JP5954155B2 - ケーブル接続装置およびケーブルアッセンブリならびにケーブルアッセンブリの製造方法 - Google Patents

ケーブル接続装置およびケーブルアッセンブリならびにケーブルアッセンブリの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、位相を180度反転させた差動信号を伝送する複数の差動信号伝送用ケーブルを、ケーブルコネクタにまとめて接続するためのケーブル接続装置およびケーブルアッセンブリならびにケーブルアッセンブリの製造方法に関する。
従来、数Gbit/s以上の高速デジタル信号を扱うサーバやルータ,ストレージ製品等の機器においては、差動インターフェース規格、例えばLVDS(Low Voltage Differential Signal)が採用され、各機器間あるいは機器内の各回路基板間では、差動信号伝送用ケーブルを用いて差動信号の伝送が行われている。差動信号は、システム電源の低電圧化を実現しつつ外来ノイズに対する耐性が高いという特徴を有している。
差動信号伝送用ケーブルは一対の信号線導体を備え、各信号線導体には、位相を180度反転させたプラス側信号およびマイナス側信号がそれぞれ伝送されるようになっている。そして、これらの2つの信号の電位差が信号レベルとなって、例えば電位差がプラスであれば「High」,マイナスであれば「Low」として、当該信号レベルを受信側で認識するようになっている。
このような差動信号を伝送する差動信号伝送用ケーブルを開示した技術としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された技術は、所定間隔で平行に並ぶ一対の信号線導体を備え、これらの各信号線導体は絶縁体によって覆われている。つまり、各信号線導体は絶縁体によって所定間隔で平行に保持されている。また、絶縁体の周囲はシート状の外部導体によって覆われており、さらに、外部導体の周囲は保護外皮であるシースによって覆われている。
そして、差動信号伝送用ケーブルの一端側を順次段剥きすることで、各信号線導体および外部導体の一部がそれぞれ外部に露出されている。外部導体の露出部分には、金属製のシールド接続端子が加締めによって接続されている。シールド接続端子は、板状金属と当該板状金属に一体成形されたはんだ接続ピンとを備え、板状金属は、加締め時に外部導体の形状に倣って塑性変形されるようになっている。これにより、外部導体とシールド接続端子とが電気的に接続され、外部導体をシールド接続端子を介して回路基板のグラウンドパッドに電気的に接続できるようにしている。
特開2012−099434号公報(図1,図2)
上述の特許文献1に記載された技術においては、外部導体をグラウンドパッドに直接はんだ接続するものに対して、はんだ接続作業で用いるコテ先の熱[約350℃]が外部導体に触れることは無いため、コテ先の熱により絶縁体が変形したり溶融したりするのを抑制することができる。しかしながら、シールド接続端子を外部導体の形状に沿わせて加締めるため、場合によっては外部導体の内側にある絶縁体が加締め力により弾性変形し、これにより絶縁体の内側にある各信号線導体間の距離が変化する等の製造上の問題が起こり得る。その結果、差動信号伝送用ケーブルの電気的特性が製品毎にばらついて、当該差動信号伝送用ケーブルを複数接続したケーブルアッセンブリにあっては、さらに製品毎に電気的特性のばらつきが大きくなるといった問題を生じ得る。
本発明の目的は、差動信号伝送用ケーブルの弾性変形を抑制して電気的特性を安定化させた状態のもとで、複数の差動信号伝送用ケーブルをケーブルコネクタにまとめて接続することができるケーブル接続装置およびケーブルアッセンブリならびにケーブルアッセンブリの製造方法を提供することにある。
本発明のケーブル接続装置は、一対の信号線導体と、前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体とを備えた複数の差動信号伝送用ケーブルを、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトとを備えたケーブルコネクタに、まとめて接続するためのケーブル接続装置であって、前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、を備える。
本発明のケーブル接続装置は、前記第1挟持部材と前記グラウンド用導体との間および前記第2挟持部材と前記グラウンド用導体との間のうちの少なくともいずれか一方に、クッション部材が設けられる。
本発明のケーブル接続装置は、前記クッション部材と前記グラウンド用導体との間に、導電部材が設けられる。
本発明のケーブル接続装置は、前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体が複数並べて固定される。
本発明のケーブル接続装置は、前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体の配置を案内する案内突起が設けられる。
本発明のケーブル接続装置は、前記距離保持機構は、前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を離間させる方向に弾性力を発生する離間用弾性部材と、前記各挟持部材間に設けられ、互いに係合して前記各挟持部材間の距離を一定とする係合部材と、から形成される。
本発明のケーブル接続装置は、前記距離保持機構は、前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を接近させる方向に弾性力を発生する接近用弾性部材と、前記各挟持部材間に設けられ、互いに当接して前記各挟持部材間の距離を一定とする当接部材と、から形成される。
