JP5951739B2 - 光学撮像レンズセット - Google Patents

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    • G02B9/34Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having four components only

Description

本発明は、広くは、光学撮像レンズセットならびにその光学撮像レンズセットを備えた電子機器に関する。具体的には、本発明は、長さが短縮された光学撮像レンズセットならびにその光学撮像レンズセットを備えた電子機器に関するものである。
近年、携帯電話機およびデジタルカメラの普及によって、光学撮像レンズ素子、ホルダ、または撮像センサなど、様々な携帯型電子製品の撮影モジュールは急速に開発が進んでおり、さらには、携帯電話機およびデジタルカメラの小型化によって、撮影モジュールの小型化の要求もますます高まっている。最近の研究動向は、良好な品質を損なうことなく、長さが短縮化された光学撮像レンズセットを開発することである。
電荷結合素子(CCD)または相補型金属酸化膜半導体(CMOS)素子の開発および小型化に伴って、撮影モジュールに取り付けられる光学撮像レンズセットも同じく要求にかなうように小型化される。ただし、系の収差の改善など、良好な光学特性および必要な光学特性について、さらには製造コストおよび製造可能性についても、考慮されなければならない。
4つのレンズ素子で構成された光学撮像レンズセットが知られている。例えば、特許文献1は、4つのレンズ素子で構成された光学撮像レンズセットについて開示している。その第1のレンズ素子は、負の屈折力を有し、物体側の面と像側の面がどちらも凹状である。第2のレンズ素子は、正の屈折力を有し、物体側の面と像側の面がどちらも凸状である。ところが、光学撮像レンズセットの全長は、18〜19mmに及ぶように設計されているため、小さくはなく、光学的に理想的とはいえない。
さらに、特許文献2、特許文献3、特許文献4は、いずれも、4つのレンズ素子で構成された別の光学撮像レンズセットについて開示している。第1のレンズ素子と第2のレンズ素子はどちらも負の屈折力を有し、第1のレンズ素子と第2のレンズ素子の間隙がかなり大きいため、光学撮像レンズセットの全長は十分に短いとはいえない。
米国特許出願公開第2011/0299178号明細書 米国特許出願公開第2011/0242683号明細書 米国特許第8270097号明細書 米国特許第8379326号明細書
これらの開示されている寸法は、携帯電話機およびデジタルカメラなどの携帯型電子製品の小型化の良い例を示すものではない。一方で、系の長さを効果的に短縮し、他方で、十分な光学性能を維持することは、当該分野において依然として課題である。
上記に鑑み、本発明は、軽量、低製造コスト、短縮された長さ、高解像度、高い像品質の光学撮像レンズセットを提案できるものである。本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットは、光軸に沿って物体側から像側へ順に、開口絞りと、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、第4のレンズ素子とを備える。各レンズ素子は何らかの屈折力を有し、光学撮像レンズセットは、屈折力を有するレンズ素子を4つのみ備える。
第1のレンズ素子は、正の屈折力を有し、物体側に向いた第1の物体側の面と、像側に向いた第1の像側の面とを有する。第1の物体側の面は凸面であり、第1の像側の面は、該第1のレンズ素子の周縁部近傍に凸部を有する。第2のレンズ素子は、負の屈折力を有し、物体側に向いた第2の物体側の面を有する。第2の物体側の面は、該第2のレンズ素子の周縁部近傍に凹部を有する。第3のレンズ素子は、正の屈折力を有し、物体側に向いた第3の物体側の面と、像側に向いた第3の像側の面とを有する。第3の物体側の面は光軸近傍に凹部を有し、第3の像側の面は光軸近傍に凸部を有する。第4のレンズ素子は、物体側に向いた第4の物体側の面と、像側に向いた第4の像側の面とを有する。第4の物体側の面は、光軸近傍に凸部を有する。第4の像側の面は、光軸近傍に凹部を有するとともに、該第4のレンズ素子の周縁部近傍に凸部を有する。
光学撮像レンズセットは、屈折力を有するレンズ素子を4つのみ備える。第1のレンズ素子と第2のレンズ素子との間に、光軸に沿って空隙G12がある。第2のレンズ素子と第3のレンズ素子との間に、光軸に沿って空隙G23がある。第3のレンズ素子と第4のレンズ素子との間に、光軸に沿って空隙G34がある。全空隙Gaaは、第1のレンズ素子から第4のレンズ素子までの各レンズ素子間の光軸に沿った3つの空隙の和である。第1のレンズ素子の光軸に沿った厚さはTである。第2のレンズ素子の光軸に沿った厚さはTである。第3のレンズ素子の光軸に沿った厚さはTであり、第4のレンズ素子の光軸に沿った厚さはTである。第1のレンズ素子、第2のレンズ素子、第3のレンズ素子、第4のレンズ素子の光軸に沿った全厚はTallである。第4の像側の面から像面までの光軸に沿った後側焦点距離はBFLである。これらは、0.5≦(G12/G23)≦3.0を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(T/T)≦1.65を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、5.6≦(BFL/G23)を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(T/G23)≦7を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、2.6≦(BFL/T)を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(Tall/G23)≦9.5を満たしている。
を設定。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(T/Gaa)≦1.2を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(BFL/G34)≦18を満たしている。
を設定する。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、5.6≦(BFL/G12)を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、1.1≦(T/T)を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(T/T)≦1.45を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、(T/G12)≦1.78を満たしている。
