JP5943881B2 - レゾルバのケーブル接続構造、その製造方法及びレゾルバ - Google Patents

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Description

この発明は回転角を検出するレゾルバに関し、特にその端子部におけるケーブルの接続構造に関する。
図12は特許文献1に記載されているレゾルバの入出力端子構造を示したものであり、図12Aは固定子コアの外周に取り付けられるリード線端子台を示し、図12Bは図12Aに示したリード線端子台が取り付けられている箇所の固定子組立体の構造を示す。
固定子組立体は固定子コア11と、固定子コア11の両側に備えられた絶縁部材12,13と、その外側に設けられたカバー14,15と、リード線端子台16から構成されている。
リード線端子台16の上面には凹部が形成され、凹部内に複数のリード線固定溝16a、固定凸部16b、複数の貫通孔16c、貫通溝16dが形成されている。固定凸部16bはリード線端子台16とカバー14の固定に使用される。
リード線端子台16には扁平端子17が設けられている。扁平端子17は端子部17aと、端子部17aに対して略90度屈曲された扁平端子ピン部17bとを備えている。扁平端子ピン部17bはリード線端子台16の貫通孔16cを下面から貫通してリード線端子台16の上面に立設されている。
扁平端子17の端子部17aは貫通溝16dを横切るように設けられている。端子部17aには固定子巻線が通る隙間を有して溶接部17cが形成されており、溶接部17cには図示していない固定子巻線端が溶接部17cの間の隙間に通されて抵抗溶接されるものとなっている。
各リード線固定溝16aには接続端子18が先端に圧着されたリード線19が配設される。接続端子18は扁平端子ピン部17bと係合され、アーク溶接により扁平端子ピン部17bと接続される。これにより、リード線19は扁平端子ピン部17bを介して溶接部17cで扁平端子17に溶着された固定子巻線と接続されるものとなっている。
特開2004−120873号公報
ところで、例えば電気経路を構成する重要な金属部材に対しては、外部環境から保護し、腐食等を防止すべく、露出金属部分を樹脂により封止することが一般に行われており、封止法としてポッティング等が用いられている。
レゾルバの端子部においても露出金属部分があり、信頼性を高めるべく、このような樹脂封止は必要とされるが、図12に示したような従来の端子構造では良好に樹脂封止することができないといった問題がある。
即ち、リード線19の先端に接続端子18を圧着する際には、被覆が除去されて露出された芯線をなるべく接続端子18で囲むように被覆先端を接続端子18に突き当てて接続端子18を圧着するといったことが行われ、現に図12にもそのような圧着構造が示されている。
しかしながら、このような圧着構造の場合、リード線19の被覆先端と接続端子18との接触部分には封止樹脂が入りづらく、封止樹脂が存在しないといった状態になる。
樹脂封止はリード線19の被覆部分も含んで行われるが、一般に封止樹脂と被覆の密着性は良好ではなく、例えばリード線19が煽られて上下に振れると、被覆と封止樹脂の界面から亀裂が進行し、被覆先端まで亀裂が到達してしまうといった状況が生じうる。リード線19の被覆に例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)のような耐熱性に優れたフッ素樹脂が用いられる場合は、フッ素樹脂は封止樹脂と密着しないため、この状況は特に顕著となる。
図12に示した構造ではリード線19の被覆先端と接続端子18との間には上述したように封止樹脂の存在は望めないため、このような亀裂が生じると、外部からの汚染物質が接続端子18が位置する部分まで侵入しやすくなる。よって、図12に示したような端子構造では樹脂封止を行っても、良好に樹脂封止することはできず、高い信頼性は得られないものとなる。
この発明の目的はこのような問題に鑑み、良好かつ確実に樹脂封止を行うことができ、信頼性に優れた樹脂封止を実現することができるレゾルバのケーブル接続構造を提供することにある。
