JP5948846B2 - 液体吐出装置および液体吐出装置の制御方法 - Google Patents
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Description
液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルに対応して設けられ、駆動信号に従い駆動される複数のアクチュエーターと、を有する液体吐出ヘッドと、
アナログ信号により駆動される第1のトランジスタ対を用いて前記駆動信号を生成し、生成された前記駆動信号を前記液体吐出ヘッドに供給する主駆動回路と、
パルス信号により駆動される第2のトランジスタ対を用いて1つの補助駆動信号を生成し、生成された前記補助駆動信号を前記第1のトランジスタ対を構成する各トランジスタのコレクタに供給する補助駆動回路と、を備える、液体吐出装置。
前記補助駆動回路は、前記パルス信号を生成するパルス信号生成回路と、前記補助駆動信号を前記パルス信号生成回路にフィードバックするフィードバック信号線と、を含む、液体吐出装置。
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位上昇時および電位下降時に、前記第1のトランジスタ対における動作する一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が予め設定された電位差となるような前記補助駆動信号を生成する、液体吐出装置。
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位上昇期間における電位上昇速度が閾値以上である場合には、前記電位上昇期間全体にわたって前記一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が前記予め設定された電位差以上となるように、前記電位上昇期間の開始より前から前記補助駆動信号の電位を上昇させる、液体吐出装置。
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位下降期間における電位下降速度が閾値以上である場合には、前記電位下降期間全体にわたって前記一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が前記予め設定された電位差以上となるように、前記電位下降期間の開始より前から前記補助駆動信号の電位を下降させる、液体吐出装置。
図1は、本発明の実施例における印刷システムの概略構成を示す説明図である。本実施例の印刷システムは、プリンター100と、プリンター100に印刷データPDを供給するホストコンピューター90と、を備えている。プリンター100は、コネクター12を介してホストコンピューター90と接続されている。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例におけるプリンター100の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施例では、ノズルアクチュエーター67としてピエゾ素子(圧電素子)を用いているが、他のノズルアクチュエーターを用いるとしてもよい。また、上記実施例おける平滑フィルター219や主トランジスタ対234、補助トランジスタ対214を構成する素子も、種々変形可能である。
上記実施例において生成される補助駆動信号COMsの態様はあくまで一例であり、種々変形可能である。図7は、補助駆動信号COMsの変形例を示す説明図である。図7では、teからtfまでの期間において駆動信号COMの電位が上昇しているが、この期間における電位上昇速度が所定の閾値以上となっている。この閾値は、例えば、補助駆動回路210の最大スループット、すなわち補助駆動信号COMsの電位上昇(または下降)速度の最大値に基づき設定される。駆動信号COMの電位上昇速度が閾値以上である場合に、この電位上昇期間の開始タイミングteから補助駆動信号COMsの電位を上昇させると、この電位上昇期間において補助駆動信号COMsと駆動信号COMとの電位差を所定の電位差ΔVsだけ確保することができず、充電用トランジスタ232の正常動作が妨げられる場合がある。本変形例では、この電位上昇期間の開始タイミングteより前のタイミングtxから補助駆動信号COMsの電位を上昇させ、この電位上昇期間の全体にわたって補助駆動信号COMsと駆動信号COMとの電位差を所定の電位差ΔVs以上としている。これにより、駆動信号COMの電位上昇速度が閾値以上である場合にも、充電用トランジスタ232の正常動作を確保しつつ、充電用トランジスタ232の動作時のコレクタ−エミッタ間の電位差を小さくすることができる。同様に、駆動信号COMの電位下降速度が閾値以上である場合に、この電位下降期間の開始タイミングより前のタイミングから補助駆動信号COMsの電位を下降させ、この電位下降期間の全体にわたって補助駆動信号COMsと駆動信号COMとの電位差を所定の電位差ΔVs以上としてもよい。これにより、駆動信号COMの電位下降速度が閾値以上である場合にも、放電用トランジスタ233の正常動作を確保しつつ、放電用トランジスタ233の動作時のコレクタ−エミッタ間の電位差を小さくすることができる。
上記実施例では、1つの補助駆動回路210により1つの補助駆動信号COMsを生成し、生成された補助駆動信号COMsを充電用トランジスタ232および放電用トランジスタ233のそれぞれのコレクタに供給している。これに代えて、補助駆動回路210に、充電用トランジスタ232に供給する補助駆動信号COMsを生成するためのパルス生成回路211、補助トランジスタ対214、平滑フィルター219のセットと、放電用トランジスタ233に供給する別の補助駆動信号COMsを生成するためのパルス生成回路211、補助トランジスタ対214、平滑フィルター219の別のセットとを設けるとしてもよい。この場合には、充電用トランジスタ232に供給するための補助駆動信号COMsを、常に駆動信号COMより所定電位差ΔVsだけ高い信号とし、放電用トランジスタ233に供給するための別の補助駆動信号COMsを、常に駆動信号COMより所定電位差ΔVsだけ低い信号とすれば、充電用トランジスタ232または放電用トランジスタ233の動作時のコレクタ−エミッタ間の電位差を常に十分に小さくすることができ、主トランジスタ対234における消費電力を十分に低減することができる。
