JP5942618B2 - スライドレール - Google Patents

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    • H05K7/1489Cabinets therefor, e.g. chassis or racks or mechanical interfaces between blades and support structures characterized by the mounting of blades therein, e.g. brackets, rails, trays

Description

本発明は、スライドレールに関する。
従来、データセンタや通信局舎などに設置され、複数の機器類を集中的に収容するラックが知られている。ラックにおいては、支柱などに固定されたアウターレールに対して、機器類を把持するインナーレールがスライドすることにより機器類が引き出される。また、インナーレールに設けられたロックレバーの操作によってインナーレールのスライドのロック状態と非ロック状態とが切り替わるロック機構が知られている。
特開平6−10550号公報 特開2004−8463号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ロックレバーにかかる力によってインナーレールに対してロックレバーが開くと、破損などの原因となる場合がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ロックレバーの開きを抑えることができるスライドレールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、第1レール部材に対してスライド可能に設けられ、少なくとも前記第1レール部材の側の面で開口する孔部を有する第2レール部材と、前記第2レール部材における前記第1レール部材の側の面に回転軸を介して設けられ、前記回転軸を中心として回転し、前記孔部に入り込むように形成された突端部を有するロックレバーと、前記第2レール部材に設けられ、前記ロックレバーの前記突端部を前記第1レール部材の側から受け止める受止部と、を備えるスライドレールが提案される。
本発明の一側面によれば、ロックレバーの開きを抑えることができるという効果を奏する。
図1−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例1を示す斜視図である。 図1−2は、図1−1に示したインナーレールを示す斜視図である。 図1−3は、図1−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図1−4は、図1−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。 図1−5は、図1−1に示したスライドレールをX軸方向からみた断面図である。 図2−1は、スライドレールの適用例を示す斜視図である。 図2−2は、図2−1に示したスライドレールを拡大して示す斜視図である。 図2−3は、図2−2に示したスライドレールを拡大して示す斜視図である。 図3−1は、機器を収納したラックの一例を示す斜視図である。 図3−2は、ラックから機器が引き出された状態の一例を示す斜視図である。 図4−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例2を示す斜視図である。 図4−2は、図4−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図4−3は、図4−1に示したロックレバーの本体部に設けられた突起部をZ軸方向からみた断面図である。 図4−4は、図4−1に示したロックレバーの突端部に設けられた突起部をZ軸方向からみた断面図である。 図5−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例3を示す斜視図である。 図5−2は、図5−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図6−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例4を示す斜視図である。 図6−2は、図6−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図6−3は、図6−1に示したロックレバーの本体部に設けられた隆起部をZ軸方向からみた断面図である。 図6−4は、図6−1に示したロックレバーの突端部に設けられた隆起部をZ軸方向からみた断面図である。 図7−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例5を示す斜視図である。 図7−2は、図7−1に示したスライドレールをZ軸方向からみた断面図である。 図7−3は、図7−1に示したロックレバーの突端部をZ軸方向からみた断面図である。 図8は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例6を示す斜視図である。 図9−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例7を示す斜視図である。 図9−2は、図9−1に示したスライドレールをZ軸方向からみた断面図である。 図10−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例8を示す斜視図である。 図10−2は、図10−1に示したインナーレールを示す斜視図である。 図10−3は、図10−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図10−4は、図10−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。 図11−1は、図10−1に示したスライドレールの変形例を示す斜視図である。 図11−2は、図11−1に示したインナーレールを示す斜視図である。 図11−3は、図11−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図11−4は、図11−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。 図12−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例9を示す斜視図である。 図12−2は、図12−1に示したインナーレールを示す斜視図である。 図12−3は、図12−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図13−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例10を示す斜視図である。 図13−2は、図13−1に示したインナーレールを示す斜視図である。 図13−3は、図13−1に示したロックレバーを示す斜視図である。 図14−1は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図(その1)である。 図14−2は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図(その2)である。 図14−3は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図(その3)である。 