JP5950720B2 - エアカーテン構造 - Google Patents
エアカーテン構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5950720B2 JP5950720B2 JP2012142529A JP2012142529A JP5950720B2 JP 5950720 B2 JP5950720 B2 JP 5950720B2 JP 2012142529 A JP2012142529 A JP 2012142529A JP 2012142529 A JP2012142529 A JP 2012142529A JP 5950720 B2 JP5950720 B2 JP 5950720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- chamber
- target space
- duct
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
また、この垂れ壁を作業員の導線や製品の搬送路よりも高い位置に設けることにより、これらの導線や搬送路と干渉することはなく、製品の製造効率が低下するのをより確実に防止できる。
また、チャンバの形状は特に限定されないが、例えば断面矩形状でもよい。
クリーンルーム1は、床2、壁3A、3B、屋根4で囲まれた空間であり、天井高が高く、大スパンの大空間である。
このクリーンルーム1には、天井材が設けられておらず、屋根4の下面がクリーンルーム1の天井面となっている。
また、クリーンルーム1の室内には、大型の製造装置7が設置されている。
コールドアイル12は、トラス梁6に沿って延びており、空気冷却装置11で冷却された空気(冷気)が流れる。
空気清浄化装置13は、コールドアイル12を流れる空気を清浄化して室内下方に吹き出すものである。
クリーンブース20は、対象空間8の上面を覆う平板状の天井部21と、この天井部21を支持する柱部22と、天井部21の中央付近に設けられた複数の空気清浄化装置23と、天井部21の周縁に設けられて天井部21の周縁に沿って延びる筒状のチャンバ24と、を備える。このチャンバ24には、トラス梁6に支持された空気清浄化装置13から延びる2本のダクト25が接続される。
チャンバ24は、断面視で矩形状である。
このチャンバ24の上面には、円形の接続開口241が形成され、ダクト25の先端は、この接続開口241に接続されている。
また、チャンバ24の下面には、チャンバ24の長さ方向に沿って延びる吹出口242がスリット状に形成されている。
図1に示すように、空気冷却装置11から吹き出した冷気は、コールドアイル12を略水平方向に流れて、空気清浄化装置13により清浄化され、下方に向かって吹き出される。この空気は、クリーンルーム1の床面付近まで下降した後、コールドアイル12の上方の天井面付近まで上昇して、空気冷却装置11に吸い込まれて冷却されて、再びコールドアイル12に供給される。
(1)チャンバ24の吹出口242から流出した空気は、周囲の空気が対象空間8に侵入するのを防止するエアカーテンとなる。よって、対象空間8の空気清浄度を周囲に比べて局所的に高めることができる。
例えば、本実施形態では、チャンバ24の上面にダクト25を接続したが、これに限らず、図3(b)に示すように、チャンバ24Aの上面を開放して、このチャンバ24Aの上方の離れた位置にダクト25の先端を配置してもよい。
(2)チャンバ24の内部にダクトの接続部に対向して板部材26を設けた。よって、ダクト25からチャンバ24の内部に供給された空気は、直ちに吹出口242から流出するのではなく、この板部材26に当たって水平方向に流れてチャンバ内部に拡がることになる。これにより、吹出口242から流出する空気の流速を均一にすることができ、エアカーテンとしての機能を十分に発揮できる。
(3)対象空間8の側面の上部を覆う垂れ壁27を天井部21に設けたので、吹出口242から流出した空気によるエアカーテン機能を補助して、周囲の空気が対象空間8に侵入するのをより確実に防止できる。
また、この垂れ壁27を作業員の導線や製品の搬送路よりも高い位置に設けたので、これらの導線や搬送路と干渉することはなく、製品の製造効率が低下するのをより確実に防止できる。
2…床
3A、3B…壁
4…屋根
5A、5B…柱
6…トラス梁
7…製造装置
8…対象空間
10…空調システム
11…空気冷却装置
12…コールドアイル
13、23…空気清浄化装置
20…クリーンブース
21…天井部
22…柱部
24、24A、24B、24C…チャンバ
25…ダクト
26…板部材
27…垂れ壁
241…接続開口
242…吹出口
Claims (3)
- 所定の対象空間に周囲の空気が侵入するのを防止するエアカーテン構造であって、
前記対象空間は、クリーンルーム内の一部に設置されたクリーンブースで覆われており、
当該クリーンブースは、前記対象空間の上面を覆う天井部と、
当該天井部の周縁に沿って延びる筒状のチャンバと、
当該チャンバに接続されたダクトと、を備え、
前記チャンバには、当該チャンバの長さ方向に沿って延びる吹出口が形成され、
前記ダクトを通して当該チャンバに高清浄度の空気を供給することを特徴とするエアカーテン構造。 - 前記チャンバの内部には、当該チャンバと前記ダクトとの接続部に対向して板部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載のエアカーテン構造。
- 前記天井部には、前記対象空間の側面の一部を覆う垂れ壁が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のエアカーテン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142529A JP5950720B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | エアカーテン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142529A JP5950720B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | エアカーテン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014006007A JP2014006007A (ja) | 2014-01-16 |
JP5950720B2 true JP5950720B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=50103890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012142529A Active JP5950720B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | エアカーテン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5950720B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3626837A (en) * | 1970-02-13 | 1971-12-14 | Chs Ind Inc | Dual plenum for ventilating ceilings in clean rooms |
US3726203A (en) * | 1971-06-23 | 1973-04-10 | Svenska Flaektfabriken Ab | Device for maintenance of a dustfree, bacteria-free zone in a room |
JPS599438A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Kumagai Gumi Ltd | 無塵化域形成装置 |
JPH04327736A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体吸引ノズル及び流体処理装置 |
JPH10281519A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | クリーンルーム |
-
2012
- 2012-06-25 JP JP2012142529A patent/JP5950720B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014006007A (ja) | 2014-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4755307B1 (ja) | クリーンルーム | |
US3626837A (en) | Dual plenum for ventilating ceilings in clean rooms | |
JP2009002634A (ja) | ユニット型クリーンルーム | |
TW202010912A (zh) | 工作棚及噴出裝置 | |
JP5950720B2 (ja) | エアカーテン構造 | |
JP2016033437A (ja) | クリーンブース | |
JP6570174B2 (ja) | クリーンブース | |
JP6653441B2 (ja) | 天井埋込型室内ユニット | |
JP5916344B2 (ja) | 吹出口装置 | |
JP5330805B2 (ja) | クリーンルーム | |
JP2008215724A (ja) | エアカーテン装置およびその筐体 | |
JP4733163B2 (ja) | 清浄気流循環システム | |
JP4656296B2 (ja) | 局所清浄化装置及びクリーンルーム | |
TW202027838A (zh) | 無塵室淨化系統 | |
JPH11166757A (ja) | クリーンルーム | |
KR20110128652A (ko) | 자가 환류형 팬필터유닛 | |
JP5251980B2 (ja) | ストッカー | |
JP7102033B2 (ja) | クリーンブース | |
JP7102032B2 (ja) | クリーンブース | |
JP3173962U (ja) | 換気装置 | |
JP2003214668A (ja) | クリーンルーム | |
JP5652917B2 (ja) | クリーンルーム | |
KR101466587B1 (ko) | 클린룸의 강제배기구조 | |
JP2014036943A (ja) | 塗装ブース | |
JPH11253732A (ja) | クリーンルーム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5950720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |