JP5939028B2 - 視覚センサシステム - Google Patents

視覚センサシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5939028B2
JP5939028B2 JP2012114470A JP2012114470A JP5939028B2 JP 5939028 B2 JP5939028 B2 JP 5939028B2 JP 2012114470 A JP2012114470 A JP 2012114470A JP 2012114470 A JP2012114470 A JP 2012114470A JP 5939028 B2 JP5939028 B2 JP 5939028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
processing apparatus
sensor data
unit
data unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012114470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013243458A (ja
Inventor
正広 高山
正広 高山
健嗣 堀江
健嗣 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2012114470A priority Critical patent/JP5939028B2/ja
Publication of JP2013243458A publication Critical patent/JP2013243458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5939028B2 publication Critical patent/JP5939028B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、視覚センサシステムに関し、特に、撮像装置とプログラマブルコントローラとの通信のために、撮像装置とは別の中継装置が通信を中継する視覚センサシステムに関する。
従来から、FA(Factory Automation)分野などにおいては、各種の撮像装置(カメラ)を用いて画像処理が行なわれている。撮像装置による撮影時期などは、たとえば撮像装置に接続されたプログラマブルコントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)によって指示される。特開2011−193209号公報(特許文献1)は、画像処理装置(撮像装置)とPLCとがI/Oケーブルによって接続された視覚センサシステムを開示する。
I/Oケーブルを介した通信方式の一例はI/Oインターフェースであり、特開2011−193209号公報においては、たとえばこのI/Oインターフェースを利用して、画像処理装置とPLCとが通信し得る。
しかしながら、画像処理装置とPLCと間の通信方式は、使用されるPLCによって異なり得る。したがって、一般的には、PLCによって制御される生産設備を所有する事業者は、新たな画像処理装置を購入する際、既存のPLCの通信方式に対応した画像処理装置を選択する傾向にある。このようなニーズに対応すべく、画像処理装置の製造業者は、様々な通信方式に対応した画像処理装置を開発しなければならない。しかしながら、画像処理装置自体に各々の通信方式に対応した複数の通信ユニットを搭載すると、画像処理装置の外郭が大きくなってしまい、小型化のニーズを満たさなくなり得る。
このような技術課題の対応策の1つとして、特開2000−148316号公報(特許文献2)は、異なるインタフェース種別を持つ複数の外部機器と単一の共用コネクタを介して接続し、複数の外部機器との通信を可能として、小型化を図り得る携帯端末装置を開示する。
特開2011−193209号公報 特開2000−148316号公報
特開2011−193209号公報に記載された撮像装置は照明を有するものであるが、顧客のニーズに合わせて仕様をカスタマイズ可能に設計された撮像装置には、照明を有さないものもある。一方で、そのような撮像装置に照明を取り付けることを希望する顧客もあり、その場合は別体のストロボを撮像装置に取り付ける。また、このストロボの制御装置も撮像装置に接続する必要がある。
しかしながら、特開2011−193209号公報に記載の表示装置とPLCとに加えて、ストロボの制御装置も接続可能であるように撮像装置に新たなコネクタを設けると、撮像装置の外郭が大きくなり得る。また、ストロボの制御装置のためのコネクタは、ストロボを必要としない顧客にとっては無駄である。
また、特開2000−148316号公報に記載の技術は、複数の通信方式に対応することに向けられたものであり、ストロボの制御装置とは関係のないものであるから、特開2000−148316号公報に記載の技術を利用したとしても、ストロボの制御装置による撮像装置の大型化という課題を解決することはできない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮像装置を小型化することである。
