JP5945715B2 - モータ駆動装置およびブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えばファンモータやブロアなどの送風機に使用されるブラシレスモータのモータ駆動装置およびこのモータ駆動装置を備えたブラシレスモータに関し、特に、磁気センサを利用したモータ駆動装置およびブラシレスモータに関する。
このようなブラシレスモータは、一般的にロータの回転位置を検出するために磁気センサを備えている。そして、磁気センサにより検出された回転位置情報に基づく転流タイミングでステータの巻線が通電駆動されることにより、ロータの回転位置や回転速度が制御される。ところが、例えば磁気センサの取付け位置がずれたりすると回転ムラなどが生じ、これによって回転音の増大などを招くという課題があった。
このため、従来、磁気センサからのセンサ信号を補正し、この補正したセンサ信号に基づいて転流タイミングを生成することで、磁気センサの取付け位置のずれによる影響を抑制した技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、誘起電圧を利用した磁気センサレスや、磁気センサの個数を削減するとともに、回転ムラの低減を図るような技術が提案されている。このような技術の一例として、従来、3相駆動のブラシレスモータに対して、磁気センサと誘起電圧とによる位置情報を利用して、各相への励磁を切替えるための転流タイミングを生成し、回転ムラを図ったブラシレスモータ駆動装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2のような従来の技術では、次のような構成によって回転ムラを低減している。すなわち、まず、ロータの着磁パターンを磁気センサで読取ってロータの位置情報を得るとともに、回転中にステータの巻線から生じる誘起電圧を検出している。そして、モータの起動から所定時間までの間は、磁気センサによる位置情報から暫定の転流タイミングを設定する。所定時間後は、誘起電圧検出により得た位置情報で磁気センサによる位置情報を補正し、この補正された位置情報に基づいて転流タイミングを設定する。このような構成とすることにより、所定時間後の定常運転時には、誘起電圧に基づく位置情報によって回転制御するため、着磁パターンの誤差による回転ムラが抑制されることになる。
特開2005−110363号公報 特開2000−295890号公報
しかしながら、従来の特許文献1のようなブラシレスモータ駆動装置では相ごとに位置信号を補正する。このため、補正によって回転精度は高まるものの、位置信号の基となる磁気センサの取付誤差に起因するセンサ信号のタイミング誤差を完全にゼロには補正できないため、この相間の残留タイミング誤差に起因する回転変動が音となって現れ、騒音を高めるおそれがあった。この相間のタイミング誤差に起因する騒音は3相全波駆動モータの場合ロータの着磁極数の高調波となり、相間のタイミング誤差が無い場合の騒音の周波数であるロータの着磁極数の3倍の高調波に比べて、多くの高調波が発生するため耳障りな騒音となる。特に、ブラシレスモータを車載用の送風機に利用するような場合、搭乗者に近い位置に空気の吸入口や吹き出し口が設定されることが少なくないためより低騒音化が重要である。
また、従来の特許文献2のようなブラシレスモータ駆動装置では、誘起電圧を検出する必要があり、この誘起電圧を正確に検出しないとその検出誤差が回転ムラに影響するという課題があった。さらに、誘起電圧を正確に検出しようとすると、巻線への通電を停止した状態でモータを惰走させる必要がある。このように通電を停止させると、通電波形に歪が生じ、この歪が騒音を引き起こすという課題もあった。特に、特許文献2のような手法では、定常運転中に通電停止させる必要があり、騒音として認識されやすかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、磁気センサ取付け位置のずれや位置検出の誤差などに基づく騒音を抑制するようにモータ駆動するモータ駆動装置およびこのモータ駆動装置を備えたブラシレスモータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のモータ駆動装置は、永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を巻回したステータとを備えたブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置であって、永久磁石に対向して配置した複数の磁気センサのセンサ信号に基づいて、転流のタイミングを示す転流タイミング信号を生成して出力する転流タイミング生成部と、巻線を駆動するための波形信号を生成し、転流タイミング信号のタイミングに従って波形信号を出力する駆動波形生成部と、供給された波形信号によりパルス幅変調した駆動パルス信号を生成するPWM回路と、駆動パルス信号に基づいて巻線を通電するインバータとを備える。