JP5947024B2 - 表示装置の駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、表示装置、及び表示装置の駆動方法に関する。
なお、本明細書中において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指し、半導体回路、記憶装置、撮像装置、表示装置、電気光学装置及び電子機器などは全て半導体装置である。
近年、液晶表示装置やエレクトロルミネセンス表示装置(EL表示装置ともいう)などを用いた擬似的に立体映像(三次元画像)の視認が可能な表示装置の開発が進んでいる。
上記擬似的に三次元画像の視認が可能な表示装置としては、例えば人間における左右の眼の視差を利用して二次元の画像を三次元に知覚させる表示装置が挙げられる。該表示装置の一例では、画素部により左眼用画像及び右眼用画像を交互に表示させ、該画像を、視認者が両眼に対応するシャッターを備えたメガネを介して視認する。このとき、表示画像が左眼用の画像のときにはメガネの右眼に対応するシャッターを閉じて視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示画像が右眼用の画像のときにはメガネの左眼に対応するシャッターを閉じて視認者の左眼への光の入射を遮断する。すると、二次元の画像が擬似的に三次元の画像に見える。
さらに、左眼用画像及び右眼用画像のそれぞれを表示する際に、各画像を表示する単位フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、サブフレーム期間毎に画素回路(表示回路ともいう)に照射するライトユニット(バックライトを含む)の光の色を異なる色に切り替えることにより、単位フレーム期間毎にフルカラーの画像を表示する方式(フィールドシーケンシャル方式ともいう)が知られている(例えば特許文献1)。フィールドシーケンシャル方式を用いることにより、例えば液晶表示装置にカラーフィルターを設ける必要がないため、光の透過率を高くすることができる。
また、左眼用画像及び右眼用画像のそれぞれを複数のフレーム期間において連続して表示させる方式が知られている(例えば特許文献2)。上記方式を用いることにより、シャッターを備えたメガネにおける、左右の眼に対応するシャッターの切り替える間隔を長くすることができるため、フレーム周波数を高くした場合においてもクロストークを抑制することができる。
特開2003−259395号公報 特開2009−31523号公報
フィールドシーケンシャル方式によって表示を行う液晶表示装置は、各画素に対する画像信号の入力頻度を向上させる必要がある。例えば、三次元画像を表示しない場合、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色を光源(バックライト)としたフィールドシーケンシャル方式によって表示を行う液晶表示装置は、白色光を光源(バックライト)としたカラーフィルター方式によって表示を行う液晶表示装置と比較し、各画素に対する画像信号の入力頻度を少なくとも3倍にする必要がある。具体的に述べると、フレーム周波数が60Hzである場合、カラーフィルター方式によって表示を行う液晶表示装置では各画素に対する画像信号の入力を1秒間に60回行う必要があるのに対し、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色を光源(バックライト)としたフィールドシーケンシャル方式によって表示を行う液晶表示装置では各画素に対する画像信号の入力を1秒間に180回行う必要がある。
また、フィールドシーケンシャル方式によって三次元画像表示を行う場合は、左眼用画像及び右眼用画像を切り替えるために、上記3色に加えて、黒(K)を表示させる期間が必要となる。このため、フィールドシーケンシャル方式によって三次元画像表示を行う場合は、各画素に対する画像信号の入力を1秒間に480回行う必要がある。
このように、フィールドシーケンシャル方式によって表示を行う液晶表示装置では色情報が時間分割される。そのため、利用者の瞬きなど短時間の表示の遮りに起因して特定の表示情報が欠落することによって、当該利用者に視認される表示が本来の表示情報に基づく表示から変化してしまい(カラーブレイク、色割れともいう)、表示画像の画質が低下してしまう。
本発明の一態様は、画質の低下を抑制し、表示品位の良い表示装置を提供することを課題の一つとする。
本発明の一態様は、消費電力の少ない表示装置を提供することを課題の一つとする。
本発明の一態様は、解像度を低下させることなく、良好な立体表示を行うことのできる表示装置を提供することを課題の一つとする。
異なる色相の光を供給することができる複数のバックライトユニットを有するバックライトを用いて、画素部を特定の領域ごとや、バックライトユニットごとに画像信号の書き込みとバックライトの点灯を行う。よって、従来の画素部全体に画像信号を書き込んでからバックライトを点灯させる方法よりも、バックライト消灯期間を短くすることができ、明るく表示品位の良い表示装置を実現することができる。
本発明の一態様は、マトリクス状に配列された複数の画素を有する画素部を複数の領域に分割し、異なる色相の光を発するバックライトユニットの点灯を各領域ごとに制御し、一定期間ごとに複数の領域のバックライトユニットを同時に消灯して黒表示とする表示装置の駆動方法である。
また、黒表示ごとに、右眼用画像及び左眼用画像を切り替えて表示し、表示画像が左眼用画像のときに視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示画像が右眼用画像のときに視認者の左眼への光の入射を遮断する。また、バックライトユニットを消灯する黒表示時に、画素に画像信号を書き込むことで、表示品位を向上させることができる。
本発明の一態様は、第1の領域と、第1の領域に隣接する第2の領域と、第2の領域に隣接する第3の領域を有する画素部を有し、第1の領域乃至第3の領域は、マトリクス状に配列された複数の画素と、複数の画素に重畳して配置された複数のバックライトユニットと、を有し、第1のサブフレーム期間と、第2のサブフレーム期間と、第3のサブフレーム期間と、第4のサブフレーム期間と、第1の色相表示期間と、第2の色相表示期間と、第3の色相表示期間と、黒表示期間を有する液晶表示装置の駆動方法であって、第1のサブフレーム期間に、第1の領域を第1の色相表示期間とし、第2の領域を第3の色相表示期間とし、第3の領域を第2の色相表示期間とし、第2のサブフレーム期間に、第1の領域を第2の色相表示期間とし、第2の領域を第1の色相表示期間とし、第3の領域を第3の色相表示期間とし、第3のサブフレーム期間に、第1の領域を第3の色相表示期間とし、第2の領域を第2の色相表示期間とし、第3の領域を第1の色相表示期間とし、第4のサブフレーム期間に、第1の領域乃至第3の領域を黒表示期間とする液晶表示装置の駆動方法である。
本発明の一態様は、第1の領域と、第1の領域に隣接する第2の領域と、第2の領域に隣接する第3の領域を有する画素部を有し、第1の領域乃至第3の領域は、マトリクス状に配列された複数の画素を有し、複数の画素に重畳し、第1の色相の光と、第2の色相の光と、第3の色相の光を供給する複数のバックライトユニットを有し、右眼用画像表示を行う右眼用画像表示期間と、左眼用画像表示を行う左眼用画像表示期間と、を有する液晶表示装置の駆動方法であって、右眼用画像表示期間及び左眼用画像表示期間は、第1のサブフレーム期間と、第2のサブフレーム期間と、第3のサブフレーム期間と、第4のサブフレーム期間と、を有し、第1のサブフレーム期間に、第1の領域が有する画素に第1の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第1の色相の光を供給し、第2の領域が有する画素に第3の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第3の色相の光を供給し、第3の領域が有する画素に第2の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第2の色相の光を供給し、第2のサブフレーム期間に、第1の領域が有する画素に第2の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第2の色相の光を供給し、第2の領域が有する画素に第1の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第1の色相の光を供給し、第3の領域が有する画素に第3の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第3の色相の光を供給し、第3のサブフレーム期間に、第1の領域が有する画素に第3の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第3の色相の光を供給し、第2の領域が有する画素に第2の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第2の色相の光を供給し、第3の領域が有する画素に第1の色相信号を供給した後、バックライトユニットから第1の色相の光を供給し、第4のサブフレーム期間に、第1の領域乃至第3の領域のバックライトユニットを消灯とする表示装置の駆動方法である。
また、第1のサブフレーム期間に、第1の領域が有する第2の領域に隣接する画素に、第4のサブフレーム期間に当該画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持させる。
また、第1のサブフレーム期間に、第2の領域が有する第3の領域に隣接する画素に、第4のサブフレーム期間に当該画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持させる。
また、第4のサブフレーム期間に、第2の領域が有する第1の領域に隣接する画素に、第1のサブフレーム期間に当該画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持させる。
また、第4のサブフレーム期間に、第3の領域が有する第2の領域に隣接する画素に、第1のサブフレーム期間に当該画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持させる。
また、右眼用画像表示と左眼用画像表示を交互に行うことで、視認者に、三次元の画像を視認させることができる。
表示品位の良い表示装置を提供することができる。
消費電力の少ない表示装置を提供することができる。
解像度を低下させることなく、良好な立体表示を行うことのできる表示装置を提供することができる。
液晶表示装置の構成例を示す図。 走査線駆動回路の構成例と動作例を示す図。 パルス出力回路の構成例と動作例を示す図。 走査線駆動回路の動作例を説明する図。 信号線駆動回路の構成例と画像信号を供給するタイミングの一例を説明する図。 バックライトの構成例を示す図。 液晶表示装置の動作例を説明する図。 液晶表示装置の動作例を説明する図。 液晶表示装置の動作例を説明する図。 液晶表示装置の動作例を説明する図。 液晶表示装置の動作例を説明する図。 トランジスタの構成例を示す断面図。 液晶表示装置のパネルの一例を説明する図。 液晶表示装置の構成例を説明する図。 電子機器の構成例を説明する図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同じ物を指し示す符号は異なる図面間において共通とする。
なお、各実施の形態の図面等において示す各構成の、大きさ、層の厚さ、信号波形、又は領域は、明瞭化のために誇張されて表記している場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない。
なお、本明細書にて用いる第1、第2、第3、乃至第N(Nは自然数)という用語は、構成要素の混同を避けるために付したものであり、数的に限定するものではないことを付記する。なお自然数は、特に断りのない限り、1以上として説明する。
トランジスタは半導体素子の一種であり、電流や電圧の増幅や、導通または非導通を制御するスイッチング動作などを実現することができる。本明細書におけるトランジスタは、IGFET(Insulated Gate Field Effect Transistor)や薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を含む。
また、トランジスタの「ソース」や「ドレイン」の機能は、異なる極性のトランジスタを採用する場合や、回路動作において電流の方向が変化する場合などには入れ替わることがある。このため、本明細書においては、「ソース」や「ドレイン」の用語は、入れ替えて用いることができるものとする。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様の液晶表示装置について図1乃至図11を参照して説明する。
<液晶表示装置の構成例>
図1(A)は、液晶表示装置100の構成例を示す図である。図1(A)に示す液晶表示装置100は、画素部10と、走査線駆動回路11と、信号線駆動回路12と、各々が平行又は略平行に配設され、且つ走査線駆動回路11によって電位が制御されるm本の走査線13と、各々が平行又は略平行に配設され、且つ信号線駆動回路12によって電位が制御される、n本の信号線14と、を有する。さらに、画素部10は、3つの領域(領域101乃至領域103)に分割され、領域毎にマトリクス状に配設された複数の画素15を有する。
なお、各走査線13は、画素部10においてm行n列(mは12以上の自然数、nは自然数)に配設された複数の画素のうち、いずれかの行に配設されたn個の画素に電気的に接続される。また、各信号線14は、m行n列に配設された複数の画素のうち、いずれかの列に配設されたm個の画素に電気的に接続される。
そして、m本の走査線13は、画素部10が有する領域の数に合わせて、複数のグループに分割されている。例えば、図1(A)の場合、画素部10が3つの領域に分割されているので、m本の走査線13も3つのグループに分割されている。そして、各グループに属する走査線13は、当該グループに対応する領域が有する複数の画素15に電気的に接続されている。具体的に、各走査線13は、各領域においてマトリクス状に配設された複数の画素15のうち、いずれかの行に配設されたn個の画素15に電気的に接続される。
