JP5945942B2 - 車両用シートのロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二部材(例えば車両用シートと車室床面)と、ストライカと、フック部材(ストライカに係合可能な部材)を備えた車両用シートのロック装置に関する。
この種の車両用シートとして、シートクッション及びシートバック(シート構成部材)を備えた車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。このシート構成部材は、シート骨格をなすフレーム部材と、フック部材を有する。フック部材は、フレーム部材に取付けられて、車室床面に向けて突出配置する。そして車室床面には、ストライカ(略逆U字状の棒状部材)が突出配置する。
公知技術では、シート構成部材を車室床面に配置するに際して、ストライカに対してフック部材を係合可能に配置する。そして車両衝突時等の衝撃により、シート構成部材が車室床面の面方向に相対移動することを、ストライカとフック部材の係合にて阻止することができる。
ここで上述のフック部材は、略矩形の平板材であり、シート前方に開口する係合部(凹部)と、ストライカを係合部に導く案内部を有する。
公知技術では、フック部材を、フレーム部材に対して回転可能に付勢しつつ取付ける。そしてフック部材を、ストライカに係合可能に配置するに際して、シート構成部材を、上方から車室床面に近づけつつ、ストライカを案内部に押し当てる。このストライカの押圧により、フック部材を付勢力に抗して逆回転させつつ、係合部を下方に向けて開口させる。そしてストライカが、案内部上を相対移動しつつ係合部内に配置したのち、フック部材が付勢力にて回転して元の状態に復帰することにより、係合部を、ストライカと係合可能に配置することができる。
国際公開2008/132973号
ところで公知技術では、シート構成部材の配設時において、シート構成部材を上方から車室床面に近づけつつ、ストライカを案内部に押し当てる。このときストライカと案内部の当接(衝突)による打音が生ずることがあった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートの配設時におけるストライカとフック部材の打音発生を極力阻止することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートのロック装置は、互いに係止される二部材の一方に設けられたストライカと、二部材の他方に設けられたフック部材とからなる。
そしてフック部材は、本体部と、本体部を覆う樹脂製の被覆部と、ストライカと係合する係合部と、ストライカに相対的に押されることでフック部材が回転して、ストライカを係合部へと案内する案内部とを有する。この種の構成では、車両用シート配設時におけるストライカとフック部材の打音発生を極力阻止できることが望ましい。
そこで本発明では、案内部を覆う被覆部には、複数の肉欠け部が形成されるとともに、肉欠け部よりも樹脂の充填率の高い充填部が隣り合う肉欠け部の間に形成され、押し当て時のストライカに対面可能である。こうすることで肉欠け部の作用(撓み変形や音の減衰作用等)により、ストライカとフック部材の打音発生を極力阻止することができる。
また発明の車両用シートのロック装置は、上述の肉欠け部が、シート幅方向で見て被覆部の両側に凹み状の肉欠け部位を設けることで形成される。本発明では、凹状の肉欠け部位の作用(音の減衰作用等)にて、ストライカとフック部材の打音発生をより確実に阻止することができる。
発明の車両用シートのロック装置は、第1発明の車両用シートのロック装置であって、二部材の一方が車室床面などの車室構造体であるとともに、二部材の他方が車両用シートである。そして車両用シートが、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備えるとともに、シート構成部材が、シート骨格をなす枠状のフレーム部材と、フック部材を有する。
