JP5950509B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示画面を水平に設置する表示装置および表示方法に関する。
タッチパネルは、ディスプレイへの直接入力に使われる入力デバイスであり、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:以下「LCD」という)などの表示装置と一体化して使用される。タッチパネルの用途例の1つとして、ホワイトボードやタッチパネルを使ったテーブル型ディスプレイ(以下「タッチテーブル」という)がある。
タッチテーブルは、タッチパネルをディスプレイに一体化したタッチパネル一体型ディスプレイを床面に対して水平に配置したテーブルで、複数のユーザが画像を共有して、議論するために用いられる。
水平に配置したタッチテーブルを挟んで複数のユーザが対面して着座し、1枚の表示画像を表示した場合、表示画像に正対するユーザには読み易いが、対面する正対していないユーザ、つまり表示画像を反対方向からみるユーザには読み難いという問題がある。
第1の従来技術として、特許文献1に記載される電子会議支援テーブルがある。この電子会議支援テーブルは、タッチセンサを内蔵した表示部を天板に有する円形のテーブル天板である。表示部は、遮光部材によって4方向について正立した文字または画像を表示することができる。
第2の従来技術として、特許文献2に記載される情報処理システムがある。この情報処理システムは、テーブル型のディスプレイ装置を囲む4人のユーザが1つのマウスを操作する場合、各ユーザによるマウスの操作方向を変換して、ディスプレイに表示されるカーソルの位置を移動させる。
第3の従来技術として、特許文献3に記載される画像表示制御システムがある。この画像表示制御システムは、4人掛けの円卓あるいは6人掛けの四角いテーブルであって、表面に画像を表示する表示部が設けられている画像表示テーブルを備える。表示部は、タッチパネルであり、共有領域と座席に対応した専有領域とに分割されている。各専有領域に表示される画像は、共有許可の設定がされている専有領域との間でやりとりすることができる。
特開2010−176214号公報 特開2009−193472号公報 特開2005−352579号公報
しかしながら、第1の従来技術は、個々の文字等は4方向について正立するものであるが、文字間の位置関係は各方向から見ると異なったものとなっている。第2の従来技術は、マウスの操作方向を変換してディスプレイに表示されるカーソルを移動させるものであり、画像の表示方向を変えるものではない。第3の従来技術は、表示部が座席数に応じて予め分割されており、人数に応じて分割数を変化させることはできない。
本発明の目的は、簡単な操作で表示画面を分割し、共通の画像をそれぞれの分割領域に表示することができる表示装置および表示方法を提供することである。
本発明は、操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための表示画面が水平に設置される表示部と、
表示画面上に設けられ、表示画面内の位置を入力する入力部と、
前記入力部によって入力された位置に応じた処理を実行する制御部であって、
前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定し、
前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行し、
前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力部によって入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割し、表示画面に表示する表示画像を縮小し、縮小した縮小画像を、分割された各分割領域に表示する制御部と、を含み、
前記表示部の表示画面は、矩形であり、予め定める数の領域に分割され、
前記入力部は、直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置を入力し、
前記制御部は、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割することを特徴とする表示装置である。
また本発明は、前記制御部は、各分割領域内に表示される前記縮小画像の上側を、前記直線に接する側に配置させることを特徴とする。
また本発明は、前記入力部は、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面を分割することを指示するための第2の線の開始位置および終了位置をさらに入力し、
前記制御部は、第2の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域および第2の領域とは異なる第3の領域にあり、かつ第2の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域、第2の領域および第3の領域とは異なる第4の領域にあるとき、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面をさらに分割することを特徴とする。
また本発明は、前記第2の線の数は、予め定める最大数以下の数を取り得ることを特徴とする。
また本発明は、前記制御部は、第1の線の終了位置が前記入力部によって入力された後、予め定める時間内に前記入力部によって入力された位置を、第2の線の開始位置とすることを特徴とする。
また本発明は、前記入力部は、タブレットによって構成されることを特徴とする。
また本発明は、操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための、矩形であり、予め定める数の領域に分割された表示画面が水平に設置される表示部と、表示画面上に設けられる入力部とを含む表示装置で実行される表示方法であって、
入力部によって表示画面内の位置が入力される入力ステップと、
入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定する判定ステップと、
判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行するステップと、