本発明のケーブルアッセンブリは、複数の差動信号伝送用ケーブルと、当該複数の差動信号伝送用ケーブルが接続されるケーブルコネクタと、前記複数の差動信号伝送用ケーブルをまとめて前記ケーブルコネクタに接続するためのケーブル接続装置と、を備えたケーブルアッセンブリであって、前記差動信号伝送用ケーブルは、一対の信号線導体と、前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、を備え、前記ケーブルコネクタは、絶縁材料よりなるコネクタ基板と、前記コネクタ基板に設けられ、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、前記コネクタ基板に設けられ、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトと、を備え、前記ケーブル接続装置は、前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、を備える。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記第1挟持部材と前記グラウンド用導体との間および前記第2挟持部材と前記グラウンド用導体との間のうちの少なくともいずれか一方に、クッション部材が設けられる。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記クッション部材と前記グラウンド用導体との間に、導電部材が設けられる。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体が複数並べて固定される。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体の配置を案内する案内突起が設けられる。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記距離保持機構は、前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を離間させる方向に弾性力を発生する離間用弾性部材と、前記各挟持部材間に設けられ、互いに係合して前記各挟持部材間の距離を一定とする係合部材と、から形成される。
本発明のケーブルアッセンブリは、前記距離保持機構は、前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を接近させる方向に弾性力を発生する接近用弾性部材と、前記各挟持部材間に設けられ、互いに当接して前記各挟持部材間の距離を一定とする当接部材と、から形成される。
本発明のケーブルアッセンブリの製造方法は、一対の信号線導体と、前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、を備える差動信号伝送用ケーブルを準備するケーブル準備工程と、絶縁材料よりなるコネクタ基板と、前記コネクタ基板に設けられ、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、前記コネクタ基板に設けられ、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトと、を備えるケーブルコネクタを準備するケーブルコネクタ準備工程と、前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、を備えるケーブル接続装置を準備するケーブル接続装置準備工程と、前記外部導体に前記グラウンド用導体の前記本体部を装着し、前記差動信号伝送用ケーブルを装着した前記グラウンド用導体を前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に複数並べて配置し、前記距離保持機構により前記各挟持部材間に前記各グラウンド用導体を挟持させるケーブルサブアッシ組立工程と、前記各信号線導体を前記各信号線用コンタクトに配置するとともに、前記腕部を前記グラウンド用コンタクトに配置し、前記各信号線導体と前記各信号線用コンタクトとを溶接接続するとともに、前記腕部と前記グラウンド用コンタクトとを溶接接続する接続工程と、を備える。
本発明によれば、外部導体に装着される本体部および、当該本体部に設けられ、グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、当該グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、第1挟持部材と第2挟持部材との間に設けられ、各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構とを有する。これにより、従前のようにシールド接続端子を外部導体の形状に沿わせて加締める必要が無くなり、差動信号伝送用ケーブルの弾性変形を抑制して電気的特性を安定化させることができる。また、各挟持部材は、複数のグラウンド用導体をそれぞれ同じ力、つまり同条件でまとめて挟持するので、ケーブルアッセンブリとしての電気的特性を安定化させることができる。さらに、ケーブルアッセンブリの製造過程において、複数の差動信号伝送用ケーブルをケーブル接続装置に保持させておくので、各差動信号伝送用ケーブルとケーブルコネクタとの接続作業を容易に行うことができる。
第1実施の形態に係るケーブル接続装置を備えたケーブルアッセンブリを示す斜視図である。 差動信号伝送用ケーブルを示す斜視図である。 ケーブルコネクタを示す斜視図である。 ケーブル接続装置のグラウンド用導体を示す斜視図である。 ケーブル接続装置の挟持機構を示す斜視図である。 ケーブルコネクタを除いたサブアッセンブリの図1のA矢視図である。 (a),(b)は、図6に示すサブアッセンブリの組み立て手順を説明する斜視図である。 第2実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図である。 (a),(b)は、第3実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図である。 (a),(b)は、第4実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図である。 第5実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図である。
以下、本発明の第1実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は第1実施の形態に係るケーブル接続装置を備えたケーブルアッセンブリを示す斜視図を、図2は差動信号伝送用ケーブルを示す斜視図を、図3はケーブルコネクタを示す斜視図を、図4はケーブル接続装置のグラウンド用導体を示す斜視図を、図5はケーブル接続装置の挟持機構を示す斜視図を、図6はケーブルコネクタを除いたサブアッセンブリの図1のA矢視図をそれぞれ表している。
図1に示すように、ケーブルアッセンブリ10は、2本の差動信号伝送用ケーブル20と、各差動信号伝送用ケーブル20の接続に対応したケーブルコネクタ30と、各差動信号伝送用ケーブル20をケーブルコネクタ30にまとめて接続するためのケーブル接続装置40とを備えている。ここで、図中二点鎖線で示す部分は、絶縁材料としての熱硬化性を有するエポキシ樹脂(epoxy resin)によって固められたモールド樹脂部Mを示しており、このようにモールド樹脂部Mを設けることにより、各差動信号伝送用ケーブル20とケーブルコネクタ30との接続部分を保護するようにしている。ただし、ケーブルアッセンブリ10の使用環境下によっては、モールド樹脂部Mを省略しても構わない。
