JP5953364B2 - アンカーボルトおよび製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、拡張アンカー(Spreizanker)のアンカーボルトおよびこの拡張アンカーに関する。さらに本発明はアンカーボルトの製造方法に関する。
本発明による、拡張アンカーのアンカーボルト。本アンカーボルトはその先端部に1つの軸同軸に配設された円錐状の拡張体(Spreizkorper)を有し、この拡張体の側面は、周方向に交互となっている畝と溝とを備える。畝の頂面は、軸に沿って、単調に軸から離れる。この方向で、溝の底面は単調に軸に近づく。畝の面と溝の底面は、軸に沿って軸に対して互いに逆の傾きを有する。
本発明の1つの特徴によれば、拡張アンカーのアンカーボルトはその先端部に軸に対し同軸に配設された円錐状の拡張体を有する。この拡張体の側面は、軸に沿った方向に沿って径方向に増大する、周方向に凸状の第1の包絡線に内接する。この方向に沿って側面の中で径方向に減少する、周方向に凸状の第2の包絡線が内接する。この側面は、周方向に交代する、第1の包絡線に接した第1の面部分、たとえば頂面と、第2の包絡線に接した第2の面部分、たとえば底面とを有する。
第1の面部分は、軸に沿った全部の寸法に渡り、連続して第1の包絡線に接している。第2の面部分は、その全部の寸法に距離に渡り、連続して第2の包絡線に接している。周方向の凸状の包絡線の特性は、包絡線の任意の2つの点の接続線が、これら2つの点が軸に垂直な面で選択される限り、この包絡線によって包囲される容積内にあることである。上記の方向に沿って径方向に増大する包絡線において、軸に垂直な第1の断面の面積は、上記の方向で第1の断面に平行な断面に対し離れた第2の断面の面積より小さい。ここで示す本発明のアンカーボルトにおける、1つの方向に沿って径方向に増大または減少する凸状の包絡線の例は、円錐、円錐台、ピラミッド、半球、軸の長手方向に凹状の曲面となったもの、漏斗形状のものなどである。
第2の包絡線は第1の包絡線の内側にあり、好ましくはこれら2つの包絡線は互いに同軸となっており、たとえば軸に同軸になっている。軸に対する第1の面部分の傾きは、軸に対する第2の面部分の傾きと反対方向になっている。第1の面部分の軸への距離が上記の方向に増大すると、第2の面部分のへの距離は減少する。上記の傾きすなわち軸に対する角度は、軸に沿って一定または可変であってよい。
1つの実施形態は、側面が軸に垂直な1つの平面に延びるリング状の凸状曲線を有し、第1の面部分および第2の面部分と境界を接している。第1の包絡線と第2の包絡線は凸状の曲線に接している。側面はこの領域では滑らかであり、すなわち径方向に突出する面部分および径方向に後退する面部分はない。このリングは、上記の方向で2つの包絡線の前、すなわち第1および第2の面部分で構成される側面の前にある。
1つの実施形態では、本アンカーボルトは、1つの断面において軸に対する側面の最大の径方向距離を有し、とりわけ軸に対する頂面の最大の径方向距離を有し、さらにこの断面においては、軸に対する側面の最小の距離を有する。これらの断面は軸に垂直である。さらにこれらの断面は畝と溝を横切っている。径方向の最大の距離および径方向の最小の距離それぞれの間の第1の差は、第1の断面で決定され得る。第2の差は、平行な第2の断面で決定され、この断面は拡張円錐が拡張する方向にあって離間している。この第2の差は第1の差より大きい。この差は、上記の方向に沿って続いた断面に対し連続的に増加する。拡張体の1つの断面の面積は、それぞれの断面で全て同じであってよい。
1つの実施形態では、軸に沿って、拡張体の断面の面積は、軸方向で互いに離間する、この軸に垂直な2つ以上の平面において、これらの平面が畝および溝を横切る場合には、等しくなっている。断面の面積は、第1および第2の面部分を通る全ての平面で等しくてよい。好ましくはこの面積は、軸に沿ってプロファイル(Profils)が変化しても、軸に沿って一定である。径方向に突出する面部分による体積増加は、径方向に後退する面部分によって打ち消される。1つの実施形態で、本アンカーボルトはねじ部が設けられたシャフトを有する。軸に垂直な、ねじ部を通る1つの平面での断面の面積は拡張体を通る断面の面積と等しくてよい。
