JP5957009B2 - 多重化通信システム、送信装置、および受信装置 - Google Patents

多重化通信システム、送信装置、および受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、多重化通信システム、送信装置、および受信装置に関するものであり、特に、データ伝送時の消費電力の低減を図る多重化通信システム、送信装置、および受信装置に関するものである。
従来より、データ通信を行なう技術が開示されている。例えば、デジタルデータを任意のビット数をまとめて1シンボルとして伝送する際、あるシンボル伝送タイミングにおける該シンボルを表す信号レベルを、直前のシンボル伝送タイミングにおける信号レベル以外の信号レベルに割り当てて符号化するものが開示されている(特許文献1など)。
また、デジタル信号の受信装置において、検出された信号レベルの今回値と前回値との差の絶対値と所定値との大小、および今回値と前回値との信号レベルの大小に基づいて、受信したデジタル信号の立ち上り、立ち下りを判定するものが開示されている(特許文献2など)。
特開2004−80827号公報 特開平6−326566号公報
しかしながら、上記特許文献1に例示される技術は、連続して同じ信号レベルをとらない伝送路符号化方法および復号方法を提供するために、隣接するシンボル伝送タイミングで常に信号レベルが変化する信号を伝送するものである。伝送ごとに信号レベルを変化させるため異なる信号レベルで伝送路を駆動する必要があり消費電流の低減を図ることはできない。
また、上記特許文献2に例示される技術は、伝送経路を伝搬してきた鈍った信号の波形整形に係るものであり、受信した信号の信号レベルの遷移方向をとらえて波形整形するものである。鈍った信号波形の整形に係るものであり、信号伝送の際の伝送線路の駆動に係る消費電力を低減することに関しては何ら開示・示唆はなく、信号伝送の際の消費電力の低減という課題に対して何ら解決を提供するものではない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、伝送する際のデータの伝送方式により信号伝送における消費電力の低減を図ることを可能とする多重化通信システム、送信装置、および受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を鑑みてなされた本願の請求項1に記載の多重化通信システムは、複数のデータを多重化して光通信を行なうシステムである。送信側において、複数のデータの各々について、同期サイクルごとに論理レベルを保持する送信側状態保持部と、複数のデータの各々について、論理レベルが送信側状態保持部に保持されている論理レベルから反転することを検出する状態遷移検出部と、状態遷移検出部による検出信号を多重化する多重化部とを備えている。受信側では、複数のデータの各々について、論理レベルを保持する受信側状態保持部と、多重化された信号を復元する復元部と、復元された検出信号に対応する複数のデータについて、受信側状態保持部に保持されている論理レベルを反転する制御部とを備えている。更に、同期サイクルの所定サイクル数を計時する計時部と、送信側状態保持部と状態遷移検出部との何れか一方を選択する選択部とを備えている。計時部が所定サイクル数を計時するごとに、選択部は送信側状態保持部を選択する。制御部は復元部により復元された複数のデータを受信側状態保持部に保持する。
また、請求項2に記載の多重化通信システムは、請求項1に記載の多重化通信システムにおいて、多重化された論理レベルが反転することの検出信号の送信時には、光通信の光源は発光状態とされる。
また、請求項に記載の送信装置は、複数のデータを多重化して光通信を行なう多重化通信システムに備えられる。複数のデータの各々について、同期サイクルごとに論理レベルを保持する送信側状態保持部と、複数のデータの各々について、論理レベルが送信側状態保持部に保持されている論理レベルから反転することを検出する状態遷移検出部と、状態遷移検出部による検出信号を多重化する多重化部と、同期サイクルの所定サイクル数を計時する計時部と、送信側において、送信側状態保持部と状態遷移検出部との何れか一方を選択する選択部とを備え、計時部が所定サイクル数を計時するごとに、選択部は前記送信側状態保持部を選択する。受信側では、所定サイクル数を計時するごとに選択される送信側状態保持部から送信される複数のデータを保持すると共に、復元された検出信号に対応する複数のデータの各々について、保持されている論理レベルを反転する。
また、請求項に記載の受信装置は、複数のデータを多重化して光通信を行なう多重化通信システムに備えられる。複数のデータの各々について、論理レベルを保持する受信側状態保持部と、複数のデータの各々についての論理レベルの反転を検出した検出信号であって、多重化されて送信された信号を復元する復元部と、所定サイクル数を計時するごとに送信側から送信される複数のデータを受信側状態保持部に保持すると共に、復元された検出信号に対応する複数のデータの各々について、受信側状態保持部に保持されている論理レベルを反転する制御部とを備えている。