本発明では、フック部材を、フレーム部材に取付けつつ車室構造体に向けて突出配置させて、シート構成部材が、車両衝突時等の衝撃により車室構造体の面方向に相対移動することを、車室構造体のストライカとフック部材の係合にて阻止可能な構成である。そして係合部が、本体部の一側に設けられて車室構造体の面方向に開口するとともに、フック部材を、フレーム部材に対して回転方向に付勢しつつ取付けられる。
そしてフック部材を、ストライカに係合可能に配置するに際して、シート構成部材の全部又は一部を、面方向とは異なる方向から車室構造体に近づけつつ、ストライカを案内部に押し当てる。このストライカの押圧により、フック部材を付勢力に抗して逆回転させつつ、係合部をストライカに向けて開口させる。そしてストライカが、案内部上を相対移動しつつ係合部内に配置したのち、フック部材が回転して元の状態に復帰することにより、係合部が面方向に開口してストライカと係合可能に配置される構成である。
本発明に係る第1発明によれば、車両用シートの配設時におけるストライカとフック部材の打音発生を極力阻止することができる。また第発明によれば、ストライカとフック部材の打音発生をより確実に阻止することができる。そして第発明では、シート構成部材の配設時におけるストライカとフック部材の打音発生を極力阻止することができる。
車両用シートの斜視図である。 (a)は、第一状態時の車両用シートの概略側面図であり、(b)は、第二状態時の車両用シートの概略側面図である。 フレーム部材の斜視図である。 フレーム部材一部の側面図である。 破断状態のストライカ一部と、フック部材の側面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 破断状態のストライカ一部と、実施例2のフック部材の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図7を参照して説明する。なお各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを適宜付す。
図1の車両用シート2は、第一シート部位2Aと、第二シート部位2Bを有し、複数人の乗員が着座可能である。
第一シート部位2Aは、比較的幅広の部位(大型)であり、複数のシート構成部材(シートクッション4a,4b、シートバック6a,6b、ヘッドレスト8a,8b)と、フック部材40を有する。また第二シート部位2Bは、比較的幅狭の部位(小型)であり、単数のシート構成部材(シートクッション4c、シートバック6c、ヘッドレスト8c)と、別のフック部材40xを有する。そしてこれらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F等)と、シート外形をなすクッション材(図示省略)と、クッション材に被覆の表皮材(図示省略)とを有する。
ここでヘッドレスト8a〜8cは、ステー部材9(棒状部材)を介してシートバック6a〜6c上部に連結する(図2を参照)。
<実施例1>
本実施例では、シートクッション4a〜4c前部が、車室床面FSに対して上下(面方向とは異なる方向)に相対移動可能であり、第一状態と、第二状態の間で変位可能である(図2を参照)。
第一状態のシート構成部材では、シートクッション4a〜4cに対してシートバック6a〜6cが起立状態とされる(乗員が着座可能な状態とされる)。そして車両衝突時等の衝撃により、シート構成部材が、車室前方(車室床面FSの面方向)に相対移動することを、車室床面FSのストライカF1とフック部材40(詳細後述)の係合にて阻止することができる。
また第二状態のシート構成部材では、シートクッション4a〜4cが起こし上げられてシートバック6a〜6cに対面配置する(チップアップ状態とされる)。この状態でシートクッション4aから延びるストラップ部材10を、ヘッドレスト8aのステー部材9に掛止することで、シート構成部材を第二状態に維持できる。
