JP5956955B2 - 磁気検知式スイッチ - Google Patents

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本発明は、磁気抵抗効果素子を使用して、3つの検知位置の検出を可能とした磁気検知式スイッチに関する。
以下の特許文献1と特許文献2に、磁気抵抗効果素子を用いた磁気検知式スイッチが開示されている。
特許文献1に記載されたスイッチは、磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサと、2個の磁石とが相対的に移動する。2個の磁石は、異なる磁極が磁気センサに対向する方向に向けられて並んで配置されている。磁気センサは一方の磁石と対向する第1の位置と他方の磁石と対向する第2の位置との間を移動する。
磁気抵抗効果素子は、2個の磁石が並ぶ方向と直交する向きに固定磁性層が固定されており、第1の位置と第2の位置とで自由磁性層の磁化方向が変化し、その結果、磁気センサの検知出力がスイッチオンとスイッチオフとに切り換えられる。
特許文献2に記載されたスイッチは、ヨークの間に2か所のギャップが並んで設けられ、それぞれのギャップ内で磁界の向きが180度逆向きとなっている。スライド機構の先端部に磁気抵抗効果素子が搭載されており、この磁気抵抗効果素子が2か所のギャップ内を通過し、一方のギャップ内に位置しているときと、他方のギャップ内に位置しているときで、異なる切り換え出力が得られる。
特許文献1と特許文献2に記載された磁気検知式スイッチは、磁気抵抗効果素子が使用されているため、非接触で切り換え出力を得ることができる。しかし、いずれも2つのポジションの検知しか行うことができず、3か所の検知位置を識別する検知出力を得ることはできない。
特開2007−273528号公報 特開2007−220367号公報
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、最少の磁石と磁気抵抗効果素子を使用して3か所の検知位置に基づく出力が得られる磁気検知式スイッチを提供することを目的としている。
本発明は、固定部と可動部の一方に磁界発生部が、他方に磁気検知部が設けられた磁気検知式スイッチにおいて、
前記可動部は、中立検知位置と、前記中立検知位置から第1の方向へ移動した第1の検知位置と、前記中立検知位置から第1の方向と逆向きの第2の方向へ移動した第2の検知位置へ移動可能であり、
前記磁気検知部は、第1の磁気抵抗効果素子を有して第1の方向の磁界の強度が所定値を超えたときに検知出力を得る第1の検知部と、第2の磁気抵抗効果素子を有して第2の
方向の磁界の強度が所定値を超えたときに検知出力を得る第2の検知部とを有しており、
前記磁界発生部には、対を成す磁石が前記可動部の移動方向へ並んで、それぞれの磁石は同じ磁極が前記磁気検知部との対向方向へ向けられて、前記可動部が第1の検知位置に移動したときに、前記第2の検知部に対して、第2の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与え、第2の検知位置に移動したときに、前記第1の検知部に対して、第1の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与え、中立検知位置へ移動したときに、前記第1の検知部と前記第2の検知部のいずれに対しても、第1の方向と第2の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与えないことを特徴とするものである。
本発明の磁気検知式スイッチは、互いに異なる方向への感度を有する2つの磁気抵抗効果素子を使用することで、中立位置ならびに第1の検知位置と第2の検知位置に対応する検知出力を高い信頼性の下で得ることができる。
対を成す磁石を移動方向へ並んで配置することで、可動部が中立へ移動したときに、第1の検知部と第2の検知部の双方が非検知状態となる領域を広く確保できるようになり、3か所の検知位置を正確に区別して検知できるようになる。
