は、顧客に提供される音声ガイダンスに対する顧客からの応答内容を保存するデータベースである。図4は、証跡データベース52の一例を示した説明図である。図4に示したように、証跡データベース52には、日時と、顧客番号と、顧客に対する確認内容と、確認結果とが対応づけて記録される。例えば、図4に示した表の2行目では、日時が”2012/4/1 10:00”に、顧客番号が”A0001”を有する顧客に対して、”取引残高遷移の照会可否”を確認する音声ガイダンスを提供した場合に、顧客から照会を許可する応答が得られた場合の例を示している。
以上、本発明の実施形態による情報処理システムの基本構成について説明した。上述した情報処理システムにおいて、本発明の実施形態による照会管理サーバ10は、顧客に関する情報を、顧客の照会可否に応じて段階的に表示させることが可能である。以下、このような本発明の実施形態について順次詳細に説明する。
<2.実施形態の詳細な説明>
[2−1.構成]
図2は、本発明の実施形態による照会管理サーバ10、音声応答装置20、およびオペレータ端末30の構成を示した機能ブロック図である。
(2−1−1.照会管理サーバ)
図2に示したように、本発明の実施形態による照会管理サーバ10は、通信部100、記憶部106を有するほか、音声指示部102、顧客情報取得部104、表示指示部108、証跡記録部110を有し、これら各部は図示せぬ制御部により制御され、以下に述べるような機能を実現する。
通信部100は、音声応答装置20またはオペレータ端末30との間で、各種データの通信を行う。例えば、通信部100は、音声ガイダンスの送信指示をオペレータ端末30から受信したり、音声ガイダンスの制御情報を音声応答装置20に対して送信したりする。
音声指示部102は、顧客に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および顧客に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する。なお、顧客に関する情報のうちの第1の情報と第2の情報は、情報の種類が異なる。また、顧客に関する情報のうちの第1の情報と第2の情報は、それぞれ複数の情報を含んでもよい。
より具体的には、音声指示部102は、音声ガイダンスの送信指示が受信されると、第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、または第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を、通信部100を介して、音声応答装置20に対して制御する。
顧客情報取得部104は、顧客から照会を許可する応答が得られた場合に、顧客に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する。より具体的には、顧客情報取得部104は、照会を許可する顧客の応答が音声応答装置20から受信された場合には、顧客データベース50を参照して、顧客に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する。
記憶部106は、顧客情報取得部104により取得された情報の照会結果を、顧客用電話機40との呼の接続が継続されている間にわたって保持する。より具体的には、記憶部106は、顧客情報取得部104により顧客データベース50から取得された照会結果を、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間で通話が継続されている間にわたって記憶する。
表示指示部108は、顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を制御する。より具体的には、表示指示部108は、顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を、第1の表示領域と第2の表示領域とを含む表示画面に配置する。
より具体的には、表示指示部108は、顧客から第1の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、第1の情報の照会結果に基づく表示を第1の表示領域に配置する。また、表示指示部108は、顧客から第2の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、第2の情報の照会結果に基づく表示を第2の表示領域に配置する。
また、表示指示部108は、顧客から照会を許可しない応答が得られた場合に、不許可のメッセージを表示画面に配置する。なお、上述した表示指示部108の機能の詳細については後に説明する。
証跡記録部110は、顧客に提供される音声ガイダンスに対する顧客からの応答の内容を記録する。より具体的には、証跡記録部110は、音声応答装置20から受信される、顧客の応答内容を証跡データベース52に記録する。
なお、上記の説明では、通信部100、音声指示部102、顧客情報取得部104、記憶部106、表示指示部108、および証跡記録部110は、全て照会管理サーバ10に組み込まれる例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、各構成要素の全部または一部は、音声応答装置20に組み込まれてもよい。また、音声指示部102、記憶部106、または表示指示部108は、オペレータ端末30に組み込まれてもよい。
