JP5960234B2 - ビデオ表示セッション間の、音声通話またはメッセージのスクローリングテキスト表示の方法と装置 - Google Patents

Description

本開示は、ビデオ受信および表示機能と、音声テキスト処理を有する移動体通信デバイスと、このようなデバイスに対してビデオおよびその他の情報を表示することとに関連する。

昨今のグローバル通信デバイスは、デジタルビデオブロードキャスティング（“ＤＶＢ”）ネットワークのようなビデオブロードキャスティングシステムから受け取られたリアルタイムビデオをデバイスが表示できるようにする、ビデオ機能、または、メルチメディア機能を含んでもよい。さまざまなビデオアプリケーションはまた、移動体通信デバイスのディスプレイを使用して、ＭＰＥＧ（ＭＰ４、等）または類似のビデオフォーマットのようなダウンロードされた映画を再生するためにも存在する。しかしながら、移動体通信デバイスのさまざまな、他のアプリケーションもまた、ユーザに対して情報を表示するためにディスプレイを使用する。例えば、音声メールメッセージングアプリケーションは、通常は、例えば、記憶されている音声メールメッセージを示すために、閉じられている封筒のようなアイコンを表示する。音声メールメッセージは、音声メールメッセージングサーバのような遠隔サーバ上に記憶されていてもよく、または、いくつかのケースでは、移動体通信デバイスのメモリ中にローカルに記憶されていてもよい。

例えば、ＤＶＢネットワークを介して送信されたリアルタイムビデオを閲覧するために、移動体通信デバイスを操作しているユーザは、例えば、音声メールメッセージメッセージングまたは到来している通話のような、移動体通信デバイスの別のアプリケーションによって、ビデオ閲覧を中断させられるかもしれない。ショートメッセージサービス（ＳＭＳ）アプリケーション、インスタントメッセージング（ＩＭ）アプリケーション等のような、他の移動体通信デバイスアプリケーションもまた、ユーザがリアルタイムビデオを閲覧している間に、または、記憶されているビデオファイルを閲覧している間に、ショートメッセージサービスメッセージを受信することをもたらすかもしれない。このケースにおけるユーザは、ＳＭＳメッセージに応答するために、または、音声メールメッセージを聴くために、例えば、音声メールアプリケーション、ショートメッセージングアプリケーション、もしくは、他の何らかの類似のアプリケーションのような、他の対応しているアプリケーションとともにアクションをとる目的で、ビデオアプリケーションをシャットダウンするか、または、一時停止させる必要があるだろう。

図１は、ある実施形態にしたがった、ディスプレイ１０１とスクローリングテキスト部１０３とを有している通信デバイス１００のブロック図である。 図２は、ある実施形態にしたがった、ディスプレイ２０１を有しており、ディスプレイ２０１を横切って、何らかのセンタリングされた位置にスクローリングテキスト２０３を表示している通信デバイス２００のブロック図である。 図３は、ある実施形態にしたがった、ディスプレイ３０１を有しており、ピクチャー・イン・ピクチャー表示３０５を横切って、何らかのセンタリングされた位置と、または、ピクチャー・イン・ピクチャー表示３０５のスクローリングテキスト部３０９と、のいずれかにおいて、スクローリングテキスト３０７を表示している通信デバイス３００のブロック図である。 図４は、ある実施形態にしたがった、ディスプレイ４０１を有しており、ディスプレイ４０１を横切って、何らかのセンタリングされた位置にスクローリングテキスト４０３を表示している通信デバイス４００のブロック図であり、スクローリングテキスト４０３は、ピクチャー・イン・ピクチャー表示４０５に対するオーディオに関係付けられている。 図５は、ある実施形態にしたがった、通信デバイス３００のブロック図である。 図６は、ある実施形態にしたがった、通信デバイスの動作と、さまざまなメッセージの取り扱いとを図示するフローチャートである。 図７は、ある実施形態にしたがった、テキストデータをスクローリングテキストとして表示する前に、メッセージテキストデータが取得される、ブロック６１１のさらなる詳細を図示するフローチャートである。 図８は、ある実施形態にしたがった、音声通話と、音声メールメッセージとに関する動作を図示するフローチャートである。 図９は、ある実施形態にしたがった、ビデオメディアコンテンツに関する動作と、オーディオファイルの取り扱いとを図示するフローチャートである。 図１０は、ある実施形態にしたがった、音声メールメッセージの取り扱いに関する動作のさらなる詳細を図示するフローチャートである。 図１１は、ある実施形態にしたがった、ビデオメディアコンテンツに関する動作と、オーディオデータの取り扱いとを図示するフローチャートである。 図１２は、ある実施形態にしたがった、到来している音声通話または音声メールメッセージ表示の取り扱いと、ディスプレイのスクローリングテキスト部へのスクローリングテキストの表示とに関する動作を図示するフローチャートである。 図１３は、ある実施形態にしたがった、音声ファイルまたは受信したオーディオデータの、テキストのデータへの変換に関する動作を図示するフローチャートである。 図１４は、ある実施形態にしたがった、到来している音声通話を取り扱う通信デバイスを図示する信号フローチャートである。 図１５は、ある実施形態にしたがった、音声メールメッセージを取り扱う通信デバイスを図示する信号フローチャートである。

発明の詳細な説明

ここで開示する方法は、オーディオデータに音声テキスト変換を適用することと、ビデオとともにディスプレイ上に表示されるスクローリングテキストとしてテキストのデータを表示することとによって、オーディオデータを、テキストのデータに変換することを含む。スクローリングテキストは、ディスプレイの下部の付近の部分に表示されてもよく、ビデオ上でスクローリングされていてもよい。代わりに、スクローリングテキストは、ディスプレイの、ビデオの上または下のいずれかにある、独立したスクローリングテキスト表示部に表示されてもよい。

方法は、ネットワークから音声通話表示を受信することと；ユーザインターフェースに対して音声通話表示を提供することと；受け取りのためのユーザ入力を受け取って、音声通話をスクローリングテキストとして表示することとを含んでもよい。

別の方法は、ネットワークからの通信メッセージ表示を受信することと；ユーザインターフェースに対して通信メッセージ表示を提供し、ここで、通信メッセージ表示は、到来している通信メッセージに対応していることと；受信のためのユーザ入力を受け取り、通信メッセージをスクローリングテキストとしてディスプレイ上に表示することと；ユーザ入力に応答して、通信メッセージを、スクローリングテキストとして表示し、ここで、スクローリングテキストは、他のアプリケーション関連のデータとともにディスプレイ上に表示されることとを含む。

