JP5962717B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents
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Description
S1電流,S2電流はそれぞれスイッチング素子S1,S2のドレイン−ソース間電流を表す。CS1電流〜CS4電流はそれぞれ寄生容量CS1〜CS4を流れる電流波形を表す。CS1電流〜CS4電流は、それぞれ寄生容量CS1〜CS4において、スイッチング素子のドレインに接続されている寄生容量の一端から、スイッチング素子のソースに接続されている寄生容量の他端へと流れる方向を正とし、正電流を充電電流、負電流を放電電流と呼称する。DS1電流〜DS4電流はそれぞれ逆並列ダイオードDS1〜DS4を流れる電流波形を表す。DS1電流〜DS4電流は、それぞれ逆並列ダイオードDS1〜DS4において、アノードからカソードへ流れる方向を正としている。なお、図5において各点線で区切った期間(a)〜(h)は以下で説明する(モードa)〜(モードh)とそれぞれ対応している。軽負荷モードM2では(モードa)〜(モードh)全てのモードにわたって、スイッチング素子S3,S4の駆動信号はオフとなっている。
図6は図5に示す期間(a)における軽負荷モードM2における動作(モードa)を説明する回路図である。スイッチング素子S1をターンオンする。スイッチング素子S1の両端電圧は逆並列ダイオードDS1が導通していたことによりゼロ電圧となっており、スイッチング素子S1はゼロ電圧スイッチングとなる。その後リアクトルLrを流れる電流がゼロに達すると、逆並列ダイオードDS4に逆回復するまでの電流である逆回復電流が流れ、リアクトルLrを流れる電流は、正の方向に増大していく。その後、逆並列ダイオードDS4が逆回復すると、スイッチング素子S1を通る電流は寄生容量CS4の充電電流と寄生容量CS3の放電電流となる。
図7は図5に示す期間(b)における軽負荷モードM2における動作(モードb)を説明する回路図である。寄生容量CS3の放電によって、逆並列ダイオードDS3の両端電圧は減少し、ゼロ電圧を交差すると逆並列ダイオードDS3は導通する。逆並列ダイオードDS3が導通すると、寄生容量CS3の放電電流と、寄生容量CS4の充電電流は流れなくなる。逆並列ダイオードDS3を流れた電流はスイッチング素子S1とリアクトルLr、1次巻線N1を通って逆並列ダイオードDS3へと戻る。この経路を流れる電流は徐々に増加していく。
図8は図5に示す期間(c)における軽負荷モードM2における動作(モードc)を説明する回路図である。スイッチング素子S1をターンオフする。逆並列ダイオードDS3を流れる電流は寄生容量CS1への充電電流と、寄生容量CS2の放電電流となる。寄生容量CS2の放電により、ノードT1の電圧は減少するが、ノードT2の電圧は逆並列ダイオードDS3が導通しているため直流電圧V1よりも高い電圧を維持する。これによってノードT1−ノードT2間の電圧は負の方向へ拡大していく。
図9は図5に示す期間(d)における軽負荷モードM2における動作(モードd)を説明する回路図である。寄生容量CS2の放電によって、逆並列ダイオードDS2の両端電圧は減少し、ゼロ電圧を交差すると逆並列ダイオードDS2は導通する。逆並列ダイオードDS2が導通すると、寄生容量CS2の放電電流と、寄生容量CS1の充電電流は流れなくなる。逆並列ダイオードDS2を流れた電流はリアクトルLr,1次巻線N1を通り、逆並列ダイオードDS3を通って逆並列ダイオードDS2へと戻る。この経路を流れる電流は徐々に減少していく。
図10は図5に示す期間(e)における軽負荷モードM2における動作(モードe)を説明する回路図である。スイッチング素子S2をターンオンする。スイッチング素子S2の両端電圧は逆並列ダイオードDS2が導通していたことによりゼロ電圧となっており、スイッチング素子S2はゼロ電圧スイッチングとなる。その後リアクトルLrを流れる電流がゼロに達すると、逆並列ダイオードDS3に逆回復するまでの電流である逆回復電流が流れ、リアクトルLrを流れる電流は、負の方向に増大していく。その後、逆並列ダイオードDS3が逆回復すると、スイッチング素子S2を通る電流は寄生容量CS3の充電電流と寄生容量CS4の放電電流となる。ノードT2の電圧は寄生容量CS4の放電により減少するが、ノードT1の電圧はスイッチング素子S2が導通していることによりゼロ電圧を維持している。これによってノードT1−ノードT2間の電圧はゼロに近づいていく。
図11は図5に示す期間(f)における軽負荷モードM2における動作(モードf)を説明する回路図である。寄生容量CS4の放電によって、逆並列ダイオードDS4の両端電圧は減少し、ゼロ電圧を交差すると逆並列ダイオードDS4は導通する。逆並列ダイオードDS4が導通すると、寄生容量CS4の放電電流と、寄生容量CS3の充電電流は流れなくなる。逆並列ダイオードDS4を流れた電流は1次巻線N1,リアクトルLrを通り、スイッチング素子S2を通って逆並列ダイオードDS4へと戻る。この経路を流れる電流は徐々に増加していく。
図12は図5に示す期間(g)における軽負荷モードM2における動作(モードg)を説明する回路図である。スイッチング素子S2をターンオフする。スイッチング素子S2を流れていた電流は、寄生容量CS1の放電電流と寄生容量CS2の充電電流となる。ノードT1の電圧は寄生容量CS2の充電により上昇するが、ノードT2の電圧は逆並列ダイオードD4が導通していることによりゼロ電圧を維持している。これによってノードT1−ノードT2間の電圧は正方向へ上昇する。
