JP5945117B2 - 歯科治療用生体モニタシステム - Google Patents

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本発明は、歯科治療用生体モニタシステム、より詳細には、歯科治療中の患者の生体情報をモニタし、リアルタイムに患者の自律神経解析を行い、患者に過剰なストレスがかかるのを防止するようにしたものである。
歯科治療において、歯科治療に先立って、患者の血圧や脈拍数を予め計測して患者の生理的状態を知っておくことは重要である。そのため、特許文献1では、例えば、出血を伴う抜歯等を行う場合、抜歯に先立って患者の血圧、脈拍数等を測定し、患者の現在の生理状態を確認することが行われている。しかし、治療前に計測しただけでは、その計測値が平常値なのか異常値なのか判別ができず、特に、歯科治療においては、治療開始前から異常に緊張している患者もいれば、治療中に緊張する患者もおり、更には、治療中に徐々に落ち着いてくる患者もいる等、種々雑多である。
特許文献2では、歯科治療において、治療開始前は勿論のこと、治療中においても、患者の生理的状態例えば血圧や脈拍数等を繰り返し計測して患者の緊張状態を検知(モニタ)し、緊張状態が異常であると判断された時に、患者に何らかの刺激を与えて、例えば、治療椅子を振動させたり、傾斜させたり、或いは、治療椅子のクッション(エアバッグの空気圧)を変える等して患者をリラックスさせるようにしている。
しかし、高齢者の患者の多くは、代謝系や循環器系等の全身的基礎疾患を併発している場合が多く、歯科治療中に、これらの疾患が発生する可能性があるが、歯科治療に専心しているドクターやアシスタントが、この疾患に気付かず、重大な事態に陥り兼ねない恐れがある。
特開2000−152966号公報 特開2005−342127号公報
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、高齢者の患者に対して、どのような治療のときに、どのようなストレスを感じているかが分かるように、歯科治療中の患者の生体情報を治療状態情報と関連付けて解析し、表示(モニタ)するようにすることを課題としてなされたものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、患者を診療している歯科治療ユニットからの治療状態情報を受信する治療状態情報受信装置と、診療を受けている患者の生体情報を受信する生体情報受信装置と、前記生体情報を前記治療状態情報と関連付けて解析する解析装置と、前記解析の結果を送信する送信装置とを有する本体装置と、該本体装置からの前記解析結果を受信して表示するモニタ装置と、前記本体装置と通信可能なサーバを有し、該サーバに前記本体装置からの解析結果を記憶することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記解析装置は、歯科治療中、患者からの生体情報が変化し始めたときに、施術中のインスツルメントから照射される照明光を点滅することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1または2の発明において、前記解析装置は、歯科治療中、患者からの生体情報が変化し始めたときに、前記モニタ装置に患者に伝えるコメントを自動的に表示することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1〜3のいずれか1の発明において、前記解析装置は、歯科治療終了後、診療結果を患者に伝えるメッセージを前記モニタ装置に自動的に表示することを特徴としたものである。
本発明によると、歯科治療において、特に、高齢者の歯科治療において、どのような治療状態のときにどのようなストレスが掛かるかが分かり、患者に過剰なストレスが掛かるのを防止することができる。
本発明による歯科治療用生体モニタシステムの一実施例を説明するための要部構成図である。 本発明が適用される歯科治療ユニットの一例を説明するための全体構成図である。
図2は、本発明が適用される歯科治療ユニットの一例を示す全体構成図で、該歯科治療ユニットは、歯科治療用椅子1,ワークテーブル2,スピットン3,無影灯4,ドクタ(術者)用インスツルメントホルダ5,フットスイッチ6,アシスタントインスツルメントホルダ7,ハンドピース(インスツルメント)8,インスツルメントホース9等から成り、インスツルメントホルダ5には、歯科治療において術者が使用する種々のハンドピース、例えば、エアータービン、マイクロエンジン、超音波スケーラ、マルチシリンジ等のインスツルメント8が収納されており、周知のように、歯科治療に当り、患者は治療椅子1に座り、頭を安頭台に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動,倒起動,傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。
上記歯科治療ユニットは、患者の年齢に関係なく誰にでも適用可能なものであるが、高齢者が患者の場合、歯科治療中に患者に高いストレスが掛かる例が多いが、術者やアシスタントがそれを迅速に感知することができず、不測の事態を発生しかねない恐れがある。
本発明は、上述のごとき歯科治療ユニットに、上述の不測の事態に対処可能なモニタシステムを付加し、歯科治療中に、術者或いはアシスタントに患者の異常を知らせるようにしたものである。
図1は、本発明による歯科治療用生体モニタシステムの一実施例を説明するための要部構成図で、該モニタシステムは、図2に示したごとき歯科治療ユニットに適用して好適なものである。
