JP5957455B2 - 防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴 - Google Patents

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Description

この発明は、防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴に関する。
知られているように、最大の発汗作用を有する足の部分は、足底である。
従って、発汗によって生じる水分が最も多く集まる領域は、足底と靴底との間の界面である。
そこで、発生した汗は空気を湿気で飽和してほとんどが液化し、足底の挿入物に沈滞する。
発汗によって生じたほんのわずかの量の水分が甲革の側面に広がり、側面が蒸気透過性であればそこから出て行く。
足底の領域における汗のそのような沈滞作用は、特にゴム底靴において顕著であり、その場合には、靴底を介しての蒸気の透過が、実際、その全体的な不浸透性によって妨げられる。
知られているように、足底領域における汗の沈滞は、靴の使用者に不愉快な感じを与え、また、悪臭の源として知られる、バクテリアの培養を増大させるのに恵まれた場所を形成する。
従って、靴の足底領域における発汗から水分の沈滞を防ぐことが必要であると、一般的に感じられている。
この必要性に応えることをめざした最初の試みは、欧州特許第0382904号に開示された解決策を含む。
その特許に含まれる教示は、ゴム底を2つの層に分けて下の層が微小貫通孔を有することと、水の浸入を避けて液状の水に対して不浸透性で水蒸気に対して透過性である靴底を得るために2つの層の周辺に結合される半透過性の膜をそこに介在させることにある。
単純化のために、以下では、液状の水に対して不浸透性で水蒸気に対して透過性の特性を有する要素は、防水性で蒸気透過性という。
欧州特許第0382904号が使用することを教示する半透過性膜は、例えば、エル.ゴアの米国特許第4,187,390号および同4,194,041号又はビー・エイチ・エー・テクノロジィの米国特許第6,228,477号に開示されたタイプのものである。
そのような膜は、ほぼ19ミクロンから70ミクロンまで変化する厚さを有する発泡ポリテトラフルオロエチレン、e-PTFEから作られ、防水性で蒸気透過性である薄いフィルムによって提供される。
それらの微細構造は、フィブリルとして知られる延伸フィラメントによって相互連絡されたノードと呼ばれる高密度部分の存在によって特徴付けられる。
最初に軍隊の分野で考案されたこれらの半透過性膜は、衣類の品目において発汗からの蒸気の蓄積を避けるため、および防水性で蒸気透過性の内張り付きの甲革を有する靴を提供するために衣類と履き物の分野で発達し、使用されてきた。
衣類や履き物の分野の市場は、常に柔軟で快適な品目を要求してきたので、上記の用途においては、機能的な層として意図されたそのような膜が、その特性を弱めないことを保証する強い要求がある。
この要求は、可撓性、折りたたみ容易性、柔軟性、表面潤滑性、圧縮性、伸張性および単位表面当たりの軽重量という重要な特性を有する仕上げ積層要素を得るように、布地やなめし革のような支持および/又は美的仕上げ材料で積層されるために薄い膜の使用を伴った真の技術的予想に示されてきた。
しかしながら、そのような膜を提供するフィルムは、実際、その薄さのために機械的強度の特性が劣る。
実際、注目すべきことであるが、層状組織の強度値は、その膜が組合わされる布地層や支持層の特性から主に引き出される。
特に、上記のような膜を提供するために用いられる高分子材料から作られた利用可能なフィルムは、一般的に19と70ミクロンの間の厚さを有し、小さい貫通抵抗、即ち5Nより小さい貫通抵抗を備える。
「貫通抵抗」という表現は、履き物の安全性に関するISO20344-2004標準、5.8.2章「靴底の貫通抵抗の測定」に示される方法により実施される測定により定義される特性を示す。
この小さい機械的貫通強度は、欧州特許第0382904号の発明者に、膜が対面する靴底の孔の直径を制限することによって膜の異物との接触を防止させた。
しかしながら、この解決策は、蒸気の透過に割り当てられる靴底の面積を制限することを教えた。
同じ出願人による欧州特許第858,270号に開示された教示は、これらの欠点を克服することを目標とする解決策を開示するが、改善される点がないほど完全なものではない。
前記特許は、孔あきエラストマーから作られ、好ましくはフェルトで作られ水を通さないように処理された下保護層に重ねられた防水性で蒸気透過性の膜を有する下底を備える靴底を有する靴を開示する。
その保護層は防水性材料から作られていないので、靴底に下底の直接密封を与えることはできないが、防水性で蒸気透過性の膜と靴底との間に封止ブリッジを設ける防水性周辺要素が使用される。
