JP5949241B2 - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明はシート供給装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1に従来のシート供給装置の例が開示されている。このシート供給装置は、シートが搬送される搬送経路と、シートを搬送経路に送り出す送出ローラとを備えている。
また、このシート供給装置は、圧板を有し、搬送経路に送り出されるシートが圧板上に載置される第1載置部を備えている。圧板は、送出ローラに対して下側に離間する離間位置と、離間位置から上昇して送出ローラに接近する接近位置との間で変位可能である。
さらに、このシート供給装置は、第1載置部の上側に位置し、搬送経路に送り出される他のシートが載置される第2載置部と、シートが送り出される送出方向における送出ローラより下流側に位置する搬送シュートとを備えている。搬送シュートは、送り出されるシートに下側から当接し、シートが搬送経路に沿って搬送されるように案内する。
このシート供給装置では、圧板が離間位置から接近位置に変位することにより、送出ローラが第1載置部又は第2載置部に載置されたシートに当接し、そのシートを搬送経路に送り出す。
実開平4−12425号公報
ところで、上記従来のシート供給装置では、圧板における送出方向の下流側端部と、搬送シュートにおける送出方向の上流側端部との隙間がシートの幅方向に直線状に延びている。このため、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部にシートが載置されるような場合、離間位置にある圧板の下流側端部と搬送シュートの上流側端部との隙間に、第2載置部に載置されるシートの先端が入り込むおそれがある。そうすると、圧板が接近位置に変位し、送出ローラが第2載置部に載置されたシートを送り出す際、シートは、その先端がその隙間に入り込んだまま詰まってしまい、シートを良好に送り出すことが難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1載置部と第2載置部と搬送シュートとを備えたシート供給装置及び画像形成装置において、第2載置部に載置されたシートを良好に送り出すことができるようにすることを目的とする。
本発明のシート供給装置は、シートが搬送される搬送経路と、
前記シートを前記搬送経路に送り出す送出ローラと、
前記送出ローラに対して下側に離間する離間位置と、前記離間位置から上昇して前記送出ローラに接近する接近位置との間で変位可能な圧板を有し、前記搬送経路に送り出される前記シートが前記圧板上に載置される第1載置部と、
前記第1載置部の上側に位置し、前記搬送経路に送り出される他の前記シートが載置される第2載置部と、
前記シートが送り出される送出方向における前記送出ローラより下流側に位置し、送り出される前記シートに下側から当接し、前記シートが前記搬送経路に沿って搬送されるように案内する搬送シュートとを備え、
前記送出ローラは、前記圧板が前記離間位置から前記接近位置に変位することにより、前記第1載置部又は前記第2載置部に載置された前記シートに当接して前記シートを前記搬送経路に送り出し、
前記圧板における前記送出方向の下流側端部と、前記搬送シュートにおける前記送出方向の上流側端部とは、少なくとも前記圧板が前記離間位置にある状態で、互いに櫛歯状に噛み合う櫛歯部を有していることを特徴とする。
本発明のシート供給装置では、圧板における送出方向の下流側端部と、搬送シュートにおける送出方向の上流側端部との隙間は、少なくとも圧板が離間位置にある状態で、互いに櫛歯状に噛み合う櫛歯部により分断されており、シートの幅方向に直線状に延びてはいない。このため、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部にシートが載置される場合でも、櫛歯部により分断された隙間には、第2載置部に載置されるシートの先端が入り込まない。このため、圧板が接近位置に変位し、送出ローラが第2載置部に載置されたシートを送り出す際、シートの先端がその隙間に入り込んで詰まる不具合が発生し難い。
したがって、本発明のシート供給装置において、第2載置部に載置されたシートを良好に送り出すことができる。また、圧板が接近位置にある状態でも櫛歯部が互いに櫛歯状に噛み合う場合には、第2載置部から送り出されるシートの先端が櫛歯部に当接しながら進むことにより、シートが圧板から搬送シュートに良好に受け渡される。
櫛歯部は、第2載置部に載置される最小幅のシートの先端と当接可能な位置に設けられていることが望ましい。この場合、第2載置部に載置される全てのシートに対して、櫛歯部が上述したように作用するので、それらのシートを良好に送り出すことができる。
本発明のシート供給装置は、搬送シュートに設けられ、搬送経路に送り出されるシートを1枚ずつに分離するための分離パッドを備えていることが望ましい。そして、櫛歯部は、分離パッドをシートの幅方向から挟む少なくとも2箇所に位置していることが望ましい。この場合、櫛歯部の設置箇所を少なくしつつ、第2載置部に載置されたシートを良好に送り出すことができる。