(2−1−2.音声応答装置)
また、図2に示したように、音声応答装置20は、通信部200(受信部)、および音声提供部202を有する。
通信部200は、顧客用電話機40から音声ガイダンスに対する応答を受信する。また、通信部200は、照会管理サーバ10との間で、音声ガイダンスの送信制御に関する情報を受信したり、顧客用電話機40から受信した応答内容を送信するなど、各種データの通信を行う。
音声提供部202は、顧客用電話機40に音声ガイダンスを提供する。より具体的には、音声提供部202は、照会管理サーバ10からの制御により、予め録音された音声ガイダンスを、通信部200を介して顧客用電話機40へ送信する。
(2−1−3.オペレータ端末)
また、図2に示したように、オペレータ端末30は、通信部300(送信部)、入力部302、記憶部304、および表示部306を有する。
通信部300は、照会管理サーバ10に対して、顧客用電話機40に音声ガイダンスの提供を依頼するメッセージを送信する。より具体的には、通信部300は、入力部302に対するオペレータの操作により、顧客用電話機40に対して音声ガイダンスを提供させるように、照会管理サーバ10に指示を送る。
入力部302は、オペレータ端末30に付属された入力装置を介して、オペレータの入力操作を受け付ける。例えば、オペレータによる、顧客用電話機40に対して音声ガイダンスを送信させる操作を受け付ける。
記憶部304は、照会管理サーバ10から受信される、顧客に関する情報の照会結果を、顧客用電話機40との呼の接続が継続されている間にわたって保持する。
表示部306は、記憶部304に保持される、顧客に関する情報の照会結果や、入力部302により入力された情報を、オペレータ端末30が有する表示装置に表示させる。
[2−2.動作]
以上、本発明の実施形態による構成について説明した。続いて、本発明の実施形態による動作について説明する。図5は、本発明の実施形態による動作の一部を示すシーケンス図である。図5に示したように、まず、顧客の操作により、顧客用電話機40はコールセンタ14宛てに発呼を行い、オペレータ端末30が着信する(S100)。
続いて、照会管理サーバ10における通信部100は、発信された呼の情報をオペレータ端末30から取得する。そして、顧客情報取得部104は、顧客データベース50を参照して、顧客の基本属性情報を取得する。より具体的には、顧客情報取得部104は、発呼した顧客用電話機40の電話番号をキーにして、顧客データベース50を参照して、顧客の基本属性情報を取得する(S102)。
続いて、表示指示部108は、顧客情報取得部104により取得された顧客の基本属性情報を含む表示画面を生成する(S104)。
ここで、図8を参照して、S104で生成される表示画面500の一例について説明する。図8に示したように、表示画面500は、例えば顧客基本属性表示欄502、取引残高遷移表示欄504、預かり資産構成比表示欄508、運用状況表示欄512、および信託比表示欄516などを有する。
顧客基本属性表示欄502は、例えば顧客番号、氏名、生年月日、年齢、性別、住所、および自宅電話番号などの顧客の基本属性に関する情報を表示する。
また、取引残高遷移表示欄504、預かり資産構成比表示欄508、運用状況表示欄512、および信託比表示欄516は、それぞれ顧客の取引情報(顧客に関する情報のうちの第1の情報または第2の情報)を表示する欄である。図8に示したように、S104で生成される表示画面500では、これらの表示欄には詳細内容は表示されず、その代わりにそれぞれ照会指示ボタン506、510、514、518が付されている。後述するように、オペレータは、例えば照会指示ボタン506をマウスなどの入力装置で押下することにより、照会管理サーバ10に対して、取引残高遷移に関する照会の可否を確認する音声ガイダンスを顧客用電話機40に提供するように指示することができる。また、上記の4つの表示欄に関して、オペレータが照会指示を行う順序は制約されておらず、オペレータは任意の順序で照会指示を行うことができる。
以上、図8を参照して、S104で生成される表示画面500の一例について説明した。次に、図5を再び参照して、S104以降の動作について説明する。
続いて、通信部100は、生成された表示画面をオペレータ端末30へ送信する(S106)。
続いて、オペレータ端末30が表示画面を受信すると、記憶部304は受信された表示画面を記憶する。次に、表示部306は、記憶部304に記憶された表示画面をオペレータ端末30に表示させる。そして、オペレータは、オペレータ端末30に表示された表示画面を参照しながら、顧客用電話機40との間で通話をする(S108)
ここで、通話の途中において例えば顧客が、顧客自身の取引情報をオペレータに確認してもらうことを希望する場合や、オペレータが、商品の案内を行うために顧客の取引情報の参照を希望する場合が生じうる。この場合には、オペレータは、顧客の取引情報を参照することの可否を顧客に確認するために、顧客に対して、音声応答システムに対して応答するように促す。そして、オペレータは、例えば図8に示した表示画面500上で照会指示ボタン506を押下するなどの操作を行うことにより(S110)、照会管理サーバ10に対して第1の音声ガイダンスを送信するように指示する(S112)。この第1の音声ガイダンスは、顧客に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスである。また、顧客に関する情報のうちの第1の情報は、例えば図8に示した取引残高遷移表示欄504、預かり資産構成比表示欄508、運用状況表示欄512、または信託比表示欄516のいずれか一つの表示欄に表示される情報であってもよい。なお、上記のオペレータの操作が行われると、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間の通話は保留状態になる。