図14−4は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図(その4)である。 図14−5は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図(その5)である。 図15−1は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図(その1)である。 図15−2は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図(その2)である。 図15−3は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図(その3)である。 図15−4は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図(その4)である。 図15−5は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図(その5)である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるスライドレールの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(構成例1)
図1−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例1を示す斜視図である。図1−2は、図1−1に示したインナーレールを示す斜視図である。図1−3は、図1−1に示したロックレバーを示す斜視図である。
実施の形態にかかるスライドレール100は、ラックに収納された機器をラックから引き出し、またはラックへ機器を挿入して収納するためのスライドレールである。スライドレール100は、インナーレール110(第2レール部材)と、ロックレバー120と、アウターレール130(第1レール部材)と、を備えている。
なお、図1−1などにおいては、アウターレール130の全体は図示しておらず、アウターレール130が有するストッパ131、レバー押上部132およびレバー押下部133のみを点線で図示している。アウターレール130は、インナーレール110のY軸マイナス方向の側に設けられ、ラックの柱などに固定されている。
インナーレール110のY軸プラス方向の側の面は、ラックに収納される機器の側面を把持する。また、インナーレール110は、アウターレール130に対してX軸方向にスライド(摺動)可能に設けられる。たとえば、X軸プラス方向は、インナーレール110をアウターレール130から引き出し可能な引出方向である。また、X軸マイナス方向は、インナーレール110をアウターレール130へ押し込み可能な押込方向である。
インナーレール110は、保持面111と、レール部112,113と、孔部114と、受止部115と、複数のネジ穴116と、軸穴117と、を有する。ロックレバー120は、回転軸121と、突端部122と、操作部123と、突当部124と、押上/押下作用部125と、を有する。
保持面111のY軸マイナス方向側の面には、保持面111に設けられたネジ穴116およびネジによって機器が固定される。レール部112,113は、アウターレール130に対して噛み合うことにより、インナーレール110をアウターレール130に対してX軸方向にのみ変位可能にする。
また、保持面111には、ロックレバー120の回転軸121が設けられる軸穴117が設けられている。また、保持面111には、ロックレバー120の突端部122が入り込むための孔部114が設けられている。孔部114は、インナーレール110における少なくともアウターレール130の側の面で開口する孔である。すなわち、図1−1などに示す例では孔部114は保持面111を貫通する孔であるが、孔部114は保持面111のY軸マイナス方向側の面に設けられた窪みであってもよい。
孔部114のYZ面方向の面積は、突端部122のYZ面方向の面積より大きい。これにより、ロックレバー120は、YZ面において、突端部122が孔部114において変位可能な範囲で回転軸121を中心として回転可能となっている。
このように、突端部122が変位可能な孔部114の開口領域(穴寸法)によって、ロックレバー120の回転を制限することができる。これにより、インナーレール110からのロックレバー120のZ軸方向の飛び出しを防止することができる。また、ロックレバー120の回転を制限することにより、ストッパ131、レバー押上部132、レバー押下部133などの位置や形状の設計を容易にすることができる。
ロックレバー120は、操作者が操作部123をZ軸方向に変位させることにより、回転軸121を中心として回転する。ロックレバー120の突端部122は、XY面上でクランク形状となるように形成されている。具体的には、突端部122は、ロックレバー120の突端部がY軸プラス方向(孔部114の側)に曲げられ、Y軸プラス方向に曲げられた部分より先の部分がさらにX軸プラス方向(インナーレール110と平行な方向)に曲げられることによって形成されている。これにより、突端部122は、孔部114に入り込む形状となる。
また、突端部122は、ロックレバー120の回転軸121から最も遠い位置に設けられている。これにより、ロックレバー120のうちのインナーレール110に対する開きが最も大きくなる部分に突端部122が設けられ、突端部122を受止部115によって受け止めることができる。このため、ロックレバー120のインナーレール110に対する開きを抑えることができる。
また、ロックレバー120には、アウターレール130のストッパ131に突き当たる突当部124が設けられている。突端部122が孔部114のうちのZ軸マイナス方向側(第1領域)に位置している状態においては、突当部124は、ストッパ131とZ軸方向の位置が重なっている。このため、アウターレール130に対してインナーレール110がX軸プラス方向にある程度スライドすると、突当部124がストッパ131に突き当たり、それ以上のスライドが妨げられるロック状態となる。
また、操作者が操作部123を持ち上げ、突端部122が孔部114のうちのZ軸プラス方向側(第2領域)に位置している状態においては、突当部124は、Z軸方向において、ストッパ131よりもプラス側に位置する。このため、アウターレール130に対してインナーレール110がX軸プラス方向にスライドしても、突当部124がストッパ131に突き当たらず、アウターレール130からインナーレール110を引き出すことが可能なロック解除状態となる。
また、ロックレバー120には、押上/押下作用部125が設けられている。押上/押下作用部125は、アウターレール130に対してインナーレール110がX軸方向にスライドする際に、アウターレール130に設けられたレバー押上部132およびレバー押下部133からの作用を受けることによりロックレバー120を誘導する(図14−1〜図14−5および図15−1〜図15−5参照)。
また、保持面111には、孔部114に入り込んだ突端部122をアウターレール130の側から受け止める受止部115が設けられている。これにより、突端部122のY軸マイナス方向側への変位可能な範囲が制限され、その結果、インナーレール110に対するロックレバー120の開きを抑えることができる。
