JP5959452B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ネットワークを介して機器を制御する制御システムに関する。
近年、災害復旧を容易にするため、遠隔からネットワークを介して現場機器を制御する遠隔制御技術に注目が集まっている。遠隔に配置された複数のクラウドサーバを制御機器として制御を行うシステムをクラウド制御システムと呼ぶ。このシステムでは、制御プログラムを物理的に離れた複数のサーバに保持するのでサイト側災害時に制御プログラムが失われることがない。このため、災害からの復旧の際、制御プログラムの再構築およびサーバの交換にかかる時間を減らすことができる。このような背景から、ネットワークを介して制御機器から離れた場所に現場機器を配置して制御を行うシステムがある。
特開2009−098919号公報
上述したシステムにおいては、現場機器が要求時間通りにデータを送信できるか否かを判定して制御を行う。しかし、制御機器が故障する等して要求時間通りにデータを送信できない場合に、現場機器と制御機器との間のデータの送受信に要する応答時間を保証した制御を行うことは困難である。
本発明が解決しようとする課題は、データの送受信に要する応答時間を保証した制御を行うことが可能な制御システムを提供することにある。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバを備える。このシステムは、少なくとも1つの管理サーバを備える。この管理サーバは、ネットワークに接続され、入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを複数の演算サーバの何れかに送信する機能を有する。この管理サーバは、複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能を有する。この管理サーバは、演算結果および送信時刻を含む出力データを複数の演算サーバから受信した受信時刻と受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能を有する。この管理サーバは、算出した時間に基づいて、複数の演算サーバの中から新たな入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する。演算サーバは、入力した信号に基づいた演算処理に要した演算時間を算出する。出力データは、算出した演算時間の情報を含む。管理サーバの分配機能は、出力データに含まれる演算時間に基づいて送信先の演算サーバを決定する。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバを備える。このシステムは、少なくとも1つの管理サーバを備える。この管理サーバは、ネットワークに接続され、入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを複数の演算サーバの何れかに送信する機能を有する。この管理サーバは、複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能を有する。この管理サーバは、演算結果および送信時刻を含む出力データを複数の演算サーバから受信した受信時刻と受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能を有する。この管理サーバは、算出した時間に基づいて、複数の演算サーバの中から新たな入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する。管理サーバは、送信時刻から受信時刻までの間の時間である応答時間を算出する。演算サーバは、入力した信号に基づいた演算処理に要した演算時間を算出する。出力データは、算出した演算時間を含む。管理サーバは、出力データに含まれる演算時間と算出した応答時間とに基づいて、管理サーバと演算サーバとの間の通信時間を算出する。管理サーバの分配機能は、算出した演算時間および算出した通信時間に基づいて送信先の演算サーバを決定する。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバを備える。このシステムは、少なくとも1つの管理サーバを備える。この管理サーバは、ネットワークに接続され、入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを複数の演算サーバの何れかに送信する機能を有する。この管理サーバは、複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能を有する。この管理サーバは、演算結果および送信時刻を含む出力データを複数の演算サーバから受信した受信時刻と受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能を有する。この管理サーバは、算出した時間に基づいて、複数の演算サーバの中から新たな入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する。管理サーバは複数ある。演算サーバは、管理サーバからの入力データのうち演算に用いる入力データを決定する集約機能をさらに有する。