続いて、照会管理サーバ10がオペレータ端末30から指示を受信すると、音声指示部102は、音声応答装置20に対して、第1の音声ガイダンスを顧客用電話機40に提供するように、通信部100を介して制御する(S114)。
続いて、音声応答装置20における音声提供部202は、照会管理サーバ10から制御を受けると、予め録音された第1の音声ガイダンスを、通信部200を介して顧客用電話機40へ送信する(S116)。
続いて、顧客用電話機40は第1の音声ガイダンスを受信すると、顧客は、肉声またはプッシュボタン操作により、第1の音声ガイダンスに対する応答を行う(S118)。例えば、第1の音声ガイダンスにより確認される照会可否に関して、顧客が許可する場合は「1」を、許可しない場合は「2」をそれぞれ顧客に応答させてもよい。また、例えば、顧客が音声ガイダンスをもう一度再生させる場合は「3」を、音声応答を中止してオペレータとの通話に戻ることを希望する場合は「0」をそれぞれ応答させてもよい。
続いて、音声応答装置20が顧客用電話機40から応答を受信すると、音声応答装置20における通信部200は、受信した応答を照会管理サーバ10へ送信する(S120)。
続いて、照会管理サーバ10が顧客からの応答を受信すると、証跡記録部110は、受信した日時、該当顧客の顧客番号、第1の音声ガイダンスの確認内容、および応答内容を対応づけて、証跡データベース52に記録する(S122)。そして、表示指示部108は、受信した応答内容に応じて、オペレータ端末30に表示させる表示画面を生成する(S124)。
ここで、図7を参照して、S124における表示画面の生成方法について詳細に説明する。図7に示したように、音声応答装置20から応答が受信されたら(S300)、表示指示部108は、得られた応答が照会を許可する応答であるか否かを確認する(S302)。
得られた応答が照会を許可する内容である場合には(S302:Yes)、顧客情報取得部104は、顧客に提供された第1の音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する(S304)。
続いて、表示指示部108は、第1の表示領域と第2の表示領域とを含む表示画面を生成し、顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を、生成された表示画面に配置する(S306)。より具体的には、表示指示部108は、顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を、第1の表示領域に配置する。
例えば、第1の音声ガイダンスの確認内容が「取引残高遷移の照会可否」であり、かつ、顧客から照会を許可する応答が得られた場合には、図9に示したような表示画面500が表示されてもよい。図9に示したように、表示指示部108は、取引残高遷移の照会結果に基づく表示を、第1の表示領域として取引残高遷移表示欄504に配置してもよい。なお、図9に示したように、取引残高遷移表示欄504は、当該金融機関に対する顧客の資産残高およびローン残高に関して、各資産要素の金額および複数の資産要素の合計金額の、所定の期間ごとの遷移を表示する表示欄であってもよい。また、図9には記載していないが、取引残高遷移表示欄504には、当該顧客に対する融資の合計金額、および住宅ローンなどの融資の内訳金額も追加して表示させてもよい。
一方、得られた応答が照会を許可しない内容である場合には(S302:No)、表示指示部108は、不許可のメッセージを表示画面に配置する(S308)。例えば図8に示した表示画面500の例では、表示指示部108は、表示画面500内のいずれか一か所に不許可のメッセージを配置してもよい。
以上、図7を参照して、S124における表示画面の生成方法について説明した。次に、図5を再び参照して、S124以降の動作について説明する。
続いて、通信部100は、生成された表示画面をオペレータ端末30に送信する(S126)。
続いて、オペレータ端末30が表示画面を受信すると、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間の通話の保留状態が解除される。そして、オペレータは、オペレータ端末30に表示された表示画面を再度参照しながら、顧客用電話機40との間で通話を再開する(S128)。
次に、図6を参照して、図5におけるS128以降の動作について説明する。なお、図6における開始時点では、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間で呼は継続されているものとする。