本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットでは、光学撮像レンズセットは、1.6≦(T/T)を満たしている。
さらに、本発明では、上記のような光学撮像レンズセットを備えた電子機器について提案する。電子機器は、ケースと、ケース内に配置された撮像モジュールとを備える。撮像モジュールは、上記のような光学撮像レンズセットと、光学撮像レンズセットを取り付けるための鏡筒と、鏡筒を取り付けるためのモジュール収容ユニットと、モジュール収容ユニットを取り付けるための基板と、光学撮像レンズセットの像側で該基板に配置される撮像センサと、を有する。
本発明のこれらおよび他の目的は、種々の図表および図面に示す好ましい実施形態についての以下の詳細な説明を読むことで、当業者には明らかになるであろう。
本発明の光学撮像レンズセットの第1の例を示している。 (A)は、第1の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第1の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第1の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第1の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第2の例を示している。 (A)は、第2の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第2の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第2の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第2の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第3の例を示している。 (A)は、第3の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第3の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第3の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第3の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第4の例を示している。 (A)は、第4の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第4の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第4の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第4の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第5の例を示している。 (A)は、第5の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第5の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第5の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第5の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第6の例を示している。 (A)は、第6の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第6の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第6の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第6の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第7の例を示している。 (A)は、第7の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第7の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第7の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第7の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第8の例を示している。 (A)は、第8の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第8の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第8の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第8の例の歪曲収差を示している。 本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセットの第9の例を示している。 (A)は、第9の例の像面における縦球面収差を示している。(B)は、第9の例のサジタル方向の非点収差を示している。(C)は、第9の例のタンジェンシャル方向の非点収差を示している。(D)は、第9の例の歪曲収差を示している。 本発明の光学撮像レンズ素子の典型例となる形状を示している。 本発明の光学撮像レンズセットを備えた携帯型電子機器の第1の好ましい例を示している。 本発明の光学撮像レンズセットを備えた携帯型電子機器の第2の好ましい例を示している。 光学撮像レンズセットの第1の例の光学データを示している。 第1の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第2の例の光学データを示している。 第2の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第3の例の光学データを示している。 第3の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第4の例の光学データを示している。 第4の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第5の例の光学データを示している。 第5の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第6の例の光学データを示している。 第6の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第7の例の光学データを示している。 第7の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第8の例の光学データを示している。 第8の例の非球面データを示している。 光学撮像レンズセットの第9の例の光学データを示している。 第9の例の非球面データを示している。 これらの例におけるいくつかの重要な比率を示している。
