JP5950378B1 - 永久磁石回転機構およびこの永久磁石回転機構を備えた永久磁石発電装置 - Google Patents

永久磁石回転機構およびこの永久磁石回転機構を備えた永久磁石発電装置 Download PDF

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Abstract

発電用などの永久磁石回転機構において、回転出力の安定化とともに、製作・調整の容易化を図る。中央磁石筒5aと、その周りに配設された複数の外側磁石筒7a〜9aとが磁気的結合により連動回転し、中央磁石筒5aの回転力で発電機を駆動する永久磁石回転機構において、中央磁石筒5aはN極またはS極の同一磁極に設定された第1の外周面を備え、外側磁石筒7a〜9aはそれぞれ第1の外周面と同じ磁極の同一磁極に設定された第2の外周面を備えた。

Description

本発明は、それぞれ外周面が同一磁極に設定された複数の永久磁石部の間に作用する磁気結合力に基づいて当該永久磁石部を回転させるようにした永久磁石回転機構、およびこの永久磁石回転機構を用いたクリーンエネルギー発生源としての永久磁石発電装置に関する。
本発明の永久磁石回転機構は、構造が簡単で、その回転を動力として小型の発電機などに応用が可能であり、送電トラブルなどの送電停止時における発電や、送電が困難な山奥や離島などでの発電などにおいて用いることができる。
なお、本発明の永久磁石回転機構は、発電機駆動用途に限定されるものではなく、公園や遊園地で使用される遊具,扇風機などの電気機器,自転車などの乗物やその他の輸送手段,ミキサーや液送ポンプなどの産業機械器具,その他の各種回転駆動対象物に適用可能である。ただ、以下の記載では、説明の便宜上、クリーンエネルギー発生源として作用する「発電機」への適用を前提とする。
また、図1の左斜め下側や図2〜図6の手前側を「前」、それと反対の側を「後」とそれぞれ記し、図1の左斜め上側や図2〜図6の左側を「左」、それと反対の側を「右」とそれぞれ記す。
従来、一般家庭用の電力原として使用される小型の発電機(3KW〜5KW)としては、ガソリンや軽油などを燃料とするレシプロエンジンやガスタービンエンジンを動力として用いたものが利用されている。
また、このような小型の発電機に適する永久磁石を利用した動力発生機構として、回転可能なかたちで設けられ、外周に沿って複数の磁極を備えた中央円板と、当該中央円板の周囲に回転可能なかたちで複数設けられ、同様に外周に沿って複数の磁極を備えた外側円板と、を有するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平9−47050号公報
このように、従来のレシプロエンジンやガスタービンエンジンを動力として用いた発電機では、使用する電力量に応じた燃料の貯蔵が必要であった。
また、従来の発電機用の永久磁石を利用した動力発生機構では、各磁石ユニット(円板)について、その外周にN極/S極が交互に設けているので、所定の形状で作成・着磁した永久磁石をN極/S極を反転させた最低2種以上の複数種類用意する必要がある、という問題点があった。
また、外周に異なる磁極を交互に配置した磁石ユニットは、周方向に磁力線の大きな変化があるため、必ず回転の脈動(コギング)が発生し、当該脈動による角速度の変化は、軸受や伝動ベルトなどでエネルギーの損失となって回転が止まりやすい、という問題点があった。
また、各磁石ユニット同士の回転位相を正確に同期させる歯車や歯付ベルトなどの機械的な構成や、製造時にその回転位相を合わせて調整する手間が必要であった。
そこで、本発明では、レシプロエンジンやガスタービンエンジンなどの複雑な構造の動力源を使用せず、またその燃料を不要とすることで、ローコスト化を図ることを目的とする。
また、各磁石ユニット(磁石筒)の外周をN極またはS極いずれか一方の同一磁極を備えた周方向の磁力線が略均一な磁石ユニットとすることで、当該磁石ユニットが回転するときの脈動(コギング)を低減して、回転出力の安定化を図ることを目的とする。
また、各磁石ユニットに使用する永久磁石それぞれの磁極の設定方向を共通化して製作・調整の容易化を図ることを目的とする。