請求項1に記載の多重化通信システムでは、送信側にある状態遷移検出部により、複数のデータの各々について、論理レベルが送信側状態保持部に保持されている論理レベルから反転することが検出されると、その検出結果が多重化されて送信される。受信側では、受信された検出結果により受信側状態保持部に保持されている論理レベルを反転する。更に、計時部を備えて同期サイクルの所定サイクル数を計時している。所定サイクル数が計時されると、送信側にある選択部は状態遷移検出部に代えて送信側状態保持部を選択して各データの論理レベルを送信して、受信側の受信側状態保持部に保持される。
これにより、同期サイクルごとにデータを送信することに代えて、論理レベルが反転したデータについて反転の検出結果を報知する信号を送信する。論理レベルの反転がない場合にはデータは送信されず、送信されるデータは論理レベルの反転の検出結果のみに限定される。このため、送信するデータ量を制限することができ、送信時の消費電力の低減を図ることができる。更に、定期的に、受信側の受信側状態保持部に保持されている各データの論理レベルを更新することがきる。送信側で論理レベルの反転を検出して受信側状態保持部に保持されている論理レベルの反転を行なう場合には、論理レベルが逆であっても検出できないところ、所定サイクル数毎に論理レベルを更新することにより、受信側状態保持部において正しい論理レベルを保持することができる。
この場合、論理レベル反転の検出結果を示す信号の送信を、光通信における光源の発光状態とする。これにより、論理レベルの反転があった場合のみ光源が発光状態となる。光源は発光状態において電流が流れ電力が消費されるので、光源における電力消費の低減を図ることができる。電力消費の低減により光源の発熱が抑制され、発光特性や製品寿命等の改善を図ることができる。
また、請求項に記載の送信装置、および請求項に記載の受信装置では、本願に記載の多重化通信システムを構成することができる。論理レベルの反転がないデータは送信せず、論理レベルの反転の検出結果のみを送信することで送信するデータ量を制限することができ、伝送時の消費電力の低減を図ることができる。
電子部品供給装置が取り付けられた電子部品装着機が2台並べられて構成されている電子部品装着装置を示す斜視図であり、本発明の多重化通信システムを適用することが可能な装置である。 図1に示す電子部品供給装置のテープフィーダの一部および、そのテープフィーダによって送り出されるテープ化部品を示す平面図である。 図1に示す電子部品供給装置を示す斜視図である。 図3に示すテープフィーダを示す断面図である。 図1に示す電子部品装着機の備える制御装置を示すブロック図である。 光通信に使用される発光素子の特性を示す図である。 送信側に備えられる装置を示すブロック図である。 受信側に備えられる装置を示すブロック図である。 カウンタB3の具体例を示す回路図である。 図9のカウンタの動作を示すタイミングチャートである。 送信側に備えられる状態保持&遷移抽出回路B1の具体例を示す回路図である。 モード信号MODEに応じたセレクタB5の選択結果を示す図である。 モード信号MODEおよび送信データD1、D2、・・・、Dnに応じてパケット生成回路B7により生成されるパケットの内容を示す図である。 受信側に備えられるフレーム同期回路B23の具体例を示す回路図である。 モード信号MODEおよび送信データD1、D2、・・・、Dnに応じて状態保持回路B27に保持される受信データDR1、DR2、・・・、DRnの内容を示す図である。 本実施形態により伝送される多重化データ列の構成を例示する図である。
以下、本発明の実施形態として、図を参照しつつ詳しく説明する。初めに、本願の多重化通信システムを適用することが可能な例として、図1ないし図5を参照して、電子部品装着装置の構成について説明する。
図1に、電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)10を示す。その図は、装着装置10の外装部品の一部を取り除いた斜視図である。装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に互いに隣接されて並んで配列された2つの電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)16とを含んで構成されており、回路基板に電子部品を装着する作業を行うものとされている。なお、以下の説明において、装着機16の並ぶ方向をX軸方向とし、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
装着装置10の備える装着機16の各々は、主に、フレーム部20とそのフレーム部20に上架されたビーム部22とを含んで構成された装着機本体24と、回路基板をX軸方向に搬送するとともに設定された位置に固定する搬送装置26と、その搬送装置26によって固定された回路基板に電子部品を装着する装着ヘッド28と、ビーム部22に配設されて装着ヘッド28をX軸方向およびY軸方向に移動させる移動装置30と、フレーム部20の前方に配設され装着ヘッド28に電子部品を供給する電子部品供給装置(以下、「供給装置」と略す場合がある)32とを備えている。
搬送装置26は、2つのコンベア装置40,42を備えており、それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部20のY軸方向での中央部に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ44(図5参照)によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する構造とされている。さらに、コンベア装置40,42の各々は、基板保持装置46(図5参照)を有しており、所定の位置において回路基板を固定的に保持する構造とされている。