さらに、転流タイミング生成部は、磁気センサからの相ごとのセンサ信号に基づき、転流タイミング信号を生成する第1のタイミング生成部と、磁気センサからの1つのセンサ信号に基づき、転流タイミング信号を生成する第2のタイミング生成部とを有する。そして、転流タイミング生成部は、ロータの回転速度が変化状態のときには、第1のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、ロータの回転速度が定常状態のときには、第2のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力する構成である。
また、本発明のブラシレスモータは、このようなモータ駆動装置を備えている。
この構成により、モータ起動時など回転速度が変化している期間は、各相に対応させた磁気センサを利用して回転数の変化に追従し、精度よく回転制御できる。さらに、回転速度が一定となる定常運転時には、1つの磁気センサに基づく位置情報によって回転制御するため、磁気センサごとの残留タイミング誤差に基づく騒音の発生も抑制できる。
本発明のモータ駆動装置およびブラシレスモータによれば、回転速度の変化時や定常時に適応させて回転制御するため、磁気センサの位置ずれや検出誤差などに基づく騒音を抑制したモータ駆動装置およびブラシレスモータを提供できる。
本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置を備えたブラシレスモータの断面を示す図 同モータ駆動装置を備えたブラシレスモータのモータケースの内部を上面から示す図 同モータ駆動装置の構成を示すブロック図 同モータ駆動装置の転流タイミング生成部の構成を示すブロック図 同モータ駆動装置の転流タイミング生成部の他の構成例を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置およびそれを備えたブラシレスモータについて図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置を備えたブラシレスモータ10の断面を示す図である。本実施の形態では、ロータがステータの内周側に回転自在に配置されたインナロータ型のブラシレスモータの例を挙げて説明する。本実施の形態のブラシレスモータ10は、複数相の巻線を有しており、各相がパルス幅変調(以下、適宜、PWMと呼ぶ)された信号で駆動されて回転動作する。
図1に示すように、ブラシレスモータ10は、ステータ11、ロータ12、回路基板13およびモータケース14を備えている。モータケース14は密封された円筒形状の金属で形成されており、ブラシレスモータ10は、このようなモータケース14内にステータ11、ロータ12および回路基板13を収納した構成である。モータケース14は、ケース本体14aとケース蓋14bとで構成され、ケース本体14aにケース蓋14bを装着することで略密封されたモータケース14となる。
図1において、ステータ11は、ステータ鉄心15に相ごとの巻線16を巻回して構成される。本実施の形態では、互いに120度位相が異なるU相、V相、W相とする3つの相に区分した巻線16をステータ鉄心15に巻回した一例を挙げて説明する。ステータ鉄心15は、内周側に突出した複数の突極を有している。また、ステータ鉄心15の外周側は概略円筒形状であり、その外周がケース本体14aに固定されている。
ステータ11の内側には、空隙を介してロータ12が挿入されている。ロータ12は、ロータフレーム17の外周に円筒形状の永久磁石18を保持し、軸受19で支持された回転軸20を中心に回転自在に配置される。すなわち、ステータ鉄心15の突極の先端面と永久磁石18の外周面とが対向するように配置されている。
さらに、このブラシレスモータ10には、各種の回路部品31を実装した回路基板13がモータケース14の内部に内蔵されている。これら回路部品31によって、モータを制御や駆動するためのモータ駆動装置が構成される。また、回路基板13には、ロータ12の回転位置を検出するために、ホール素子などによる磁気センサ38も実装されている。ステータ鉄心15には支持部材21が装着されており、回路基板13は、この支持部材21を介してモータケース14内に固定される。そして、U相、V相、W相それぞれの巻線16の端部が引出線16aとしてステータ11から引き出されており、回路基板13にそれぞれの引出線16aが接続されている。