判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力ステップで入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割する分割ステップと、
表示画面に表示する表示画像を縮小する縮小ステップと、
縮小ステップで縮小された縮小画像を、分割ステップで分割された各分割領域に表示する表示ステップとを含み、
前記分割ステップでは、入力ステップにおいて直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置が入力されると、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割することを特徴とする表示方法である。
本発明によれば、表示部は、操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための表示画面が水平に設置される。入力部は、表示画面上に設けられ、表示画面内の位置を入力する。制御部は、入力部によって入力された位置に応じた処理を実行する。制御部は、入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定し、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行し、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力部によって入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割し、表示画面に表示する表示画像を縮小し、縮小した縮小画像を、分割された各分割領域に表示する。したがって、ユーザは、表示画面内の位置を指示するだけの簡単な操作で表示画面を分割し、共通の画像をそれぞれの分割領域に表示することができる。
た、前記表示部の表示画面は、矩形であり、予め定める数の領域に分割される。前記入力部は、直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置を入力する。そして、前記制御部は、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割する。したがって、ユーザは、指示具で表示画面に線を引くだけで、表示画面を2分割することができる。
また本発明によれば、前記制御部は、各分割領域内に表示される前記縮小画像の上側を、前記直線に接する側に配置させる。したがって、表示装置は、対面して着座するそれぞれのユーザに対して、上下方向が見易い方向に調整された表示画像を表示することができる。
また本発明によれば、前記入力部は、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面を分割することを指示するための第2の線の開始位置および終了位置をさらに入力する。そして、前記制御部は、第2の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域および第2の領域とは異なる第3の領域にあり、かつ第2の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域、第2の領域および第3の領域とは異なる第4の領域にあるとき、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面をさらに分割する。したがって、ユーザは、表示画面を予め定める一辺の方向にも分割することができる。
また本発明によれば、前記第2の線の数は、予め定める最大数以下の数を取り得る。したがって、ユーザは、予め定める一辺の方向の分割数を1から予め定める数+1まで変化させることができ、人数に応じた分割を行うことができる。
また本発明によれば、前記制御部は、第1の線の終了位置が前記入力部によって入力された後、予め定める時間内に前記入力部によって入力された位置を、第2の線の開始位置とする。したがって、表示装置は、分割するために入力される位置以外の位置の入力による誤分割を低減することができる。
また本発明によれば、前記入力部は、タブレットによって構成される。したがって、メーカは、容易に入力部を形成することができる。
また本発明によれば、操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための、矩形であり、予め定める数の領域に分割された表示画面が水平に設置される表示部と、表示画面上に設けられる入力部とを含む表示装置で実行される表示方法で画像を表示するにあたって、入力ステップでは、入力部によって表示画面内の位置が入力される。判定ステップでは、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定する。予め定める処理を実行するステップでは、判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行する。分割ステップでは、判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力ステップで入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割する。そして、縮小ステップでは、表示画面に表示する表示画像を縮小する。表示ステップでは、縮小ステップで縮小された縮小画像を、分割ステップで分割された各分割領域に表示する。したがって、ユーザは、表示画面内の位置を指示するだけの簡単な操作で表示画面を分割し、共通の画像をそれぞれの分割領域に表示することができる。
また、分割ステップでは、入力ステップにおいて直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置が入力されると、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割する。したがって、ユーザは、指示具で表示画面に線を引くだけで、表示画面を2分割することができる。