また、n本の信号線14は、上記領域に係わらず、画素部10においてm行n列に配設された複数の画素15のうち、いずれかの列に配設されたm個の画素15に電気的に接続される。
図1(B)は、図1(A)に示す画素部10が有する画素15の回路構成の一例を示す図である。図1(B)に示す画素15は、トランジスタ16と、容量素子17と、液晶素子18と、を有する。
トランジスタ16のゲートは走査線13に電気的に接続され、ソース及びドレインの一方は信号線14に電気的に接続されている。また、容量素子17の一方の電極は、トランジスタ16のソース及びドレインの他方と電気的に接続され、容量素子17の他方の電極は、容量電位を供給する配線(容量配線ともいう)に電気的に接続されている。また、液晶素子18の一方の電極(画素電極ともいう)は、トランジスタ16のソース及びドレインの他方及び容量素子17の一方の電極に電気的に接続され、液晶素子18の他方の電極(対向電極ともいう)は、対向電位を供給する配線に電気的に接続されている。
なお、本実施の形態では、トランジスタ16は、nチャネル型のトランジスタとしているが、pチャネル型のトランジスタを用いてもよい。また、容量電位と対向電位を同一の電位とすることが可能である。
<走査線駆動回路の構成例>
図2(A)は、図1(A)に示す液晶表示装置100が有する走査線駆動回路11の構成例を示す図である。図2(A)に示す走査線駆動回路11は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)を供給する配線乃至第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)を供給する配線と、第1のパルス幅制御信号(PWC1)を供給する配線乃至第6のパルス幅制御信号(PWC6)を供給する配線と、1行目に配設された走査線13に電気的に接続された第1のパルス出力回路20_1、乃至、m行目に配設された走査線13に電気的に接続された第mのパルス出力回路20_mと、を有する。
なお本実施の形態では、第1のパルス出力回路20_1乃至第kのパルス出力回路20_k(kは、m/3以下の自然数)が、領域101に配設された走査線13_1乃至走査線13_kに電気的に接続されることとする。また本実施の形態においてkは、走査線駆動回路11に供給されるクロック信号(GCK1乃至GCK4)の数の倍数、すなわち4の倍数とすることが好適である。
また、第k+1のパルス出力回路20_k+1乃至第2kのパルス出力回路20_2kが、領域102に配設された走査線13_k+1乃至走査線13_2kに電気的に接続されることとする。また、第2k+1のパルス出力回路20_2k+1乃至第mのパルス出力回路20_mが領域103に配設された走査線13_2k+1乃至走査線13_mに電気的に接続されることとする。
第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mは、第1のパルス出力回路20_1に入力される走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)をきっかけとしてシフト期間毎にシフトパルスを順次シフトする機能を有する。さらに、第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mにおいて複数のシフトパルスのシフトを並行して行うことが可能である。すなわち、第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mにおいてシフトパルスのシフトが行われている期間内であっても、第1のパルス出力回路20_1に走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)を入力することが可能である。
図2(B)は、上記信号の具体的な動作の一例を示す図である。図2(B)に示す第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)は、周期的にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))とロウレベルの電位(低電源電位(Vss))を繰り返す、デューティー比が1/4の信号である。また、第2の走査線駆動回路用クロック信号(GCK2)は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)から1/4周期分位相がずれた信号である。また、第3の走査線駆動回路用クロック信号(GCK3)は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)から1/2周期位相がずれた信号である。また、第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)から3/4周期位相がずれた信号である。
図2(B)に示す第1のパルス幅制御信号(PWC1)は、周期的にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))とロウレベルの電位(低電源電位(Vss))を繰り返す、デューティー比が1/3の信号である。また、第2のパルス幅制御信号(PWC2)は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)から1/6周期位相がずれた信号である。第3のパルス幅制御信号(PWC3)は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)から1/3周期位相がずれた信号である。第4のパルス幅制御信号(PWC4)は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)から1/2周期位相がずれた信号である。第5のパルス幅制御信号(PWC5)は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)から2/3周期位相がずれた信号である。第6のパルス幅制御信号(PWC6)は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)から5/6周期位相がずれた信号である。
なお、ここでは、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)乃至第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)のパルス幅と第1のパルス幅制御信号(PWC1)乃至第6のパルス幅制御信号(PWC6)のパルス幅の比は、3:2とする。
上述した液晶表示装置100においては、第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mとして、同一の構成を有する回路を適用することができる。ただし、パルス出力回路が有する複数の端子の電気的な接続関係は、パルス出力回路毎に異なる。具体的な接続関係について図2(A)、(C)を参照して説明する。
第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mのそれぞれは、端子21乃至端子27を有する。なお、端子21乃至端子24及び端子26は入力端子であり、端子25及び端子27は出力端子である。
まず、端子21について述べる。第1のパルス出力回路20_1の端子21は、走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)を供給する配線に電気的に接続され、第2のパルス出力回路20_2乃至第mのパルス出力回路20_mの端子21は、前段のパルス出力回路の端子27に電気的に接続される。
次いで、端子22について述べる。第(4a−3)のパルス出力回路(aは、m/4以下の自然数)の端子22は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)を供給する配線に電気的に接続される。第(4a−2)のパルス出力回路の端子22は、第2の走査線駆動回路用クロック信号(GCK2)を供給する配線に電気的に接続される。第(4a−1)のパルス出力回路の端子22は、第3の走査線駆動回路用クロック信号(GCK3)を供給する配線に電気的に接続される。第4aのパルス出力回路の端子22は、第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)を供給する配線に電気的に接続される。
次いで、端子23について述べる。第(4a−3)のパルス出力回路の端子23は、第2の走査線駆動回路用クロック信号(GCK2)を供給する配線に電気的に接続される。第(4a−2)のパルス出力回路の端子23は、第3の走査線駆動回路用クロック信号(GCK3)を供給する配線に電気的に接続される。第(4a−1)のパルス出力回路の端子23は、第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)を供給する配線に電気的に接続される。第4aのパルス出力回路の端子23は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)を供給する配線に電気的に接続される。
次いで、端子24について述べる。第(2b−1)のパルス出力回路(bは、k/2以下の自然数)の端子24は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)を供給する配線に電気的に接続される。第2bのパルス出力回路の端子24は、第4のパルス幅制御信号(PWC4)を供給する配線に電気的に接続される。第(2c−1)のパルス出力回路(cは、(k/2+1)以上k以下の自然数)の端子24は、第2のパルス幅制御信号(PWC2)を供給する配線に電気的に接続される。第2cのパルス出力回路の端子24は、第5のパルス幅制御信号(PWC5)を供給する配線に電気的に接続される。第(2d−1)のパルス出力回路(dは、(k+1)以上m/2以下の自然数)の端子24は、第3のパルス幅制御信号(PWC3)を供給する配線に電気的に接続される。第2dのパルス出力回路の端子24は、第6のパルス幅制御信号(PWC6)を供給する配線に電気的に接続される。
次いで、端子25について述べる。第xのパルス出力回路(xは、m以下の自然数)の端子25は、x行目に配設された走査線13_xに電気的に接続される。
次いで、端子26について述べる。第yのパルス出力回路(yは、m−1以下の自然数)の端子26は、第(y+1)のパルス出力回路の端子27に電気的に接続される。第mのパルス出力回路の端子26は、第mのパルス出力回路用ストップ信号(STP)を供給する配線に電気的に接続される。
なお、第mのパルス出力回路用ストップ信号(STP)は、仮に第(m+1)のパルス出力回路が設けられていれば、当該第(m+1)のパルス出力回路の端子27から出力される信号に相当する信号である。具体的には、これらの信号は、実際にダミー回路として第(m+1)のパルス出力回路を設けること、又は外部から当該信号を直接入力することなどによって第mのパルス出力回路に供給することができる。
各パルス出力回路の端子27の接続関係は既出である。そのため、ここでは前述の説明を援用することとする。
<パルス出力回路の構成例>
図3(A)は、図2(A)、(C)に示すパルス出力回路の構成例を示す図である。図3(A)に示すパルス出力回路は、トランジスタ31乃至トランジスタ39を有する。
トランジスタ31は、ソース及びドレインの一方が高電源電位(Vdd)を供給する配線(以下、高電源電位線ともいう)に電気的に接続され、ゲートが端子21に電気的に接続される。
トランジスタ32は、ソース及びドレインの一方が低電源電位(Vss)を供給する配線(以下、低電源電位線ともいう)に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方がトランジスタ31のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
トランジスタ33は、ソース及びドレインの一方が端子22に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が端子27に電気的に接続され、ゲートがトランジスタ31のソース及びドレインの他方並びにトランジスタ32のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
トランジスタ34は、ソース及びドレインの一方が低電源電位線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が端子27に電気的に接続され、ゲートがトランジスタ32のゲートに電気的に接続される。
トランジスタ35は、ソース及びドレインの一方が低電源電位線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方がトランジスタ32のゲート及びトランジスタ34のゲートに電気的に接続され、ゲートが端子21に電気的に接続される。
トランジスタ36は、ソース及びドレインの一方が高電源電位線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方がトランジスタ32のゲート、トランジスタ34のゲート、並びにトランジスタ35のソース及びドレインの他方に電気的に接続され、ゲートが端子26に電気的に接続される。
トランジスタ37は、ソース及びドレインの一方が高電源電位線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方がトランジスタ32のゲート、トランジスタ34のゲート、トランジスタ35のソース及びドレインの他方、並びにトランジスタ36のソース及びドレインの他方に電気的に接続され、ゲートが端子23に電気的に接続される。
トランジスタ38は、ソース及びドレインの一方が端子24に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が端子25に電気的に接続され、ゲートがトランジスタ31のソース及びドレインの他方、トランジスタ32のソース及びドレインの他方、並びにトランジスタ33のゲートに電気的に接続される。
トランジスタ39は、ソース及びドレインの一方が低電源電位線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が端子25に電気的に接続され、ゲートがトランジスタ32のゲート、トランジスタ34のゲート、トランジスタ35のソース及びドレインの他方、トランジスタ36のソース及びドレインの他方、並びにトランジスタ37のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