このような構成とするため、まず、ステータ11をケース本体14aの内部に挿入してケース本体14aの内面に固定し、次にロータ12、回路基板13をケース本体14aの内部に収納した後、ケース蓋14bをケース本体14aに固着することで、磁気センサやモータ駆動装置を内蔵したブラシレスモータ10が形成される。なお、ブラシレスモータ10がモータ駆動装置を一体化した構成であってもよい。
図2は、本実施の形態におけるブラシレスモータ10のモータケース14の内部を上面から示した図である。なお、図2では、巻線16を巻回していない状態でのステータ鉄心15を示している。また、図2は、ステータ鉄心15と永久磁石18と、永久磁石18の下面に配置された磁気センサ38との配置関係を示している。
図2に示すように、ステータ鉄心15は、環状のヨーク15aと、突極としてのそれぞれのティース15bとで構成されている。本実施の形態では、突極数を12極とした12個のティース15bを有する一例を挙げている。このようなステータ鉄心15の外周が、ケース本体14aの内面に固着される。また、ティース15bのそれぞれは、内周側へと延伸して突出するとともに、ティース15b間の空間であるスロットを形成しながら周方向に等間隔で配置されている。また、ティース15bは、それぞれU相、V相、W相のいずれかに順番に対応づけられている。そして、U相のティース15bにはU相の巻線16が巻回され、V相のティース15bにはV相の巻線16が巻回され、W相のティース15bにはW相の巻線16が巻回される。
また、このような12個のティース15bの先端部と対面して、内周側にロータ12が配置される。ロータ12が保持する永久磁石18は、S極とN極とが交互に配置されるように、周方向に等間隔で着磁されている。本実施の形態の永久磁石18は、図2に示すように、S極とN極とを一対として5対、すなわち、周方向に磁極数が10極となるように着磁されている。このように、ブラシレスモータ10は、10極12スロットの構成である。
さらに、永久磁石18の下面側には回路基板13が配置されており、回路基板13上に永久磁石18と対面するように3つの磁気センサ38が実装されている。磁気センサ38は、図2に示すように、U相に対応した磁気センサ38U、V相に対応した磁気センサ38V、およびW相に対応した磁気センサ38Wで構成され、それぞれ周方向に等間隔に配置されている。
以上のように構成されたブラシレスモータ10に対して、外部から電源電圧や制御信号を供給することにより、回路基板13の制御回路や駆動回路によって巻線16に駆動電流が流れ、ステータ鉄心15から磁界が発生する。そして、ステータ鉄心15からの磁界と永久磁石18からの磁界とにより、それら磁界の極性に応じて吸引力および反発力が生じ、これらの力によって回転軸20を中心にロータ12が回転する。
次に、回路基板13上に実装された回路部品31により構成された本実施の形態のモータ駆動装置について説明する。
図3は、本実施の形態におけるモータ駆動装置40の構成を示すブロック図である。
モータ駆動装置40は、回転制御部41、駆動波形生成部42、PWM回路43、インバータ44、位置検出部45、速度算出部46および転流タイミング生成部47を備える。モータ駆動装置40には、例えば外部の上位器などから、回転速度として例えば1分間あたりの回転数(rpm)を指令する速度指令信号Vrが通知される。さらに、モータ駆動装置40には、磁気センサ38U、38Vおよび38Wからそれぞれ、その相に対応するセンサ信号Ssが供給される。また、モータ駆動装置40において、速度指令信号Vrは、回転制御部41および転流タイミング生成部47に通知される。さらに、センサ信号Ssは、位置検出部45に供給される。
モータ駆動装置40において、位置検出部45は、ロータ12の回転に伴う磁極変化に応じて変化するセンサ信号Ssから、各相の位置情報を検出する。例えば、位置検出部45は、磁極変化時点においてセンサ信号Ssがゼロクロスするタイミングを検出し、この検出したタイミングに基づく位置検出信号Spを出力する。位置検出信号Spは、具体的には、例えばこのような検出タイミングを示すパルス信号とすればよい。位置検出部45は、それぞれの相に対応した位置検出信号Spを、速度算出部46および転流タイミング生成部47に供給する。
速度算出部46は、位置検出信号Spに基づいてロータ12の回転位置を検出し、さらに、検出した回転位置に基づき、例えば微分演算などによりロータ12の回転速度を算出する。速度算出部46は、算出した回転速度を速度検出信号Vdとして回転制御部41に供給する。
回転制御部41は、速度指令信号Vrと速度検出信号Vdとに基づき、巻線16への駆動量を示す回転制御信号Ddを生成する。具体的には、回転制御部41は、速度指令を示す速度指令信号Vrと、検出した速度を示す速度検出信号Vdとの速度偏差を求める。そして、回転制御部41は、速度指令に従った実速度となるように、速度偏差に応じたトルク量を示す回転制御信号Ddを生成する。回転制御部41は、このような回転制御信号Ddを駆動波形生成部42に供給する。