本発明は、前記第1の磁気抵抗効果素子は、第1の方向の磁界の強度が前記所定値を超えたときに自由磁性層の磁化方向が第1の方向へ向けられ、
前記第2の磁気抵抗効果素子は、第2の方向の磁界の強度が前記所定値を超えたときに自由磁性層の磁化方向が第2の方向へ向けられるものとして構成できる。
本発明の磁気検知式スイッチは、少ない磁気抵抗効果素子と少ない磁石を用いて、3か所の検知位置を高い信頼性の下で検知することができる。
本発明の実施の形態の磁気検知式スイッチの外観斜視図、 第1の実施の形態の磁石と検知ユニットの構造を検知位置別に示す説明図、 参考例の磁石と検知ユニットの構造を検知位置別に示す説明図、 磁気検知部である検知ユニットの斜視図、 磁気抵抗効果素子の拡大平面図、 磁気抵抗効果素子の素子構造を示す説明図、 磁気抵抗効果素子の素子構造の他の例を示す説明図、 第1の検知部と第2の検知部を構成するスイッチ回路の回路図、 図8に示すそれぞれのスイッチ回路の出力波形図、 3か所の検知位置とスイッチ回路からの出力の組み合わせを示す説明図、
図1に示す磁気検知式スイッチ1は、固定部である基板2と、この基板2を覆うケース3を有している。ケース3の内部に、前記基板2に対向して(+)方向と(−)方向へ移動する可動部5が設けられている。可動部5に操作部6が一体に設けられ、操作部6が、ケース3の上面に形成された細長いスリット4から上方へ突出している。操作部6がスリット4内を移動する範囲で、可動部5が(+)−(−)方向へスライド移動可能である。
磁気検知式スイッチ1では、(+)方向が第1の方向で、(−)方向が第2の方向である。また、磁気検知式スイッチ1は、可動部5と操作部6が3か所の検知位置に移動したときに、異なる組み合わせの検知出力が得られる。
図1に示すように、操作部6が第1の方向(+)の終端に至った位置が第1の検知位置(r)で、第2の方向(−)の終端に至った位置が第2の検知位置(l)、第1の方向(+)と第2の方向(−)の中間点が中立検知位置(n)である。ケース3の内部に軽ロック機構が設けられて、操作部6が、第1の検知位置(r)と第2の検知位置(l)ならびに中立検知位置(n)のそれぞれにおいて軽くロックされる。または、操作部6がばねの力で中立検知位置(n)に安定しており、指で操作部6を第1の検知位置(r)へ移動させた後に指を離すと、操作部6が中立検知位置(n)に復帰し、操作部6を第2の検知位置(l)へ移動させた後に指を離すと、操作部6が中立検知位置(n)に復帰する構造であってもよい。
図2に示すように、基板2に、磁気検知部である微小な検知ユニット10が固定され、可動部5の下面に磁界発生部7が固定されている。磁界発生部7は、2個の磁石7a,7bを有している。磁石7a,7bは、可動部5の移動方向に間隔を空けて配置されており、それぞれの磁石7a,7bは、同じ磁極が基板2の方向へ向けられている。図2に示す第1の実施の形態の磁界発生部7では、磁石7a,7bは、N極が下に向けられている。
磁界発生部7では、磁石7aよりも図示右側で、第1の方向(+)に向く磁界成分H1の強度が高く、磁石7bよりも図示左側で、第2の方向(−)に向く磁界成分H2の強度が高い。磁石7aと磁石7bが間隔を空けて配置され同じN極が下に向けられているため、2つの磁石7a,7bの中間部分では、下向きの磁界成分が強く、第1の方向(+)に向く磁界成分H1の強度と、第2の方向(−)に向く磁界成分H2の強度がきわめて弱い。
図2において、可動部5と操作部6が第1の検知位置(r)に至ると、検知ユニット10に対して、第2の方向(−)に向く磁界成分H2が強く作用し、第2の検知位置(l)に至ると、検知ユニット10に対して、第1の方向(+)に向く磁界成分H1が強く作用する。そして、可動部5と操作部6が中立検知位置(n)に至ると、検知ユニット10に対して、第1の方向(+)に向く磁界成分H1と、第2の方向(−)に向く磁界成分H2とがほとんど作用しない。