なお、以下においては、トランジスタ31のソース及びドレインの他方、トランジスタ32のソース及びドレインの他方、トランジスタ33のゲート、並びにトランジスタ38のゲートが電気的に接続するノードをノードAとして説明する。また、トランジスタ32のゲート、トランジスタ34のゲート、トランジスタ35のソース及びドレインの他方、トランジスタ36のソース及びドレインの他方、トランジスタ37のソース及びドレインの他方、並びにトランジスタ39のゲートが電気的に接続するノードをノードBとして説明する。
<パルス出力回路の動作例>
上述したパルス出力回路の動作例について図3(B)〜(D)を参照して説明する。なお、ここでは、第1のパルス出力回路20_1の端子21に入力される走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)の入力タイミングを制御することで、第1のパルス出力回路20_1、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1、及び第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1の端子27から同一タイミングでシフトパルスを出力する場合の動作例について説明する。
具体的な例として、図3(B)は、走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)が入力される際の第1のパルス出力回路20_1の各端子に入力される信号の電位、並びにノードA及びノードBの電位を示している。図3(C)は、第kのパルス出力回路20_kからハイレベルの電位が入力される際の第(k+1)のパルス出力回路20_k+1の各端子に入力される信号の電位、並びにノードA及びノードBの電位を示している。図3(D)は、第2kのパルス出力回路20_2kからハイレベルの電位が入力される際の第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1の各端子に入力される信号の電位、並びにノードA及びノードBの電位を示している。
なお、図3(B)〜(D)では、各端子に入力される信号を括弧書きで付記している。また、それぞれの後段に配設されるパルス出力回路(第2のパルス出力回路20_2、第(k+2)のパルス出力回路20_k+2、第(2k+2)のパルス出力回路20_2k+2)の端子25から出力される信号(Gout2、Goutk+2、Gout2k+2)及び端子27の出力信号(SRout2=第1のパルス出力回路20_1の端子26の入力信号、SRoutk+2=第(k+1)のパルス出力回路20_k+1の端子26の入力信号、SRout2k+2=第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1の端子26の入力信号)も付記している。なお、図中において、Goutは、パルス出力回路の走査線に対する出力信号を表し、SRoutは、当該パルス出力回路の、後段のパルス出力回路に対する出力信号を表している。
まず、図3(B)を参照して、第1のパルス出力回路20_1に走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)としてハイレベルの電位が入力される場合について説明する。
期間t1において、端子21にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。これにより、トランジスタ31、35がオン状態となる。そのため、ノードAの電位がハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ31のしきい値電圧分下降した電位)に上昇し、且つノードBの電位が低電源電位(Vss)に下降する。これに付随して、トランジスタ33、38がオン状態となり、トランジスタ32、34、39がオフ状態となる。
以上により、期間t1において、端子27から出力される信号は、端子22に入力される信号となり、端子25から出力される信号は、端子24に入力される信号となる。ここで、期間t1において、端子22及び端子24に入力される信号は、共にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))である。そのため、期間t1において、第1のパルス出力回路20_1は、第2のパルス出力回路20_2の端子21、及び画素部に配設された1行目の走査線にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))を出力する。
期間t2において、各端子に入力される信号は期間t1から変化しない。そのため、端子25及び端子27から出力される信号も変化せず、共にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))を出力する。
期間t3において、端子24にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。なお、ノードAの電位(トランジスタ31のソースの電位)は、期間t1においてハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ31のしきい値電圧分下降した電位)まで上昇している。そのため、トランジスタ31はオフ状態となっている。この時、端子24にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力されることで、トランジスタ38のソースとゲートの容量結合によって、ノードAの電位(トランジスタ38のゲートの電位)がさらに上昇する(ブートストラップ動作)。また、当該ブートストラップ動作を行うことによってノードAの電位が上昇するため、端子25から出力される信号が端子24に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))よりも下降することがない。そのため、期間t3において、第1のパルス出力回路20_1は、画素部に配設された1行目の走査線にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号)を出力する。
期間t4において、端子22にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。ここで、ノードAの電位は、ブートストラップ動作によって上昇しているため、端子27から出力される信号が端子22に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))から下降することがない。そのため、期間t4において、端子27からは、端子22に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が出力される。すなわち、第1のパルス出力回路20_1は、第2のパルス出力回路20_2の端子21にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=シフトパルス)を出力する。また、期間t4において、端子24に入力される信号はハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))を維持するため、第1のパルス出力回路20_1から画素部に配設された1行目の走査線に対して出力される信号は、ハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号)のままである。なお、期間t4における当該パルス出力回路の出力信号には直接関与しないが、端子21にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))が入力されるためトランジスタ35はオフ状態となる。
期間t5において、端子24にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))が入力される。ここで、トランジスタ38はオン状態を維持する。そのため、期間t5において、第1のパルス出力回路20_1から画素部に配設された1行目の走査線に対して出力される信号は、ロウレベルの電位(低電源電位(Vss))となる。
期間t6において、各端子に入力される信号は期間t5から変化しない。そのため、端子25及び端子27から出力される信号も変化せず、端子25からはロウレベルの電位(低電源電位(Vss))が出力され、端子27からはハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=シフトパルス)が出力される。
期間t7において、端子23にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。これにより、トランジスタ37がオン状態となる。そのため、ノードBの電位がハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ37のしきい値電圧分下降した電位)に上昇する。つまり、トランジスタ32、34、39がオン状態となる。また、これに付随して、ノードAの電位がロウレベルの電位(低電源電位(Vss))へと下降する。つまり、トランジスタ33、38がオフ状態となる。以上により、期間t7において、端子25及び端子27から出力される信号は、共に低電源電位(Vss)となる。すなわち、期間t7において、第1のパルス出力回路20_1は、第2のパルス出力回路20_2の端子21、及び画素部に配設された1行目の走査線に低電源電位(Vss)を出力する。
次いで、図3(C)を参照して、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1の端子21に第kのパルス出力回路20_kからシフトパルスとしてハイレベルの電位が入力される場合について説明する。
期間t1及び期間t2において、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1の動作は、上述した第1のパルス出力回路20_1と同様である。そのため、ここでは前述の説明を援用することとする。
期間t3において、各端子に入力される信号は期間t2から変化しない。そのため、端子25及び端子27から出力される信号も変化せず、共にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))を出力する。
期間t4において、端子22及び端子24にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。なお、ノードAの電位(トランジスタ31のソースの電位)は、期間t1においてハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ31のしきい値電圧分下降した電位)まで上昇している。そのため、トランジスタ31は、期間t1においてオフ状態となっている。ここで、端子22及び端子24にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力されることで、トランジスタ33のソースとゲート及びトランジスタ38のソースとゲートの容量結合によって、ノードAの電位(トランジスタ33、38のゲートの電位)がさらに上昇する(ブートストラップ動作)。また、当該ブートストラップ動作を行うことによって、端子25及び端子27から出力される信号が端子22及び端子24に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))から下降することがない。そのため、期間t4において、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1は、画素部に配設された(k+1)行目の走査線及び第(k+2)のパルス出力回路20_k+2の端子21にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号、シフトパルス)を出力する。
期間t5において、各端子に入力される信号は期間t4から変化しない。そのため、端子25及び端子27から出力される信号も変化せず、ハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号、シフトパルス)を出力する。
期間t6において、端子24にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))が入力される。ここで、トランジスタ38はオン状態を維持する。そのため、期間t6において、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1から画素部に配設された(k+1)行目の走査線に対して出力される信号は、ロウレベルの電位(低電源電位(Vss))となる。
期間t7において、端子23にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。これにより、トランジスタ37がオン状態となる。そのため、ノードBの電位がハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ37のしきい値電圧分下降した電位)に上昇する。つまり、トランジスタ32、34、39がオン状態となる。また、これに付随して、ノードAの電位がロウレベルの電位(低電源電位(Vss))へと下降する。つまり、トランジスタ33、38がオフ状態となる。以上により、期間t7において、端子25及び端子27から出力される信号は、共に低電源電位(Vss)となる。すなわち、期間t7において、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1は、第(k+2)のパルス出力回路20_2の端子21、及び画素部に配設されたk+1行目の走査線に低電源電位(Vss)を出力する。
次いで、図3(D)を参照して、第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1の端子21に第2kのパルス出力回路20_2kからシフトパルスとしてハイレベルの電位が入力される場合について説明する。