1つの実施形態では、第1の面部分の周囲方向で決定される寸法、たとえば畝と、第2の面部分の周囲方向で決定される寸法との比が0.5と2の間になっている。第1および第2の面部分の幅は、好ましくは上記の比と同程度の大きさである。1つの実施形態では、軸に対する第1の面部分の径方向の大きな距離は、軸に対する第2の面部分の最も小さい径方向の距離よりも10%から25%の間で大きくなっている。
拡張アンカーは上述のアンカーボルトと拡張スリーブ(Spreizhulse)とを有し、この拡張スリーブは拡張体の境界となっている円筒形の頸部を取り巻いている。さらに、シャフトには、たとえばねじ部とナットが設けられている。
本発明の1つの特徴によれば、拡張アンカーのアンカーボルトの製造方法は以下のステップを用いる。アンカーボルトの先端部に外径が該アンカーボルトの先端に向けて徐々に増加する円錐状の拡張体を得るための圧延プロファイル(Walzprofil)を設けた表面上で、前記ステップは円筒形の原材を圧延加工する。この圧延プロファイルは、圧延方向に沿って隆起部(Erhebungen)と沈下部(Vertiefung)とを交互に備え、原材の軸に垂直な第1の断面において、沈下部に対して隆起部は、第1の隆起量(Hub)だけ表面に垂直に盛り上がっており、この第1の断面で軸に平行な方向に離間した、平行な第2の断面において、沈下部に対して隆起部は、第2の隆起量だけ表面に垂直に盛り上がっており、第1の隆起量は第2の隆起量より小さくなっている。上記の方向は、ねじ部あるいは頸部の形状の領域から拡張体への方向を示している。隆起部は上記の方向に沿って次第に表面から盛り上がり、沈下部は上記の方向に沿って次第に沈下する。
1つの実施形態では、原材は台形の圧延プロファイルに圧延加工され、現在の直径をアンカーボルトの頸部の直径まで縮小し、頸部と、構造化された円錐形状の拡張体との間に凸形状で円錐形状の移行部を形成するようになっている。
拡張体は、前述のステップによるアンカーボルトの製造方法と、スリーブを形成するための板金片(Blechstreifen)の頸部への巻きつけによって製造することができる。
実施形態例と図に基づいて、本発明を以下に説明する。
拡張アンカーの側面図である。 このアンカーのII−II面での断面図である。 このアンカーのIII−III面での断面図である。 このアンカーのIV−IV面での断面図である。 拡張アンカーの拡張体の拡大図である。 アンカーボルトを製造するための圧延プロファイルの図である。 圧延プロファイルにより部分的に変形された原材の図である。
別に記載されていなければ、同等かまたは機能的に同等の部品は同じ参照番号で図中に示されている。
図1は、複数の部分からなる拡張アンカー1を示し、この拡張アンカーは拡張スリーブ2およびアンカーボルト3を含む。例示したアンカーボルト3は一体に形成され、軸4に沿って続いたシャフト5、頸部6および拡張体7を有する。このシャフト5から拡張体7へ向かう方向は、以下では設置方向8と呼称する。拡張スリーブ2は、最初は、アンカーボルト3の円筒形の頸部6に位置する。拡張アンカー1の設置においては、頸部6に接するアンカーボルト3の拡張体7が拡張スリーブ2に押し込まれ、この拡張スリーブが径方向に拡大してよい。この拡張スリーブ2は、この際、穴の壁にクランプされる。