また、装着ヘッド28は、搬送装置26によって保持された回路基板に対して電子部品を装着するものであり、下面に電子部品を吸着する吸着ノズル50を有している。吸着ノズル50は、正負圧供給装置52(図5参照)を介して負圧エア,正圧エア通路に通じており、負圧にて電子部品を吸着保持し、僅かな正圧が供給されることで保持した電子部品を離脱する構造とされている。さらに、装着ヘッド28は、吸着ノズル50を昇降させるノズル昇降装置(図5参照)54および吸着ノズル50をそれの軸心回りに自転させるノズル自転装置(図5参照)56を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置および電子部品の保持姿勢を変更することが可能とされている。なお、吸着ノズル50は、装着ヘッド28に着脱可能とされており、電子部品のサイズ,形状等に応じて変更することが可能とされている。
移動装置30は、その装着ヘッド28をフレーム部20上の任意の位置に移動させるものであり、装着ヘッド28をX軸方向に移動させるためのX軸方向スライド機構(図示省略)と、装着ヘッド28をY軸方向に移動させるためのY軸方向スライド機構(図示省略)とを備えている。Y軸方向スライド機構は、Y軸方向に移動可能にビーム部22に設けられたY軸スライダ(図示省略)と、駆動源としての電磁モータ(図5参照)64とを有しており、その電磁モータ64によって、Y軸スライダがY軸方向の任意の位置に移動可能とされている。また、X軸方向スライド機構は、X軸方向に移動可能にY軸スライダに設けられたX軸スライダ66と、駆動源としての電磁モータ(図5参照)68とを有しており、その電磁モータ68によって、X軸スライダ66がX軸方向の任意の位置に移動可能とされている。そして、そのX軸スライダ66に装着ヘッド28が取り付けられることで、装着ヘッド28は、移動装置30によって、フレーム部20上の任意の位置に移動可能とされている。なお、装着ヘッド28は、X軸スライダ66にワンタッチで着脱可能とされており、種類の異なる作業ヘッド、例えば、ディスペンサヘッド等に変更することが可能とされている。
また、供給装置32は、ベースとしてのフレーム部20の前方側の端部に配設されており、フィーダ型の供給装置とされている。供給装置32は、電子部品がテーピング化されたテープ化部品(図2参照)70をリール72に巻回させた状態で収容する複数のテープフィーダ74と、それら複数のテープフィーダ74の各々に収容されているテープ化部品70を送り出す複数の送出装置(図5参照)75とを有しており、テープ化部品70から電子部品を装着ヘッド28への供給位置に順次供給する構造とされている。
テープ化部品70は、図2に示すように、多数の収容凹部78および送り穴80が等ピッチで形成されたキャリアテープ82と、収容凹部78に収容される電子部品84と、キャリアテープ82の電子部品84が収容された収容凹部78を覆うトップカバーテープ86とから構成されている。一方、テープフィーダ74は、図3に示すように、そのテープ化部品70が巻回されるリール72を保持するリール保持部88と、そのリール72から引き出されたテープ化部品70が上端面に延在させられるフィーダ本体90とから構成されている。
フィーダ本体90内部には、図4に示すように、テープ化部品70のキャリアテープ82に形成された送り穴80に係合するスプロケット92が内蔵されており、そのスプロケット92が回転させられることで、キャリアテープ82にトップカバーテープ86が貼着された状態のテープ化部品70が、フィーダ本体90の上端面において、リール72から離間する方向に送り出される。そして、剥離装置(図示省略)によって、キャリアテープ82からトップカバーテープ86が剥ぎ取られることで、フィーダ本体90の上端面の先端部において、電子部品84が収容された収容凹部78が順次解放され、その解放された収容凹部78から電子部品84が吸着ノズル50によって取り出される。
また、テープフィーダ74は、フレーム部20の前方側の端部に固定的に設けられたテープフィーダ装着台(以下、「装着台」と略す場合がある)100に着脱可能とされている。装着台100は、フレーム部20の上面に設けられたスライド部102と、そのスライド部102の搬送装置26に近い側の端部に立設された立設面部106とから構成されている。スライド部102には、Y軸方向に延びるように複数のスライド溝108が形成されており、それら複数のスライド溝108の各々に、テープフィーダ74のフィーダ本体90の下縁部を嵌合させた状態でスライドさせることが可能とされている。そして、フィーダ本体90の下縁部を嵌合させた状態で立設面部106に接近させる方向にスライドさせることで、フィーダ本体90のテープ化部品70の送り出し方向である送出方向の側の側壁面110が立設面部106に取り付けられる。これにより、テープフィーダ74が装着台100に装着される。