請求項1の発明によれば、信号の授受を担う複数のケーブルのレゾルバ端子との接続構造において、複数のケーブルは中継部材を介してレゾルバ端子と接続される構造とされ、中継部材は保持板と、保持板を貫通し、保持板の両板面から突出されて保持板に配列保持された複数の中継端子とよりなり、中継端子の一端側にケーブルの芯線が接続され、レゾルバ端子が配列されているレゾルバの端子部に凹部が形成され、凹部の側壁には切欠きが複数設けられ、凹部の底面隅部は曲面によって構成され、保持板は前記凹部に挿入されて中継端子の一端側及び芯線が凹部内に、凹部の底面と離隔して位置され、ケーブルの芯線に続く被覆の先端部は前記切欠きを通って前記凹部内に位置し、中継端子と被覆とは離隔され、中継端子の他端側はレゾルバ端子と接続され、前記凹部に樹脂が注入されて中継端子の一端側及び芯線が封止されているものとされる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、保持板の両端に位置決め凸部が形成され、中継部材は前記位置決め凸部が前記端子部に形成された位置決め凹部に嵌め込まれて位置決めされる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2記載のレゾルバのケーブル接続構造を製造する方法において、芯線と中継端子の一端側及びレゾルバ端子と中継端子の他端側は共に抵抗溶接される
請求項4の発明では請求項3の発明において、レゾルバ端子の中継端子と抵抗溶接されている部分は、前記端子部に上下に貫通して設けられた開口部に位置し、開口部に樹脂が注入されて中継端子の他端側及びレゾルバ端子が封止される
請求項5の発明では、請求項1又は2の発明において、保持板の上端側は前記凹部の外に位置し、ハンドリング部をなすものとされる。
請求項6の発明によれば、レゾルバは請求項1,2及び5記載のいずれかのレゾルバのケーブル接続構造を備えているものとされる。
この発明によるレゾルバのケーブル接続構造によれば、樹脂封止を良好に行うことができる。そして、例えばケーブルが煽られて上下に振れ、ケーブルの被覆と封止樹脂の界面から亀裂が生じたとしても、亀裂の進行を阻止してケーブルの芯線及び芯線と接続されている端子を確実に保護することができるものとなっており、信頼性の高い樹脂封止を実現することができる。
Aはこの発明によるレゾルバのケーブル接続構造の一実施例における端子部の構造を備えたステータを示す平面図、Bはその正面図。 Aは図1AのC部部分拡大図、Bは図1BのD部部分拡大図、Cは図2Bの部分拡大断面図。 Aは図1Aにおける端子部の斜視図、Bは図1Aにおける端子部のAとは違う方向から見た斜視図。 Aはこの発明によるレゾルバのケーブル接続構造の一実施例における中継部材を示す平面図、Bはその正面図、Cはその底面図、Dはその側面図、Eはその上方から見た斜視図、Fはその下方から見た斜視図。 図4に示した中継部材にケーブルが接続された状態を示す斜視図。 Aはケーブルが接続された中継部材が図1Aに示したステータに取り付けられた状態を示す平面図、Bはその底面図。 ケーブルが接続された中継部材が図1Aに示したステータに取り付けられた状態を示す斜視図。 Aは図6AのC部部分拡大図、BはAの正面図、Cは図6Aにおける端子部の斜視図。 図6Aにおける端子部の部分拡大断面斜視図。 抵抗溶接及び樹脂封止を説明するための図。 図6Aに示したステータとロータとよりなるレゾルバの平面図。 Aは従来のリード線端子台を示す斜視図、BはAのリード線端子台が取り付けられている箇所の固定子組立体の構造を示す断面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるケーブル接続構造の一実施例における端子部の構造を備えたレゾルバのステータを示したものであり、図2,3はその端子部の詳細を示したものである。
ステータ100は、コア20とインシュレータ30と巻線とカバーとによって構成される。図1では巻線及びカバーの図示は省略している。
磁性材よりなるコア20は環状をなし、その内周面には複数のティース21が周方向に等角間隔で配列されて突出形成されている。