オーディオデータに音声テキスト変換を適用することと、前記スクローリングテキストとしてテキストのデータを表示することとによって、オーディオデータを、テキストのデータに変換することを方法がさらに含んでもよいように、通信メッセージはオーディオデータを含む。

音声テキスト変換を介して、オーディオデータをテキストのデータに変換する前に、ビデオ部からオーディオ部をストリップして、オーディオデータを取得することと；ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャーに、ビデオ部を表示することを方法がさらに含んでもよいように、通信メッセージはまた、ビデオ部を含んでもよい。

別の方法は、受信したメッセージングデータを、ビデオフォーマットに変換して、ビデオフォーマット化されたメッセージングデータを作成し、ここで、ビデオフォーマット化メッセージングデータは、メッセージングデータの少なくとも一部に対応するテキストのデータを有することと；ディスプレイ上の、他のアプリケーション関連のデータ上のスクローリングテキストとして、ビデオフォーマットされたメッセージングデータを表示することとを含む。方法はまた、メッセージングデータからオーディオデータをストリップすることと；オーディオロジックからオーディオデータを、音声テキストコンバータロジックにそらすことと；音声テキストコンバータロジックからテキストのデータを取得することとを含む。

ある実施形態はまた、オーディオデータを受信し；音声テキスト変換を適用することによって、オーディオデータをテキストのデータに変換し；テキストのデータをビデオフォーマットに変換し；テキストのデータをスクローリングテキストとして、ディスプレイ上で、他のアプリケーション関連のデータの上に表示するように動作される、スクローリングテキストロジックを有する通信デバイスを備えてもよい。通信デバイスは、前記スクローリングテキストロジックに動作可能に結合されている音声テキストコンバータロジックもさらに備えていてもよく、ここで、スクローリングテキストロジックは、ディスプレイ上の、アプリケーション関連のデータを検出し；ディスプレイ上でのアプリケーション関連のデータの検出に応答して、オーディオロジックからオーディオデータを音声テキストコンバータロジックにそらすようにさらに動作されている。

ある実施形態は、少なくとも１つのプロセッサによって実行するための実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体を備え、命令は、実行されるときに、少なくとも１つのプロセッサに、ディスプレイ上にビデオを表示させ；音声テキスト変換を適用することによって、オーディオデータをテキストのデータに変換させ；ビデオとともにディスプレイ上に表示されるスクローリングテキストとして、前記テキストのデータを表示させる。

ここで、同一の番号が同一のコンポーネントを表す図面を参照すると、図１は、たとえば、これに制限されないが、デジタルビデオブロードキャスティング（“ＤＶＢ”）のようなビデオを受信する機能を持っており、マルチメディアメッセージングサービス（ＭＭＳ）メッセージのようなさまざまなマルチメディアファイルを受信することもできる、ワイヤレス通信デバイスのような、通信デバイス１００を図示する。通信デバイス１００は、ディスプレイ１０１を有し、ある実施形態にしたがうと、グラフィックディスプレイはまた、独立したビデオセクションであってもよく、または、全体のグラフィックディスプレイ１０１の分割であってもよい、テキストスクローリング部１０３を有している。図２は、図１に示した実施形態の代わりの実施形態を図示する。図２において、通信デバイス２００は、ディスプレイ２０１を含み、ユーザによって構成されるようにディスプレイ２０１上のさまざまな位置において、スクローリングテキスト２０３を表示してもよい。ビデオはまた、例えば、デバイス自体に記憶されているビデオもまた含んでいてもよい。例えば、デバイス１００は、（例えば、ワイヤレスに、または、ワイヤードでユーザの別のコンピューティングデバイスに接続されている間に、）ホスト／サーバとのワイヤレスまたはワイヤード通信を通して、デバイスに転送されたビデオ（例えば、ビデオデータファイル）を含んでもよい。

図３は、ディスプレイ３０１を有しており、ある実施形態にしたがった、ピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部３０５を表示する、通信デバイス３００を図示する。ＰｉＰ部３０５は、ある実施形態にしたがって、スクローリングテキスト部３０９を含み、または、ＰｉＰ表示３０５上のさまざまな位置においてスクローリングテキスト３０７を有していてもよい。図４は、図３によって図示された実施形態に対する代わりの実施形態を図示する。図４において、スクローリングテキスト４０３は、ＰｉＰ部４０５ビデオ内に表示されるというよりはむしろ、ＰｉＰ部４０５中に表示されたビデオに対応しており、スクローリングテキスト４０３は、図２によって図示したディスプレイに類似した、メインディスプレイ４０１内に表示される。言い換えると、スクローリングテキスト４０３は、ＰｉＰ部４０５内に表示できるより大きいテキストであってもよく、したがって、より読みやすい。

他の代わりの実施形態は、水平方向というよりはむしろ垂直において、メインビデオディスプレイに対して横方向に、ディスプレイのＰｉＰ部に対して横方向に、または、ディスプレイのいずれかを通して垂直に、スクローリングテキストを表示することを含んでもよい。同様に、スクローリングテキストは、メインディスプレイを通して、または、ディスプレイのＰｉＰ部を横切っての対角線上のような、ディスプレイに関するさまざまな角度において方向付けされていてもよい。代わりに、音声テキストコンバータロジック５０５は、さまざまな言語に対して適切であってもよく、これらに制限されないが、英語のテキスト、キリル文字、ギリシャ文字、中国文字、韓国文字、アラビア文字、等のようなさまざまなテキスト文字を使用してもよく、結果としてのテキストは、さまざまな言語であってもよい。

図５は、実施形態にしたがった、アプリケーション５０１を持っている通信デバイス５００を図示する。アプリケーション５０１は、ワイヤレス通信デバイス５００のようなワイヤレス通信デバイスへと組み込まれていてもよい。ワイヤレス通信デバイス５００は、これらに制限されないが、（例えば、音声通話、ＳＭＳメッセージ、マルチメディアメッセージングサービス（ＭＭＳ）メッセージ、インスタントメッセージ、または、類似物のような）通信メッセージを受信し、および／または、通信メッセージ（例えば、音声メール、ＳＭＳ、ＭＭＳ、ＩＭ、または、類似のメッセージ）を取り出して、表示もしくは再生する機能を有する、ワイヤレス移動体電話機、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント等のような、ビデオを表示できる、何らかの適切な通信デバイスであってもよい。