そして本実施例では、シート構成部材(二部材の他方の一例)を車室床面FSに配設するに際して、フック部材40を、ストライカF1(二部材の一方の一例)に対して係合可能に配置する。このとき後述するように、フック部材40一部にストライカF1を押し当てるのであるが、このときストライカF1とフック部材40の打音発生を極力阻止できることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成によって、車両用シートの配設時におけるストライカF1とフック部材40の打音発生を極力阻止することとした。以下、各構成について詳述する。ここで本実施例では、第一シート部位2Aと第二シート部位2Bが、ほぼ同一の基本構成(フック部材40x等)を有する。そこで第一シート部位2Aを例に本実施例の構成を説明するとともに、第二シート部位2Bについては、第一シート部位2Aと同一構成について対応する符号を付すなどして詳細説明を省略する。
(車室床面)
車室床面FSは、車両用シート2を配設可能な面状部位(略平坦)であり、ストライカF1を有する(図1〜図3を参照)。
ストライカF1は、略逆U字状の棒状部材であり、車室床面FSから突出配置する。本実施例では、ストライカF1をシート幅方向に向けつつ、自由端側を車室床面FSに固定する。なお本実施例の車室床面FSは、他のフック部材40xに係合可能な別のストライカ(図示省略)を有する。
(シートクッション)
シートクッション4a,4bは、第一フレーム部材4Fと、複数のワイヤ材(固定ワイヤ20,支持ワイヤ21〜24)と、複数の弾性体31〜34と、フック部材40と、固定部材50を有する(図1〜図4を参照)。
第一フレーム部材4Fは、略矩形状(上方視)の枠状部材であり、前方部位2fと、一対の側方部位4f(連結部位8f,補強部位9f)と、後方部位6fを有する(図3を参照)。前方部位2fは、シート幅方向に延びるパイプ状部位であり、第一フレーム部材4Fの前部を構成する。
また一対の側方部位4fは、ともにシート前後方向に延びるパイプ状部位であり、第一フレーム部材4Fの側部を構成する。そして側方部位4fの後端には、連結部位8f(平板状の部材)が固定されており、シート後方に延びてシートバック6a,6bの下部側面に対面可能である。連結部位8fの後端は、幅広(側面視で略矩形)とされており、先端側に、後述の軸部7を挿接可能な第一挿設部8H(貫通孔)を有する。
そして後方部位6fは、シート幅方向に延びるパイプ状部位であり、第一フレーム部材4Fの後部を構成する。本実施例の後方部位6fは、一対の側方部位4f(連結部位8f)の間に橋渡し状に取付けられる。
(固定ワイヤ)
固定ワイヤ20は、剛性を備えた略直線状の線状部材(典型的に金属製)であり、取付け部20aと、ガイド部20bを有する(図3を参照)。
取付け部20aは、固定ワイヤ20途中の凹み部位であり、ストラップ部材10を取付けることができる。取付け部20aは、例えば固定ワイヤ20一部を、シート裏面に向けて凹み変形させることで形成できる。またガイド部20bは、取付け部20aに連なる傾斜状の部位であり、固定ワイヤ20途中を、固定ワイヤ20の延びる方向とは異なる方向に曲げ変形させることで形成できる。
本実施例では、取付け部20aを、固定ワイヤ20一側に形成しつつ、シート裏面側の引出口(図示省略)に向けて突出可能とする。またガイド部20bを、固定ワイヤ20途中をその延びる方向からシート後方に向けて曲げ変形させて形成しつつ、取付け部20aの一側に配置する。
(支持ワイヤ)
複数の支持ワイヤ(第一ワイヤ21〜第四ワイヤ24)は、第一フレーム部材4Fに適宜の間隔で配置される線状部材であり、クッション材(図示省略)を支持できる(図3を参照)。
第一ワイヤ21と第二ワイヤ22は、それぞれ略U字状(上方視)の線状部材であり、前方部位2fと後方部位6fに跨って配置可能な長さ寸法を有する。また第三ワイヤ23は、ジグザク状の線状部材であり、前方部位2fに沿って(幅方向に)配置可能な長さ寸法を有する。そして第四ワイヤ24は、ジグザグ状のやや短尺な線状部材であり、側方部位4fの一部に配置可能である。
(各ワイヤの配設作業)
図3を参照して、固定ワイヤ20と、支持ワイヤ(第一ワイヤ21〜第四ワイヤ24)を、第一フレーム部材4Fに配置する。