この拡張スリーブ2は頸部6に巻きつけられた板金片であってよい。この拡張スリーブ2の外径は、複数の部品からなる拡張アンカー1の最大外径より大きくてよい。使用者は、この拡張アンカー1が設置される穴の直径が、拡張スリーブ2の外径9と同じとなるように設定する。複数の部品から成る拡張アンカー1は、拡張体7の頭から、穴に差し込まれる。この際、拡張スリーブ2は、穴の壁と接触するようになる。アンカーボルト3は、部分的に穴から引き出されることにより、拡張体7が拡張スリーブ2に押し込まれる。拡張スリーブ2は、最初は壁との摩擦によって、後には拡張した状態で壁との径方向のしばりばめ(Kraftschluss)によって静止する。
頸部6は、好ましくはアンカーボルト3の滑らかな円筒状の領域である。拡張スリーブ2は、頸部6で軸4に沿って容易に移動可能である。拡張スリーブ2の内径10は頸部6の直径より僅かに大きく設定される。拡張スリーブ2の長さ12は、頸部6の長さ13よりたとえば20%程度まで長くてよい。
拡張体7は、ちょうど頸部6の所で終わりとなっている。例示する拡張体7は、円錐状の基体から得られ、この基体の外径14は設置方向8に向かって、すなわち単調に増大する。
拡張体7とは反対側の頸部6の所でシャフト5は終わりとなっている。シャフト5と頸部6との間には軸4に沿って、ちょうど頸部6に接するフランジ15が設けられてよい。このフランジ15の直径16は、拡張スリーブ2の内径10より大きい。拡張アンカー1を穴に差し込む際には、拡張スリーブ2はこのフランジ15に当接し、シャフト5に沿って外れない。
シャフト5は、実際はアンカーボルト3の円筒形の部分である。シャフト5の直径は、以下では基本直径17で示され、全長に渡り一定である。そして、シャフト5には、ねじ部18が設けられてよい。
ねじ部18の2つのねじ山18に渡って平均した直径は、有効ねじ径(Flankendurchmsser)と呼ばれており、基本直径17に等しくなっている。
拡張体7の側面20は、ちょうど頸部6に接している、円錐の側面である第1の領域21に対応している。この側面20は、この第1の領域において、軸4に垂直な円形の断面を有している。凹み、溝などの局所的な沈下部、または畝、突起などの突出部は設けられていない。側面20は、軸4に沿って、この軸4に対し好ましくは一定の傾きを有する。この傾きは、側面20の接線方向の平面と軸4の間の一定の角度で与えられ、たとえば5°と20°の間である。側面20の外径14あるいは軸4からの径方向の距離23は、頸部6からの距離に比例して増加する。径方向の距離23は、たとえば10%と50%の間で軸4に沿って増加してよい。すなわちこの傾きの最後での径方向の距離は、この傾きの始まりの径方向の距離よりもたとえば少なくとも10%大きく、50%まで大きくなってよい。この傾きあるいは外径14の増加は、漸進的であってよい。すなわち、角度22は次第に大きくなり、径方向の距離23は比例的より早く増加してよい。代替として、この増加は、段階的に減少してもよく、たとえば半球状であってよい。
第1の領域21のところで第2の領域24は終わりとなり、この第2の領域で側面20は構造が設けられている。軸4の周りの周方向25に沿って、畝30および溝31が配設されている。ここで示す畝30の数7およびこれに対応した溝31の数7は例であり、これらの数は好ましくは5と16の間の範囲である。図2は、第1の領域21から第2の領域24への移行部のところの平面II−IIでの拡張体7を通る断面を示す。図3は、第2の領域24のほぼ中央の平面III−IIIでの断面を示し、図4は頸部6から離間した第2の領域24の端部のところの平面IV−IVでの断面を示す。平面II−IIでの円錐7の直径は基本直径に等しくてよい。図5は拡張体7の拡大図である。