図2に示すように、差動信号伝送用ケーブル20は一対の信号線導体21を備えている。各信号線導体21のうちのいずれか一方には差動信号としてのプラス側信号(ポジティブ信号)が伝送され、各信号線導体21のうちのいずれか他方には差動信号としてのマイナス側信号(ネガティブ信号)が伝送されるようになっている。各信号線導体21は、例えば、その表面に錫めっき処理が施された軟銅線(Tinned Annealed Copper Wire)によって形成され、各信号線導体21は絶縁体22によって被覆されている。
絶縁体22は、差動信号伝送用ケーブル20に柔軟性を持たせるために、例えば、発泡ポリエチレン(Foamed Poly-Ethylene)によって形成され、その横断面形状は略楕円形形状に形成されている。絶縁体22は、各信号線導体21を所定間隔で並ぶよう保持しており、各信号線導体21の周囲には、略同等の肉厚となるよう絶縁体22が設けられている。
ただし、絶縁体22の横断面形状は、図示のような略楕円形形状のものに限らず、例えば、各信号線導体21をそれぞれ別個に被覆した略円形形状であっても良い。さらには、絶縁体22の横断面形状を、一対の長さが等しい平行線と一対の半円形形状とからなる、例えば、陸上競技場のトラック(Track)に略等しい形状としても良い。
絶縁体22の周囲には、外来ノイズの影響を抑制するための外部導体23が設けられている。外部導体23は、例えば、シート状の銅箔によって形成され、絶縁体22の長手方向に沿う端部を除く大部分を被覆するようになっている。ただし、外部導体23としては、銅箔に限らず他の金属箔であっても良く、さらには軟銅線等の金属細線を編み込んだ編組シートであっても良い。
外部導体23の周囲には、差動信号伝送用ケーブル20を保護する保護外皮としてのシース24が設けられており、当該シース24は、外部導体23の長手方向に沿う端部を除く大部分を被覆するようになっている。なお、シース24は、例えば、耐熱PVC(Heat Resistant Polyvinyl Chloride)によって形成されている。また、差動信号伝送用ケーブル20は、ドレイン線を含んでいない。
差動信号伝送用ケーブル20の端部には、図2に示すように、その長手方向に沿って順次段剥きすることで、各信号線導体21を外部に露出させる信号線導体露出部20aと、外部導体23を外部に露出させる外部導体露出部20bとが設けられている。つまり、差動信号伝送用ケーブル20の端部から、信号線導体露出部20aと外部導体露出部20bとが、その順番で並んで設けられている。なお、各信号線導体21は直径寸法dに設定され、外部導体露出部20bは長さ寸法L1に設定されている。
図3に示すように、ケーブルコネクタ30は、コネクタ基板31と、4本の信号線用コンタクト32と、3本のグラウンド用コンタクト33とを備えている。コネクタ基板31は、例えば、バックプレーン製品(図示せず)に設けられたスロットに差し込まれるようになっている。各信号線用コンタクト32および各グラウンド用コンタクト33の長さ方向に沿う一部、つまり全体の略1/5の長さ部分は、コネクタ基板31から突出しており、当該突出部分(図中右側部分)には2本の差動信号伝送用ケーブル20がそれぞれ電気的に接続されるようになっている(図1参照)。ここで、コネクタ基板31の中央部分にあるグラウンド用コンタクト33は、他のグラウンド用コンタクト33よりも幅広に設定され、各差動信号伝送用ケーブル20のそれぞれに対応した共通部品となっている。
コネクタ基板31は、エポキシ樹脂(epoxy resin)等の絶縁材料により板状に形成されており、表面31aおよび裏面31bを備えている。コネクタ基板31のスロットへの差し込み方向先端側には、表面31aおよび裏面31bに対応して一対のテーパ面31c,31dが形成されている。各テーパ面31c,31dは、コネクタ基板31の差し込み方向先端側を先細り形状として、コネクタ基板31のソケットへの差し込みを案内するようになっている。
各信号線用コンタクト32および各グラウンド用コンタクト33は、いずれも導電性に優れた黄銅等よりなる鋼板をプレス加工等することにより細長い板状に形成されている。各信号線用コンタクト32および各グラウンド用コンタクト33は、互いに所定隙間を持たせてコネクタ基板31の板厚方向に沿う表面31a寄りにインサート成形により埋設され、これにより互いに短絡しないようにしている。また、各信号線用コンタクト32および各グラウンド用コンタクト33の厚み方向に沿う一部は、表面31aから外部に露出されている。
ここで、各信号線用コンタクト32は各信号線導体21に対応し、各グラウンド用コンタクト33は各外部導体23に対応しており、各信号線用コンタクト32と各グラウンド用コンタクト33との区別を判り易くするために、各グラウンド用コンタクト33には、図示のように網掛けを施している。
ケーブル接続装置40は、図4に示すグラウンド用導体50と、図5に示す挟持機構60とを備えている。
図4に示すように、グラウンド用導体50は、導電性に優れた黄銅等よりなる鋼板をプレス加工等することにより形成され、断面が略U字形状に形成された本体部51を備えている。この本体部51は、天壁51aと、互いに対向し合う一対の側壁51bとから形成されている。本体部51の内側には、差動信号伝送用ケーブル20の外部導体23(図6参照)が装着されるようになっており、本体部51の長さ寸法L2は、外部導体露出部23bの長さ寸法L1(図2参照)と略同じ長さ寸法に設定されている(L2≒L1)。これにより、本体部51は、外部導体23を一方側(図6中上方側)から覆い隠すようになっている。
図6に示すように、各側壁51b間の距離、つまり本体部51の内側の幅寸法はWに設定されており、当該幅寸法Wは、外部導体23の横断面形状の長軸の長さ寸法Lよりも若干小さい寸法に設定されている(W<L)。これにより、本体部51の内側に外部導体23が嵌め込まれて、グラウンド用導体50と外部導体23とが確実に電気的に接続されるようになっている。ここで、長さ寸法Lと幅寸法Wとの寸法差は、外部導体23を大きく変形させること無く、外部導体23にグラウンド用導体50が装着された状態のもとで、外部導体23からグラウンド用導体50の自重で外れない程度となる寸法差に設定されている。つまり、差動信号伝送用ケーブル20の電気的特性が悪化するようなことは無い。
本体部51の内側の深さ寸法Dは、外部導体23の横断面形状の短軸の長さ寸法Sと略同じ寸法に設定されている(D≒S)。これにより、図6に示すように、グラウンド用導体50に外部導体23を装着した状態のもとで、外部導体23はグラウンド用導体50とともに挟持機構60によって挟持される。