図1−4は、図1−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。図1−4に示すように、ロックレバー120の突端部122は孔部114に入り込んでいるため、突端部122を抑える受止部115は、ロックレバー120よりY軸マイナス方向側(アウターレール130の側)に突出しないように形成することができる。これにより、スライドレール100のY軸方向の厚みの増加を抑えつつ、インナーレール110に対するロックレバー120の開きを抑える機構を実現することができる。
図1−5は、図1−1に示したスライドレールをX軸方向からみた断面図である。図1−5に示すアウターレール130のネジ134は、アウターレール130の伸縮用のネジである。
厚みaは、インナーレール110とアウターレール130との間の空間のY軸方向の厚みである。厚みcは、アウターレール130のY軸プラス方向の側への突出部のY軸方向の厚みである。アウターレール130の突出部には、たとえば、ストッパ131と、レバー押上部132と、レバー押下部133と、ネジ134のうちのY軸プラス方向の側に突出した部分と、が含まれる。厚みeは、ロックレバー120のY軸方向の厚みである。
ここで、仮に、突端部122を抑える受止部115がロックレバー120よりY軸マイナス方向側に突出している場合について説明する。受止部115がロックレバー120よりY軸マイナス方向側に突出する距離を距離dとする。この場合は、アウターレール130の各突出部と、突端部122と、の物理的干渉を回避するために、a>c+e+dを満たすことが求められ、インナーレール110とアウターレール130との間の空間の厚みaが大きくなる。
これに対して、実施の形態にかかるスライドレール100においては、上述のように、突端部122を抑える受止部115はロックレバー120よりY軸マイナス方向側に突出しないように形成することができる。このため、アウターレール130の各突出部と、受止部115と、の間の物理的干渉を回避することができる。したがって、アウターレール130の各突出部と、ロックレバー120と、の間の物理的干渉を回避するために、a>c+eを満たせばよい。このため、インナーレール110とアウターレール130との間の空間の厚みaを小さくし、スライドレール100の厚みを小さくすることができる。
図2−1は、スライドレールの適用例を示す斜視図である。図2−2は、図2−1に示したスライドレールを拡大して示す斜視図である。図2−3は、図2−2に示したスライドレールを拡大して示す斜視図である。図2−1〜図2−3において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図2−1に示すように、スライドレール100は、ラックに収納される機器210に設けられる。機器210は、たとえば通信装置などの電子機器である。機器210の正面211には、たとえば、機器210を操作する操作部や、機器210と他の機器とを接続するための接続端子などが設けられている。
機器210は、インナーレール110の保持面111におけるアウターレール130と反対側の面によって把持される。また、図2−1に示す例では、機器210の一方の側面(Y軸マイナス方向の側の面)にインナーレール110を設けた構成を図示しているが、機器210の他方の面(Y軸プラス方向の側の面)にもインナーレール110を設けることができる。
これにより、アウターレール130に対してインナーレール110がスライドすることにより、機器210をラックから引き出したり、機器210をラックへ押し込んだりすることができる。また、機器210をラックから引き出す際には、ロックレバー120を上げない限り、機器210を所定位置より引き出せないようにすることができる。
これにより、ラックの傾きや振動により機器210が意図せずラックから引き出され、機器210が転落したり、機器210が外部の物体に衝突したりするなどの事態を回避することができる。
また、上述のように、スライドレール100は、ロックレバー120の開きを抑える機構を実現しつつ、Y軸方向の厚みを小さくすることができる。これにより、機器210の正面211の面積を広くすることができる。このため、たとえば、機器210の正面211における部品実装が可能な面積を大きくすることができる。
図3−1は、機器を収納したラックの一例を示す斜視図である。図3−2は、ラックから機器が引き出された状態の一例を示す斜視図である。図3−1,図3−2において、図2−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図3−1,図3−2に示すように、ラック300は、垂直に設置された支柱311〜314を有する。機器210の一方の側面(図の手前側の側面)に設けられたスライドレール100のアウターレール130は、水平に、支柱312,314に対して固定される。機器210の他方の側面(図の奥側の側面)に設けられたスライドレール100のアウターレール130は、水平に、支柱311,313に対して固定される。
このように、実施の形態にかかるスライドレール100においては、ロックレバー120が、インナーレール110の受止部115に入り込むように形成された突端部122を有する。そして、インナーレール110には、ロックレバー120の突端部122をアウターレール130の側から受け止める受止部115が設けられている。これにより、厚みの増加を抑えつつロックレバーの開きを防止することができる。
(構成例2)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例2について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図4−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例2を示す斜視図である。図4−1に示したインナーレール110は、たとえば図1−2に示したインナーレール110と同様である。図4−2は、図4−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図4−1,図4−2において、それぞれ図1−1,図1−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
構成例2にかかるロックレバー120には、突起部411〜414が設けられている。突起部411,412は、ロックレバー120の本体部におけるインナーレール110の側の面に設けられている。突起部413,414は、ロックレバー120の突端部122における受止部115の側の面に設けられている。突起部411〜414は、たとえばインナーレール110の加工によって成形される。
図4−3は、図4−1に示したロックレバーの本体部に設けられた突起部をZ軸方向からみた断面図である。図4−4は、図4−1に示したロックレバーの突端部に設けられた突起部をZ軸方向からみた断面図である。