上述のように、この発明は、異物の貫通に対して膜を効果的に保護するが、改善できるいくつかの側面を有する。
特に、保護要素は、その防水特性を漸次失うので、接地面の孔から吸収した水および/又は泥や他のタイプの汚物によって飽和する傾向があり、靴底の通気性を弱め、さらに、靴に悪臭をもたらすかびやバクテリアのような微生物の増殖に適した環境を造る。
他の欠点は、使用中に下底が受ける周期的な曲げや引っぱりが、歩く間に膜を漸次摩耗させ引き裂く傾向があり、靴底に防水性を失わせるという点にある。
さらなる解決策が、ラウチ・マックスの米国特許第6508015号に提案され、その特許は2つの重ね合わせた層を有する靴底構造を開示し、その最も高い部分は、靴の上部に向かって設計されて、弾性があり、水蒸気を透過することができる。
下層は、上層の70%以下を覆い、それを支持する機能を有し、接地面を備える。
上層は、例えば焼結プラスチックス又は不織布から造られ、微孔性構造を有し、いずれの場合も防水性ではない。
この解決策の欠点は、靴の使用中に、微孔性上層が下層によって広く露出され、上層が水に接触したときに水で飽和する傾向があり、水を吸収し、水を保持して時と共に水を放出し、歩行面をよごす点にある。
さらに、上層は吸収した水に接触して分解する傾向がある。
靴底の防水性を得るために、そのような特許は、その上層を処理してそれを防水性にするか、又は防水性で蒸気透過性の膜でその上を覆うことを開示している。
しかしながら、疎水性処理は寿命が短く、靴底にその防水性を失わせるので、上層の上に蒸気透過性を防水性膜を適用することは、実際、すでに述べたものになぞらえることができる構造を再現し、膜が1つ以上の保護層によって支持されるので、蒸気透過性の定量的な状況において、同じ欠点と制限に再び直面する。
発明の開示
この発明の目標は、特に、使用中に靴底が接触する水の保持や解放を防止させることと、同時に効率的で耐久性のある蒸気透過性と防水性を有することによって、現在知られている靴や靴底の限界を克服することができる防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴を提供することである。
この目標の範囲内で、この発明の目的は、例えば小石、特にそれがとがったものなどのような、使用中に靴底を貫通する傾向のある異物によって生じる損傷に対して、現在知られている製品よりも大きい抵抗を有する防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性の靴を考案することである。
この発明の他の目的は、現在知られている製品よりも防水性と蒸気透過性が耐久性を有する防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴を提供することである。
この目標およびこれらの目的や他の目的は、以下においてより明白になるが、
−甲革アセンブリィ、
−前記甲革アセンブリィに結合され、接地面を有し、かつ、水蒸気透過性の少なくとも1つの領域を有する、防水性材料で作られた本体を備える靴底、
−前記少なくとも1つの領域を靴の内部の方へ覆う、少なくとも1つの防水性で蒸気透過性の膜、
−前記少なくとも1つの膜の下面を少なくとも部分的に覆う少なくとも1つの保護要素、
を備え、防水性で蒸気透過性であり前記少なくとも1つの領域を覆い、前記領域と前記少なくとも1つの保護要素との間に実質的に介在する少なくとも1つの保護シールドをさらに備え、前記保護シールドは、前記少なくとも1つの領域の周辺の、前記本体の少なくとも1つの区域において前記本体に防水方式で封止されることを特徴とする防水性で蒸気透過性靴底を有する蒸気透過性靴によって達成される。
この発明のさらなる特性および利点は、添付図の非限定実施例によって示された、この発明による防水性で蒸気透過性の靴底の好ましいが排他的でない実施形態の説明から、より明らかになるであろう。
図1は、第1実施形態における、この発明による蒸気透過性靴底の横断面図である。 図2は、第2実施形態における、この発明による蒸気透過性靴底の横断面図である。 図3は、第2実施形態の変形における、この発明による蒸気透過性靴底の横断面図である。 図3は、第3実施形態における、この発明による蒸気透過性靴底の横断面図である。
この発明の実施方法
図を参照すると、防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性の靴が、第1実施形態において、参照番号10によって全体的に示され、その靴は、
−甲革アセンブリィ11、
−甲革アセンブリィ11に結合され、接地面14を有し、かつ、水蒸気透過性の少なくとも1つの領域15を有する、防水性材料から造られた本体13を備えた靴底12、
−靴10の内側に向かって領域15を覆う防水性・蒸気透過性膜16、