視覚センサシステムは、画像を撮影する撮像装置と、撮像装置の照明を制御する、撮像装置に接続可能な照明制御装置と、プログラマブルコントローラと撮像装置との間の通信を中継する、照明制御装置を介して撮像装置に接続可能な中継装置とを備える。
照明制御装置を介して中継装置が撮像装置に接続されるため、照明制御装置と中継装置とを撮像装置に取り付けるに際し、照明制御装置のみを撮像装置に機械的に接続すればよい。そのため、撮像装置のコネクタを増やさずに、照明制御装置を新たに視覚センサシステムに組み込むことができる。よって、撮像装置を小型化できる。
視覚センサシステムの全体構成を示す概略図である。 センサデータユニットを介して画像処理装置とPLCとが接続された視覚センサシステムを示す図である。 複数のセンサデータユニットが接続された視覚センサシステムを示す図である。 センサデータユニットがストロボコントローラを介して画像処理装置に接続された視覚センサシステムを示す図である。 複数のストロボコントローラが接続された視覚センサシステムを示す図である。 画像処理装置、センサデータユニット、ストロボコントローラの構成を示すブロック図である。 ストロボコントローラおよびセンサデータユニットを介して画像処理装置とPLCとが接続された視覚センサシステムを示す図である。 画像処理装置、ストロボコントローラおよびセンサデータユニットが実行する処理を示すフローチャート(その1)である。 画像処理装置、ストロボコントローラおよびセンサデータユニットが実行する処理を示すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.システム構成>
図1は、画像処理装置100を含む視覚センサシステム1の全体構成を示す概略図である。視覚センサシステム1は、たとえば、生産ラインなどに組み込まれる。視覚センサシステム1は、検査対象を撮像することによって得られる画像に基づいて、文字の認識やキズの検査といった処理(以下、「計測処理」とも称す。)を実行する。画像処理装置100によって得られた複数の画像データは、表示装置200へと伝送される。
なお、本明細書において「撮像」とは、基本的には、画像処理装置100の後述する撮像部130が、視野内の被写体からの光を受けて、それを示す画像(画像信号や画像データ)を出力する処理を意味する。但し、撮像部130が視野内の被写体を示す画像を所定周期で繰り返し生成している場合には、撮像部130が生成する画像のうちの、特定の画像を記憶部に格納する処理を意味する。すなわち、ある観点から見れば、「撮像」とは、ある意図されたタイミングにおいて、撮像部130が視野内の被写体の内容を示す画像を取得して計測処理可能な状態にすることを意味する。
ワークが撮像部130の視野内に到達し、検出センサからの信号(以下「トリガ信号」とも称す。)がPLC400へと送信されると、PLC400は、トリガ信号に基づいて、画像処理装置100にワークの撮影処理を行わせる。
本実施の形態に係る視覚センサシステム1においては、画像処理装置100と表示装置200とが、LAN(Local Area Network)ケーブル301によって接続可能である。より詳細には、画像処理装置100には、コネクタ311を介してLANケーブル301の一端が装着可能である。表示装置200には、コネクタ312を介してLANケーブル301の他端が装着可能である。
LANケーブル301と図示しないハブとを介して、1つの表示装置200に複数の画像処理装置100が接続されてもよい。そして、ユーザは、表示装置200を介して、複数の画像処理装置100を制御することができる。表示装置200は、複数の画像処理装置100からの画像処理結果を表示することができる。
また、画像処理装置100とPLC400とが、I/Oケーブル302によって直接接続可能である。より詳細には、画像処理装置100には、コネクタ313を介してI/Oケーブル302の一端が装着可能である。PLC400には、I/Oケーブル302の他端が接続される。なお、PLC400は、他の装置からの信号を受信したり、当該他の装置に信号を送信したりすることによって、視覚センサシステム1全体を制御することができる。なお、画像処理装置100とPLC400とは、LANケーブル301と図示しないハブとを介して直接接続されてもよい。また、I/Oケーブル302を介して、画像処理装置100に外部の電源から電力が供給される。
画像処理装置100とPLC400とを直接接続する他、本実施の形態においては、図2に示すように、センサデータユニット600を介して画像処理装置100とPLC400とを間接的に接続可能である。
本実施の形態において、センサデータユニット600は、共通して用いられる単一の通信方式(例えばLVDS(Low Voltage Differential Signaling)で画像処理装置100と通信するようにLVDSケーブル303を介して画像処理装置100に接続される。また、LVDSケーブル303を介して、画像処理装置100にセンサデータユニット600から電力が供給される。