図4に示すように、各側壁51bには、グラウンド用導体50の長さ方向に沿って延びるよう腕部52がそれぞれ一体に設けられている。各腕部52は、グラウンド用導体50に外部導体23を装着した状態のもとで、差動信号伝送用ケーブル20の各信号線導体21と同じ方向に延びており、各信号線導体21とともにケーブルコネクタ30に向けられるようになっている。そして、各腕部52は、ケーブルコネクタ30の各グラウンド用コンタクト33に電気的に接続されるようになっている。これにより、外部導体23は、グラウンド用導体50を介して各グラウンド用コンタクト33に電気的に接続される。
各腕部52の高さ寸法hは、差動信号伝送用ケーブル20の各信号線導体21の直径寸法dと略同じ寸法に設定されている(h≒d)。また、各腕部52は、グラウンド用導体50に外部導体23を装着した状態のもとで、図6に示すように、各信号線導体21の真横に配置される。これにより、各腕部52および各信号線導体21を、各グラウンド用コンタクト33および各信号線用コンタクト32のそれぞれに一度に当接できるようにしている(図1参照)。
図5に示すように、挟持機構60は、第1挟持部材としての第1板状部材61および第2挟持部材としての第2板状部材62を備えており、各板状部材61,62は、いずれもエポキシ樹脂(epoxy resin)等の絶縁材料により略長方形形状に形成されている。
各板状部材61,62の長手方向に沿う一端側(図中左側)には、一対の離間用トーションバネ(離間用弾性部材)63が設けられている。各離間用トーションバネ63は、コイル部63aと一対の取付腕部63bとを備えており、各取付腕部63bのうちの一方は第1板状部材61に固定され、各取付腕部63bのうちの他方は第2板状部材62に固定されている(図6参照)。そして、各離間用トーションバネ63は、図6の矢印に示すように、各板状部材61,62を互いに離間させる方向に弾性力F1を発生するようになっている。
ここで、一対の離間用トーションバネ63を設けるようにしているが、これは、各板状部材61,62を互いに傾斜させること無く離間させることができるようにするためである。ここで、離間用弾性部材としては、一対の離間用トーションバネ63に替えて、例えば、断面が略U字状に形成された板バネを用いることもできる。この場合、板バネの板状部分を各板状部材61,62にそれぞれ固定するので、1つの板バネであっても各板状部材61,62を互いに傾斜させること無く離間させることが可能となる。
各板状部材61,62の長手方向に沿う他端側(図中右側)には、係合部材64が設けられている。係合部材64は、各板状部材61,62にそれぞれ一体に設けられた第1係合爪部64aおよび第2係合爪部64bとから形成されている。第1係合爪部64aは第1板状部材61から第2板状部材62に向けて設けられ、第2係合爪部64bは第2板状部材62から第1板状部材61に向けて設けられている。
そして、各離間用トーションバネ63の弾性力F1に抗して各板状部材61,62の他端側を閉じることにより、図6に示すように、各係合爪部64a,64bは係合するようになっている。このように、各係合爪部64a,64bを係合させることにより、各板状部材61,62間の距離を一定距離L3に保持するようになっている。なお、各離間用トーションバネ63の弾性力F1は、各係合爪部64a,64bの係合状態を強固な状態とし、これにより各係合爪部64a,64b同士ががたついて各板状部材61,62間の距離(一定距離L3)が変化するのを防止している。
このように、各離間用トーションバネ63および係合部材64はそれぞれ協働するようになっており、本発明における距離保持機構を構成している。
各板状部材61,62の対向する部分には、発泡ポリエチレン等によりシート状に形成された第1クッション部材65aおよび第2クッション部材65bがそれぞれ装着されている。各クッション部材65a,65bは、図6に示すように、第1板状部材61とグラウンド用導体50との間、および第2板状部材62とグラウンド用導体50との間にそれぞれ設けられている。
各クッション部材65a,65bは、それぞれ弾性変形しつつ、グラウンド用導体50を保持するようになっており、これにより、差動信号伝送用ケーブル20,グラウンド用導体50および挟持機構60の寸法誤差を吸収できるようにしている。また、各クッション部材65a,65bを設けることにより、各差動信号伝送用ケーブル20の弾性変形を最小限に抑えつつ、各差動信号伝送用ケーブル20をまとめて確実に保持できるようにしている。
各クッション部材65a,65bの対向する部分には、導電部材としての第1銅テープ66aおよび第2銅テープ66bが貼付されている。各銅テープ66a,66bは、図6に示すように、第1クッション部材65aとグラウンド用導体50との間、および第2クッション部材65bとグラウンド用導体50との間にそれぞれ設けられている。各銅テープ66a,66bは薄肉に形成され、柔軟に変形可能となっている。つまり、各銅テープ66a,66bは、各クッション部材65a,65bの弾性変形に伴い変形するようになっている。各銅テープ66a,66bは、グラウンド用導体50と外部導体23との双方に電気的に接続されるようになっており、これにより、外来ノイズに対する耐性を高めて電気的特性の安定化をさらに向上させている。
次に、以上のように形成したケーブルアッセンブリ10の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。図7(a),(b)は図6に示すサブアッセンブリの組み立て手順を説明する斜視図を表している。
[ケーブル準備工程]
まず、各信号線導体21,絶縁体22,外部導体23およびシース24を備えた差動信号伝送用ケーブル20(図2参照)を2本準備する。そして、準備した各差動信号伝送用ケーブル20の端部を、それぞれ図2に示すように順次段剥きし、これにより信号線導体露出部20aおよび外部導体露出部20bを形成する。このようにしてケーブル準備工程が完了する。
[ケーブルコネクタ準備工程]
次に、2本の差動信号伝送用ケーブル20を電気的に接続し得るケーブルコネクタ30、つまりコネクタ基板31,4本の各信号線用コンタクト32,3本の各グラウンド用コンタクト33を備えたケーブルコネクタ30(図3参照)を準備する。これによりケーブルコネクタ準備工程が完了する。
[ケーブル接続装置準備工程]
さらに、2本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめて保持し得るケーブル接続装置40、つまりグラウンド用導体50(図4参照)および挟持機構60(図5参照)よりなるケーブル接続装置40を準備する。これによりケーブル接続装置準備工程が完了する。