その立設面部106には、上記複数のスライド溝108に対応して、複数のコネクタ接続部112が設けられている。一方、立設面部106に取り付けられるテープフィーダ74の側壁面110には、コネクタ114が設けられたおり、テープフィーダ74の側壁面110が立設面部106に取り付けられた際に、コネクタ114がコネクタ接続部112に接続されるようになっている。また、テープフィーダ74の側壁面110には、コネクタ114を上下方向に挟むように1対の立設ピン116が設けられており、装着台100の立設面部106のコネクタ接続部112を上下方向に挟むように形成された1対の嵌合穴118に嵌合されるようになっている。
また、装着台100の上部には、図4に示すように、カバー120が開閉可能に設けられている。カバー120は、装着機16のビーム部22の前方側の端部に、X軸方向に延びる軸線まわりに回動可能に取り付けられており、装着台100を覆う閉位置と、装着台100を開放する開位置との間で回動可能とされている。装着台100にテープフィーダ74が装着された状態で、カバー120が閉じられると、その装着されているテープフィーダ74のフィーダ本体90がカバー120によって覆われるようになっている。
そのカバー120の下端部には、3個の表示ランプ122(図では1個のみ示されている)が設けられた表示部124が取り付けられており、装着台100にテープフィーダ74が装着された状態で、カバー120が閉じられると、その表示部124がフィーダ本体90の上方に位置するようになっている。なお、表示部124は、複数のスライド溝108に対応して、複数設けられており、それら複数の表示部124の表示ランプ122は、テープフィーダ74を装着台100に装着する際に点灯され、複数のスライド溝108のいずれにテープフィーダ74を装着すべきかを案内するものとして使用される。
また、装着機16は、マークカメラ(図5参照)130およびパーツカメラ(図1,5参照)132を備えている。マークカメラ130は、下方を向いた状態でX軸スライダ66の下面に固定されており、移動装置30によって移動させられることで、回路基板の表面を任意の位置において撮像することが可能となっている。一方、パーツカメラ132は、上を向いた状態でフレーム部20の搬送装置26と供給装置32との間に設けられており、装着ヘッド28の吸着ノズル50によって吸着保持された電子部品を撮像することが可能となっている。マークカメラ130によって得られた画像データおよび、パーツカメラ132によって得られた画像データは、画像処理装置134(図5参照)において処理され、回路基板に関する情報,基板保持装置46による回路基板の保持位置誤差,吸着ノズル50による電子部品の保持位置誤差等が取得される。
さらに、装着機16は、図5に示すように、制御装置140を備えている。制御装置140は、CPU,ROM,RAM等を備えたコンピュータを主体とするコントローラ142と、上記電磁モータ44,64,68,基板保持装置46,正負圧供給装置52,ノズル昇降装置54,ノズル自転装置56,送出装置75の各々に対応する複数の駆動回路144と、複数の表示部124に設けられた複数の表示ランプ122の各々に対応する複数の制御回路146とを備えている。コントローラ142には、各駆動回路144を介して搬送装置,移動装置等の駆動源が接続されており、搬送装置,移動装置等の作動を制御することが可能とされている。また、コントローラ142には、各制御回路146を介して複数の表示ランプ122に接続されており、それら複数の表示ランプ122の各々を制御可能に点灯することが可能とされている。また、複数の表示部124には図示しない各種のスイッチが設けられる場合もあり、各制御回路146に対してスイッチ入力に伴う各種の制御信号が送られる。さらに、コントローラ142には、マークカメラ130およびパーツカメラ132によって得られた画像データを処理する画像処理装置134が接続されている。
装着機16では、上述した構成によって、搬送装置26に保持された回路基板に対して、装着ヘッド28によって電子部品の装着作業を行うことが可能とされている。具体的に説明すれば、まず、搬送装置26によって、回路基板を装着作業位置まで搬送するとともに、その位置において回路基板を固定的に保持する。次に、移動装置30によって、装着ヘッド28を回路基板上に移動させ、マークカメラ130によって、回路基板を撮像する。その撮像により回路基板の種類,搬送装置26による回路基板の保持位置誤差が取得される。その取得された回路基板の種類に応じた電子部品を、供給装置32のテープフィーダ74によって供給し、その電子部品の供給位置に、装着ヘッド28を移動装置30によって移動させる。これにより、装着ヘッド28の吸着ノズル50によって電子部品が吸着保持される。
続いて、電子部品を保持した状態の装着ヘッド28を、移動装置30によってパーツカメラ132上に移動させ、パーツカメラ132によって、装着ヘッド28に保持された電子部品を撮像する。その撮像により電子部品の保持位置誤差が取得される。そして、移動装置30によって、装着ヘッド28を回路基板上の装着位置に移動させ、装着ヘッド28によって、回路基板および電子部品の保持位置誤差に基づいて装着ノズル50を自転させた後に,電子部品が装着される。
さて、本願の多重化通信システムは、上記の電子部品装着装置10に例示される電子部品装着装置や電子部品の実装装置、あるいはその他の様々な製造ラインにおいて稼働する自動機などに適用することが可能なシステムである。上述したように、電子部品装着装置10では、制御装置140から、各種の電磁モータ44、64、68(図5参照)やその他の可動装置および表示ランプ122に対して各種のデータが送信され、これらの機器が制御される。また、制御装置140は、マークカメラ130やパーツカメラ132、各種の電磁モータ44、64、68やその他の可動装置、および表示部124などからの図示しない各種のデータを受信して制御の用に供する。