本実施の形態において、LVDSケーブル303は、コネクタ313に接続される。すなわち、コネクタ313は、I/Oケーブル302を接続する場合とLVDSケーブル303を接続する場合とで共用して用いられる。
一方、センサデータユニット600とPLC400とは、たとえばI/Oインターフェース、RS232C、EtherCAT(登録商標)などの複数の種類のうちのいずれかの種類の通信方式でPLC400と通信するように、各々の通信方式に対応したケーブル304を介して接続される。
すなわち、センサデータユニット600がI/Oインターフェースに対応したパラレルI/Oユニットであれば、I/OインターフェースでPLC400と通信するように、I/Oケーブルを介してセンサデータユニット600とPLC400とが接続される。
センサデータユニット600がRS232Cに対応したRS232Cユニットであれば、センサデータユニット600がRS232CでPLC400と通信するように、RS232Cケーブルを介してセンサデータユニット600とPLC400とが接続される。
センサデータユニット600がEtherCATに対応したEtherCATユニットであれば、センサデータユニット600がEtherCATでPLC400と通信するように、EtherCATケーブルを介してセンサデータユニット600とPLC400とが接続される。
なお、I/Oインターフェース、RS232C、EtherCATは通信方式の一例であって、用いられ得る通信方式はこれらの3つに限定されない。その他、PROFINET(登録商標)、POWER LINKなどの通信方式を用いてもよい。
このようなセンサデータユニット600は、画像処理装置100の外部の機器であるPLC400と画像処理装置100との間の通信を中継する機能を有する。
図3に示すように、LVDSケーブルで複数のセンサデータユニット600A,600B,600Cを数珠つなぎにしてもよい。
さらに、図4に示すように、本発明に係る視覚センサシステム1において、1つないし複数のセンサデータユニット600はストロボコントローラ700に接続可能であり、ストロボコントローラ700を介して画像処理装置100に接続可能である。
ストロボコントローラ700は、画像処理装置100に取り付けられる別体の照明装置(たとえばストロボ)800を制御する制御装置である。ストロボコントローラ700は、画像処理装置100から送信される指令を受けて、照明装置800がいつ、どのように発光するかを制御する。
ストロボコントローラ700は、一例としてLVDSで画像処理装置100と通信するようにLVDSケーブル305を介して画像処理装置100に接続される。上述したように、LVDSケーブル305は、コネクタ313に接続される。
同様に、ストロボコントローラ700とセンサデータユニット600とは、LVDSで画像処理装置100と通信するようにLVDSケーブル306を介して画像処理装置100に接続される。
図5に示すように、LVDSケーブルで複数のストロボコントローラ700A,700Bを数珠つなぎにしてもよい。
<B.画像処理装置、センサデータユニット、ストロボコントローラの内部構成>
図6は、画像処理装置100、センサデータユニット600、ストロボコントローラ700の構成を示すブロック図である。図6を参照して、画像処理装置100は、コントローラ部120と、撮像部130とを含む。
コントローラ部120は、画像処理装置100を制御するためのものである。また、コントローラ部120は、撮像部130からの画像信号に基づいて画像処理を行なう。例えば、コントローラ部120は、撮像素子132からの信号(画像信号)を受信し、画像信号に基づいて、画像処理を行なう。
さらに、コントローラ部120は、画像処理装置100の外部とデータを送受信したりする。たとえば、コントローラ部120は、LANケーブル301を介して画像処理後の画像データ(静止画像データや動画像データなど。)を表示装置200に送信したり、I/OケーブルあるいはLVDSケーブルを介してPLC400から命令を受信したりする。
データならびに信号の送受信は、入出力制御部121によって制御される。入出力制御部121は、外部機器通信部122とLANケーブル301とを介して、表示装置200にデータあるいは信号を送受信する。逆に、表示装置200からの命令を受け付ける。
さらに、入出力制御部121は、他の入出力部123とI/Oケーブルとを介してPLC400と直接信号を送受信し得る。さらに、入出力制御部121は、入出力部123とLVDSケーブルとを介してセンサデータユニット600、ストロボコントローラ700、PLC400などとデータあるいは信号を送受信したりする。
本実施の形態において、画像処理装置100の内の通信方式はアナログスイッチ140によって切替可能に構成される。より具体的には、I/Oインターフェースに対応した通信経路141と、LVDSに対応した通信経路142とがアナログスイッチ140によって切り替えられる。