駆動波形生成部42は、巻線16を駆動するための波形信号Wdを相ごとに生成し、生成した波形信号WdをPWM回路43に供給する。騒音となる不要な高調波トルクの発生を抑制するため、本実施の形態では、波形信号Wdは正弦波信号を使用する。そして、波形信号WdをPWM回路43に供給するタイミングは、転流タイミングとして、転流タイミング生成部47からの転流タイミング信号Dpに基づき決定される。このタイミングは、基本的にはU相、V相、W相のそれぞれが電気角で120度位相が異なっている。このように、120度ごとに通電が切替わるように各相の巻線16通電駆動することで、転流制御が行われる。また、位置検出信号Spが示す回転位置検出のタイミングを基準のタイミングとしている。なお、例えば、進角制御をする場合、転流タイミング信号Dpが示すタイミングは、基準タイミングから所定の位相だけ進角したタイミングとなる。また、磁気センサ38の実装位置などがずれると、基準タイミングもずれることになるため、検出位置誤差や転流タイミング誤差を招き回転ムラなどの原因となる。
PWM(Pulse Width Modulation)回路43は、駆動波形生成部42から相ごとに供給された波形信号Wdを変調信号として、それぞれにパルス幅変調(PWM)を行う。PWM回路43は、このように波形信号Wdでパルス幅変調したパルス列の信号である駆動パルス信号Pdを、インバータ44に供給する。
インバータ44は、駆動パルス信号Pdに基づいて、相ごとに巻線16への通電を行い、巻線16を駆動する。インバータ44は、電源の正極側に接続されたスイッチ素子と負極側に接続されたスイッチ素子とを、U相、V相、W相それぞれに備えている。また、正極側と負極側との両スイッチ素子の反電源側は互いに接続されており、この接続部がインバータ44から巻線16を駆動する駆動出力端部となる。U相の駆動出力端部Uoは巻線16Uに、V相の駆動出力端部Voは巻線16Vに、そして、W相の駆動出力端部Woは巻線16Wに、それぞれ引出線16aを介して接続される。そして、それぞれの相において、駆動パルス信号Pdによりスイッチ素子がオンオフされると、電源からオンのスイッチ素子を介し、駆動出力端部から巻線16に駆動電流が流れる。ここで、駆動パルス信号Pdは波形信号Wdをパルス幅変調した信号であるため、各スイッチ素子がこのようにオンオフされることにより、波形信号Wdに応じた駆動電流でそれぞれの巻線16が通電される。
以上のような構成により、速度指令信号Vrに従ってロータ12の回転速度を制御するフィードバック制御ループが形成される。
次に、転流タイミングを示す転流タイミング信号Dpを生成する転流タイミング生成部47の詳細な構成およびその動作について説明する。
図4は、本実施の形態における転流タイミング生成部47の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、転流タイミング生成部47には位置検出部45から位置検出信号Spとして、U相に対応した位置検出信号Spu、V相に対応した位置検出信号Spv、W相に対応した位置検出信号Spwが供給される。また、外部の上位器などから速度指令信号Vrが通知される。さらに、転流タイミング生成部47には、デジタル処理などを行うためのクロック信号Ckが供給されている。
図4に示すように、転流タイミング生成部47は、転流タイミング信号Dpを生成するために、第1のタイミング生成部51と第2のタイミング生成部52とを備えている。第1のタイミング生成部51は、各磁気センサ38からの相ごとのセンサ信号Ssに基づく位置検出信号Spu、Spv、Spwを用いて、それぞれ第1の転流タイミング信号Dpを生成している。また、第2のタイミング生成部52は、1つの磁気センサ38Uからの1つのセンサ信号Ssに基づく位置検出信号Spuを用いて、第2の転流タイミング信号Dpを生成している。
さらに、転流タイミング生成部47は、第1のタイミング生成部51が生成した転流タイミング信号Dpと、第2のタイミング生成部52が生成した転流タイミング信号Dpとを切替えて出力するために、セレクタ53v、53wを備えている。そして、速度指令信号Vrに応じて、セレクタ53v、53wの切替制御を行うため、速度監視部57を備える。すなわち、セレクタ53v、53wによる信号の選択は、速度監視部57からの選択信号Selによって切替えられる。