図13は図5に示す期間(h)における軽負荷モードM2における動作(モードh)を説明する回路図である。寄生容量CS1の放電によって、逆並列ダイオードDS1の両端電圧は減少し、ゼロ電圧を交差すると逆並列ダイオードDS1は導通する。逆並列ダイオードDS1が導通すると、寄生容量CS1の放電電流と、寄生容量CS2の充電電流は流れなくなる。逆並列ダイオードDS1を流れた電流は逆並列ダイオードDS4と1次巻線N1、リアクトルLrを通り、逆並列ダイオードDS1へと戻る。この経路を流れる電流は徐々に減少していく。
、本実施例で説明したDC−DCコンバータを電気自動車に利用することは非常に有効と言える。なお、本実施例では実施例1で説明したDC−DCコンバータを自動車131に適用した例を説明したが、実施例2や実施例3で説明したDC−DCコンバータを自動車131に適用しても同様に有効である。
さらに、以上のことを纏めると、以下の構成が特徴的として挙げられる。
構成1として、第1,第2のスイッチング素子を直列接続した第1のスイッチングレッグと、第3,第4のスイッチング素子を直列接続して前記第1のスイッチングレッグに並列接続された第2のスイッチングレッグとで構成し、前記第1のスイッチングレッグの両端間及び前記第2のスイッチングレッグの両端間を直流端子間とし、前記第1,第2のスイッチング素子の直列接続点と前記第3,第4のスイッチング素子の直列接続点との間を交流端子間としたフルブリッジ回路と、平滑リアクトルを有する整流回路と、直流電源に並列接続され、かつ前記フルブリッジ回路の直流端子間に接続された第1の平滑コンデンサと、負荷に並列接続され、かつ前記整流回路の直流端子間に接続された第2の平滑コンデンサと、前記フルブリッジ回路の交流端子間に接続された1次巻線と、前記整流回路の交流端子間に接続された2次巻線と、前記1次巻線と前記2次巻線とを磁気結合するトランスと、前記フルブリッジ回路を制御する制御手段とを備え、前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子はそれぞれ、スイッチと前記スイッチに並列に接続された逆並列ダイオードと前記スイッチ及び前記逆並列ダイオードに並列に接続されたコンデンサと、から構成され、前記フルブリッジ回路の交流端子間と前記1次巻線との間に直列に挿入されたリアクトル成分を有したDC−DCコンバータにおいて、前記負荷への電力供給量が所定値以上時には、前記制御手段は前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子を駆動させる第1のモードを実行し、前記負荷への電力供給量が前記所定値以下の時には、前記制御手段は前記第1のスイッチングレッグ又は第2のスイッチングレッグを構成する一方側のスイッチングレッグの1組のスイッチング素子をオフ状態で停止させ、前記第1のスイッチングレッグ又は第2のスイッチングレッグを構成する他方側のスイッチングレッグの1組のスイッチング素子を駆動させる第2のモードを実行することを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成2として、構成1において、前記制御手段は、前記第1のモード実行時には前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子をフェーズシフト方式で駆動し、前記第2のモード実行時には駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子を周波数制御方式で駆動することを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成3として、構成1において、前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子が有する前記コンデンサは、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子が有する前記コンデンサよりも、容量が大きいことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成4として、構成1において、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子には、それぞれスナバコンデンサが並列に接続されていることを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成5として、構成1において、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子が有する前記逆並列ダイオードは、前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子が有する前記逆並列ダイオードよりも、逆回復特性が遅いことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成6として、構成1において、前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子は、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子よりも、スイッチング特性が速いことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成7として、構成1において、前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はMOSFET、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はIGBTとしたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成8として、構成1において、前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はIGBT、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はMOSFETとしたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成9として、構成1において、前記所定値は、第1の所定値と、前記第1の所定値より大きい第2の所定値を有し、前記制御手段は、前記負荷への電力供給量が前記第1の所定値以下の場合には第2のモードに切り替えるようにし、前記負荷への電力供給量が前記第2の所定値以上の場合には第1のモードに切り替えるようにしたことを特徴とするDCDCコンバータ。