また、各磁石ユニット同士の回転位相を正確に同期させることを不要として、製作・調整の容易化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)初期駆動対象の第1の永久磁石部(例えば後述の中央磁石筒5a,5c,5d,外側磁石筒26a〜29a)と、初期駆動対象外の第2の永久磁石部(例えば後述の中央磁石筒25a,外側磁石筒7a〜9a,7c〜9c,7d〜9d)とが磁気的結合により逆方向に連動回転する永久磁石回転機構において、
前記第1の永久磁石部は、
第1の回転中心軸(例えば後述の中央軸5,外側軸26〜29)と、
N極またはS極の同一磁極に設定された第1の外周面と、を備え、
前記第2の永久磁石部はそれぞれ、
前記第1の回転中心軸と平行な第2の回転中心軸(例えば後述の外側軸7〜9,中央軸25)と、
前記同一磁極に設定された第2の外周面と、を備えている、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
一つの前記第1の永久磁石部(例えば後述の中央磁石筒5a,5c,5d)の周囲に、複数の前記第2の永久磁石部(例えば外側磁石筒7a〜9a,7c〜9c,7d〜9d)を配設した、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(2)において、
複数の前記第2の永久磁石部は、
互いに連結されて同期回転する、
構成態様のものを用いる。
(4)上記(1)において、
一つの前記第2の永久磁石部(例えば後述の中央磁石筒25a)の周囲に、複数の前記第1の永久磁石部(例えば外側磁石筒26a〜29a)を配設した、
構成態様のものを用いる。
(5)上記(4)において、
複数の前記第1の永久磁石部は、
互いに連結されて同期回転する、
構成態様のものを用いる。
(6)上記(1)〜(5)において、
前記第1の永久磁石部および前記第2の永久磁石部は、
それぞれ円筒状部(例えば後述の中央磁石筒5a,25a,外側磁石筒7a〜9a,26a〜29a)である、
構成態様のものを用いる。
(7)上記(1)〜(5)において、
前記第1の外周面および前記第2の外周面は、
それぞれの周方向に、複数の平板状永久磁石が同じ傾き角度で並置された周面(例えば後述の中央磁石筒5c,外側磁石筒7c〜9cの周面)である、
構成態様のものを用いる。
(8)上記(1)〜(5)において、
前記第1の永久磁石部および前記第2の永久磁石部は、
それぞれの外周面が、同じ傾き角度の周方向斜面(例えば後述の周方向斜面5f)と、当該周方向斜面の外端側から筒中心部にいたる方向の垂直面(例えば後述の垂直面5g)とを交互に有する筒状部(例えば後述の中央磁石筒5d,外側磁石筒7d〜9d)であって、
前記周方向斜面の外端を通る外周円の接線方向に、前記垂直面に続く鉤状部(例えば後述の鉤状部5h)が当該外端から突出し、
前記鉤状部の外周側面は、前記外周円に沿った円弧面である、
構成態様のものを用いる。
また、永久磁石発電装置として、
上記(1)〜(8)のいずれかに記載の永久磁石回転機構と、
前記永久磁石回転機構の回転力で駆動される発電機と、を備えた、
構成態様のものを用いる。
このような構成からなる永久磁石回転機構、および当該永久磁石回転機構を備えたクリーンエネルギー発生源としての永久磁石発電装置を本発明の対象としている。
本発明は以上の課題解決手段により、
(11)脈動(コギング)によるロスを低減できる、
(12)永久磁石の形状や磁極の方向を単一化して製作・調整の手間を減らすことができる、
(13)回転位相調整などの製作・調整の手間を減らすことができる、
などの効果を奏している。
永久磁石発電装置の全体構成を示す説明図である。 図1の永久磁石発電装置の要部である永久磁石回転機構などの正面を示す説明図である。 図1の永久磁石発電装置の電気系統の構成を示すブロック図である。 磁石筒のバリエーションを示す説明図である。 磁石筒のバリエーションを示す説明図である。 永久磁石回転機構のバリエーションを示す説明図である。
図1〜図6を用いて本発明を実施するための形態を説明する。
