JP5959007B2 - サージ防護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、太陽光発電システムにおける直流電源線路に接続されてシステムを落雷事故から防護するためのサージ防護装置に関するものである。
図6は、太陽光発電システムの主要部を示す構成図である。
図6において、Aは太陽光パネル、Bは太陽光パネルAの直流出力電圧を交流電圧に変換するためのインバータ等からなるパワーコンディショナーである。
Dは、太陽光パネルAとパワーコンディショナーBとの間の直流電源線路Cに接続されたサージ防護装置(SPD)であり、電源線路Cへの落雷時に雷サージ電流を接地側に流して太陽光パネルAやパワーコンディショナーB等の故障や破壊、損傷を防止している。
図7は、従来のサージ防護装置の一例を示す回路図である。ここでは、サージ防護装置を符号D1にて示している。
図7において、DC+は直流電源線路Cに接続される正側端子、DC−は負側端子、Eは接地端子、11,12,13はケーブル、MOV1,MOV2,MOV3は酸化亜鉛バリスタ(以下、単にバリスタともいう)、21,22,23は、バリスタMOV1,MOV2,MOV3の短絡故障等による発熱により、板バネまたは温度ヒューズ等の熱分離機構が動作して切り離される接点部である。
以下、この従来技術の動作を説明する。落雷時には、直流電源線路Cと接地点Eとの間でバリスタを介して雷サージ電流が流れるため、太陽光パネルAやパワーコンディショナーB等に雷サージ電流が流入することはなく、これらの機器が落雷から保護される。
また、バリスタが経年劣化等により短絡故障した場合には、短絡電流によりバリスタが発熱し、熱分離機構が動作して接点部がオフするため、バリスタが直流電源線路Cから切り離される。これにより、バリスタ自体や周辺回路の焼損を未然に防止することができる。
しかし、直流電源線路Cの電圧が高い場合には、接点部がオフする際に発生するアークが消弧されずに残り、バリスタへの通流、発熱が継続されるおそれがあった。
次に、図8は他の従来技術を示す回路図であり、サージ防護装置を符号D2にて示している。
この従来技術では、バリスタMOV1,MOV2に対して並列に電流ヒューズF1,F2が接続されており、バリスタMOV1,MOV2の発熱時に接点部21,22を電流ヒューズF1,F2側に切り替えることでアークを消弧させている。
なお、特許文献1には、バリスタの端子に低融点金属合金板を取り付けることにより、バリスタの故障・劣化時に低融点金属合金板を温度ヒューズまたは電流ヒューズとして動作させてバリスタを電源回路から切り離すようにした雷防護装置が記載されている。
また、特許文献2には、バリスタの表面に引出し導体及びバネ材を接着剤により固定し、引出し導体に、固定導体部、電流ヒューズ部及び温度ヒューズ部からなる1本の銅線を形成すると共に、前記バネ材により電流ヒューズ部を付勢するようにしたバリスタ装置が記載されている。
更に、特許文献3には、バリスタの発熱によりバネからなる熱分離機構が動作してバリスタの両端を短絡させる避雷器が記載されている。
特開2006−179842号公報(段落[0017]〜[0026]、図5等)。 特開2007−42753号公報(段落[0024]〜[0035]、図3等)。 特表2010−503163号公報(段落[0026]〜[0028]、図1〜図3等)。
図8に示した従来技術において、電流ヒューズF1,F2には例えば2[A]までは溶断しないものがあり、バリスタMOV1,MOV2の発熱により接点部21,22が切り替わった後も、電流ヒューズF1,F2に流れる電流が上記溶断電流値に達するまでは流れ続ける。このため、残りのバリスタMOV3の両端には高い直流電源電圧が印加される結果、熱分離機構により接点部23が切り離されたときにアークが消弧されず、バリスタMOV3が発熱し続けることにより、最悪の場合には絶縁樹脂が溶融して端子が露出するという問題があった。
また、発熱したバリスタから噴出した煙が接点部等の可動部を含む熱分離機構に侵入してこれらの機構を汚損したり、ケーシング内部のガス圧が高まってケーシングを破損するおそれもあった。
なお、特許文献1〜3に係る従来技術では、前述したようなバリスタの発熱、発煙等に起因した種々の問題解決策は示されていない。