ここで、[ケーブル準備工程],[ケーブルコネクタ準備工程]および[ケーブル接続装置準備工程]は、それぞれ別々に差動信号伝送用ケーブル20,ケーブルコネクタ30およびケーブル接続装置40を準備するため、順番を入れ替えても構わない。
[ケーブルサブアッシ組立工程]
次いで、図7(a)の矢印(1)に示すように、外部導体23に本体部51の開口側を向けた状態のもとで、差動信号伝送用ケーブル20の短軸方向に沿う上方から、本体部51を外部導体23に被せるように臨ませる。このとき、各信号線導体21と各腕部52とが同じ方向(図中左側)を向くようにし、かつ、各信号線導体21と各腕部52とが横一列に真っ直ぐに並ぶようにする。これにより、各側壁51b間に外部導体23が嵌め込まれて、外部導体23へのグラウンド用導体50の装着が完了する。
その後、図7(b)に示すように、差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を、図中矢印(2)に示すように、第1板状部材61と第2板状部材62との間に順次並べて配置する。このとき、各板状部材61,62の短手方向に沿う端面と、絶縁体22の端面および本体部51の端面とが面一となるように配置する。また、隣り合う各グラウンド用導体50の間には、所定の隙間(例えば1.0mm)が形成されるようにする(図6参照)。
各板状部材61,62間に、差動信号伝送用ケーブル20をそれぞれ装着した複数のグラウンド用導体50を並べて配置した後は、図中矢印(3)に示すように、各板状部材61,62の係合部材64側を互いに接近するように移動させ、第1係合爪部64aと第2係合爪部64bとを係合させる。これにより、各離間用トーションバネ63と係合部材64とが協働し、各板状部材61,62間が一定距離L3(図6参照)に保持されて、各クッション部材65a,65bおよび各銅テープ66a,66b(図6参照)を介して、各板状部材61,62間に各グラウンド用導体50が挟持される。これにより、各差動信号伝送用ケーブル20をケーブル接続装置40によってまとめた状態のケーブルサブアッシCS(図6参照)が完成し、ケーブルサブアッシ組立工程が完了する。
[接続工程]
次に、完成したケーブルサブアッシCSの各信号線導体21および各腕部52が突出した側(図6中手前側)を、ケーブルコネクタ30の各信号線用コンタクト32および各グラウンド用コンタクト33が突出した側(図3中右側)に臨ませる。そして、図1に示すように、各信号線導体21を各信号線用コンタクト32に配置するとともに、各腕部52を各グラウンド用コンタクト33に配置する。
その後、図示しないレーザー溶接機を用いて、各信号線導体21と各信号線用コンタクト32との間および各腕部52と各グラウンド用コンタクト33との間に、それぞれ順次レーザーを照射して、各信号線導体21と各信号線用コンタクト32とを溶接接続するとともに、各腕部52と各グラウンド用コンタクト33とを溶接接続する。これにより、各差動信号伝送用ケーブル20とケーブルコネクタ30とが電気的に接続されてケーブルアッセンブリ10が完成し、接続工程が完了する。
ここで、レーザー照射は極短時間に行われるので、レーザー照射による熱は、各差動信号伝送用ケーブル20の絶縁体22に到達し難くなっている。したがって、絶縁体22が溶融するようなことは無い。なお、溶接接続の手段としては、レーザー溶接機に限らず、例えば、超音波溶接機等を用いることもできる。
以上詳述したように、第1実施の形態に係るケーブルアッセンブリ10によれば、外部導体23に装着される本体部51および、当該本体部51に設けられ、グラウンド用コンタクト33に接続される腕部52を備えたグラウンド用導体50と、当該グラウンド用導体50を複数並べた状態のもとで、各グラウンド用導体50を挟持する第1板状部材61および第2板状部材62と、第1板状部材61と第2板状部材62との間に設けられ、各板状部材61,62間の距離を一定距離L3に保持する離間用トーションバネ63および係合部材64とを有している。
これにより、従前のようにシールド接続端子を外部導体23の形状に沿わせて加締める必要が無くなり、差動信号伝送用ケーブル20の弾性変形を抑制して電気的特性を安定化させることができる。また、各板状部材61,62は、複数のグラウンド用導体50をそれぞれ同じ力、つまり同条件でまとめて挟持するので、ケーブルアッセンブリ10としての電気的特性を安定化させることができる。さらに、ケーブルアッセンブリ10の製造過程において、複数の差動信号伝送用ケーブル20をケーブル接続装置40に保持させておくので、各差動信号伝送用ケーブル20とケーブルコネクタ30との接続作業を容易に行うことができる。
また、第1実施の形態に係るケーブルアッセンブリ10によれば、第1板状部材61とグラウンド用導体50との間および第2板状部材62とグラウンド用導体50との間にそれぞれクッション部材65a,65bを設けている。よって、構成部品の寸法誤差を吸収しつつ、各差動信号伝送用ケーブル20の弾性変形を最小限に抑えた状態のもとで、各差動信号伝送用ケーブル20をまとめて確実に保持することができる。
さらに、第1実施の形態に係るケーブルアッセンブリ10によれば、各クッション部材65a,65bとグラウンド用導体50との間に、各銅テープ66a,66bをそれぞれ設けている。よって、外来ノイズに対する耐性をより高めて、電気的特性の安定化をさらに向上させることができる。
次に、本発明の第2実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8は第2実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図を表している。
図8に示すように、第2実施の形態に係るケーブル接続装置70は、第1実施の形態に比して、各板状部材61,62(図6参照)よりも長い略2倍の長さ寸法の第1板状部材71と第2板状部材72とを備えた点が異なっている。また、4つのグラウンド用導体50の天壁51a側を、第2板状部材72側の第2銅テープ66bに予め所定間隔で固定するようにした点が異なっている。
そして、図中矢印(4)に示すように各グラウンド用導体50に、各差動信号伝送用ケーブル20の外部導体23を嵌め込んでいき、その後、図中矢印(5)に示すように各板状部材71,72を閉じる。これにより、4本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめて保持したケーブルサブアッシCS1が完成する。ここで、差動信号伝送用ケーブル20の接続本数に応じて、複数の仕様のケーブルコネクタ(4本接続用等)を準備しておき、必要とされる仕様に応じて適宜選択するようにする。