本発明について詳細に説明するに当たり、まず最初に留意されるべきことは、本発明において、類似の(必ずしも同一ではない)要素は、同一の参照符号を共用しているということである。
本明細書全体において、「ある特定のレンズ素子が、負/正の屈折力を有する」とは、そのレンズ素子の光軸近傍部分が負/正の屈折力を有することを意味する。
「ある特定のレンズ素子の物体側/像側の面が、凹/凸部分または凹/凸部を有する」とは、その領域に隣接する外側の領域と比較して、その部分が、光軸と平行な方向に、より多く窪んでいる/突出していることを意味する。図19を例にとると、光軸は「I」であり、レンズ素子は、その光軸Iに関して対称である。レンズ素子の物体側は、領域Aに凸部を有し、領域Bに凹部を有し、領域Cに凸部を有する。なぜなら、領域Aは、領域Aに隣接する外側の領域(領域B)と比較して、光軸に平行な方向に、より突出しており、領域Bは領域Cと比較して、より窪んでおり、同様に、領域Cは領域Eと比較して、より突出しているからである。
「ある特定のレンズ素子の周縁部」とは、そのレンズ素子の光を通過させるための面の周縁領域を指し、それは同図における領域Cである。同図において、撮像光は、Lc(主光線)とLm(周辺光線)とを含んでいる。
「光軸近傍」とは、そのレンズ素子の光を通過させるための面の光軸領域を指し、それは図19における領域Aである。さらに、レンズ素子は、該レンズ素子を光学撮像レンズセット内に取り付けるための拡張部Eを備えることができる。理想的には、光は拡張部を通過せず、また、拡張部の実際の構造および形状は、このように限定されることなく、他の様々な変形が可能である。図1、3、5、7、9、11、13、15、17では、分かりやすくするため、拡張部を示していない。
図1に示すように、本発明の4つのレンズ素子の光学撮像レンズセット1は、(物体が配置される)物体側2から像側3へ光軸4に沿って順に、第1のレンズ素子10と、第2のレンズ素子20と、第3のレンズ素子30と、第4のレンズ素子40と、フィルタ60と、像面71と、を備える。一般的に、第1のレンズ素子10、第2のレンズ素子20、第3のレンズ素子30、第4のレンズ素子40は、透明プラスチック材料で構成でき、それぞれ適切な屈折力を有するが、ただし本発明はこれに限定されない。
本発明の光学撮像レンズセット1では、屈折力を有するレンズ素子は4つのみである。光軸4は、光学撮像レンズセット1全体の光軸であり、各々のレンズ素子の光軸は、光学撮像レンズセット1の光軸と一致している。
さらに、光学撮像レンズセット1は、適切な位置に配置された開口絞り80(ape.stop)を備える。図1では、開口絞り80は、第1のレンズ素子10と物体側2との間で第1のレンズ素子10の前面に配置されている。物体側2に配置された物体(図示せず)によって放射または反射された光が、本発明の光学撮像レンズセット1に入射すると、それは、開口絞り80、第1のレンズ素子10、第2のレンズ素子20、第3のレンズ素子30、第4のレンズ素子40、フィルタ60を通過した後に、明瞭かつ鮮鋭な像を、像側3の像面71に形成する。
本発明の実施形態において、オプションのフィルタ60は、種々の適切な機能のフィルタとすることができ、例えば、フィルタ60は、第4のレンズ素子40と像面71との間に配置される赤外線カットフィルタ(IRカットフィルタ)とすることができる。
本発明の光学撮像レンズセット1における各々のレンズ素子は、物体側2に向いた物体側の面と、像側3に向いた像側の面とを有する。また、本発明の光学撮像レンズセット1におけるそれぞれの物体側の面および像側の面は、光軸4から離れたその周縁近傍の部分(周縁部)と、より光軸4に近い光軸近傍の部分(光軸部)とを有する。例えば、第1のレンズ素子10は、物体側の面11と像側の面12とを有し、第2のレンズ素子20は、物体側の面21と像側の面22とを有し、第3のレンズ素子30は、物体側の面31と像側の面32とを有し、第4のレンズ素子40は、物体側の面41と像側の面42とを有する。
さらに、本発明の光学撮像レンズセット1における各々のレンズ素子は、光軸4における中心厚Tを有する。例えば、第1のレンズ素子10は、第1のレンズ素子厚Tを有し、第2のレンズ素子20は、第2のレンズ素子厚Tを有し、第3のレンズ素子30は、第3のレンズ素子厚Tを有し、第4のレンズ素子40は、第4のレンズ素子厚Tを有する。従って、光学撮像レンズセット1におけるすべてのレンズ素子の光軸4に沿った全厚をTalとすると、Tal=T+T+T+Tである。
また、本発明の光学撮像レンズセット1において、2つの隣接するレンズ素子間には、光軸4に沿って空隙Gが設けられている。例えば、第1のレンズ素子10と第2のレンズ素子20との間に空隙G12が配され、第2のレンズ素子20と第3のレンズ素子30との間に空隙G23が配され、第3のレンズ素子30と第4のレンズ素子40との間に空隙G34が配されている。従って、第1のレンズ素子10から第4のレンズ素子40までの隣接するレンズ素子間の光軸4に沿った3つの空隙の総和をGaaとすると、Gaa=G12+G23+G34である。
第1の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第1の例を示す図1を参照する。第1の例の像面71における縦球面収差については、図2(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図2(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図2(C)を参照し、歪曲収差については、図2(D)を参照する。
各例における球面収差のY軸は、1.0で表す「視野」である。各例における非点収差および歪曲収差のY軸は、「像高」を表す。