構成10つぉいて、構成1において、前記整流回路は、第1の平滑リアクトルの一端と第2の平滑リアクトルの一端との接続体と、第1のダイオードの一端と第2のダイオードの一端との接続体とを備え、前記第1のダイオードの他端に前記第1の平滑リアクトルの他端を接続し、前記第2のダイオードの他端に前記第2の平滑リアクトルの他端を接続し、前記第1のダイオードの他端と前記第2のダイオードの他端との間を交流端子間とし、前記第1,第2の平滑リアクトルの接続点と前記第1,第2のダイオードの接続点との間を直流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成11として、構成1において、前記整流回路は、第1の平滑リアクトルの一端と第2の平滑リアクトルの一端との接続体と、第1の整流回路側スイッチング素子の一端と第2の整流回路側スイッチング素子の一端との接続体とを備え、前記第1の整流回路側スイッチング素子の他端に前記第1の平滑リアクトルの他端を接続し、前記第2の整流回路側スイッチング素子の他端に前記第2の平滑リアクトルの他端を接続し、前記第1の整流回路側スイッチング素子の他端と前記第2の整流回路側スイッチング素子の他端との間を交流端子間とし、前記第1,第2の平滑リアクトルの接続点と前記第1,第2の整流回路側スイッチング素子の接続点との間を直流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成12として、構成1において、前記2次巻線は、第1の2次巻線の一端と第2の2次巻線の一端との接続体を備え、前記整流回路は、平滑リアクトルと、第1,第2のダイオードとを備え、前記第1の2次巻線の他端に前記第1のダイオードの一端を接続し、前記第2の2次巻線の他端に前記第2のダイオードの一端を接続し、前記第1のダイオードの他端と前記第2のダイオードの他端とを前記平滑リアクトルの一端に接続し、前記第1,第2の2次巻線の接続点と、前記平滑リアクトルの他端との間を直流端子間とし、第1のダイオードの一端と第2のダイオードの一端との間を交流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成13として、構成1において、前記2次巻線は、第1の2次巻線の一端と第2の2次巻線の一端との接続体を備え、前記整流回路は、平滑リアクトルと、第1,第2の整流回路側スイッチング素子とを備え、前記第1の2次巻線の他端に前記第1の整流回路側スイッチング素子の一端を接続し、前記第2の2次巻線の他端に前記第2の整流回路側スイッチング素子の一端を接続し、前記第1の整流回路側スイッチング素子の他端と前記第2の整流回路側スイッチング素子の他端とを前記平滑リアクトルの一端に接続し、前記第1,第2の2次巻線の接続点と、前記平滑リアクトルの他端との間を直流端子間とし、第1の整流回路側スイッチング素子の一端と第2の整流回路側スイッチング素子の一端との間を交流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成14として、構成1において、前記整流回路は、平滑リアクトルと、第1,第2のダイオードを直列接続した第1のダイオードレッグと、第3,第4のダイオードを直列接続し、かつ前記第1のダイオードレッグに並列接続された第2のダイオードレッグと、を備え、前記第1のダイオードレッグの一端に前記平滑リアクトルの一端を接続し、前記平滑リアクトルの他端と前記第1のダイオードレッグの他端との間を直流端子間とし、前記第1,第2のダイオードの直列接続点と前記第3,第4のダイオードの直列接続点との間を交流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成15として、構成1において、前記整流回路は、平滑リアクトルと、第1,第2の整流回路側スイッチング素子を直列接続した第1の整流回路側スイッチングレッグと、第3,第4の整流回路側スイッチング素子を直列接続し、かつ前記第1の整流回路側スイッチングレッグに並列接続された第2の整流回路側スイッチングレッグと、を備え、前記第1の整流回路側スイッチングレッグの一端に前記平滑リアクトルの一端を接続し、前記平滑リアクトルの他端と前記第1の整流回路側スイッチングレッグの他端との間を直流端子間とし、前記第1,第2の整流回路側スイッチング素子の直列接続点と前記第3,第4の整流回路側スイッチング素子の直列接続点との間を交流端子間としたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
構成16として、構成1〜15に記載のDC−DCコンバータを搭載したことを特徴とする車両。
構成17として、構成16において、前記DC−DCコンバータは、前記車両の走行中は前記第1のモードで動作し、前記車両の充電中は前記第2のモードで動作するようにしたことを特徴とする車両。
2 フルブリッジ回路
3,4 スイッチングレッグ
5 制御手段
6 トランス
7 整流回路
8 電流センサ
9 電圧センサ
10,11 ダイオードレッグ
31 電気自動車
32 充電器
41,42 バッテリ
51 交流電源
52 AC−DCコンバータ
56,R1 負荷
131 電気自動車
132 充電器
V1 直流電源
C1,C2 平滑コンデンサ