上述した実施形態、実施例および変形例における構成要素のうち、独立請求項に記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略、または、組み合わせが可能である。
14…操作パネル
22…紙送りモーター
26…プラテン
30…キャリッジ
32…キャリッジモーター
34…摺動軸
36…駆動ベルト
38…プーリー
40…制御ユニット
41…インターフェイス
42…制御部
43…紙送りモータードライバー
45…ヘッドドライバー
46…キャリッジモータードライバー
47…インターフェイス
51…CPU
52…RAM
53…ROM
60…印刷ヘッド
61…スイッチングコントローラー
63…シフトレジスター
64…ラッチ回路
65…レベルシフター
66…選択スイッチ
67…ノズルアクチュエーター
70…インクカートリッジ
80…駆動回路
90…ホストコンピューター
100…プリンター
210…補助駆動回路
211…パルス生成回路
212…電源側トランジスタ
213…接地側トランジスタ
214…補助トランジスタ対
215…ダイオード
217…コイル
218…コンデンサ
219…平滑フィルター
221…信号線
222…信号線
223…信号線
224…フィードバック信号線
225…ダイオード
226…ダイオード
230…主駆動回路
231…DAC回路
232…充電用トランジスタ
233…放電用トランジスタ
234…主トランジスタ対
235…信号線
COMs…補助駆動信号
PD…印刷データ
CH…チャンネル信号
VH…電源
SI…駆動信号選択信号
PCOM…駆動パルス
MS…パルス変調制御信号
SCK…基準クロック信号
LAT…ラッチ信号
ANG…アナログ信号
COM…駆動信号
PTS…タイミング信号
PWS…制御用パルス信号
Claims (5)
- 液体吐出装置であって、
液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルに対応して設けられ、駆動信号に従い駆動される複数のアクチュエーターと、を有する液体吐出ヘッドと、
アナログ信号により駆動される第1のトランジスタ対を用いて前記駆動信号を生成し、生成された前記駆動信号を前記液体吐出ヘッドに供給する主駆動回路と、
パルス信号により駆動される第2のトランジスタ対を用いて1つの補助駆動信号を生成し、生成された前記補助駆動信号を前記第1のトランジスタ対を構成する各トランジスタのコレクタに供給する補助駆動回路と、を備え、
前記補助駆動回路は、
前記パルス信号を生成するパルス信号生成回路と、前記補助駆動信号を前記パルス信号生成回路にフィードバックするフィードバック信号線と、を含み、
前記フィードバック信号線を介して前記補助駆動信号を前記パルス信号生成回路にフィードバックすることにより、前記第1のトランジスタ対を構成する各トランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差を低減する
液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位上昇時および電位下降時に、前記第1のトランジスタ対における動作する一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が予め設定された電位差となるような前記補助駆動信号を生成する、液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位上昇期間における電位上昇速度が閾値以上である場合には、前記電位上昇期間全体にわたって前記一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が前記予め設定された電位差以上となるように、前記電位上昇期間の開始より前から前記補助駆動信号の電位を上昇させる、液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記補助駆動回路は、前記駆動信号の電位下降期間における電位下降速度が閾値以上である場合には、前記電位下降期間全体にわたって前記一方のトランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差が前記予め設定された電位差以上となるように、前記電位下降期間の開始より前から前記補助駆動信号の電位を下降させる、液体吐出装置。 - 液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルに対応して設けられ、駆動信号に従い駆動される複数のアクチュエーターと、を有する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置において、アナログ信号により駆動される第1のトランジスタ対を用いて前記駆動信号を生成し、生成された前記駆動信号を前記液体吐出ヘッドに供給することで前記液体吐出装置を制御する方法であって、
パルス信号生成回路を用いてパルス信号を生成し、
前記パルス信号により駆動される第2のトランジスタ通を用いて1つの補助駆動信号を生成し、生成された前記補助駆動信号を前記第1のトランジスタ対を構成する各トランジスタのコレクタに供給すると共に、
前記補助駆動信号を前記パルス信号生成回路にフィードバックし、前記フィードバックされた補助駆動信号を用いて、前記第1のトランジスタ対を構成する各トランジスタのコレクタ−エミッタ間の電位差を低減する
方法。
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