−膜16の下面16aを覆う保護要素17、
を備える。
この発明によれば、靴10は、さらに保護シールド18を備え、保護シールド18は防水性で蒸気透過性であって領域15を覆い、その領域と保護要素17との間に実質的に介在し、保護シールド18は領域15の周辺にある本体13の区域13aにおいて本体13に防水方式で密封されるという、好ましくは以下に述べる特色を有する。
接地面14は、使用時に地面に接触する、本体13の下面であれば好都合であるが、この発明の他の実施形態の均等な様式において、それは前記本体13から分離して下方領域で本体13と結合する要素であることが可能である。
領域15は本体13を貫通する複数の孔15aによって形成されると、好都合である。
この発明の他の実施形態における実質的に均等な様式において、前記領域は、少なくとも1つの広い開口により形成可能であり、前記保護シールドを補強して支持するための構造的要素が、例えば格子を形成するために設けられる。
この発明による蒸気透過性靴の異なる実施形態における、不測の要求によると、その靴は、水蒸気を透過可能で、少なくとも1つの防水性で蒸気透過性の膜によって覆われ、その下に少なくとも1つの保護要素が設けられた少なくとも1つの領域を全体的に有し、前記保護シールドの少なくとも1つがさらに前記少なくとも1つの領域に設けられた靴底を備える。
保護シールド18が微小孔構造で、1μmより小さい平均口径の小孔を有し、好ましくは前記小孔は0.5μmより小さい平均口径を有し、特に前記小孔の少なくとも50%が0.5μmより小さい平均口径を有すると、好都合である。
保護シールド18は、実質的に均一な混合物から得られる材料で作られたシートによって構成されると好都合であり、その混合物は、
−前記混合物の体積百分率濃度が8%と98%の間にある、高分子量ポリオレフィン、
−前記混合物の体積百分率濃度が1%と92%との間にあり、微小孔構造の形成を促進するように構成されたフィラー、
−前記混合物の体積百分率濃度が1%と40%との間にある可塑剤、
から構成される。
前記ポリオレフィンはUHMWポリエチレン(UHMWつまり超高分子量)であれば好ましく、前記フィラーが二酸化珪素と珪酸から選択されると好都合であり、前記可塑剤は水不溶性オイル、好ましくはガソリンである。
変形としては、保護シールド18は、発泡ポリテトラフルオロエチレン、e-PTFE、ポリウレタン、PU、ポリエステル、PES、ポリプロピレン、PP、ポリエチレン、PEなどから選択された材料で作られると好都合である。
好ましくは、保護シールド18は、
−実質的に0.1と5mmの間の厚さを有し、好ましくは押出された、単一の一体層によって構成された構造、
−貼り合わせによって結合された複数の層により構成され、厚さが実質的に0.1と5mmの間にある多層要素を構成する構造、
−複数の貼り合わせ層によって構成され、透過性材料がそれらの間に設けられてそれらに結合されている構造、
の中から選択された構造を有する。
保護要素17は、耐加水分解性で蒸気透過性であり、フェルトや不織布などの中から選択され、撥水処理され、実質的に0.5mmと5mmの間の厚さの材料から作られると、好都合である。
膜16は、たとえば、発泡ポリテトラフルオロエチレン、e-PTFE、ポリウレタン、PUなどで作られた一般的に市販されている蒸気透過性で防水性膜のタイプのものであれば好都合であり、それを補強する少なくとも1つの網(mesh)がそこに結合されると好都合である。
さらに、要素19が膜16の周辺部16bを本体13に封止するために設けられ、その横方向に隣接するエッジを橋のように都合よく接続し、それらを互いに封止すると好都合である。
非限定の実施例により、封止要素19が本体13に膜16の周辺部16bの防水封止を施す部分が、参照文字Aで示される一点鎖線の線分によって、図1に示されている。
封止要素19は、防水性の高分子材料で都合よく作られ、膜16の周辺部16bと本体13に、好ましくはポリウレタンタイプの耐加水分解性で効果的な封止を保証することができる接着剤層により気密的に接着する。
封止要素19が作られる防水性の高分子材料が、ポリビニル塩化物、PVC又は熱可塑性ポリウレタン、TPUなどであると好都合である。
異なるおよび実質的に均等な実施形態において、封止要素が、熱および圧力により活性化できるポリウレタン又はポリエステル又はポリオレフィンから作られたホットメルト熱可塑性接着剤のフィルムであると好都合である。
前記封止要素を提供するのに特に適したフィルムは、プロダクトコード3218を有するベミス・アソシエイツ・インコーポレイテッド社又はプロダクトコードXAF36.004(Puro)を有するコラノ・エージー・ジーロ接着フィルム社により市販されている。