第1の例の光学撮像レンズセット1は、4つのレンズ素子10〜40を備え、それぞれはプラスチック材料で構成されており、屈折力を有する。光学撮像レンズセット1は、さらに、フィルタ60と、開口絞り80と、像面71とを備える。開口絞り80は、第1のレンズ素子10と物体側2との間に設けられる。フィルタ60は、光に必然的に含まれる赤外線が像面に達して撮像品質に悪影響を及ぼすことを防ぐための赤外線フィルタ(IRカットフィルタ)とすることができる。
第1のレンズ素子10は、正の屈折力を有する。第1のレンズ素子10の物体側2に向いた物体側の面11は凸面である。第1のレンズ素子10の像側3に向いた像側の面12も凸面であり、その周縁部近傍に凸部17(凸状の周縁部)を有する。第1のレンズ素子10の物体側の面11と像側の面12は、どちらも非球面である。
第2のレンズ素子20は、負の屈折力を有する。第2のレンズ素子20の物体側2に向いた物体側の面21は凹面であり、その周縁部近傍に凹部24(凹状の周縁部)を有する。第2のレンズ素子20の像側3に向いた像側の面22も凹面である。また、第2のレンズ素子20の物体側の面21と像側の面22は、どちらも非球面である。
第3のレンズ素子30は、正の屈折力を有し、第3のレンズ素子30の物体側2に向いた物体側の面31と、第3のレンズ素子30の像側3に向いた像側の面32とを有する。物体側の面31は、光軸近傍に凹部33(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部34(凸状の周縁部)を有する。像側の面32は、光軸近傍に凸部36を有するとともに、その周縁部近傍に凹部37(凹状の周縁部)を有する。また、第3のレンズ素子30の物体側の面31と像側の面32は、どちらも非球面である。
第4のレンズ素子40は、負の屈折力を有する。第4のレンズ素子40の物体側2に向いた物体側の面41は、光軸近傍に凸部43(凸状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凹部44(凹状の周縁部)を有する。第4のレンズ素子40の像側3に向いた像側の面42は、光軸近傍に凹部46を有するとともに、その周縁部近傍に凸部47を有する。また、第4のレンズ素子40の物体側の面41と像側の面42は、どちらも非球面である。フィルタ60は、赤外線フィルタ(IRカットフィルタ)とすることができ、第4のレンズ素子40と像面71との間に配置され得る。
本発明の光学撮像レンズセット1において、第1のレンズ素子10から第4のレンズ素子40までの物体側11/21/31/41と像側12/22/32/42の合わせて8面は、すべて非球面である。これらの非球面係数は、以下の式で定義される。
Figure 0005951739
ここで、
Rは、レンズ素子面の曲率半径を表す。
Zは、非球面の深さ(光軸から距離Yにある非球面上の点と、非球面の光軸上の頂点における接平面と、の間の垂直距離)を表す。
Yは、非球面上の点から光軸までの垂直距離を表す。
Kは、円錐定数である。
2iは、2i次の非球面係数である。
光学撮像レンズセット1の第1の例の光学データを図22に示しており、非球面データを図23に示している。以下の光学撮像レンズセットの例では、光学レンズ素子系全体のFナンバーをFnoとし、HFOVは、光学レンズ素子系全体の視野の半分である半視野を表し、また、曲率半径、厚さ、および焦点距離の単位は、ミリメートル(mm)であり、EFLは、光学撮像レンズセット1の系の焦点距離である。光学撮像レンズセットの(第1の物体側の面から像面までの光軸に沿った)長さは、3.325mmである。像高は、2.270mmである。第1の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.547
aa=0.512
BFL=1.267
(G12/G23)=0.736(0.5〜3.0の条件を満たしている)
(T/T)=1.363(1.65未満の条件を満たしている)
(BFL/G23)=5.650(5.6超の条件を満たしている)
(T/G23)=1.672(7.0未満の条件を満たしている)
(T/Gaa)=0.998(1.2未満の条件を満たしている)
(BFL/T)=3.379(2.6超の条件を満たしている)
(Tall/G23)=6.901(9.5未満の条件を満たしている)
(BFL/G34)=10.319(18.0未満の条件を満たしている)
(BFL/G12)=7.674(5.6超の条件を満たしている)
(T/T)=1.157(1.1超の条件を満たしている)
(T/T)=1.178(1.45未満の条件を満たしている)
(T/G12)=1.330(1.78未満の条件を満たしている)
(T/T)=2.012(1.6超の条件を満たしている)
第2の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第2の例を示す図3を参照する。第2の例の像面71における縦球面収差については、図4(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図4(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図4(C)を参照し、歪曲収差については、図4(D)を参照する。
第2の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凸部26(凸状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凹部27(凹状の周縁部)を有すること以外は、第1の例に類似している。光学撮像レンズセットの第2の例の光学データを図24に示しており、非球面データを図25に示している。
光学撮像レンズセットの長さは、3.416mmである。像高は、2.27mmである。第2の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.539
aa=0.525
BFL=1.352
(G12/G23)=2.848
(T/T)=1.235
(BFL/G23)=10.204
(T/G23)=3.394
(T/Gaa)=1.058
(BFL/T)=3.006
(Tall/G23)=11.611
(BFL/G34)=90.331
(BFL/G12)=3.582
(T/T)=1.564
(T/T)=0.790
(T/G12)=0.472
(T/T)=1.995
第3の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第3の例を示す図5を参照する。第3の例の像面71における縦球面収差については、図6(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図6(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図6(C)を参照し、歪曲収差については、図6(D)を参照する。
