JP5935103B2 - 健康飲料水 - Google Patents

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Description

本発明は、健康飲料水に関し、詳しくは老化の原因となる老廃物や毒素を取り除いて全身の細胞を活性化可能な、ハーブからの抽出物を含有する健康飲料水に関する。
近年、健康への関心から、ハーブに関心が集まっている。例えば、インド亜大陸で伝統的に使用されてきたアムラ等のハーブの健康促進効果が注目され、その抽出液を成分として含む健康食品や健康飲料水が開示されている。
しかし、これらは、前記ハーブの健康促進効果を十分に発現可能なものではない。特に異なるハーブどうしを組合わせることによる、相乗的な健康促進効果を発現可能で、簡便に摂取可能な飲料水の開発は行なわれていない。また、薬用植物の抽出液は苦すぎて、効能は理解できても飲み難いものである。
特開2007−135493号公報 特開2011−15670号公報
本発明は、複数のハーブを組み合わせることにより、相乗的な健康促進効果を発現可能な健康飲料水を提供することを課題とし、さらに苦味を緩和して誰でもが容易に飲むことが出来る健康飲料水を提供することを課題とする。
本発明によれば、以下に示す健康飲料水が提供される。
[1] 下記第一群に属する全てのハーブからの抽出物を少なくとも含む植物抽出液を含有し、アムラからの抽出物の含有量が第一群のハーブ全体の57.1〜98.5重量%であることを特徴とする健康飲料水。
第一群のハーブ:
(1)アムラ(学名:学名:Emblica officinals)
(2)ナガコショウ(学名:Piper longum)
(3)シャタバリ(学名:Asparagus racemosus)
(4)アシュワガンダ(学名:ウィタニア・ソムニフェラ(Withania somnifera)及びフィサリス・フレクソーサ(Physalis flexuosa))及び/又はヤツデアサガオ(学名:Ipomoea digitata)

[2] 老廃物や毒素を取り除いて全身の細胞を活性化することによる、老化防止用途、美容促進用途に用いられることを特徴とする前記1に記載の健康飲料水。

[3] 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.1〜20重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.1〜25重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.1〜25重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.1〜30重量部であることを特徴とする前記1に記載の健康飲料水。

[4] 前記アムラの含有量は全体の69.0〜97.1重量%であり、その他の抽出物については、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.5〜10重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.5〜15重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.5〜15重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.5〜20重量部であることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。


] 前記植物抽出液が、下記第二群に属する全てのハーブからの抽出物を含むことを特徴とする前記1に記載の健康飲料水。
第二群のハーブ:
(5)ベルノキ(学名:Aegle marmelos)
(6)アダトダウァシカ(学名:Adhatoda vasica)
(7)セイロンテツボク(学名:Mesua ferrea)

] 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ベルノキからの抽出物が0.1〜30重量部、アダトダウァシカからの抽出物が0.1〜25重量部、セイロンテツボクからの抽出物が0.01〜15重量部配合されていることを特徴とする前記5に記載の健康飲料水。

] 前記植物抽出液が、下記第三群のハーブからの抽出物を含むことを特徴とする前記1に記載の健康飲料水。
第三群のハーブ:
(8)ケブラ・ペドラ(学名:Phyllanthus niruni)
(9)ブドウ(学名:Vitis vinifera)
(10)イボツヅラフジ(学名:Tinospora crispa)

] 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ケブラ・ペドラからの抽出物が0.1〜30重量部であり、ブドウからの抽出物が0.1〜60重量部であり、イボツヅラフジからの抽出物が0.1〜30重量部であることを特徴とする前記6に記載の健康飲料水。