そこで本発明の解決課題は、バリスタからの発煙により熱分離機構が汚損されるのを防ぎ、また、内圧上昇によるケーシングの破損を防止するようにしたサージ防護装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、直流電源線路と接地点との間に接続された被防護機器を、この被防護機器に対して並列に接続されたバリスタの動作により雷サージから防護するサージ防護装置であって、前記バリスタが、その発熱時に接点部を自身の電極から電流ヒューズ側に切り替えて当該バリスタを流れる電流を遮断する熱分離機構を備えた熱分離型バリスタにより構成されているサージ防護装置において、
前記接点部を含む熱分離機構を、耐熱性の隔離カバーにより包囲して前記熱分離型バリスタから隔離したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載したサージ防護装置において、前記熱分離型バリスタ及び前記隔離カバーを密閉状態で包囲するケーシングに、このケーシング内のガス圧が高くなったときに前記ガス圧により開放される薄肉部や蓋部等の部位を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載したサージ防護装置において、前記熱分離型バリスタ及び前記電流ヒューズが実装されたプリント基板を、前記隔離カバーとは別の隔離カバーにより包囲したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載したサージ防護装置において、前記熱分離機構は、前記熱分離型バリスタの発熱時に低融点金属を溶融させることにより、前記接点部を前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離させ、バネの復元力により前記電流ヒューズの端子部に接続することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載したサージ防護装置において、前記熱分離機構の動作時に、前記接点部と前記熱分離型バリスタの一方の電極との間の空間を遮断する遮断ブロックを備えたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載したサージ防護装置において、前記熱分離機構の動作時に、前記接点部が前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離したことを示す状態表示部を備えたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載したサージ防護装置において、前記熱分離機構の動作時に、前記接点部が前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離したことを示す警報信号を外部に出力させるためのスイッチを備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載したサージ防護装置において、前記スイッチを、前記熱分離機構の動作時に前記接点部と前記熱分離型バリスタの一方の電極との間の空間を遮断する遮断ブロックに連動させてオンさせることを特徴とする。
本発明によれば、熱分離型バリスタの電極に接離する接点部を含む熱分離機構を、耐熱性の隔離カバーにより包囲して熱分離型バリスタから隔離したことにより、発熱によるバリスタからの煙や有害ガスが熱分離機構に侵入してこれらが汚損されるのを防止することができる。
また、熱分離型バリスタ及び隔離カバーを密閉状態で包囲するケーシングに、このケーシングの内圧が高くなったときに破断または飛散する薄肉部や蓋部等の部位を設けることにより、ケーシング全体が破損する前の段階で内部の高圧ガスを外部に逃がすことが可能である。更に、熱分離型バリスタ及び電流ヒューズが実装されたプリント基板を、別の隔離カバーによって包囲すれば、このプリント基板に実装された電流ヒューズその他の部品を保護することができる。
本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態の主要部の内部構造図である。 本発明の実施形態の主要部の内部構造図である。 本発明の実施形態において、ケーシング内の高圧ガスを外部へ放出させるための構造を示す図である。 本発明の実施形態において、ケーシング内の高圧ガスを外部へ放出させるための構造を示す図である。 太陽光発電システムの主要部を示す構成図である。 従来技術を示す回路図である。 他の従来技術を示す回路図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は、本実施形態に係るサージ防護装置Dの回路図であり、図8と同一の部品には同一の符号を付してある。このサージ防護装置Dは、図6に示したように被防護機器である太陽光パネルA及びパワーコンディショナーBに対して並列に接続されるものである。