期間t1乃至期間t3において、第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1の動作は、上述した第(k+1)のパルス出力回路20_k+1と同様である。そのため、ここでは前述の説明を援用することとする。
期間t4において、端子22にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。なお、ノードAの電位(トランジスタ31のソースの電位)は、期間t1においてハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ31のしきい値電圧分下降した電位)まで上昇している。そのため、トランジスタ31は、期間t1においてオフ状態となっている。ここで、端子22にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力されることで、トランジスタ33のソースとゲートの容量結合によって、ノードAの電位(トランジスタ33のゲートの電位)がさらに上昇する(ブートストラップ動作)。また、当該ブートストラップ動作を行うことによって、端子27から出力される信号が端子22に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))から下降することがない。そのため、期間t4において、第(2k+1)のパルス出力回路20_k+1は、第(2k+2)のパルス出力回路20_k+2の端子21にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=シフトパルス)を出力する。なお、期間t4における当該パルス出力回路の出力信号には直接関与しないが、端子21にロウレベルの電位(低電源電位(Vss))が入力されるためトランジスタ35はオフ状態となる。
期間t5において、端子24にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。ここで、ノードAの電位は、ブートストラップ動作によって上昇しているため、端子25から出力される信号が端子24に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))から下降することがない。そのため、期間t5において、端子25からは、端子22に入力されるハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が出力される。すなわち、第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1は、画素部に配設された2k+1行目の走査線にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号)を出力する。また、期間t5において、端子22に入力される信号はハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))を維持するため、第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1から第(2k+2)のパルス出力回路20_2k+2の端子21に対して出力される信号は、ハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=シフトパルス)のままである。
期間t6において、各端子に入力される信号は期間t5から変化しない。そのため、端子25及び端子27から出力される信号も変化せず、共にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)=選択信号、シフトパルス)を出力する。
期間t7において、端子23にハイレベルの電位(高電源電位(Vdd))が入力される。これにより、トランジスタ37がオン状態となる。そのため、ノードBの電位がハイレベルの電位(高電源電位(Vdd)からトランジスタ37のしきい値電圧分下降した電位)に上昇する。つまり、トランジスタ32、34、39がオン状態となる。また、これに付随して、ノードAの電位がロウレベルの電位(低電源電位(Vss))へと下降する。つまり、トランジスタ33、38がオフ状態となる。以上により、期間t7において、端子25及び端子27から出力される信号は、共に低電源電位(Vss)となる。すなわち、期間t7において、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1は、第(k+2)のパルス出力回路20_k+2の端子21、及び画素部に配設されたk+1行目の走査線に低電源電位(Vss)を出力する。
図3(B)〜(D)に示すように、第1のパルス出力回路20_1乃至第mのパルス出力回路20_mでは、走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)の入力タイミングを制御することで、複数のシフトパルスのシフトを並行して行うことが可能である。具体的には、走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)の入力後、第kのパルス出力回路20_kの端子27からシフトパルスが出力されるタイミングと同じタイミングで再度走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)を入力することによって、第1のパルス出力回路20_1及び第(k+1)のパルス出力回路20_k+1から同じタイミングでシフトパルスを出力させることが可能である。また、同様に走査線駆動回路用スタートパルス(GSP)を入力することによって、第1のパルス出力回路20_1、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1、及び第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1から同じタイミングでシフトパルスを出力させることが可能である。
加えて、第1のパルス出力回路20_1、第(k+1)のパルス出力回路20_k+1、及び第(2k+1)のパルス出力回路20_2k+1は、上記の動作に並行して、それぞれ異なるタイミングで走査線に対する選択信号の供給を行うことが可能である。すなわち、上述した走査線駆動回路は、固有のシフト期間を有するシフトパルスを複数シフトし且つ同一タイミングにおいてシフトパルスが入力された複数のパルス出力回路がそれぞれ異なるタイミングで走査線に対して選択信号を供給することが可能である。
<走査線駆動回路の動作例>
次いで、走査線駆動回路の動作について説明する。
図4に、走査線駆動回路11の動作を説明するタイミングチャートの一例を示す。図4では、1フレーム期間内に、サブフレーム期間SF1、サブフレーム期間SF2、サブフレーム期間SF3が、設けられている場合を例示している。そして、1つのサブフレーム期間の代表例として、サブフレーム期間SF1のタイミングチャートを示している。
図4では、走査線13_1乃至走査線13_kは、領域101の画素に電気的に接続され、走査線13_k+1乃至走査線13_2kは、領域102の画素に電気的に接続され、走査線13_2k+1乃至走査線13_mは、領域103の画素に電気的に接続されている場合のタイミングチャートを例示する。
各サブフレーム期間SFは、走査線駆動回路用スタートパルス信号(GSP)のパルスが有する電位の立ち下がりに従って開始する。走査線駆動回路用スタートパルス信号(GSP)のパルス幅は、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)乃至第4の走査線駆動回路用クロック信号(GCK4)と同程度である。そして、走査線駆動回路用スタートパルス信号(GSP)のパルスが有する電位の立ち下がりと、第1の走査線駆動回路用クロック信号(GCK1)のパルスが有する電位の立ち上がりが、同期している。また、走査線駆動回路用スタートパルス信号(GSP)のパルスが有する電位の立ち下がりは、第1のパルス幅制御信号(PWC1)のパルスが有する電位の立ち上がりから、第1のパルス幅制御信号(PWC1)の1/6周期分遅れたタイミングで出現する。
そして、上記信号により、図3(A)に示したパルス出力回路は、図3(B)に示したタイミングチャートに従って動作する。よって、図4に示すように、領域101に対応する走査線13_1乃至走査線13_kには、パルスの順次シフトした選択信号が与えられる。なおかつ、走査線13_1乃至走査線13_kに与えられる選択信号のパルスは、パルス幅の2分の3に相当する期間、位相が遅れるようにシフトしている。なお、走査線13_1乃至走査線13_kに与えられる選択信号のパルス幅は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)乃至第6のパルス幅制御信号(PWC6)のパルス幅と同程度である。
また、領域101の場合と同様に、領域102に対応する走査線13_k+1乃至走査線13_2kには、パルスの順次シフトした選択信号が与えられる。なおかつ、走査線13_k+1乃至走査線13_2kに与えられる選択信号のパルスは、パルス幅の2分の3に相当する期間、位相が遅れるようにシフトしている。なお、走査線13_k+1乃至走査線13_2kに与えられる選択信号のパルス幅は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)乃至第6のパルス幅制御信号(PWC6)のパルス幅と同程度である。
また、領域101の場合と同様に、領域103に対応する走査線13_2k+1乃至走査線13_mには、パルスの順次シフトした選択信号が与えられる。なおかつ、走査線13_2k+1乃至走査線13_mに与えられる選択信号のパルスは、パルス幅の2分の3に相当する期間、位相が遅れるようにシフトしている。なお、走査線13_2k+1乃至走査線13_mに与えられる選択信号のパルス幅は、第1のパルス幅制御信号(PWC1)乃至第6のパルス幅制御信号(PWC6)のパルス幅と同程度である。
そして、走査線13_1、走査線13_k+1、走査線13_2k+1に与えられる選択信号のパルスは、パルス幅の2分の1に相当する期間、位相が遅れるように順次シフトしている。
<信号線駆動回路の構成例>
図5(A)は、図1(A)に示す液晶表示装置100が有する信号線駆動回路12の構成例を示す図である。図5(A)に示す信号線駆動回路12は、第1の出力端子乃至第nの出力端子を有するシフトレジスタ120と、画像信号(DATA)を供給する配線と、ソース及びドレインの一方が画像信号(DATA)を供給する配線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が画素部に配設された1列目の信号線14_1に電気的に接続され、ゲートがシフトレジスタ120の第1の出力端子に電気的に接続されたトランジスタ121_1、乃至、ソース及びドレインの一方が画像信号(DATA)を供給する配線に電気的に接続され、ソース及びドレインの他方が画素部に配設されたn列目の信号線14_nに電気的に接続され、ゲートがシフトレジスタ120の第nの出力端子に電気的に接続されたトランジスタ121_nと、を有する。
なお、シフトレジスタ120は、信号線駆動回路用スタートパルス(SSP)をきっかけとしてシフト期間毎に順次第1の出力端子乃至第nの出力端子からハイレベルの電位を出力する機能を有する。すなわち、トランジスタ121_1乃至トランジスタ121_nは、シフト期間毎に順次オン状態となる。
図5(B)は、画像信号(DATA)を供給する配線が、画像信号を供給するタイミングの一例を示す図である。図5(B)に示すように、画像信号(DATA)を供給する配線は、期間t4において、1行目に配設された画素のための画像信号(data 1)を供給し、期間t5において、k+1行目に配設された画素のための画像信号(data k+1)を供給し、期間t6において、2k+1行目に配設された画素のための画像信号(data 2k+1)を供給し、期間t7において、2行目に配設された画素のための画像信号(data 2)を供給する。以下、同様に画像信号(DATA)を供給する配線は、特定の行毎に配設された画素のための画像信号を順次供給する。一般化すれば、s行目(sは、k未満の自然数)に配設された画素のための画像信号、次いでk+s行目に配設された画素のための画像信号、次いで2k+s行目に配設された画素のための画像信号、次いでs+1行目に配設された画素のための画像信号、という順序で画像信号を供給するとも言える。
上述した走査線駆動回路及び信号線駆動回路が当該動作を行うことにより、走査線駆動回路が有するパルス出力回路におけるシフト期間毎に画素部に配設された3行の画素に対する画像信号の入力を行うことが可能である。
<バックライトの構成例>
図6(A)は、図1(A)に示す液晶表示装置100の画素部10後方に設けられるバックライトの構成例を示す図である。図6に示すバックライトは、赤色の波長帯域による発光(「R」ともいう)、緑色の波長帯域による発光(「G」ともいう)、青色の波長帯域による発光(「B」ともいう)、の3色を呈する光源を備えたバックライトユニット40を複数有する。バックライトユニット40としては、例えば、発光ダイオード(LED)を用いることができる。赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、及び青色発光ダイオードを用いることで、3色を呈する光源を備えたバックライトユニット40を構成することができる。
なお、複数のバックライトユニット40は、マトリクス状に配置されており、且つ特定の領域毎に点灯を制御することが可能である。ここでは、m行n列に配設された複数の画素15に対するバックライトとして、バックライトユニット40を、少なくとも走査線t行毎(tはk/N(Nは自然数)を満たす自然数)に配置する。Nは、各領域毎のバックライトユニット40の行数に相当する。また、バックライトユニット40の点灯は独立に制御できることとする。
さらに、バックライトユニット40は、R、G、Bの3色を呈する光源のそれぞれの点灯も独立に制御できることとする。すなわち、バックライトユニット40において、R、G、Bのいずれか一つの光源を点灯させることで画素部10に対してR、G、Bのいずれかを呈する光を照射することが可能であることとする。
一例として、本実施の形態ではNを4とし、バックライトユニット40が、各領域に4行ずつ配置され、1行のバックライトユニット40が、t行分の画素15の光源として機能することとする。