第1の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第1の実施形態における制御システムの伝送データフロー例を示す図。 第1の実施形態における制御システムによるデータの入出力にかかる応答時間の一例を示す図。 第1の実施形態における制御システムによる入力データの一例を示す図。 第1の実施形態における制御システムによる出力データの一例を示す図。 第1の実施形態における制御システムの管理サーバによる処理手順の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態における制御システムの演算サーバによる処理手順の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第2の実施形態における制御システムの演算サーバによる処理手順の一例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
本実施形態では、図1に示すように、制御システム1は、複数の演算サーバ10,11,12と、管理サーバ20とを備える。演算サーバ10,11,12と管理サーバ20とはネットワーク2を介して接続される。
演算サーバ10,11,12は、演算機能13と計測機能14と通信機能15を有する。管理サーバ20は、分配機能23と集約機能24と計測機能25と通信機能26とを有する。
管理サーバ20は、ネットワーク3を介して外部機器である複数の現場機器30,31,32と接続される。現場機器30,31,32は、センサやアクチュエータの信号の入出力を行う機器である。この機器は、例えばスイッチやボタンや計測機等の入力機器であったり、モーターや表示装置等の出力機器であったりする。ネットワーク3は、本システム専用のネットワークとしても良いし、汎用のIP(Internet Protocol)ネットワークとしても良い。このネットワーク3は、ネットワーク2と同一のネットワークとしても良い。図1に示した例では、演算サーバの台数が3台であるが、この台数は複数であれば特に限られない。
図2は、第1の実施形態における制御システムの伝送データフロー例を示す図である。図2に示すように、管理サーバ20は、複数の現場機器30,31,32から入力信号を受信する。管理サーバ20は、通信機能26により複数の演算サーバ10,11,12に入力データ40を送信する。
演算サーバ10,11,12は、通信機能15により入力データ40を受け取る。演算サーバ10,11,12の演算機能13は、入力データ40に基づいた制御演算を行い、演算結果である出力データ41を生成する。生成された出力データ41は通信機能15により管理サーバ20に送信される。
管理サーバ20は、通信機能26により複数の演算サーバ10,11,12からの出力データ41を受信する。管理サーバ20の集約機能24は、複数の演算サーバ10,11,12からの出力データ41に含まれる出力信号のうち、現場機器30,31,32に送信する出力信号を決定する。この決定された出力信号は、通信機能15により現場機器30,31,32のうち当該出力信号の基となった入力信号の送信元に送信される。信頼性を確保するために、集約機能24は、受信した複数の出力データ41に対する多数決処理を行なう機能を含んでいても良い。また、応答時間を保証するために、集約機能24は、受信した複数の出力データ41のうち先着のデータを優先して採用する機能を含んでいても良い。この応答時間は、管理サーバ20が入力データ40を演算サーバ10,11,12へ送信した時刻から、この入力データ40に基づいた出力データ41を管理サーバ20が受信した時刻までの時間である。また、システムに要求される応答時間の制約を考慮して、集約機能24は、所定の時間内で受信した複数の出力データ41に対して多数決処理等を行なう機能を含んでいても良い。
管理サーバ20の分配機能23は、応答時間、演算処理時間、通信時間の少なくとも1種類に基づいて、演算サーバ10〜12のうち、入力データ40の送信先となる演算サーバを決定する。
演算処理時間は、各演算サーバ10〜12による演算処理に要する時間である。具体的には、各演算サーバ10〜12による演算機能13による処理の開始時刻から終了時刻までの時間である。通信時間は、管理サーバ20から演算サーバ10〜12への入力データ40の通信や、演算サーバ10〜12から管理サーバ20への出力データ41の通信に要する時間である。ある入力データ40および当該入力データ40に基づく出力データ41の入出力にかかる応答時間は、該当のデータに関する演算処理時間と通信時間とをあわせた時間である。
次に、応答時間、演算処理時間、通信時間を得るまでの手順について説明する。
図3は、第1の実施形態における制御システムによるデータの入出力にかかる応答時間の一例を示す図である。
応答時間Tは以下の式(1)で示される。
応答時間T=T1+T2+T3 …式(1)
式(1)中の時間T1は、管理サーバ20からの入力データ40の送信時刻から送信先の演算サーバ10,11,12での入力データ40の受信時刻までの通信時間である。式(1)中の時間T2は、この入力データ40に対する演算処理時間である。式(1)中の時間T3は、演算サーバ10,11,12からの出力データ41の送信時刻から管理サーバ20での出力データ41の受信時刻までの通信時間である。