これらの図においてアルファベット付き参照番号が示す構成要素(例えばスリット部3a)は原則として、アルファベットなしの参照番号の構成要素(例えば前側軸固定板3)の一部であることを示す。
図1〜図6において、
1は、永久磁石発電装置,
2は、筐体フレーム,
3は、筐体フレーム1の上部空間の左右方向に起立する態様で設けられた前側軸固定板,
3aは、前側軸固定板3の上端および左右端から中央に向けてそれぞれ切り込まれたスリットと、当該スリットを挟んでその近傍に略同一長かつ平行な態様で設けられた2つ長穴とからなる三箇所のスリット部,
4は、筐体フレーム1の上部空間の左右方向に起立する態様で、前側軸固定板3と平行に設けられた後側軸固定板,
4aは、後側軸固定板4に、スリット部3aと同様の態様で設けられた三箇所のスリット部,
5は、初期駆動時に後述のモータ15で駆動され、起動時に永久磁石回転機構の出力軸となって後述の発電機17を駆動する中央軸,
5aは、中央軸5の軸方向略中央に固定され、外周部に筒状に組み合わされた永久磁石を備え、外周面をN極に設定した中央磁石筒,
5bは、中央軸5の前端部に固定され中央軸プーリ,
5cは、中央軸5の軸方向略中央に固定され、外周面側がN極となるように外周部に等間隔で筒状に並べられた複数の永久磁石片を備える中央磁石筒(図4のみ),
5dは、中央軸5の軸方向略中央に固定され、外周部が鋸歯状に形成され、外周面側をN極に設定した中央磁石筒(図5のみ),
5eは、八箇所の鋸歯状凸部(図5のみ),
5fは、中央磁石筒5dの外周面に、同じ傾き角度で設けられた周方向傾面(図5のみ),
5gは、周方向傾面5eの外端側から中央磁石筒5dの中心にいたる方向で設けられた垂直面(図5のみ),
5hは、垂直面5fの外端側の一部が突出する態様で設けられた鉤状部(図5のみ),
5jは、中央磁石筒5dの外周部に設けられた八か所のくぼみ部(図5のみ),
6は、中央軸プーリ5bと後述のモータプーリ15aとの間に掛け渡され、起動時に中央軸5を駆動するための中央軸駆動ベルト,
7〜9は、中央軸5の周りに配設された三本の外側軸,
7a〜9aは、外側軸7〜9の軸方向略中央に固定され、外周部に筒状に組み合わされた永久磁石を備え、外周面をN極に設定した外側磁石筒,
7b〜9bは、外側軸7〜9の後端部にそれぞれ設けられた外側軸連動プーリ,
7c〜9cは、外側軸7〜9の軸方向略中央に固定され、外周面側がN極となるように外周部に等間隔で筒状に並べられた複数の永久磁石片を備える外側磁石筒(図4のみ),
7d〜9dは、外側軸7〜9の軸方向略中央に固定され、外周部に八箇所の鋸歯状凸部を有し、外周面側をN極に設定した外側磁石筒(図5のみ),
10〜12は、外側軸連動プーリ〜同士の間のそれぞれに掛け渡されて、外側軸7〜9を連動するための外側軸連動ベルト,
13は、前側軸固定板3および後側軸固定板4にそれぞれ固定され、中央軸5の前後両端を支持し、当該中央軸の右回転(時計回り回転)のみを許容するワンウェイクラッチを備えた一対の固定軸受,
14は、前側軸固定板3および後側軸固定板4にそれぞれ固定され、外側軸7〜9の左回転(反時計回り回転)のみを許容するワンウェイクラッチを備え、当該外側軸の前後両端を支持する三対の可動軸受,
15は、前側軸固定板3に固定された減速ギヤボックス付きのモータ,
15aは、モータ15の出力軸に固定され、当該出力軸の右回転のみを受けるためのワンウェイクラッチと、中央軸駆動ベルト6用の案内部と、後述の発電機駆動補助ベルト19用の案内部とを備えたモータプーリ,
16は、モータ15の回転を制御するモータ制御回路,
17は、永久磁石回転機構の回転出力を電気に変換する発電機,
17aは、発電機17の入力軸に固定された、発電機プーリ,
18は、中央軸プーリ5bと発電機プーリ17aとの間に掛け渡されて、運転状態の時に発電機の入力軸を駆動するための発電機駆動ベルト,
19は、モータプーリ15aと発電機プーリ17aとの間に掛け渡されて、起動時に発電機の入力軸を駆動するための発電機駆動補助ベルト,
20は、発電制御回路,
20aは、発電機17からの電力を安定化し、後述のバッテリ21への充電を制御する充電制御部,