画像処理装置100にセンサデータユニット600またはストロボコントローラ700が接続されているか否かが判断され、画像処理装置100にセンサデータユニット600またはストロボコントローラ700が接続されていると判断されると、コネクタ313がLVDSに対応した通信経路142に接続される。一方、画像処理装置100にセンサデータユニット600もストロボコントローラ700も接続されていないと判断されると、すなわち、PLC400が画像処理装置100に直接接続されていると、コネクタ313がI/Oインターフェースに対応した通信経路141に接続される。
さらに、コントローラ部120は、LVDSでの通信方式を利用する装置であって、画像処理装置100に接続された装置、すなわち、画像処理装置100に接続されたセンサデータユニット600ならびにストロボコントローラ700の数を判断する。また、コントローラ部120は、画像処理装置100に接続されたセンサデータユニット600ならびにストロボコントローラ700の機種を判断する。
これらの判断は判断部124によってなされる。一例として、判断部124は、センサデータユニット600あるいはストロボコントローラ700から発せられるパルス信号を受信すると、画像処理装置100にセンサデータユニット600またはストロボコントローラ700が接続されていると認識する。より具体的には、判断部124は、パルス信号のパルス数をカウントし、カウントされた数と一致する規定値により、接続された装置を認識する。そして、切替部125によってアナログスイッチ140に指令が発せられ、コネクタ313がLVDSに対応した通信経路142に接続される。
一方、パルス信号が受信されない場合、判断部124は、画像処理装置100にセンサデータユニット600もストロボコントローラ700も接続されていないと判断する。そして、コネクタ313がI/Oインターフェースに対応した通信経路141に接続される。
また、判断部124は、センサデータユニット600あるいはストロボコントローラ700から発せられる識別情報に基づき、画像処理装置100に接続されたセンサデータユニット600ならびにストロボコントローラ700の数を判断する。
センサデータユニット600あるいはストロボコントローラ700から発せられる識別情報は、画像処理装置100から送信される識別番号確認コマンドを受信した装置の数を示す情報を含む。識別番号確認コマンドおよび識別情報については後で詳述する。
さらに、コントローラ部120には電源ユニット129が設けられており、I/OケーブルあるいはLVDSケーブルから電力供給を受ける。
上記のようなコントローラ部120は、図示しない制御基板上に配置される部材によって実現される。
コントローラ部120(または制御基板)には、演算処理部であるCPU(Central Processing Unit)150と、記憶部(メモリ149)としての不揮発メモリおよび揮発メモリと、各種のインターフェイスと、データリーダ/ライタとが配置される。これらの各部は、バスを介して、互いにデータ通信可能に接続される。CPU150は、不揮発メモリに格納されたプログラム(コード)を揮発メモリに展開し、これらを所定順序で実行する。このように、CPU150は、各種の演算を実行することによって、上述の各機能を実現する。
揮発メモリは、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などである。揮発メモリは、不揮発メモリから読み出されたプログラムに加えて、撮像部130によって取得された画像データや、画像データの処理結果を示すデータ、およびワークデータなどを保持する。
また、不揮発メモリは、磁気記憶装置であり得る。不揮発メモリは、CPU150で実行されるプログラムに加えて、パターンサーチにおいて基準となる画像データ(以下「モデル画像」とも称す。)を記憶する。さらに、不揮発メモリには、各種設定値などが格納されてもよい。
このように、コントローラ部120の全部または一部が、CPU150がプログラムを実行することによって実現される機能ブロックであり得る。ただし、機能ブロックの全部または一部が、ハードウェアによって実現されてもよい。
換言すれば、コントローラ部120は、予めインストールされたプログラムを実行することによって、後述するような各種機能を提供するためのコンピュータである。コントローラ部120には、本実施の形態に係る機能を提供するためのアプリケーションに加えて、コンピュータの基本的な機能を提供するためのOS(Operating System)がインストールされていてもよい。
この場合には、本実施の形態に係るプログラムは、OSの一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。すなわち、本実施の形態に係るプログラム自体は、上記のようなモジュールを含んでおらず、OSと協働して処理が実行される。本実施の形態に係るプログラムとしては、このようなモジュールのうちの一部を含まない形態であってもよい。さらに、本実施の形態に係るプログラムは、その他のアプリケーションプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。
なお、プログラムの実行により提供される機能の一部もしくは全部を、すなわち機能ブロックのいずれかまたは全部を専用のハードウェア回路によって実現してもよい。
