JP5947200B2 - シャワーヘッド - Google Patents
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Description
上流側には下方開口を、前方には複数の散水孔を有する箱状の角型散水板と、
この散水板の下方開口に挿入される流出口部、およびシャワーホースに接続されるホース接続部を有する接続管と、
前方と下方とが開放され、内部に前記散水板と接続管とが収納される、側面視略く型箱体よりなるシャワーヘッド本体と、
このシャワーヘッド本体に収納された散水板の下方にあるシャワーヘッド本体前方開口を閉じるカバー体とを備え、
さらに、
シャワーヘッド本体の左右両側部内面には溝を、散水板の左右両側部外面には、前記溝に係止する突条部を設け、
前記突条部は、その後部分が前部分より低位置とならない状態で、吐水時において散水板に水圧がかかる方向と交差して設けられていることを特徴としている(請求項1)。
前記散水板1の上流側には下方開口Kが形成され、前方には複数の散水孔hが形成されている。1aは、散水板1の前部で、正面視縦長の長方形の板体である。前記散水孔hは、散水板前部1aのほぼ全領域に形成されている。そして、図2に示すように、散水板前部1aに形成されている散水孔hのうち、散水板前部1aの長手方向の中間に形成されている散水孔h3,h5等は散水板前部1aの前面を構成する散水面Sに対してほぼ直角の方向に形成されている一方、その上下に形成されている散水孔h1,h7では散水範囲を広げるための工夫が施されており、散水孔h1はやや上を向き、散水孔h7はやや下を向いて設けられている。また、散水板1の左右にある側部1bおよび1cは、同形状の正面視縦長の長方形である。例えば、Lは、右側部1cを構成する上下、前後の四つの辺のうちの前辺を示している。1dは、散水板1の上部で、正面視横長の長方形である。7は、散水板左右側部1b,1c、散水板上部1dと一体に形成された中間板体で、前記散水板前部1aとで絞り流路jを形成するためのものであり、図3に示すように平面視縦長の長方形である。絞り流路jにするのは、水だれを防止し散水孔hからの水の勢いを保つためである。また、中間板体7の上縁Aは、図2,3,4に示すように、散水板上部1dの内面8の中間位置に連なっている。また、中間板体7の左右両側縁B,Bは図3,4に示すように、散水板両側部1b,1cの内面1b’,1c’の中間位置に連なっている。さらに、中間板体7は、図4に示すように、絞り流路jへの入口部分において傾斜板7aを有する。この傾斜板7aは散水板1の下方開口Kの側に行くにつれ高くなるよう形成されている。7bは、傾斜板7aから散水板上部1dの内面8に至るよう形成された縦板であり、散水板前部1aとで絞り流路jを形成する。7cは、傾斜板7aから下方に延設して形成された縦板であり、散水板前部1aとで絞り流路jの前記入口部分を形成する。この縦板7cの上面9は図4に示すように、散水板上部1dの後端面10と面一である。そして、図3に示すE,Eは、散水板1の左右両側縁に設けた突出部である。すなわち、散水板前部1aの左右端M,Nが散水板左右側部1b,1cの外面1b’’,1c’’よりも左右に若干長く突出している。
前記接続管2は、散水板1の前記下方開口Kに挿入される流出口部15と、シャワーホース16に接続されるホース接続部17と、両者15,17を連通する接続管本体18で構成される。前記流出口部15は、図1に示すように、正面視で横長の略長方形形状の流出口15aを有するとともに、外周面にオーリング15bが設けられている。そして、このオーリング15b付き流出口部15は、散水板1の下方開口K内に水密状態で嵌込み可能な大きさに形成されている。一方、ホース接続部17は、下流側から順に、外周にオーリング25が設けられたホース接続部分17aおよび外向きフランジ17bを有する。前記フランジ17bはシャワーヘッド本体3に接続管2が収納された状態では、シャワーヘッド本体3の内面に当接する三辺a,b,cを有するとともに、カバー体4下部の前向き湾曲部分4aの内周面に形成された窪み26に当接する湾曲縁27を有する。また、接続管本体18はホース接続部17から下流の流出口部15に行くにつれ吐水流路iを狭めるよう形成されている。さらに、接続管本体18は、シャワーヘッド本体3内部に収納された接続管2をシャワーヘッド本体3にビス19を用いて固定するための固定片部20,21の組を、図1に示すように上下一対有する。上側の固定片部20は、流出口部15の直上流側に左右一対形成されている。下側の固定片部21は、ホース接続部17の直下流側に左右一対形成されている。固定片部20と固定片部21は同一形状をしており、例えば固定片部21は、平面視U字形で、ビス挿通孔22が形成されている。そして、接続管本体18は、シャワーヘッド本体3に接続管2が収納された状態で、カバー体4の裏に設けた左右一対の係止爪30,30が係止する係止片31,31を左右一対の固定片部21,21および前記フランジ17b間に有する。