具体的には、制御装置140の各駆動回路144から動作指令データが各種の電磁モータ44、64、68やその他の可動装置に送られ駆動制御が行われる。また、制御装置140の制御回路146から点灯制御データが表示ランプ122に送られ点灯制御が行われる。一方、制御装置140には、マークカメラ130やパーツカメラ132から画像データが受信され、各種の電磁モータ44、64、68やその他の可動装置からトルク情報や位置情報等の機器情報データが受信され、各機器に備えられるセンサやスイッチなど(不図示)から各種の入力データが受信される。
こうした様々なデータ伝送が光通信により行われる多重化通信システム、送信装置、および受信装置では、送信側にレーザーダイオードなどの発光素子が設けられる。図6はこうした発光素子の特性を示す図である。発光素子は、一般的に電流駆動により発光し、電流量が大きなほど光出力が大きくなる特性を有している。論理値がハイレベルの時を発光状態とすれば、ハイレベルの論理値で発光素子の駆動電流が大きくなる。発光素子は駆動電流が流れることにより発熱し、発熱による温度上昇により素子特性が劣化する恐れがある。実使用時の発光素子の温度を低減するために、駆動電流値を下げる、雰囲気温度を下げる、放熱設計を行なう等の対策が考えられるが、駆動電流値の低減は光出力の低下を招来し、雰囲気温度の低下や放熱設計によるコストアップ等も考えられる。
以下の実施形態では、伝送対象の各種データについて、データの論理値が遷移したことを伝送することにより、伝送量を圧縮して伝送時の発光素子における消費電力の低減を図り、発光素子の温度上昇を抑制して素子寿命を向上することに好適な多重化通信システム、送信装置、および受信装置について説明する。
図7は、送信側に備えられる装置を示すブロック図である。各ブロックはクロック信号CLKに同期して動作する。稼働状態の電子部品装着装置10において、制御装置140から外部に伝送される動作指令データや点灯制御データ、また制御装置140に向けて伝送される画像データや機器情報データなどとして例示される入力データDT1、DT2、・・・、DTnは2分される。その一方は状態保持&遷移抽出回路B1に入力され、他方は直接にセレクタB5に入力される。状態保持&遷移検出回路B1では、各データの論理値が遷移して反転したか否かを検出する。論理値が遷移した場合にはハイレベルの遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSをセレクタB5に向けて出力する。また、クロック信号CLKのクロック数を計数するカウンタB3を備えている。カウンタB3は所定サイクル数の計数ごとにハイレベルのモード信号MODEを出力する。モード信号MODEはセレクタB5に入力される。
セレクタB5では、モード信号MODEに応じて、遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnS、および入力データDT1、DT2、・・・、DTnの何れか一方を選択する。具体的には、カウンタB3が所定サイクル数の計数をするまでのローレベルのモード信号MODE(MODE=0)では遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSが選択され、所定サイクル数の計数を報知するハイレベルのモード信号MODE(MODE=1)では入力データDT1、DT2、・・・、DTnを選択する。選択されたデータは送信データD1、D2、・・・、Dnとしてパケット生成回路B7に送られる。なお、以上に説明されるセレクタB5による選択結果を図12に示す。
パケット生成回路B7には、更に、固定パターンの同期用フレームが入力される。同期用フレームは受信側においてパケットの先頭を認識するためのビット列であり、同期用フレーム発生回路B9により生成される。
パケット生成回路B7では、同期用フレーム、モード信号MODE、および送信データD1、D2、・・・、Dnが多重化されて伝送用のパケットが生成される。カウンタB3の計数値が所定サイクル数に満たない間はローレベルのモード信号MODEが出力され、送信データD1、D2、・・・、Dnとして遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSが選択される。各入力データDT1、DT2、・・・、DTnのうち論理値の遷移があるものについての情報が伝送される。また、カウンタB3の計数値が所定サイクル数に達した場合はハイレベルのモード信号MODEが出力され、送信データD1、D2、・・・、Dnとして入力データDT1、DT2、・・・、DTnが選択される。各入力データDT1、DT2、・・・、DTnの論理値が伝送される。