第2載置部は、送出方向の上流側から下流側に延びる第1案内部と、送出方向における第1案内部より下流側に位置し、第1案内部から下方に屈曲する第2案内部と、第2案内部の上側に位置し、第1案内部及び第2案内部に案内されるシートに上側から当接し、シートを下向きに湾曲させる第3案内部とを有していることが望ましい。
この場合、第1案内部及び第2案内部は山状に屈曲している。ここで、仮に、第3案内部がない場合、第1案内部及び第2案内部に案内されるシートは上向きに湾曲し、圧板に対するシートの先端の傾斜角度が大きくなり易い。そうすると、第1載置部に多数枚のシートが載置されている状態で第2載置部にシートが載置される場合、離間位置にある圧板上の多数枚のシートと搬送シュートの上流側端部との隙間に、シートの先端が入り込むおそれがある。そうすると、圧板が接近位置に変位し、送出ローラが第2載置部に載置されたシートを送り出す際、シートの先端がその隙間に入り込んだまま詰まってしまい、シートを良好に送り出すことが難しい。
これに対して、上記構成によれば、第1案内部及び第2案内部に案内されるシートは、第3案内部により下向きに湾曲し、圧板に対するシートの先端の傾斜角度が小さくなる。このため、第1載置部に多数枚のシートが載置されている状態で第2載置部にシートが載置される場合でも、離間位置にある圧板上の多数枚のシートと搬送シュートの上流側端部との隙間には、シートの先端が入り込み難い。このため、圧板が接近位置に変位し、送出ローラが第2載置部に載置されたシートを送り出す際、シートの先端がその隙間に入り込んで詰まる不具合が発生し難い。その結果、このシート供給装置では、第1載置部に多数枚のシートが載置されている状態においても、第2載置部に載置されたシートを良好に送り出すことができる。
第1案内部は、略水平に延在していることが望ましい。また、第3案内部は、第1案内部の上面よりも下側に位置していることが望ましい。この場合、第1案内部が略水平に延在していることにより、装置の上下方向の薄型化を実現できる。また、第1案内部の上面よりも下側に位置する第3案内部により、シートが下向きに確実に湾曲し、圧板に対するシートの先端の傾斜角度が確実に小さくなる。
第3案内部の下端は、第2案内部における送出方向の下流側端部よりも低いことが望ましい。この場合、自己の下端が第2案内部の下流側端部よりも低い第3案内部により、シートが下向きに一層確実に湾曲し、圧板に対するシートの先端の傾斜角度が一層確実に小さくなる。
第3案内部は、シートの幅方向の中央に対して上方から当接可能に下方に突出する1個のリブであることが望ましい。この場合、第3案内部とシートとの間の摩擦力が小さくなるので、シートの搬送抵抗を小さくできる。
本発明の画像形成装置は、上記シート供給装置と、搬送経路の途中に設けられ、搬送されるシートに画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置において、本発明のシート供給装置が奏する作用効果により、第2載置部に載置されたシートを良好に送り出すことができる。
実施例のシート供給装置が用いられた画像形成装置の斜視図である。 離間位置にある圧板等を示す上記画像形成装置の模式断面図である。 接近位置にある圧板等を示す上記画像形成装置の模式断面図である。 上記画像形成装置に係り、離間位置にある圧板、搬送シュート、櫛歯部及び第3案内部等を示す部分斜視図である。 上記画像形成装置に係り、圧板、搬送シュート、櫛歯部及び分離パッド等を示す部分上面図である。 上記画像形成装置に係り、圧板、第2載置部及び第3案内部等を示す部分斜視図である。 上記画像形成装置に係り、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。 上記画像形成装置に係り、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。 上記画像形成装置に係り、第1載置部に多数枚のシートが載置されている状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。 比較例の画像形成装置に係り、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。 比較例の画像形成装置に係り、第1載置部にシートが載置されていない状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。 比較例の画像形成装置に係り、第1載置部に多数枚のシートが載置されている状態で第2載置部に載置されるシートの挙動を説明する部分模式断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例のシート供給装置1は、画像形成装置3に用いられている。シート供給装置1は、本発明のシート供給装置の具体的態様の一例である。画像形成装置3は、本発明の画像形成装置の具体的態様の一例である。図1では、画像形成装置3の開口89が設けられた側を画像形成装置3の前側と規定し、開口89に向かった場合に左手に来る側を画像形成装置3の左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像形成装置3が備える各構成要素について説明する。