本発明の一実施形態である表示装置1の構成を示すブロック図である。 画面の2分割を説明するための図である。 画面の4分割を説明するための図である。 画面を分割するためのタッチ操作とはしないタッチ操作を説明するための図である。 タッチ開始・終了位置の判定を説明するための図である。 タッチ操作判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 画面2分割処理の処理手順を示すフローチャートである。 画面4分割処理の処理手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態である表示装置1の構成を示すブロック図である。本発明に係る表示方法は、表示装置1で実行される。表示装置1は、中央処理装置(Central Processing Unit:以下「CPU」という)11、1次記憶装置12、2次記憶装置13、ディスプレイ14、表示データ処理部15、タッチパネル16、タッチパネルデータ処理部17および時計18を含んで構成される。
CPU11は、1次記憶装置12に記憶されるプログラムを実行することによって、ディスプレイ14、表示データ処理部15、タッチパネル16、タッチパネルデータ処理部17および時計18を制御する。CPU11は、分割部および制御部を構成する。
1次記憶装置12は、たとえばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:以下「RAM」という)などの半導体メモリによって構成される。1次記憶装置12は、CPU11で実行されるプログラム、およびCPU11がプログラムを実行するために必要な情報を記憶する。1次記憶装置12に記憶される情報は、CPU11によって書き込みおよび読み出しが行われる。1次記憶装置12は、たとえばディスプレイ表示情報121、タッチパネル入力座標122、操作パネル表示情報123、図形オブジェクト表示情報124、タッチ開始座標126およびタッチ終了時刻127などの情報を記憶する。
ディスプレイ表示情報121は、ディスプレイ14に表示するための表示画像を表す表示画像情報である。タッチパネル入力座標122は、タッチパネル16の領域のうち、入力可能な領域をXY座標で表す情報である。XY座標は、後述するディスプレイ14が有する表示画面内の位置を表す座標であり、たとえば、表示画面が矩形であり、表示画面の予め定める一辺を手前側とするとき、表示画面の左上を原点とし、右方向がX軸の正方向、かつ下方向がY軸の正方向である座標として表わされる。
操作パネル表示情報123は、ディスプレイ14に表示する操作パネルの画像を表す操作パネル画像情報、ならびに操作パネルを表示する座標および操作パネルの画像のサイズなどの情報を含む。図形オブジェクト表示情報124は、操作パネルを用いて描画された図形のオブジェクトの画像を表す図形オブジェクト画像情報、ならびに図形のオブジェクトを表示する座標および図形オブジェクトのサイズなどの情報を含む。
タッチ開始座標126およびタッチ終了時刻127は、1次記憶装置12に設けられる状態記憶領域125に記憶される。タッチ開始座標126は、一連のタッチ操作のうち最初のタッチ操作として、指示具が最初にタッチパネル16に触れた位置の座標である。タッチ操作とは、指示具がタッチパネル16に触れたまま表示画面の一辺側から対向する他辺側に移動する操作である。一連のタッチ操作とは、1つのタッチ操作から次のタッチ操作への時間が一定時間内に行われるとき、それらのタッチ操作のことをいう。タッチ終了時刻127は、最初のタッチ操作で指示具が終了位置でタッチパネル16から離れた時刻である。
2次記憶装置13は、たとえばハードディスク装置(Hard Disk Drive:以下「HDD」という)によって構成される。2次記憶装置13に記憶される情報は、CPU11によって書き込みおよび読み出しが行われる。2次記憶装置13は、CPU11で実行するためのソフトウエアプログラム(以下「ソフトウエア」という)131およびドライバプログラム(以下「ドライバ」という)132、ならびに継続タッチ判定時間133を記憶する。
2次記憶装置13に記憶されるソフトウエア131およびドライバ132は、表示装置1の電源が投入された後、2次記憶装置13から読み出され、読み出されたソフトウエア131およびドライバ132は、1次記憶装置12に記憶され、1次記憶装置12から読み出されて実行される。予め定める時間である継続タッチ判定時間133は、継続するタッチ操作であるか否かを判定するために時間である。継続するタッチ操作とは、一連のタッチ操作に含まれるタッチ操作である。
表示部であるディスプレイ14は、たとえば液晶ディスプレイによって構成される。ディスプレイ14は、矩形の表示画面(以下「画面」ともいう)を有し、表示画面が水平になるように設置される。ディスプレイ14は、表示データ処理部15から受け取る画像情報を画像として表示する。表示データ処理部15は、CPU11から受け取る画像情報をディスプレイ14の仕様に合うように変換し、変換した画像情報をディスプレイ14に送る。表示データ処理部15は、たとえば表示ドライバであり、CPU11によって実行される機能である。
入力部であるタッチパネル16は、たとえばタブレットによって構成され、タッチペンや指などの指示具がタッチパネル16に触れているか否かを検出する。そして、指示具がタッチパネル16に触れていることを検出したとき、指示具がタッチパネル16に触れている位置を検出し、検出した位置を表す位置情報を、タッチパネルデータ処理部17に送る。タッチパネル16は、ディスプレイ14の表示画面の上に重ねて実装される。タッチパネル16は、透明の部材によって構成され、ディスプレイ14に表示される画像を透過する。
タッチパネルデータ処理部17は、タッチパネル16から受け取る位置情報を、ディスプレイ14の表示画面の位置情報に変換し、変換した位置情報をCPU11に送る。タッチパネルデータ処理部17は、たとえばタッチパネルドライバであり、CPU11によって実行される機能である。
CPU11は、タッチパネルデータ処理部17から最初に知らされる位置情報が示す位置をタッチ開始位置とし、タッチパネルデータ処理部17から継続して知らされる位置情報が途切れたとき、最後に知らされていた位置情報が示す位置をタッチ終了位置とする。タッチ開始位置は、開始位置であり、タッチ終了位置は、終了位置である。
時計18は、時刻を計時するリアルタイムクロック(Real Time Clock:以下「RTC」という)によって構成される。時計18は、CPU11内に配置される。CPU11は、時計18を参照することによって、時刻を把握し、また時間を計測することができる。CPU11は、時計18を、一連のタッチ操作が終了したか否かを判定するための時間計測に用いる。