また、モード信号MODEおよび送信データD1、D2、・・・、Dnが共にローレベルである場合にはパケットは生成されない。ローレベルのモード信号MODEでは、送信データD1、D2、・・・、Dnとして遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSが選択されている。この場合、遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSが全てローレベルであるので、全ての入力データDT1、DT2、・・・、DTnは1クロック前と同じ論理値にあり論理値が遷移するデータはないことを示す。この場合、改めてデータ伝送を行なう必要なないためパケットは生成されない。これにより、不要なパケット伝送が抑止され、発光素子における不要な電力消費が低減される。尚、以上に説明されるパケット生成回路B7での生成パケットの内容については図13に一覧を示す。
図8は、受信側に備えられる装置を示すブロック図である。先ず、クロック同期回路B21は送信されるビット列についてクロック同期を検出し再生クロック信号RCLKを抽出する。各ブロックは再生クロック信号RCLKに同期して動作する。
受信したビット列は、フレーム同期回路B23に入力され、同期用フレームを検出する。これにより、パケットの先頭が認識される。認識されたパケットからはモード信号MODEおよび送信データD1、D2、・・・、Dnが抽出され、レジスタB25に格納される。送信データD1、D2、・・・、Dnは、各々、モード信号MODEと共に、データ毎に備えられる状態保持回路B27に向けて出力される。状態保持回路B27では、モード信号MODEに応じて送信データD1、D2、・・・、Dnの内容を判断して状態保持回路B27の内容を書き換え制御する。
具体的には、ローレベルのモード信号MODEでは、送信データD1、D2、・・・、Dnは遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSである。この場合は、ハイレベルの送信データD1、D2、・・・、Dnに対応する状態保持回路B27の内容を反転する。また、ハイレベルのモード信号MODEでは、送信データD1、D2、・・・、Dnは入力データDT1、DT2、・・・、DTnである。この場合は、全ての状態保持回路B27の内容を受信された入力データDT1、DT2、・・・、DTnに書き換える。これにより、状態保持回路B27から出力される受信データDR1、DR2、・・・、DRnが入力データDT1、DT2、・・・、DTnと一致して、状態保持回路B27が正しくセットされる。以上に説明される状態保持回路B27に保持される受信データDR1、DR2、・・・、DRnの内容を図15に示す。
ここで、送信側および受信側に備えられる装置を示すブロック図(図7、8)における各ブロックの具体例を例示する。
図9は送信側に備えられるカウンタB3の具体的な回路例であり、図10はカウント動作に係るタイミングチャートである。3段のD型フリップフロップD−FF0〜D−FF2が、前段のBQ端子(BQ)からの出力が後段のクロック端子(CLK)に接続される直列接続の構成である。各D型フリップフロップD−FF0〜D−FF2のQ端子(Q)からの出力信号Q0〜Q2が論理積ゲートAND1に入力され、各出力信号Q0〜Q2の論理積としてモード信号MODEが出力される。各段はクロック信号CLKにより動作し、クロック数を順次カウントする。図9に例示される構成では、ハイレベルのモード信号MODEが出力される所定計数値は8サイクルである。
図11は送信側に備えられる状態保持&遷移抽出回路B1の具体的な回路例である。入力データDT1、DT2、・・・、DTn(図11において「DTx」と表記)は、論理積ゲートAND2、AND3、および排他的論理和ゲートXOR1の一方の入力端子に入力される。ここで、論理積ゲートAND3には論理が反転された上で入力される。また、論理積ゲートAND2、AND3の出力端子は、それぞれ、RS型フリップフロップ回路SR−FFのセット端子(S)、リセット端子(R)に接続されている。RS型フリップフロップ回路SR−FFのQ出力端子(Q)は排他的論理和ゲートXOR1の他方の入力端子に接続されている。排他的論理和ゲートXOR1の出力端子は論理積ゲートAND2、AND3の他方の入力端子に接続されている。排他的論理和ゲートXORの出力端子から遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnS(図11において「DTxS」と表記)が出力される。論理積ゲートAND2、AND3、およびRS型フリップフロップ回路SR−FFが状態保持を行なう回路であり、排他的論理和ゲートXOR1が遷移検出を行なう回路である。
ここで、図示はされていないが、クロック信号CLKに応じて、新たな入力データDTxが取り込まれるものとする。新たな入力データDTxが取り込まれると、排他的論理和ゲートXOR1において、RS型フリップフロップ回路SR−FFに保持されている入力データDTxとの間で一致検出が行われる。不一致であれば、ビット値が遷移したと判断され、排他的論理和ゲートXOR1からハイレベルの遷移検出信号DTxSが出力される。また、ハイレベルの遷移検出信号DTxSが論理積ゲートAND2、3に入力されるので、新たに入力された入力データDTxの論理値に応じてRS型フリップフロップ回路SR−FFがセットあるいはリセットされる。RS型フリップフロップ回路SR−FFが入力データDTxの論理値に書き換えられて保持される。具体的には、ハイレベルの入力データDTxが入力されると論理積ゲートAND2を介してRS型フリップフロップ回路SR−FFがセットされハイレベルの倫理値が保持される。また、ローレベルの入力データDTxが入力されると論理積ゲートAND3を介してRS型フリップフロップ回路SR−FFがリセットされローレベルの論理値が保持される。