S108と同様にして、S128における通話の途中において、例えばオペレータが新商品や関連商品の案内を行うために、顧客の別の取引情報の参照を希望する場合が生じうる。この場合には、オペレータは、例えば図9に示した表示画面500上で照会指示ボタン510を押下するなどの操作を行うことにより(S200)、照会管理サーバ10に対して第2の音声ガイダンスを送信するように指示する(S202)。この第2の音声ガイダンスは、顧客に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスである。また、顧客に関する情報のうちの第2の情報は、例えば図8に示した取引残高遷移表示欄504、預かり資産構成比表示欄508、運用状況表示欄512、または信託比表示欄516のうち、未参照であるいずれか一つの表示欄に表示される情報であってもよい。なお、上記のオペレータの操作が行われると、S110と同様にして、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間の通話は保留状態になる。
続いて、照会管理サーバ10がオペレータ端末30から指示を受信すると、音声指示部102は、音声応答装置20に対して第2の音声ガイダンスを顧客用電話機40に提供するように、通信部100を介して制御する(S204)。
続いて、音声応答装置20における音声提供部202は、照会管理サーバ10から制御を受けると、予め録音された第2の音声ガイダンスを、通信部200を介して顧客用電話機40へ送信する(S206)。
続いて、顧客用電話機40は第2の音声ガイダンスを受信すると、顧客は、肉声またはプッシュボタン操作により、第2の音声ガイダンスに対する応答を行う(S208)。なお、顧客による応答方法に関しては、S118と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
続いて、音声応答装置20が顧客用電話機40から応答を受信すると、音声応答装置20における通信部200は、受信した応答を照会管理サーバ10へ送信する(S210)。
続いて、照会管理サーバ10が顧客からの応答を受信すると、証跡記録部110は、受信した日時、該当顧客の顧客番号、第2の音声ガイダンスの確認内容、および応答内容を対応づけて、証跡データベース52に記録する(S212)。そして、表示指示部108は、受信した応答内容に応じて、オペレータ端末に表示させる表示画面を生成する(S214)。
S214における表示画面の生成方法は、S124における生成方法と概略同様である。従って、ここでは図7を参照しながら、S124における生成方法と相違する点を中心に説明を行う。
受信された応答が照会を許可する内容である場合には(S302:Yes)、顧客情報取得部104は、顧客に提供された第2の音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する(S304)。続いて、表示指示部108は、顧客情報取得部104により取得された照会結果に基づく表示を、S124で生成された表示画面における第2の表示領域に配置する(S306)。
例えば、第2の音声ガイダンスの確認内容が「預かり資産構成比の照会可否」であり、かつ、顧客から照会を許可する応答が得られた場合には、図10に示したような表示画面500が表示されてもよい。図10に示したように、表示指示部108は、預かり資産構成比の照会結果に基づく表示を、第2の表示領域として預かり資産構成比表示欄508に配置してもよい。なお、図10に示したように、預かり資産構成比表示欄508は、当該金融機関に預けられている顧客の資産に関して、各資産要素の時価総額および構成比を詳細に表示する表示欄であってもよい。
一方、得られた応答が照会を許可しない内容である場合には(S302:No)、表示指示部108は、不許可のメッセージをS124で生成された表示画面に配置する(S308)。
以上、図7を参照して、S214における表示画面の生成方法について説明した。次に、図6を再び参照して、S214以降の動作について説明する。
続いて、通信部100は、生成された表示画面をオペレータ端末30に送信する(S216)。なお、S216〜S218における動作は、図5におけるS126〜S128と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
その後、顧客用電話機40から切断通知がオペレータ端末30へ送信されるまでの間、オペレータ端末30と顧客用電話機40との間で通話が行われる(S218)。なお、S218とS220の間において、S200〜S218と同様の処理が一回以上繰り返されてもよい。また、この場合、顧客に関する情報のうちの第2の情報は、種類の異なる情報を、繰り返される数だけ含んでもよい。
例えば、図11は、図10に示した表示画面500が表示された後に、さらに、顧客に関する情報のうちの第2の情報として「運用状況の照会可否」を確認する音声ガイダンスが顧客に提供され、かつ、顧客から照会を許可する応答が得られた場合の表示画面の例を示した説明図である。図11に示したように、表示指示部108は、図10に示した表示画面500に対して、さらに、運用状況の照会結果に基づく表示を運用状況表示欄512に配置してもよい。なお、図11に示したように、運用状況表示欄512は、当該金融機関に預けられている顧客の資産に関して、購入時の金額および表示画面500表示時の評価金額を並べて表示する表示欄であってもよい。また、図11には図示していないが、信託比表示欄516は、顧客が購入している複数の投資信託商品に関して、商品ごとの金額および構成比などを表示する表示欄であってもよい。
[2−3.効果]