図2は、画面の2分割を説明するための図である。図2では、4人のユーザが、図2の上段および下段に、表示画面20を挟んで、2人ずつ対面している着座している。図2(a)は、分割前の表示画面20であり、図2(b)は、分割後の表示画面20である。4人のユーザのうち、予め定める一辺である辺25側に居る2人のユーザ2aが正方向のユーザであり、辺25に対向する他辺側に居る2人のユーザ2bが逆方向のユーザである。
図2(a)では、表示画面20は、辺25側から見て、画像22、たとえば「A」という文字の画像が、正しい方向で表示されている。正しい方向とは、ユーザから見て、画像の下側が手前にあり、画像の上側が奥側に配置される方向である。表示画面20の左端には、操作パネル21が表示されている。
たとえば1人のユーザ2aは、表示画面20を上下に分割するために、指示具、たとえば指3を、表示画面20の上下方向の中心付近の位置aでタッチパネル16に触れて、辺25に平行になるように、位置aから位置bまで移動し、位置bで指3をタッチパネル16から離す。位置aが、タッチ開始位置であり、位置bがタッチ終了位置である。位置aから位置bまでの線23は、第1の線である。
図2(b)では、表示画面20が辺25に平行な直線24によって、下表示領域20aおよび上表示領域20bの2つの領域に等分に2分割されている。下表示領域20aには、画像22が縮小された縮小画像22aおよび操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21aが表示されている。上表示領域20bには、画像22が縮小された縮小画像22bおよび操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21bが、上下左右が反転されて、つまり180度回転されて表示されている。
図3は、画面の4分割を説明するための図である。図3でも、図2(a)と同様に、4人のユーザが、図3の上段および下段に、表示画面20を挟んで、2人ずつ対面している着座している。図3(a)は、分割前の表示画面20であり、図3(b)は、分割後の表示画面20である。図3(a)には、図2(a)と同様に、画像22および操作パネル21が表示されている。
図3(a)では、図2(a)と同様に、たとえば1人のユーザ2aが、指3を位置aから位置bまで移動した後、続いて、表示画面20を左右に分割するために、指3を、表示画面20の左右方向の中心付近の位置cでタッチパネル16に触れて、辺25に直交する方向に、位置cから位置dまで移動し、位置dで指3をタッチパネル16から離す。位置cが、タッチ開始位置であり、位置dがタッチ終了位置である。位置cから位置dまでの線26は、第2の線である。
図3(b)では、表示画面20が、辺25に平行な直線24、および辺25に直交する直線27によって、左下表示領域20c、右下表示領域20d、左上表示領域20eおよび右上表示領域20fの4つの領域に等分に分割されている。左下表示領域20cには、画像22が縮小された縮小画像22c、および操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21cが表示され、同様に、右下表示領域20dには、画像22が縮小された縮小画像22d、および操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21dが表示されている。左上表示領域20eには、画像22が縮小された縮小画像22e、および操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21eが、上下左右が反転されて、つまり180度回転されて表示され、同様に、右上表示領域20fには、画像22が縮小された縮小画像22f、および操作パネル21が縮小された縮小操作パネル21fが、上下左右が反転されて、つまり180度回転されて表示されている。
図4は、画面を分割するためのタッチ操作とはしないタッチ操作を説明するための図である。図4(a)は、操作パネル21を表示する表示画面20であり、図4(b)は、図形オブジェクト31を表示する表示画面20である。
操作パネル21には、図形のオブジェクトを描画するためのツール、たとえばペンや消しゴムなどのボタンが表示される。ユーザは、指示具、たとえば指3で操作パネル21のいずれかのボタンに触れることによって、ツールを選択することができる。また、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17から、図4(a)に示すように、操作パネル21が表示されている位置に、指示具、たとえば指3が触れたことを知らされても、画面を分割するためのタッチ操作であるとは、判断しない。つまり、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17から知らされた位置情報が示す位置を、タッチ開始位置であるとは判断しない。
また、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17から、図4(b)に示すように、図形オブジェクト31が表示されている位置に、指示具、たとえば指3が触れたことを知らされても、画面を分割するためのタッチ操作であるとは、判断しない。つまり、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17から知らされた位置情報が示す位置を、タッチ開始位置であるとは判断しない。この場合、図形オブジェクト31の範囲は、点線で囲んだ領域32である。
図5は、タッチ開始・終了位置の判定を説明するための図である。CPU11は、画面を分割するためのタッチ開始位置およびタッチ終了位置を認識するために、表示画面20を9つの領域に分割する。具体的には、CPU11は、辺25を下側として、上下方向を上段、中段および下段に3等分するとともに、左右方向を左端、中央および右側に3等分する。以下、上段左側の領域を左上領域201、上段中央の領域を上中央領域202、上段右側の領域を右上領域203、中段左側の領域を左中央領域204、中段中央の領域を中央領域205、中段右側の領域を右中央領域206、下段左側の領域を左下領域207、下段中央の領域を下中央領域208、および下段右側の領域を右下領域209という。