図14は受信側に備えられるフレーム同期回路B23の具体的な回路例である。多段に接続されたD型フリップフロップDFFにより構成されるシフトレジスタを備える。シフトレジスタには伝送されてくるパケットが順次格納される。シフトレジスタのうち、同期用フレームが配列されているパケットの先頭に対応するD型フリップフロップDFFの一群は同期用フレーム検出回路B41に接続されている。パケットの後段にはモード信号MODEと送信データD1、D2、・・・、Dnが配列されている。これらのデータに対応するD型フリップフロップDFFの一群は、論理積ゲートの一方の入力端子に接続されている。論理積ゲートの他方の入力端子は同期用フレーム検出回路B41の出力端子が接続されている。
同期用フレーム検出回路B41により同期用フレームが検出されることに応じて、論理積ゲートを介してモード信号MODEおよび送信データD1、D2、・・・、Dnが取り込まれる。
図16には本実施形態により伝送されるデータ列の構成について例示する。図16では、3つの入力データDTa、DTb、DTcについて12サイクルでの論理値の変化に応じた処理を例示する。モード信号MODEは第1サイクルでハイレベルになる他、ローレベルが維持されるものとする。
入力データDTaは、第5、第8、第11サイクルで論理値が遷移する。したがって、遷移検出信号DTaSは、第5、第8、第11サイクルでハイレベルとなり、その他のサイクルではローレベルに維持される。また、入力データDTbは、第3、第4、第7、第8、第11サイクルで論理値が遷移する。したがって、遷移検出信号DTbSは、第3、第4、第7、第8、第11サイクルでハイレベルとなり、その他のサイクルではローレベルに維持される。また、入力データDTcは、第4サイクルで論理値が遷移する。したがって、遷移検出信号DTcSは、第4サイクルでハイレベルとなり、その他のサイクルではローレベルに維持される。
送信データは、セレクタB5により、ハイレベルのモード信号MODEでは入力データDTa、DTb、DTcが選択され、ローレベルのモード信号MODEでは遷移検出信号DTaS、DTbS、DTcSが選択される。したがって、多重化された送信データは、図示されるように、モード信号MODEがハイレベルである第1サイクルでは、入力データDTa、DTb、DTcの論理値(状態)が多重化される。第2サイクル以降はモード信号MODEがローレベルであるので、遷移検出信号DTaS、DTbS、DTcSの論理値(遷移情報)が多重化される。この場合、第2、第6、第9、第10、第12サイクルでは入力データDTa、DTb、DTcは何れも論理の遷移はなく、遷移検出信号DTaS、DTbS、DTcSは全てローレベルである。したがって、これらのサイクルではパケットは生成されずデータ伝送は行なわれない。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、送信側にある状態保持&遷移検出回路B1により、入力データDT1、DT2、・・・、DTnの各々について、論理レベルが状態保持&遷移検出回路B1に保持されている論理レベルから反転することが検出されると、その検出結果として遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSが出力され送信される。受信側では、遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSの内容が伝送される送信データD1、D2、・・・、Dnの内容に応じて、状態保持回路B27に保持されている論理レベルを反転する。
クロック信号CLKのサイクルごとにデータを送信することに代えて、論理レベルが反転したデータについて反転の検出結果を報知し、反転がない場合にはデータは送信されない。さらに、全ての入力データDT1、DT2、・・・、DTnのビット値が遷移しなければパケットは生成される送信は行なわれない。送信するデータ量を制限することができ、送信時の消費電力の低減を図ることができる。
光通信において、発光光源が発光状態となる頻度を低減することができ、光源における電力消費の低減を図り、発光素子の温度上昇を抑制して素子特性や素子の製品寿命等の改善を図ることができる。
また、カウンタB3によりクロック信号CLKのサイクル数を計数して、所定サイクルごとにモード信号MODEをハイレベルにする。そして、ハイレベルのモード信号MODEにおいて入力データDT1、DT2、・・・、DTnの論理値を送信して受信側の状態保持回路B27を更新する。定期的に状態保持回路B27に保持されている各データの論理値を更新することがきるので、保持されているデータの論理値を正しく保持することができる。