図1において、図8と同様に、DC+は直流電源線路C側の正側端子、DC−は負側端子、Eは接地端子、11,12,13はケーブル、MOV1,MOV2,MOV3aは酸化亜鉛バリスタ、21,22は、短絡故障したバリスタMOV1,MOV2の発熱により、板バネまたは温度ヒューズ等の熱分離機構が動作して切替動作する接点部である。
なお、この実施形態では、バリスタMOV3aに熱分離機構は設けられていない。このため、本実施形態では、熱分離機構を有するバリスタMOV1,MOV2を熱分離型バリスタ、熱分離機構を有しないバリスタMOV3aを非熱分離型バリスタともいう。
この実施形態が図8と異なるのは、接点部21の切替先に一端が接続された電流ヒューズF1の他端が負側端子DC−に接続され、接点部22の切替先に一端が接続された電流ヒューズF2の他端が正側端子DC+に接続されると共に、熱分離型バリスタMOV1,MOV2同士の接続点と接地端子Eとの間に、非熱分離型バリスタMOV3aが接続されている点である。
次に、図2は、本実施形態の主要部の内部構造図であり、図1におけるバリスタMOV1とその熱分離機構を説明するためのものである。この図2は、バリスタMOV1の正常時の状態を示している。
なお、図1におけるバリスタMOV2とその熱分離機構の構造も同一である。
図2において、ケーシング200の内部には、耐熱性樹脂により形成された隔壁202の内側に、バリスタMOV1がモールドされている。バリスタMOV1の端子部302は、耐熱性樹脂からなる第2の隔離カバー702内のプラグ基板(プリント基板)101に固着されている。図示されていないが、このプラグ基板101には、図1の電流ヒューズF1も実装されている。
バリスタMOV1の側面には一方の電極301が配置されており、この電極301には、低融点金属(以下、低融点半田とする)を介して接点部21が固着されている。
接点部21は、導電性のバネ材からなる熱分離板401の上端部に一体的に形成され、熱分離板401の下端部は、接点部21等を含む熱分離機構を包囲する耐熱性樹脂からなる第1の隔離カバー701と前記第2の隔離カバー702を通って、プラグ基板101上で図1の正側端子DC+に接続されている。この熱分離板401は、バネ材の復元力により、接点部21を電極301から引き離す方向に常に付勢されている。
電極301から引き離される接点部21の移動先には、図1における電流ヒューズF1の端子部403が配置されている。前述したように、電流ヒューズF1はプラグ基板101に実装される。なお、熱分離板401の接点部21の根元には、段部402が形成されている。
電極301に固着されている状態の接点部21の上方には、状態表示部501が配置されている。この状態表示部501は、トーションバネ502が巻かれた回動軸503を中心として回動可能な表示面504,505を備えており、一方の表示面504は例えば緑色に着色されて「正常」を表示し、他方の表示面505は例えば赤色に着色されて「故障(異常)」を表示するようになっている。なお、表示面504に対向するケーシング200の一部は透明材料により表示窓部201を形成している。
また、状態表示部501の下端部には、接点部21に係止する係止突起506が形成されており、状態表示部501は、トーションバネ502の復元力によって時計回りに回動するように常に付勢されている。
熱分離板401の側方には、コイルバネ603,606によって常に上方へ付勢された遮断ブロック601が配置されている。この遮断ブロック601は、熱分離板401の段部402に下方から当接する遮断板602と、その下方に延設されたロッド604とを備えており、ロッド604は第2の隔離カバー702及びプラグ基板101を貫通して下方に伸びている。
102はスイッチ基板であり、その下面にはマイクロスイッチ801が実装されている。マイクロスイッチ801のスイッチボタン802はスイッチレバー803によって押されるようになっており、このスイッチレバー803の先端部はロッド604の下端部の係止鉤605に係止されている。ここで、マイクロスイッチ801以外の他種のスイッチを用いてもよい。
なお、第1の隔離カバー701は、電極301、接点部21、熱分離板401、遮断板602、状態表示部501、端子部403等からなる熱分離機構の全体を、バリスタMOV1から隔離しつつ包囲している。