9つの領域は、予め定める数の領域である。左中央領域204は、第1の領域であり、左中央領域204が、第1の領域であるとき、右中央領域206は、第2の領域であり、上中央領域202は、第3の領域であり、下中央領域208は、第4の領域である。また、右中央領域206は、第1の領域であり、右中央領域206が、第1の領域であるとき、左中央領域204は、第2の領域であり、下中央領域208は、第3の領域であり、上中央領域202は、第4の領域である。
表示画面20を上下の表示領域に分割する場合、タッチ開始位置が左中央領域204であり、かつタッチ終了位置が右中央領域206であるとき、CPU11は、上下に分割するタッチ操作であると判断する。また、辺25に対向する辺28側にいるユーザ2bが操作する場合も考慮して、タッチ開始位置が右中央領域206であり、かつタッチ終了位置が左中央領域204であるときも、CPU11は、上下に分割するタッチ操作であると判断する。
表示画面20を左右の表示領域に分割する場合、タッチ開始位置が上中央領域202であり、かつタッチ終了位置がした下中央領域208であるとき、CPU11は、左右に分割するタッチ操作であると判断する。また、辺25に対向する辺28側にいるユーザ2bが操作する場合も考慮して、タッチ開始位置が下中央領域208であり、かつタッチ終了位置が上中央領域202であるときも、CPU11は、左右に分割するタッチ操作であると判断する。
図6は、タッチ操作判定処理の処理手順を示すフローチャートである。表示装置1の電源が投入され、動作可能状態になると、あるいは操作パネル21に含まれるボタン、たとえば分割のない画面に戻すためのボタンに、指示具、たとえば指3で触れると、ステップA1に移る。
ステップA1では、CPU11は、表示画像を表示画面に表示する。このとき、表示画面は表示領域に分割されていない状態である。ステップA2では、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17からタッチ開始位置が知らされるまで待機し、タッチパネルデータ処理部17からタッチ開始位置が知らされると、タッチ開始位置を表すタッチ開始座標をタッチパネルデータ処理部17から取得する。
ステップA3では、CPU11は、タッチ開始位置が操作パネル21の上であるか否かを判定する。CPU11は、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、1次記憶装置12に記憶される操作パネル表示情報123が示す操作パネル21が表示される座標の位置にあるとき、タッチ開始位置が操作パネル21の上であると判定して、ステップA15に進む。CPU11は、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、1次記憶装置12に記憶される操作パネル表示情報123が示す操作パネル21が表示される座標の位置にないとき、タッチ開始位置が操作パネル21の上でないと判定して、ステップA4に進む。
ステップA4では、CPU11は、タッチ開始位置が図形オブジェクト31の上であるか否かを判定する。CPU11は、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、1次記憶装置12に記憶される図形オブジェクト表示情報124が示す図形オブジェクト31が表示される座標の位置にあるとき、タッチ開始位置が図形オブジェクト31の上であると判定して、ステップA16に進む。CPU11は、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、1次記憶装置12に記憶される図形オブジェクト表示情報124が示す図形オブジェクト31が表示される座標の位置にないとき、タッチ開始位置が図形オブジェクト31の上でないと判定して、ステップA5に進む。
ステップA5では、CPU11は、タッチ開始位置が表示画面20の左中央領域204または右中央領域206であるか否かを判定する。CPU11は、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の左中央領域204または右中央領域206であるとき、ステップA6に進み、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の左中央領域204または右中央領域206でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。
ステップA6では、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17からタッチ終了位置が知らされるまで待機し、タッチパネルデータ処理部17からタッチ終了位置が知らされると、タッチ終了位置を表すタッチ終了座標をタッチパネルデータ処理部17から取得する。
ステップA7では、CPU11は、タッチ終了位置が表示画面20の右中央領域206または左中央領域204であるか否かを判定する。具体的には、CPU11は、ステップA5で、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の左中央領域204であると判定した場合は、ステップA6で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の右中央領域206であるとき、ステップA8に進み、ステップA6で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の右中央領域206でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。また、CPU11は、ステップA5で、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の右中央領域206であると判定した場合は、ステップA6で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の左中央領域204であるとき、ステップA8に進み、ステップA6で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の左中央領域204でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。