20bは、後述のバッテリ21からの電力の取り出しを制御する放電制御部,
20cは、ブレーキ信号の入力に応じて発電機17の出力をショートすることで、発電機の回転を抑制するブレーキ制御部,
21は、充電可能なバッテリ,
22は、バッテリ出力をAC100Vに変換する交流変換回路,
22aは、DC−ACインバータ,
22bは、電気を利用する外部機器を取付けるためのACソケット,
23は、起動・停止の手順を実行する運転制御回路,
23aは、起動時に一定時間モータ15を駆動状態に設定する起動タイマ部(モータ用),
23bは、停止時に一定時間ブレーキ信号をブレーキ制御部20cに出力する停止タイマ部(ブレーキ用),
24は、利用者が運転・停止を指示するための操作部,
24aは、運転状態と停止状態とを選択する作動スイッチ,
24bは、作動スイッチ24aの選択状態を示す作動表示ランプ,
D1は、中央磁石筒5aと外側磁石筒7a〜9aとの隙間,
D2は、中央磁石筒5cの磁石片と外側磁石筒7c〜9cの磁石片との最小隙間
をそれぞれ示している。
中央軸5,外側軸7〜9および外側軸連動ベルト10〜12によって永久磁石回転機構を構成している。
以上の発電機構の各構成要素は金属製(例えばアルミニウム,鉄,チタンなど),合成樹脂製のものである。
また、中央磁石筒5a,5c,5d,外側磁石筒7a〜9a,7c〜9c,7d〜9dに用いられる永久磁石の材質は既存のものを用いる。例えば信越化学工業株式会社製のレア・アースマグネットである信越ネオジウム磁石Nシリーズや信越サマリウム磁石Rシリーズなどである。
中央磁石筒5aおよび外側磁石筒7a〜9aは、曲板状の永久磁石を四個組み合わせて接着して筒状とし、その筒状両端に中央軸5,外側軸7〜9への取付け用のカバーキャップを接着・ねじ止めしたものである。当該カバーキャップは筒状となった磁石の内外の磁極を短絡しないように非磁性のステンレス製(オーステナイト系)またはアルミニウム製のものである。
前記のように永久磁石を四個組み合わせて接着し円筒形状にしているのは、磁石素材の表裏を異なる磁極とすることで、各磁極からの磁力線が最大限広がる態様となって、強く安定した着磁が容易になるためである。その反面、反発力に抗して着磁した磁石を筒状に固定する必要がある。強く安定した着磁が可能であれば、磁石素材をあらかじめ円筒形状に形成し、この形状のまま外周と内周とを異なる磁極に着磁するための着磁治具を利用すれば、反発力に抗して四個の磁石を筒状に固定する必要はない。
モータ15およびこれを制御するモータ制御回路16は、オリエンタルモーター株式会社製のギヤヘッド付きブラシレスモータユニットBLV640K200S−3を採用している。
モータ制御回路16は、回転・停止などの制御信号の入力に従ってモータ15の回転を制御する。
発電機17は、発電状態の安定化のために、脈動(コギング)トルクの少ないコアレス構造のものを選択し、軽量化も重視して、風力発電に使用される株式会社スカイ電子製のSKY−HR200を採用している。
発電制御回路20は、風力発電の制御に用いられるエフテック株式会社製のF0345−24(適合バッテリ電圧24V用)を採用している。
発電制御回路20は、下記の機能を有している。
(21)発電機17の出力を安定化してバッテリ21に充電する。
(22)バッテリ21の過充電や過放電を防止する。
(23)ブレーキ制御部20cは、本来、風力発電し使用されるとき、強風時やバッテリの機能が失われた時に発電機の出力を短絡して発電機(風車)の過回転を防止するものである。本件の実施例では、永久磁石回転機構を止めるときこの出力短絡機能を用いている。
バッテリ21は、イーグルピッチャーテクノロジーズ社製の電圧12Vのディープサイクル鉛蓄電池CF−12V38DCを採用し、これを二つ直列に接続したものをさらに二組並列接続して、使用電圧を24Vとしている。
バッテリ21は、起動時にモータ15を回転させるため、あらかじめ充電されている必要がある。なお、未使用の鉛蓄電池は使用開始時に十分に充電状態となるので、初めての起動時のための充電作業は一般的に不要である。