上記のように構成されたバリスタMOV1及びその熱分離機構並びにヒューズF1等は、これらを一組としてケーシング200に密封状態で収納することにより、プラグイン方式のサージ防護素子が形成される。
次に、この実施形態の動作を、図2,図3を参照しつつ説明する。前述したように、図2はバリスタMOV1の正常時の状態を示しており、図3は経年劣化等によりバリスタMOV1が短絡故障した時の主要部の状態を示している。
図2に示すバリスタMOV1の正常時には、直流電源線路Cの直流電圧がバリスタMOV1,MOV2の直列回路に印加されており、直流電源線路Cに雷サージが侵入するとバリスタMOV1,MOV3a及びMOV2,MOV3aの直列回路によって被防護機器が保護される。
次に、図2の状態において、例えばバリスタMOV1が短絡故障するとその電極301が発熱し、低融点半田が溶融する。これにより、熱分離板401の復元力によって電極301から引き離す方向に付勢されている接点部21が開離して切替動作し、図3に示すように電流ヒューズF1の端子部403に接触する。このため、図1に示したように、サージ防護装置Dの正側端子DC+は接点部21と電流ヒューズF1との直列回路を介して負側端子DC−に接続されることになる。
また、図3に示すように、接点部21が電極301から開離した状態では、状態表示部501がトーションバネ502の復元力によって時計回りに回動し、例えば赤色の表示面505が表示窓部201を介して目視可能な状態となる。このため、バリスタMOV1の短絡故障により接点部21が電極301から開離したことを外部から容易に確認することができる。
同時に、正常時には段部402により規制されていた遮断板602がコイルバネ603,606の復元力により上方へ移動し、接点部21と電極301との間の空間を遮断するので、両者の間にアークは発生せず、仮に発生したとしてもアークの続流は確実に消弧される。
更に、遮断板602とロッド604がコイルバネ606の復元力により上方へ移動するので、ロッド604の下端部に形成された係止鉤605がマイクロスイッチ801のスイッチレバー803を押し上げることにより、スイッチボタン802が押圧される。このため、マイクロスイッチ801から、接点部21が電極301から開離したことを示す警報(接点信号)を外部に出力させることが可能である。
以上のように、この実施形態によれば、バリスタMOV1の発熱により接点部21が電極301から開離されて電流ヒューズF1の端子部403に切り替わることにより、接点部21と電極301との間のアークの発生が防止されると共に、回路電流は正側端子DC+から接点部21及び電流ヒューズF1を介して負側端子DC−に流れることになる。同様に、バリスタMOV2が短絡故障により発熱した場合にも、接点部22とバリスタMOV2の電極との間のアークの発生が防止され、回路電流は正側端子DC+から電流ヒューズF2及び接点部22を介して負側端子DC−に流れることになる。
従って、熱分離型バリスタMOV1またはバリスタMOV2の熱分離機構が動作した際に、電流ヒューズF1またはF2にその溶断電流値以下の回路電流が流れたとしても、この回路電流は非熱分離型バリスタMOV3aを介して流れることがないため、バリスタMOV3aの発熱や焼損を未然に防止することができる。
加えて、発熱に伴って熱分離型バリスタMOV1(またはMOV2)から煙が発生したり有害ガスが発生したとしても、電極301、接点部21、熱分離板401、遮断板602、状態表示部501、端子部403等からなる熱分離機構が第1の隔離カバー701により包囲されてバリスタMOV1から隔離されているので、煙の粒子や有害ガスがこれらの各部品を汚損する心配がない。また、バリスタMOV1及び電流ヒューズF1等が実装されているプラグ基板101も第2の隔離カバー702によって包囲されているため、プラグ基板101上の配線パターンや回路部品を煙の粒子や有害ガスから保護することができる。
なお、バリスタMOV1の発熱に伴い、バリスタMOV1や熱分離機構を密閉状態で包囲しているケーシング200の内圧がガスにより上昇するおそれがあるが、例えば、図4や図5のような構造を採用すれば、高圧になったガスを外部へ放出することができ、サージ防護装置全体の破損を防止することができる。
すなわち、図4(a)はケーシング200の側面部に薄肉部203を設け、内部のガス圧により薄肉部203を破断させて図4(b)のように高圧ガスを外部へ放出させる構造であり、図5(a)はケーシング200の側面部または上部に蓋部204を嵌め込んでおき、内部のガス圧により図5(b)のように蓋部204を飛散させて高圧ガスを外部へ放出させる構造である。