また、本実施の形態では、転流タイミングを補正するために、第1のタイミング生成部51が、U相に対応する補正部51u、V相に対応する補正部51v、W相の対応する補正部51wを備える。さらに、第2のタイミング生成部52が、入力信号と約120度位相がずれた信号を生成する遅延器52v、52wを備える。そして、転流タイミング生成部47は、速度指令信号Vrに応じて、補正部51u、51v、51wへの補正値、および遅延器52v、52wへの遅延値を設定する設定部55と、補正値や遅延値を記憶したメモリ56とを備えている。
より詳細には、U相に対応する位置検出信号Spuは、補正部51uに供給される。補正部51uは、位置検出信号Spuが示すタイミングを補正し、補正した信号が、U相の転流タイミング信号Dpuとして出力されるとともに、遅延器52vに供給される。
遅延器52vは、補正部51uにより補正された信号を電気角で約120度に相当する遅延量だけ時間シフトさせる。遅延器52vにより時間シフトした信号は、セレクタ53vの一方の入力端子とともに、遅延器52wに供給される。遅延器52wは、供給された信号をさらに電気角で約120度に相当する遅延量だけ時間シフトさせる。遅延器52wにより時間シフトした信号は、セレクタ53wの一方の入力端子に供給される。
V相に対応する位置検出信号Spvは、補正部51vに供給される。補正部51vは、位置検出信号Spvが示すタイミングを補正し、補正した信号が、セレクタ53vの他方の入力端子に供給される。W相に対応する位置検出信号Spwは、補正部51wに供給される。補正部51wは、位置検出信号Spwが示すタイミングを補正し、補正した信号が、セレクタ53wの他方の入力端子に供給される。
セレクタ53vは、遅延器52vと補正部51vとの出力信号のいずれかを、選択信号Selに応じて選択し、選択した信号をV相の転流タイミング信号Dpvとして出力する。セレクタ53wは、遅延器52wと補正部51wとの出力信号のいずれかを、選択信号Selに応じて選択し、選択した信号をW相の転流タイミング信号Dpwとして出力する。
図4に示す転流タイミング生成部47の構成において、まず、メモリ56には、位置検出信号Spに基づくタイミングを所望のタイミングに補正するための補正値などが記憶されている。この補正値は、例えば、進角制御を行う場合、その進角量に相当する値である。また、磁気センサ38を実装したときに生じた位置ずれを補正するような値であってもよい。メモリ56には、このような補正値が、各相および回転数に対応づけて記憶されている。さらに、メモリ56には、遅延器52v、52wの遅延量を設定する遅延値も同様に記憶されている。これらの補正値などは、例えば、ブラシレスモータ10製造での調整工程などにおいて設定されている。ブラシレスモータ10の個体ごとに進角値や位置ずれ補正値などを設定することにより、その個体に最適な進角とともに、磁気センサ38の実装位置など組立によるばらつきや永久磁石18の磁気特性のばらつきなどによる影響を吸収でき、モータ個体ごとの最適な転流制御を可能としている。
設定部55は、速度指令信号Vrが示す回転数に応じた補正値や遅延値をメモリ56から読み出し、読み出した各補正値を補正部51u、51v、51wに、回転速度に応じたシフト量としての各遅延値を遅延器52v、52wに設定する。なお、メモリ56には、代表的な回転数に応じた補正値のみを記憶しておき、速度指令信号Vrに応じた補正値や位相値を補間演算などにより算出するような構成としてもよい。
補正部51uは、位置検出信号Spuが示すU相の基準タイミングに対して、設定部55からの補正値VCuだけ位相をずらせた信号を生成する。補正部51uは、この生成した信号を、U相の転流タイミングを示す転流タイミング信号Dpuとして出力する。これによって、基準タイミングに対して補正値VCuだけ補正されたタイミングを示す転流タイミング信号Dpuが出力される。ここで、例えば進角量を示す補正値VCuとした場合、転流タイミング信号Dpが示すタイミングは、基準タイミングから補正値VCuの位相だけ進角したタイミングとなる。すなわち、補正値VCuとして進角値を設定した場合には、基準タイミングに対して補正値VCuだけ進角したタイミングを示す転流タイミング信号Dpuが出力されることになる。そして、この転流タイミング信号Dpuのタイミングに基づいて、PWM回路43およびインバータ44を介し、巻線16Uが通電駆動される。
同様に、補正部51vは、位置検出信号Spvが示すV相の基準タイミングに対して、設定部55からの補正値VCvだけ位相をずらせた信号を生成して出力する。補正部51wは、位置検出信号Spwが示すW相の基準タイミングに対して、設定部55からの補正値VCwだけ位相をずらせた信号を生成して出力する。
