JP5940686B2 - タービン翼 - Google Patents
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Description
図2は、本発明の第1の実施形態のガスタービン静翼が使用されているガスタービン、特に、燃焼器1から第1列目の静翼10に燃焼ガスが流れ込む部分の構造を示す図である。燃焼器1の尾筒の末尾に設けられた取付フランジ2と外側シュラウド4とが、尾筒出口シール3を介して固定されている。静翼10は、外側シュラウド4と内側シュラウド5の間に固定されている。燃焼ガス8が燃焼器1から静翼10の列に向けて流れ込むと、該燃焼ガス8が静翼10によって所望の方向に向けられて静翼10の下流に位置する動翼(図示されない)を回転させ、これにより回転駆動力が得られる。図1には第1列目の静翼10しか図示されていないが、一般には、複数の静翼の列と複数の動翼の列が設けられる。
図9、図10、図11は、本発明の第2の実施形態のガスタービン静翼の構造を図示しており、特に、2重構造を有するインサートの別の構造を示している。図9〜図11の構造では、2重構造が、静翼10の中央部且つ腹側の、翼壁11及び隔壁12、13、14によって形成される空間Bに挿入されるインサート16Aに適用されている。インサート16Aは、隔壁12に設けられた支持部12cと隔壁13に設けられた支持部13aによって支持されている。
図14、図15、図16A、16Bは、本発明の第3の実施形態のガスタービン静翼の構造を図示しており、特に、2重構造を有するインサートの別の態様を示している。第3の実施形態では、2重構造が、静翼10の後縁付近の翼壁11と隔壁13とで形成される空間Dに挿入されるインサート18Bに適用される。
2:取付フランジ
3:尾筒出口シール
4:外側シュラウド
5:内側シュラウド
6:冷却空気
7:回収空気
10:静翼
11:翼壁
11a:支持部
12、13、14:隔壁
12a、12b、12c、13a、13b、13c、13d:支持部
14a、13e:開口
15、16、16A、17、17A、18、18A、18B:インサート
19:冷却孔
A、B、C、D:空間
20:冷却ピン
21:内側インサート板
22:外側インサート板
22a:突出部
23:孔
24:開口
25:中空ブリッジ
31:内側インサート板
32:外側インサート板
33:孔
34:開口
35:中空ブリッジ
36:端部ブリッジ
41:内側インサート板
42:外側インサート板
43:孔
44:開口
45:中空ブリッジ
50:突起
105:高温部材
105a:冷却面
109:ノズル管
109a:空気噴出口
115:リブ
Claims (10)
- 翼壁と、
前記翼壁の内部に形成された空間に挿入された第1インサート
とを具備し、
前記第1インサートは、
前記翼壁の第1内面に対向するように設けられ、前記第1内面に対向する位置に第1孔及び第2孔を備えた外側インサート板と、
前記翼壁の反対側の前記外側インサート板の面に対向して設けられた内側インサート板と、
前記外側インサート板と前記内側インサート板とを連結するブリッジ
とを備え、
前記翼壁と前記外側インサート板との間の第1空間と前記外側インサート板の反対側の前記内側インサート板の面に接する第2空間とを連通する開口が前記ブリッジを通過して設けられ、
前記開口が前記第1孔及び前記第2孔の間に位置し、
前記外側インサート板と前記内側インサート板との間の第3空間に供給された冷却媒体が前記第1孔及び前記第2孔から前記翼壁の前記第1内面に噴射され、
前記翼壁の内面に噴射された前記冷却媒体は、前記開口を介して前記第2空間に導入され、
前記第2空間に供給された前記冷却媒体が、前記翼壁の前記第1内面と対向する第2内面に噴射されて前記第2内面の冷却に使用される
タービン翼。 - 請求項1に記載のタービン翼であって、
更に、
前記翼壁の内部に形成された空間に、前記第2内面に対向するように設けられた第2インサートを具備し、
前記第2インサートは、前記第2内面に対向する位置に第3孔を備えており、
前記第2空間に供給された前記冷却媒体が、前記第3孔から前記翼壁の前記第2内面に噴射される
タービン翼。 - 請求項1又は2に記載のタービン翼であって、
前記第2空間に供給された前記冷却媒体の全量が前記第2内面の冷却に使用される
タービン翼。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のタービン翼であって、
前記翼壁には、前記第2内面と当該タービン翼の外部とを連通する冷却孔が設けられ、
前記翼壁の前記第2内面に噴射された冷却媒体が、前記冷却孔を介して当該タービン翼の外部に噴出され、当該タービン翼の外面のフィルム冷却に使用される
タービン翼。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のタービン翼であって、
前記第1内面は、前記翼壁の腹側の部分の内面であり、
前記第2内面は、前記翼壁の背側の部分の内面である
タービン翼。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載のタービン翼であって、
前記第1孔及び前記第2孔と、その間に設けられた前記開口の翼壁の側の端は、略同一平面上にある
タービン翼。 - 翼壁と、
前記翼壁の内部に形成された空間に挿入されたインサート
とを具備し、
前記インサートは、
前記翼壁の内面に対向するように設けられ、前記翼壁に対向する位置に孔を備えた外側インサート板と、
前記翼壁の反対側の前記外側インサート板の面に対向して設けられた内側インサート板と、
前記外側インサート板と前記内側インサート板とを連結する第1ブリッジ及び第2ブリッジ
とを備え、
前記翼壁と前記外側インサート板との間の第1空間と前記外側インサート板の反対側の前記内側インサート板の面に接する第2空間とを連通する第1開口及び第2開口が、それぞれ、前記第1ブリッジ及び前記第2ブリッジを通過して設けられ、
前記外側インサート板に設けられた前記孔は、前記第1開口及び前記第2開口の間に位置し、
前記第2空間に供給された冷却媒体が、前記第1開口及び前記第2開口から前記翼壁の内面に噴射され、
前記翼壁の内面に噴射された前記冷却媒体は、前記外側インサート板に設けられた前記孔を介して前記外側インサート板と前記内側インサート板との間の第3空間に導入され、
前記孔の面積が、前記第1開口及び前記第2開口の面積よりも広い
タービン翼。 - 請求項7に記載のタービン翼であって、
前記第3空間の前記冷却媒体が、当該タービン翼の他の部分に供給されて冷却に使用される
タービン翼。 - 請求項7に記載のタービン翼であって、
前記第3空間の前記冷却媒体が、当該タービン翼の外部に回収される
タービン翼。 - 請求項7に記載のタービン翼であって、
前記第1開口は、複数であり、且つ、第1方向に並んで配置され、
前記第2開口は、複数であり、且つ、前記第1方向に並んで配置され、
前記孔は、前記第1方向に長い形状に形成されている
タービン翼。
Priority Applications (1)
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JP2015000305A JP5940686B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | タービン翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000305A JP5940686B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | タービン翼 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015000305A Active JP5940686B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | タービン翼 |
Country Status (1)
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-
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