<画像形成装置の概略構成>
図1及び図2に示すように、画像形成装置3は、モノクロレーザプリンタであり、装置本体8、搬送部10、第1載置部100、第2載置部200、画像形成部20及び排出ローラ対19A、19Bを備えている。装置本体8、搬送部10、第1載置部100及び第2載置部200により、シート供給装置1が構成されている。
装置本体8は、前面8F側に対して、後面8R側が段状に高くされた略箱状体である。図2に示すように、装置本体8の内側には、搬送シュート50、搬送部保持フレーム59及び図示しないフレーム部材等が設けられている。装置本体8の前面8Fにおける下側には、装置本体8の内外を連通させる開口89が形成されている。
図1及び図2に示すように、装置本体8の上側は、装置本体8の上側外面を構成する本体カバー7が設けられている。本体カバー7は、側面視した場合、装置本体8の段付き形状に沿って、クランク状に屈曲している。
本体カバー7において、装置本体8の前面8F側で延在する上面には、排出トレイ72が形成されている。また、本体カバー7には、補助トレイ72Aが設けられている。補助トレイ72Aは、図2に二点鎖線で示すように、排出トレイ72に対して前方に展開する状態と、図2に実線で示すように、排出トレイ72に対して上方から覆い被さる状態との間で変位可能に本体カバー7に支持されている。
図1及び図2に示すように、本体カバー7における排出トレイ72の後端縁側には、上方に向けて屈曲する立壁面7Wが形成されている。立壁面7Wには、装置本体8の内外を連通させるように開口する排出口71が形成されている。
図2〜図5に示すように、搬送シュート50は、装置本体8内において、後面8Rに沿うように前後方向及び左右方向に延在している。搬送シュート50は、上流側端部50Uと、案内部50Dとを有している。上流側端部50Uは、後面8Rに対して前方に離間しつつ、装置本体8の底部から垂直に立ち上がる平面である。案内部50Dは、上流側端部50Uの上端縁側から後面8Rに向かって上り傾斜する傾斜面である。
図2〜図4及び図6に示すように、搬送部保持フレーム59は、装置本体8内において、搬送シュート50の案内部50Dに対して上方かつ前方に位置して、左右方向に細長く延在している。
図2及び図3に示すように、装置本体8は、シート99が搬送される搬送経路P1を有している。搬送経路P1は、搬送シュート50の上流側端部50Uの上端縁から、案内部50Dに沿って装置本体8の後面8Rに向かって延びた後、上方に向きを変えて略垂直に延びている。そして、搬送経路P1は、本体カバー7の下側で前方に向きを変えて排出口71に向かって延び、排出トレイ72に至る。
搬送部10は、送出ローラ11、分離ローラ12、分離パッド13及び搬送ローラ対14A、14Bを有している。
送出ローラ11及び分離ローラ12は、搬送部保持フレーム59に保持されている。分離ローラ12は、搬送シュート50の前方に位置して、案内部50Dと対向している。送出ローラ11は、搬送シュート50及び分離ローラ12の前方に位置している。また、送出ローラ11は、後述する圧板110の下流側端部110Dに対して上方に位置している。
案内部50Dには、分離ローラ12に対して搬送経路P1を挟んで対向する位置に、分離パッド13が設けられている。分離パッド13は、分離ローラ12に押圧されている。図5に示すように、送出ローラ11、分離ローラ12及び分離パッド13は、装置本体8の左右方向の中央に位置している。
搬送ローラ対14A、14Bは、分離ローラ12及び分離パッド13より上方に位置して、搬送経路P1を挟んで互いに対向している。
第1載置部100は、装置本体8の底部に設けられている。第1載置部100は、開閉式トレイ120と、圧板110と、第1サイドガイド130L、130Rとを有している。
図1及び図2に示すように、開閉式トレイ120は、装置本体8の前面8Fにおける下端縁側に揺動可能に支持された略平板部材である。開閉式トレイ120は、前方に向けて略水平に延在する状態では、開口89を開放する。図示は省略するが、開閉式トレイ120は、上下方向に起立した状態に揺動することにより、開口89を閉鎖する。
圧板110は、装置本体8の底部において、前後方向に延在するように設けられた略平板部材である。圧板110の上面と、開放された状態の開閉式トレイ120の上方を向く面とには、複数枚のシート99が積層状態で載置される。
圧板110の前端縁側は、装置本体8の前面8Fにおける下端縁側で左右方向に延びる揺動軸心X1周りで揺動可能に支持されている。図2に示すように、圧板110の下方には、変位機構119が後方に向かって略水平に延びる状態で設けられている。変位機構119は、画像形成装置3が画像形成動作を行う場合に、図示しない制御部に制御されて回動し、図3に示すように、後方に向かって上り傾斜する状態に変位する。そして、画像形成動作が終わると、変位機構119は、図2に示す状態に復帰する。