バッテリ21にモータ15を回転させるための十分な電力が保持されていないときは、バッテリ21を別途用意した充電器で充電してから永久磁石回転機構を起動するほかに、モータ15を外部電源で駆動して起動する方法や、中央軸5・発電機17を外部動力(例えば電動工具や手動治具)で回転させて起動する方法を用いるようにしてもよい。
外側軸連動ベルト10〜12は、伸張しやすい丸ベルトを使用している。
これは、外側軸7〜9は、厳密な回転位相の連動が不要で、多少のスリップがあっても問題ないこと、外側軸7〜9はスリット部3a,4aに固定されるため軸間距離に誤差が大きいこと、また、中央軸5があるために、これを囲むかたちで設けられた外側軸7〜9同士の軸間距離を短くすることが困難で、丸ベルトであれば当該軸間を固定したままベルト自体の弾性に抗して伸ばして外側軸連動プーリ7b〜9bに設定できること、などのためである。
なお、外側軸7〜9は、モータ15や発電機17に接続されていないので、運転状態の中央軸5による作用がない状態では自由に左回転できる。
発電機駆動ベルト18は、中央軸5と発電機17との軸間が固定であることや負荷が大きいことから、同サイズのVベルトを2つ並べて掛け渡した二重ベルトを採用している。
中央軸駆動ベルト6および発電機駆動補助ベルト19は、スリップロスをなくすため、歯付ベルトを使用している。組み付けるときには、固定しているボルトを緩めてモータ15を移動し、モータプーリ15aを中央軸プーリ5bと発電機プーリ17aの間に近づけて軸間距離を小さくしてから、中央軸駆動ベルト6および発電機駆動補助ベルト19を取り付ける。
交流変換回路22は、自動車のバッテリ出力を変換して交流100Vを電源とする電気機器を利用するために用いられる市販のDC−ACインバータを使用している。
図示の実施形態における永久磁石回転機構およびこれを用いた永久磁石発電装置の基本的特徴は、
(31)中央磁石筒およびこれを囲む複数の外側磁石筒それぞれ(各回転筒)の外周面磁極がN極またはS極の単一磁極である、
ことである。
上記(31)の基本的特徴により、
脈動(コギング)が生じにくく安定化を図れ、また、製作・調整が容易なのでコストダウン化が図れる。
図1は外側のカバー(図示せず)を外した状態の永久磁石発電装置の全体を示している。通常の使用時においては、感電事故や動作する機械部品への巻き込み事故などを防止するために、天面および周囲の各面に板状のカバーを取り付けて、中の機構に触れることができないようにする。
筐体フレーム2の上部側には永久磁石回転機構(中央軸5,外側軸7〜9,モータ15,発電機17など)が設けられ、下部側にはモータ15や発電機17の各種制御機構(20,22〜24)とバッテリ21が設けられている。
中央軸5,外側軸7〜9は相互に平行となるように固定されている。中央軸5の中央磁石筒5aと各外側軸の外側磁石筒7a〜9aとの隙間D1は5mm〜20mmとなるように設定さている。
中央軸5,外側軸7〜9には相互に強い反発力が働くため、接近させた状態を保持しながらこれらを前側軸固定板3,後側軸固定板4に固定するのは困難である。そのため、固定はスリット部3a,4aを用いて以下のとおりにおこなう。
(41)中央軸5を前側軸固定板3、後側軸固定板4に固定軸受13を介して固定する。
(42)外側軸7〜9を前側軸固定板3、後側軸固定板4のスリット部3a,4aに可動軸受14を介して仮固定する。
(43)中央軸5に外側軸7〜9を近づけて、隙間D1が所定の距離になったら、各可動軸受14を固定する。
作動表示ランプ24bには消費電力の少ないLEDが採用されており、作動スイッチ24aの「入」状態に連動して点灯する。
停止状態から運転状態にして発電を開始するために、作動スイッチ24aを「入」にすると、起動タイマ部23aが作動し、以下の動作を順次実行する。
(51)モータ制御回路16に電源を供給する。
(52)モータ制御回路16にモータの回転開始を指示する。これによりモータ15の軸が右回転し、モータプーリ15aのワンウェイクラッチが接続状態となって、中央軸5および発電機17も同時に右回転する。回転する中央軸に設けられた中央磁石筒の外周表面からの磁力線は対向する外側磁筒の外周表面を同じ接線方向に誘導するため、各外側軸は、中央軸の回転方向とは逆に左回転する。