第3の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部27’(凸状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の物体側の面31が凹面であって、その周縁部近傍に凹部34’(凹状の周縁部)を有し、第4のレンズ素子40の物体側の面41が凸面であって、その周縁部近傍に凸部44’(凸状の周縁部)を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第3の例の光学データを図26に示しており、非球面データを図27に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.455mmである。像高は、2.270mmである。第3の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.686
aa=0.506
BFL=1.264
(G12/G23)=0.903
(T/T)=1.180
(BFL/G23)=5.654
(T/G23)=2.005
(T/Gaa)=1.045
(BFL/T)=2.820
(Tall/G23)=7.545
(BFL/G34)=15.680
(BFL/G12)=6.263
(T/T)=1.128
(T/T)=1.046
(T/G12)=1.194
(T/T)=1.945
第4の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第4の例を示す図7を参照する。第4の例の像面71における縦球面収差については、図8(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図8(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図8(C)を参照し、歪曲収差については、図8(D)を参照する。
第4の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部27’(凸状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の物体側の面31が凹面であって、その周縁部近傍に凹部34’(凹状の周縁部)を有し、第4のレンズ素子40の物体側の面41が、光軸近傍に凸部43(凸状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に別の凸部44’(凸状の周縁部)を有し、さらに光軸と周縁部との間に凹部45を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第4の例の光学データを図28に示しており、非球面データを図29に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.401mmである。像高は、2.270mmである。第4の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.634
aa=0.507
BFL=1.260
(G12/G23)=1.820
(T/T)=1.553
(BFL/G23)=9.423
(T/G23)=2.705
(T/Gaa)=1.108
(BFL/T)=3.484
(Tall/G23)=12.225
(BFL/G34)=9.692
(BFL/G12)=5.177
(T/T)=1.221
(T/T)=1.272
(T/G12)=1.032
(T/T)=1.831
第5の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第5の例を示す図9を参照する。第5の例の像面71における縦球面収差については、図10(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図10(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図10(C)を参照し、歪曲収差については、図10(D)を参照する。
第5の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に別の凹部27(凹状の周縁部)を有し、さらに周縁部と光軸との間に凸部28を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第5の例の光学データを図30に示しており、非球面データを図31に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.404mmである。像高は、2.270mmである。第5の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.711
aa=0.460
BFL=1.233
(G12/G23)=1.583
(T/T)=1.445
(BFL/G23)=9.306
(T/G23)=2.882
(T/Gaa)=1.200
(BFL/T)=3.229
(Tall/G23)=12.908
(BFL/G34)=10.488
(BFL/G12)=5.881
(T/T)=1.139
(T/T)=1.268
(T/G12)=1.395
(T/T)=1.656
第6の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第6の例を示す図11を参照する。第6の例の像面71における縦球面収差については、図12(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図12(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図12(C)を参照し、歪曲収差については、図12(D)を参照する。
第6の例は、第1のレンズ素子10の像側の面12が、光軸近傍に凹部16(凹状の光軸部)を有し、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部27’(凸状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の物体側の面31が凹面であって、その周縁部近傍に凹部34’(凹状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の像側の面32が凸面であって、その周縁部近傍に凸部37’(凸状の周縁部)を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第6の例の光学データを図32に示しており、非球面データを図33に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.447mmである。像高は、2.270mmである。第6の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.361