また、補正部51uから出力された転流タイミング信号Dpuは、遅延器52vにも供給される。さらに、遅延器52vから出力された信号は、遅延器52wに供給される。ここで、遅延器52v、52wは、入力信号が示すタイミングに対して、電気角で約120度の位相に相当する遅延量だけ遅延させたタイミングを示す信号を生成し出力する。すなわち、このような構成により、遅延器52vは、転流タイミング信号Dpuが示すタイミングに対して、電気角で約120度位相をずらせた信号を出力し、遅延器52wは、転流タイミング信号Dpuが示すタイミングに対して、電気角で約240度位相をずらせた信号を出力する。本実施の形態では、遅延器52v、52wが、設定部55からの遅延値VPv、VPwだけ位相をずらせた信号を生成する構成としており、この構成により、120度や240度の位相差の微調整を可能としている。また、遅延器52v、52wのより具体的な構成として、遅延器52v、52wにはクロック信号Ckが供給されており、遅延器52v、52wが遅延値に応じたクロック数をカウントすることで、所望の位相量だけ遅延させるような構成としている。
セレクタ53vには、補正部51vの出力信号と遅延器52vの出力信号とが供給され、セレクタ53vは、速度監視部57からの選択信号Selに従って、いずれかの出力信号を選択して出力する。また、セレクタ53wには、補正部51wの出力信号と遅延器52wの出力信号とが供給され、セレクタ53wは、速度監視部57からの選択信号Selに従って、いずれかの出力信号を選択して出力する。
速度監視部57は、速度指令信号Vrに基づき、ロータ12の回転速度が変化状態であるか定常状態であるかを検出し、検出した結果を選択信号Selとしてセレクタ53v、53wへと出力する。セレクタ53vは、選択信号Selに応じて、回転速度が変化状態のとき、補正部51vの出力信号を選択し、回転速度が定常状態のとき、遅延器52vの出力信号を選択する。そして、セレクタ53vは、選択した出力信号を、V相の転流タイミングを示す転流タイミング信号Dpvとして出力する。また、セレクタ53wは、選択信号Selに応じて、回転速度が変化状態のとき、補正部51wの出力信号を選択し、回転速度が定常状態のとき、遅延器52wの出力信号を選択する。そして、セレクタ53wは、選択した出力信号を、W相の転流タイミングを示す転流タイミング信号Dpwとして出力する。
以上説明したように、転流タイミング生成部47は、磁気センサ38からの相ごとのセンサ信号Ssに基づき、転流タイミング信号Dpを生成する第1のタイミング生成部51と、磁気センサ38からの1つのセンサ信号Ssに基づき、転流タイミング信号Dpを生成する第2のタイミング生成部52とを有している。そして、ロータ12の回転速度が変化状態のときには、第1のタイミング生成部51で生成した転流タイミング信号Dpを出力し、ロータ12の回転速度が定常状態のときには、第2のタイミング生成部52で生成した転流タイミング信号Dpを出力する構成である。本実施の形態では、このような構成とすることにより、例えば、ブラシレスモータ10の起動時や速度変更時など、ロータ12の回転速度が変化中のときには、相ごとのセンサ信号Ssに基づく転流タイミングで巻線16を駆動することで、回転数の変化に追従させて、精度よく回転制御している。一方、補正部51u、51v、51wにより、転流タイミングの誤差を完全にゼロには補正できず、相間のタイミングにはタイミング誤差が残留する。このため、本実施の形態では、ロータ12の回転速度が一定となる定常運転時には、1つのセンサ信号Ssに基づく転流タイミングで巻線16を駆動することで、残留タイミング誤差をより低く抑え、磁気センサ38ごとの残留タイミング誤差に基づく騒音の発生を抑制している。
なお、転流タイミング生成部47の構成として、図4に示す構成例を挙げて説明したが、その他の変形した構成とすることも可能である。
図5は、図4の転流タイミング生成部47を変形した構成例を示す図である。図5に示す転流タイミング生成部471は、U相の構成において、電気角で0度から微小な遅延量だけ時間シフトさせる遅延器52u、および遅延器52uと補正部51uとのいずれかの出力信号を選択するセレクタ53uをさらに設けるように変形している。ここで、遅延器52uには位置検出信号Spuが供給され、遅延器52uの出力信号が遅延器52vに供給される。図5のような構成によっても、回転速度が変化中のときには、相ごとのセンサ信号Ssに基づく転流タイミングで巻線16を駆動することで精度よく回転制御し、定常運転時には、1つのセンサ信号Ssに基づく転流タイミングで巻線16を駆動することで騒音の発生を抑制することができる。また、図4や図5の構成以外にも、例えば、位置検出信号Spuを約0度、約120度、約240度それぞれ並列に遅延させセレクタに供給するような変形構成が可能である。さらに、位置検出信号Spvや位置検出信号Spwを遅延させて第2のタイミングを生成するような構成としてもよい。要するに、ロータ12の回転速度が変化状態のときには、相ごとのセンサ信号Ssに基づく転流タイミングでその相ごとに巻線16を駆動し、回転速度が定常状態のときには、1つのセンサ信号Ssに基づき生成した転流タイミングで相ごとに巻線16を駆動するような構成とすればよい。