ここで示す畝30は、軸4に平行に設けられている。畝30の手前の端部32は第1の領域のところに接している。畝30の奥の端部33は、手前の端部32に対して、軸4に沿って設置方向に離間している。畝30は、軸4に沿って、全て1つの同じ寸法34を有し、とりわけ全ての畝30の手前の端部32は、軸4に垂直な第1の平面35に在り、全ての畝30の奥の端部33は、軸4に垂直な第2の平面36に在る。各畝30はそれぞれ、実質的軸4から径方向に離れる頂面37を有し、この頂面は平坦であっても凸面となっていてもよい。この頂面37は手前の端部32から奥の端部33まで連続して延在する。畝30は、周方向25でエッジ38で終わりとなっている。エッジ38は、たとえば垂直または60°から120°の間の角度で、頂面37に対し斜めになっており、頂面37から軸4に向かって内部に延びている。このエッジ38は平坦であってよい。1つの畝の頂面37は、このように軸4に垂直なそれぞれの断面の点を含み、軸4から径方向に最も大きな距離39を有する。頂面37は少なくとも軸4に沿って、すなわち手前の端部32から奥の端部33まで、これらの点から成る閉じた線を含む。
頂面37は、このように軸4に対し傾いており、それぞれの頂面37と軸4との径方向の距離39は、軸4に沿って設置方向8に向かって高くなっている。畝30の径方向の距離39は、手前の端部32のところで、好ましくは基本直径17の半分に等しくなっている。奥の端部33のところでは、この径方向の距離39は、基本直径17の半分より少なくとも5%大きく、基本直径17の半分より最大20%大きい。傾きすなわち頂面37と軸4との間の角度41は、軸4を含む1つの断面で決定されてよい。この傾きは、軸4に沿って、図示されたように一定であってよい。代替として、この傾きは漸進的であってもまた段階的に減少してよい。この頂面37の傾きはしかしながら、設置方向8で常に正である。すなわち、径方向の距離39は大きくなる。
頂面37は、拡張体7の円錐状の形状を表している。この頂面37が表す回転体は円錐台である。この回転体の表面は包絡面42を定める。側面20は、頂面37が全長に渡り包絡面42に接するように、第2の領域において円錐形状の包絡面42が内接する。頂面37は、少なくとも手前の端部32から奥の端部33までの連続した直線に沿って、包絡面42に接している。周方向25で凸状の包絡面42は、周方向25での溝31による部分的な沈下部を無視しており、したがって傾向として側面20が設置方向8へ向かって拡大する状況を示している。包絡面42の半径あるいは外径14は、連続的すなわち単調に設置方向8に沿って増大している。
溝31は、畝30で決められるが、同様に軸4に平行に延びている。溝31の手前の端部43は、畝30の手前の端部32と同じ第1の平面35に在る。溝31の奥の端部44は、畝30の奥の端部33と同じ第2の平面36に在る。溝31のそれぞれは、実質的に軸4から径方向に離間した底面45を有し、この底面は平坦であっても凸状であってもよい。この底面45は、手前の端部43と畝の奥の端部44とがつながるように接続している。2つの互いに対向したエッジ38はそれぞれ、周方向25で底面45と接している。これらのエッジ38は、底面45から外側に延びている。すなわち軸4から遠ざかっている。溝31の底面45はしたがって、軸への径方向距離46が最も小さい、軸4に垂直な断面の点を含む。
底面45は、各底面45と軸4との間の径方向距離46が軸4に沿って設置方向8に向かって減少するように、軸4に対して傾いている。底面45の径方向距離46は、手前の端部43で、好ましくは基本直径17の半分に等しく、奥の端部44では、この径方向距離46は、5%と20%の間で基本直径17の半分より小さくてよい。傾きすなわち底面45と軸4の間の角度は、軸4が存在する断面において決定されてよい。この傾きは、軸4に沿って、図示されたように一定であってよい。代替として、この傾きは漸進的であってもまた段階的に減少してよい。しかしながら、底面45の傾きは、設置方向8に向かって常に負となっている。すなわち径方向の距離46は減少している。
円錐形状の内接面48は、第2の領域24において各底面45で側面20と接している。この内接面48は、側面20に外接する容積から完全に内側になっている。すなわちこの内接面48と側面20は互いに交差しない。このように、この内接面48は、これと接する側面20の包絡面となっている。この内接面48は、底面45に接し、この底面45はそれぞれ手前の端部43から奥の端部44まで続いている。周方向25に凸状の内接面48は、周方向25での畝30による局所的に生じる起伏を無視しており、したがって拡張体7のコアの部分の形状の傾向を示している。内接面48すなわちコア50の半径46は、設置方向に沿って連続的に、すなわち単調に減少する。