L1,L2,L11,L12 平滑リアクトル
Lr リアクトル
N1,N2 巻線
S1〜S4 スイッチング素子
DS1〜DS4 逆並列ダイオード
CS1〜CS4 寄生容量
M1 重負荷モード
M2 軽負荷モード
Pout 出力電力
Pth,Pth1,Pth2 所定値
D1〜D4 ダイオード
T1,T2 ノード
Claims (12)
- 1次巻線と2次巻線とを磁気結合させたトランスと、直流端子間に直流電源が接続され、かつ交流端子間に前記1次巻線が接続されたスイッチング回路と、前記直流端子間に接続された第1の平滑コンデンサと、前記2次巻線から入力した電力を整流して直流負荷に供給する整流回路と、前記直流負荷に並列接続された第2の平滑コンデンサとを備えたDC−DCコンバータにおいて、前記スイッチング回路は、第1,第2の逆並列ダイオードがそれぞれ並列接続された第1,第2のスイッチング素子を備え、前記第1,第2のスイッチング素子のそれぞれと並列にコンデンサ成分を有するものであって、前記第1,第2のスイッチング素子をオフ状態とするモードを有し、前記モードでは、前記第2の逆並列ダイオードの順方向に電流が流れるように構成され、その後、前記第2のスイッチング素子がオフ状態のまま前記第2の逆並列ダイオードの逆方向に逆回復電流が流れ、前記逆回復電流が前記直流端子の正極から前記第2の逆並列ダイオードと前記1次巻線とを介して前記直流端子の負極へ流れるように構成されることを特徴とするDC−DCコンバータ。
- 請求項1のDCーDCコンバータにおいて、
前記第1,第2のスイッチング素子を含んで第1のスイッチングレッグと第2のスイッチングレッグを構成し、前記第1のスイッチングレッグはスイッチング素子を直列に接続して構成し、前記第2のスイッチングレッグはスイッチング素子を直列に接続して構成するものであり、
前記第1のスイッチングレッグの両端間及び前記第2のスイッチングレッグの両端間を直流端子間とし、
前記第1のスイッチングレッグの直列接続点と前記第2のスイッチングレッグの直列接続点との間を交流端子間としたフルブリッジ回路とを備えた、
ことを特徴とするDCーDCコンバータ。
- 請求項2のDCーDCコンバータにおいて、
前記フルブリッジ回路を制御する制御手段とを備え、
前記直流端子間の電力供給量が所定値以上時には、前記制御手段は前記第1のスイッチングレッグと前記第2のスイッチングレッグのスイッチング素子を駆動させる第1のモードを実行し、
前記直流端子間の電力供給量が前記所定値以下の時には、前記制御手段は前記第1のスイッチングレッグ又は第2のスイッチングレッグを構成する一方側のスイッチングレッグの1組のスイッチング素子をオフ状態で停止させ、
前記第1のスイッチングレッグ又は第2のスイッチングレッグを構成する他方側のスイッチングレッグの1組のスイッチング素子を駆動させる第2のモードを実行することを特徴とするDCーDCコンバータ。 - 請求項3のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモードは、スイッチング周波数を高く設定することで出力電力を増加させることを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記制御手段は、前記第1のモード実行時には前記各々のスイッチング素子をフェーズシフト方式で駆動し、前記第2のモード実行時には駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子を周波数制御方式で駆動することを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子は前記コンデンサを備え、
前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子が有する前記コンデンサよりも、容量が大きいことを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子には、それぞれスナバコンデンサが並列に接続されていることを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子は、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子よりも、スイッチング特性が速いことを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はMOSFET、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はIGBTとしたことを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記第2のモード実行時に駆動する側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はIGBT、前記第2のモード実行時に停止される側の前記スイッチングレッグの1組のスイッチング素子はMOSFETとしたことを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項4のDCーDCコンバータにおいて、
前記スイッチング素子としてMOSFET素子を設け、
前記ダイオードはMOSFET素子のボディダイオードであることを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 請求項1のDCーDCコンバータにおいて、
前記逆回復電流が,前記直流端子の正極から前記第2の逆並列ダイオードと前記1次巻線とオン状態の第1のスイッチング素子を介して前記直流端子の負極へ流れるように構成されることを特徴とするDC−DCコンバータ。
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