本実施例では、固定ワイヤ20を、一対の側方部位4fの間に橋渡し状に配置しつつ、シート幅方向に向けて延長する。このとき取付け部20aを、シート下方に向けて突出配置するとともに、ガイド部20bを、シート後方に傾斜させた状態で(シート上方又は下方に非突出状態で)配置する。
つぎに第一ワイヤ21及び第二ワイヤ22を、前方部位2fと後方部位6fの間に橋渡し状に適宜の間隔で配置しつつ、シート前後に向けて延長する。このとき第一ワイヤ21を、固定ワイヤ20に交差状に配置しつつ、第一ワイヤ21の一部を、取付け部20aの他側に当接させる。
また一対の第三ワイヤ23を、第一フレーム部材4Fの前方に適宜の間隔で並列配置するとともに、各第三ワイヤ23の途中を前方部位2fに適宜掛止する。そして一対の第四ワイヤ24を、第一フレーム部材4Fの側方にそれぞれ配置するとともに、各第四ワイヤ24の途中を側方部位4fに適宜掛止する。
(弾性体)
弾性体は、略円筒状の筒部材であり、弾性的に伸縮可能な材質(ゴム、エラストマ、軟質樹脂など)にて形成できる(図3及び図4を参照)。
本実施例では、複数の弾性体(第一弾性体31〜第四弾性体34)を、この順で適宜の間隔をあけつつ第一フレーム部材4Fに沿って配置する。例えば第一弾性体31と第四弾性体34を、一対の側方部位4fの途中にそれぞれ取付けるとともに、第二弾性体32と第三弾性体33を、前方部位2fの途中に適宜の間隔をあけて取付ける。
ここで各弾性体の取付け方法は特に限定しないが、例えば配設部36(略U字状の平板材)を使用できる。配設部36の底面側には孔部が形成されており、上部には凹み部が形成される(便宜上、各部の符号は省略する)。本実施例では、各弾性体31〜34の上面に棒材を取付けて、配設部36の底面(孔部)に挿設する。つぎに配設部36の上部(凹み部)に第一フレーム部材4Fを嵌装することで、各弾性体31〜34を、第一フレーム部材4Fに取付けることができる。
(フック部材)
フック部材40は、略長方形状の平板部材であり、本体部42と、被覆部44と、係合部46と、案内部48(肉欠け部及び充填部)と、第一孔部40Hを有する(図4〜図6を参照)。
本体部42は、剛性を備えた(典型的に金属製の)平板材であり、被覆部44は、本体部42を覆う樹脂製の部材である。そして係合部46は、フック部材40の前側に設けた凹み部位であり、ストライカF1を挿入可能な寸法を有する。また案内部48は、フック部材40の下側に設けたガイド部位であり、後方から前方に向けて次第に上方に湾曲して係合部46に連なる。そして第一孔部40Hは、フック部材40上側の貫通孔であり、ボルト部材BM(後述)を挿入可能である。
本実施例では、フック部材40を、固定部材50を介して第一フレーム部材4F(側方部位4f)に回転可能に取付けることができる。
(肉欠け部・充填部)
本実施例の案内部48は、複数の肉欠け部61〜65と、複数の充填部71〜74を有する(図5及び図6を参照)。
複数の肉欠け部61〜65は、それぞれ一対の肉欠け部位(例えば63a,63b)を有する部位(断面視で略T字状)であり、他の被覆部44の部位よりも樹脂の充填率が少なく撓み変形容易である。一対の肉欠け部位(例えば63a,63b)は、それぞれ被覆部44側面の凹み部位であり、これらが対面配置することで各肉欠け部(例えば63)が形成される。
また複数の充填部71〜74は、各肉欠け部61〜65よりも樹脂の充填率が高い部位であり、典型的に肉欠け部位を省略することで形成できる。これら充填部71〜74は、樹脂の充填率が比較的高いことから、各肉欠け部61〜65よりも剛性に優れる部位である。
本実施例では、案内部48に、複数の肉欠け部61〜65(撓み易い部位)と、複数の充填部71〜74(剛性に優れる部位)を交互に並列配置する。さらに複数の肉欠け部61〜65を、案内部48の略全長にわたって(後側から前方にむけて)配置することとした。
(固定部材)
固定部材50は、第一フレーム部材4Fにフック部材40を取付けるための部材であり、ロック部材52と、ブラケット54と、ボルト部材BMと、付勢部材TMを有する(図3及び図4を参照)。