aa=1.024
BFL=1.062
(G12/G23)=1.248
(T/T)=1.650
(BFL/G23)=7.034
(T/G23)=1.633
(T/Gaa)=0.397
(BFL/T)=4.307
(Tall/G23)=9.013
(BFL/G34)=1.551
(BFL/G12)=5.636
(T/T)=0.891
(T/T)=1.851
(T/G12)=1.331
(T/T)=1.820
第7の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第7の例を示す図13を参照する。第7の例の像面71における縦球面収差については、図14(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図14(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図14(C)を参照し、歪曲収差については、図14(D)を参照する。
第7の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に別の凹部27(凹状の周縁部)を有し、さらに周縁部と光軸との間に凸部28を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第7の例の光学データを図34に示しており、非球面データを図35に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.518mmである。像高は、2.270mmである。第7の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=2.098
aa=0.446
BFL=0.975
(G12/G23)=2.044
(T/T)=0.535
(BFL/G23)=7.497
(T/G23)=6.999
(T/Gaa)=1.091
(BFL/T)=1.071
(Tall/G23)=16.139
(BFL/G34)=19.492
(BFL/G12)=3.668
(T/T)=0.945
(T/T)=0.566
(T/G12)=0.705
(T/T)=2.747
第8の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第8の例を示す図15を参照する。第8の例の像面71における縦球面収差については、図16(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図16(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図16(C)を参照し、歪曲収差については、図16(D)を参照する。
第8の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部27’(凸状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の物体側の面31が凹面であって、その周縁部近傍に凹部34’(凹状の周縁部)を有し、第4のレンズ素子40の物体側の面41が凸面であって、その周縁部近傍に凸部44’(凸状の周縁部)を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第8の例の光学データを図36に示しており、非球面データを図37に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.475mmである。像高は、2.270mmである。第8の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.739
aa=0.476
BFL=1.260
(G12/G23)=0.726
(T/T)=1.214
(BFL/G23)=5.478
(T/G23)=1.874
(T/Gaa)=1.099
(BFL/T)=2.924
(Tall/G23)=7.559
(BFL/G34)=15.915
(BFL/G12)=7.551
(T/T)=1.070
(T/T)=1.135
(T/G12)=1.770
(T/T)=1.657
第9の例
本発明の光学撮像レンズセット1の第9の例を示す図17を参照する。第9の例の像面71における縦球面収差については、図18(A)を参照し、サジタル方向の非点収差については、図18(B)を参照し、タンジェンシャル方向の非点収差については、図18(C)を参照し、歪曲収差については、図18(D)を参照する。
第9の例は、第2のレンズ素子20の像側の面22が、光軸近傍に凹部26’(凹状の光軸部)を有するとともに、その周縁部近傍に凸部27’(凸状の周縁部)を有し、第3のレンズ素子30の物体側の面31が凹面であって、その周縁部近傍に凹部34’(凹状の周縁部)を有し、第4のレンズ素子40の物体側の面41が凸面であって、その周縁部近傍に凸部44’(凸状の周縁部)を有すること以外は、第1の例と類似している。
光学撮像レンズセットの第9の例の光学データを図38に示しており、非球面データを図39に示している。光学撮像レンズセットの長さは、3.466mmである。像高は、2.270mmである。第9の例のいくつかの重要な比率は、以下の通りである。
all=1.730
aa=0.476
BFL=1.260
(G12/G23)=0.779
(T/T)=1.257
(BFL/G23)=5.637
(T/G23)=1.929
(T/Gaa)=1.140
(BFL/T)=2.921
(Tall/G23)=7.741
(BFL/G34)=16.155
(BFL/G12)=7.237
(T/T)=1.158
(T/T)=1.086
(T/G12)=1.657
(T/T)=1.623
各例のいくつかの重要な比率を、図40に示している。
上記の例によって、本発明者らは、以下の特徴を観測している。
1)第1のレンズ素子の正の屈折力によって、光学撮像レンズセット1全体の屈折力を与え、第2のレンズ素子の負の屈折力は、収差を最小限に抑える助けとなり、第3のレンズ素子の正の屈折力は、光学撮像レンズセット1全体の屈折力への寄与によって、光学撮像レンズセットの設計および製造の難しさを軽減する助けとなる。