これらの薄肉部203や蓋部204の個数、位置は図示例に何ら限定されるものではない。
上述した実施形態では、熱分離機構の動作時にマイクロスイッチ801をオンさせて外部に警報を出力させているが、これらの警報出力手段(ロッド604、係止鉤605、マイクロスイッチ801等)は本発明に必要不可欠なものではない。
同様に、仮に状態表示部501を備えていなくても、バリスタMOV3aの発熱や焼損を防止するという課題解決には支障がないものである。
A:太陽光パネル
B:パワーコンディショナー
C:直流電源線路
D:サージ防護装置
DC+:正側端子
DC−:負側端子
E:接地端子
MOV1,MOV2,MOV3a:酸化亜鉛バリスタ
F1,F2:電流ヒューズ
11,12,13:ケーブル
21,22:接点部
101:プラグ基板
102:スイッチ基板
200:ケーシング
201:表示窓部
202:隔壁
203:薄肉部
204:蓋部
301:電極
302:端子部
401:熱分離板
402:段部
403:端子部
501:状態表示部
502:トーションバネ
503:回動軸
504,505:表示面
506:係止突起
601:遮断ブロック
602:遮断板
603,606:コイルバネ
604:ロッド
605:係止鉤
701:第1の隔離カバー
702:第2の隔離カバー
801:マイクロスイッチ
802:スイッチボタン
803:スイッチレバー

Claims (8)

  1. 直流電源線路と接地点との間に接続された被防護機器を、この被防護機器に対して並列に接続されたバリスタの動作により雷サージから防護するサージ防護装置であって、前記バリスタが、その発熱時に接点部を自身の電極から電流ヒューズ側に切り替えて当該バリスタを流れる電流を遮断する熱分離機構を備えた熱分離型バリスタにより構成されているサージ防護装置において、
    前記接点部を含む熱分離機構を、耐熱性の隔離カバーにより包囲して前記熱分離型バリスタから隔離したことを特徴とするサージ防護装置。
  2. 請求項1に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離型バリスタ及び前記隔離カバーを密閉状態で包囲するケーシングに、このケーシング内のガス圧が高くなったときに前記ガス圧により開放される部位を備えたことを特徴とするサージ防護装置。
  3. 請求項1または2に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離型バリスタ及び前記電流ヒューズが実装されたプリント基板を、前記隔離カバーとは別の隔離カバーにより包囲したことを特徴とするサージ防護装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離機構は、前記熱分離型バリスタの発熱時に低融点金属を溶融させることにより、前記接点部を前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離させ、バネの復元力により前記電流ヒューズの端子部に接続することを特徴とするサージ防護装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離機構の動作時に、前記接点部と前記熱分離型バリスタの一方の電極との間の空間を遮断する遮断ブロックを備えたことを特徴とするサージ防護装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離機構の動作時に、前記接点部が前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離したことを示す状態表示部を備えたことを特徴とするサージ防護装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載したサージ防護装置において、
    前記熱分離機構の動作時に、前記接点部が前記熱分離型バリスタの一方の電極から開離したことを示す警報信号を外部に出力させるためのスイッチを備えたことを特徴とするサージ防護装置。
  8. 請求項7に記載したサージ防護装置において、
    前記スイッチを、
    前記熱分離機構の動作時に前記接点部と前記熱分離型バリスタの一方の電極との間の空間を遮断する遮断ブロックに連動させてオンさせることを特徴とするサージ防護装置。
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