シャワーヘッド本体3は、前方と下方とが開放されている。すなわち、シャワーヘッド本体3の前方は、図1に示すように、上下に連続する二つの前方開口32,33によって開放されている。また、シャワーヘッド本体3の下方は、図1に示すように、下方開口34によって開放されている。そして、シャワーヘッド本体3の上部5は下部6より前方側へ曲げて形成されている。上部5の曲がり角度は適宜設定される。前記前方開口32は上部5に形成されており、前記前方開口33は下部6に形成されている。また、散水板1および接続管2をシャワーヘッド本体3に組み込んでセットした際には、上部5内に散水板1が位置し、下部6内に接続管2の大半が位置する。なお、図2に示すように、シャワーヘッド本体3上部の先端内面に設けられた凸部11は、散水板1の上端に設けられた凹部12と係合する。すなわち、シャワーヘッド本体3の上部5の先端内面に設けられた凸部11は、散水板前部1aの上端に設けられた凹部12と係合する。
前記カバー体4は、シャワーヘッド本体3に収納された散水板1の下方にあるシャワーヘッド本体前方開口、すなわち、前記した前方開口33を閉じるようその前方開口33の平面形状に合った平面視縦長の略板体に形成されている。カバー体4は、裏面側から表面側に向かって形成された前向き湾曲部分4aを下部に有し、また、これより上方に連なるよう縦長に形成された板体部分4bを中間部に有し、また、板体部分4bより上方に連なるよう形成された細幅の屈曲部分4cを最上部に有しており、屈曲部分4cは前方側へ曲げて形成されている。カバー体4の湾曲部分4aの位置で、その裏側における左右には係止爪30,30が設けられている。この係止爪30は、接続管2に設けた前記係止片31に係止する。また、前記細幅の屈曲部分4cの裏側における左右には、散水板1の左右両側部1b,1cの外面1b’’および1c’’に設けた係止用凹部59および前記上部5の左右内面3a’,3b’に設けた係止凹部60に係止する係止爪61が設けられている。なお、シャワーヘッド本体3には、図1に示すように、その左右両側部3a,3bの内面3a’,3b’に、上下にわたって、くの字状の長い凹溝13,13が設けられており、散水板1の左右両側縁に設けた前記突出部E,Eおよびカバー体4の左右両側縁H,Hがこの凹溝13,13内に嵌め込まれる。
1b’’,1c’’ 散水板の左右両側部外面
2 接続管
3 シャワーヘッド本体
3a’,3b’ シャワーヘッド本体の左右両側部内面
4 カバー体
14 突条部
14a 突条部の後部分
14b 突条部の前部分
15 流出口部
16 シャワーホース
17 ホース接続部
33 シャワーヘッド本体前方開口
40 溝
D シャワーヘッド
K 下方開口
h 散水孔
P 散水板にかかる水圧の方向
Claims (2)
- 上流側には下方開口を、前方には複数の散水孔を有する箱状の角型散水板と、
この散水板の下方開口に挿入される流出口部、およびシャワーホースに接続されるホース接続部を有する接続管と、
前方と下方とが開放され、内部に前記散水板と接続管とが収納される、側面視略く型箱体よりなるシャワーヘッド本体と、
このシャワーヘッド本体に収納された散水板の下方にあるシャワーヘッド本体前方開口を閉じるカバー体とを備え、
さらに、
シャワーヘッド本体の左右両側部内面には溝を、散水板の左右両側部外面には、前記溝に係止する突条部を設け、
前記突条部は、その後部分が前部分より低位置とならない状態で、吐水時において散水板に水圧がかかる方向と交差して設けられていることを特徴とするシャワーヘッド。 - 前記散水板は、上縁が上部内面に連なり、両側縁が散水板左右両側部内面に連なる中間板体を有する請求項1に記載されたシャワーヘッド。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012264214A JP5947200B2 (ja) | 2012-12-03 | 2012-12-03 | シャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012264214A JP5947200B2 (ja) | 2012-12-03 | 2012-12-03 | シャワーヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014108272A JP2014108272A (ja) | 2014-06-12 |
JP5947200B2 true JP5947200B2 (ja) | 2016-07-06 |
Family
ID=51029267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012264214A Active JP5947200B2 (ja) | 2012-12-03 | 2012-12-03 | シャワーヘッド |
Country Status (1)
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-
2012
- 2012-12-03 JP JP2012264214A patent/JP5947200B2/ja active Active
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