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、照会管理サーバ10は、顧客に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記顧客に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御し、顧客から第1の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、第1の情報の照会結果に基づく表示を第1の表示領域に配置する。また、照会管理サーバ10は、顧客から第2の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、第2の情報の照会結果に基づく表示を第2の表示領域に配置する。上記の構成により、顧客に関する情報を、顧客の照会可否に応じて段階的に表示させることができる。
例えば、顧客の意思確認を順序だてて取引を行う場合などに、オペレータは、顧客に対して過去に照会した結果と新たに照会した結果とを同一画面などで容易に参照することができる。また、オペレータは、過去に照会した情報を再度顧客に照会する無駄を省くことができる。
また、オペレータは、種類の異なる顧客情報の参照を希望する度に、顧客情報の参照の可否を顧客に確認させる必要がある。従って、必要最小限の顧客情報しかオペレータに開示されず、オペレータによる不正や情報漏えいのリスクを減少させることができる。
また、顧客は、第1の音声ガイダンスまたは第2の音声ガイダンスに対して不許可の応答を行うことにより、オペレータに対して開示を望まない情報を、オペレータ端末30に表示させないように制限することができる。
また、顧客が許可した情報以外の顧客情報は原則としてオペレータに開示されないことが、オペレータとの通話を通して、顧客に示唆される。このため、コールセンタ14における顧客情報の取り扱いに対して、顧客の安心感の向上が期待できる。
また、証跡データベース52には、顧客に提供される音声ガイダンスに対する顧客からの応答の内容が記録されるので、例えば行政機関による検査や顧客からの問合せが生じた場合に、コールセンタ14は、証跡データベース52に記録された内容を開示することができる。
<3.変形例>
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、第1の音声ガイダンスと第2の音声ガイダンスとは、異なるタイミング(つまりS116とS206)で顧客に提供される例について説明したが、オペレータが希望する場合は、例えばS116で顧客に同時に提供されてもよい。例えば、図8に示した表示画面500の例では、オペレータが「取引残高遷移の照会可否」と「預かり資産構成比の照会可否」との参照を希望する場合は、オペレータは照会指示ボタン506と照会指示ボタン510とを連続して押下できるようにしてもよい。この場合、照会管理サーバ10は、音声応答装置20に対して、「取引残高遷移の照会可否」に関する音声ガイダンスと、「預かり資産構成比の照会可否」に関する音声ガイダンスとを顧客用電話機40に連続して提供させてもよい。
また、図11などに示した表示画面500の例において、例えばオペレータが最後に照会した情報の表示欄(例えば運用状況表示欄512)は強調して表示されてもよい。例えば、最後に照会した情報の表示欄は、他の3つの表示欄と比べてより大きく表示されてもよいし、異なる色で表示されてもよい。
また、上述した実施形態では、第1の表示領域と第2の表示領域は同一画面中に形成される例について説明したが、かかる例に限定されず、例えばタブ画面のように、同一のウィンドウ中でそれぞれ異なる画面に形成されてもよい。また、このタブ画面は、オペレータ端末30が生成してもよい。より具体的には、オペレータ端末30における表示部306は、記憶部304に記憶された、顧客に関する情報の照会結果に基づいて、上記のタブ画面を生成し、オペレータ端末30に表示させてもよい。
また、上述した実施形態では、本発明に係る情報処理システムが金融機関に適用される例について説明したが、本発明はかかる例に限定されず、行政機関、旅行会社、通販会社などに適用されてもよい。
10 照会管理サーバ
12 通信網
14 コールセンタ
20 音声応答装置
30 オペレータ端末
40 顧客用電話機
50 顧客データベース
52 証跡データベース
100 通信部
102 音声指示部
104 顧客情報取得部
106 記憶部
108 表示指示部
110 証跡記録部
200 通信部
202 音声提供部
300 通信部
302 入力部
304 記憶部
306 表示部

Claims (9)

  1. 対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、
    前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、
    前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、
    前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、
    前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、
