JP5939709B2 - 遠心バレル研磨機 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バレル槽の自転速度を目標値から外れないように高い精度で制御できるようにすることを目的とする。
公転用モータにより回転駆動されるターレットと、
前記ターレットに対して同心状に相対回転可能な太陽ロータと、
前記太陽ロータを回転可能な自転用モータと、
前記ターレットの偏心位置に自転可能に設けられ、相対回転する前記太陽ロータと連動することで遊星回転するバレル槽と、
前記ターレットの回転速度を測定する公転用センサと、
前記太陽ロータの回転速度を測定する自転用センサと、
前記公転用センサの測定値と、設定されている前記バレル槽の自転速度目標値とに基づいて、前記自転用モータの回転速度を制御するモータ制御手段と、
前記モータ制御手段を構成し、前記公転用センサの測定値と前記バレル槽の自転速度目標値と前記自転用センサの測定値とに基づいて、前記自転用モータの回転速度を演算する自転用演算部とを備えているところに特徴を有する。
前記モータ制御手段を構成し、前記公転用センサの測定値と、設定されている前記ターレットの公転速度目標値とに基づいて、前記公転用モータの回転速度を演算する公転用演算部を備えていてもよい。
この構成によれば、ターレットの公転速度が変動したときには、バレル槽の自転速度を目標値から外れないように高い精度で制御することに加え、公転用演算部が、公転用センサの測定値とターレットの公転速度目標値とに基づいて公転用モータの回転速度を制御することによって、ターレットの公転速度も高い精度で制御されるので、良好な研磨動作を安定して継続させることができる。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図8を参照して説明する。本実施例1の遠心バレル研磨機は、図1に示すように、軸線を水平方向(左右方向)に向けた太陽軸10を中心として一対のターレット11を公転させ、ターレット11の偏心位置に、複数のバレル槽12を自転可能に設けたものである。バレル槽12内には、工作物と研磨石からなるマス(図示省略)が収容され、バレル槽12が遊星回転すると、バレル槽12の内部では、研磨石を用いた工作物の表面のバリ取りや光沢仕上げ等の研磨処理が行われる。
V=(Ma−Mb)/R…(1)
により演算される。また、自転用モータ20が正転するのであれば、バレル槽12の自転速度現在値Vは、次式(2)
V=(Mb−Ma)/R…(2)
により演算される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ターレットの回転速度が目標値から外れないように公転用モータの回転速度を制御する手段として、PID制御を用いたが、これに限らず、公転用センサと設定した公転速度目標値との差分量に基づいて公転用モータの回転数を制御してもよい。
(2)上記実施例では、バレル槽の回転速度が目標値から外れないように自転用モータの回転速度を制御する手段として、PID制御を用いたが、これに限らず、自転用センサと設定した自転速度目標値との差分量に基づいて自転用モータの回転数を制御してもよい。
(3)上記実施例では、公転用インバータに設けられているPID制御部によって公転用モータの回転速度を制御したが、これに限らず、シーケンサ(Programable logic Controller)や制御可能な計器類によってPID制御した公転用モータの回転速度を、公転用インバータに送ってもよい。
(4)上記実施例では、自転用インバータに設けられているPID制御部によって自転用モータの回転速度を制御したが、これに限らず、シーケンサ(Programable logic Controller)や制御可能な計器類によってPID制御した自転用モータの回転速度を、自転用インバータに送ってもよい。
(5)上記実施例では、ターレットの回転数を計測する手段として、近接スイッチからのパルス信号に基づいて回転数計でターレットの回転数を演算し、その値をターレットの回転数測定値としてシーケンサに送ったが、これに限らず、近接スイッチからのパルス信号を直接シーケンサに送り、シーケンサでターレットの回転数を演算してもよい。
(6)上記実施例では、太陽ロータの回転数を計測する手段として、近接スイッチからのパルス信号に基づいて回転数計で太陽ロータの回転数を演算し、その値を太陽ロータの回転数測定値としてシーケンサに送ったが、これに限らず、近接スイッチからのパルス信号を直接シーケンサに送り、シーケンサで太陽ロータの回転数を演算してもよい。
(7)上記実施例では、公転用インバータを用いて公転用モータの設定回転数を制御したが、これに限らず、スピードコントローラやサーボシステムを用いて公転用モータの設定回転数を制御してもよい。
(8)上記実施例では、自転用インバータを用いて自転用モータの設定回転数を制御したが、これに限らず、スピードコントローラやサーボシステムを用いて自転用モータの設定回転数を制御してもよい。
(9)上記実施例の遠心バレル研磨機は、公転用モータと自転用モータの両方を回転駆動する運転形態に限らず、自転用モータを駆動せずに公転用モータだけを駆動する形態で運転してバレル研磨を行うことも可能である。この場合、ターレットの回転速度のみを制御する。
(10)上記実施例では、自転用モータの回転力をプーリとVベルトを介して太陽軸(太陽ロータ)に伝達したが、自転用モータの回転力を、プーリとVベルトを介さずに直接、太陽軸に伝達してもよい。
(11)上記実施例では、太陽ロータの回転力を、ギヤを介してバレル槽に伝達したが、太陽ロータの回転力を、プーリとVベルトを介してバレル槽に伝達してもよい。
12…バレル槽
14…公転用モータ
19…太陽ロータ
20…自転用モータ
30A…公転用センサ
30B…自転用センサ
33…モータ制御手段
37A…PID制御部(公転用演算部)
37B…PID制御部(自転用演算部)
Claims (2)
- 公転用モータにより回転駆動されるターレットと、
前記ターレットに対して同心状に相対回転可能な太陽ロータと、
前記太陽ロータを回転可能な自転用モータと、
前記ターレットの偏心位置に自転可能に設けられ、相対回転する前記太陽ロータと連動することで遊星回転するバレル槽と、
前記ターレットの回転速度を測定する公転用センサと、
前記太陽ロータの回転速度を測定する自転用センサと、
前記公転用センサの測定値と、設定されている前記バレル槽の自転速度目標値とに基づいて、前記自転用モータの回転速度を制御するモータ制御手段と、
前記モータ制御手段を構成し、前記公転用センサの測定値と前記バレル槽の自転速度目標値と前記自転用センサの測定値とに基づいて、前記自転用モータの回転速度を演算する自転用演算部とを備えていることを特徴とする遠心バレル研磨機。 - 前記モータ制御手段を構成し、前記公転用センサの測定値と、設定されている前記ターレットの公転速度目標値とに基づいて前記公転用モータの回転速度を演算する公転用演算部を備えていることを特徴とする請求項1記載の遠心バレル研磨機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012162625A JP5939709B2 (ja) | 2012-07-23 | 2012-07-23 | 遠心バレル研磨機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012162625A JP5939709B2 (ja) | 2012-07-23 | 2012-07-23 | 遠心バレル研磨機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP5939709B2 true JP5939709B2 (ja) | 2016-06-22 |
Family
ID=50194409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012162625A Active JP5939709B2 (ja) | 2012-07-23 | 2012-07-23 | 遠心バレル研磨機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2012
- 2012-07-23 JP JP2012162625A patent/JP5939709B2/ja active Active
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