さらに、封止要素の実施形態のさらなる他の方法においては、実質的に均等な様式で、その封止要素は靴底の本体を構成する材料によって与えられ、膜の周辺領域に防水封止を形成するように結合される。
保護シールド18と本体13が領域15の周辺である区域13aに都合よく防水密封を形成するように接続されると好都合である。
前記防水密封接続は、接着結合又は高周波溶接によって施されることが好ましい。
この発明の実施形態の偶発的な要求による変形として、前記密封接続は、製造工程において、型(mold)に射出される本体13用の材料の保護シールドにかみ合うことによって提供されると好都合である。
特に、この場合には、前記密封接続は、本体13又は例えば、それが下の部分つまり下底によって形成されるときにはその構成要素を形成する材料を保護シールド18上に共通成形することによって得られる。
実際、このように、本体13又はその構成要素を形成する材料は、保護シールド18をつかみ、水蒸気透過性の領域15の周辺である、本体13の区域13aに都合よく防水密封を形成する。
添付図における非限定実施例により、前記密封接続は、参照文字Bによって示される一点鎖線によって例示されている。
輪郭が図1〜3の破線によって概略的に示された、この発明の作動要求による甲革アセンブリィ11は少なくとも、
−外側の蒸気透過性甲革、
−内部の蒸気透過性内張り、および
−蒸気透過性中敷を備え、
その中敷に甲革と内張りの下方フラップが公知の方法、例えば、釣り込み構造又は例えばストローベルタイプの縫製により結合されると、好都合である。
図1,2および3において、甲革アセンブリィ11は破線で概略的に示されているが、甲革、内張りおよび中敷は示されていない。というのは、それらが公知の要素であり、その構造が、この発明の実施の偶発的な要求に一致する方法で公知のものから都合よく選択されるからである。
好ましくは、膜16の上面16cを覆うスペーサ20が設けられる。
スペーサ20の主目的は、膜16と中敷との間に介在して、中敷の起こり得る研磨動作に対して膜16を保護することである。
スペーサ20は、蒸気透過性又は孔あき材料、例えば、フェルト又は布又は高分子材料又はセルローズ材料から作られると、好都合である。
図2の非限定実施例によって示されるこの発明による靴の第2実施形態において、靴は参照番号100で示され、これまで述べたものに対応する要素は同じ参照番号で示され、本体13は都合よく、下部21と、上部22と、下部21に封止された保護シールド18とを備え、区域13aが領域15の周辺である。
上部22は、膜16の周辺部16bに防水シールを施すように結合される。
参照文字Cによって示された一点鎖線の線分により、図2と3の非限定実施例によって示された前記防水封止接合部は、好ましくは、接着によって提供されるか、又は、この発明の実施の偶発的要求による変形として、好都合なことに、靴底13を形成する工程の間に、型の中へ射出される、上部22を提供するための材料の膜16の周辺部16bにかみ合うことによって提供される。
とくに、この場合、前記封止接続は、上部22を形成する材料を、周辺部16b上に共通モールドすることによって得られる。
特に、靴底100はスペーサ20を備えることが好ましく、そのスペーサ20は、水蒸気透過性で膜16上に重ねられ、それを覆って、靴底10の使用中に中敷がそれに与える研磨動作に対してそれを保護する。
スペーサ20は、蒸気透過性又は孔あき材料、例えば、フェルト又は布又はプラスチックス又はセルローズ材料から作られると好都合である。
もし、上部22が共通成形によって与えられると、好都合なことに、スペーサ20もまた、モールドにおける射出期間において上部22を提供する材料の、膜16の方への通過の障壁として作用する。
添付図に示されていないが他の構造的変形として、スペーサは、孔又は貫通開口を有して水蒸気を透過でき、靴底の前記本体の水蒸気透過性の前記領域の一部を形成する、前記上部の中央部によって置換される。
前記他の変形において、靴底本体の下部は、靴底本体の上部によって完全に覆われている。
特に、図3を参照すると、前記第2実施形態の変形における、参照番号100aによって示されるこの発明による靴では、都合のよいことに、保護シールドは、保護要素17により、そして下側領域でそれが覆う膜16により露出される周囲バンド18aを有する。
前記周囲バンド18aにおいて、保護シールド18は、靴底12の本体13の上部22に結合され、防水密封を与える。
前記防水密封結合は、図3に参照文字Dによって示される一点鎖線の線分によって非限定実施例によって例示され、都合よく接着によって提供されるか、又は共通成形による上部22の形成時に上部22を提供するために型内へ射出される材料の周囲バンド18aにかみ合うことによって提供される。