ワイヤレス通信デバイス５００は、音声メール取出ロジック５０３、音声テキストコンバータロジック５０５、ディスプレイドライバ５０７、プロトコルスタック５０９、および、少なくとも１つのトランシーバ５１１を具備する。ここで使用する用語、ロジックは、１つ以上のプログラム可能プロセッサ、ＡＳＩＣ、ハードワイヤードロジック、または、これらの組み合わせ上で実行されているソフトウェアおよび／またはファームウェアを含む。ここで使用する用語、プロトコルスタックは、１つ以上のプログラム可能プロセッサ、および／または、専用プロセッサ、あるいは、これらの組み合わせ上で実行するためのソフトウェアおよび／またはファームウェアを指す。したがって、アプリケーション５０１は、ここで記述することになるように、スクローリングテキストロジックを含む。

ここでさらに詳細に記述することになるように、アプリケーション５０１が、音声メール取出ロジック５０３に対してコマンドを送って、音声メール取出ロジック５０３に音声メールメッセージファイルを取り出させてもよいように、アプリケーション５０１は、通信リンク５０２を介して、音声メール取出ロジック５０３に対して動作可能に結合されている。同様に、アプリケーション５０１が、テキストデータへの変換のために、音声テキストコンバータロジック５０５に音声データを送ってもよいように、アプリケーション５０１は、通信リンク５０４を介して、音声テキストコンバータロジック５０５に対して動作可能に結合されている。アプリケーション５０１は、また、通信リンク５２０を介して、ディスプレイドライバ５０７に対して動作可能に結合されている。通信リンク５０２、５０４、５２０のようなさまざまな動作可能結合は、ワイヤレス通信デバイス５００内のデータバスを介して実現されてもよく、ここで、データバスは、そこに含まれるさまざまなロジックの間のデータ通信パスを提供する。したがって、動作可能な結合は、通信パスを実現する目的のために必要とされてもよい他のロジックを含んでいてもよい。同様に、プロトコルスタック５０９は、音声データが、アプリケーション５０１に提供されてもよいように、ライブ音声通話リンク５０８を介してアプリケーション５０１に対して動作可能に結合されていてもよい。ここで記述することになるように、遠隔音声メールサーバから音声メールメッセージファイルが取り出されてもよいように、プロトコルスタック５０９は、また、音声メール取出リンク５０６を介して、音声メール取出ロジック５０３に動作可能に結合されていてもよい。アプリケーション５０１は、通信リンク５２５を介して、通信デバイス５００のユーザインターフェース５２３に動作可能に結合されている。ユーザインターフェース５２３は、キーパッド、タッチパネルディスプレイ、マウス、ジャイロスコープ、または、アプリケーション５０１に対するこのようなユーザ入力を受信してもよく、または、提供してもよい、他の何らかのデバイスを含んでもよい。ユーザインターフェース５２３はまた、音声通話のために、オーディオ出力を提供し、また、オーディオ入力を受け取るためのオーディオロジックも含む。

プロトコルスタック５０９は、通信リンク５１０を介して、1つ以上のトランシーバ５１１に結合されている。トランシーバ５１１は、送信リンク５１３を介して、ネットワークに対してコマンドまたは要求を含むデータを送信してもよく、受信リンク５１５を介して、ネットワークからのコマンドまたは要求を含むデータを受信してもよい。

ワイヤレス通信デバイス５００はまた、メッセージを送受信するための、さまざまなクライアント５２７も含んでいてもよい。例えば、クライアント５２７は、ｅメールクライアント５３１、インスタントメッセージング（ＩＭ）クライアント５３３、ショートメッセージサービス（ＳＭＳ）クライアント５３５、マルチメディアメッセージサービス（ＭＭＳ）クライアント５３７、および、マルチメディアクライアント５１７を含んでもよい。通信デバイス５００がマルチメディアブロードキャスティングを受信してもよいように、マルチメディアクライアント５１７は、これらに制限されないが、ＤＶＢ、ＭＭＢＳ等のような、さまざまなブロードキャスティングメディアクライアントであってもよく、および／または、これらを含んでいてもよい。

マルチメディアクライアント５１７のような、すべてのクライアントは、通信リンク５４１を介して、プロトコルスタック５０９とトランシーバ５１１に動作可能に結合されている。これに制限されないが、マルチメディアクライアント５１７のようなクライアントは、通信リンク５２９を介して、アプリケーション５０１に対して動作可能に結合されていてもよく、通信リンク５１９を介して、ディスプレイドライバ５０７に対して動作可能に結合されていてもよい。マルチメディアクライアント５１７、とともに、他のクライアント５２７は、通信デバイス５００の他のコンポーネントまたはロジックと対話して、メッセージを送受信してもよい。マルチメディアクライアント５１７は、例えば、これに制限されないが、ＤＶＢのような、ビデオブロードキャスティングシステムからのビデオを受け取るための他のコンポーネントまたはロジックと対話していてもよく、したがって、ディスプレイドライバ５０７とともに、ディスプレイ５２１上にビデオを表示させてもよい。マルチメディアクライアント５１７はまた、これらに制限されないが、ゲームアプリケーション、インターネットブラウザ、映画プレーヤーアプリケーション等、のような、他のさまざまなアプリケーションからのビデオを提供してもよい。したがって、マルチメディアクライアント５１７は、無線上で、または、インターネットを介して、さまざまなブロードキャスティングからのビデオ、あるいは、さまざまな記憶されたビデオファイルからのビデオを提供してもよい。