撮像部130は、光の反射光を受けて、画像信号を出力するものである。撮像部130は、一例として、撮像レンズ131などの光学系に加えて、CCD(Coupled Charged Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサといった、複数の画素に区画された撮像素子132を含む。
センサデータユニット600は、入出力部601と、判断信号出力部602と、判断部603を含む。入出力部601は、画像処理装置100またはPLC400から信号を受信したり、画像処理装置100またはPLC400へ信号を送信したりする。その際、たとえば画像処理装置100から受信したLVDS形式の信号は、PLC400が使用する通信方式に変換してからPLC400に送信されたり、PLC400から受信した信号はLVDS形式での信号に変換して画像処理装置100に送信されたりし得る。
また、入出力部601は、画像処理装置100から発せられた識別番号確認コマンドに応答して、センサデータユニット600の識別番号を識別情報として出力する。より具体的には、センサデータユニット600がパルス信号を受信していなければ、受信した識別番号確認コマンドに対して識別番号を識別情報として返信する。
一方、センサデータユニット600がパルス信号を受信していれば、識別番号は返信せずに、受信した識別番号確認コマンドを、センサデータユニット600に接続された他のセンサデータユニットに転送する。
本実施の形態において、識別番号確認コマンドはストロボコントローラ700とセンサデータユニット600とを順番に通って伝達され、識別番号確認コマンドを受信した順に大きい識別番号が付されるため、最後に識別番号確認コマンドを受信した装置の識別番号を画像処理装置100に返信することによって、画像処理装置100は接続された装置の数を認識する。
また、入出力部601は、画像処理装置100から発せられたハード情報確認コマンドに応答して、センサデータユニット600の種別を示すハード識別情報を返信する。
判断信号出力部602は、判断信号としてのパルス信号を出力する。一例として、パルス信号は、センサデータユニット600が起動すると、開発者によって予め定められた回数だけ出力される。本実施の形態において、センサデータユニット600は、たとえばBUSY信号を受信することによって起動する。BUSY信号は画像処理装置100から発せられ、ストロボコントローラ700や他のセンサデータユニット600を経由して伝達される。FA(Factory Automation)システムでは、周辺機器はPLC400の指示に従って動作するが、周辺機器からBUSY信号が出ているときだけはPLC400が待機状態となる。したがって、周辺機器がFAシステムに対して自発的に何かをしようとするときは、まずBUSY信号をオンにし、PLC400を待機させる必要がある。このような理由から、本実施の形態においては、センサーデータユニット600を起動させるためBUSY信号が用いられる。
ストロボコントローラ700は、入出力部701と、判断信号出力部702と、判断部703とを含む。入出力部701は、LVDSケーブル305を介して画像処理装置100から信号を受信したり、画像処理装置100へ信号を送信したりする。
また、入出力部701は、I/Oケーブル302を介してPLC400とデータあるいは信号を送受信したり、LVDSケーブル306を介してセンサデータユニット600あるいはPLC400などとデータあるいは信号を送受信したりする。
ストロボコントローラ700と、PLC400あるいはセンサデータユニット600との通信方式はアナログスイッチ710によって切替可能に構成される。より具体的には、I/Oインターフェースに対応した通信経路711と、LVDSに対応した通信経路712とがアナログスイッチ710によって切り替えられる。
ストロボコントローラ700にセンサデータユニット600あるいは他のストロボコントローラが接続されているか否かが判断され、ストロボコントローラ700にセンサデータユニット600あるいは他のストロボコントローラが接続されていると判断されると、切替部704によってアナログスイッチ710に指令が発せられ、ストロボコントローラ700のコネクタ720がLVDSに対応した通信経路712に接続される。
一方、ストロボコントローラ700にセンサデータユニット600も、他のストロボコントローラも接続されていないと判断されると、コネクタ720がI/Oインターフェースに対応した通信経路711に接続される。
この判断は判断部703によってなされる。一例として、判断部703は、センサデータユニット600あるいは他のストロボコントローラから発せられるパルス信号を受信すると、ストロボコントローラ700にセンサデータユニット600または他のストロボコントローラが接続されていると認識する。一方、パルス信号が受信されない場合、判断部703は、ストロボコントローラ700にセンサデータユニット600も、他のストロボコントローラも接続されていないと判断する。