    前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記対象者情報取得部により取得された情報の照会結果を、前記対象者の通信端末との呼の接続が継続されている間にわたって保持する記憶部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記対象者から前記第1の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、前記第1の情報の照会結果に基づく表示を前記複数の表示欄のうちの第1の表示欄に配置する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記対象者から前記第2の情報の照会を許可する応答が得られた場合に、前記第2の情報の照会結果に基づく表示を前記複数の表示欄のうちの第2の表示欄に配置する、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記対象者から照会を許可しない応答が得られた場合に、不許可のメッセージを前記表示画面に配置する、請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、前記対象者に提供される音声ガイダンスに対する前記対象者からの応答の内容を記録する証跡記録部をさらに備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 第1の通信端末、音声応答装置、および情報処理装置からなる情報処理システムであって、
    前記第1の通信端末は、
    前記情報処理装置に対して、第2の通信端末に音声ガイダンスの提供を依頼するメッセージを送信する送信部と、
    前記情報処理装置から取得された情報を、前記第2の通信端末との呼の接続が継続されている間にわたって保持する記憶部と、
    を備え、
    前記音声応答装置は、
    前記第2の通信端末に音声ガイダンスを提供する音声提供部と、
    前記第2の通信端末から前記音声ガイダンスに対する応答を受信する受信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、
    前記第2の通信端末から照会を許可する応答が得られた場合に、前記第2の通信端末に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、
    前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、
    前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、
    前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、
    前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、
    情報処理システム。
  8. 対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御するステップと、
    前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得するステップと、
    取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置するステップと、
    前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、
    前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供するステップと、
    表示を許可する応答が得られた場合には、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させるステップと、
    を備える、情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    対象者に関する情報のうちの第1の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンス、および前記対象者に関する情報のうちの第2の情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスの提供を制御する音声制御部と、
    前記対象者から照会を許可する応答が得られた場合に、前記対象者に提供された音声ガイダンスに対応する情報の照会結果を取得する対象者情報取得部と、
    前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を制御する表示制御部と、して機能させるための、プログラムであって、
    前記表示制御部は、前記対象者情報取得部により取得された照会結果に基づく表示を、前記対象者の取引情報を表示する複数の表示欄を含む表示画面に配置し、
    前記複数の表示欄の各々には照会指示ボタンが表示され、
    前記複数の表示欄の各々に関して、当該照会指示ボタンが押下された場合には、前記音声制御部は、当該表示欄に対応する取引情報の照会可否を確認するための音声ガイダンスを前記対象者に対して提供し、
    前記対象者情報取得部により、表示を許可する応答が得られた場合には、前記表示制御部は、当該表示欄に対応する取引情報を当該表示欄に表示させることにより、段階的に取引情報を表示させる、プログラム
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