ロック部材52は、略U字状(上方視)の平板部材であり、側面に第二孔部(図示省略)が形成される。またブラケット54は、略U字状(正面視)の平板部材であり、上部(自由端)に、付勢部材TMを取付け可能な凹み部位(符号省略)が形成される。
またボルト部材BMは、第一孔部40Hと第二孔部の双方に挿入可能な軸材である。そして付勢部材TMは、フック部材40を付勢する部材(トーションバネ状)であり、ボルト部材BMに巻装可能である。
(フック部材の取付け作業)
図3〜図5を参照して、第一フレーム部材4Fに、固定部材50を介してフック部材40を取付けつつ、車室床面FS(ストライカF1)に向けて突出配置する。
本実施例では、ロック部材52を、側方部位4fの途中に配置しつつ、第一弾性体31を囲むように取付ける。このときロック部材52に平板材36aを配設して、第一弾性体31の上方を覆うことができる。そしてロック部材52側部の前部位置に、ブラケット54を取付けるとともに、後部位置にフック部材40を取付ける。
そして第一孔部40Hと第二孔部(図示省略)にボルト部材BMを挿入して、ロック部材52にフック部材40を回転可能に取付けつつ、案内部48を下方(ストライカF1を臨む方向)に向けて突出配置する。つぎにボルト部材BMに付勢部材TMを取付けつつ、付勢部材TMの一端をブラケット54(凹み部位)に掛止することで、フック部材40を一方向に回転する向き(図5で見て時計周り)に付勢する。
こうすることでフック部材40を、固定部材50を介して第一フレーム部材4Fに取付けることができる。
(シートバック及び軸部)
ここでシートバック6a,6bは、軸部7を介してシートクッション4a,4bに起倒可能に連結する部材である(図2及び図3を参照)。
シートバック6a,6bは、第二フレーム部材6F(略長方形状の枠体)を有する。第二フレーム部材6Fは、第一フレーム部材4Fよりも幅広の部材であり、シート両側を形成する部分(平板状)に第二挿設部(図示省略の貫通孔)を有する。
そして軸部7は、筒状の軸材(比較的短尺)であり、第一挿設部8Hと第二挿設部に回転可能に挿設できる。本実施例では、一対の軸部7を、脚部材6dに回転不能に取付けつつ、車室床面FSに固定できる。そして脚部材6dの操作部材6eを操作して、軸部7のロックを解除することにより、シートクッション4a,4bに対するシートバック6a,6bの相対回転(状態変位)を可能とすることができる。
(シートクッションとシートバックの組立作業)
図1〜図3を参照して、一対の軸部7を介して、シートクッション4a,4bに対してシートバック6a,6bを起倒可能に連結する。
本実施例では、各連結部位8fを、第二フレーム部材6Fの下部に重ね合わせつつ、両挿設部(8H等)に軸部7を回転可能に挿設する。こうすることでシートクッション4a,4bに対してシートバック6a,6bを、一対の軸部7を介して回転可能に取付ける。
ここで本実施例では、上述の作業に前後して、各フレーム部材(4F,6F)上にクッション材(図示省略)を配置しつつ、袋状の表皮材(図示省略)で被覆する。このときクッション材は、固定ワイヤ20(取付け部を除く部分)と、支持ワイヤ21〜24にて支持されることとなる。また表皮材にて、クッション材と第一フレーム部材4F(各弾性体)の表裏面側を覆うことができる。
そして本実施例では、固定ワイヤ20に、ストラップ部材10の一側を取付けつつ、表皮材裏面の取出口(図示省略)からストラップ部材10の他側を引出すことができる。例えばストラップ部材10の一側を折返して輪状としたのち、この輪状部分を取付け部20aに取付けるのであるが、このときストラップ部材10を誤った位置に取付けることは極力回避すべきである。
例えば本実施例では、ガイド部20b(誤った位置)にストラップ部材10を配置することがある。このときストラップ部材10を引出し方向に牽引することで、ストラップ部材10の一端が、ガイド部20bから取付け部20a内にスライド移動する(適切な位置に配置される)こととなる。
(シート構成部材の配設作業)
図3〜図5を参照して、複数の弾性体31〜34を車室床面FSに当接させつつ、シート構成部材を車室床面FSに配置する(第一状態とする)。