インシュレータ30はインサート成形によりコア20と一体化されている。インシュレータ30はコア20の一部を覆う環状をなし、コア20の内周側においてコア20の表裏両面を覆うように形成されている。インシュレータ30は巻線部31と渡り線部32と防護壁33と島部34,35と端子部40とを備えている。
巻線部31は各ティース21の回りを囲むように設けられており、この巻線部31に巻線(励磁巻線、検出巻線)が巻き付けられる。渡り線部32は巻線部31の外周側に位置し、巻線の延長である渡り線が配置される。防護壁33は渡り線部32の外周に設けられており、防護壁33の外周に島部34,35が突出形成されている。島部34,35はカバーの取り付けに使用される。端子部40はコア20の外周より突出するように形成されており、コア20を挟んでコア20の表裏両面に位置するように形成されている。以下、図2,3を参照して端子部40の詳細構造を説明する。
端子部40の突出端(先端)側の上面には凹部41が形成されている。凹部41は端子部40の突出方向と直交する幅方向に延伸されて形成されている。以下、端子部40の突出方向をX方向、幅方向をY方向、厚さ方向(上下方向)をZ方向とする。
端子部40の突出端側に位置する凹部41の側壁42には切欠き43が形成され、この例では6個の切欠き43がY方向に等間隔で配列されて形成されている。切欠き43は長円切欠きとされ、その開放端には誘い込み用の傾斜が設けられている。矩形状をなす凹部41の底面隅部は曲面44によって構成されている。この例では底面の4辺のうち、側壁42側の長辺と対向する一対の短辺の3辺に曲面44が形成されている。曲面44は中心角90°の円筒面とされ、いわゆるR面とされている。
凹部41のY方向両端には凹部41に続いて位置決め凹部45がそれぞれ形成され、さらにX方向において凹部41の内側には凹部41とわずかに離間して上下方向(Z方向)に貫通する開口部46が形成されている。
端子部40にはレゾルバ端子50がインサート成形され、一体化されて設けられている。レゾルバ端子50はL字状に折り曲げられて形成されており、L字の一辺は角棒状のピン部51とされ、他辺は板状の端子板部52とされている。レゾルバ端子50はそのピン部51が開口部46のX方向内側において端子部40の上面より突出され、端子板部52は開口部46をX方向に横切るように配置されている。レゾルバ端子50は側壁42の6個の切欠き43の位置、配列と対応して6本設けられている。なお、開口部46において各端子板部52間には仕切り壁47が設けられている。
レゾルバはこの例では1相励磁、2相出力とされ、図示を省略しているが、巻線の延長の渡り線が渡り線部32から6本導出され、6本のレゾルバ端子50の各ピン部51に接続される。接続は溶接によって行われる。渡り線部32からピン部51の配列に至る部分に突出形成されている補助ボス48は渡り線を引っ掛けて位置決めするために使用される。なお、渡り線部32にも同様に機能する渡りボス36が突出形成されている。端子部40の上面においてY方向両端に突出形成されているボス49はカバーの取り付けに使用される。
図4はこの発明によるケーブル接続構造の一実施例に用いる中継部材を示したものである。中継部材60は保持板61と位置決め凸部62と中継端子63とよりなる。
中継端子63は短冊状とされ、保持板61を貫通し、保持板61の両板面から突出されて保持板61に保持されている。中継端子63はこの例では6本設けられ、保持板61の下端側に配列されて保持されている。中継端子63の配列ピッチは前述したレゾルバ端子50の配列ピッチと等しくされている。
中継端子63の配列方向において保持板61の両端には位置決め凸部62がそれぞれ突出形成されている。これら位置決め凸部62はステータ100の端子部40に形成されている位置決め凹部45と対応して設けられている。
保持板61の上端側は自動機や人手で取り扱う際につかむことができるハンドリング部64とされ、この例ではハンドリング部64は長穴(長円穴)65を備えた形状となっている。保持板61の下端は中継端子63の配列箇所より下に位置し、この例では全周に渡って面取りが施されて先細形状とされている。なお、ハンドリング部64の形状は上記に限るものではなく、適宜、選定される。