図4に示すように、第1サイドガイド130L、130Rは、左右方向にスライド可能に圧板110に設けられている。第1サイドガイド130L、130Rは、左右方向で互いに対向しつつ、前後方向に延びている。
図2に示すように、圧板110の裏面には、ラック&ピニオン機構139が設けられている。ラック&ピニオン機構139は、第1サイドガイド130L、130Rに連結されている。これにより、第1サイドガイド130L、130Rは、圧板110上で、左右方向に互いに接近又は離間するように連動し、圧板110上に載置されるシート99の幅方向の位置決めを行うことができる。本実施例では、圧板110上に載置されるシート99の幅方向は「左右方向」である。
また、図2及び図3に示すように(図1では省略)、開放された状態の開閉式トレイ120の上方を向く面には、エンドガイド121が前後方向にスライド可能に設けられている。エンドガイド121を前後方向に移動させることによって、シート99の後側端部を規制することができる。
図2に示すように、変位機構119が動作していない状態では、圧板110は略水平に延在し、送出ローラ11に対して下側に離間している。図2に示す圧板110の位置は、本発明の「離間位置」の一例である。そして、図3に示すように、変位機構119が回動し、後方に向かって上り傾斜する状態に変位すると、圧板110は、変位機構119に押し上げられて離間位置から上昇し、送出ローラ11に接近する。図3に示す圧板110の位置は、本発明の「接近位置」の一例である。接近位置は、圧板110上のシートの積層枚数によって変動する。
第1載置部100に載置されたシート99に画像形成を行う際、変位機構119が回動して、圧板110が接近位置に変位すると、圧板110上に載置された最上層のシート99が送出ローラ11に当接する。そして、送出ローラ11は、図示しない制御部に制御されて、送出ローラ11に当接したまま回転することにより、圧板110上のシート99を前方から後方に向けて送り出す。これにより、送出ローラ11は、圧板110上のシート99を搬送経路P1に送り出す。シート99が搬送経路P1に送り出される方向である前方から後方に向かう方向を送出方向D1とする。
図4及び図5に示すように、圧板110における送出方向D1の下流側の端部である下流側端部110Dは、搬送シュート50における送出方向D1の上流側の端部である上流側端部50Uと、前後方向において対向している。
圧板110の下流側端部110Dと、搬送シュート50の上流側端部50Uとは、2個の櫛歯部300L、300Rを有している。図5に示すように、左側の櫛歯部300Lと、右側の櫛歯部300Rとは、分離パッド13付近において、分離パッド13を左右方向から挟む2箇所に位置している。
より詳しくは、図4及び図5に示すように、櫛歯部300Lは、下流側端部110Dから後方に向けて矩形状に突出する凸部111Lと、上流側端部50Uから後方に向けて矩形状に凹む凹部の2つの角である角部51L、52Lとからなる。角部51L、52Lは、凸部111Lを左右方向から挟むように位置している。また、角部51L、52Lは、上下方向において、上流側端部50Uの下端縁から上端縁まで延びている。これにより、角部51L、52Lの間には、凸部111Lの上下方向の変位を許容する空間が形成されている。
櫛歯部300Rも、櫛歯部300Lと同様、下流側端部110Dから後方に向けて矩形状に突出する凸部111Rと、上流側端部50Uから後方に向けて矩形状に凹む凹部の2つの角である角部51R、52Rとからなる。角部51R、52Rは、凸部111Rを左右方向から挟むように位置している。角部51R、52Rも、上下方向において、上流側端部50Uの下端縁から上端縁まで延びている。これにより、角部51R、52Rの間にも、凸部111Rの上下方向の変位を許容する空間が形成されている。
このような櫛歯部300L、300Rでは、圧板110が離間位置にある状態で、凸部111L、111Rと、角部51L、52L、51R、52Rとが互いに櫛歯状に噛み合っている。なお、圧板110が離間位置から接近位置に変位する全範囲において、凸部111L、111Rと、角部51L、52L、51R、52Rとが互いに櫛歯状に噛み合う状態が維持されてもよい。また、圧板110が離間位置から少し上昇して接近位置に変位した場合に、凸部111L、111Rと、角部51L、52L、51R、52Rとが互いに櫛歯状に噛み合う状態が解消されてもよい。要するに、少なくとも圧板110が離間位置にある状態で、凸部111L、111Rと、角部51L、52L、51R、52Rとが互いに櫛歯状に噛み合っていればよい。
図1〜図3及び図6に示すように、第2載置部200は、装置本体8内において、第1載置部100の上側、かつ、開口89の上端縁より下側に位置している。第2載置部200は、第1載置部100の圧板110上に載置されるシート99よりも狭幅であるシート99を手差し給紙するためのものである。