ステップA8では、CPU11は、時計18から現在の時刻を、タッチ終了時刻として、取得し、取得したタッチ終了時刻をタッチ終了時刻127として、1次記憶装置12に記憶する。
ステップA9では、CPU11は、一定時間内にタッチが発生したか否かを判定する。具体的には、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17からタッチ開始位置が知らされるまで待機し、タッチパネルデータ処理部17からタッチ開始位置が知らされると、時計18から現在の時刻を取得し、取得した時刻から、1次記憶装置12に記憶したタッチ終了時刻127を減算した時間が、2次記憶装置13に記憶される継続タッチ判定時間133が示す時間内であるとき、一定時間内にタッチが発生したと判定し、ステップA10に進み、取得した時刻から、1次記憶装置12に記憶したタッチ終了時刻127を減算した時間が、2次記憶装置13に記憶される継続タッチ判定時間133が示す時間内でないとき、一定時間内にタッチが発生しなかったと判定し、ステップA17に進む。一定時間は、継続タッチ判定時間133が示す時間であり、たとえば1秒の時間である。ステップA10では、CPU11は、タッチ開始位置を表すタッチ開始座標をタッチパネルデータ処理部17から取得する。
ステップA11では、CPU11は、タッチ開始位置が表示画面20の上中央領域202または下中央領域208であるか否かを判定する。具体的には、CPU11は、ステップA5で、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の左中央領域204であると判定した場合は、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の上中央領域202であるとき、ステップA12に進み、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の上中央領域202でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。また、CPU11は、ステップA5で、ステップA2で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の右中央領域206であると判定した場合は、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の下中央領域208であるとき、ステップA12に進み、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の下中央領域208でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。
ステップA12では、CPU11は、タッチパネルデータ処理部17からタッチ終了位置が知らされるまで待機し、タッチパネルデータ処理部17からタッチ終了位置が知らされると、タッチ終了位置を表すタッチ終了座標をタッチパネルデータ処理部17から取得する。
ステップA13では、CPU11は、タッチ開始位置が表示画面20の下中央領域208または上中央領域202であるか否かを判定する。具体的には、CPU11は、ステップA11で、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の上中央領域202であると判定した場合、ステップA12で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の下中央領域208であるとき、ステップA14に進み、ステップA12で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の下中央領域208でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。また、CPU11は、ステップA11で、ステップA10で取得したタッチ開始座標が示すタッチ開始位置が、表示画面20の下中央領域208であると判定した場合、ステップA12で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の上中央領域202であるとき、ステップA14に進み、ステップA12で取得したタッチ終了座標が示すタッチ終了位置が、表示画面20の上中央領域202でないとき、タッチ操作判定処理を終了する。
ステップA14では、CPU11は、後述する画面4分割処理を実行して、タッチ操作判定処理を終了する。ステップA15では、CPU11は、操作パネル処理を実行して、タッチ操作判定処理を終了する。操作パネル処理は、操作パネル21に示されるボタンに応じた処理を実行する従来技術による処理であり、詳細な説明は省略する。ステップA16では、CPU11は、図形オブジェクト処理を実行して、タッチ操作判定処理を終了する。図形オブジェクト処理は、図形オブジェクト31を描画する従来技術による処理であり、詳細な説明は省略する。ステップA17では、CPU11は、後述する画面2分割処理を実行して、タッチ操作判定処理を終了する。図6に示したステップA2〜ステップA13は、入力ステップである。
図7は、画面2分割処理の処理手順を示すフローチャートである。図6に示したステップA17が実行されると、ステップB1に移る。
ステップB1では、CPU11は、表示画面20を上下の表示領域に分割する。具体的には、CPU11は、表示画面20を直線24によって上下に2等分し、図2(b)に示した下表示領域20aおよび上表示領域20bのように、2つの表示領域に分割する。
ステップB2では、CPU11は、表示画像を、縦横比を保持したまま、分割した表示領域に収まるように縮小する。たとえば、CPU11は、縦横をいずれも2分の1に縮小する。ステップB3では、CPU11は、ステップB2で縮小した表示画像を180度回転する。縮小した表示画像は、縮小画像である。