図4の非限定実施例によって例示される、この発明による防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴の第3実施形態において、その靴は参照番号200によって全体的に示され、これまで述べられたものに対応する要素は同じ参照番号で示され、甲革アセンブリィ11は、都合のよいことに、蒸気透過性外甲革23と、蒸気透過性内張り24と、蒸気透過性中敷25とを備える。
一般的に、偶発的な要求によれば、甲革アセンブリィは、少なくとも1つの甲革、1つの内張り、および蒸気透過性の1つの中敷を備えると、好都合である。
膜16は、都合よく中敷25の下部層を構成するか、又は実質的に均等な方法で中敷25の層に結合されると好都合である。
甲革23および内張り24の下方フラップは、好ましくは縫合シームによって中敷25に結合されると、好都合である。
この場合、膜16の周辺部16bと靴底12の本体13とは、本体13を提供する材料により、又は本体13が甲革アセンブリィ11上に共通成形により形成されるときに周辺部16bに防水密封を施すようにかみ合うその構成要素により、都合よく防水密封を施すように接続される。
変形として、膜16の周辺部16bと、靴底12の本体13とは、膜16を靴底12の本体13又は下底のようなその構成要素に接着することによって都合よく防水密封を施すように接続される。
さらに、保護シールド18と本体13とは、水蒸気透過性の領域15の周辺である区域13aにおいて防水密封を施すように都合よく接続される。
膜16と、靴底12の本体13との間の封止接続は、参照文字Eによって示される一点鎖線の線分により図4の非限定実施例によって例示されている。
従って、保護シールド18と、靴底の本体13との間の封止接続は、今までに説明したものと同様に、参照文字Bによって示される一点鎖線の線分により、図4の非限定実施例によって例示されている。
都合のよいことに、本体13の保護シールド18への防水封止接続は、本体13の膜16への封止接続を引用してすでに説明したように、本体13を構成する材料を接着又は共通成形することにより行われる。
実際、見出されたことであるが、水に対して非透過性であり靴底の本体に封止されることにより、水が蒸気透過性の膜の保護要素に到達することを防止する保護シールドの存在のおかげで、現在知られている靴および靴底の欠陥を克服することができる、とくに使用時に靴底が接触する水の保持と放出を防止することができる、防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性靴を提供することにより、本願発明は意図された目標と目的を達成する。
さらに、この発明による防水性で蒸気透過性の靴底を有する蒸気透過性の底は、現在知られている製品よりも、使用中に例えば鋭い小石などのような靴底を貫通しがちである異物によってもたらされる損傷に対して大きな抵抗を有し、保護シールドが貫通されたとしても保護要素によって保護される膜は、靴底の防水性と蒸気透過性を維持する。
この発明による防水性で蒸気透過性の靴底を有する靴はまた、靴底の防水性を協働して保護し、さらに蒸気透過性を有する膜と保護シールドとの協力のおかげで、現在知られている製品よりも耐久力のある防水性と蒸気透過性を有する。
このように考案された発明は、多くの変更や変形が可能であるが、そのすべては添付の特許請求の範囲内にあり、すべての詳細は、他の技術的均等要素と置換できる。
実際、使用される材料は、それらが特定の使用と互換性がある限り、偶発的な形状や寸法と同様に、技術の要求と状態によるものである。
この出願の優先権主張の基になるイタリア国特許出願第PD2010A000286号は引用によってここに組込まれる。
特許請求の範囲に述べられる技術的特徴に参照記号が付けられる場合、それらの参照記号は特許請求の範囲の理解可能性を増大する目的のみのために含まれるので、そのような参照記号は、そのような参照記号により実施例で特定される各要素の解釈上の効果を限定するものではない。

Claims (14)

  1. −甲革アセンブリィ(11)、
    −前記甲革アセンブリィ(11)に結合され、接地面(14)を有し、かつ、水蒸気透過性の少なくとも1つの領域(15)を有する、防水性材料で作られた本体(13)を備える靴底(12)、
    −前記少なくとも1つの領域(15)を靴(10,100,100a,200)の内部の方へ覆う、少なくとも1つの防水性で蒸気透過性の膜(16)、
    −前記少なくとも1つの膜(16)の下面(16a)を少なくとも部分的に覆う少なくとも1つの保護要素(17)、
    を備え、防水性で蒸気透過性であり前記少なくとも1つの領域(15)を覆い、前記領域と前記少なくとも1つの保護要素(17)との間に実質的に介在する少なくとも1つの保護シールド(18)をさらに備え、前記保護シールド(18)は、前記少なくとも1つの領域(15)の周辺の、前記本体(13)の少なくとも1つの区域(13a)において前記本体(13)に防水方式で封止され、前記少なくとも1つの膜(16)の周辺部(16b)が、前記本体(13)に浸透不能に密封されることを特徴とする防水性で蒸気透過性靴底を有する蒸気透過性靴(10,100,100a,200)。