(53)一定時間(約5〜10秒)後、モータ制御回路16にモータ15の回転停止を指示する。このときモータプーリ15aのワンウェイクラッチが切断され、モータプーリ15aは回転したまま、モータ15の出力軸のみが回転を停止する。中央軸5は外側軸7〜9と協働して回転を継続し、発電機17を回転させる(運転状態)。
(54)モータ制御回路16への電源を遮断する。
なお、モータ制御回路16への電源を遮断するのは、無駄な電力を消費させないためである。
発電を停止するために、作動スイッチ24aを「切」にすると、停止タイマ部23bが作動し、以下の動作を順次実行する。
(61)ブレーキ信号をONにする。このとき発電機17がブレーキをかけるかたちで、中央軸5と発電機17の回転が停止する。それと同時に各外側軸7〜9も回転を停止する(停止状態)。
(62)一定時間(約1〜2秒)後、ブレーキ信号をOFFにする。
通常、燃料などを消費しないので停止する必要はないが、搬送時のベアリング類の保護や、バッテリやベルトの交換などのメンテナンス作業・点検作業などの安全性確保のために停止させる機能を設けている。
図4(b)は、外周が永久磁石で連続した態様の中央磁石筒5aや外側磁石筒7a〜9aに代えて、複数の平板状永久磁石片を外周面の周方向に同じ角度で等間隔に並べて固定した、中央磁石筒5cや外側磁石筒7c〜9cを用いたバリエーション例を示している。
この各永久磁石片は、磁石筒の外周側となる面がN極に、中心軸側となる面がS極になるように着磁され、磁石筒の外周側に寄せて配置して磁力を有効に利用するために、外周面側の端部は磁石筒の外周面に合わせて斜めに形成されている。
これらの永久磁石片を、接着剤やねじ止めによって鋸歯外周形状の円筒基部に八個固定して一つの磁石筒としている。
磁石筒の隙間に相当する、中央磁石筒5cの磁石片と外側磁石筒7c〜9cの磁石片との最小隙間D2は3mm〜5mmである。
図5(a)は、外周が永久磁石で連続した態様の中央磁石筒5aや外側磁石筒7a〜9aに代えて、外周部に八箇所の鋸歯状凸部が形成された、中央磁石筒5dや外側磁石筒7d〜9dを用いたバリエーション例を示している。
図5(b)は、中央磁石筒5dの詳細を示している。中央磁石筒5dは、円筒形の磁石素材から八箇所のくぼみ部5jを除去して鋸歯状凸部5eを形成し、外周をN極に、内周をS極に着磁して、製作される。
鋸歯状凸部5eの先端には鉤状部5hが設けられている。この鉤状部5hの外周側面は、中央磁石筒5aの中心軸から等距離の円弧面になっている。
なお、外側磁石筒7d〜9dについても中央磁石筒5dと同様に製作される。
磁石筒の隙間に相当する、中央磁石筒5dと外側磁石筒7d〜9dとの最小隙間D3は3mm〜5mmである。
図6は、外側軸を初期駆動対象とした永久磁石回転機構を示している。
図6に示す永久磁石回転機構と図2〜図3に示す永久磁石回転機構との違いは、
(71)初期駆動対象の永久磁石部の軸を、中央軸ではなく、外側軸としたこと、
(72)外側軸を三軸から四軸に増やしたこと、
(73)発電機の入力軸を、外側軸の一つ(外側軸29)と継手などで軸方向に直結したこと、
などである。
新たに用いられる符号は、図6において、
15bは、モータ15の出力軸に固定され、当該出力軸の左回転のみを受けるためのワンウェイクラッチと、後述の外側軸駆動ベルト34用の案内部を二か所備えたモータプーリ,
25は、中央軸,
25aは、中央軸25の軸方向略中央に固定され、外周部に筒状に組み合わされた永久磁石を備え、外周面をN極に設定した中央磁石筒,
26〜29は、初期駆動時にはモータ15で駆動され、運転状態の時に永久磁石回転機構の出力軸となって発電機17を駆動する、中央軸25の周りに配設された四本の外側軸,
26a〜29aは、外側軸26〜29の軸方向略中央に固定され、外周部に筒状に組み合わされた永久磁石を備え、外周面をN極に設定した外側磁石筒,
26b〜29bは、外側軸26〜29の後端部にそれぞれ設けられた外側軸連動プーリ,
26c,29cは、外側軸26,29の前端部にそれぞれ設けられた外側軸駆動プーリ,