ステップB4では、CPU11は、ステップB2で縮小した表示画像、つまり180度回転されていない縮小した表示画像を下の表示領域に、ステップB3で回転した表示画像、つまり180度回転された縮小した表示画像を上の表示領域に、それぞれ表示して、画面2分割処理を終了する。具体的には、CPU11は、ステップB2で縮小した表示画像を下表示領域20aの中央に配置し、かつステップB3で回転した表示画像を上表示領域20bの中央に配置するように合成し、合成した合成画像を、表示データ処理部15に送り、ディスプレイ14に表示させる。
図8は、画面4分割処理の処理手順を示すフローチャートである。図6に示したステップA14が実行されると、ステップC1に移る。
ステップC1では、CPU11は、表示画面20を上下左右の表示領域に分割する。具体的には、CPU11は、表示画面20を直線24によって上下に2等分し、かつ直線27によって左右に2等分し、図3(b)に示した左下表示領域20c、右下表示領域20d、左上表示領域20eおよび右上表示領域20fのように、4つの表示領域に分割する。
ステップC2では、CPU11は、表示画像を、縦横比を保持したまま、分割した表示領域に収まるように縮小する。たとえば、CPU11は、縦横をいずれも2分の1に縮小する。ステップC3では、CPU11は、ステップC2で縮小した表示画像を180度回転する。
ステップC4では、CPU11は、ステップC2で縮小した表示画像、つまり180度回転されていない縮小した表示画像を下の2つの表示領域に、ステップC3で回転した表示画像、つまり180度回転された縮小した表示画像を上の2つの表示領域に、それぞれ表示して、画面4分割処理を終了する。具体的には、CPU11は、ステップC2で縮小した表示画像を、左下表示領域20cの中央および右下表示領域20dの中央に配置し、かつステップC3で回転した表示画像を、左上表示領域20eの中央および右上表示領域20fの中央に配置するように合成し、合成した合成画像を、表示データ処理部15に送り、ディスプレイ14に表示させる。図7に示したステップB1または図8に示したステップC1は、分割ステップである。図7に示したステップB2または図8に示したステップC2は、縮小ステップである。図7に示したステップB4または図8に示したステップC4は、表示ステップである。
上述した実施形態では、画面を2分割または4分割したが、6分割以上、たとえば6分割あるいは8分割に分割することも可能である。具体的には、たとえば6分割の場合、ユーザは、左右方向に1回、および上下方向に2回、表示画面20を分割するタッチ操作を行う。CPU11は、表示画面20を、上下に2分割し、さらに左右に3分割して、6つの表示領域に分割する。タッチ開始・終了位置の判定するための領域は、上下方向を3つに等分し、かつ左右方向を5つに等分し、15の領域に分割する必要がある。また、表示画像の縮小は、3分の1に縮小する。したがって、第2の線の数は、予め定める最大数、たとえば3以下の数、たとえば0,1,2,3などの数にすることができる。
このように、ディスプレイ14は、画像を表示するための表示画面20が水平に設置される。タッチパネル16は、表示画面20上に設けられ、表示画面20内の位置を入力する。CPU11は、タッチパネル16によって入力された位置に応じて表示画面20を分割領域に分割し、表示画面20に表示する表示画像を縮小し、縮小した縮小画像を、分割された各分割領域に表示する。したがって、ユーザは、表示画面20内の位置を指示するだけの簡単な操作で表示画面20を分割し、共通の画像をそれぞれの分割領域に表示することができる。
さらに、ディスプレイ14の表示画面20は、矩形であり、予め定める数の領域、たとえば9つの領域に分割される。タッチパネル16は、表示画面20の予め定める一辺、たとえば辺25と平行な直線で表示画面20を分割することを指示するための第1の線、たとえば線23のタッチ開始位置およびタッチ終了位置を入力する。そして、CPU11は、第1の線のタッチ開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域、たとえば左中央領域204にあり、かつ第1の線のタッチ終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域、たとえば右中央領域206にあるとき、前記予め定める一辺と平行な直線、たとえば直線24で表示画面20を分割する。したがって、ユーザは、指示具で表示画面20に線を引くだけで、表示画面20を2分割することができる。
さらに、CPU11は、各分割領域内に表示される前記縮小画像の上側を、前記直線に接する側に配置させる。したがって、表示装置1は、対面して着座するそれぞれのユーザに対して、上下方向が見易い方向に調整された表示画像を表示することができる。
さらに、タッチパネル16は、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面20を分割することを指示するための第2の線、たとえば線26のタッチ開始位置およびタッチ終了位置をさらに入力する。そして、CPU11は、第2の線のタッチ開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域および第2の領域とは異なる第3の領域、たとえば上中央領域202にあり、かつ第2の線のタッチ終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域、第2の領域および第3の領域とは異なる第4の領域、たとえば下中央領域208にあるとき、前記予め定める一辺に直交する直線、たとえば直線27で表示画面20をさらに分割する。したがって、ユーザは、表示画面20を予め定める一辺の方向にも分割することができる。
さらに、前記第2の線の数は、予め定める最大数、たとえば3以下の数を取り得る。したがって、ユーザは、予め定める一辺の方向の分割数を1から予め定める数+1まで変化させることができ、人数に応じた分割を行うことができる。
さらに、CPU11は、第1の線のタッチ終了位置がタッチパネル16によって入力された後、継続タッチ判定時間133内にタッチパネル16によって入力されたタッチ位置を、第2の線のタッチ開始位置とする。したがって、表示装置1は、分割するために入力される位置以外の位置の入力による誤分割を低減することができる。
さらに、タッチパネル16は、タブレットによって構成される。したがって、メーカは、容易にタッチパネル16を形成することができる。