このように、構成例2にかかるロックレバー120は、突端部122における受止部115によって受け止められる部分に、受止部115の側に突起した突起部413,414を有する。これにより、突端部122のうちの突起部413,414のみが受止部115と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴う突端部122と受止部115との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、突起部413,414により、突端部122と受止部115とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、構成例2にかかるロックレバー120は、ロックレバー120の本体部に、インナーレール110の側に突起した突起部411,412を有する。これにより、ロックレバー120の本体部のうちの突起部411,412のみがインナーレール110と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴うロックレバー120の本体部とインナーレール110との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、突起部411,412により、ロックレバー120の本体部とインナーレール110とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、図4−1〜図4−4に示した例では突端部122に2つの突起部(突起部413,414)を設ける構成としたが、突端部122に1つまたは3つ以上の突起部を設ける構成としてもよい。また、図4−1〜図4−4に示した例ではロックレバー120の本体部に2つの突起部(突起部411,412)を設ける構成としたが、ロックレバー120の本体部に1つまたは3つ以上の突起部を設ける構成としてもよい。
また、図4−1〜図4−4に示した構成において、ロックレバー120の本体部の突起部411,412と、ロックレバー120の突端部122の突起部413,414と、のいずれかを省いた構成としてもよい。
(構成例3)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例3について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図5−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例3を示す斜視図である。図5−1に示したインナーレール110は、たとえば図1−2に示したインナーレール110と同様である。図5−2は、図5−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図5−1,図5−2において、それぞれ図1−1,図1−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
構成例3にかかるロックレバー120には、テープ511,512が設けられている。テープ511は、ロックレバー120の本体部におけるインナーレール110の側の面に設けられている。テープ512は、ロックレバー120の突端部122における受止部115の側の面に設けられている。テープ511,512は、たとえば、表面がフッ素樹脂などであり、表面の摩擦が低いテープである。
このように、構成例3にかかるロックレバー120は、突端部122における受止部115によって受け止められる部分における受止部115の側の面に、受止部115の側の表面が平滑なテープ512が貼付されている。これにより、突端部122がテープ512を介して受止部115と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴う突端部122と受止部115との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、テープ512により、突端部122と受止部115とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、構成例3にかかるロックレバー120は、本体部におけるインナーレール110の側の面に、インナーレール110の側の表面が平滑なテープ511が貼付されている。これにより、ロックレバー120の本体部がテープ511を介してインナーレール110と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴うロックレバー120の本体部とインナーレール110との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、テープ511により、ロックレバー120の本体部とインナーレール110とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、図5−1,図5−2に示した構成において、ロックレバー120の本体部のテープ511と、ロックレバー120の突端部122のテープ512と、のいずれかを省いた構成としてもよい。
また、ロックレバー120の本体部におけるインナーレール110の側の面には、テープ511に限らず、インナーレール110の側の表面が平滑な、テープ511とは異なる薄片が貼付されていてもよい。また、ロックレバー120の突端部122における受止部115によって受け止められる部分の面には、テープ512に限らず、受止部115の側の表面が平滑な、テープ512とは異なる薄片が貼付されていてもよい。
(構成例4)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例4について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図6−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例4を示す斜視図である。図6−1に示したインナーレール110は、たとえば図1−2に示したインナーレール110と同様である。図6−2は、図6−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図6−1,図6−2において、それぞれ図1−1,図1−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
構成例4にかかるロックレバー120には、隆起部611,612が設けられている。隆起部611は、ロックレバー120の本体部におけるインナーレール110の側の面に設けられている。隆起部612は、ロックレバー120の突端部122における受止部115の側の面に設けられている。隆起部611,612は、たとえばインナーレール110の加工によって成形される。
図6−3は、図6−1に示したロックレバーの本体部に設けられた隆起部をZ軸方向からみた断面図である。図6−4は、図6−1に示したロックレバーの突端部に設けられた隆起部をZ軸方向からみた断面図である。
このように、構成例4にかかるロックレバー120は、突端部122における受止部115によって受け止められる部分に、受止部115の側に隆起した線状の隆起部612を有する。これにより、突端部122のうちの隆起部612のみが受止部115と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴う突端部122と受止部115との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、隆起部612により、突端部122と受止部115とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、構成例4にかかるロックレバー120は、ロックレバー120の本体部に、インナーレール110の側に隆起した線状の隆起部611を有する。これにより、ロックレバー120の本体部のうちの隆起部611のみがインナーレール110と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴うロックレバー120の本体部とインナーレール110との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、隆起部611により、ロックレバー120の本体部とインナーレール110とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、図6−1〜図6−4に示した構成において、ロックレバー120の本体部の隆起部611と、ロックレバー120の突端部122の隆起部612と、のいずれかを省いた構成としてもよい。