さらに、入出力部701は、画像処理装置100から発せられた識別番号確認コマンドに応答して、ストロボコントローラ700の識別番号を識別情報として出力する。より具体的には、ストロボコントローラ700がパルス信号を受信しておらず、PLC400ならびに照明装置800以外の装置がストロボコントローラ700に接続されていなければ、受信した識別番号確認コマンドに対して識別番号を識別情報として返信する。
より具体的には、ストロボコントローラ700がパルス信号を受信していなければ、受信した識別番号確認コマンドに対して識別番号を識別情報として返信する。一方、ストロボコントローラ700がパルス信号を受信していれば、識別番号は返信せずに、受信した識別番号確認コマンドを、ストロボコントローラ700に接続されたセンサデータユニット600、あるいは他のストロボコントローラに転送する。
また、入出力部701は、画像処理装置100から発せられたハード情報確認コマンドに応答して、ストロボコントローラ700のハード識別情報を返信する。判断信号出力部702は、判断信号としてのパルス信号を出力する。
<C.視覚センサシステムにおいて実行される処理>
以下、視覚センサシステム1において画像処理装置100、ストロボコントローラ700およびセンサデータユニット600が実行する処理について説明する。なお、以下の説明では、一例として、図7に示すように、ストロボコントローラ700およびセンサデータユニット600を介して画像処理装置100とPLC400とが接続された視覚センサシステムにおいて画像処理装置100、ストロボコントローラ700およびセンサデータユニット600が実行する処理について説明する。
図8を参照して、ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、画像処理装置100は、BUSY信号をオンにする(BUSY信号を出力する)。
S102にて、BUSY信号を受信したストロボコントローラ700は、BUSY信号をオンにする。
S104にて、ストロボコントローラ700が、画像処理装置100に対してSTEP信号をオンにする(STEP信号を出力する)。
S106にて、ストロボコントローラ700が画像処理装置100にパルス信号を送信する。
S108にて、画像処理装置100は、所定の数のパルス信号を受信したか否かを判断する。所定の数のパルス信号が受信されると(S108にてYES)、画像処理装置100は、表示装置200およびPLC400とは異なる外部装置が接続されていることを認識し、S110にて、コネクタ313をLVDSに対応した通信経路142に接続する。
その後、S112にて、画像処理装置100に直接あるいは間接的に接続された、PLC400以外の装置に対する通信初期設定(識別番号の割り当て)が実行される。通信初期設定の完了後、S114にて、画像処理装置100は、画像処理装置100に接続されたPLC100以外の各装置に対して、ハード情報を要求するためのハード情報確認コマンドを発行する。
S116にて、ハード情報確認コマンドを受信した各装置(ストロボコントローラ700および画像処理装置100)は、夫々のハード情報を画像処理装置100に送信する。S118にて、ハード情報を受信した画像処理装置100が、各装置の種別を認識する。本実施の形態において、画像処理装置100は、認識した種別に応じて、表示装置200に表示される画面あるいは項目(ユニバーサルインターフェース)を変更する。
また、ストロボコントローラ700からBUSY信号を受信したセンサデータユニット600は、S120にて、ストロボコントローラ700に対してSTEP信号をオンにする。
S122にて、センサデータユニット600は、ストロボコントローラ700にパルス信号を送信する。S124にて、ストロボコントローラ700は、所定の数のパルス信号を受信したか否かを判断する。所定の数のパルス信号が受信されると(S124にてYES)、ストロボコントローラ700は、画像処理装置100、PLC400および照明装置800とは異なる外部装置(センサデータユニット600あるいは他のストロボコントローラ)が接続されていることを認識し、S126にて、コネクタ720をLVDSに対応した通信経路712に接続する。
なお、図示していないが、所定の数のパルス信号を受信したか否かの判断は、センサデータユニット600においても実行され得る。したがって、センサデータユニット600は、他のセンサデータユニットなどの外部装置が接続されているか否かを判断し得る。
図9を参照して、通信初期設定(識別番号の割り当て)のために画像処理装置100、ストロボコントローラ700およびセンサデータユニット600が実行する処理について説明する。
S200にて、画像処理装置100は、画像処理装置100自体の識別番号(たとえば「0」)を示す情報を含む識別番号確認コマンドを、ストロボコントローラ700に対して発行する。
S202にて、識別番号「0」を示す識別番号確認コマンドを受信したストロボコントローラ700は、自身の識別番号が「1」であると認識する。すなわち、ストロボコントローラ700は、受信した識別番号よりも1つだけ大きい番号を自身の識別番号として認識する。
その後、識別番号が「1」であるストロボコントローラ700に、センサデータユニット600あるいは他のストロボコントローラが接続されていないと(S204にてNO)、S206にて、そのストロボコントローラ700は、自身の識別番号「1」を識別情報として画像処理装置100に返信する。