第2載置部200は、第1案内部201、第2サイドガイド230L、230R、第2案内部202及び第3案内部203を有している。
第1案内部201は、装置本体8の前面8F側から後面8R側に、すなわち、送出方向D1の上流側から下流側に略水平に延在している。第1案内部201の前端縁は、開口89の近傍に位置し、第1案内部201の後端縁は、装置本体8における前後方向の略中央に位置している。
図6に示すように、第2サイドガイド230L、230Rは、左右方向にスライド可能に第1案内部201に設けられている。第2サイドガイド230L、230Rは、左右方向で互いに対向しつつ、前後方向に延びている。
図2に示すように、第1案内部201の裏面には、ラック&ピニオン機構239が設けられている。ラック&ピニオン機構239は、第2サイドガイド230L、230Rに連結されている。これにより、第2サイドガイド230L、230Rは、第1案内部201上で、左右方向に互いに接近又は離間するように連動し、第2載置部200に載置されるシート99の幅方向の位置決めを行うことができる。第2サイドガイド230L、230Rが幅方向で位置決め可能なシート99の幅は、第1サイドガイド130L、130Rより狭くされている。
図5に第2サイドガイド230L、230Rを仮想線で示すように、第2サイドガイド230L、230Rは、第2載置部200上で、最小幅Wnのシート99について幅方向の位置決めを行うことができる。そして、櫛歯部300L、300Rは、第2載置部200に載置される最小幅Wnのシート99の先端99Aと当接可能な位置に設けられている。つまり、第2載置部200に最小幅Wnのシート99が手差し給紙され、そのシート99の先端99Aが装置本体8の奥まで(後面8R側まで)挿入されたとき、そのシート99の先端99Aは、第2積載部200の後面8R側の端部を超えて、垂れ下がる。このとき、櫛歯部300L、300Rは、そのシート99の先端99Aと当接する。すなわち、櫛歯部300L、300R同士の左右方向の間隔は、最小幅Wnより小さい。
図6及び図7に示すように、第2案内部202は、送出方向D1における第1案内部201より下流側に位置している。第2案内部202は、第1案内部201の後端縁から下方に屈曲し、後面8R側に向かって下り傾斜している。これにより、第1案内部201と第2案内部202とは、山状に屈曲している。
搬送部保持フレーム59の前面59Fは、第2案内部202における送出方向D1の下流側端部202Dに対して、後方から対向している。前面59Fは、第2案内部202の下り傾斜に沿うように、後面8R側に向かって下り傾斜している。
第3案内部203は、前面59Fにおける左右方向の中央から下方に突出する1個のリブである。図7に示すように、第3案内部203は、第1案内部201の上面よりも下側に位置し、かつ第2案内部202に対して若干上側に位置している。第3案内部203の下端203Aは、第2案内部202における送出方向D1の下流側端部202Dよりも低い。
第2載置部200には、変位機構119が動作しておらず、圧板110が離間位置にある状態で、シート99が手差し給紙される。ここで、図7に示すように、第1載置部100の圧板110上にシート99が載置されていない状態で第2載置部200にシート99が手差し給紙されると、シート99の先端99Aは、第1案内部201に案内されて略水平に後方に進む。次に、シート99の先端99Aは、第2案内部202に案内されて後方に下り傾斜しながら進み、圧板110に接触する。そして、手差し給紙されるシート99の先端99Aは、圧板110上を滑りながら後方に進み、搬送シュート50の上流側端部50Uに当て止まる。
そして、図8に示すように、第2載置部200に載置されたシート99に画像形成を行うために変位機構119が動作して、圧板110が接近位置に変位すると、第2載置部200に手差し給紙されたシート99の先端90A側が圧板110により押し上げられて、そのシート99の先端90A側が送出ローラ11に当接する。そして、送出ローラ11は、図示しない制御部に制御されて、シート99に当接したまま回転することにより、第2載置部200に載置されたシート99を前方から後方に向けて、すなわち、送出方向D1に送り出す。これにより、送出ローラ11は、第2載置部200に載置されたシート99を搬送経路P1に送り出す。
また、図9に示すように、離間位置にある圧板110上に多数枚のシート99が載置されている状態で第2載置部200にシート99が手差し給紙されると、シート99の先端99Aは、第1案内部201に案内されて略水平に後方に進む。次に、シート99の先端99Aは、第2案内部202に案内されて後方に下り傾斜しながら進み、圧板110上に載置された最上層のシート99に接触する。そして、手差し給紙されるシート99の先端99Aは、圧板110上の最上層のシート99上を滑りながら後方に進み、搬送シュート50の上流側端部50Uに当て止まる。