側面20は、径方向の外向きでは包絡面42によって、径方向の内向きでは内接面48によって境界となっている。周方向25で側面0は、交互に、頂面37および底面45により、包絡面42あるいは内接面48に接している。
軸4に対する、頂面37の傾きおよび底面45の傾きは反対方向であり、拡張体7の外径は増加し、コア50の半径46は減少している。それぞれの角度41,51は、大きさとしてほぼ同程度であり、たとえば相対的な違いは10%未満である。畝30の高さの増加は、深くなる溝31でキャンセルされる。拡張体7を通る、軸4に垂直な断面の面積は、第2の領域内では好ましくは一定である。面積は、たとえば基本直径17に等しい直径の円の面積に対応する。
畝30の幅52と溝31の幅53、すなわちこれらの周方向の寸法は好ましくは同程度である。たとえば、これら2つの幅52,53の比は0.5と2の間の範囲に在る。これらの幅52,53は、エッジ38の径方向の高さの半分で測ってもよい。畝30の幅52に対応する角度の大きさは、好ましくは軸4に沿って同じであり、溝31の幅53もまた同様である。
図示した実施形態では、全ての畝30は同じ形状となっており、とりわけ各々の頂面は、軸4に対して同じ傾き形状を有している。1つの変形例では、交互に、畝が大きな平均的傾きを、また溝が小さな平均的傾きを備える。
第2の領域24に拡張体7の第3の領域60が接続されており、この第3の領域では断面プロファイル(Querschnittsprofil)は一定となっている。頂面37および底面45は、この第3の領域で軸4に対し平行に延びている。第3の領域60は、アンカーボルトの正面61で終端となっている。この正面61は球面状に丸められてもよい。アンカーボルト3の直径14は、頸部6から始まって適宜正面61まで次第に増大する。
アンカーボルト3は、たとえば圧延加工されてよい。円筒形の原材70は、連続したワイヤから切り出される。原材70の直径71は、好ましくは製造されるアンカーボルト3のシャフト5の直径となっている。この原材は、圧延加工の際に長くなるので、原材70の長さは製造されるアンカーボルト3の長さより短い。
この原材70からアンカーボルト3が圧延加工される。図6にはアンカーボルト3の圧延プロファイルが、噛み込みローラ(Backenwalze)72に例示されている。圧延装置は、このプロファイルを噛み込みローラの代わりにローラの上に展開したものを備えてよい。
この、噛み込みローラ72の平坦な表面73には、圧延プロファイルのための盛り上がった構造や陥没した構造が設けられている。原材70は圧延方向74に沿って、表面73の圧延プロファイルによって圧延される。好ましくは同様な圧延プロファイルを有する、第2の噛み込みローラが原材70を上記の圧延プロファイルに対し垂直に押圧する。
製造されるアンカーボルト3の構造およびこの構造の配置に対応して、アンカーボルト3の軸4に沿って、この圧延プロファイルは、圧延方向74に沿って展開された様々の細長い切片形状の(streifenformige)領域に分割されている。第1の領域75には、たとえばねじ部18を圧延するプロファイルが設けられてよい。第2の領域76は、構造が何もないように形成されてよく、この部分は原材70をそのままとし、たとえばシャフト5を作製する。第3の領域77は、拡張体7を作製するのに用いられる。
拡張体7は、たとえば2つの続いた圧延ステップで作製される。畝30と溝31は、最初のステップで原材70に刻印される。