(構成例5)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例5について、スライドレール100の構成例2と異なる部分について説明する。
図7−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例5を示す斜視図である。図7−1において、図4−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。構成例5にかかるロックレバー120は、両矢印711に示すように、インナーレール110の側が凸となるように湾曲している。また、ロックレバー120の突端部122における受止部115の側の面には突起部413,414が設けられている。これにより、ロックレバー120は、本体部のうちの一部(回転軸121の部分)と、突起部413,414のみがインナーレール110に接した状態となる。
図7−2は、図7−1に示したスライドレールをZ軸方向からみた断面図である。図7−3は、図7−1に示したロックレバーの突端部をZ軸方向からみた断面図である。
このように、構成例5にかかるロックレバー120は、インナーレール110の側が凸となるように湾曲している。これにより、ロックレバー120の本体部のうちの一部(回転軸121の部分)のみがインナーレール110と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴うロックレバー120の本体部とインナーレール110との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、ロックレバー120の本体部のうちの一部(回転軸121の部分)のみがインナーレール110と接触していることにより、ロックレバー120の本体部とインナーレール110とを適度な圧力で接触させることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
また、ロックレバー120の突端部122における受止部115の側の面に突起部413,414が設けられる構成について図示したが、突起部413,414に代えて、隆起部612を設けたり、テープ512を貼付したりしてもよい。
(構成例6)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例6について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図8は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例6を示す斜視図である。図8において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図8に示すように、構成例6にかかるロックレバー120は、回転軸121を囲む波型ワッシャ811を介してインナーレール110に設けられている。これにより、ロックレバー120が波型ワッシャ811を介してインナーレール110と接触するようにできる。このため、ロックレバー120の回転に伴うロックレバー120の本体部とインナーレール110との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。
また、波型ワッシャ811により、インナーレール110に対してロックレバー120を適度な圧力で設けることが容易になる。これにより、インナーレール110に対するロックレバー120の振動を抑えることができる。このため、たとえばデータセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動を抑えることができる。
(構成例7)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例7について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図9−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例7を示す斜視図である。図9−1において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9−2は、図9−1に示したスライドレールをZ軸方向からみた断面図である。
図9−1,図9−2に示すように、構成例7にかかるロックレバー120は、突端部122における受止部115に受け止められる部分が面取りされている。これにより、ロックレバー120の回転に伴う突端部122の角と受止部115との摩擦による金属粉の発生を抑えることができる。突端部122の面取りには、たとえばR面取りまたはC面取りを適用することができる。
(構成例8)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例8について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図10−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例8を示す斜視図である。図10−2は、図10−1に示したインナーレールを示す斜視図である。図10−3は、図10−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図10−4は、図10−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。図10−1〜図10−4において、図1−1〜図1−4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10−1〜図10−4に示すように、構成例8にかかるロックレバー120の突端部122の先端には、突端部122の先端の方向にいくほどアウターレール130の反対側にいく斜面1011が設けられる。そして、受止部115は、斜面1011に平行な斜面1012を有し、斜面1012によって斜面1011を受け止める。これにより、受止部115のY軸マイナス方向への突出をさらに抑えつつ、インナーレール110に対するインナーレール110の開きを防止することができる。
図11−1は、図10−1に示したスライドレールの変形例を示す斜視図である。図11−2は、図11−1に示したインナーレールを示す斜視図である。図11−3は、図11−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図11−4は、図11−1に示した突端部および受止部をZ軸方向からみた断面図である。図11−1〜図11−4において、図1−1〜図1−4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図11−1〜図11−4に示すように、構成例8にかかるロックレバー120の突端部122の先端部はくさび形になっていてもよい。突端部122のくさび形の先端部は、突端部122の先端の方向にいくほどアウターレール130の反対側にいく斜面1111を含む。そして、受止部115は、突端部122の先端のくさび形に対応する凹形状になっている。受止部115の凹形状の部分は、突端部122の斜面1111に平行な斜面1112を含む。受止部115は、斜面1112によって突端部122の斜面1111を受け止める。これにより、受止部115のY軸マイナス方向への突出をさらに抑えつつ、インナーレール110に対するインナーレール110の開きを防止することができる。