なお、本実施の形態では画素部10を3つの領域に分けているが、mが3の倍数でない場合、各領域毎のバックライトユニット40の行数が等しくならない場合がある。各領域毎のバックライトユニット40の行数は、必ずしも等しくする必要はないため、各領域毎のバックライトユニット40の行数は、画素15の行数に応じて適宜設定すればよい。
画素15を介して観察されるバックライトユニット40の発光強度(輝度)は、当該画素15の直下に配置されているバックライトユニット40の発光強度により決定される。しかしながら、実際には隣接するバックライトユニット40から拡散した光も加味されて観察される。
このため、図6(A)のように、画素部10の領域とバックライトユニット40が配置される領域が同じ場合は、全てのバックライトユニット40を同一輝度で発光させ、全ての画素15に同一の画像信号を供給しても、画素部10の外周部に沿って配置される画素15を介して観察される輝度は、それよりも内側に配置される画素15を介して観察される輝度よりも弱く観察される。
図6(B)は、バックライトユニット40を画素部10の端部を超えて、画素部10よりも大きく配置する例を示している。バックライトユニット40を画素部10の外側にも配置することで、画素部10の外周部に沿って配置される画素15で観察される輝度を、それよりも内側に配置されている画素15で観察される輝度と同等とすることができる。
<表示装置の動作例>
次いで、液晶表示装置100に三次元画像を表示させる動作の一例について図7乃至図11を用いて説明する。図7は、三次元表示(立体表示)動作を模式的に示した図である。図7に示すように、本発明の一態様に係る表示装置は、1フレーム期間が、右眼用画像表示期間310と左眼用画像表示期間320により構成されている。
右眼用画像表示期間310は、サブフレーム期間SF1R乃至サブフレーム期間SF4Rで構成される。また、右眼用画像表示期間310は、第1の色相表示期間311、第2の色相表示期間312、第3の色相表示期間313、黒表示期間314の4つの期間を有している。
左眼用画像表示期間320は、サブフレーム期間SF1L乃至サブフレーム期間SF4Lで構成される。また、左眼用画像表示期間320は、第1の色相表示期間321、第2の色相表示期間322、第3の色相表示期間323、黒表示期間324の4つの期間を有している。
第1の色相表示期間311及び第1の色相表示期間321では、画素15に第1の色相信号が書き込まれ、その後バックライトユニット40から第1の色相の光が供給される。また、第2の色相表示期間312及び第2の色相表示期間322では、画素15に第2の色相信号が書き込まれ、その後バックライトユニット40から第2の色相の光が供給される。また、第3の色相表示期間313及び第3の色相表示期間323では、画素15に第3の色相信号が書き込まれ、その後バックライトユニット40から第3の色相の光が供給される。また、黒表示期間314及び黒表示期間324では、バックライトユニット40からの光の供給を停止(消灯)する。
第1の色相表示期間311乃至第3の色相表示期間313、及び第1の色相表示期間321乃至第3の色相表示期間323では、各色相に対応した画像信号(色相信号)を画素部へ順に書き込んでいき、バックライトユニット40により画素部に供給される光の色相が切り換わる。そして、1フレーム期間内に全ての色相に対応した画像信号を書き込むことで1画像が形成される。そのため、1フレーム期間における画素部への画像信号の書き込み回数は複数回であり、その数はバックライトから供給される光の色相の数により決まる。
本実施の形態では、第1の色相を赤の色相とし、第2の色相を緑の色相とし、第3の色相を青の色相とする。すなわち、第1の色相表示期間311及び第1の色相表示期間321に赤の色相が表示され、第2の色相表示期間312及び第2の色相表示期間322に緑の色相が表示され、第3の色相表示期間313及び第3の色相表示期間323に青の色相が表示されるものとする。
図8に示すように、左眼用シャッター703Aと右眼用シャッター703Bとを有する眼鏡702を用いて画素部10に表示される画像を観察することで、三次元の画像を観察することができる。
右眼用画像表示期間310中は、眼鏡の右眼724に対応する右眼用シャッター703Bを開き(右眼用シャッター開期間318)、眼鏡の左眼723に対応する左眼用シャッター703Aを閉じて(左眼用シャッター閉期間319)視認者の左眼723への光の入射を遮断する。左眼用画像表示期間320中は、眼鏡の左眼723に対応する左眼用シャッター703Aを開き(左眼用シャッター開期間329)、眼鏡の右眼724に対応する右眼用シャッター703Bを閉じて(右眼用シャッター閉期間328)視認者の右眼724への光の入射を遮断する。このように、視認者の右眼724と左眼723に別の画像を視認させることで、画素部10に表示される二次元の画像を、擬似的に三次元の画像として視認させることができる。
また、左眼用シャッター703Aと右眼用シャッター703Bの開閉は、図7に示す時刻ta及び時刻tgで行う。時刻ta及び時刻tgでは、画素部10全体が黒表示となるため、シャッターの開閉時に右眼用画像と左眼用画像が誤って視認されることなく、表示品位の良い三次元画像を観察することができる。
続いて、図9及び図11を用いて、画素部10を構成する領域101乃至領域103に、画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40から赤(R)の光、青(B)の光、緑(G)の光が供給される動作について、右眼用画像表示期間310を例として説明する。
図9は、図7の右眼用画像表示期間310における領域101乃至領域103の動作を詳細に説明する図であり、サブフレーム期間SF1R乃至サブフレーム期間SF4Rにおける画像信号書き込み期間331と、バックライト点灯期間332の関係を示している。
図10(A)は、図9における領域101と領域102の境界部分を拡大した図である。図10(B)は、図9における領域102と領域103の境界部分を拡大した図である。
図11は、画素部10を構成する領域101乃至領域103に、画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40から赤(R)の光、青(B)の光、緑(G)の光が供給される様子を示している。
図11(A)乃至図11(G)は、それぞれ図7及び図9に示す時刻ta乃至時刻tgにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻taでは、領域101乃至領域103のバックライトユニット40が消灯され、画素部10全体が黒(K)表示となっている(図11(A)参照)。
時刻taを過ぎると、領域101では、走査線13_1から走査線13_kまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素15にRの画像信号が書き込まれる。画素15に書き込まれた画像信号は、再び当該画素15が選択されるまで保持される。この時、t行分の書き込みが終了すると、書き込まれたt行に対応するバックライトユニット40からRの光が供給される。
また、領域102では、走査線13_k+1から走査線13_2kまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素15にBの画像信号が書き込まれる。画素15に書き込まれた画像信号は、再び当該画素15が選択されるまで保持される。この時、t行分の書き込みが終了すると、書き込まれたt行に対応するバックライトユニット40からBの光が供給される。
また、領域103では、走査線13_2k+1から走査線13_mまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素15にGの画像信号が書き込まれる。画素15に書き込まれた画像信号は、再び当該画素15が選択されるまで保持される。この時、t行分の書き込みが終了すると、書き込まれたt行に対応するバックライトユニット40からGの光が供給される。
なお、特段の定めがない限り、本明細書において、「画素に画像信号を書き込む」または「画素の画像信号を書き換える」とは、画素に新たに画像信号が供給され、その後、再び画像信号が供給されるまで、画素に供給された画像信号が保持されているものとする。
図11(B)は、時刻tbにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻tbでは、領域101乃至領域103が有する画素15が、それぞれの領域の途中まで書き換えられている様子を示している。
図11(C)は、時刻tcにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻tcでは、領域101が有する全ての画素15にRの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からRの光が供給されている。また、領域102が有する全ての画素15にBの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からBの光が供給されている。また、領域103が有する全ての画素15にGの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からGの光が供給されている。
時刻tcを過ぎると、領域101では、走査線13_1から走査線13_tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_1から走査線13_tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素にGの画像信号が書き込まれる。そして、走査線13_tの書き込みが終了すると、走査線13_1から走査線13_tに対応するバックライトユニット40からGの光が供給される。
また、領域102では、走査線13_k+1から走査線13_k+1+tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_k+1から走査線13_k+1+tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素にRの画像信号が書き込まれる。そして、走査線13_k+1+tの書き込みが終了すると、走査線13_k+1から走査線13_k+1+tに対応するバックライトユニット40から赤(R)の光が供給される。
また、領域103では、走査線13_2k+1から走査線13_2k+1+tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_2k+1から走査線13_2k+1+tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素に、Bの画像信号が書き込まれる。そして、走査線13_2k+1+tの書き込みが終了すると、走査線13_2k+1から走査線13_2k+1+tに対応するバックライトユニット40から青(B)の光が供給される。
図11(D)は、時刻tdにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻tdでは、領域101乃至領域103が有する画素15が、それぞれの領域の途中まで書き換えられている様子を示している。
図11(E)は、時刻teにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻teでは、領域101が有する全ての画素15にBの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からBの光が供給されている。また、領域102が有する全ての画素15にGの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からGの光が供給されている。また、領域103が有する全ての画素15にRの画像信号が書き込まれ、バックライトユニット40からRの光が供給されている。
時刻teを過ぎると、領域101では、走査線13_1から走査線13_tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_1から走査線13_tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素にKの画像信号が書き込まれる。
また、領域102では、走査線13_k+1から走査線13_k+1+tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_k+1から走査線13_k+1+tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素にKの画像信号が書き込まれる。
また、領域103では、走査線13_2k+1から走査線13_2k+1+tの走査線に対応するバックライトユニット40が消灯され、その後、走査線13_2k+1から走査線13_2k+1+tまでが順番に選択され、選択された走査線13に電気的に接続している画素に、Kの画像信号が書き込まれる。
図11(F)は、時刻tfにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻tfでは、領域101乃至領域103が有する画素15が、それぞれの領域の途中まで書き換えられている様子を示している。
図11(G)は、時刻tgにおける領域101乃至領域103の表示状況を示している。時刻tgでは、領域101乃至領域103の全てのバックライトユニット40が消灯され、画素部10全体がK表示となっている。
このように、本実施の形態に示す表示装置は、画素部10を複数の領域に分割し、バックライトユニット40毎に画像を表示させることができる。従来のフィールドシーケンシャル方式では、画素部10全体に画像信号が書き込まれてからバックライトを点灯させる必要があったが、本実施の形態に示す表示装置は、領域毎やバックライトユニット40毎に画像信号の書き込みとバックライトの点灯を行うことができるため、バックライト消灯期間を短くすることができる。よって、明るく表示品位の良い表示装置を実現することができる。また、カラーブレイクによる表示画像の画質低下を軽減させることができる。また、消費電力の少ない表示装置を実現することができる。
また、バックライトの構成例で説明した通り、画素15で観察される輝度は、当該画素15の直下に配置されているバックライトユニット40の光と、隣接するバックライトユニット40の拡散光の和により決定される。このため、黒表示となりバックライトユニット40が消灯された行に隣接する画素15の輝度は、隣接するバックライトユニット40の拡散光が無くなる分、輝度が低下して観察される。