図６は、実施形態にしたがって、通信デバイス５００の動作を図示する。６０１において、通信デバイスは、例えば、トランシーバ５１１を介して、送信リンク５１３と受信リンク５１５を通して、ネットワークに接続されている。６０３に示すように、音声通話は、受信リンク５１５を通して、ネットワークから受信されてもよい。しかしながら、６０５に示すように、ユーザは、アプリケーションを使用中であるかもしれず、例えば、マルチメディアセッションに携わっており、マルチメディアクライアント５１７は、ディスプレイ５２１に対してビデオまたは他の情報を提供してもよい。６０７に示すように、ユーザは、到来しているメッセージの表示を提供されることになる。表示は、視覚的インジケータであってもよく、リングトーンのようなオーディオトーンであってもよい。６０９においてのように、ユーザがメッセージ閲覧を受け入れることを決定する場合、アプリケーション５０１は、６１１に示したように、メッセージテキストデータを取得するためのアクションを取ることになる。メッセージテキストデータは、ここでより詳細に記述されるようなさまざまな方法で取得されてもよい。６１３に示すように、アプリケーション５０１は、ディスプレイドライバ５０７に対してテキストデータを提供することになる。６１５に示すように、メッセージテキストデータを表すスクローリングテキストは、次に、例えば、ビデオアプリケーションのような、ユーザが携わっていた、他のアプリケーションから表示された情報とともに、ディスプレイ５２１上に表示される。

図７は、ブロック６１１のさらなる詳細を図示し、さまざまな実施形態においてどのようなメッセージテキストデータが取得されてもよいかを図示する。７０１において、図６に図示したプロセスからの所定のメッセージタイプが受信される。７０３において、メッセージがマルチメディアメッセージでない場合、そして、７０５において、メッセージが音声メッセージまたは音声通話でない場合、メッセージは、テキストのみのメッセージとして、例えば、ＩＭ、ＳＭＳ、または、ｅメールメッセージとして取り扱われる。アプリケーション５０１は、７０７に示すように、クライアント５２７の適切なクライアントからのメッセージテキストを取得することになる。アプリケーション５０１は、７１７に示すように、通信リンク５２０を通して、ディスプレイデバイス５０７にテキストデータを提供して、スクローリングテキストとして表示することになる。

しかしながら、７０３において、メッセージがマルチメディアメッセージ、例えば、ＭＭＳメッセージである場合、アプリケーション５０１は、例えば、ユーザオプション５３９中の１組の記憶されているユーザオプション設定をチェックすることによって、７０９においてのように、テキスト／ビデオオプションをチェックすることになる。ある実施形態において、さまざまなユーザ設定が適用されてもよく、例えば、ユーザは、ＰｉＰディスプレイのような、ビデオのみを受信することを選択してもよく、あるいは、ビデオとビデオに対応しているスクローリングテキストを受信することを選んでもよい。スクローリングテキスト位置は、また、ユーザオプション５３９を介して設定可能であってもよく、したがって、スクローリングテキストは、図１から図４によって従前に図示したように表示されてもよい。

したがって、７０９において、テキスト／ビデオオプション設定がチェックされる。ビデオのみのオプションが選択されている場合、アプリケーション５０１は、７１７においてのように、ＰｉＰ表示のためのディスプレイドライバに対してビデオを送ることになる。このケースにおいて、ユーザは、所望の場合、ＰｉＰディスプレイを選択してもよく、これによって、オーディオ部がある場合、ＰｉＰディスプレイ中でビデオとともに、オーディオ部が再生されるようにしてもよい。そうではなく、ビデオがＰｉＰディスプレイ中において無音で再生される一方で、別の現在実行されているアプリケーションまたはビデオからのオーディオをユーザが受け取ってもよい。

しかしながら、７０９において、ビデオおよびテキストオプション設定が検出される場合、７１１においてのように、アプリケーション５０１は、メッセージからオーディオ部をストリップしてもよい。７１３に示したように、ストリップされたオーディオ部は、音声テキストコンバータ５０５に対して提供されてもよく、７１５に示したように、スクローリングテキストとしてディスプレイに追加されてもよい。ビデオまたはＭＭＳメッセージのＰｉＰディスプレイに対して、図３と図４によって図示した例の何らかのものにしたがって、スクローリングテキストが表示されてもよく、ユーザオプション５３９に記憶されているユーザ設定にしたがって、ディスプレイ上の何らかの所望の配置に位置されてもよい。アプリケーション５０１は、したがって、ユーザオプション５３９中の記憶のためのオプションを、ユーザが選択してもよいように、ユーザインターフェースを提供する。例えば、いくつかの実施形態では、ビデオとテキストが、ＭＭＳメッセージまたはビデオに対するデフォルト表示設定であってもよいように、ユーザオプション５３９に対するデフォルト値が提供されてもよい。さまざまな実施形態に対して、他のさまざまなデフォルト設定が、同様に適切であってもよい。

図８は、実施形態にしたがった、通信デバイス５００の動作を図示する。８０１において、通信デバイスは、例えば、トランシーバ５１１を介して、送信リンク５１３と受信リンク５１５を通して、ネットワークに接続されている。８０３に示すように、音声通話は、受信リンク５１５を通してネットワークから受信されてもよい。しかしながら、８０５に示すように、ユーザは、アプリケーションを使用中であるかもしれず、例えば、マルチメディアセッションに携わっているかもしれず、マルチメディアクライアント５１７が、ディスプレイ５２１に対してビデオまたは他の情報を提供しているかもしれない。８０７に示すように、ユーザは、到来している通話の表示を提供されることになる。表示は、視覚的インジケータであってもよく、リングトーンのようなオーディオトーンであってもよい。８０９においてのように、ユーザが通話を受け入れることを決定する場合、アプリケーション５０１は、プロトコルスタック５０９に対するライブ音声通話リンク５０８を確立して、ネットワークからの音声データを受け取ることになる。しかしながら、アプリケーション５０１は、通信デバイス５００のオーディオロジックから音声データをそらすことになり、代わりに、通信リンク５０４を通して、音声データを、音声オーディオコンバータロジック５０５に対して送ることになる。音声オーディオコンバータロジック５０５は、したがって、８１１に示すように、オーディオデータをテキストに変換することになり、８１３に示すように、アプリケーション５０１を介して、テキストデータをディスプレイドライバ５０７に対して提供することになる。８１５に示すように、受信された音声通話を表すスクローリングテキストが、例えば、ビデオアプリケーションのような、ユーザが携わっていた、他のアプリケーションから表示された情報とともに、ディスプレイ５２１上で表示されることになる。

アプリケーション５０１は、スクローリングテキスト、音声メールメッセージファイルを取り出して、表示してもよい。したがって、ユーザは、８０３における通話を無視してもよく、このケースにおいて、音声メール表示が８０７において提供されてもよい。したがって、ユーザは、８０９において、音声メールメッセージを受け取ることを決定してもよく、アプリケーション５０１は、音声メール取出ロジック５０３に命令して、遠隔音声メールサーバ、または、通信デバイス５００上に直接音声メールを記憶するために使用されるメモリのいずれかから、音声メールファイルを取得してもよい。取り出された音声メールファイルは、８１１において、テキストに変換されて、しがたって表示されることになる。