分配機能23は、演算サーバ10,11,12との間で、所定のタイミングで応答時間Tを求める。分配機能23は、演算サーバ10,11,12のうち、応答時間Tがシステムに要求される応答時間より十分短い演算サーバを新たな入力データ40の送信先として決定する。通信機能26は、この決定した演算サーバに新たな入力データ40を送信する。
システムに要求される応答時間より、求めた応答時間Tが十分短い演算サーバが複数ある場合、分配機能23は、最大の分配数を定めて送信先の演算サーバを決定しても良い。また、分配機能23は、応答時間T、演算処理時間T2、通信時間T1,T3の閾値を定めて、応答時間T、演算処理時間T2、通信時間T1,T3が閾値以下である演算サーバを送信先として決定しても良い。例えば、分配機能23が演算処理時間の短い演算サーバから順に送信先として決定することで、各演算サーバ10,11,12の演算機能13の処理負荷を各演算サーバの間で平準化することができる。また、分配機能23が通信時間の短い演算サーバから順に送信先として決定することで、ネットワーク2の伝送負荷を平準化することができる。
ここで、各演算サーバ10,11,12の応答時間Tを得るために、管理サーバ20は、計測機能25により計測した現在時刻を送信時刻43として入力信号44に付加する形で入力データ40に含める。
また、演算サーバ10,11,12は、計測機能14により演算機能13による入力信号44に対する制御演算に要した時間を演算時間46(演算処理時間T2)として計測し、この演算時間46を出力信号47に付加する形で出力データ41に含める。さらに、演算サーバ10,11,12は、管理サーバ20から送信された入力データ40に含まれていた送信時刻43を演算時間46や出力信号47に付加する形で出力データ41に含める。
管理サーバ20は、演算サーバ10,11,12から出力データ41を受信すると、計測機能25により計測した現在時刻を受信時刻とし、この受信時刻から出力データ41中の送信時刻43を差し引くことで応答時間Tを得ることができる。また、管理サーバ20は、応答時間Tから出力データ41中の演算時間46(演算処理時間T2)を差し引くことで、通信時間(時間T1+時間T3)を得ることができる。
図4は、第1の実施形態における制御システムによる入力データの一例を示す図である。
図4に示すように、入力データ40には、送信時刻43と入力信号44とが格納される。図4に示すように、入力データ40は、ヘッダ情報42やフッタ情報45等を含んでも良い。ヘッダ情報42は、送信先アドレスやデータ長等である。フッタ情報45は、CRC等の誤り検出符号である。
図5は、第1の実施形態における制御システムによる出力データの一例を示す図である。
また、図5に示すように、出力データ41の中には、送信時刻43、演算時間46、出力信号47が格納される。送信時刻43は、入力データ40に含まれていた時刻である。出力データ41は、入力データ40と同様にヘッダ情報42やフッタ情報45等を含んでも良い。
また、入力データ40や出力データ41内のフッタ情報45はECC等の誤り訂正符号であっても良い。入力データ40や出力データ41にヘッダ情報42やフッタ情報45を含ませることで伝送に対する異常を検出でき、信頼性を向上できる。
図6は、第1の実施形態における制御システムの管理サーバによる処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、管理サーバ20の通信機能26がデータを受信し(S1)、この受信したデータが現場機器30,31,32からの入力信号44であれば(S2→S3)、分配機能23は、演算サーバ10,11,12のうち、この入力信号44を含む入力データ40の送信先の演算サーバを決定する(S4)。この入力信号44には送信元の現場機器の識別情報が含まれる。
計測機能25は、現在時刻を計時する(S5)。この現在時刻を入力データ40の送信時刻とし、通信時間T1や応答時間Tの起点とする。管理サーバ20の通信機能26は、この計時された現在時刻を送信時刻43として入力データ40に含ませる。そして、通信機能26は、ヘッダ情報42とフッタ情報45とを入力データ40にさらに含ませる。これにより、最終的な入力データ40が生成される(S6)。
通信機能26は、この生成された入力データ40をS4で決定された演算サーバに送信する(S7)。
図7は、第1の実施形態における制御システムの演算サーバによる処理手順の一例を示すフローチャートである。
ここでは、演算サーバ10が入力データ40を受信したとする。演算サーバ10の通信機能15が管理サーバ20からの入力データ40を受信すると(S21)、通信機能15は、この入力データ40に含まれる入力信号44を入力する(S22)。
計測機能14は、現在時刻tを計時する(S23)。この計時された時刻を演算機能13による演算開始時刻とする。そして、演算機能13は、S22で入力した入力信号44に対する演算を行なって演算結果である出力信号47を生成する(S24)。この出力信号47には、入力信号44の送信元の現場機器の識別情報が含まれる。すると、演算サーバ10の計測機能14は、現在時刻t2を計時する(S25)。この計時された時刻を演算機能13による演算終了時刻とする。
計測機能14は、S23で計時された時刻t(演算開始時刻)からS25で計時された時刻t2(演算終了時刻)までの演算処理時間T2を算出する(S26)。