(構成例9)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例9について、スライドレール100の構成例1と異なる部分について説明する。
図12−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例9を示す斜視図である。図12−2は、図12−1に示したインナーレールを示す斜視図である。図12−3は、図12−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図12−1〜図12−3において、それぞれ図1−1〜図1−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図12−1〜図12−3に示すように、構成例9にかかるロックレバー120の突端部122は、ロックレバー120のうちの回転軸121から最も遠い位置と、回転軸121と、の間(ロックレバー120の中央付近)に設けられている。これにより、ロックレバー120の回転に伴う突端部122の変位範囲を小さくすることができる。このため、たとえば孔部114を小さくすることができるため、インナーレール110の設計の自由度を向上させることができる。
(構成例10)
実施の形態にかかるスライドレール100の構成例10について、スライドレール100の構成例9と異なる部分について説明する。
図13−1は、実施の形態にかかるスライドレールの構成例10を示す斜視図である。図13−2は、図13−1に示したインナーレールを示す斜視図である。図13−3は、図13−1に示したロックレバーを示す斜視図である。図13−1〜図13−3において、それぞれ図12−1〜図12−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図13−1〜図13−3に示すように、構成例10にかかる突端部122は、孔部114の側へ曲がり、さらにインナーレール110と平行な方向のうち、ロックレバー120の回転による突端部122の変位方向(上下方向)へ曲がるクランク状に形成されている。このような構成であっても、スライドレール100の厚みの増加を抑えつつ、インナーレール110に対するロックレバー120の開きを防止することができる。
(インナーレールの抜去時の動作)
図14−1〜図14−5は、インナーレールの抜去時の動作の一例を示す図である。図14−1〜図14−5において、それぞれ図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図14−1〜図14−5においては、アウターレール130の全体は図示しておらず、アウターレール130が有するストッパ131、レバー押上部132およびレバー押下部133のみを点線で図示している。
図14−1は、アウターレール130に対して、インナーレール110が奥まで挿入された状態を示している。図14−1に示す状態ではロックレバー120は下がっている。図14−1に示した状態において、アウターレール130からインナーレール110を所定位置まで引き出すと、ロックレバー120が下がっているため、図14−2に示すように、突当部124がストッパ131に突き当たる。このため、それ以上、アウターレール130からインナーレール110を引き出せなくなる。
つぎに、操作者が操作部123によってロックレバー120を上げると、図14−3に示すように、突当部124がストッパ131より高くなり、アウターレール130からインナーレール110を引き出すことが可能な状態になる。
図14−3に示した状態において、アウターレール130からインナーレール110を引き出すと、図14−4に示すように、押上/押下作用部125がレバー押上部132に乗った状態になる。これにより、操作者が操作部123を離してもインナーレール110が下がらず、アウターレール130からインナーレール110を引き出すことが可能な状態が維持される。
このように、アウターレール130のレバー押上部132は、ロックレバー120の位置を誘導するガイド部として機能する。具体的には、レバー押上部132は、突当部124がストッパ131よりX軸マイナス方向の側にありロックレバー120が第2領域(Z軸プラス方向の側)に位置した状態でインナーレール110が所定位置まで引き出されると、押上/押下作用部125を乗せた状態になる。そして、インナーレール110がさらに引き出されて突当部124がストッパ131よりX軸プラス方向の側に変位するまでロックレバー120を第2領域に保持する。
これにより、操作者は、操作部123によってロックレバー120を上げた状態でインナーレール110を所定位置まで引き出せば、その後はロックレバー120の操作を行わなくても、そのままインナーレール110を引き出すことができる。このため、ロックレバー120を上げなければインナーレール110を引き出すことができないロック機能を実現しつつ、インナーレール110を引き出す操作を容易化することができる。
図14−4に示した状態において、アウターレール130からインナーレール110をさらに引き出すと、図14−5に示すように、突当部124がストッパ131を越えてから、押上/押下作用部125がレバー押上部132を越える。その結果、重力によって、押上/押下作用部125がレバー押上部132から降り、ロックレバー120が下がる。以降は、突当部124がストッパ131を越えているため、アウターレール130からインナーレール110を引き出して抜去可能になる。
(インナーレールの挿入時の動作)
図15−1〜図15−5は、インナーレールの挿入時の動作の一例を示す図である。図15−1〜図15−5において、それぞれ図14−1〜図14−5に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図15−1〜図15−5においては、アウターレール130の全体は図示しておらず、アウターレール130が有するストッパ131、レバー押上部132およびレバー押下部133のみを点線で図示している。
図15−1は、アウターレール130から、インナーレール110が抜去された状態を示している。図15−1に示す状態では、ロックレバー120は下がっている。図15−1に示した状態において、アウターレール130にインナーレール110を押し込むと、図15−2に示すように、突当部124がストッパ131に突き当たる前に押上/押下作用部125がレバー押上部132に乗った状態になる。これにより、操作者が操作部123によってロックレバー120を上げなくても、アウターレール130にインナーレール110を押し込むことが可能になる。
図15−2に示した状態において、アウターレール130にインナーレール110をさらに押し込むと、図15−3および図15−4に示すように、突当部124がストッパ131を越える。また、押上/押下作用部125がレバー押上部132を越えるため、ロックレバー120が下がることが可能な状態になる。