図3には、参考例の磁界発生部8が示されている。この磁界発生部8では、可動部5の下面に1個の磁石8aが固定されている。この磁石8aは、可動部5の移動方向である(+)−(−)方向の幅寸法Wが、この方向と直交する向きの厚さ寸法Tよりも十分に大きい。また磁石8aの下向きの面全体が同じ磁極(N極)に着磁されている。
図3の参考例においても、可動部5と操作部6が第1の検知位置(r)に至ると、検知ユニット10に対して、第2の方向(−)に向く磁界成分H2が強く作用し、第2の検知位置(l)に至ると、検知ユニット10に対して、第1の方向(+)に向く磁界成分H1が強く作用する。また、磁石8aの下向きのN極の着磁面が広いため、磁石8aの中心部において、下向きの磁界強度が強くなる。そのため、可動部5と操作部6が中立検知位置(n)に至ったときは、検知ユニット10に対して、第1の方向(+)に向く磁界成分H1と、第2の方向(−)に向く磁界成分H2とがほとんど作用しない。
図2に示す磁界発生部7ならびに図3に示す磁界発生部8では、下向きの磁界強度が強くなる領域が、可動部5の移動方向である(+)−(−)方向の広い範囲で設定されている。そのため、中立検知位置(n)において、検知ユニット10に対して、第1の方向(+)に向く磁界成分H1と、第2の方向(−)に向く磁界成分H2とがほとんど作用しない領域を、(+)−(−)方向の広い範囲にわたって設定することができる。
よって、検知ユニット10が中立検知位置(n)に位置している状態を、検知ユニット10によって、高い信頼性の下で検知できるようになる。
図4に示すように、磁気検知部である検知ユニット10は、ICパッケージ11の上面11aに、一対の第1の磁気抵抗効果素子R(+)と、一対の第2の磁気抵抗効果素子R(−)、ならびに4個の固定抵抗素子Rが薄膜形成プロセスによって搭載されている。
図5に、第1の磁気抵抗効果素子R(+)と第2の磁気抵抗効果素子(−)の素子構造15が示されている。磁気抵抗効果素子の素子構造15は、複数の素子部16が互いに平行に形成され、個々の素子部16の左右端部が、接続電極17a,17bによって2個ずつ接続されている。さらに、図示上下両端部に位置する素子部16に引き出し電極18a,18bが接続されている。よって、各素子部16は直列に接続され、ミアンダ型パターンが構成されている。
前記素子構造15は、前記素子部16の長手方向が第1の方向と第2の方向すなわち(+)−(−)方向に向けられており、図5の紙面と平行に示されている素子部16の表面が、図2と図3において図示上向きとなり、磁石7a,7abの磁極(N極)または、磁石8aの磁極(N極)に対面している。
図6と図7に、素子部16の断面構造が実施の形態別に示されている。
図6と図7に示すように、素子部16は、巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)であり、固定磁性層16aと自由磁性層16b、ならびに固定磁性層16aと自由磁性層16bとの間の非磁性導電層16cを有している。図6と図7では、自由磁性層16bを覆う保護層などの図示が省略されている。
固定磁性層16aはCo−Fe合金(コバルト−鉄合金)などの軟磁性材料で形成され、自由磁性層16bは、Ni−Fe合金(ニッケル−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。非磁性導電層16cはCu(銅)などである。
図6に示す素子部16では、図示を省略するが、固定磁性層16aの下にIr−Mn合金(イリジウム−マンガン合金)などの反強磁性材料で形成された反強磁性層が接合されており、反強磁性層と固定磁性層16aとの反強磁性結合によって、固定磁性層16aの磁化の方向が固定されている。
図6(A)に示される素子部16は、第1の磁気抵抗効果素子R(+)であり、固定磁性層16aの磁化の固定方向Paが第2の方向(−)へ向けられている。図6(B)に示される素子部16は、第2の磁気抵抗効果素子R(−)であり、固定磁性層16aの磁化の固定方向Pbが第1の方向(+)へ向けられている。