ここで、状態保持&遷移抽出回路B1において、論理積ゲートAND2、AND3、およびRS型フリップフロップ回路SR−FFは送信側状態保持部の一例であり、排他的論理和ゲートXOR1は状態遷移検出部の一例である。また、カウンタB3は計時部の一例であり、セレクタB5は選択部の一例であり、パケット生成回路B7は多重化部の一例である。また、フレーム同期回路B23は復元部の一例であり、状態保持回路B27は受信側状態保持部の一例である。また、図15に記載の処理が制御部による処理の一例である。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、全ての入力データについて論理値の遷移を検出した上で遷移したことが検出された遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSを伝送する場合について説明したが、本願はこれに限定されるものではない。複数の信号を多重化して伝送する場合、多重化した状態でのハイレベル(光源の発光状態となる論理値)の頻度を低減する態様で伝送する信号を変えることもできる。例えば、頻繁に論理値が遷移する入力データについては、遷移を検出した遷移検出信号を伝送することに代えて、入力データを伝送するように設定することもできる。
また、本実施形態では、論理値の遷移が検出された際に出力される遷移検出信号DT1S、DT2S、・・・、DTnSをハイレベルとしたが、これは、ハイレベルの伝送時に発光素子が発光状態になり電力消費が大きいことを前提としたものである。本発明はこれに限定されるものではなく、伝送時の発光素子の消費電力が抑制されるように設定されるのであればその他の設定とすることもできる。例えば、ローレベルを伝送する際に消費電力が大きくなる伝送システムにあっては、遷移検出信号としてローレベルの信号を出力する設定とすることもできる。
10:電子部品装着装置 44、64、68:電磁モータ 122:表示ランプ 124:表示部 130:マークカメラ 132:パーツカメラ 140:制御装置 B1:状態保持&遷移抽出回路 B3:カウンタ B5:セレクタ B7:パケット生成回路 B9:同期用フレーム発生回路 B21:クロック同期回路 B23:フレーム同期回路 B25:レジスタ B27:状態保持回路 B41:同期用フレーム検出回路 CLK:クロック信号 D1、D2、・・・、Dn:送信データ DT1、DT2、・・・、DTn、DTa、DTb、DTc、DTx:入力データ DT1S、DT2S、・・・、DTnS、DTaS、DTbS、DTcS、DTxS:遷移検出信号 MODE:モード信号 RCLK:再生クロック信号

Claims (4)

  1. 複数のデータを多重化して光通信を行なう多重化通信システムであって、
    送信側において、
    前記複数のデータの各々について、同期サイクルごとに論理レベルを保持する送信側状態保持部と、
    前記複数のデータの各々について、論理レベルが前記送信側状態保持部に保持されている論理レベルから反転することを検出する状態遷移検出部と、
    前記状態遷移検出部による検出信号を多重化する多重化部とを備え、
    受信側において、
    前記複数のデータの各々について、論理レベルを保持する受信側状態保持部と、
    多重化された信号を復元する復元部と、
    前記復元された前記検出信号に対応する前記複数のデータについて、前記受信側状態保持部に保持されている論理レベルを反転する制御部とを備え
    前記同期サイクルの所定サイクル数を計時する計時部と、
    送信側において、前記送信側状態保持部と前記状態遷移検出部との何れか一方を選択する選択部とを備え、
    前記計時部が所定サイクル数を計時するごとに、前記選択部は前記送信側状態保持部を選択し、前記制御部は前記復元部により復元された前記複数のデータを前記受信側状態保持部に保持することを特徴とする多重化通信システム。
  2. 多重化された前記検出信号の光通信において、前記検出信号の送信に対応して前記光通信に供される光源が発光状態とされることを特徴とする請求項1に記載の多重化通信システム。
  3. 複数のデータを多重化して光通信を行なう多重化通信システムに備えられる送信装置であって、
    前記複数のデータの各々について、同期サイクルごとに論理レベルを保持する送信側状態保持部と、
    前記複数のデータの各々について、論理レベルが前記送信側状態保持部に保持されている論理レベルから反転することを検出する状態遷移検出部と、
    前記状態遷移検出部による検出信号を多重化する多重化部と
    前記同期サイクルの所定サイクル数を計時する計時部と、
    送信側において、前記送信側状態保持部と前記状態遷移検出部との何れか一方を選択する選択部とを備え、
    前記計時部が所定サイクル数を計時するごとに、前記選択部は前記送信側状態保持部を選択し、
    受信側においては、前記所定サイクル数を計時するごとに選択される前記送信側状態保持部から送信される前記複数のデータを保持すると共に、前記復元された前記検出信号に対応する前記複数のデータの各々について、保持されている論理レベルを反転することを特徴とする送信装置。
  4. 複数のデータを多重化して光通信を行なう多重化通信システムに備えられる受信装置であって、
    前記複数のデータの各々について、論理レベルを保持する受信側状態保持部と、
    前記複数のデータの各々についての論理レベルの反転を検出した検出信号であって、多重化されて送信された信号を復元する復元部と、
    所定サイクル数を計時するごとに送信側から送信される前記複数のデータを前記受信側状態保持部に保持すると共に、前記復元された前記検出信号に対応する前記複数のデータの各々について、前記受信側状態保持部に保持されている論理レベルを反転する制御部とを備えることを特徴とする受信装置。
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