このとき複数の弾性体31〜34を車室床面FSに当接させつつ、シート構成部材を配置する。こうすることで車室床面FSに対するシート構成部材のガタつきを各弾性体の撓み変形等にて吸収できる(着座性に優れるシート構成となる)。
そして本実施例では、シート構成部材を上方から車室床面FSに近づけつつ(例えばシートクッションを第一状態としつつ)、ストライカF1を案内部48に押し当てる。このストライカF1の押圧により、フック部材40を付勢力に抗して逆回転させつつ(図5で見て反時計周りに回転させつつ)、係合部46を下向きに開口させる。そしてストライカF1を係合部46内に配置して、フック部材40が回転して元の状態に復帰することにより、係合部46がシート前方に開口してストライカF1と係合可能に配置する。
ところで上述のシート構成では、ストライカF1を案内部48に押し当てる際に、ストライカF1と案内部48の当接(衝突)による打音が生ずることが懸念される。
そこで本実施例では、案内部48を覆う被覆部44に肉欠け部61〜65を設けて、押し当て時のストライカF1に対面可能に配置した(図5を参照)。こうすることで肉欠け部61〜65の作用により、ストライカF1とフック部材40の打音発生を極力阻止することができる。すなわち肉欠け部61〜65の撓み変形により、ストライカF1衝突時の衝撃を吸収するなどして、衝突時の打音を低減することができる。また一対の肉欠け部位(63a,63b等)による音の減衰作用により、ストライカF1とフック部材40の打音を低減することができる(図6を参照)。
また本実施例では、案内部48に対して、複数の肉欠け部61〜65と複数の充填部71〜74を交互に設けることとした。このため複数の充填部71〜74(樹脂の充填率の高い部位)により、案内部48の剛性を好適に確保できる。
そして複数の肉欠け部61〜65を案内部48の略全長にわたって形成したため、ストライカF1の当接位置が若干ずれたとしても、ストライカF1とフック部材40の打音発生を好適に阻止できる。
そして車両衝突時等の衝撃により、シート構成部材が、車両前方(車室床面FSの面方向)に相対移動することをストライカF1とフック部材40の係合にて阻止できる。
つぎにシート構成部材を、第一状態から第二状態に変位させる(図2を参照)。こうすることでシートクッション4a〜4cが起こし上げられてシートバック6a〜6cに対面配置する。そしてストラップ部材10の先端(掛止部材12)をステー部材9に掛止することで、シート構成部材を第二状態に維持できる。
そして本実施例では、ストラップ部材10の一端を取付け部20a(適切な位置)に確実に配設できる。これによりストラップ部材10の引出し量を適切に確保して、ストラップ部材10を、ステー部材9により確実に掛止する(到達させる)ことができる。
以上説明したとおり本実施例では、案内部48を覆う被覆部44に肉欠け部61〜65を設けて、押し当て状態時のストライカF1に対面可能に配置した。こうすることで肉欠け部61〜65の作用(撓み変形や音の減衰作用等)により、ストライカF1とフック部材40の打音発生を極力阻止することができる。
また本実施例では、被覆部44の両側に肉欠け部位(63a,63b等)にて、ストライカF1とフック部材40の打音発生をより確実に防止又は低減することができる。
このため本実施例によれば、車両用シートの配設時におけるストライカF1とフック部材40の打音発生を極力阻止することができる。
<実施例2>
本実施例の車両用シートは、実施例1の車両用シート2とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例では、案内部48に、複数の肉欠け部(第一肉欠け部61x〜第五肉欠け部65x)と、複数の充填部71x〜74xを交互に設ける(図7を参照)。そして複数の肉欠け部61x〜65xを、案内部48の略全長にわたって(後側から前方にむけて)配置する。