このように、レバー押上部132は、突当部124がストッパ131よりX軸プラス方向の側にありロックレバー120が第1領域(Z軸マイナス方向の側)に位置した状態でインナーレール110が押し込まれると、押上/押下作用部125を押し上げる。これにより、ロックレバー120を第2領域(Z軸プラス方向の側)に変位させることができる。そして、レバー押上部132は、インナーレール110がさらに押し込まれると、突当部124がストッパ131よりX軸マイナス方向の側に変位するまでロックレバー120を第2領域に保持する。
これにより、操作者は、操作部123によってロックレバー120を上げる操作を行わなくても、アウターレール130に対してインナーレール110を押し込むことができる。このため、ロックレバー120を上げなければインナーレール110を引き出すことができないロック機能を実現しつつ、インナーレール110を押し込む操作を容易化することができる。
図15−4に示す状態においては、インナーレール110とロックレバー120との間の摩擦等により、ロックレバー120が上がったままであるとする。図15−4に示した状態において、アウターレール130にインナーレール110をさらに押し込むと、図15−5に示すように、レバー押下部133によって押上/押下作用部125が押し下げられることによってロックレバー120が下がる。これにより、図14−2の状態と同様に、操作者がロックレバー120を上げない限り、アウターレール130からインナーレール110が引き出せない状態(ロック状態)とすることができる。
このため、アウターレール130にインナーレール110を挿入した際に、操作者がロックレバー120を下げる操作を行わなくても、ロックレバー120が上がった状態(非ロック状態)のままになることを防止することができる。
また、アウターレール130にインナーレール110を奥まで挿入(図14−1参照)した後に、データセンタ内の振動や輸送振動によるロックレバー120の振動などによってロックレバー120が上がる場合がある。この場合においても、アウターレール130からインナーレール110を引き出す際にはレバー押下部133によって押上/押下作用部125が押し下げられることによってロックレバー120が下がる。このため、図14−2の状態と同様に、操作者がロックレバー120を上げない限り、アウターレール130からインナーレール110が引き出せない状態(ロック状態)とすることができる。
このように、アウターレール130のレバー押下部133は、ロックレバー120の位置を誘導するガイド部として機能する。具体的には、レバー押下部133は、突当部124がストッパ131よりX軸マイナス方向の側にありロックレバー120が第2領域(Z軸プラス方向の側)に位置した状態でインナーレール110が所定位置まで押し込まれると、押上/押下作用部125を押し下げる。これにより、ロックレバー120を第1領域(Z軸マイナス方向の側)に変位させることができる。
これにより、操作者は、突当部124がストッパ131を越えるまでインナーレール110を押し込んだ後に、ロックレバー120を下げる操作を行わなくても、インナーレール110をさらに押し込めばロックレバー120を下げることができる。これにより、インナーレール110をアウターレール130に挿入した際には自動的にロック状態とすることができる。このため、ロックレバー120を上げなければインナーレール110を引き出すことができないロック機能を実現しつつ、インナーレール110を押し込む操作を容易化することができる。
以上説明したように、スライドレールによれば、ロックレバーの開きを抑えることができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1レール部材に対してスライド可能に設けられ、少なくとも前記第1レール部材の側の面で開口する孔部を有する第2レール部材と、
前記第2レール部材における前記第1レール部材の側の面に回転軸を介して設けられ、前記回転軸を中心として回転し、前記孔部に入り込むように形成された突端部を有するロックレバーと、
前記第2レール部材に設けられ、前記ロックレバーの前記突端部を前記第1レール部材の側から受け止める受止部と、
を備えることを特徴とするスライドレール。
(付記2)前記ロックレバーは、前記回転軸を中心とした回転により、前記第1レール部材に対する前記第2レール部材のスライドに所定の制限がかかる状態と前記所定の制限がかからない状態とを切り替えることを特徴とする付記1に記載のスライドレール。
(付記3)前記ロックレバーは、前記回転軸を中心とした回転により、
前記第1レール部材から前記第2レール部材が引き出された場合に、前記ロックレバーに設けられた突当部が、前記第1レール部材に設けられたストッパに突き当たる第1領域と、
前記第1レール部材から前記第2レール部材が引き出された場合に前記突当部が前記ストッパに突き当たらない第2領域と、
に変位可能であることを特徴とする付記1に記載のスライドレール。
(付記4)前記第2レール部材は、前記第1レール部材から所定の引出方向に引き出し可能であり、
前記第1レール部材は、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の反対側にあり前記ロックレバーが前記第2領域に位置した状態で前記第2レール部材が所定位置まで引き出されると、前記第2レール部材がさらに引き出されて前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の側に変位するまで前記ロックレバーを前記第2領域に保持するガイド部を有することを特徴とする付記3に記載のスライドレール。
(付記5)前記第2レール部材は、前記第1レール部材に対して前記引出方向と反対方向に押し込み可能であり、
前記ガイド部は、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の側にあり前記ロックレバーが前記第1領域に位置した状態で前記第2レール部材が押し込まれると、前記ロックレバーを第2領域に変位させ、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の反対側に変位するまで前記ロックレバーを前記第2領域に保持することを特徴とする付記4に記載のスライドレール。
(付記6)前記第2レール部材は、前記第1レール部材に対して所定の押込方向に押し込み可能であり、
前記第1レール部材は、前記突当部が前記ストッパより前記押込方向の側にあり前記ロックレバーが前記第2領域に位置した状態で前記第2レール部材が所定位置まで押し込まれると、前記ロックレバーを前記第1領域に変位させるガイド部を有することを特徴とする付記3〜5のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記7)前記第1レール部材は、機器を収納するラックに固定されており、
前記第2レール部材は、前記第1レール部材と反対側の面で前記機器を把持することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記8)前記受止部は、前記第1レール部材の側に、前記ロックレバーより突出していないことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記9)前記ロックレバーの回転は、前記突端部が変位可能な前記孔部の開口領域によって制限されることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記10)前記突端部は、前記孔部の側へ曲がり、さらに前記第2レール部材と平行な方向へ曲がるクランク状に形成されていることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記11)前記突端部は、前記孔部の側へ曲がり、さらに前記第2レール部材と平行な方向のうち前記回転軸と反対の方向へ曲がるクランク状に形成されていることを特徴とする付記10に記載のスライドレール。