このため、サブフレーム期間SF1Rにおいて、領域101の走査線13_3t+1乃至走査線13_kに電気的に接続する画素15が黒表示となり、走査線13_3t+1乃至走査線13_kに対応するバックライトユニット40が消灯された時に、領域102の走査線13_k+1に電気的に接続された画素15の輝度が低下する。
また、サブフレーム期間SF4Rにおいて、領域102の走査線13_k+1乃至走査線13_k+1+tに電気的に接続する画素15が黒表示となり、領域102の走査線13_k+1乃至走査線13_k+1+tに対応するバックライトユニット40が消灯された時に、領域101の走査線13_kに電気的に接続された画素15の輝度が低下する。
また、サブフレーム期間SF1Rにおいて、領域102の走査線13_k+1+3t+1乃至走査線13_2kに電気的に接続する画素15が黒表示となり、走査線13_k+1+3t+1乃至走査線13_2kに対応するバックライトユニット40が消灯された時に、領域103の走査線13_2k+1に電気的に接続された画素15の輝度が低下する。
また、サブフレーム期間SF4Rにおいて、領域103の走査線13_2k+1乃至走査線13_2k+1+tに電気的に接続する画素15が黒表示となり、領域103の走査線13_2k+1乃至走査線13_2k+1+tに対応するバックライトユニット40が消灯された時に、領域102の走査線13_2kに電気的に接続された画素15の輝度が低下する。
すなわち、領域101と領域102の境界部、及び領域102と領域103の境界部において、R、G、Bいずれかの輝度低下が生じるため、正確な色再現ができなくなり、表示品位が低下してしまう。
そこで、サブフレーム期間SF1Rにおいて、領域101の走査線13_3t+1乃至走査線13_kに電気的に接続する画素15を黒表示とする際に、直前のサブフレーム期間SF4Lにおいて、領域101の走査線13_3t+1乃至走査線13_kに対応するバックライトユニット40を消灯とした後に、走査線13_kに電気的に接続する画素15に、サブフレーム期間SF4Rに走査線13_kに電気的に接続する画素15に青色表示を行うための画像信号341を書き込む。(図10(A)参照)。
このようにすることで、サブフレーム期間SF1Rの黒表示期間に、走査線13_kに電気的に接続する画素15に、青の色相を表示するためのサブフレーム期間SF4Rの画像情報が保持されることとなる。すると、隣接する領域102側のバックライトユニット40の拡散光が、黒表示期間中の走査線13_kに電気的に接続する画素15を介して観察される。
視認者は、黒表示期間(サブフレーム期間SF1R)における走査線13_kに電気的に接続する画素15の輝度上昇と、青表示期間(サブフレーム期間SF4R)における走査線13_kに電気的に接続する画素15輝度低下を実質的に同時に観察することとなる。この時、走査線13_kに電気的に接続する画素15に書き込まれている画像情報は、サブフレーム期間SF1Rとサブフレーム期間SF4Rで同一の画像情報であるため、前述した輝度上昇と輝度低下が相殺され、正確な色再現を行うことができる。
また、本実施の形態では、境界部における輝度低下を1つの走査線13に関してのみ生じるとして説明しているが、バックライトユニット40の構造、配置方法、発光強度によっては、輝度低下が複数の走査線13に渡って生じる可能性がある。このため、色相を表示するための画像情報を、黒表示期間中の複数の走査線13に電気的に接続する画素15に保持させてもよい。
例えば、サブフレーム期間SF1Rに黒表示となる走査線13_3t+1乃至走査線13_kに電気的に接続する画素15に、サブフレーム期間SF4Rに走査線13_3t+1乃至走査線13_kに電気的に接続する画素15に青の色相を表示するための画像信号を保持させてもよい。なお、黒表示期間に走査線13_3t+1乃至走査線13_kに電気的に接続する画素15に書き込む画像信号は、サブフレーム期間SF4Rに青の色相を表示するための画像信号が書き込まれる画素15と、同一の画素に書き込む。
また、サブフレーム期間SF4Rにおいて、領域102の走査線13_k+1乃至走査線13_k+1+tの走査線に電気的に接続する画素15を黒表示とする際に、走査線13_k+1に電気的に接続する画素15に、サブフレーム期間SF1Rに走査線13_k+1に電気的に接続する画素15に青色表示を行うための画像信号342を書き込む(図10(A)参照)。
また、サブフレーム期間SF1Rにおいて、領域102の走査線13_k+1+3t+1乃至走査線13_2kに電気的に接続する画素15を黒表示とする際に、直前のサブフレーム期間SF4Lにおいて、走査線13_k+1+3t+1乃至走査線13_2kに対応するバックライトユニット40を消灯とした後に、走査線13_2kに電気的に接続する画素15に、サブフレーム期間SF4Rに走査線13_2kに電気的に接続する画素15に緑色表示を行うための画像信号343を書き込む。このようにすることで、サブフレーム期間SF1Rの黒表示期間中に、走査線13_2kに電気的に接続する画素15に、緑の色相を表示するためのサブフレーム期間SF4Rの画像情報が保持されることとなる(図10(B)参照)。
また、サブフレーム期間SF4Rにおいて、領域103の走査線13_2k+1乃至走査線13_2k+1+tの走査線に電気的に接続する画素15を黒表示とする際に、走査線13_2k+1に電気的に接続する画素15に、サブフレーム期間SF1Rに走査線13_2k+1に電気的に接続する画素15に緑色表示を行うための画像信号344を書き込む(図10(B)参照)。
このように、黒表示期間中の画素15に、画像情報を書き込むことで、色再現性が良く、表示品位の良い表示装置を実現することができる。
また、本実施の形態に示す液晶表示装置100は、カラーフィルターを用いないため、解像度を低下させることなく、良好な三次元表示を行うことが可能である。また、カラーフィルターを用いないため、カラーフィルターによるバックライト光の吸収が生じない。よって、明るく表示品位の良い液晶表示装置を実現することができる。また、消費電力の少ない液晶表示装置を実現することができる。
なお、本実施の形態では、第1の色相表示期間311に赤を表示し、第2の色相表示期間312に緑を表示し、第3の色相表示期間313に青を表示する例を示したが、これに限定されない。第1の色相表示期間311乃至第3の色相表示期間313は、どのような色相を用いても構わない。例えば、第1の色相表示期間311に青を表示し、第2の色相表示期間312に赤を表示し、第3の色相表示期間313に緑を表示しても構わない。
また、第1の色相表示期間311乃至第3の色相表示期間313に用いる色相を、赤、緑、青の組み合わせでなく、シアン、マゼンダ、イエローの組み合わせとしても良い。また、色相表示期間を増やし、赤、緑、青、シアン、マゼンダ、イエローの色相を適宜組み合わせて用いても良い。また、第1の色相表示期間311乃至第3の色相表示期間313に同一の色相を適用し、単色表示とすることもできる。なお、左眼用画像表示期間320の第1の色相表示期間321乃至第3の色相表示期間323についても同様である。
また、第1の色相表示期間311乃至第3の色相表示期間313、及び第1の色相表示期間321乃至第3の色相表示期間323に表示する色相は、右眼用画像表示期間310と左眼用画像表示期間320毎で変えても良いし、またフレーム毎に変えても良い。例えば、右眼用画像表示期間310の第1の色相表示期間311に赤を表示し、左眼用画像表示期間320の第1の色相表示期間321に緑を表示しても良い。このように表示することで、カラーブレイクによる表示画像の画質低下をさらに軽減し、表示品位の良い表示装置を実現することができる。
また、本実施の形態に示す液晶表示装置100は、二次元表示を行うこともできる。二次元表示を行う場合は、右眼用画像表示期間310と左眼用画像表示期間320を分離して視認する必要がないため、眼鏡702を用いることなく画像を観察することができる。
また、1フレームを右眼用画像表示期間310と左眼用画像表示期間320に分ける必要がないため、三次元表示と比べてフレーム期間を半分とすることができ、明るく消費電力が少ない表示装置を実現することができる。また、1フレーム毎に画素部10全面が黒表示となるため(黒挿入)、動画表示時の残像を軽減することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本明細書に開示する液晶表示装置に適用できるトランジスタの例を示す。本明細書に開示する液晶表示装置に適用できるトランジスタの構造は特に限定されず、例えばゲート電極が、ゲート絶縁層を介して、半導体層の上側に配置されるトップゲート構造、又はゲート電極が、ゲート絶縁層を介して、半導体層の下側に配置されるボトムゲート構造のスタガ型及びプレーナ型などを用いることができる。また、トランジスタはチャネル形成領域が一つ形成されるシングルゲート構造でも、二つ形成されるダブルゲート構造もしくは三つ形成されるトリプルゲート構造であっても良い。また、チャネル領域の上下にゲート絶縁層を介して配置された2つのゲート電極を有する、デュアルゲート型でもよい。なお、図12(A)乃至(D)にトランジスタの断面構造の一例を以下に示す。
図12(A)に示すトランジスタ410は、ボトムゲート構造のトランジスタの一つであり、逆スタガ型トランジスタともいう。
トランジスタ410は、絶縁表面を有する基板400上に、ゲート電極401、ゲート絶縁層402、半導体層403、ソース電極405a、及びドレイン電極405bを含む。また、トランジスタ410を覆い、半導体層403に積層する絶縁層407が設けられている。絶縁層407上にはさらに保護絶縁層409が形成されている。
図12(B)に示すトランジスタ420は、チャネル保護型(チャネルストップ型ともいう)と呼ばれるボトムゲート構造の一つであり逆スタガ型トランジスタともいう。
トランジスタ420は、絶縁表面を有する基板400上に、ゲート電極401、ゲート絶縁層402、半導体層403、半導体層403のチャネル形成領域を覆うチャネル保護層として機能する絶縁層427、ソース電極405a、及びドレイン電極405bを含む。また、トランジスタ420を覆い、保護絶縁層409が形成されている。
図12(C)に示すトランジスタ430はボトムゲート型のトランジスタであり、絶縁表面を有する基板400上に、ゲート電極401、ゲート絶縁層402、ソース電極405a、ドレイン電極405b、及び半導体層403を含む。また、トランジスタ430を覆い、半導体層403に接する絶縁層407が設けられている。絶縁層407上にはさらに保護絶縁層409が形成されている。
トランジスタ430においては、ゲート絶縁層402は基板400及びゲート電極401上に接して設けられ、ゲート絶縁層402上にソース電極405a、ドレイン電極405bが接して設けられている。そして、ゲート絶縁層402、及びソース電極405a、ドレイン電極405b上に半導体層403が設けられている。
図12(D)に示すトランジスタ440は、トップゲート構造のトランジスタの一つである。トランジスタ440は、絶縁表面を有する基板400上に、絶縁層437、半導体層403、ソース電極405a、ドレイン電極405b、ゲート絶縁層402、及びゲート電極401を含み、ソース電極405a、ドレイン電極405bにそれぞれ配線層436a、配線層436bが接して設けられ、電気的に接続している。
半導体層403に用いる半導体材料としては、アモルファスシリコン、微結晶シリコン、多結晶シリコンなどに代表される非単結晶半導体に限らず、単結晶半導体、GaAsやCdTeなどの化合物半導体、ZnOやInGaZnOなどの酸化物半導体、有機半導体などの既知の半導体材料を用いることができる。
絶縁表面を有する基板400に使用することができる基板に大きな制限はないが、バリウムホウケイ酸ガラスやアルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板を用いる。
ボトムゲート構造のトランジスタ410、420、430において、下地層となる絶縁層を基板とゲート電極の間に設けてもよい。下地層は、基板400からの不純物元素の拡散を防止する機能があり、窒化シリコン層、酸化シリコン層、窒化酸化シリコン層、又は酸化窒化シリコン層から選ばれた一又は複数の絶縁層による積層構造により形成することができる。
また、下地層となる絶縁層に、塩素、フッ素などのハロゲン元素を含ませることで、基板400からの不純物元素の拡散を防止する機能をさらに高めることができる。下地層となる絶縁層に含ませるハロゲン元素の濃度は、SIMS(二次イオン質量分析計)を用いた分析により得られる濃度ピークにおいて、1×1015/cm以上1×1020/cm以下とすればよい。
また、下地層となる絶縁層として酸化ガリウムを用いてもよい。また、下地層となる絶縁層を酸化ガリウムと上記絶縁層の積層構造としてもよい。酸化ガリウムは帯電しにくい材料であるため、絶縁層のチャージアップによるしきい値電圧の変動を抑えることができる。
ゲート電極401の材料は、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、銅(Cu)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、ネオジム(Nd)、スカンジウム(Sc)等の金属材料またはこれらの元素を主成分とする合金材料や、これらの元素を成分とする金属窒化物(窒化チタン、窒化モリブデン、窒化タングステンなど)等を用いて、単層でまたは積層して形成することができる。
導電層は配線としても形成されるため、低抵抗材料であるAlやCuを用いるのが好ましい。AlやCuを用いることで、信号遅延を低減し、高画質化を実現することができる。なお、Alは耐熱性が低く、ヒロック、ウィスカー、あるいはマイグレーションによる不良が発生しやすい。Alのマイグレーションを防ぐため、Alに、Mo、Ti、Wなどの、Alよりも融点の高い金属材料を積層することが好ましい。
また、導電層にCuを用いる場合も、マイグレーションによる不良やCu元素の拡散を防ぐため、Mo、Ti、Wなどの、Cuよりも融点の高い金属材料を積層することが好ましい。