図5は上述した中継部材60にケーブルハーネスの各ケーブル71が接続された状態を示したものであり、6本のケーブル71が6本の中継端子63の各一端側に接続されている。図5中、72は被覆73が除去されて露出された芯線を示し、芯線72は抵抗スポット溶接によって中継端子63と接続されている。これらケーブル71はレゾルバに対する信号(励磁信号及び検出信号)の授受を担う。なお、中継端子63の先端と被覆73の先端とは所定量離隔され、接触しないようにケーブル71は接続されている。
図6及び図7はケーブル71が取り付けられた中継部材60がステータ100の端子部40に取り付けられた状態を示したものであり、図8〜10は端子部40の詳細を示したものである。図6,7中、70はケーブルハーネスを示す。
中継部材60の端子部40への取り付けは保持板61を凹部41に挿入することによって行われる。この際、中継部材60の一対の位置決め凸部62は端子部40の一対の位置決め凹部45に嵌め込まれ、これにより中継部材60は位置決めされる。6本のケーブル71の芯線72に続く被覆73の先端部は凹部41の側壁42に形成された切欠き43をそれぞれ通って凹部41内に位置される。露出された芯線72及び芯線72と接続されている中継端子63の一端側は凹部41の底面と離隔して凹部41内に位置される。
各中継端子63の他端側は開口部46に配列されているレゾルバ端子50の端子板部52上にそれぞれ位置される。中継端子63の他端側と端子板部52は抵抗スポット溶接によって接続される。これにより、6本のケーブル71は中継部材60を介して6本のレゾルバ端子50と接続される。なお、レゾルバ端子50の端子板部52及びその上に位置する中継端子63の他端側は上下方向に貫通された開口部46及び開口部46上に位置するため、抵抗溶接のためのツール(電極)を図10中、矢印a,bで示したように上下方向から容易に溶接部に位置させることができる。
ケーブル71と接続された中継端子63の一端側が位置する凹部41には樹脂が注入され、ポッティングにより中継端子63の一端側及びケーブル71の芯線72が封止される。同様に、開口部46及び開口部46上の仕切られた空間、即ち中継部材60の保持板61、位置決め凸部62と開口部46の延長上の端子部40の内壁面とで囲まれた空間に樹脂がそれぞれ注入されて中継端子63の他端側及びレゾルバ端子50の端子板部52が封止される。さらに、渡り線が接続されているレゾルバ端子50のピン部51も樹脂封止される。図10中、81〜84はそれぞれ封止樹脂を示す。なお、中継部材60の保持板61の上端側のハンドリング部64は凹部41の外に位置されている。
封止樹脂81〜84はこの例ではエポキシ系の樹脂とされる。エポキシ系の樹脂は高粘度のため、封止樹脂81〜84の一括硬化が可能となる。即ち、まず端子部40を上下逆にして封止樹脂82をポッティングした後、封止樹脂82の硬化前に端子部40を反転して封止樹脂81,83,84をポッティングする。そして、封止樹脂81〜84を同時に硬化させる。エポキシ系の樹脂を用いれば、一括硬化が可能となるため、硬化に要する時間を削減することができる。
以上説明したように、この例では、中継部材60を介してケーブル71をレゾルバ端子50に接続するものとなっており、ケーブル71と中継部材60の中継端子63との接続の仕方及び中継部材60が配置されてポッティングされる端子部40の凹部41に特に特徴を有するものとなっている。以下、この点について説明する。
この例では中継端子63と、これと接続されるケーブル71の被覆73の先端を離隔し、中継端子63と被覆73の先端との間に芯線72のみが存在する部分を設けている。また、芯線72と接続される中継端子63の下側には封止樹脂の充填空間を確保し、かつ充填空間(凹部41)の底面隅部を曲面44によって構成している。これにより、封止樹脂が流動しやすく、つまり凹部41にくまなく充填され、中継端子63と被覆73の先端との間の芯線72は確実に封止樹脂81によって包み込まれるものとなる。