  2. 前記少なくとも1つの保護シールド(18)は、微小孔構造で、1μmより小さい平均口径を有する小孔を備えることを特徴とする請求項1記載の靴。
  3. 前記少なくとも1つの保護シールド(18)は、実質的に均一な混合物から得られる材料で作られたシートを備え、その混合物は、
    −混合物の体積百分率濃度が8%と98%との間にある高分子量ポリオレフィン、
    −混合物の体積百分率濃度が1%と92%との間にあり、微小孔構造の形成を促進するようになっているフィラー、
    −混合物の体積百分率濃度が1%と40%との間にある可塑剤
    から構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の靴。
  4. 前記ポリオレフィンが、UHMWポリエチレン(UHMWは超高分子量を意味する)であることを特徴とする請求項3記載の靴。
  5. 前記フィラーが、二酸化珪素と珪酸から選択され前記可塑剤が水不溶性オイルであることを特徴とする請求項3又は4に記載の靴。
  6. 前記少なくとも1つの保護シールド(18)が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの間から選択された材料で作られることを特徴とする請求項1記載の靴。
  7. 前記少なくとも1つの保護シールド(18)が、
    −実質的に0.1と0.5mmの間にある厚さを有する単一の一体層によって構成された構造、
    −厚さが実質的に0.1〜5.0mmの間にある多層要素を形成するために貼り合わせによって結合された複数の層によって構成された構造、
    −複数の貼り合わせ層によって構成され、透過性材料がそれらの間に設けられてそれらの結合されている構造、
    の中から選択された構造を有することを特徴とする請求項6記載の靴。
  8. 前記少なくとも1つの保護シールド(18)は、前記少なくとも1つの領域(15)の周辺である、前記本体(13)の前記少なくとも1つの区域(13a)において、接着接合により、前記本体(13)に透過不能に封止されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の靴。
  9. 前記本体(13)の少なくとも1つの構成要素は、前記少なくとも1つの保護シールド(18)上で共通成形され、それにかみ合うと共に、前記少なくとも1つの領域(15)の周辺である、前記本体(13)の前記少なくとも1つの領域(13a)において防水性の密封を形成することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の靴。
  10. 前記膜(16)上に少なくとも部分的に重ねられてそれを保護する透過性スペーサ(20)を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の靴。
  11. 本体(13)の下部(21)および上部(22)を備え、前記少なくとも1つの保護シールド(18)は、前記少なくとも1つの領域(15)の周辺である前記少なくとも1つの区域(13a)を有する前記下部(21)に封止されてなる請求項1〜10のいずれか1つに記載の靴。
  12. 前記保護シールド(18)は、前記保護要素(17)と前記膜(16)とによって露出された周囲バンド(18a)を有し、前記保護シールド(18)は前記周囲バンド(18a)において前記上部(22)と結合し防水性の密封を施すことを特徴とする請求項11記載の靴。
  13. 前記上部(22)は、貫通開口か、又は前記領域(15)の一部を形成する孔を有することを特徴とする請求項11又は12記載の靴。
  14. 甲革アセンブリィ(11)が少なくとも1つの外側蒸気透過性甲革(23)、蒸気透過性内張り(24)と、前記膜(16)を有する蒸気透過性中敷(25)とを備え、前記少なくとも1つの甲革(23)の下方フラップと少なくとも1つの内張り(24)の下方フラップとが前記中敷(25)に結合され、
    前記本体(13)が、
    −前記少なくとも1つの膜(16)の前記周辺部(16b)と下方領域で接続されると共に、
    −水蒸気透過性の前記領域(15)の周辺である前記区域(13a)で前記少なくとも1つの保護シールド(18)と接続されて防水性密封を行う
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の靴。
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