図6(A)に示す第1の磁気抵抗効果素子R(+)では、図6(C)に示すように、素子部16に作用する外部磁界が中点Oを超えて第1の方向(+)へ向けられ、第1の方向(+)への外部磁界の強度がHinを超えると、自由磁性層16bの磁化が第1の方向(+)へ向けられて、素子部16の電気抵抗が高くなる。
図6(B)に示す第2の磁気抵抗効果素子R(−)では、図6(D)に示すように、素子部16に作用する外部磁界が中点Oを超えて第2の方向(−)へ向けられ、第2の方向(−)への外部磁界の強度がHinを超えると、自由磁性層16bの磁化が第2の方向(−)へ向けられて、素子部16の電気抵抗が高くなる。
図7に示す素子部16はいわゆるセルフピン構造を採用した巨大磁気抵抗効果素子である。
図7(A)に示す素子部16は、第1の磁気抵抗効果素子R(+)であり、安定状態では、固定磁性層16aの磁化と自由磁性層16bの磁化が共に第2の方向(−)へ向けられている。図7(C)に示すように、素子部16に作用する外部磁界の向きが中点Oを超えて第1の方向(+)となり、第1の方向(+)への外部磁界の強度がHinを超えると、自由磁性層16bの磁化が第1の方向(+)へ向けられて、素子部16の電気抵抗が高くなる。
図7(B)に示す素子部16は、第2の磁気抵抗効果素子R(−)であり、安定状態では、固定磁性層16aの磁化と自由磁性層16bの磁化が共に第1の方向(+)へ向けられている。図7(D)に示すように、素子部16に作用する外部磁界の向きが中点Oを超えて第2の方向(−)となり、第2の方向(−)への外部磁界の強度がHinを超えると、自由磁性層16bの磁化が第2の方向(−)へ向けられて、素子部16の電気抵抗が高くなる。
固定磁性層16aと自由磁性層16bの磁化を平行状態で安定させるのは、例えば、非磁性導電層16cの膜厚を制御することで設定可能である。
図8(A)に第1のスイッチ回路21が、図8(B)に第2のスイッチ回路22が示されている。これらのスイッチ回路21,22は、図4に示すように、ICパッケージ11の上面11aに薄膜工程で形成された第1の磁気抵抗効果素子R(+)と第2の磁気抵抗効果素子R(−)ならびに固定抵抗素子Rと、ICパッケージ11に収められた電子素子とで構成されている。
第1のスイッチ回路21は、第1の検知部23を有している。第1の検知部23は、一対の第1の磁気抵抗効果素子R(+)と一対の固定抵抗素子Rとでブリッジ回路が構成されている。第1の磁気抵抗効果素子R(+)と固定抵抗素子Rとの間の2つの中点電位が差動アンプ24に与えられて差動出力が得られる。この差動出力がシュミットトリガー回路25に与えられる。
第2のスイッチ回路22は、第2の検知部26を有している。第2の検知部26は、一対の第2の磁気抵抗効果素子R(−)と一対の固定抵抗素子Rとでブリッジ回路が構成されている。第2の磁気抵抗効果素子R(−)と固定抵抗素子Rとの間の2つの中点電位が差動アンプ27に与えられて差動出力が得られる。この差動出力がシュミットトリガー回路28に与えられる。
図2ならびに図3に示すように、可動部5と操作部6が第2の検知位置(l)へ移動すると、第1の検知部23に対して第1の方向(+)へHinを超える強度の外部磁界が与えられ、図6(C)または図7(C)に示すように、第1の磁気抵抗効果素子R(+)の抵抗値が増大する。その結果、図9(A)に示すように、第1のスイッチ回路21の第1の出力S1がLからHすなわち非検知出力から検知出力に切り替えられる。一方、第2のスイッチ回路22の第2の出力S2はLのままである。
図2ならびに図3に示すように、可動部5と操作部6が第1の検知位置(r)へ移動すると、第2の検知部26に対して第2の方向(−)へHinを超える強度の外部磁界が与えられ、図6(D)または図7(D)に示すように、第2の磁気抵抗効果素子R(−)の抵抗値が増大する。その結果、図9(B)に示すように、第2のスイッチ回路22の第2の出力S2がLからHすなわち非検知出力から検知出力に切り替えられる。一方、第1のスイッチ回路21の第1の出力S1はLのままである。