図示は省略するが、この場合も、圧板110が接近位置に変位すると、第2載置部200に手差し給紙されたシート99の先端90A側が圧板110により押し上げられて、手差し給紙されたシート99の先端90A側が送出ローラ11に当接するので、上述したように、手差し給紙されたシート99が搬送経路P1に送り出される。
図2及び図3に示すように、画像形成部20は、プロセスカートリッジ21と、スキャナ部29と、定着器30とを備えている。
プロセスカートリッジ21は、搬送部保持フレーム59の上方に位置している。プロセスカートリッジ21は、搬送経路P1の略垂直部分を内部に挿通させつつ、左右方向に延びる略箱状体である。プロセスカートリッジ21の内部には、感光ドラム22、転写ローラ27、感光ドラム22にトナーを供給するトナー収容部24及び帯電器25等が設けられている。
感光ドラム22は、左右方向に延びる円筒体であり、搬送経路P1の略垂直部分に対して前方から臨んでいる。転写ローラ27は、搬送経路P1を挟んで感光ドラム22と対向している。感光ドラム22と転写ローラ27とは、搬送経路P1の略垂直部分を搬送されるシート99をニップしながら同期回転する。帯電器25は、感光ドラム22に対して上方に離間した状態で、感光ドラム22と平行に左右方向に延びている。帯電器25は、感光ドラム22をコロナ放電により正帯電させる。
スキャナ部29は、プロセスカートリッジ21の前方に位置している。スキャナ部29は、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されており、後方に位置する感光ドラム22に向けてレーザ光を照射する。
定着部30は、搬送経路P1の略垂直部分における感光ドラム22及び転写ローラ27より上方に位置している。定着部30は、搬送経路P1に対して前方から臨む加熱ローラ31と、搬送経路P1を挟んで加熱ローラ31と対向する加圧ローラ32とを有している。
排出ローラ対19A、19Bは、搬送経路P1の最下流側、すなわち、搬送経路P1における前方に向きを変える部分に位置して、排出口71に臨んでいる。排出ローラ対19A、19Bは、搬送経路P1を挟むように互いに対向している。
<画像形成処理の動作>
画像形成装置3は、以下のようにして、第1載置部100又は第2載置部200に載置されたシート99に画像を形成する。すなわち、図示しない制御部が制御を開始すると、変位機構119が圧板110を離間位置から接近位置に変位させる。図3に示すように、第2載置部200にシート99が手差し給紙されていない場合は、第1載置部100の圧板上に載置されたシート99に送出ローラ11が当接する。図8に示すように、第2載置部200にシート99が手差し給紙されている場合は、手差し給紙されたシート99に、送出ローラ11が当接する。
次に、搬送部10、画像形成部20及び排出ローラ対19A、19Bが連動して稼働する。そうすると、送出ローラ11は、当接するシート99を搬送経路P1に送り出す。搬送シュート50の案内部50Dは、送り出されるシート99に下側から当接し、シート99が搬送経路P1に沿って搬送されるように案内する。分離ローラ12及び分離パッド13は、送り出されるシート99を1枚ずつ分離する。搬送ローラ対14A、14Bは、分離されたシート99をプロセスカートリッジ21に向けて搬送する。
次に、プロセスカートリッジ21において、感光ドラム22の表面は、その回転に伴って、帯電器25により一様に正帯電された後、スキャナ部29が照射するレーザ光により露光される。これにより、スキャナ部29は、感光ドラム22の表面に、形成すべき画像に対応した静電潜像を形成する。次に、トナー収容部24から感光ドラム22の表面の静電潜像にトナーを供給する。これにより、感光ドラム22の表面には、静電潜像に対応するトナー像が担持される。そのトナー像は、搬送されるシート99に感光ドラム22が当接しつつ回転し、転写ローラ27に印加された負の電圧が作用することにより、シート99に転写される。
トナー像が転写されたシート99は、搬送経路P1に沿ってさらに略垂直に搬送され、定着部30に到達する。そうすると、定着部30において、加熱ローラ31がシート99を加熱する。また、加圧ローラ32がシート99を加熱ローラ31に向けて押圧して、シート99を加圧する。これにより、定着部30は、トナー像をシート99に定着させる。その後、シート99は、排出ローラ対19A、19Bに搬送され、排出口71から排出トレイ72に向けて排出される。こうして、画像形成装置3は、シート99に対する画像形成処理を終了する。
<作用効果>
実施例のシート供給装置1では、図4、図5及び図7に示すように、圧板110における送出方向D1の下流側端部110Dと、搬送シュート50における送出方向D1の上流側端部50Uとの隙間S1は、少なくとも圧板110が離間位置にある状態で、互いに櫛歯状に噛み合う櫛歯部300L、300Rにより分断されており、シート99の幅方向に直線状に延びてはいない。このため、図7に示すように、第1載置部100にシート99が載置されていない状態で第2載置部200にシート99が載置される場合でも、櫛歯部300L、300Rにより分断された隙間S1には、第2載置部200に手差し給紙されるシート99の先端99Aが入り込まない。このため、図8に示すように、圧板110が接近位置に変位し、送出ローラ11が第2載置部200に手差し給紙されたシート99を送り出す際、シート99の先端99Aがその隙間S1に入り込んで詰まる不具合が発生し難い。