以上詳述したように、第2実施の形態においても上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第2実施の形態においては、第2板状部材72に、第2銅テープ66bを介してグラウンド用導体50を複数並べて固定しておくので、各板状部材71,72間に、複数本(この場合4本)の差動信号伝送用ケーブル20を等間隔で確実に配置することができる。
次に、本発明の第3実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9(a),(b)は第3実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図を表している。
図9に示すように、第3実施の形態に係るケーブル接続装置80は、第1実施の形態に比して、第1板状部材61の第2板状部材62側の面に、3つの案内突起81を設けた点が異なっている。また、グラウンド用導体50の天壁51a側を、第1板状部材61側に向けて配置するようにした点が異なっている。
各案内突起81の間隔寸法は、グラウンド用導体50が嵌り込む間隔寸法に設定されている。また、各案内突起81の先端側は、先細り形状となっており、これにより、グラウンド用導体50を各案内突起81間に嵌め込み易くしている。ここで、各案内突起81のうちの中央に位置する案内突起81は、図示のように他の案内突起81の長さ寸法よりも短く設定されており、グラウンド用導体50の嵌め込み抵抗が増大するのを抑えている。
そして、図中矢印(6)に示すように、各グラウンド用導体50を各案内突起81間に順次嵌め込んでいき、その後、図中矢印(6)に示すように各板状部材61,62を閉じる。これにより、2本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめて保持したケーブルサブアッシCS2が完成する。
以上詳述したように、第3実施の形態においても上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第3実施の形態においては、第1板状部材61に、グラウンド用導体50の配置を案内する案内突起81を設けたので、差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を、等間隔で確実に配置することができる。
次に、本発明の第4実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10(a),(b)は第4実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図を表している。
図10に示すように、第4実施の形態に係るケーブル装置90は、第1実施の形態に比して、各板状部材61,62間に設けられる距離保持機構の形状が異なっている。具体的には、第1実施の形態においては、距離保持機構を離間用トーションバネ63と係合部材64とで形成(図5参照)したが、第4実施の形態においては、一対の離間用コイルバネ91と各離間用コイルバネ91の内側に設けられる係合部材92とで形成している。
各離間用コイルバネ(離間用弾性部材)91は、各板状部材61,62の長手方向に沿う両端側に配置されており、それぞれ各板状部材61,62を離間させる方向に弾性力F2を発生するようになっている。つまり、第4実施の形態においては、各板状部材61,62の長手方向に沿う両端側にバランス良く弾性力F2を付与できるようになっている。
各係合部材92は、第2板状部材62に一体に設けられ、第1板状部材61に向けて突出する棒状突起92aと、第1板状部材61に設けられ、棒状突起92aがスライド自在に差し込まれる貫通孔92bとから形成されている。各棒状突起92aの先端側、つまり貫通孔92b側には、貫通孔92bの直径寸法よりも若干大径となった先端頭部92cと、当該先端頭部92cから棒状突起92aの長手方向に沿って延びる切り欠き92dとが設けられている。
これにより、先端頭部92cを押し縮めて貫通孔92bに挿通させることができ、挿通後は、先端頭部92cは貫通孔92bに引っ掛けられる。なお、先端頭部92cが貫通孔92bに引っ掛けられた状態において、各板状部材61,62間の距離は、第1実施の形態と同様に一定距離L3となる。
そして、図10(b)に示すように、各板状部材61,62間に差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を挟持させるには、2つある係合部材92のうちのいずれか一方の係合部材92の係合状態を解除しておく。そして、他方の係合部材92を中心に各板状部材61,62を相対回転させ、各板状部材61,62間に、差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を配置する。その後、上述とは逆の動作を行い、一方の係合部材92を係合状態とする。これにより、2本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめて保持したケーブルサブアッシCS3が完成する。
以上詳述したように、第4実施の形態においても上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第4実施の形態においては、各離間用コイルバネ91により、各板状部材61,62の長手方向に沿う両端側にバランス良く弾性力F2を付与することができるので、より確実に各グラウンド用導体50をそれぞれ同じ力、つまり同条件でまとめて挟持することができる。
次に、本発明の第5実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図11は第5実施の形態に係るケーブル接続装置を示す図を表している。
図11に示すように、第5実施の形態に係るケーブル装置100は、第1実施の形態に比して、各板状部材61,62間に設けられる距離保持機構の形状が異なっている。具体的には、第1実施の形態においては、距離保持機構を離間用トーションバネ63と係合部材64とで形成(図5参照)したが、第5実施の形態においては、一対の接近用トーションバネ101(図示では1つのみ示す)と当接部材102とで形成している。
各接近用トーションバネ(接近用弾性部材)101は、各板状部材61,62を接近させる方向に弾性力F3を発生するようになっている。各接近用トーションバネ101は、コイル部101aと一対の取付腕部101bとを備えており、各取付腕部101bは、各板状部材61,62の外側、つまり各差動信号伝送用ケーブル20側とは反対側に固定されている。これにより、各接近用トーションバネ101が自らの弾性力F3によって、各板状部材61,62から容易には外れないようにしている。