2)第1のレンズ素子の物体側の面の凸面は、撮像光を集光する助けとなり、また、第1のレンズ素子の像側の面の凸部と、第2のレンズ素子の物体側の面のその周縁部近傍の凹部と、第3のレンズ素子の物体側の面の光軸近傍の凹部と、第3のレンズ素子の像側の面の光軸近傍の凸部と、第4のレンズ素子の物体側の面の光軸近傍の凸部、像側の面の光軸近傍の凹部および周縁部近傍の凸部との協働によって、像品質を高めることができる。
以上のことから、本発明のレンズ素子の設計および組み合わせによって、優れた像品質が得られる。
さらに、上記のいくつかの重要な比率による様々に異なる光学データについて、いくつかの、より望ましい比率の範囲があることが分かっている。より望ましい比率範囲は、設計者が、より良好な光学性能で、かつ長さが効果的に縮小された、実際に可能な光学撮像レンズセットを設計する際の助けとなる。例えば、
1.G12/G23は、0.5〜3.0の間であるべきである。G12とG23は、それぞれ、第1のレンズ素子10と第2のレンズ素子20との間の空隙、または第2のレンズ素子20と第3のレンズ素子30との間の空隙である。この比は、0.5〜3.0の間であることが好ましい。空隙が大きいほど、レンズセットの長さは大きくなり得る一方、空隙が小さいほど、レンズセットの組み立て難易度は高くなり得る。
2.T/Tは、1.65以下であることが好ましく、T/Tは、1.1以上であることが好ましく、T/Tは、1.45以下であることが好ましく、T/Tは、1.6より大きいことが好ましい。T〜Tは、各レンズ素子の厚さである。これらは、大きすぎるべきではなく、または小さすぎるべきではない。T/Tは、好ましくは1.65以下、より好ましくは0.5〜1.65の間であることが推奨され、T/Tは、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.1〜2.0の間であることが推奨され、T/Tは、好ましくは1.45以下、より好ましくは0.5〜1.45の間であることが推奨され、T/Tは、好ましくは1.6より大きく、より好ましくは1.6〜3.0の間であることが推奨される。
3.BFL/G23は、5.6以上であることが好ましく、BFL/G12は、5.6以上であることが好ましく、BFL/Tは、2.6以上であることが好ましい。BFLは、光学撮像レンズセットの後側焦点距離、すなわち、第4の像側の面から像面までの光軸に沿った距離である。このBFLは、製品仕様またはIRカットフィルタの厚さに制限されるので、あまり融通は利かない。一方、G12、G23、Tは、全長を小さくするために縮小可能である。BFL/G23は、好ましくは5.6以上、より好ましくは5.6〜11.0の間であることが推奨され、BFL/G12は、好ましくは5.6以上、より好ましくは5.6〜9.0の間であることが推奨され、BFL/Tは、好ましくは2.6以上、より好ましくは2.6〜5.0の間であることが推奨される。
4.BFL/G34は、18.0以下であることが好ましい。BFLは、上述のように、あまり融通が利かない。G34が小さすぎることによる組み立て上の不都合を回避するために、G34は、小さくなりすぎることなく、理想的な範囲に維持されなければならない。BFL/G34は、好ましくは18.0以下、より好ましくは8.0〜18.0の間であることが推奨される。
5.T/G23は、7.0以下であることが好ましく、Tall/G23は、9.5以下であることが好ましく、T/Gaaは、1.2以下であることが好ましく、T/G12は、1.78以下であることが好ましい。G12およびG23は、上述のように、より短縮された全長を得るために縮小できる。これらが比較的小さければ、T、T、T、Tallなど、対応する厚さまたはレンズ素子の全厚は、理想的な範囲に維持されるはずである。T/G23は、好ましくは7.0以下、より好ましくは1.0〜7.0の間であることが推奨され、Tall/G23は、好ましくは9.5以下、より好ましくは5.0〜9.5の間であることが推奨され、T/Gaaは、好ましくは1.2以下、より好ましくは0.3〜1.2の間であることが推奨され、T/G12は、好ましくは1.78以下、より好ましくは0.4〜1.78の間であることが推奨される。
本発明の光学撮像レンズセット1は、携帯型電子機器に適用できる。図20を参照する。図20は、携帯型電子機器100で使用される本発明の光学撮像レンズセット1の第1の好ましい例を示している。携帯型電子機器100は、ケース110と、ケース110内に取り付けられた撮像モジュール120と、を備える。図20では、一例として携帯電話機を示しているが、携帯型電子機器100は、携帯電話機に限定されない。
図20に示すように、撮像モジュール120は、上記のような光学撮像レンズセット1を備える。図20では、前述の第1の例の光学撮像レンズセット1を示している。さらに、携帯型電子機器100は、光学撮像レンズセット1を取り付けるための鏡筒130と、鏡筒130を取り付けるためのモジュール収容ユニット140と、モジュール収容ユニット140を取り付けるための基板172と、光学撮像レンズセット1の像側3で基板172に配置される撮像センサ70と、を収容している。光学撮像レンズセット1における撮像センサ70は、電荷結合素子または相補型金属酸化膜半導体素子などの電子受光素子とすることができる。像面71は、撮像センサ70に形成される。
本例で用いる撮像センサ70は、従来のチップ・スケール・パッケージ(CSP:Chip Scale Package)製品ではなく、チップ・オン・ボード(COB:Chip On Board)パッケージ製品であり、従って、基板172に直接装着されており、光学撮像レンズセット1において撮像センサ70の前面に保護ガラスを必要としない。ただし、本発明はこれに限定されない。
特に留意されるべきことは、オプションのフィルタ60を本例では設けているが、他の例では、オプションのフィルタ60を省くことができるということである。ケース110、鏡筒130、および/またはモジュール収容ユニット140は、単一の要素とするか、または複数の要素で構成できるが、ただし、本発明はこれに限定されない。
屈折力を有する4つのレンズ素子10、20、30、40の各々は、例示のようにして、2つの隣接するレンズ素子間に空隙を配して、鏡筒130内に取り付けられる。モジュール収容ユニット140は、レンズ素子ハウジング141と、このレンズ素子ハウジング141と撮像センサ70との間に設けられる撮像センサハウジング146と、を含んでいる。ただし、他の例では、撮像センサハウジング146はオプションである。鏡筒130は、軸I‐I’に沿ってレンズ素子ハウジング141と同軸状に配置され、鏡筒130はレンズ素子ハウジング141の内部に設けられる。