また、図9に示すように、手差し給紙されて、第1案内部201及び第2案内部202に案内されるシート99の上面における左右方向の中央には、第3案内部203が上方から当接する。このため、手差し給紙されるシート99は下向きに湾曲するので、圧板110に対するシート99の先端99Aの傾斜角度α1が小さくなる。このため、第1載置部100に多数枚のシート99が載置されている状態で第2載置部200にシート99が載置される場合でも、離間位置にある圧板110上の多数枚のシート99と搬送シュート50の上流側端部50Uとの隙間S2に、シート99の先端99Aが入り込み難い。このため、図示は省略するが、圧板110が接近位置に変位し、送出ローラ11が第2載置部200に手差し給紙されたシート99を送り出す際、シート99の先端99Aがその隙間S2に入り込んで詰まる不具合が発生し難い。
図10に比較例の画像形成装置を示す。比較例の画像形成装置は、実施例の画像形成装置から櫛歯部300L、300R及び第3案内部203を取り除いただけである。このため、実施例と同一の構成については同一の符号を付している。
比較例の画像形成装置では、圧板110の下流側端部110Dと、搬送シュート50の上流側端部50Uとの隙間S3が左右方向に直線状に延びている。このため、圧板110上にシートが載置されていない状態で第2載置部200にシート99が手差し給紙される場合、離間位置にある圧板110の下流側端部110Dと搬送シュート50の上流側端部50Uとの隙間S3に、手差し給紙されるシート99の先端99Aが入り込む不具合が発生し易い。そして、このような不具合が発生した場合、図11に示すように、圧板110が接近位置に変位すると、手差し給紙されたシート99は、その先端99Aが隙間S3に入り込んだまま詰まってしまう。
また、比較例のシート供給装置では、第3案内部203がないので、図12に示すように、山状に屈曲している第1案内部201及び第2案内部202に案内されるシート99は上向きに湾曲し、圧板110に対するシート99の先端99Aの傾斜角度α2が大きくなり易い。そうすると、第1載置部100に多数枚のシート99が載置されている状態で第2載置部200にシート99が手差し給紙される場合、離間位置にある圧板110上の多数枚のシート99と搬送シュート50の上流側端部50Uとの隙間S4に、手差し給紙されるシート99の先端99Aが入り込む不具合が発生し易い。そして、このような不具合が発生した場合、図示は省略するが、圧板110が接近位置に変位すると、手差し給紙されたシート99は、その先端99Aが隙間S4に入り込んだまま詰まってしまう。つまり、シート99は、上向きに湾曲した形状を保ったまま圧板100に持ち上げられてしまうので、先端99Aが下方を向いたままである。
これらの結果、比較例の画像形成装置では、送出ローラ11が第2載置部200に手差し給紙されたシート99を送り出そうとしても、そのシート99を良好に送り出すことが難しい。
したがって、実施例のシート供給装置1において、第1載置部100の圧板110上にシート99が載置されていない状態から、圧板110上に多数枚のシート99が載置されている状態までにおいて、第2載置部200に載置されたシート99を良好に送り出すことができる。
また、このシート供給装置1では、櫛歯部300L、300Rは、第2載置部200に載置される最小幅Wnのシート99の先端99Aと当接可能な位置に設けられている。これにより、このシート供給装置1では、第2載置部200に載置される全てのシート99に対して、櫛歯部300L、300Rが上述したように作用するので、それらのシート99を良好に送り出すことができる。
さらに、このシート供給装置1では、櫛歯部300L、300Rは、分離パッド13をシート99の幅方向から挟む2箇所に位置している。これにより、このシート供給装置1では、櫛歯部300L、300Rの設置箇所を少なくしつつ、第2載置部200に載置されたシート99を良好に送り出すことができる。また、分離パッド13に、凸部111L、111Rが干渉し難い。
また、このシート供給装置1では、第1案内部201が略水平に延在していることにより、装置の上下方向の薄型化を実現できる。また、第1案内部201の上面よりも下側に位置する第3案内部203により、シート99が下向きに確実に湾曲し、圧板110に対するシート99の先端99Aの傾斜角度α1が確実に小さくなる。
さらに、このシート供給装置1では、自己の下端が第2案内部202の下流側端部202Dよりも低い第3案内部203により、シート99が下向きに一層確実に湾曲し、圧板110に対するシート99の先端99Aの傾斜角度α1が一層確実に小さくなる。