30〜33は、外側軸連動プーリ〜同士の間のそれぞれに掛け渡されて、外側軸26〜30を連動するための外側軸連動ベルト,
34は、外側軸プーリ26cと後述のモータプーリ15bとの間に掛け渡され、起動時に外側軸26〜29を駆動する第1の外側軸駆動ベルト,
35は、外側軸プーリ29cと後述のモータプーリ15bとの間に掛け渡され、起動時に外側軸26〜29を駆動する第2の外側軸駆動ベルト,
D4は、中央磁石筒25aと外側磁石筒26a〜29aとの隙間,
をそれぞれ示している。
中央軸25は、中央軸5と同様に、その右回転(時計回り回転)のみを許容するワンウェイクラッチを備えた一対の軸受(図示省略)によって、その前後両端を支持されている。
なお、中央軸25は、モータ15や発電機17に接続されていないので、運転状態の外側軸26〜29による作用がない状態では自由に右回転できる。
また、外側軸7〜9と同様に、外側軸26〜29はそれぞれ、その左回転(反時計回り回転)のみを許容するワンウェイクラッチを備えた四対の可動軸受(図示省略)によって、その前後両端を支持されている。
中央軸25,外側軸26〜29の材質や構造などは、中央軸5,外側軸7〜9と同様のものを使用する。外側軸連動ベルト30〜33は外側軸連動ベルト10〜12と同様のものを,外側軸駆動ベルト34,35は発電機駆動ベルト18と同様の二重ベルトのものを使用する。
中央軸25,外側軸26〜29は相互に平行となるように固定されている。中央軸25の中央磁石筒25aと各外側軸の外側磁石筒26a〜29aとの隙間D4は5mm〜20mmとなるように設定さている。
初期駆動対象の永久磁石部の軸を、中央軸ではなく、外側軸としたことから、モータ15および発電機17の回転方向は、図2〜図3に示す永久磁石回転機構とは逆の左回転になっている。
なお、起動・停止などの手順は、図2〜図3に示す永久磁石回転機構と同様であり、初期駆動対象の外側軸26〜29を一定時間モータ15で駆動して起動し、発電機17のブレーキ作用で外側軸26〜29を制動して停止する。
発電機17と外側軸29とを直結状態にしているので、外側軸29から発電機17への伝達ロスを少なくすることができる。また、発電機17が中央磁石筒25a,外側磁石筒26a〜29aの背面に配置されるので、各磁石筒がじゃまにならず、大きな発電機を採用することができる。
本発明が、図示の永久磁石回転機構およびこれを用いた永久磁石発電装置に限定されないことは勿論であって例えば、
(81)磁石筒の外周をS極にする、
(82)各軸を連動させるベルトに代えて、歯車を用いる、
(83)モータ15に代えて、またはモータ15と併用して、手動の回転機構を用いる、
(84)バッテリ21として鉛蓄電池の代わりに、リチウムイオン電池,リチウムポリマー電池、ニッケル水素電池,ニッケルカドミウム電池などを用いる、
(85)バッテリ21の組み合わせを使用電圧24Vから、12Vや48Vなどにする、
(86)各ベルトの掛け方を、二つのプーリに対し一つのベルトを掛ける方式から、三つ以上のプーリに一つまたは複数のベルトを掛け渡す方式にしてベルトの種類を減らす、
(87)発電機駆動ベルト18を二重ベルトに代えて、歯付ベルトにする、
(88)中央軸5,25と外側軸7〜9,26〜29とを異なるサイズにする、
(89)別途設けたローラや摺動体などを各ベルトに押し付けて、張りを調節する、
(90)中央磁石筒5a,25a,外側磁石筒7a〜9a,26a〜29aそれぞれに用いる磁石の個数を四個から増減する、
(91)中央磁石筒5c,外側磁石筒7c〜9cそれぞれに用いる磁石片の個数を八個から増減する、
(92)中央磁石筒5d,外側磁石筒7d〜9dそれぞれに形成する鋸歯状凸部の数を八箇所から増減する、
ようにしてもよい。
1:永久磁石発電装置
2:筐体フレーム
3:前側軸固定板
3a:スリット部
4:後側軸固定板
4a:スリット部
5:中央軸
5a:中央磁石筒
5b:中央軸プーリ
5c:中央磁石筒(図4のみ)
5d:中央磁石筒(図5のみ)
5e:鋸歯状凸部(図5のみ)
5f:周方向傾面(図5のみ)
5g:垂直面(図5のみ)
5h:鉤状部(図5のみ)