一方、識別番号が「1」であるストロボコントローラ700に、たとえばセンサデータユニット600が接続されていると(S204にてYES)、S208にて、そのストロボコントローラ700は、画像処理装置100から受信した識別番号確認コマンドに含まれる識別番号「0」を自身の識別番号「1」に書き換えて、識別番号確認コマンドをセンサデータユニット600に転送する。
S210にて、識別番号「1」を示す識別番号確認コマンドを受信したセンサデータユニット600は、自身の識別番号が「2」であると認識する。すなわち、センサデータユニット600は、受信した識別番号よりも1つだけ大きい番号を自身の識別番号として認識する。
その後、識別番号が「2」であるセンサデータユニット600に、他のセンサデータユニットが接続されていないと(S212にてNO)、S214にて、そのセンサデータユニット600は、自身の識別番号「2」を識別情報として画像処理装置100に返信する。
なお、図示しないが、識別番号が「2」であるセンサデータユニット600に、他のセンサデータユニットが接続されていると(S212にてYES)、他のセンサデータユニットにおいて、S208〜S214と同様の処理が実行される。
画像処理装置100は、S300にて、受信した識別番号を、LVDS形式で画像処理装置100と通信するように接続された装置の数として認識する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 視覚センサシステム、100 画像処理装置、120 コントローラ部、121 入出力制御部、122 外部機器通信部、123 入出力部、124 判断部、125 切替部、129 電源ユニット、130 撮像部、131 撮像レンズ、132 撮像素子、140 アナログスイッチ、141,142 通信経路、149 メモリ、200 表示装置、301 LANケーブル、302 I/Oケーブル、303,305,306 LVDSケーブル、304 ケーブル、311,312,313 コネクタ、600,600A,600B,600C センサデータユニット、601 入出力部、602 判断信号出力部、603 判断部、700,700A,700B ストロボコントローラ、701 入出力部、702 判断信号出力部、703 判断部、704 切替部、710 アナログスイッチ、711,712 通信経路、720 コネクタ、800 ストロボ。

Claims (6)

  1. 画像を撮影する撮像装置と、
    前記撮像装置の照明を制御する、前記撮像装置に接続可能な照明制御装置と、
    プログラマブルコントローラと前記撮像装置との間の通信を中継する、前記照明制御装置を介して前記撮像装置に接続可能な中継装置とを備える、視覚センサシステム。
  2. 前記撮像装置は、前記照明制御装置にコマンドを送信し、
    前記照明制御装置は、前記中継装置に前記コマンドを転送し、
    前記中継装置は、前記コマンドを受信すると、前記コマンドを受信した装置の数を示す前記中継装置の識別情報を前記照明制御装置を介して前記撮像装置に返信する、請求項1に記載の視覚センサシステム。
  3. 前記中継装置は、パルス信号を前記照明制御装置に送信し、
    前記照明制御装置は、前記パルス信号を受信していると、前記中継装置に前記コマンドを転送する、請求項2に記載の視覚センサシステム。
  4. 前記照明制御装置は、前記パルス信号を受信していないと、前記中継装置に前記コマンドを転送せず、前記コマンドを受信した装置の数を示す前記照明制御装置の識別情報を前記撮像装置に返信する、請求項3に記載の視覚センサシステム。
  5. 前記照明制御装置は、パルス信号を前記撮像装置に送信し、
    前記撮像装置は、
    前記照明制御装置が接続されるコネクタと、
    所定の第1の通信方式での通信のための第1の通信線と、
    前記照明制御装置ならびに前記中継装置との通信に用いられる、前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式での通信のための第2の通信線と、
    前記撮像装置が前記パルス信号を受信すると、前記コネクタを前記第2の通信線に接続し、前記撮像装置が前記パルス信号を受信しないと、前記コネクタを前記第1の通信線に接続するスイッチとを含む、請求項1に記載の視覚センサシステム。
  6. 前記中継装置は、前記撮像装置からBUSY信号を受信すると、起動する、請求項1〜5のいずれかに記載の視覚センサシステム。
JP2012114470A 2012-05-18 2012-05-18 視覚センサシステム Active JP5939028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012114470A JP5939028B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 視覚センサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012114470A JP5939028B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 視覚センサシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013243458A JP2013243458A (ja) 2013-12-05