また、このシート供給装置1では、第3案内部203は、シート99の左右方向の中央に対して上方から当接可能に下方に突出する1個のリブである。このため、このシート供給装置1では、第3案内部203とシート99との間の摩擦力が小さくなるので、シート99の搬送抵抗を小さくできる。
また、実施例の画像形成装置3において、実施例のシート供給装置1が奏する作用効果により、第2載置部200に載置されたシート99を良好に送り出すことができる。
なお、実施例のシート供給装置1では、第2案内部202の下流側端部202Dから送出ローラ11に向かって延びて、第2載置部200に手差し給紙されるシート99の先端99Aが圧板110に向かって垂れ下がらないように案内するフィルムガイドを省略することにより、製造コストを低廉化している。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、圧板は例えば平行移動により、離間位置から接近位置に変位してもよい。
また、実施例では、2個の櫛歯部300L、300Rが設けられていたがこの構成には限定されない、例えば、櫛歯部は1個だけでもよく、また、3個以上配置してもよい。
本発明は画像形成装置、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…シート供給装置、3…画像形成装置、20…画像形成部
99…シート、P1…搬送経路、11…送出ローラ、110…圧板
100…第1載置部、200…第2載置部
D1…送出方向、50…搬送シュート、13…分離パッド
110D…圧板における送出方向の下流側端部
50U…搬送シュートにおける送出方向の上流側端部
300L、300R…櫛歯部、Wn…最小幅、99A…シートの先端
201…第1案内部、202…第2案内部、203…第3案内部
203A…第3案内部の下端、202D…第2案内部における送出方向の下流側端部

Claims (7)

  1. シートが搬送される搬送経路と、
    前記シートを前記搬送経路に送り出す送出ローラと、
    前記送出ローラに対して下側に離間する離間位置と、前記離間位置から上昇して前記送出ローラに接近する接近位置との間で変位可能な圧板を有し、前記搬送経路に送り出される前記シートが前記圧板上に載置される第1載置部と、
    前記第1載置部の上側に位置し、前記搬送経路に送り出される他の前記シートが載置される第2載置部と、
    前記シートが送り出される送出方向における前記送出ローラより下流側に位置し、送り出される前記シートに下側から当接し、前記シートが前記搬送経路に沿って搬送されるように案内する搬送シュートとを備え、
    前記送出ローラは、前記圧板が前記離間位置から前記接近位置に変位することにより、前記第1載置部又は前記第2載置部に載置された前記シートに当接して前記シートを前記搬送経路に送り出し、
    前記圧板における前記送出方向の下流側端部と、前記搬送シュートにおける前記送出方向の上流側端部とは、少なくとも前記圧板が前記離間位置にある状態で、互いに櫛歯状に噛み合う櫛歯部を有し
    前記第2載置部は、前記送出方向の上流側から下流側に延びる第1案内部と、前記送出方向における前記第1案内部より下流側に位置し、前記第1案内部から下方に屈曲する第2案内部と、前記第2案内部の上側に位置し、前記第1案内部及び前記第2案内部に案内される前記シートに上側から当接し、前記シートを下向きに湾曲させる第3案内部とを有していることを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記櫛歯部は、前記第2載置部に載置される最小幅の前記シートの先端と当接可能な位置に設けられている請求項1記載のシート供給装置。
  3. 前記搬送シュートに設けられ、前記搬送経路に送り出される前記シートを1枚ずつに分離するための分離パッドを備え、
    前記櫛歯部は、前記分離パッドを前記シートの幅方向から挟む少なくとも2箇所に位置している請求項1又は2記載のシート供給装置。
  4. 前記第1案内部は、略水平に延在し、
    前記第3案内部は、前記第1案内部の上面よりも下側に位置している請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート供給装置。
  5. 前記第3案内部の下端は、前記第2案内部における前記送出方向の下流側端部よりも低い請求項記載のシート供給装置。
  6. 前記第3案内部は、前記シートの幅方向の中央に対して上方から当接可能に下方に突出する1個のリブである請求項又は記載のシート供給装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項記載の前記シート供給装置と、
    前記搬送経路の途中に設けられ、搬送される前記シートに画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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