複数の楔上の隆起部78が、表面73の上に圧延方向74に沿って互いに平行に離間して配設されている。隆起部78の数は、図示のため、実際の圧延プロファイルに対し大幅に削減されている。各隆起部78は先端部79を有する。隆起部78は、この先端部に向かって実質的に表面73となるように移行し、根元部80で表面73に対し最も高くなっている。隆起部78の先端部79は、好ましくは圧延方向74のライン上に在り、根元部80は同様に、圧延方向と平行のライン上に在ってよい。隆起部78の先端部79および根元部80は、圧延方向74に垂直方向に離間して配設され、たとえば図示されたように、端部79と根元部80との間に圧延方向74に沿ってずれは存在しない。表面73に対して傾いた面81は、端部79から根元部80に延びている。表面73と傾斜面81との間の傾き角は、たとえば5°と30°の間の範囲である。この傾きは一定であってよく、あるいは変化してもよいが、端部79から根元部80まで正の値である。傾斜面81の傾きは、1つの隆起部78から次の隆起部78に向かって、圧延方向74に沿って増加してよい。隆起部78の幅82、すなわち圧延方向74に沿った隆起部の寸法は、一定もしくは略一定である。これら隆起部78の間隔83は隆起部78の幅82と同一かあるいは略同一であってよく、すなわちこれらの寸法は0.5と2の間の比となっている。これら隆起部の間には沈下部84が表面73に設けられている。
同様に、この沈下部84は楔状に形成されており、この楔形状は平坦な表面73と傾斜面85の間を補完するものであり、沈下部84となっている。沈下部84の先端部86は、隆起部78の先端部79と同じライン上に在る。沈下部84は端部79に向かって、平坦な表面73に移行する。沈下部84の傾斜面85は、表面73に対し傾いており、この傾斜の符号は隆起78の傾斜面81の傾斜の符号に対し反対となっている。
圧延方向74に平行な第1のラインV−Vに沿って、隆起部78と沈下部84とを通って、圧延プロファイルは表面73の下側と表面73の下側とが交互になっている。第1のラインに平行で、この方向で根元部79に向かって離間した第2のラインVI−VIに沿って、同様にこの圧延プロファイルは表面73の下側と表面73の下側とが交互になっているが、隆起量(Hub)はより大きくなっている。好ましくはこの隆起量は、第2のラインVI−VIの第1のラインVI−VIに対する距離が根元部79に向けて連続的に次第に大きくなる。
根元部79は圧延プロファイルの一端での終点となっている。原材70のガイドが軸4に沿って根元部79と接していてよく、圧延の際の原材70の軸方向の移動を防ぐことができる。
隆起部78は、原材70に溝部31を刻印する。溝部31の材質は、周方向25または圧延方向74に分散し、これにより沈下部84の形状を用いて畝部30を生成することができる。圧延の際、原材70は隆起部78および沈下部84を介して軸4に沿って支持することができる。代替として、原材70は圧延方向74に垂直な摩擦力によって保持することができる。このようにして、原材70の長手方向への溝31からの材質の移動は畝30の形成を生じる。図7は、図6に示す部位で変形された原材70の形状を示す。
拡張体7の滑らかな円錐状の第1の領域21は、頸部6と共に圧延されることができる。台形状の圧延プロファイル90は、表面73に対して高くなっている。この圧延プロファイル90は2つのエッジ91,92を有し、これらの間隔は原材70の軸4に沿って圧延方向74に連続的に増加する。これらエッジ91の間隔は頸部6の長さに渡り増加する。第1のエッジ91は圧延方向74に平行であってよく、第2のエッジ92は圧延方向74に対し傾いている。エッジ91,92の傾きは60°より大きくてよく、好ましくは一定である。エッジ91,92は、原材70の頸部6に相当する領域を所望の直径11まで絞る。エッジ91,92の間の面93は、好ましくは平坦で、表面73に平行である。