通信機能15は、S24で生成した出力信号47と、S26で算出した演算処理時間T2と、入力データ40に含まれていた送信時刻43とを出力データ41に含ませる。さらに、通信機能15は、ヘッダ情報42およびフッタ情報45を含めて最終的な出力データ41を生成する(S27)。
通信機能15は、この生成した出力データ41を管理サーバ20に送信する(S28)。
管理サーバ20の処理の説明に戻る。管理サーバ20の通信機能26がデータを受信し(S1)、この受信したデータが演算サーバ10からの出力データ41であれば(S2→S11)、計測機能25は、現在時刻を計時する(S12)。この現在時刻を出力データ41の受信時刻とする。
管理サーバ20の計測機能25は、出力データ41に含まれる送信時刻43からS12で計時した現在時刻(受信時刻)までの時間を応答時間Tとして算出する(S13)。
また、管理サーバ20の計測機能25は、S13で算出した応答時間Tから出力データ41に含まれる演算時間46(演算処理時間T2)を差し引くことで、通信時間(通信時間T1+通信時間T3)を算出する(S14)。
管理サーバ20の集約機能24は、複数の演算サーバ10,11,12からの出力データ41に含まれる出力信号47のうち、現場機器に送信する出力信号47を決定する。(S15)。
通信機能26は、S15で決定した出力データ41の出力信号47を、この信号内の識別情報で示される現場機器に送信する(S16)。
管理サーバ20の分配機能23で用いる応答時間Tは、システム起動時に全ての演算サーバ10〜12に対する送受信を行って各演算サーバ10〜12との間の応答時間として得られても良いし、システム稼働中に一定周期やランダムなタイミングで各演算サーバ10〜12との間で送受信を行って得られても良い。
本実施形態によれば、制御システムの管理サーバ20と演算サーバ10〜12が計測機能を有し、入出力データに送信時刻を格納する。これにより、管理サーバ20が各演算サーバによる演算時間と、各演算サーバ10〜12との間の通信時間を把握することができる。管理サーバ20の分配機能23は、この把握した時間に基づいて、システムに要求される応答時間を満たすように、新たな入力データ40の送信先の演算サーバを決定する。よって、システムに要求される応答時間内に制御演算を行うことが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図8は、第2の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
図8に示すように、第2の実施形態における制御システムは、第1の実施形態で説明した管理サーバを複数台備える。図8に示した例では、ネットワーク上に複数の管理サーバ20,21,22を配置する。この例では管理サーバの台数は3台であるが、複数台であれば、この台数は限られない。それぞれの管理サーバ20〜22の機能は第1の実施形態と同様である。また、演算サーバ10〜12は、複数の管理サーバ20〜22から入力データ40を受信する。
演算サーバ10〜12は、第1の実施形態で説明した演算機能13、計測機能14、通信機能15に加えて、集約機能16を備える。
この集約機能16は、複数の管理サーバ20〜22からの入力データ40のうち、演算機能13による演算に用いる入力データを決定する。集約機能16は、先に届いた入力データを演算に用いる先着優先としても良いし、複数の入力データうちの多いものを演算に用いる多数決としても良い。
第2の実施形態における制御システムの演算サーバによる処理手順は、第1の実施形態と同じである。
図9は、第2の実施形態における制御システムの演算サーバによる処理手順の一例を示すフローチャートである。
ここでは、演算サーバ10が入力データ40を受信したとする。演算サーバ10の通信機能15が複数の管理サーバ20〜22からの入力データ40を受信すると(S31)、通信機能15は、この入力データ40に含まれる入力信号44を入力する(S32)。
演算サーバ10の集約機能16は、複数の管理サーバ20〜22からの入力データ40のうち、演算機能13による演算に用いる入力データ40を決定する(S33)。
計測機能14は、現在時刻tを計時する(S34)。この計時された時刻を演算機能13による演算開始時刻とする。そして、演算機能13は、S32で入力した入力信号44に対する演算を行なって演算結果である出力信号47を生成する(S35)。この出力信号47には、入力信号44の送信元の現場機器の識別情報が含まれる。すると、計測機能14は、現在時刻t2を計時する(S36)。この計時された時刻を演算機能13による演算終了時刻とする。
計測機能14は、S34で計時された時刻t(演算開始時刻)からS25で計時された時刻t2(演算終了時刻)までの演算処理時間T2を算出する(S37)。
通信機能15は、S35で生成した出力信号47と、S37で算出した演算処理時間T2と、入力データ40に含まれていた送信時刻43とを出力データ41に含ませる。さらに、通信機能15は、ヘッダ情報42およびフッタ情報45を含めて出力データ41を生成する(S38)。
通信機能15は、この生成した出力データ41を複数の管理サーバ20〜22に送信する(S39)。
本実施形態によれば、管理サーバの動作が異常となり、処理の遅延や停止がある場合や、誤った入力データを送信する場合でも、複数の管理サーバがあり、演算サーバに集約機能を備えることで、システムに要求される応答時間内に制御演算を行うことが可能である。