図９に関して、この実施形態をさらに図示する。図９０１に示すように、ビデオメディアコンテンツ、または、他の何らかの情報が表示されてもよい。９０３においてのように、オーディオ音声ファイルがテキストのデータへと変換されてもよい。９０５においてのように、ビデオメディアコンテンツまたは他の情報とともに、同時に、テキストのデータが、ディスプレイを横切ってスクロールされてもよい。すなわち、ビデオアプリケーションは、音声メールメッセージのテキストがディスプレイを横切ってスクロールされているときに、ビデオを再生し続けてもよい。図１０は、実施形態のさらなる詳細を図示する。１００１において、ビデオ情報が受信される。例えば、ＤＶＢデータが、ビデオデジタルブロードキャスティングネットワークから受信されてもよい。１００３において、ビデオ情報がディスプレイ５２１上で表示される。１００５において、音声メールメッセージ表示が受信され、例えば、ワイヤレスネットワークからの音声メールメッセージ表示が受信される。１００７において、ユーザは、ユーザインターフェース５２３を介して、起動信号を提供してもよい。例えば、ユーザ入力に応答して、アプリケーション５０１が音声メールメッセージをディスプレイ５２１上のスクローリングテキストに変換してもよいように、ユーザは、キーパッド上のキーを押下してもよい。代わりに、１００７において、音声メールメッセージ表示は、アプリケーション５０１によって検出されてもよく、ここで、アプリケーション５０１は、応答して、１００９に示すように、音声メールメッセージを自動的に取り出してもよい。１０１１において、音声メールメッセージがテキストに変換され、１０１３において、テキストが、以前に記述したように、ディスプレイ５２１を横切ってスクロールされる。

図１１は、音声通話に関するアプリケーション５０１の動作を図示する。１１０１において、ディスプレイ５２１上にビデオが表示されてもよい。音声通話に対するオーディオ音声データが通信デバイス５００によって受信されてもよく、ライブ音声通話リンク５０８を通して、アプリケーションに送られる。アプリケーションは、通信デバイス５００のオーディオロジックからの音声データの流用を管理し、１１０３に示すように、音声データを、音声テキストコンバータロジック５０５に対して送ってもよい。１１０５において、テキストのデータは、ビデオとともにディスプレイ５２１上でスクロールされる。

図１２は、起動に関して、通信デバイス５００とアプリケーション５０１の動作を図示する。例えば、１２０１において、アプリケーション５０１は、ユーザインターフェース５２３からのユーザ起動信号を受け取ってもよい。ユーザ起動信号は、到来している音声通話に応答するものであってもよく、または、ネットワークから受信された音声メール表示に応答するものであってもよい。代わりに、アプリケーション５０１は、ユーザオプション５３９中に記憶されている構成可能なユーザ設定を提供してもよい。例えば、ユーザは、ビデオアプリケーションが実行されているときに、何らかの到来している通話がアプリケーション５０１に対して自動的に検出されるように、ユーザオプション５３９のオプションを設定してもよい。別の例において、音声メール表示が受信されているときに、対応する音声メールメッセージファイルがアプリケーション５０１によって自動的に取り出されるように、ユーザがオプションを設定してもよい。ある実施形態にしたがって、さまざまな他のユーザ構成を使用してもよい。

１２０３において、図１から図４に関して説明したように、ディスプレイ５２１は、ビデオ部とテキストスクローリング部とに分けられてもよい。例えば、図２に示すように、いくつかの実施形態において、テキストがビデオ上でスクロールされてもよい。アプリケーション５０１は、また、ディスプレイ５２１に関してスクローリングテキストの位置を構成するためのユーザオプション５３９中に記憶されるユーザ構成可能な設定も提供してもよい。例えば、ユーザは、テキストが、ディスプレイ５２１の真ん中を横切ってスクロールされるように、または、ディスプレイ５２１の上部もしくは下部においてスクロールされるように、オプションを設定してもよい。これらに制限されないが、スクローリングテキストの色とサイズのような、他のユーザオプションもまた提供されてもよい。したがって、１２０５において、ユーザオプション５３９にしたがって、または、デフォルト設定にしたがって、スクローリングテキストが表示される。

図１３は、図１によって示し、また、記述したディスプレイ構成と、ＰｉＰディスプレイのための図３に対応する例示的な実施形態を図示する。１３０１において、ビデオが表示され、１３０３において、オーディオデータ、または、オーディオファイルが、テキストに変換されてもよい。１３０５において、アプリケーション５０１は、ディスプレイドライバ５０７とともに、ディスプレイが、例えば、図１によって図示したように、ビデオ部１０１と、テキスト部１０３とに分けられるようにしてもよい。１３０７に示すように、ディスプレイドライバ５０７によって、テキストデータがビデオフォーマットに変換され、１３０９に示すように、テキスト部１０３においてスクローリングテキストとして表示される。

図１４と図１５は、通信デバイス５００の動作のさらなる詳細を提供する信号フロー図である。図１４において、信号フロー図１４００は、アプリケーション５０１による音声通話の取り扱いを図示する。例えば、ネットワーク１４０２は、音声通話表示、または、ページングメッセージ１４０５を、通信デバイス５００に対して送ってもよい。上に記述したようなユーザ設定のために、または、ユーザが、ディスプレイ５２１を使用するアプリケーションを操作しているので、アプリケーション５０１は、音声通話表示１４０５を受け取る。ユーザは、１４０７を介して、音声通話を受け入れてもよい。このことは、ユーザインターフェース５２３を介したユーザ入力を要求してもよく、または、ユーザ構成設定に基づいていてもよい。アプリケーション５０１は、次に、音声データ１４０９を、ネットワーク１４０２から受け取る。ユーザが、ゲームアプリケーション等の、ビデオまたは他のアプリケーションのようなアプリケーションを実行し続ける場合１４１１、アプリケーション５０１は、音声テキストコンバータロジック５０５に対して、音声ビット１４１３を送ることになる。アプリケーション５０１は、テキストビット１４１３を受け取ることになり、これは、変換されたオーディオに対応しており、ディスプレイ１４０１に対してテキストビットとオーバーレイ詳細１４１７を送ることになる。