エッジ92に、圧延方向74に沿って第3のエッジ94が接続し、この第3のエッジの表面73に対する傾きは小さくなっている。この第3のエッジ94は、第2のエッジ92に対する第1のエッジ91の距離が、圧延方向74に垂直に測って、頸部6の長さに等しくなったところで始まる。この第3のエッジ94は平坦な面であってよい。表面73に対する第3のエッジ94の傾きは、拡張体7の滑らかな第1の領域21の角度22に合致している。原材70の軸4に沿った、第3のエッジ94の最外点は、端部79のラインに合流する。この第3のエッジ94は、軸4に沿って畝30と溝31に接するように構造化された第2の領域24まで原材70を絞る。
畝30を形成するための隆起部78および沈下部84を有する部分と、滑らかな円錐部分(第1の領域)21を形成するための圧延プロファイル90は、1つの圧延基材(Walzmatrize)または複数の圧延基材の上に設けられてよい。また、本発明は、これらの基材の順序には制限されない。1つの他の実施形態では、滑らかな円錐部分21および畝30は同時に刻印される。ここで、軸4に沿って測ったエッジ92からの隆起部78の距離は、好ましくは一定である。このように、隆起部78は圧延方向74に対し傾いたラインに沿って配設されている。ラインV−V、VI−VIは、エッジ92に平行に延びている。

Claims (16)

  1. 先端部に軸(4)同軸に配設された円錐状の拡張体(7)を有する拡張アンカー(1)のためのアンカーボルト(3)であって、
    前記拡張体(7)は前記アンカーボルト(3)の先端に向けて徐々に増加する外径を有し、
    前記拡張体(7)の側面(20)はその周方向(25)に、畝部(30)と溝部(31)とを交互に備え、
    前記畝部(30)の頂面(37)は、軸(4)に沿った方向(8)で、軸(4)から離間し、前記溝部(31)の底面(45)は前記方向(8)で前記軸(4)に近づくアンカーボルト。
  2. 請求項1に記載のアンカーボルトにおいて、
    前記拡張体(7)の前記側面(20)は、前記軸(4)に沿った方向(8)の、径方向に拡大する、周方向(25)に凸状の第1の包絡線(42)に内接し、前記側面(20)の中に、前記方向(8)に沿って径方向に減少する、周方向(25)に凸状の第2の包絡線(48)に内接し、
    前記側面(20)は、周方向(25)で、前記頂面(37)が前記第1の包絡線(42)に接触し、前記底面(45)が前記第2の包絡線(48)に接触することを特徴とするアンカーボルト。
  3. 請求項1または2に記載のアンカーボルトにおいて、
    軸(4)に対し垂直に前記畝部(30)および前記溝部(31)と交差する第1の断面(II、III)で定められる、前記側面(20)の軸(4)への最大の径方向距離(39)と前記側面(20)の軸(4)への最小の径方向距離(46)との第1の差を特徴とし、
    前記第1の断面(II、III)に平行な、前記方向(8)において離間した第2の断面(III,IV)での、前記側面(20)の前記最大の径方向距離(39)と前記側面(20)の前記最小の径方向距離(46)との第2の差を特徴とし、
    前記第1の差は前記第2の差より小さいアンカーボルト。
  4. 請求項3に記載のアンカーボルトにおいて、
    前記側面(20)の前記軸(4)に対する最大の距離と、それぞれの前記断面に平行な、前記方向(8)に続いた断面で定められた、前記側面(20)の、前記軸(4)への最小の距離との差が連続的に増加することを特徴とするアンカーボルト。
  5. 請求項3または4に記載のアンカーボルトにおいて、
    前記拡張体の断面の面積は、それぞれの断面(II,III,IV)において等しいことを特徴とするアンカーボルト。
  6. 請求項5に記載のアンカーボルトにおいて、
    等しい面積の前記断面は、前記アンカーボルト(3)のシャフト(5)を通る断面の面積に対応することを特徴とするアンカーボルト。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のアンカーボルトにおいて、