本発明の光学撮像レンズセット1は、3.5mmほどに短縮され得るので、この理想的な長さによって、携帯型電子機器100の寸法ならびにサイズの小型化および軽量化を可能としつつ、依然として優れた光学性能および像品質が可能である。このように、本発明の種々の例は、小型化および軽量化する製品設計の傾向および消費者需要に応えるだけではなく、使用原料の削減による経済的利益の要求に応えるものである。
さらに、第2の好ましい例での、携帯型電子機器200における前述の光学撮像レンズセット1の別の適用について、図21を参照する。第2の好ましい例における携帯型電子機器200と、第1の好ましい例における携帯型電子機器100との主な違いは、レンズ素子ハウジング141が、第1の台座要素142と、第2の台座要素143と、コイル144と、磁性部品145と、を含むことである。第1の台座要素142は、鏡筒130を取り付けるためのものであり、鏡筒130の外側に装着されて、軸I‐I’に沿って配置される。第2の台座要素143は、軸I‐I’に沿って配置されて、第1の台座要素142の外側を取り囲む。コイル144は、第1の台座要素142の外側と第2の台座要素143の内側との間に設けられる。磁性部品145は、コイル144の外側と第2の台座要素143の内側との間に配置される。
第1の台座要素142は、鏡筒130と、鏡筒130の内部に配置された光学撮像レンズセット1とを、軸I‐I’すなわち図1の光軸4に沿って動かすように引っ張ることができる。撮像センサハウジング146は、第2の台座要素143に装着されている。赤外線フィルタなどのフィルタ60は、撮像センサハウジング146に取り付けられる。第2の好ましい例における携帯型電子機器200の他の細部は、第1の好ましい例における携帯型電子機器100のものと同様であり、従って、それらについての詳述は繰り返さない。
本発明の教示を守りつつ、装置ならびに方法の様々な変形および変更を実施できることは、当業者であれば容易に認められるであろう。従って、上記開示は、添付の請求項の限界および範囲によってのみ限定されるものと解釈されるべきである。

Claims (8)

  1. 光学撮像レンズセットであって、
    開口絞りと、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、第4のレンズ素子と、を光軸に沿って物体側から像側へ当該順に備え、
    前記第1乃至第4のレンズ素子の各々が屈折力を有するとともに、前記第1乃至第4のレンズ素子のみが当該撮像レンズセットに対し屈折力を有せしめ、
    前記第1のレンズ素子は、正の屈折力を有するとともに、前記物体側を向いて凸面をなす第1の物体側の面と、前記像側を向いて周縁部近傍に凸部をなす第1の像側の面とを有し、
    前記第2のレンズ素子は、負の屈折力を有するとともに、前記物体側を向いて周縁部近傍に凹部をなす第2の物体側の面を有し、
    前記第3のレンズ素子は、正の屈折力を有するとともに、前記物体側を向いて光軸近傍に凹部をなす第3の物体側の面と、前記像側を向いて光軸近傍に凸部をなす第3の像側の面とを有し、
    前記第4のレンズ素子は、負の屈折力を有するとともに、前記物体側を向いて光軸近傍に凸部をなす第4の物体側の面と、前記像側を向いて光軸近傍に凹部をなすとともに周縁部近傍に凸部をなす第4の像側の面とを有し、
    前記第1のレンズ素子と前記第2のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すG12と、前記第2のレンズ素子と前記第3のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すG23とは、式
    0.5≦(G12/G23)≦3.0を満たし
    前記第4の像側の面から像面までの後側焦点距離を示すBFLと、前記G 23 とは、式
    5.6≦(BFL/G 23 )を満たし、
    前記第3のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT と、前記第1のレンズ素子から前記第4のレンズ素子までの相互に隣り合うレンズ素子間の前記光軸に沿った3つの空隙の総和を示すG aa とは、式
    (T /G aa )≦1.2を満たしている
    ことを特徴とする光学撮像レンズセット。
  2. 記T と、前記第4のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すTとは、式
    (T/T)≦1.65
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学撮像レンズセット。
  3. 前記Tと前記G23とは、式
    (T/G23)≦7
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
  4. 前記BFLと前記Tとは、式
    2.6≦(BFL/T
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
  5. 前記第1乃至第4のレンズ素子の前記光軸に沿った全厚を示すTallと、前記G23とは、式
    (Tall/G23)≦9.5
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
  6. 記BFLと、前記第3のレンズ素子と前記第4のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すG34とは、式
    (BFL/G34)≦18
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
  7. 前記BFLと前記Tは、式
    2.6≦(BFL/T
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
  8. 前記G12と、前記第2のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すTと、前記第1のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すTとは、式
    (T/G12)≦1.78かつ1.6≦(T/T
    の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の光学撮像レンズセット。
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