図１５は、アプリケーション５０１による音声メールメッセージの取り扱いを図示する信号フロー図１５００である。実施形態にしたがうと、音声メールメッセージは、任意の時間において、アプリケーション５０１によって処理されてもよいが、完全性のために通話プロセスを図示した。例えば、図１４によって図示したケースと同様に、音声通話表示１５０５が、アプリケーション５０１によって受信されてもよい。しかしながら、ユーザは、音声通話１５０７を無視するかもしれない。このケースにおいて、ネットワーク１５０２が、音声メール転送１５０９を介して、音声メールへの通話者を転送することになる。通話者が、音声メールサーバ１５０３に音声メールメッセージを預ける場合、ネットワーク１５０２は、アプリケーション５０１に対して音声メールメッセージ表示１５１１を送ることになる。アプリケーション１５１３が実行されており、ディスプレイ１５０１を使用している場合、アプリケーション５０１は、音声メール取出ロジック５０３を介して、音声ファイル１５１５を取得してもよい。音声メール取出ロジック５０３は、メッセージ１５１７と１５１９を介して、音声メールサーバ１５０３と通信することになり、音声ファイル１５２１を取得することになる。

アプリケーション５０１は、音声テキストコンバータロジック５０５に対して音声ファイル１５２３を提供することになり、音声ファイルに対応しているテキストビット１５２５を戻されることになる。アプリケーション５０１は、次に、ディスプレイ１５０１に対して、テキストビットとオーバーレイ詳細１４１７を提供することになる。

したがって、スクローリングテキストを表示するための方法と装置において、スクローリングテキストは、音声メールメッセージ、または、ＭＭＳメッセージもしくはビデオのオーディオを表しており、スクローリングテキストは、ビデオブロードキャスティングデータとともに、または、ビデオファイルからディスプレイ上に同時に表示されるビデオまたはアプリケーションデータとともに、表示される。ここで、開示する実施形態のさまざまな利点が、当業者にとって容易に明らかになるだろう。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［１］オーディオデータに、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオデータを、テキストのデータに変換することと、
前記テキストのデータを、スクローリングテキストとして表示し、前記スクローリングテキストは、ビデオとともにディスプレイ上に表示されることと
を含む方法。
［２］前記テキストのデータを、前記スクローリングテキストとして表示することは、前記ディスプレイの下部の近くの前記ディスプレイの一部において、前記スクローリングテキストを表示し、前記スクローリングテキストは、前記ビデオを横切ってスクロールすることをさらに含む、上記［１］の方法。
［３］前記テキストのデータを、前記スクローリングテキストとして表示することは、前記ディスプレイの、前記ビデオの上または下のいずれかにある、独立したスクローリングテキスト表示部中に、前記スクローリングテキストを表示することをさらに含む、上記［１］の方法。
［４］ネットワークから音声通話表示を受信して、前記音声通話表示をユーザインターフェースに提供し、前記音声通話表示は、到来している音声通話に対応していることと、
前記音声通話を受信するためのユーザ入力を受け取って、前記音声通話を、前記スクローリングテキストとして表示し、前記オーディオデータは、前記ネットワークから受信され、前記音声通話に対応することと
をさらに含む、上記［１］の方法。
［５］前記ビデオが前記ディスプレイ上に表示されていることを検出することと、
前記オーディオデータの前記テキストのデータへの変換のために、オーディオロジックからの前記オーディオデータを、音声テキストコンバータロジックに流用することと
をさらに含む、上記［４］の方法。
［６］ネットワークから音声メール表示を受信して、前記音声メール表示をユーザインターフェースに提供し、前記音声メール表示は、少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージに対応していることと、
前記少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージを取り出すためのユーザ入力を受け取って、前記少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージを前記スクローリングテキストとして表示することと、
前記少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージを取り出して、前記オーディオデータは、前記少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージに対応することと
をさらに含む、上記［１］の方法。
［７］前記オーディオデータに、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオデータを、前記テキストのデータに変換することと、前記テキストのデータを、前記スクローリングテキストとして表示し、前記スクローリングテキストは、前記ビデオとともに前記ディスプレイ上に表示されることとは、
ネットワークから音声通話表示、または、音声メール表示のうちの１つを受信することに応答している、上記［１］の方法。
［８］遠隔記憶、または、メモリのうちの１つから、前記音声オーディオメッセージを取り出すことをさらに含む、上記［６］の方法。
［９］前記音声メール表示を受信することは、
前記ディスプレイ上に、オーディオ表示を生成させ、または、音声メールメッセージアイコンを表示することをさらに含む、上記［７］の方法。