    前記軸(4)に対する前記頂面(37)の傾き(41)の大きさは、前記(4)に対する前記底面(45)の傾き(84)に対応することを特徴とするアンカーボルト。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のアンカーボルト(3)において、
    周方向(25)で定められた頂面(37)の寸法と、周方向(25)で定められた底面(45)の寸法との比は0.5と2の間に在ることを特徴とするアンカーボルト。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のアンカーボルト(3)において、
    前記軸(4)に対する頂面(37)の最大の径方向距離(39)は、10%と50%との間で前記軸(4)に対する底面(45)の最小の径方向距離(46)より大きいことを特徴とするアンカーボルト。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のアンカーボルト(3)において、
    前記側面(20)は、前記方向(8)で拡大する滑らかな円錐形状部分(21)を備え、
    前記円錐形状部分は周方向(25)で完全に凸状であり、
    前記畝(30)および前記溝(31)は当該部分(21)に前記方向(8)に直接接続されていることを特徴とするアンカーボルト。
  11. 請求項10に記載のアンカーボルト(3)において、
    前記軸(4)に対する、前記滑らかな円錐形状部分(21)における側面(20)の傾きは、前記軸(4)に対する、前記畝部(30)の前記頂面(37)の傾きと等しいことを特徴とするアンカーボルト。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のアンカーボルト(3)と拡張スリーブ(2)とを備えた拡張アンカー(1)であって、
    前記拡張スリーブは、前記拡張(7)に接する前記アンカーボルト(3)の円筒状の頸部(6)を包囲する拡張アンカー。
  13. 拡張アンカー(1)のアンカーボルト(3)の製造方法であって、
    前記アンカーボルト(3)の先端部に前記アンカーボルト(3)の先端に向けて徐々に増加する外径を有した円錐状の拡張体(24)を得るための圧延プロファイルを設けた表面上で円筒形の原材(70)を圧延加工するステップであって、
    当該圧延プロファイルは、圧延方向(74)に沿って隆起部(78)と沈下部(84)とを交互に備え、前記原材(70)の軸(4)に垂直な第1の断面(V)において、前記沈下部(84)に対して前記隆起部(78)は、第1の隆起量だけ前記表面(73)に垂直に盛り上がっており、前記第1の断面(V)で前記軸(4)に平行な方向(8)に離間した、平行な第2の断面(VI)において、前記沈下部(84)に対して前記隆起部(78)は、第2の隆起量だけ前記表面(73)に垂直に盛り上がっており、前記第1の隆起量は前記第2の隆起量より小さくなるステップを備えた製造方法。
  14. 請求項13に記載の製造方法において、
    前記隆起部(78)は、前記方向(8)に沿って次第に前記表面(73)から隆起し、前記沈下部(84)は前記方向(8)に沿って前記表面(73)に対し次第に降下することを特徴とする製造方法。
  15. 請求項14に記載の製造方法において、
    前記原材は台形形状の圧延プロファイルによって圧延加工され、前記原材(70)の直径(17)は前記アンカーボルト(3)の頸部(6)の直径(11)まで縮小され、前記頸部(6)と前記構造化された拡張体(24)との間に凸状の円錐形状の移行部(21)を形成することを特徴とする製造方法。
  16. 請求項13〜15のいずれか1項に記載の拡張アンカー(1)の製造方法において、スリーブ(2)の形成のために、板金片が前記アンカーボルト(3)の頸部(6)に巻き付けられることを特徴とする製造方法。
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