JP5939028B2 true JP5939028B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=49843972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012114470A Active JP5939028B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 視覚センサシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5939028B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100471A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御システム
JP5715785B2 (ja) * 2010-09-17 2015-05-13 株式会社キーエンス コード印字品質評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013243458A (ja) 2013-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022071009A (ja) 非汎用装置のための汎用連結性
KR102488410B1 (ko) 복수의 카메라들을 이용하여 영상을 촬영하는 전자 장치와 이의 동작 방법
US20110149116A1 (en) Imaging device and method for sharing memory among chips
WO2011055468A1 (ja) 撮像装置、調整装置、および撮像装置の光軸調整システム
CN108700896A (zh) 数据转换与拍摄控制方法、系统、云台组件及无人机系统
CN113228616A (zh) 具有多单元结构的相机模块和包括其的便携式通信装置
CN105472249A (zh) 一种摄像头的兼容控制方法及其装置
US11823005B2 (en) Optical reading device
US20180191940A1 (en) Image capturing device and control method thereof
JP6330873B2 (ja) 撮像装置
JP6513325B1 (ja) 制御装置、制御システム、報知方法及びプログラム
JP2013175128A (ja) シリアルi/fバス制御装置及び撮像装置
JP5939028B2 (ja) 視覚センサシステム
US11243674B2 (en) Display apparatus and image processing method
JP2018128821A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、FPGA(Field Programmable Gate Array)における回路の再構成方法、および、FPGAにおける回路の再構成プログラム
US20170277372A1 (en) Display apparatus for controlling hub, method of controlling the same and system thereof
JP5974626B2 (ja) 視覚センサシステム
US10742853B2 (en) Image sensor and body module
JP7327946B2 (ja) 無線通信装置およびその制御方法
EP3951426A1 (en) Electronic device and method for compensating for depth error according to modulation frequency
US20200228664A1 (en) Controlled device, communication control method, and program
JPWO2015178088A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、情報処理システム
JP4976726B2 (ja) センサシステム及びセンサユニット
JP2019201346A (ja) 画像センサ
KR20190126287A (ko) 화상 센서 및 전송 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5939028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250