JP5958302B2 - オイルフィルタブラケット - Google Patents
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Description
フランジの取付面に付着したオイルは、取付面に沿って流れ落ち、その最下部からフランジの外周面に回り込む。そして、こうして取付面に付着するオイルは多量であることから、フランジの外周面を伝って移動する距離が長いと、その途中でオイルが落下して飛散範囲が拡大するおそれがある。
上記構成によれば、突出部を流れ落ちたオイルが鉛直方向最下部の頂点に集められるため、オイルの飛散範囲をより狭めることができる。
上記構成では、取付面に付着したオイルが、同取付面に沿って鉛直方向下方に流動すると、接続面を通じて突出部の頂点に到達して同頂点から落下する。そのため、取付面に付着したオイルが、フランジの外周面に回り込むことが抑制され、その飛散範囲を狭めることができる。
したがって、上記構成によれば、オイルフィルタブラケットに付着したオイルの飛散範囲を狭めることができるようになる。
上記構成によれば、第2の溝に付着したオイルが鉛直方向下方に流動すると、同溝に接続された第1の溝に流入する。そしてその流れ方向が第1の溝によって取付面側へ指向する。したがって、上記構成によれば、第2の溝に付着したオイルを第1の溝の取付面側の部分に集めることができ、オイルの飛散範囲をより狭めることができるようになる。
以下、オイルフィルタブラケットの第1の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。なお、図1〜3では、各図の上下方向を鉛直方向とし、左右方向を水平方向としている。
図1及び図2に示すように、突出部20は、取付面3に接続された接続面21を有している。接続面21は、二等辺三角形状をなし、取付面3と面一である。接続面21の両側辺22にはフランジ2の外周面4に沿ってその軸方向(図1の左右方向)に延びる一対の側面23が接続されている。一対の側面23とフランジ2の外周面4とは、裏面24によって接続され、それら一対の側面23と裏面24との境界には角部25が形成されている。このように、突出部20は、接続面21、一対の側面23、及び裏面24からなる4つの面を有し、その鉛直方向最下部に各面が接続する頂点26を有する四角錐形状をなしている。
図3(a)には、接続面21の側辺22が水平方向に対して傾斜する角度θ1がフランジ2のテーパ角θ2よりも小さい場合(θ1<θ2)のオイルの流動態様の一例を示している。また、図3(b)には、角度θ1がテーパ角θ2以上となる場合(θ1≧θ2)のオイルの流動態様の一例を示している。
(1)重力の作用によってフランジ2の外周面4を流れ落ちたオイルを、突出部20によりその鉛直方向最下部に集めることができる。したがって、オイルフィルタブラケット1に付着したオイルの飛散範囲を狭めることができるようになる。
(3)取付面3に付着したオイルが、フランジ2の外周面4に回り込むことが抑制され、その飛散範囲を狭めることができる。
(第2の実施形態)
次に、オイルフィルタブラケットの第2の実施形態について、図4を参照して説明する。なお、本実施形態では、オイルフィルタブラケットのフランジの構造が上記第1の実施形態のものと異なっており、第1の実施形態と同様の構成については、共通の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4(b)に示すように、フランジ31の取付面3に付着したオイルは、取付面3に沿って流れ落ち、その鉛直方向の最下部に移動する。フランジ31の外周において鉛直方向の最下部に設けられた第1の溝32は、その底面35が取付面3に近づくほど鉛直方向下方に位置している。そのため、取付面3の鉛直方向の最下部に移動したオイルは、第1の溝32に回り込むことができず、その位置から落下する。また、第2の溝37の底面38とフランジ31の外周面4との間には、段差39が形成されている。そのため、第2の溝37に付着したオイルがフランジ31の外周面4に回り込むことが抑制される。
(5)オイルフィルタブラケット30の取付面3に付着したオイルがその鉛直方向最下部からフランジ31の外周面4に回り込むことを抑制することができる。また、取付面3の外縁36には周方向に延びる第2の溝37が設けられているため、この第2の溝37により取付面3からフランジ31の外周面4にオイルが回り込むことが抑制される。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、これを変更した以下の形態にて実施することもできる。また以下の変更例に記載される構成を適宜組み合わせて実施することもできる。
・上記第2の実施形態では、第2の溝37は、周方向において第1の溝32から離れるほどその軸方向における長さL1が短くなるように設けられていたが、その長さL1を、周方向において一定の長さとしたり、第1の溝32から離れるほど長くなるようにしてもよい。こうした場合であっても、上記(5)及び(6)と同様の効果を得ることができる。
Claims (3)
- オイルフィルタが側方から取り付けられる取付面を有するとともに同取付面に近づくほどその外周が縮径されたテーパ形状のフランジを備えるオイルフィルタブラケットであって、
前記フランジの外周においてその中心よりも鉛直方向下方に位置する部分には、鉛直方向下方に突出する突出部が設けられており、
前記突出部は、その鉛直方向下部が前記取付面に近づくほど鉛直方向下方に位置するように傾斜し、その鉛直方向最下部に頂点を有する四角錐形状であり、前記取付面に接続されて同取付面と面一である接続面を有し、
前記接続面は二等辺三角形状をなし、前記突出部は、前記接続面と、同接続面に接続されて前記フランジの外周面に沿ってその軸方向に延びる一対の側面と、同一対の側面と前記フランジの外周面とを接続する裏面とを有し、
前記接続面の側辺が水平方向に対して傾斜する角度が、前記フランジの外周におけるテーパ角よりも大きい
ことを特徴とするオイルフィルタブラケット。 - オイルフィルタが側方から取り付けられる取付面を有するとともに同取付面に近づくほどその外周が縮径されたテーパ形状のフランジを備えるオイルフィルタブラケットであって、
前記フランジの外周には、鉛直方向の最下部に前記取付面から前記フランジの軸方向に延び、その底面が前記取付面に近づくほど鉛直方向下方に位置する第1の溝が設けられ、
前記取付面の外縁には、周方向に延びる第2の溝が設けられている
ことを特徴とするオイルフィルタブラケット。 - 前記第1の溝と前記第2の溝とが接続するとともに前記第1の溝の底面と前記第2の溝の底面とが面一である
請求項2に記載のオイルフィルタブラケット。
Priority Applications (1)
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JP2012256234A JP5958302B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | オイルフィルタブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012256234A JP5958302B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | オイルフィルタブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014101868A JP2014101868A (ja) | 2014-06-05 |
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Family
ID=51024573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012256234A Expired - Fee Related JP5958302B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | オイルフィルタブラケット |
Country Status (1)
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- 2012-11-22 JP JP2012256234A patent/JP5958302B2/ja not_active Expired - Fee Related
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