［１０］ネットワークから通信メッセージ表示を受信して、前記通信メッセージ表示をユーザインターフェースに提供し、前記通信メッセージ表示は、到来している通信メッセージに対応していることと、
前記通信メッセージを受信するためのユーザ入力を受け取って、前記通信メッセージを、スクローリングテキストとして、ディスプレイ上に表示することと、
前記ユーザ入力に応答して、前記通信メッセージを前記スクローリングテキストとして表示し、前記スクローリングテキストは、他のアプリケーション関連のデータとともに前記ディスプレイ上に表示されることと
を含む方法。
［１１］前記通信メッセージは、オーディオデータを含み、
前記オーディオデータに、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオデータを、テキストのデータに変換することと、
前記テキストのデータを、前記スクローリングテキストとして表示することと
をさらに含む、上記［１０］の方法。
［１２］前記通信メッセージは、ビデオ部をさらに含み、
前記オーディオデータに、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオデータを、テキストのデータに変換する前に、前記ビデオ部から前記オーディオ部をストリップして、前記オーディオデータを取得することと、
前記ビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー部に表示することと
をさらに含む、上記［１１］の方法。
［１３］受信したメッセージングデータを、ビデオフォーマットに変換して、ビデオフォーマット化されたメッセージングデータを生成させ、前記ビデオフォーマット化されたメッセージングデータは、少なくとも一部の前記メッセージングデータに対応しているテキストのデータを含むことと、
前記ビデオフォーマット化されたメッセージングデータを、スクローリングテキストとして、ディスプレイ上で、他のアプリケーション関連のデータの上に表示することと
を含む方法。
［１４］前記メッセージングデータからオーディオデータをストリップすることと、
オーディオロジックからの前記オーディオデータを、音声テキストコンバータロジックに流用することと、
前記音声テキストコンバータロジックから前記テキストのデータを取得することと
をさらに含む、上記［１３］の方法。
［１５］スクローリングテキストロジックを具備する通信デバイスにおいて、
前記スクローリングテキストロジックは、
オーディオデータを受信し、
前記オーディオデータに音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオデータをテキストのデータに変換し、
前記テキストのデータを、ビデオフォーマットに変換し、
前記テキストのデータを、スクローリングテキストとして、ディスプレイ上で、アプリケーション関連のデータの上に表示する
ように動作されている、通信デバイス。
［１６］前記スクローリングテキストロジックに動作可能に結合されている、音声テキストコンバータロジックをさらに具備し、
前記スクローリングテキストロジックは、
前記ディスプレイ上で前記アプリケーション関連のデータを検出し、
前記ディスプレイ上での前記アプリケーション関連のデータの検出に応答して、オーディオロジックからの前記オーディオデータを、前記音声テキストコンバータロジックに流用する
ようにさらに動作されている、上記［１５］の通信デバイス。
［１７］前記スクローリングテキストロジックは、
前記アプリケーション関連のデータが、前記ディスプレイ上に表示されている間に、ネットワークから音声通話表示を受信し、
前記音声通話表示をユーザインターフェースに提供し、前記音声通話表示は、到来している音声通話に対応しており、
前記音声通話を受信するためのユーザ入力を受け取り、前記音声通話を前記スクローリングテキストとして表示し、前記オーディオデータは、ネットワークから受信され、前記音声通話に対応する
ようにさらに動作されている、上記［１６］の通信デバイス。
［１８］前記スクローリングテキストロジックに動作可能に結合されている、音声メール取出ロジックをさらに具備し、
前記スクローリングテキストロジックは、
ネットワークから音声メール表示を受信して、前記音声メール表示をユーザインターフェースに提供し、前記音声メール表示は、少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージに対応しており、
前記少なくとも１つの記憶されているオーディオメッセージを受信するためのユーザ入力を受け取って、前記少なくとも１つの記憶されている音声オーディオメッセージを、前記スクローリングテキストとして表示し、
前記音声メール取出ロジックに命令を送って、前記少なくとも１つの記憶されているオーディオメッセージを取り出させ、前記音声オーディオデータは、前記少なくとも１つの記憶されているオーディオメッセージに対応する
ようにさらに動作されている、上記［１５］の通信デバイス。
［１９］特定用途集積回路（ＡＳＩＣ）をさらに具備し、
前記ＡＳＩＣは、前記スクローリングテキストロジックを備える、上記［１５］の通信デバイス。
［２０］少なくとも１つのプロセッサによって実行するための実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体において、
前記実行可能命令は、実行されるときに、前記少なくとも１つのプロセッサに、
ディスプレイ上にビデオを表示させ、
音声オーディオファイルに音声テキスト変換を適用することによって、前記音声オーディオデータをテキストのデータに変換させ、
前記テキストのデータをスクローリングテキストとして表示させ、前記スクローリングテキストは、前記ビデオとともに前記ディスプレイ上に表示される、コンピュータ読取可能媒体。