この例では、このように樹脂封止されるため、例えばケーブル71が煽られて上下に振れ、被覆73と封止樹脂81の界面から亀裂が生じたとしても、亀裂は芯線72に密着した封止樹脂81の障壁により進行が阻止される。従って、芯線72及び芯線72と接続されている中継端子63を確実に保護することができ、外部からの汚染物質の侵入を阻止することができる。よって、信頼性に優れた樹脂封止を実現することができ、被覆73としてPTFEのような耐熱性に優れたフッ素樹脂を用いることも可能となる。なお、中継端子63と被覆73の先端との間の距離、つまり芯線72のみが存在する部分の芯線72の長さは0.1〜0.5mm程度とし、好ましくは0.3mmとする。
図11は図1に示したステータ100にカバー91,92が取り付けられ、ロータ200が組み込まれてなるレゾルバの構成を示したものであり、ロータ200が取り付けられる回転シャフトの図示は省略している。
11 固定子コア 12,13 絶縁部材
14,15 カバー 16 リード線端子台
16a リード線固定溝 16b 固定凸部
16c 貫通孔 16d 貫通溝
17 扁平端子 17a 端子部
17b 扁平端子ピン部 17c 溶接部
18 接続端子 19 リード線
20 コア 21 ティース
30 インシュレータ 31 巻線部
32 渡り線部 33 防護壁
34,35 島部 36 渡りボス
40 端子部 41 凹部
42 側壁 43 切欠き
44 曲面 45 位置決め凹部
46 開口部 47 仕切り壁
48 補助ボス 49 ボス
50 レゾルバ端子 51 ピン部
52 端子板部 60 中継部材
61 保持板 62 位置決め凸部
63 中継端子 64 ハンドリング部
65 長穴 70 ケーブルハーネス
71 ケーブル 72 芯線
73 被覆 81〜84 封止樹脂
91,92 カバー 100 ステータ
200 ロータ

Claims (6)

  1. 信号の授受を担う複数のケーブルのレゾルバ端子との接続構造であって、
    前記複数のケーブルは中継部材を介して前記レゾルバ端子と接続される構造とされ、
    前記中継部材は保持板と、前記保持板を貫通し、前記保持板の両板面から突出されて前記保持板に配列保持された複数の中継端子とよりなり、
    前記中継端子の一端側に前記ケーブルの芯線が接続され、
    前記レゾルバ端子が配列されているレゾルバの端子部に凹部が形成され、前記凹部の側壁には切欠きが複数設けられ、前記凹部の底面隅部は曲面によって構成されており、
    前記保持板は前記凹部に挿入されて前記中継端子の一端側及び前記芯線が前記凹部内に、前記凹部の底面と離隔して位置され、
    前記ケーブルの前記芯線に続く被覆の先端部は前記切欠きを通って前記凹部内に位置し、前記中継端子と前記被覆とは離隔されており、
    前記中継端子の他端側は前記レゾルバ端子と接続され、
    前記凹部に樹脂が注入されて前記中継端子の一端側及び前記芯線が封止されていることを特徴とするレゾルバのケーブル接続構造。
  2. 請求項1記載のレゾルバのケーブル接続構造において、
    前記保持板の両端に位置決め凸部が形成され、
    前記中継部材は前記位置決め凸部が前記端子部に形成された位置決め凹部に嵌め込まれて位置決めされることを特徴とするレゾルバのケーブル接続構造。
  3. 請求項1又は2記載のレゾルバのケーブル接続構造を製造する方法であって、
    前記芯線と前記中継端子の一端側及び前記レゾルバ端子と前記中継端子の他端側は共に抵抗溶接されていることを特徴とするレゾルバのケーブル接続構造の製造方法
  4. 請求項3記載のレゾルバのケーブル接続構造の製造方法において、
    前記レゾルバ端子の前記中継端子と抵抗溶接されている部分は、前記端子部に上下に貫通して設けられた開口部に位置し、
    前記開口部に樹脂が注入されて前記中継端子の他端側及び前記レゾルバ端子が封止されていることを特徴とするレゾルバのケーブル接続構造の製造方法
  5. 請求項1又は2記載のレゾルバのケーブル接続構造において、
    前記保持板の上端側は前記凹部の外に位置して、ハンドリング部をなすことを特徴とするレゾルバのケーブル接続構造。
  6. 請求項1,2及び5記載のいずれかのレゾルバのケーブル接続構造を備えていることを特徴とするレゾルバ。
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