(付記12)前記突端部は、前記ロックレバーのうちの前記回転軸から最も遠い位置に設けられていることを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記13)前記ロックレバーは、前記突端部における前記受止部によって受け止められる部分に、前記受止部の側に突起した突起部を有することを特徴とする付記1〜12のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記14)前記ロックレバーは、前記突端部とは異なる部分に、前記第2レール部材の側に突起した突起部を有することを特徴とする付記1〜13のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記15)前記ロックレバーは、前記突端部における前記受止部によって受け止められる部分の前記受止部の側の面に、前記受止部の側の表面が平滑な薄片が貼付されていることを特徴とする付記1〜14のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記16)前記ロックレバーは、前記突端部とは異なる部分の前記第2レール部材の側の面に、前記第2レール部材の側の表面が平滑な薄片が貼付されていることを特徴とする付記1〜15のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記17)前記ロックレバーは、前記突端部における前記受止部によって受け止められる部分に、前記受止部の側に隆起した線状の隆起部を有することを特徴とする付記1〜16のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記18)前記ロックレバーは、前記突端部とは異なる部分に、前記第2レール部材の側に隆起した線状の隆起部を有することを特徴とする付記1〜17のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記19)前記ロックレバーは、前記第2レール部材の側が凸となるように湾曲していることを特徴とする付記13または17に記載のスライドレール。
(付記20)前記ロックレバーは、前記回転軸を囲む波型ワッシャを介して前記第2レール部材に設けられていることを特徴とする付記1〜19のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記21)前記ロックレバーは、前記突端部の前記受止部に受け止められる部分が面取りされていることを特徴とする付記1〜20のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記22)前記突端部の先端には、前記突端部の先端にいくほど前記第1レール部材の反対側にいく斜面が設けられ、
前記受止部は、前記斜面に平行な面を有し、前記斜面に平行な面によって前記斜面を受け止めることを特徴とする付記1〜21のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記23)前記突端部は、前記ロックレバーのうちの前記回転軸から最も遠い位置と、前記回転軸と、の間に設けられていることを特徴とする付記1〜22のいずれか一つに記載のスライドレール。
(付記24)前記突端部は、前記孔部の側へ曲がり、さらに前記第2レール部材と平行な方向のうち、前記ロックレバーの回転による前記突端部の変位方向へ曲がるクランク状に形成されていることを特徴とする付記10に記載のスライドレール。
100 スライドレール
110 インナーレール
111 保持面
112,113 レール部
114 孔部
115 受止部
116 ネジ穴
117 軸穴
120 ロックレバー
121 回転軸
122 突端部
123 操作部
124 突当部
125 押上/押下作用部
130 アウターレール
131 ストッパ
132 レバー押上部
133 レバー押下部
134 ネジ
210 機器
211 正面
300 ラック
311〜314 支柱
411〜414 突起部
511,512 テープ
611,612 隆起部
711 両矢印
811 波型ワッシャ
1011,1012,1111,1112 斜面

Claims (5)

  1. 第1レール部材に対してスライド可能に設けられ、少なくとも前記第1レール部材の側の面で開口する孔部を有する第2レール部材と、
    前記第2レール部材における前記第1レール部材の側の面に回転軸を介して設けられ、前記回転軸を中心として回転し、前記孔部に入り込むように形成された突端部を有するロックレバーと、
    前記第2レール部材に設けられ、前記ロックレバーの前記突端部を前記第1レール部材の側から受け止める受止部と、
    を備えることを特徴とするスライドレール。
  2. 前記ロックレバーは、前記回転軸を中心とした回転により、
    前記第1レール部材から前記第2レール部材が引き出された場合に、前記ロックレバーに設けられた突当部が、前記第1レール部材に設けられたストッパに突き当たる第1領域と、
    前記第1レール部材から前記第2レール部材が引き出された場合に前記突当部が前記ストッパに突き当たらない第2領域と、
    に変位可能であることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
  3. 前記第2レール部材は、前記第1レール部材から所定の引出方向に引き出し可能であり、
    前記第1レール部材は、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の反対側にあり前記ロックレバーが前記第2領域に位置した状態で前記第2レール部材が所定位置まで引き出されると、前記第2レール部材がさらに引き出されて前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の側に変位するまで前記ロックレバーを前記第2領域に保持するガイド部を有することを特徴とする請求項2に記載のスライドレール。
  4. 前記第2レール部材は、前記第1レール部材に対して前記引出方向と反対方向に押し込み可能であり、
    前記ガイド部は、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の側にあり前記ロックレバーが前記第1領域に位置した状態で前記第2レール部材が押し込まれると、前記ロックレバーを第2領域に変位させ、前記突当部が前記ストッパより前記引出方向の反対側に変位するまで前記ロックレバーを前記第2領域に保持することを特徴とする請求項3に記載のスライドレール。
  5. 前記第2レール部材は、前記第1レール部材に対して所定の押込方向に押し込み可能であり、
    前記第1レール部材は、前記突当部が前記ストッパより前記押込方向の側にあり前記ロックレバーが前記第2領域に位置した状態で前記第2レール部材が所定位置まで押し込まれると、前記ロックレバーを前記第1領域に変位させるガイド部を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のスライドレール。
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