また、以上の説明では、モータ駆動装置40の構成を機能ブロックによるブロック図を用いて説明したが、例えば、制御や処理を行うブロックをマイクロコンピュータ(以下、マイコンと呼ぶ)を用いた処理で構成してもよい。すなわち、回転制御部41、駆動波形生成部42、PWM回路43、速度算出部46、転流タイミング生成部47などの機能を、メモリ56に記憶されたプログラムとし、そのプログラムをマイコンが読込み、実行するような構成とすることも可能である。また、このようなマイコンを、回路部品31の一つとして回路基板13上に実装し、このような回路基板13をモータケース14の内部に内蔵したブラシレスモータ10としてもよい。特に、磁気センサ38の実装などで生じた位置ずれに対し、その位置ずれを補正するための補正値を補正部51u、51v、51wへ設定するプログラムをマイコンに組み込んでおくことにより、ブラシレスモータ10単体で完結して補正値を生成できる。そして、ブラシレスモータ10製造での調整工程などにおいて、各ブラシレスモータ10毎にあらかじめ補正値を設定しておくことができる。
以上説明したように、本発明のモータ駆動装置は、永久磁石に対向して配置した複数の磁気センサのセンサ信号に基づいて、転流のタイミングを示す転流タイミング信号を生成して出力する転流タイミング生成部と、巻線を駆動するための波形信号を生成し、転流タイミング信号のタイミングに従って波形信号を出力する駆動波形生成部と、供給された波形信号によりパルス幅変調した駆動パルス信号を生成するPWM回路と、駆動パルス信号に基づいて巻線を通電するインバータとを備える。さらに、転流タイミング生成部は、磁気センサからの相ごとのセンサ信号に基づき、転流タイミング信号を生成する第1のタイミング生成部と、磁気センサからの1つのセンサ信号に基づき、転流タイミング信号を生成する第2のタイミング生成部とを有する。そして、転流タイミング生成部は、ロータの回転速度が変化状態のときには、第1のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、ロータの回転速度が定常状態のときには、第2のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力する構成である。
また、本発明のブラシレスモータは、このようなモータ駆動装置を備えている。
この構成により、モータ起動時など回転速度が変化している期間は、各相に対応させた磁気センサを利用して回転数の変化に追従し、精度よく回転制御できる。さらに、回転速度が一定となる定常運転時には、1つの磁気センサに基づく位置情報によって回転制御するため、磁気センサごとの残留タイミング誤差に基づく騒音の発生も抑制できる。したがって、本発明によれば、回転速度の変化時や定常時に適応させて回転制御するため、磁気センサの位置ずれや検出誤差などに基づく騒音を抑制したモータ駆動装置およびブラシレスモータを提供できる。
本発明に係るモータ駆動装置およびブラシレスモータは、磁気センサ取付け位置のずれや位置検出の誤差などに基づく騒音を抑制できるため、ファンモータやブロアなどの送風機、さらに家電製品や電装品など、低騒音が求められるモータ駆動装置およびブラシレスモータに有用である。
10 ブラシレスモータ
11 ステータ
12 ロータ
13 回路基板
14 モータケース
14a ケース本体
14b ケース蓋
15 ステータ鉄心
15a ヨーク
15b ティース
16,16U,16V,16W 巻線
16a 引出線
17 ロータフレーム
18 永久磁石
19 軸受
20 回転軸
21 支持部材
31 回路部品
38,38U,38V,38W 磁気センサ
40 モータ駆動装置
41 回転制御部
42 駆動波形生成部
43 PWM回路
44 インバータ
45 位置検出部
46 速度算出部
47,471 転流タイミング生成部
51 第1のタイミング生成部
51u,51v,51w 補正部
52 第2のタイミング生成部
52u,52v,52w 遅延器
53u,53v,53w セレクタ
55 設定部
56 メモリ
57 速度監視部

Claims (3)

  1. 永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を巻回したステータとを備えたブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置であって、
    前記永久磁石に対向して配置した複数の磁気センサのセンサ信号に基づいて、転流のタイミングを示す転流タイミング信号を生成して出力する転流タイミング生成部と、