当接部材102は、第1板状部材61に設けられ、第2板状部材62に向けて突出する第1突起部102aと、第2板状部材62に設けられ、第1板状部材61に向けて突出する第2突起部102bとから形成されている。各突起部102a,102bは互いに対向して当接するようになっている。そして、各突起部102a,102bの突出高さの合計値はL3に設定されている。つまり、各接近用トーションバネ101の弾性力F3により各板状部材61,62が接近すると、各突起部102a,102bが互いに当接し、各板状部材61,62間の距離が一定距離L3に保持されるようになっている。
そして、図11に示すように、各板状部材61,62間に差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を挟持させるには、まず、各接近用トーションバネ101の弾性力F3に抗して各板状部材61,62の当接部材102側を開いておく。そして、当該状態のもとで各板状部材61,62間に、差動信号伝送用ケーブル20を装着したグラウンド用導体50を配置する。その後、各板状部材61,62の当接部材102側を閉じることで、各突起部102a,102bが互いに当接して当接状態となる。これにより、2本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめて保持したケーブルサブアッシCS4が完成する。
以上詳述したように、第5実施の形態においても上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第5実施の形態においては、当接部材102を、第1実施の形態の係合部材64に比して爪を備えない分、より単純な構造にすることができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記各実施の形態においては、各板状部材61,62,71,72の双方に、各クッション部材65a,65bおよび各銅テープ66a,66bを設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、いずれか一方を省略することもできる。この場合、ケーブル接続装置40,70,80,90,100の厚み寸法を薄くして、コンパクト化することができる。
また、上記各実施の形態においては、2本または4本の差動信号伝送用ケーブル20をまとめることができるケーブル接続装置40,70,80,90,100を示したが、本発明はこれに限らず、例えば、3本あるいは5本以上の差動信号伝送用ケーブル20の接続にも対応することができる。
10 ケーブルアッセンブリ
20 差動信号伝送用ケーブル
21 信号線導体
22 絶縁体
23 外部導体
30 ケーブルコネクタ
31 コネクタ基板
32 信号線用コンタクト
33 グラウンド用コンタクト
40 ケーブル接続装置
50 グラウンド用導体
51 本体部
52 腕部
60 挟持機構
61 第1板状部材(第1挟持部材)
62 第2板状部材(第2挟持部材)
63 離間用トーションバネ(距離保持機構,離間用弾性部材)
64 係合部材(距離保持機構)
65a 第1クッション部材
65b 第2クッション部材
66a 第1銅テープ(導電部材)
66b 第2銅テープ(導電部材)
81 案内突起
101 接近用トーションバネ(距離保持機構,接近用弾性部材)
102 当接部材(距離保持機構)
L3 一定距離

Claims (13)

  1. 一対の信号線導体と、前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体とを備えた複数の差動信号伝送用ケーブルを、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトとを備えたケーブルコネクタに、まとめて接続するためのケーブル接続装置であって、
    前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、
    前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、
    を備え
    前記距離保持機構は、
    前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を離間させる方向に弾性力を発生する離間用弾性部材と、
    前記各挟持部材間に設けられ、互いに係合して前記各挟持部材間の距離を一定とする係合部材と、
    から形成される、ケーブル接続装置。
  2. 請求項1記載のケーブル接続装置において、
    前記第1挟持部材と前記グラウンド用導体との間および前記第2挟持部材と前記グラウンド用導体との間のうちの少なくともいずれか一方に、クッション部材が設けられる、ケーブル接続装置。
  3. 請求項2記載のケーブル接続装置において、
    前記クッション部材と前記グラウンド用導体との間に、導電部材が設けられる、ケーブル接続装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーブル接続装置において、
    前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体が複数並べて固定される、ケーブル接続装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブル接続装置において、
    前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体の配置を案内する案内突起が設けられる、ケーブル接続装置。
  6. 一対の信号線導体と、前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体とを備えた複数の差動信号伝送用ケーブルを、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトとを備えたケーブルコネクタに、まとめて接続するためのケーブル接続装置であって、
    前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、
    前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、
    を備え、
    前記距離保持機構は、
    前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を接近させる方向に弾性力を発生する接近用弾性部材と、