また、図2と図3に示すように、可動部5と操作部6が中立検知位置(n)へ移動すると、第1の抵抗効果素子R(+)と第2の抵抗効果素子R(−)に第1の方向(+)に向かう磁界成分H1と第2の方向(−)に向かう磁界成分H2のいずれもがほとんど作用しなくなり、第1のスイッチ回路21の第1の出力S1と第2のスイッチ回路22の第2の出力S2の双方がLすなわち非検知出力となる。
なお、図8に示す回路では、第1のスイッチ回路21に差動アンプ24とシュミットトリガー回路25が、第2のスイッチ回路22に差動アンプ27がそれぞれ設けられている。ただし、スイッチ回路に1個の差動アンプと1個のシュミットトリガー回路が設けられ、第1の検知部23と第2の検知部26の出力が交互に切り替えられて、共通の差動アンプとシュミットトリガー回路へ与えられてもよい。
図1に示す磁気検知式スイッチ1では、図10に示すように、操作部6が第1の検知位置(r)にあるときは、第1の出力S1がLで第2の出力S2がHとなり、第2の検知位置(l)にあるときは、第1の出力S1がHで第2の出力S2がLとなる。中立検知位置(n)にあるときは、第1の出力S1と第2の出力S2が共にLとなる。
このように、最少の素子数と最少の磁界発生部により、3か所のポジションの検出が可能になる。
1,1A,1B 磁気検知式スイッチ
2 基板
5 可動部
6 操作部
7 磁界発生部
7a,7b 磁石
8 磁界発生部
8a 磁石
10,10A,10B 検知ユニット
15 素子構造
16 素子部
21 第1のスイッチ回路
22 第2のスイッチ回路
23 第1の検知部
26 第2の検知部
24,27 作動アンプ
25,28 シュミットトリガー回路
R(+) 第1の磁気抵抗効果素子
R(−) 第2の磁気抵抗効果素子
R 固定抵抗素子
S1 第1の出力
S2 第2の出力
S3 出力
(r) 第1の検知位置
(l) 第2の検知位置
(n) 中立検知位置

Claims (2)

  1. 固定部と可動部の一方に磁界発生部が、他方に磁気検知部が設けられた磁気検知式スイッチにおいて、
    前記可動部は、中立検知位置と、前記中立検知位置から第1の方向へ移動した第1の検知位置と、前記中立検知位置から第1の方向と逆向きの第2の方向へ移動した第2の検知位置へ移動可能であり、
    前記磁気検知部は、第1の磁気抵抗効果素子を有して第1の方向の磁界の強度が所定値を超えたときに検知出力を得る第1の検知部と、第2の磁気抵抗効果素子を有して第2の方向の磁界の強度が所定値を超えたときに検知出力を得る第2の検知部とを有しており、
    前記磁界発生部には、対を成す磁石が前記可動部の移動方向へ並んで、それぞれの磁石は同じ磁極が前記磁気検知部との対向方向へ向けられて、前記可動部が第1の検知位置に移動したときに、前記第2の検知部に対して、第2の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与え、第2の検知位置に移動したときに、前記第1の検知部に対して、第1の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与え、中立検知位置へ移動したときに、前記第1の検知部と前記第2の検知部のいずれに対しても、第1の方向と第2の方向へ前記所定値を超える強度の磁界を与えないことを特徴とする磁気検知式スイッチ。
  2. 前記第1の磁気抵抗効果素子は、第1の方向の磁界の強度が前記所定値を超えたときに自由磁性層の磁化方向が第1の方向へ向けられ、
    前記第2の磁気抵抗効果素子は、第2の方向の磁界の強度が前記所定値を超えたときに自由磁性層の磁化方向が第2の方向へ向けられる請求項1記載の磁気検知式スイッチ。
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