ゲート絶縁層402は、プラズマCVD法又はスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、窒化酸化シリコン層、酸化アルミニウム層、窒化アルミニウム層、酸化窒化アルミニウム層、窒化酸化アルミニウム層、又は酸化ハフニウム層を単層で又は積層して形成することができる。例えば、第1のゲート絶縁層としてプラズマCVD法により膜厚50nm以上200nm以下の窒化シリコン層(SiN(y>0))を形成し、第1のゲート絶縁層上に第2のゲート絶縁層として膜厚5nm以上300nm以下の酸化シリコン層(SiO(x>0))を積層して、合計膜厚200nmのゲート絶縁層とする。
ソース電極405a、ドレイン電極405bに用いる導電層は、ゲート電極401と同様の材料及び方法で形成することができる。また、ソース電極405a、ドレイン電極405bに電気的に接続する配線層436a、配線層436bのような導電層も、ソース電極405a、ドレイン電極405bと同様な材料を用いることができる。
また、ソース電極405a、ドレイン電極405b(これと同じ層で形成される配線層を含む)となる導電層としては導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の金属酸化物としては酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム酸化スズ合金(In―SnO、ITOと略記する)、酸化インジウム酸化亜鉛合金(In―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含ませたものを用いることができる。また、1枚乃至10枚のグラフェンシート(グラファイトの1層分)よりなる材料を用いてもよい。
半導体層403の上方に設けられる絶縁層407、427、下方に設けられる絶縁層437は、代表的には酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、または酸化窒化アルミニウムなどの無機絶縁物を用いることができる。
また、半導体層403の上方に設けられる保護絶縁層409は、窒化シリコン、窒化アルミニウム、窒化酸化シリコン、窒化酸化アルミニウムなどの無機絶縁物を用いることができる。
また、保護絶縁層409上にトランジスタ起因の表面凹凸を低減するために平坦化絶縁層を形成してもよい。平坦化絶縁層としては、ポリイミド、アクリル樹脂、ベンゾシクロブテン系樹脂、エポキシ樹脂等の有機材料を用いることができる。また上記有機材料の他に、低誘電率材料(low−k材料)、シロキサン系樹脂、PSG(リンガラス)、BPSG(リンボロンガラス)等を用いることができる。なお、これらの材料で形成される絶縁層を複数積層させることで、平坦化絶縁層を形成してもよい。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、本発明の一態様に係る液晶表示装置のパネルの一例について、図13を用いて説明する。また、本発明の一態様に係る液晶表示装置の構成例について図14を用いて説明する。
図13(A)は、基板4001と対向基板4006とをシール材4005によって接着させたパネルの上面図であり、図13(B)は、図13(A)の破線Z−Z’における断面図に相当する。
基板4001上に設けられた画素部4002と、走査線駆動回路4004を囲むように、シール材4005が設けられている。また、画素部4002、走査線駆動回路4004の上に対向基板4006が設けられている。よって、画素部4002と走査線駆動回路4004は、基板4001とシール材4005と対向基板4006とによって、液晶4007と共に封止されている。
また、基板4001上のシール材4005によって囲まれている領域とは異なる領域に、信号線駆動回路4003が形成された基板4021が、実装されている。図13では、信号線駆動回路4003に含まれるトランジスタ4009を例示している。
また、基板4001上に設けられた画素部4002、走査線駆動回路4004は、下地層4008上にトランジスタを複数有している。図13(B)では、画素部4002に含まれるトランジスタ4022、容量素子4020を例示している。対向基板4006に形成されている遮蔽層4040は、走査線駆動回路4004が有するトランジスタ4023と重なっている。トランジスタ4023を遮光することで、半導体層403の光による劣化を防ぎ、トランジスタ4023のしきい値電圧がシフトするなどの特性の劣化を防ぐことができる。トランジスタ4022、トランジスタ4023は、実施の形態2で説明したトランジスタを用いることができる。
また、トランジスタ4023上に、平坦化絶縁層4012を介して、バックゲート電極4032が形成されている。なお、バックゲート電極は、ゲート電極とバックゲート電極で半導体層403のチャネル形成領域を挟むように配置される。バックゲート電極は導電層で形成され、ゲート電極と同様に機能させることができる。また、バックゲート電極の電位を変化させることで、トランジスタのしきい値電圧を変化させることができる。図13に示すバックゲート電極4032は、画素電極4030と同じ導電層で形成されている。
また、液晶素子4011が有する画素電極4030は、透光性を有する導電性材料により形成され、トランジスタ4022及び容量素子4020と電気的に接続されている。
透光性を有する導電性材料としては、酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム酸化スズ合金(In―SnOと略記する)、酸化インジウム酸化亜鉛合金(In―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含ませたものを用いることができる。また、1枚乃至10枚のグラフェンシート(グラファイトの1層分)よりなる材料を用いてもよい。
そして、液晶素子4011の対向電極4031は、対向基板4006に形成されている。画素電極4030と対向電極4031と液晶4007とが重なっている部分が、液晶素子4011に相当する。また、画素電極4030は配向層4034を介して液晶4007と重なり、対向電極4031は配向層4035を介して液晶4007と重なっている。
液晶4007に用いられる液晶材料の一例としては、ネマチック液晶、コレステリック液晶、スメクチック液晶、ディスコチック液晶、サーモトロピック液晶、リオトロピック液晶、低分子液晶、高分子分散型液晶(PDLC)、強誘電液晶、反強誘電液晶、主鎖型液晶、側鎖型高分子液晶、バナナ型液晶などを挙げることができる。
また、配向層を用いないブルー相を示す液晶を用いてもよい。ブルー相は液晶相の一つであり、コレステリック液晶を昇温していくと、コレステリック相から等方相へ転移する直前に発現する相である。ブルー相は狭い温度範囲でしか発現しないため、カイラル剤や紫外線硬化樹脂を添加して温度範囲を改善する。ブルー相を示す液晶とカイラル剤とを含む液晶組成物は、光学的等方性であるため配向処理が不要であり、視野角依存性が小さいため好ましい。また、ブルー相を示す液晶は、応答速度が10μsec.以上100μsec.以下と短い。このため、高速動作が要求されるフィールドシーケンシャル方式に、ブルー相を示す液晶を用いると好適である。
また液晶の駆動方法としては、TN(Twisted Nematic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モード、VA(Vertical Alignment)モード、MVA(Multi−domain Vertical Alignment)モード、IPS(In−Plane Switching)モード、OCB(Optically Compensated Birefringence)モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)モード、AFLC(AntiFerroelectric Liquid Crystal)モード、PDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)モード、PNLC(Polymer Network Liquid Crystal)モード、ゲストホストモードなどを適用することが可能である。
また、スペーサ4036は、対向基板4006上に絶縁層で形成された柱状のスペーサであり、画素電極4030と対向電極4031との間の距離(セルギャップ)を制御するために設けられている。なお、図13(B)では、スペーサ4036が、絶縁層をパターニングすることで形成されている場合を例示しているが、球状スペーサを用いていても良い。
また、信号線駆動回路4003、走査線駆動回路4004、画素部4002に与えられる各種信号及び電位は、配線4015を介して、接続端子4016から供給されている。接続端子4016は、FPC4018が有する端子と、異方性導電層4019を介して電気的に接続されている。
なお、基板4001、対向基板4006、基板4021には、ガラス、セラミックス、プラスチックを用いることができる。プラスチックには、FRP(Fiberglass−Reinforced Plastics)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリル樹脂フィルムなどが含まれる。
図14は、本発明の一態様に係る液晶表示装置の構成例を示す斜視図である。図14に示す液晶表示装置は、画素部を有するパネル1601と、第1の拡散板1602と、プリズムシート1603と、第2の拡散板1604と、導光板1605と、バックライトパネル1607と、回路基板1608と、信号線駆動回路の形成された基板1611とを有している。
パネル1601と、第1の拡散板1602と、プリズムシート1603と、第2の拡散板1604と、導光板1605と、バックライトパネル1607とは、順に積層されている。バックライトパネル1607は、複数のバックライトユニット40がマトリクス状に配置されたバックライト1612を有している。導光板1605内部に拡散されたバックライト1612からの光は、第1の拡散板1602、プリズムシート1603及び第2の拡散板1604によって、パネル1601に照射される。
なお、本実施の形態では、第1の拡散板1602と第2の拡散板1604とを用いているが、拡散板の数はこれに限定されず、単数であっても3以上であっても良い。そして、拡散板は導光板1605とパネル1601の間に設けられていれば良い。よって、プリズムシート1603よりもパネル1601に近い側にのみ拡散板が設けられていても良いし、プリズムシート1603よりも導光板1605に近い側にのみ拡散板が設けられていても良い。
またプリズムシート1603は、図14に示した断面が鋸歯状の形状に限定されず、導光板1605からの光をパネル1601側に集光できる形状を有していれば良い。
回路基板1608には、パネル1601に入力される各種信号を生成する回路、またはこれら信号に処理を施す回路などが設けられている。そして、本実施の形態では、回路基板1608とパネル1601とが、COFテープ1609を介して電気的に接続されている。また、信号線駆動回路の形成された基板1611が、COF(Chip ON Film)法を用いてCOFテープ1609に電気的に接続されている。
本実施の形態では、バックライト1612の駆動を制御する制御系の回路が回路基板1608に設けられており、該制御系の回路とバックライトパネル1607とがFPC1610を介して電気的に接続されている例を示している。ただし、上記制御系の回路はパネル1601に形成されていても良く、この場合はパネル1601とバックライトパネル1607とがFPCなどにより電気的に接続されるようにする。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態4)
本実施の形態では、半導体装置の一形態として、上記実施の形態における表示装置を備えた電子機器の構成例について説明する。
本実施の形態に示す電子機器の構成例について、図15(A)乃至図15(D)を用いて説明する。図15(A)乃至図15(D)は、電子機器の構成例を説明するための模式図である。
図15(A)に示す電子機器は、携帯型情報端末の例である。図15(A)に示す情報端末は、筐体1001aと、筐体1001aに設けられた表示部1002aと、を具備する。上記実施の形態で開示した液晶表示装置は、カラーフィルターを用いないため、バックライトの光を効率良く視認者に伝えることができる。よって、上記実施の形態で開示した液晶表示装置を表示部1002aに用いることで、消費電力の少ない携帯型情報端末を実現することができる。
なお、筐体1001aの側面1003aに外部機器に接続させるための接続端子、及び図15(A)に示す携帯型情報端末を操作するためのボタンの一つ又は複数を設けてもよい。
図15(A)に示す携帯型情報端末は、筐体1001aの中に、CPUと、メインメモリと、外部機器とCPU及びメインメモリとの信号の送受信を行うインターフェースと、外部機器との信号の送受信を行うアンテナと、を備える。なお、筐体1001aの中に、特定の機能を有する集積回路を一つ又は複数設けてもよい。
また、図15(A)に示すように、シャッター付きのメガネ1011aを用いて表示部1002aの画像を視認することにより、擬似的に三次元の画像を視認することができる。メガネ1011aは、液晶を用いて構成される左眼用シャッター1012a及び右眼用シャッター1013aを備える。例えば、表示部1002aの画像が左眼用の画像のときには、右眼用シャッター1013aにより視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示部1002aの画像が右眼用の画像のときには、左眼用シャッター1012aにより視認者の左眼への光の入射を遮断することにより、視認者は、擬似的に三次元の画像を認識することができる。なお、メガネ1011aにアンテナを設け、無線通信により制御信号を含む搬送波を受信することにより、左眼用シャッター1012a及び右眼用シャッター1013aによる光の透過または遮断を制御してもよい。
図15(A)に示す携帯型情報端末は、例えば電話機、電子書籍、パーソナルコンピュータ、及び遊技機の一つ又は複数としての機能を有する。
図15(B)に示す電子機器は、折り畳み式の携帯型情報端末の例である。図15(B)に示す携帯型情報端末は、筐体1001bと、筐体1001bに設けられた表示部1002bと、筐体1004と、筐体1004に設けられた表示部1005と、筐体1001b及び筐体1004を接続する軸部1006と、を具備する。
また、図15(B)に示す携帯型情報端末では、軸部1006により筐体1001b又は筐体1004を動かすことにより、筐体1001bを筐体1004に重畳させることができる。