    前記各挟持部材間に設けられ、互いに当接して前記各挟持部材間の距離を一定とする当接部材と、
    から形成される、ケーブル接続装置。
  7. 複数の差動信号伝送用ケーブルと、当該複数の差動信号伝送用ケーブルが接続されるケーブルコネクタと、前記複数の差動信号伝送用ケーブルをまとめて前記ケーブルコネクタに接続するためのケーブル接続装置と、を備えたケーブルアッセンブリであって、
    前記差動信号伝送用ケーブルは、
    一対の信号線導体と、
    前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、
    前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、
    を備え、
    前記ケーブルコネクタは、
    絶縁材料よりなるコネクタ基板と、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトと、
    を備え、
    前記ケーブル接続装置は、
    前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、
    前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、
    を備え
    前記距離保持機構は、
    前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を離間させる方向に弾性力を発生する離間用弾性部材と、
    前記各挟持部材間に設けられ、互いに係合して前記各挟持部材間の距離を一定とする係合部材と、
    から形成される、ケーブルアッセンブリ。
  8. 請求項記載のケーブルアッセンブリにおいて、
    前記第1挟持部材と前記グラウンド用導体との間および前記第2挟持部材と前記グラウンド用導体との間のうちの少なくともいずれか一方に、クッション部材が設けられる、ケーブルアッセンブリ。
  9. 請求項記載のケーブルアッセンブリにおいて、
    前記クッション部材と前記グラウンド用導体との間に、導電部材が設けられる、ケーブルアッセンブリ。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載のケーブルアッセンブリにおいて、
    前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体が複数並べて固定される、ケーブルアッセンブリ。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載のケーブルアッセンブリにおいて、
    前記各挟持部材のうちの少なくともいずれか一方に、前記グラウンド用導体の配置を案内する案内突起が設けられる、ケーブルアッセンブリ。
  12. 複数の差動信号伝送用ケーブルと、当該複数の差動信号伝送用ケーブルが接続されるケーブルコネクタと、前記複数の差動信号伝送用ケーブルをまとめて前記ケーブルコネクタに接続するためのケーブル接続装置と、を備えたケーブルアッセンブリであって、
    前記差動信号伝送用ケーブルは、
    一対の信号線導体と、
    前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、
    前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、
    を備え、
    前記ケーブルコネクタは、
    絶縁材料よりなるコネクタ基板と、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトと、
    を備え、
    前記ケーブル接続装置は、
    前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、
    前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、
    を備え、
    前記距離保持機構は、
    前記各挟持部材間に設けられ、前記各挟持部材を接近させる方向に弾性力を発生する接近用弾性部材と、
    前記各挟持部材間に設けられ、互いに当接して前記各挟持部材間の距離を一定とする当接部材と、
    から形成される、ケーブルアッセンブリ。
  13. 一対の信号線導体と、
    前記一対の信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、
    前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、
    を備える差動信号伝送用ケーブルを準備するケーブル準備工程と、
    絶縁材料よりなるコネクタ基板と、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記一対の信号線導体に対応する一対の信号線用コンタクトと、
    前記コネクタ基板に設けられ、前記外部導体に対応するグラウンド用コンタクトと、
    を備えるケーブルコネクタを準備するケーブルコネクタ準備工程と、
    前記外部導体に装着される本体部、および当該本体部に設けられ、前記グラウンド用コンタクトに接続される腕部を備えたグラウンド用導体と、
    前記グラウンド用導体を複数並べた状態のもとで、当該グラウンド用導体の各々を挟持する第1挟持部材および第2挟持部材と、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に設けられ、前記各挟持部材間の距離を一定距離に保持する距離保持機構と、
    を備えるケーブル接続装置を準備するケーブル接続装置準備工程と、
    前記外部導体に前記グラウンド用導体の前記本体部を装着し、前記差動信号伝送用ケーブルを装着した前記グラウンド用導体を前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に複数並べて配置し、前記距離保持機構により前記各挟持部材間に前記各グラウンド用導体を挟持させるケーブルサブアッシ組立工程と、
    前記各信号線導体を前記各信号線用コンタクトに配置するとともに、前記腕部を前記グラウンド用コンタクトに配置し、前記各信号線導体と前記各信号線用コンタクトとを溶接接続するとともに、前記腕部と前記グラウンド用コンタクトとを溶接接続する接続工程と、
    を備える、ケーブルアッセンブリの製造方法。
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