さらに、画像を表示するための表示画面20が水平に設置されるディスプレイ14と、表示画面上に設けられるタッチパネル16とを含む表示装置1で実行される表示方法で画像を表示するにあたって、図6に示したステップA2〜ステップA13では、タッチパネル16によって表示画面20内の位置が入力される。図7に示したステップB1または図8に示したステップC1では、図6に示したステップA2〜ステップA13で入力された位置に応じて表示画面20を分割領域に分割する。図7に示したステップB2または図8に示したステップC2では、表示画面20に表示する表示画像を縮小する。そして、図7に示したステップB4または図8に示したステップC4では、図7に示したステップB2または図8に示したステップC2で縮小された縮小画像を、図7に示したステップB1または図8に示したステップC1で分割された各分割領域に表示する。したがって、ユーザは、表示画面20内の位置を指示するだけの簡単な操作で表示画面20を分割し、共通の画像をそれぞれの分割領域に表示することができる。
1 表示装置
2 ユーザ
3 指示具
11 CPU
12 1次記憶装置
13 2次記憶装置
14 ディスプレイ
15 表示データ処理部
16 タッチパネル
17 タッチパネルデータ処理部
18 時計

Claims (7)

  1. 操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための表示画面が水平に設置される表示部と、
    表示画面上に設けられ、表示画面内の位置を入力する入力部と、
    前記入力部によって入力された位置に応じた処理を実行する制御部であって、
    前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定し、
    前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行し、
    前記入力部によって入力された位置が、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力部によって入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割し、表示画面に表示する表示画像を縮小し、縮小した縮小画像を、分割された各分割領域に表示する制御部と、を含み、
    前記表示部の表示画面は、矩形であり、予め定める数の領域に分割され、
    前記入力部は、直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置を入力し、
    前記制御部は、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割することを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、各分割領域内に表示される前記縮小画像の上側を、前記直線に接する側に配置させることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記入力部は、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面を分割することを指示するための第2の線の開始位置および終了位置をさらに入力し、
    前記制御部は、第2の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域および第2の領域とは異なる第3の領域にあり、かつ第2の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域、第2の領域および第3の領域とは異なる第4の領域にあるとき、前記予め定める一辺に直交する直線で表示画面をさらに分割することを特徴とする請求項またはに記載の表示装置。
  4. 前記第2の線の数は、予め定める最大数以下の数を取り得ることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記制御部は、第1の線の終了位置が前記入力部によって入力された後、予め定める時間内に前記入力部によって入力された位置を、第2の線の開始位置とすることを特徴とする請求項またはに記載の表示装置。
  6. 前記入力部は、タブレットによって構成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の表示装置。
  7. 操作パネルと該操作パネルを用いて描画される図形オブジェクトとを含む画像を表示するための、矩形であり、予め定める数の領域に分割された表示画面が水平に設置される表示部と、表示画面上に設けられる入力部とを含む表示装置で実行される表示方法であって、
    入力部によって表示画面内の位置が入力される入力ステップと、
    入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上であるか否か、および前記図形オブジェクト上であるか否かを判定する判定ステップと、
    判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上である、または前記図形オブジェクト上であると判定した場合には、図形オブジェクトを描画する予め定める処理を実行するステップと、
    判定ステップで、入力ステップで入力された位置が、前記操作パネル上ではなく、かつ前記図形オブジェクト上ではないと判定した場合には、入力ステップで入力された位置に応じて表示画面を分割領域に分割する分割ステップと、
    表示画面に表示する表示画像を縮小する縮小ステップと、
    縮小ステップで縮小された縮小画像を、分割ステップで分割された各分割領域に表示する表示ステップとを含み、
    前記分割ステップでは、入力ステップにおいて直線で表示画面を分割することを指示するための第1の線の開始位置および終了位置が入力されると、第1の線の開始位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である第1の領域にあり、かつ第1の線の終了位置が前記予め定める数の領域のうちの1つの領域である、第1の領域とは異なる第2の領域にあるとき、直線で表示画面を分割することを特徴とする表示方法。
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