5j:くぼみ部(図5のみ)
6:中央軸駆動ベルト
7〜9:外側軸
7a〜9a:外側磁石筒
7b〜9b:外側軸連動プーリ
7c〜9c:中央磁石筒(図4のみ)
7d〜9d:中央磁石筒(図5のみ)
10〜12:外側軸連動ベルト
13:固定軸受
14:可動軸受
15:モータ
15a:モータプーリ
16:モータ制御回路
17:発電機
17a:発電機プーリ
18:発電機駆動ベルト
19:発電機駆動補助ベルト
20:発電制御回路
20a:充電制御部
20b:放電制御部
20c:ブレーキ制御部
21:バッテリ
22:交流変換回路
22a:DC−ACインバータ
22b:ACソケット
23:運転制御回路
23a:起動タイマ部(モータ用)
23b:停止タイマ部(ブレーキ用)
24:操作部
24a:作動スイッチ
24b:作動表示ランプ
D1:中央磁石筒5aと外側磁石筒7a〜9aとの隙間
D2:中央磁石筒5cの磁石片と外側磁石筒7c〜9cの磁石片との最小隙間
D3:中央磁石筒5dと外側磁石筒7d〜9dとの最小隙間
(図6のみで使用)
15b:モータプーリ
25:中央軸
25a:中央磁石筒
26〜29:外側軸
26a〜29a:外側磁石筒
26b〜29b:外側軸連動プーリ
26c,29c:外側軸駆動プーリ
30〜33:外側軸連動ベルト
34:第1の外側軸駆動ベルト
35:第2の外側軸駆動ベルト
D4:中央磁石筒25aと外側磁石筒26a〜29aとの隙間

Claims (9)

  1. 初期駆動対象の第1の永久磁石部と、初期駆動対象外の第2の永久磁石部とが磁気的結合により逆方向に連動回転する永久磁石回転機構において、
    前記第1の永久磁石部は、
    第1の回転中心軸と、
    N極またはS極の同一磁極に設定された第1の外周面と、を備え、
    前記第2の永久磁石部はそれぞれ、
    前記第1の回転中心軸と平行な第2の回転中心軸と、
    前記同一磁極に設定された第2の外周面と、を備えている、
    ことを特徴とする永久磁石回転機構。
  2. 一つの前記第1の永久磁石部の周囲に、複数の前記第2の永久磁石部を配設した、
    ことを特徴とする請求項1記載の永久磁石回転機構。
  3. 複数の前記第2の永久磁石部は、
    互いに連結されて同期回転する、
    ことを特徴とする請求項2記載の永久磁石回転機構。
  4. 一つの前記第2の永久磁石部の周囲に、複数の前記第1の永久磁石部を配設した、
    ことを特徴とする請求項1記載の永久磁石回転機構。
  5. 複数の前記第1の永久磁石部は、
    互いに連結されて同期回転する、
    ことを特徴とする請求項4記載の永久磁石回転機構。
  6. 前記第1の永久磁石部および前記第2の永久磁石部は、
    それぞれ円筒状部である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石回転機構。
  7. 前記第1の外周面および前記第2の外周面は、
    それぞれの周方向に、複数の平板状永久磁石が同じ傾き角度で並置された周面である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石回転機構。
  8. 前記第1の永久磁石部および前記第2の永久磁石部は、
    それぞれの外周面が、同じ傾き角度の周方向斜面と、当該周方向斜面の外端側から筒中心部にいたる方向の垂直面とを交互に有する筒状部であって、
    前記周方向斜面の外端を通る外周円の接線方向に、前記垂直面に続く鉤状部が当該外端から突出し、
    前記鉤状部の外周側面は、前記外周円に沿った円弧面である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石回転機構。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の永久磁石回転機構と、
    前記永久磁石回転機構の回転力で駆動される発電機と、を備えた、
    ことを特徴とする永久磁石発電装置。
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