Claims (10)

1. ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、ビデオ情報を受信することと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスによって、前記ワイヤレス移動体通信デバイスのディスプレイ上に、前記ビデオ情報を表示するビデオアプリケーションを実行させることと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスによって、到来しているメッセージの表示をユーザに提供し、前記メッセージは、ビデオ部とオーディオ部を有することと、
   前記ビデオアプリケーションによって、メッセージテキストデータを取得することと、
   前記メッセージのビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部の中に表示しつつ、また、前記メッセージテキストデータを、前記ディスプレイのＰｉＰ部の外のディスプレイの一部を通してスクロール表示しつつ、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けることと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスに到来している音声通話を受け入れることと、を含み、
   ここにおいて、前記メッセージテキストデータを取得することは、
   前記メッセージのオーディオ部をストリップすることと、
   前記オーディオ部を、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けている間、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける前記音声通話のためのオーディオロジックではなく、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける音声テキストコンバータに提供し、前記音声テキストコンバータは、前記メッセージのオーディオ部に、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオ部を、前記メッセージテキストデータに変換することとを含み、
   前記ビデオ情報が前記ディスプレイ上に表示されていることを検出することと、
   前記オーディオ部の前記メッセージテキストデータへの変換のために、前記オーディオロジックから前記オーディオ部を、前記音声テキストコンバータにそらすことと、を含む方法。
2. 前記メッセージを受信するためのユーザ入力を受け取ることと、
   前記ユーザ入力の受け取りに応答して、前記メッセージテキストデータを取得することとをさらに含む、請求項１記載の方法。
3. 遠隔記憶、または、メモリのうちの１つから、前記オーディオ部を取り出すことをさらに含む、請求項１記載の方法。
4. 前記到来しているメッセージの表示をユーザに提供することは、
   前記ディスプレイ上に、オーディオ表示を生成させること、または、アイコンを表示することをさらに含む、請求項１記載の方法。
5. ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、ビデオ情報を受信することと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスによって、前記ワイヤレス移動体通信デバイスのディスプレイ上に、前記ビデオ情報を表示するビデオアプリケーションを実行させることと、
   ネットワークから通信メッセージ表示を受信することと、
   前記通信メッセージ表示を前記ワイヤレス移動体通信デバイスのユーザインターフェースに提供し、前記通信メッセージ表示は、到来している通信メッセージに対応しており、前記通信メッセージは、ビデオ部とオーディオ部を有することと、
   前記通信メッセージを受信するためのユーザ入力を受け取って、前記通信メッセージの前記オーディオ部を、スクローリングテキストとして、前記ディスプレイ上に表示することと、
   前記ビデオアプリケーションによって、メッセージテキストデータを取得し、
   前記ユーザ入力に応答して、前記通信メッセージのビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部の中に表示しつつ、また、前記メッセージテキストデータを、前記ディスプレイのＰｉＰ部の外のディスプレイの一部を通してスクロール表示しつつ、前記ディスプレイ中の前記ビデオ情報を再生し続けることと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスに到来している音声通話を受け入れることと、を含み、
   ここにおいて、前記メッセージテキストデータを取得することは、
   前記通信メッセージのオーディオ部をストリップすることと、
   前記オーディオ部を、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けている間、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける前記音声通話のためのオーディオロジックではなく、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける音声テキストコンバータに提供し、前記音声テキストコンバータは、前記通信メッセージのオーディオ部に、音声テキスト変換を適用することによって、前記オーディオ部を、前記メッセージテキストデータに変換することとを含み、
   前記ビデオ情報が前記ディスプレイ上に表示されていることを検出することと、
   前記オーディオ部の前記メッセージテキストデータへの変換のために、前記オーディオロジックから前記オーディオ部を、前記音声テキストコンバータにそらすことと、を含む方法。
6. ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、ビデオ情報を受信することと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスによって、前記ワイヤレス移動体通信デバイスのディスプレイ上に、前記ビデオ情報を表示するビデオアプリケーションを実行させることと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスによって、到来しているメッセージの表示をユーザに提供し、前記メッセージは、ビデオ部とオーディオ部を有することと、
   前記ビデオアプリケーションによって、メッセージテキストデータを取得し、
   前記メッセージのビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部の中に表示しつつ、また、ビデオフォーマット化されたメッセージングデータを、前記ディスプレイのＰｉＰ部の外のディスプレイの一部を通してスクロール表示しつつ、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けることと、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスに到来している音声通話を受け入れることと、を含み、
   ここにおいて、前記メッセージテキストデータを取得することは、
   前記メッセージのオーディオ部をストリップすることと、
   前記オーディオ部を、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けている間、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける前記音声通話のためのオーディオロジックではなく、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける音声テキストコンバータに提供し、前記音声テキストコンバータは、前記オーディオ部を、ビデオフォーマットに変換して、ビデオフォーマット化されたメッセージングデータを生成させ、前記ビデオフォーマット化されたメッセージングデータは、前記オーディオ部に対応しているテキストのデータを含むこととを含み、
   前記ビデオ情報が前記ディスプレイ上に表示されていることを検出することと、
   前記オーディオ部の前記メッセージテキストデータへの変換のために、前記オーディオロジックから前記オーディオ部を、前記音声テキストコンバータにそらすことと、を含む方法。
7. 前記音声テキストコンバータから前記メッセージテキストデータを取得することとをさらに含む、請求項６記載の方法。
8. ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、
   ディスプレイと、
   スクローリングテキストロジックを実行する、１つ以上のプログラム可能プロセッサ、または、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）とを具備し、
   前記スクローリングテキストロジックは、
   ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、ビデオ情報を受信し、
   前記ディスプレイ上に、前記ビデオ情報を表示するビデオアプリケーションを実行させ、
   到来しているメッセージの表示をユーザに提供し、前記メッセージは、オーディオ部とビデオ部を有し、
   前記ビデオアプリケーションによって、メッセージテキストデータを取得し、
   前記メッセージテキストデータを、ビデオフォーマットに変換し、
   前記到来しているメッセージのビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部の中に表示しつつ、また、前記メッセージテキストデータを、前記ディスプレイのＰｉＰ部の外のディスプレイの一部を通してスクロール表示しつつ、前記ディスプレイ上で前記ビデオ情報を再生し続け、
   前記ワイヤレス移動体通信デバイスに到来している音声通話を受け入れる、ように動作されており、
   ここにおいて、前記メッセージテキストデータを取得することは、
   前記メッセージのオーディオ部をストリップすることと、
   前記オーディオ部を、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けている間、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける前記音声通話のためのオーディオロジックではなく、音声テキストコンバータに提供し、前記音声テキストコンバータは、前記オーディオ部に、音声テキスト変換を適用することによって、前記メッセージのオーディオ部を、前記メッセージテキストデータに変換することとを含み、
   前記１つ以上のプログラム可能プロセッサ、または、ＡＳＩＣは、
   前記ディスプレイ上で前記ビデオ情報を検出し、
   前記ディスプレイ上での前記ビデオ情報の検出に応答して、前記オーディオロジックから前記オーディオ部を、前記音声テキストコンバータにそらすようにさらに動作されている、通信デバイス。
9. 前記１つ以上のプログラム可能プロセッサ、または、ＡＳＩＣは、
   前記メッセージを受信するためのユーザ入力を受け取り、
   前記ユーザ入力の受け取りに応答して、メッセージテキストデータを取得するようにさらに動作されている、請求項８記載の通信デバイス。
10. ワイヤレス移動体通信デバイスの少なくとも１つのプロセッサによって実行するための実行可能命令を有するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
    前記実行可能命令は、実行されるときに、前記少なくとも１つのプロセッサに、
    ワイヤレス移動体通信デバイスにおいて、ビデオ情報を受け取らせ、
    ワイヤレス移動体通信デバイスのディスプレイ上にビデオ情報を表示するビデオアプリケーションを実行させ、
    到来しているメッセージの表示をユーザに提供し、前記メッセージは、ビデオ部とオーディオ部を有し、
    前記ビデオアプリケーションによって、メッセージテキストデータを取得させ、
    前記メッセージのビデオ部を、前記ディスプレイのピクチャー・イン・ピクチャー（ＰｉＰ）部の中に表示しつつ、また、前記メッセージテキストデータを、前記ディスプレイのＰｉＰ部の外のディスプレイの一部を通してスクロール表示しつつ、前記ディスプレイ中の前記ビデオ情報を再生し続けることと、
    前記ワイヤレス移動体通信デバイスに到来している音声通話を受け入れることと、を含み、
    ここにおいて、前記メッセージテキストデータを取得させることは、
    前記メッセージのオーディオ部をストリップすることと、
    前記オーディオ部を、前記ディスプレイ中で前記ビデオ情報を再生し続けている間、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける前記音声通話のためのオーディオロジックではなく、前記ワイヤレス移動体通信デバイスにおける音声テキストコンバータに提供し、前記音声テキストコンバータは、前記オーディオ部に、音声テキスト変換を適用することによって、前記メッセージのオーディオ部を、前記メッセージテキストデータに変換することとを含み、
    前記ビデオ情報が前記ディスプレイ上に表示されていることを検出させ、
    前記オーディオ部の前記メッセージテキストデータへの変換のために、前記オーディオロジックから前記オーディオ部を、前記音声テキストコンバータにそらさせる、コンピュータ読取可能記憶媒体。

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