図1において、20は本発明による歯科治療システムの主要部を構成する本体装置で、該本体装置20は、図2に示した歯科治療ユニットの任意所望の箇所に、例えば、スピットン3、バックレスト11、肘受け12等に内蔵されている。該本体装置20には、患者の生体をモニタするための生体モニタ用センサ、例えば、血圧計31、心電計32、パルスオキシメータ33等が着脱可能に連結されるようになっており、高齢の患者が診療を受ける場合、これらのセンサ31〜33が本体装置20内に設けられている生体情報受信装置21に接続される。
本体装置20は、更に、歯科治療ユニットの各機器の治療状態情報を受信するリード線41が接続されており、歯科治療中の歯科治療ユニットの使用状態情報が本体装置20内に設けられた受信装置22に遂時入力されてくるようになっている。なお、42は電源線で、例えば、歯科治療ユニットからのDC24V或いはAC100Vが切り替えられて入力されるようになっている。
歯科治療に当り、高齢者の患者が歯科治療椅子に座ると、術者又はアシスタントは、生体モニタ用センサ31〜33を患者の腕、指等に装着し、それらのリード線31a、32a、33aを本体装置20に接続する。その状態で、歯科治療ユニットに設けられている電源スイッチを入力すると、電源線42を通して本体装置20に電源が供給され、本体装置20が作動を開始する。この状態では、患者からリード線31a〜33aを通して入力される生体情報が、歯科治療ユニットに設けられているモニタ装置50(例えば、図2に示した液晶表示装置13)に表示され、治療開始前の患者の生体情報を知ることができる。
歯科治療に当って、術者がインスツルメントホルダ5からインスツルメント8を取り出すと、取り出されたインスツルメントの情報がリード線41を通して本体装置20に伝達され、治療を開始すると、診療中のインスツルメント及びその作動状況を示す情報、更には、治療椅子の動作状態、無影灯のON/OFF状態等歯科治療ユニットの状態情報がリード線41を通して本体装置20に設けられた解析装置(PC)23へ自動的に送られ、登録される。このように、本発明によると、患者からの生体情報と歯科治療ユニットからの治療情報、処置情報を登録することで、患者の自律神経の変化と治療機器の治療との関係がつかみ易くなる。
本体装置20内に設けられた解析装置(PC)23は、入力された生体情報を治療機器の使用状況情報と関連付けて解析し、その結果を表示装置50(例えば、歯科治療ユニットに設けられた表示装置13)に表示し、術者は、この表示装置50(液晶モニタ)の表示内容を見て患者の生体変化をモニタすることができる。なお、本体装置20は、解析結果(データ)を送信装置24を通して無線にてサーバ60へ通信可能となっており、サーバ60は、本体装置20内の解析装置23で解析した結果(データ)を記録し、保存する。
解析の結果、患者の生体情報に変化(亢進)が生じた場合は、前記表示装置(液晶モニタ)50に、その変化を表示するとともに、変化が生じたことを、例えば、液晶モニタに警告画面として出す、歯科治療ユニットに設けられたランプを点灯する、ユニットからアラーム音を出す、スピットンの給水ランプを点灯する、ユニットのワークテーブルに設けられている液晶表示装置に表示する、ユニットのワークテーブルに設けられたインジゲータにて表示する、音声出力で警告する、使用中のインスツルメントのライトを点滅する(変化の大きさにより点滅の時間間隔を変える)、無影灯を点滅する、等所望の手段にて術者に知らせる。この場合、治療に専念している術者に対して、特に、治療に使用している使用中のインスツルメントから照射する照明光を点滅するようにすると、術者により確実に警告を伝えることができ、より効果的である。
更には、解析装置23は、歯科治療中に、患者の交感神経が亢進してストレスを感じ始めたときに、術者又はアシスタントが患者に伝えるコメントを自動的に前記表示装置に表示する。また、診療終了後に、診療結果を患者に知らせるメッセージを自動的に表示する。
更には、ビデオカメラ等を用いて治療風景を撮影し、撮影された映像と生体情報のデータとを治療時間で同期させて表示装置に表示させることにより、患者のストレスの変動と治療方法、医師の対応の仕方等の関連性をより把握しやすくすることができる。
診療終了後、サーバ50に記憶した情報を自動的に表示装置に表示し、患者に今日の診療結果についてのメッセージを表示する。
20…本体装置、21〜23…生体センサ、41…歯科治療ユニットからの機器状態情報入力線、42…電源線、50…表示(モニタ)装置、60…サーバ。

Claims (4)

  1. 患者を診療している歯科治療ユニットからの治療状態情報を受信する治療状態情報受信置と、診療を受けている患者の生体情報を受信する生体情報受信装置と、前記生体情報を前記治療状態情報と関連付けて解析する解析装置と、前記解析の結果を送信する送信装置とを有する本体装置と、該本体装置からの前記解析結果を受信して表示するモニタ装置と、前記本体装置と通信可能なサーバを有し、該サーバに前記本体装置からの解析結果を記憶することを特徴とする歯科治療用生体モニタシステム。
  2. 前記解析装置は、歯科治療中、患者からの生体情報が変化し始めたときに、施術中のインスツルメントから照射される照明光を点滅することを特徴とする請求項に記載の歯科治療用生体モニタシステム。
  3. 前記解析装置は、歯科治療中、患者からの生体情報が変化し始めたときに、前記モニタ装置に患者に伝えるコメントを自動的に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の歯科治療用生体モニタシステム。
  4. 前記解析装置は、歯科治療終了後、診療結果を患者に伝えるメッセージを前記モニタ装置に自動的に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の歯科治療用生体モニタシステム。
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