そして本実施例では、シート構成部材の配設時に、ストライカF1に対面する(衝突する)位置の第二肉欠け部62xを最も大きくすることとした(樹脂の充填率を最も小さくした)。そして第二肉欠け部62xから離れるに従って、他の肉欠け部(61x,63x〜65x)を次第に小さく形成することとした。
このため本実施例では、ストライカF1とフック部材40xの当接時において、第二肉欠け部62x(樹脂の充填率が少なく撓みやすい部位)によって、打音発生をより確実に阻止できる。
また他の肉欠け部(61x,63x〜65x)を比較的小さく形成することで、案内部48の剛性を好適に維持することができる。そして他の肉欠け部(61x,63x〜65x)を、第二肉欠け部62x周囲に形成したため、ストライカF1の当接位置が若干ずれたとしても、ストライカF1とフック部材40xの打音発生を好適に阻止できる。
本実施形態の車両用シートのロック装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、シートクッション4a〜4c前部(一部)が、車室床面FSの面方向とは異なる方向に相対移動可能とされる(チップアップ状態とされる)車両用シートを例示したが、シート構成を限定する趣旨ではない。例えばシート構成部材全体が、段差状の車室床面を上下に移動する構成(格納状態に変位可能な構成)とすることができる。またシートバックを前倒ししたのち、シート構成部材をシート側方に起こし上げて車室空間を確保する構成(スペースアップ構成)とすることができる。また同様にシートバックを前倒ししたのち、シート構成部材をシート前方に起こし上げる構成(タンブル構成)とすることもできる。
(2)また本実施形態では、案内部48に、複数の肉欠け部61〜65と、複数の充填部71〜74を形成する例を説明したが、各部の構成を限定する趣旨ではない。
例えば単数の肉欠け部を案内部に(ストライカに衝突する部分のみに)設けることができる。また肉欠け部は、他の部位よりも樹脂の充填率の低い構成であればよく、例えば案内部内の空間部や、単数の肉欠け部位にて形成することができる。また肉欠け部位は、シート幅方向の側面に形成されていてもよく、シート下方を向く表面上に形成されていてもよい。また肉欠け部と充填部の形成数は、シート構成に応じて適宜変更可能である。
(3)また本実施形態(実施例2)では、シート構成部材の配設時に、第二肉欠け部62xをストライカF1に対面する(衝突する)位置に配置したが、他の肉欠け部を、ストライカF1に対面させることができる。また各肉欠け部を、それぞれ異なる構成とする(例えば第二肉欠け部を一対の肉欠け部位にて形成し、他の肉欠け部を案内部内の空間部で形成する)こともできる。
(4)また本実施形態では、フック部材40の構成を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば係合部を、通常時において、シート前側、後側、幅方向のいずれかに開口させつつ、ストライカに係合可能に配置することができる。また案内部の形状は、ストライカを案内可能である限り特に限定しない。また複数又は単数のフック部材を、シート構成部材(任意の位置)に配設することができる。
(5)また本実施形態では、車両用シート2の構成と、各部材の構成を例示したが、これらの構成を限定する趣旨ではない。例えば車両用シートは一人乗り用であってもよい。
また例えば格納可能なシートでは、第一フレーム部材と第二フレーム部材を一つの部材として構成する(軸部を省略する構成とする)こともできる。
また固定ワイヤと支持ワイヤを適宜入れ替えるなどして用いることもできる。例えば第一ワイヤの途中に取付け部を形成して固定ワイヤとして使用することもできる。また固定ワイヤからガイド部を省略することもできる。
(6)また本実施形態では、二部材の一方として車室床面(車両構造体の一例)、二部材の他方として車両用シートを例示したが、両二部材の種類を限定する趣旨ではない。例えば二部材の一方として、車室壁体(車両構造体の他例)を例示できる。