これらの各実施形態によれば、データの送受信に要する応答時間を保証した制御を行うことが可能な制御システムを提供することができる。
発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…制御システム、2,3…ネットワーク、10,11,12…演算サーバ、13…演算機能、14,25…計測機能、15,26…通信機能、16,24…集約機能、20,21,22…管理サーバ、23…分配機能、30,31,32…現場機器、40…入力データ、41…出力データ、42…ヘッダ情報、43…送信時刻、44…入力信号、45…フッタ情報、46…演算時間、47…出力信号。

Claims (4)

  1. ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバと、
    ネットワークに接続され、前記入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを前記複数の演算サーバの何れかに送信する機能、
    前記複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能、
    前記演算結果および前記送信時刻を含む出力データを前記複数の演算サーバから受信した受信時刻と前記受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能、および
    前記算出した時間に基づいて、前記複数の演算サーバの中から新たな前記入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する少なくとも1つの管理サーバと
    を備え、
    前記複数の演算サーバは、前記入力した信号に基づいた演算処理に要した演算時間を算出し、
    前記出力データは、前記算出した演算時間の情報を含み、
    前記少なくとも1つの管理サーバの分配機能は、前記出力データに含まれる演算時間に基づいて前記送信先の演算サーバを決定する
    ことを特徴とする制御システム。
  2. ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバと、
    ネットワークに接続され、前記入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを前記複数の演算サーバの何れかに送信する機能、
    前記複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能、
    前記演算結果および前記送信時刻を含む出力データを前記複数の演算サーバから受信した受信時刻と前記受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能、および
    前記算出した時間に基づいて、前記複数の演算サーバの中から新たな前記入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する少なくとも1つの管理サーバと
    を備え、
    前記少なくとも1つの管理サーバは、前記送信時刻から前記受信時刻までの間の時間である応答時間を算出し、
    前記複数の演算サーバは、前記入力した信号に基づいた演算処理に要した演算時間を算出し、
    前記出力データは、前記算出した演算時間を含み、
    前記少なくとも1つの管理サーバは、前記出力データに含まれる演算時間と前記算出した応答時間とに基づいて、前記少なくとも1つの管理サーバと前記複数の演算サーバとの間の通信時間を算出し、
    前記少なくとも1つの管理サーバの分配機能は、前記算出した演算時間および前記算出した通信時間に基づいて前記送信先の演算サーバを決定する
    ことを特徴とする制御システム。
  3. ネットワークに接続され、入力した信号に基づいた演算結果を含む出力データを送信する通信機能を有する複数の演算サーバと、
    ネットワークに接続され、前記入力した信号に現在時刻を当該信号の送信時刻として付加した入力データを前記複数の演算サーバの何れかに送信する機能、
    前記複数の演算サーバの何れかからの出力データに含まれる演算結果を外部機器へ出力する機能、
    前記演算結果および前記送信時刻を含む出力データを前記複数の演算サーバから受信した受信時刻と前記受信した出力データに含まれる送信時刻との間の所定の時間を算出する機能、および
    前記算出した時間に基づいて、前記複数の演算サーバの中から新たな前記入力データの送信先の演算サーバを決定する分配機能を有する少なくとも1つの管理サーバと
    を備え、
    前記管理サーバは複数あり、
    前記複数の演算サーバは、
    前記複数の管理サーバからの入力データのうち前記演算に用いる入力データを決定する集約機能をさらに有する
    ことを特徴とする制御システム。
  4. 前記複数の演算サーバの集約機能は、前記複数の管理サーバからの入力データのうち正しいデータを前記演算に用いる入力データとして決定する、ことを特徴とする請求項に記載の制御システム。
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