    前記巻線を駆動するための波形信号を生成し、前記転流タイミング信号のタイミングに従って前記波形信号を出力する駆動波形生成部と、
    供給された前記波形信号によりパルス幅変調した駆動パルス信号を生成するPWM回路と、
    前記駆動パルス信号に基づいて前記巻線を通電するインバータとを備え、
    前記転流タイミング生成部は、
    前記磁気センサからの相ごとの前記センサ信号に基づき、前記転流タイミング信号を生成する第1のタイミング生成部と、
    前記磁気センサからの1つの前記センサ信号に基づき、前記転流タイミング信号を生成する第2のタイミング生成部とを有し、
    前記ロータの回転速度が変化状態のときには、前記第1のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、
    前記ロータの回転速度が定常状態のときには、前記第2のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、
    前記第1のタイミング生成部は、各モータ毎にあらかじめ設定された補正値によって相ごとに、前記センサ信号に基づくタイミングを補正し、補正したタイミングを示す転流タイミング信号を生成し、
    前記第2のタイミング生成部は、
    前記1つのセンサ信号に基づく信号の前記補正値にあらかじめ設定された遅延値によりタイミングを時間シフトし、時間シフトしたタイミングを示す信号を生成し、
    前記1つのセンサ信号の前記補正値に基づく信号とともに、前記時間シフトしたタイミングを示す信号を転流タイミング信号とし、
    前記転流タイミング生成部は、
    前記回転速度に応じた前記補正値と前記回転速度に応じた前記遅延値とを記憶するメモリと、
    前記補正値と前記遅延値とを設定する設定部とをさらに有し、
    前記設定部は、前記回転速度に応じた前記補正値を前記第1のタイミング生成部に設定し、前記回転速度に応じた前記遅延値を前記第2のタイミング生成部に設定することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を巻回したステータとを備えたブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置であって、
    前記永久磁石に対向して配置した複数の磁気センサのセンサ信号に基づいて、転流のタイミングを示す転流タイミング信号を生成して出力する転流タイミング生成部と、
    前記巻線を駆動するための波形信号を生成し、前記転流タイミング信号のタイミングに従って前記波形信号を出力する駆動波形生成部と、
    供給された前記波形信号によりパルス幅変調した駆動パルス信号を生成するPWM回路と、
    前記駆動パルス信号に基づいて前記巻線を通電するインバータとを備え、
    前記転流タイミング生成部は、
    前記磁気センサからの相ごとの前記センサ信号に基づき、前記転流タイミング信号を生成する第1のタイミング生成部と、
    前記磁気センサからの1つの前記センサ信号に基づき、前記転流タイミング信号を生成する第2のタイミング生成部とを有し、
    前記ロータの回転速度が変化状態のときには、前記第1のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、
    前記ロータの回転速度が定常状態のときには、前記第2のタイミング生成部で生成した転流タイミング信号を出力し、
    前記第1のタイミング生成部は、各モータ毎にあらかじめ設定された補正値によって相ごとに、前記センサ信号に基づくタイミングを補正し、補正したタイミングを示す転流タイミング信号を生成し、
    前記第2のタイミング生成部は、
    前記1つのセンサ信号に基づく信号にあらかじめ設定された遅延値によりタイミングを時間シフトし、時間シフトしたタイミングを示す信号を生成し、
    前記時間シフトしたタイミングを示す信号を転流タイミング信号とし、
    前記転流タイミング生成部は、
    前記回転速度に応じた前記補正値と前記回転速度に応じた前記遅延値とを記憶するメモリと、
    前記補正値と前記遅延値とを設定する設定部とをさらに有し、
    前記設定部は、前記回転速度に応じた前記補正値を前記第1のタイミング生成部に設定し、前記回転速度に応じた前記遅延値を前記第2のタイミング生成部に設定することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
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