なお、筐体1001bの側面1003b又は筐体1004の側面1007に外部機器に接続させるための接続端子、及び図15(B)に示す携帯型情報端末を操作するためのボタンの一つ又は複数を設けてもよい。
また、表示部1002b及び表示部1005に、互いに異なる画像又は一続きの画像を表示させてもよい。なお、表示部1005を必ずしも設ける必要はなく、表示部1005の代わりに、入力装置であるキーボードを設けてもよい。
図15(B)に示す携帯型情報端末は、筐体1001b又は筐体1004の中に、CPUと、メインメモリと、外部機器とCPU及びメインメモリとの信号の送受信を行うインターフェースと、を備える。また、筐体1001b又は筐体1004の中に、特定の機能を有する集積回路を1つ又は複数設けてもよい。また、図15(B)に示す携帯型情報端末に、外部との信号の送受信を行うアンテナを設けてもよい。
また、図15(B)に示すように、シャッター付きのメガネ1011bを用いて表示部1002b又は表示部1005の画像を視認することにより、擬似的に三次元の画像を視認することができる。メガネ1011bは、液晶を用いて構成される左眼用シャッター1012b及び右眼用シャッター1013bを備える。例えば、表示部1002b又は表示部1005の画像が左眼用の画像のときには、右眼用シャッター1013bにより視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示部1002b又は表示部1005の画像が右眼用の画像のときには、左眼用シャッター1012bにより視認者の左眼への光の入射を遮断することにより、視認者は、擬似的に三次元の画像を認識することができる。なお、メガネ1011bにアンテナを設け、無線通信により制御信号を含む搬送波を受信することにより、左眼用シャッター1012b及び右眼用シャッター1013bによる光の透過または遮断を制御してもよい。
図15(B)に示す携帯型情報端末は、例えば電話機、電子書籍、パーソナルコンピュータ、及び遊技機の一つ又は複数としての機能を有する。
図15(C)に示す電子機器は、設置型情報端末の例である。図15(C)に示す設置型情報端末は、筐体1001cと、筐体1001cに設けられた表示部1002cと、を具備する。
なお、表示部1002cを、筐体1001cにおける甲板部1008に設けることもできる。
また、図15(C)に示す設置型情報端末は、筐体1001cの中に、CPUと、メインメモリと、外部機器とCPU及びメインメモリとの信号の送受信を行うインターフェースと、を備える。なお、筐体1001cの中に、特定の機能を有する集積回路を一つ又は複数設けてもよい。また、図15(C)に示す設置型情報端末に、外部との信号の送受信を行うアンテナを設けてもよい。
さらに、図15(C)に示す設置型情報端末における筐体1001cの側面1003cに券などを出力する券出力部、硬貨投入部、及び紙幣挿入部の一つ又は複数を設けてもよい。
また、図15(C)に示すように、シャッター付きのメガネ1011cを用いて表示部1002cの画像を視認することにより、擬似的に三次元の画像を視認することができる。メガネ1011cは、液晶を用いて構成される左眼用シャッター1012c及び右眼用シャッター1013cを備える。例えば、表示部1002cの画像が左眼用の画像のときには、右眼用シャッター1013cにより視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示部1002cの画像が右眼用の画像のときには、左眼用シャッター1012cにより視認者の左眼への光の入射を遮断することにより、視認者は、擬似的に三次元の画像を認識することができる。なお、メガネ1011cにアンテナを設け、無線通信により制御信号を含む搬送波を受信することにより、左眼用シャッター1012c及び右眼用シャッター1013cによる光の透過または遮断を制御してもよい。
図15(C)に示す設置型情報端末は、例えば現金自動預け払い機、券などの注文をするための情報通信端末(マルチメディアステーションともいう)、又は遊技機としての機能を有する。
図15(D)は、設置型情報端末の例である。図15(D)に示す設置型情報端末は、筐体1001dと、筐体1001dに設けられた表示部1002dと、を具備する。なお、筐体1001dを支持する支持台を設けてもよい。
なお、筐体1001dの側面1003dに外部機器に接続させるための接続端子、及び図15(D)に示す設置型情報端末を操作するためのボタンの一つ又は複数を設けてもよい。
また、図15(D)に示す設置型情報端末は、筐体1001dの中に、CPUと、メインメモリと、外部機器とCPU及びメインメモリとの信号の送受信を行うインターフェースと、を備えてもよい。また、筐体1001dの中に、特定の機能を有する集積回路を一つ又は複数設けてもよい。また、図15(D)に示す設置型情報端末に、外部との信号の送受信を行うアンテナを設けてもよい。
また、図15(D)に示すように、シャッター付きのメガネ1011dを用いて表示部1002dの画像を視認することにより、擬似的に三次元の画像を視認することができる。メガネ1011dは、液晶を用いて構成される左眼用シャッター1012d及び右眼用シャッター1013dを備える。例えば、表示部1002dの画像が左眼用の画像のときには、右眼用シャッター1013dにより視認者の右眼への光の入射を遮断し、表示部1002dの画像が右眼用の画像のときには、左眼用シャッター1012dにより視認者の左眼への光の入射を遮断することにより、視認者は、擬似的に三次元の画像を認識することができる。なお、メガネ1011dにアンテナを設け、無線通信により制御信号を含む搬送波を受信することにより、左眼用シャッター1012d及び右眼用シャッター1013dによる光の透過または遮断を制御してもよい。
図15(D)に示す設置型情報端末は、例えばデジタルフォトフレーム、入出力モニタ、又はテレビジョン装置としての機能を有する。
上記実施の形態の液晶表示装置は、例えば電子機器の表示部として用いられ、例えば図15(A)乃至図15(D)に示す表示部1002a乃至表示部1002dとして用いられる。また、図15(B)に示す表示部1005として上記実施の形態の液晶表示装置を用いてもよい。
図15を用いて説明したように、本実施の形態の電子機器の一例は、上記実施の形態における液晶表示装置が用いられた表示部を具備する構成である。該構成にすることにより、表示部の画像を、擬似的に三次元の画像として視認することができる。
また、本実施の形態の電子機器の一例では、筐体に、入射する照度に応じて電源電圧を生成する光電変換部、及び液晶表示装置を操作する操作部のいずれか一つ又は複数を設けてもよい。例えば光電変換部を設けることにより、外部電源が不要となるため、外部電源が無い場所であっても、該電子機器を長時間使用することができる。
10 画素部
11 走査線駆動回路
12 信号線駆動回路
13 走査線
14 信号線
15 画素
16 トランジスタ
17 容量素子
18 液晶素子
20 パルス出力回路
21 端子
22 端子
23 端子
24 端子
25 端子
26 端子
27 端子
31 トランジスタ
32 トランジスタ
33 トランジスタ
34 トランジスタ
35 トランジスタ
36 トランジスタ
37 トランジスタ
38 トランジスタ
39 トランジスタ
40 バックライトユニット
100 液晶表示装置
101 領域
102 領域
103 領域
120 シフトレジスタ
121 トランジスタ
310 右眼用画像表示期間
311 色相表示期間
312 色相表示期間
313 色相表示期間
314 黒表示期間
318 右眼用シャッター開期間
319 左眼用シャッター閉期間
320 左眼用画像表示期間
321 色相表示期間
322 色相表示期間
323 色相表示期間
324 黒表示期間
328 右眼用シャッター閉期間
329 左眼用シャッター開期間
331 期間
332 バックライト点灯期間
341 画像信号
342 画像信号
343 画像信号
344 画像信号
400 基板
401 ゲート電極
402 ゲート絶縁層
403 半導体層
407 絶縁層
409 保護絶縁層
410 トランジスタ
420 トランジスタ
427 絶縁層
430 トランジスタ
437 絶縁層
440 トランジスタ
702 眼鏡
723 左眼
724 右眼
1004 筐体
1005 表示部
1006 軸部
1007 側面
1008 甲板部
1601 パネル
1602 拡散板
1603 プリズムシート
1604 拡散板
1605 導光板
1607 バックライトパネル
1608 回路基板
1609 COFテープ
1610 FPC
1611 基板
1612 バックライト
4001 基板
4002 画素部
4003 信号線駆動回路
4004 走査線駆動回路
4005 シール材
4006 対向基板
4007 液晶
4008 下地層
4009 トランジスタ
4011 液晶素子
4012 平坦化絶縁層
4015 配線
4016 接続端子
4018 FPC
4019 異方性導電層
4020 容量素子
4021 基板
4022 トランジスタ
4023 トランジスタ
4030 画素電極
4031 対向電極
4032 バックゲート電極
4034 配向層
4035 配向層
4036 スペーサ
4040 遮蔽層
1001a 筐体
1001b 筐体
1001c 筐体
1001d 筐体
1002a 表示部
1002b 表示部
1002c 表示部
1002d 表示部
1003a 側面
1003b 側面
1003c 側面
1003d 側面
1011a メガネ
1011b メガネ
1011c メガネ
1011d メガネ
1012a 左眼用シャッター
1012b 左眼用シャッター
1012c 左眼用シャッター
1012d 左眼用シャッター
1013a 右眼用シャッター
1013b 右眼用シャッター
1013c 右眼用シャッター
1013d 右眼用シャッター
405a ソース電極
405b ドレイン電極
436a 配線層
436b 配線層
703A 左眼用シャッター
703B 右眼用シャッター

Claims (5)

  1. 第1の領域と、第1の領域に隣接する第2の領域と、第2の領域に隣接する第3の領域を有する画素部を有し、
    前記第1の領域乃至前記第3の領域は、マトリクス状に配列された複数の画素を有し、
    前記複数の画素に重畳し、第1の色相の光と、第2の色相の光と、第3の色相の光を供給する複数のバックライトユニットを有し、
    右眼用画像表示を行う右眼用画像表示期間と、左眼用画像表示を行う左眼用画像表示期間と、を交互に有する表示装置の駆動方法であって、
    前記右眼用画像表示期間及び前記左眼用画像表示期間は、
    第1のサブフレーム期間と、第2のサブフレーム期間と、第3のサブフレーム期間と、第4のサブフレーム期間と、を有し、
    前記第1のサブフレーム期間に、
    前記第1の領域が有する前記複数の画素に前記第1の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第1の色相の光を供給し、
    前記第2の領域が有する前記複数の画素に前記第3の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第3の色相の光を供給し、
    前記第3の領域が有する前記複数の画素に前記第2の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第2の色相の光を供給し、
    前記第2のサブフレーム期間に、
    前記第1の領域が有する前記複数の画素に前記第2の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第2の色相の光を供給し、
    前記第2の領域が有する前記複数の画素に前記第1の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第1の色相の光を供給し、
    前記第3の領域が有する前記複数の画素に前記第3の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第3の色相の光を供給し、
    前記第3のサブフレーム期間に、
    前記第1の領域が有する前記複数の画素に前記第3の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第3の色相の光を供給し、
    前記第2の領域が有する前記複数の画素に前記第2の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第2の色相の光を供給し、
    前記第3の領域が有する前記複数の画素に前記第1の色相信号を供給した後、前記バックライトユニットから前記第1の色相の光を供給し、
    前記第4のサブフレーム期間に、
    前記第1の領域乃至前記第3の領域の前記複数のバックライトユニットを消灯し、
    前記第1のサブフレーム期間に、
    前記第1の領域が有する前記第2の領域に隣接する画素に、前記第4のサブフレーム期間に前記第2の領域に隣接する画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  2. 請求項1において、
    前記複数の画素は、トランジスタを有し、
    前記トランジスタは、酸化物半導体をチャネル形成領域に有することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1のサブフレーム期間に、
    前記第2の領域が有する前記第3の領域に隣接する画素に、前記第4のサブフレーム期間に前記第3の領域に隣接する画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、
    前記第4のサブフレーム期間に、
    前記第2の領域が有する前記第1の領域に隣接する画素に、前記第1のサブフレーム期間に前記第1の領域に隣接する画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項において、
    前記第4のサブフレーム期間に、
    前記第3の領域が有する前記第2の領域に隣接する画素に、前記第1のサブフレーム期間に前記第2の領域に隣接する画素に保持される色相信号と同一の色相信号を保持することを特徴とする表示装置の駆動方法。
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