JP5961500B2 - 導光板の製造方法およびプラズマ処理装置 - Google Patents
導光板の製造方法およびプラズマ処理装置 Download PDFInfo
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Description
以下、本発明の導光板の製造方法の一例について説明する。以下で説明する製造方法は、図1のフロー図に示されるように透光性樹脂シート投入ステップ(S1)と、撥液処理ステップ(S2)と、パターン印刷ステップ(S3)と、パターン硬化ステップ(S4)とをこの順で含む。以下に各ステップの詳細を説明する。
まず、両面に保護フィルムが貼付された透光性樹脂シートを荷台から取り出し、片側の保護フィルムを剥がす。この透光性樹脂シートを保護フィルムが剥がされた面が上側となるように、搬送装置に投入する。搬送装置としては、光学フィルム等の製造に用いられる種々公知の装置を用いることができ、例えば、ベルトコンベア、テーブルシャトル、コロ、エア浮上移送装置が挙げられる。
透光性樹脂シート11の背面11bには、反射ドット12を印刷する前に、撥液処理が施される。撥液処理は、背面11bのほぼ全面に均一に施されることが好ましい。
上記のように撥液処理された透光性樹脂シートの背面(印刷面)に、インクジェット方式の印刷機を用いて、反射ドットをパターン印刷する。
透光性樹脂シートの背面に印刷されたインクは、UVランプからのUV照射により硬化される。これにより、硬化したインクからなる反射ドットが形成された導光板が得られる。硬化の目的は、透光性樹脂シート上に形成された反射ドットの形状を保つことと、透光性樹脂シートからの反射ドットの剥がれを防ぐことである。
(1) 透光性樹脂シートの準備
本実施例においては、透光性樹脂シートとして、717mm×411mmのPMMA樹脂シート(厚さ3mm)を使用した。なお、このPMMA樹脂シートの両面には、マスキングフィルム(剥離可能な保護フィルム)が貼り付けられている。
図2に示したようなプラズマ処理装置を大気圧下にて使用した。すなわち、放電室に、透光性樹脂シートの搬送方向に順に、透光性樹脂シート導入口、二対の電極対(上部電極および下部電極)、処理用ガス導入口、透光性樹脂シート導出口が設けられているプラズマ処理装置を使用した。
上記のようにして準備したPMMA樹脂シート(透光性樹脂シート)と紫外線硬化型インクとを用いて、導光板を製造した。
撥液処理において、実施例1で用いた図2に示すプラズマ処理装置とは、処理用ガス供給口のみが異なるプラズマ処理装置を用いた点以外、その他の条件は実施例1と同様とし、複数の反射ドットを有する導光板を得た。
実施例1、比較例1の導光板について、波ムラ、縁ムラの評価を次の通りに行なった。表1に評価結果を表わす。
目視により波ムラを評価した。
目視により縁ムラを評価した。
Claims (5)
- 端面から入射された光が出射される光出射面と前記光出射面と対向する背面とを有する透光性樹脂シートと、
前記透光性樹脂シートの前記背面に設けられた複数の反射ドットとを備える導光板の製造方法であって、
前記透光性樹脂シートの背面を、プラズマ処理装置を用いて撥液化する撥液処理ステップと、
光硬化型のインクを、インクジェット式の印刷装置を用いて、前記透光性樹脂シートの背面上にドット状に印刷するパターン印刷ステップと、
印刷された前記インクを光硬化して、前記複数の反射ドットを形成するパターン硬化ステップと、をこの順に含み、
前記プラズマ処理装置は放電室を有し、前記放電室には、前記撥液処理ステップにおける透光性樹脂シートの搬送方向に、透光性樹脂シート導入口、一対または複数対の電極対、処理用ガス導入口、透光性樹脂シート導出口が順に設けられており、
前記処理用ガス導入口は、全ての前記電極対よりも前記搬送方向の下流側に配置され、
前記撥液処理ステップにおいて、前記プラズマ処理装置の前記透光性樹脂シート導入口から前記透光性樹脂シートが導入され、前記透光性樹脂シート導出口から前記透光性樹脂シートが導出される間に、前記処理用ガス導入口より処理用ガスを鉛直方向下向きに導入し、前記電極対の電極間に前記処理用ガスが導入された状態で前記電極対に電圧を印加してプラズマを発生させて前記透光性樹脂シートの背面を撥液化する、導光板の製造方法。 - 前記電極対は二対である、請求項1に記載の導光板の製造方法。
- 前記撥液処理ステップにおいて、前記放電室内は大気圧下にある、請求項1または2に記載の導光板の製造方法。
- 前記透光性樹脂シートがポリメチルメタクリレート樹脂シートである、請求項1〜3のいずれかに記載の導光板の製造方法。
- 導光板用の透光性樹脂シートの背面を撥液化するために用いられるプラズマ処理装置であって、放電室を有し、前記放電室には、透光性樹脂シートの搬送方向に、透光性樹脂シート導入口、一対または複数対の電極対、処理用ガス導入口、透光性樹脂シート導出口が順に設けられ、
前記処理用ガス導入口は、全ての前記電極対よりも前記搬送方向の下流側に配置され、処理用ガスを鉛直方向下向きに供給する、プラズマ処理装置。
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