(7)またシートバックが、シートクッションの後端から前方に向けて移動することにより、シート後方に乗員の乗降可能な空間を形成する構成(ウォークイン構成)がある(例えば特許第4853521号公報を参照)。このウォークイン構成では、二部材の一方として、シートバック又はシートクッションの一方、二部材の他方として、シートバック又はシートクッションの他方を例示できる。例えばシートクッションは、そのシート前後方向途中においてシート幅方向に突出する軸材と、軸材よりもシート後方に位置しつつシート幅方向に突出するストライカを有する。またシートバックは、リクライニング装置と、リクライニング装置に回転可能に取付けられる連結アームと、連結アームに設けられるフック部材を有する。そして連結アームの前端を軸材(シートクッション途中)に回転可能に取付けつつ、フック部材をストライカに係合させる。ストライカとフック部材が係合状態にある場合には、シートクッションに対してシートバックが、リクライニング装置により起倒する。またストライカとフック部材を係脱状態とすることで、シートバックが、軸材(シートクッション途中)を回転中心とする連結アームの回転により、シートクッションの前方側に回転移動することができる。
2 車両用シート
2A 第一シート部位
2B 第二シート部位
4a〜4c シートクッション
6a〜6c シートバック
8a〜8c ヘッドレスト
4F 第一フレーム部材
10 ストラップ部材
10a フック部材
12 掛止部材
20b ガイド部
20 固定ワイヤ
21〜24 支持ワイヤ
31〜34 弾性体
40 フック部材
42 本体部
44 被覆部
46 係合部
48 案内部
50 固定部材
61〜65 肉欠け部
71〜74 充填部
F1 ストライカ
FS 車室床面

Claims (2)

  1. 互いに係止される二部材の一方に設けられたストライカと、前記二部材の他方に設けられたフック部材とからなる車両用シートのロック装置であって、
    前記フック部材は、本体部と、前記本体部を覆う樹脂製の被覆部と、前記ストライカと係合する係合部と、前記ストライカに相対的に押されることで前記フック部材が回転して、前記ストライカを前記係合部へと案内する案内部とを有し、
    前記案内部を覆う前記被覆部には、複数の肉欠け部が形成されるとともに、前記肉欠け部よりも樹脂の充填率の高い充填部が隣り合う肉欠け部の間に形成され、押し当て時の前記ストライカに対面可能であり、
    前記肉欠け部が、シート幅方向で見て前記被覆部の両側に凹み状の肉欠け部位を設けることで形成される車両用シートのロック装置。
  2. 前記二部材の一方が車室床面などの車室構造体であるとともに、前記二部材の他方が車両用シートであり、前記車両用シートが、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備えるとともに、前記シート構成部材が、シート骨格をなす枠状のフレーム部材と、前記フック部材を有し、
    前記フック部材を、前記フレーム部材に取付けつつ前記車室構造体に向けて突出配置させて、前記シート構成部材が、車両衝突時等の衝撃により前記車室構造体の面方向に相対移動することを、前記車室構造体のストライカと前記フック部材の係合にて阻止可能な構成であるとともに、
    前記係合部が、前記本体部の一側に設けられて前記車室構造体の面方向に開口するとともに、前記フック部材を、前記フレーム部材に対して回転方向に付勢しつつ取付け、
    前記フック部材を、前記ストライカに係合可能に配置するに際して、前記シート構成部材の全部又は一部を、前記面方向とは異なる方向から前記車室構造体に近づけつつ、前記ストライカを前記案内部に押し当てて、前記ストライカの押圧により、前記フック部材を付勢力に抗して逆回転させつつ、前記係合部を前記ストライカに向けて開口させるとともに、前記ストライカが、前記案内部上を相対移動しつつ前記係合部内に配置したのち、前記フック部材が回転して元の状態に復帰することにより、前記係合部が前記面方向に開口して前記ストライカと係合可能に配置される構成である請求項1に記載の車両用シートのロック装置。
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