] 前記植物抽出液が、下記第四群のハーブからの抽出物を含むことを特徴とする前記1に記載の健康飲料水。
第四群のハーブ:
(11)ナツメヤシ(学名:Phoenix dactylifera)、(12)プロキシリムインディコ(学名:Proxylim indicom)、(13)キダチヨウラク(学名:Gmelina arborea)、(14)ステレオスペルマム(学名:Stereosperumum suaveolens)、(15)ハマクサギ(学名:Premna integrifolia)、(16)タマツナギ(学名:Dsmodium gangeticum)、(17)オオバフジボグサ(学名:Uraria lagopoides)、(18)モスビーン(学名:Phaseolus trilobus)、(19)テラムナスラビアリス(学名:Teramnus labialis)、(20)テンジクナスビ(学名:Solanum indicum)、(21)キミノヤマホロシ(学名:Solalnum xanthocarpum)、(22)ハゼノキ(学名:Rhus succedanea)、(23)サンナ(学名:Hedychium spicatum)、(24)オシロイバナ(学名:Boerhaavia diffusa)、(25)スイレン(学名:Nymphaea cyanea)、(26)サンダルウッド(学名:Pterocarpus santalinus)、(27)マルバノホロシ(学名:Solanum dulcamara)、(28)着生蘭(学名:Desmotrichum fimbriatum)、(29)カルダモン(学名:Elettaria cardamomum)、(30)シナモン(学名:Cinnamomum zeylanicum)、(31)セイロンニッケイ(学名:Cinnamomum tamala)、(32)アジュンナ(学名:Terminalia arjuna)、(33)ファイアフレームブッシュ(学名:Woodfordia fruticosa)、(34)ハッショウマメ(学名:Mucuna prurita)、(35)ヨーロッパカンゾウ(学名:Glycyrrhiza glabra)、(36)ナツメグ(学名:Myristica fragrans)、(37)チョウジ(学名:Syzygium aromaticum)、(38)エンベリア(学名:Embelia ribes)、(39)コショウ(学名:Piper nigrum)、(40)アグライア(学名:Aglaia roxburghiana)、(41)アタランティア・ミッションニス(学名:Atalantia missionis)、(42)ボエルハビア・ディフーサ(学名:Boerhaavia diffusa)、(43)シジュソウ(学名:Callicarpa macrophylla Vahi)、(44)チャ(学名:Camellia sinensis(L.)O.)、(45)ブラックキャラウェー(学名:Carum bulbocastanum)、(46)シナモンカシア(学名:Cinnamomum aromaticum)、(47)ウコン(学名:Curcuma longa)、(48)ガジュツ(学名:Curcuma zedoaria)、(49)ハマスゲ(学名:Cyperus rotundus)、(50)ヒカイ(学名:Dioscorea sativa)、(51)アンブレットシード(学名:Hibiscus abelmoschus)、(52)テリィチュリー(学名:Holarrhena antidysenterica)、(53)ヒンギゥ(学名:Ichnocarpus frutescens)、(54)リリウム・ポリフィラム(学名:Lilium polyphyllum)、(55)マラクシス・ムシフェラ(学名:Microstylis muscifera)、(56)カンショウコウ(学名:Nardostachys jatamansi)、(57)フウセンアサガオ(学名:Operculina turpethum)、(58)パボニア・オドラタ(学名:Pavonia odorata)、(59)ディル(学名:Peucedanum graveolens)、(60)ピスタチオ(学名:Pistacia integerrima)、(61)セイタカミロバラン(学名:Terminalia belerica)、(62)バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、(63)セイヨウニンジンボク(学名:Vitex agnus−castus)


10] 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、選択された夫々のハーブからの抽出物が0.1〜30重量部であることを特徴とする前記9に記載の健康飲料水。

11] 前記植物抽出液が、下記第五群に属するハーブから選択された一以上のハーブからの抽出物を、苦味緩和成分として含むことを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
第五群のハーブ:
(101)フェヌグリーク(学名:Trigonella foenum−graecum)
(102)ナンキョウ(学名:Alpinia galanga)又はショウガ(Zingiber officinale)
(103)コブミカン(学名:Citrus hystrix)

[12] 前記植物抽出液が、1〜75重量%含有されていることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。

[13] 請求項1〜11のいずれかに記載の植物抽出液中の抽出物が、1本の容器に100〜375000mg含有されていることを特徴とする容器入り健康飲料水。
本発明の健康飲料水は特定のハーブの抽出液を含有し、特定のハーブが有する生理活性物質が組合わされているので、該健康飲料水を継続して飲むことにより、老化の原因となる老廃物や毒素を取り除いて全身の細胞を活性化して、加齢による体細胞の老化を防いで、組織や器官を若返らせることができる。
更に、本発明の健康飲料水は特定の苦味緩和成分を含有することにより、高濃度の植物抽出液を含有するにもかかわらず、容易に飲むことができるものである。
以下、本発明の健康飲料水について詳細に説明する。
本発明の健康飲料水は、ハーブからの抽出物を含む植物抽出液を含有する健康飲料水である。尚、本明細書におけるハーブとは、インド亜大陸、中東、東南アジア等で採取される有用植物(果実、葉、茎、幹、樹皮、幼芽、花、果実、種子、根等の植物体の一部位又は複数部位の混合あるいは全草)をいう。
本発明における植物抽出液の基本的な構成は、次の第一群のハーブからの抽出物を含むものである。
第一群のハーブ:
(1)アムラ(学名:学名:Emblica officinals)
(2)ナガコショウ(学名:Piper longum)
(3)シャタバリ(学名:Asparagus racemosus)
(4)アシュワガンダ(学名:ウィタニア・ソムニフェラ(Withania somnifera)及びフィサリス・フレクソーサ(Physalis flexuosa))、及び/又はヤツデアサガオ(学名:Ipomoea digitata)
前記アムラ(別名;マラッカノキ、アンマロク、アマラキ)は、学名がEmblica officinalis(別名:Phyllanthus emblica)と称され、トウダイグサ科に属する、インドから東南アジアにかけて分布する落葉の亜高木である。アムラはインドスグリとも呼ばれ、独特な酸味があり、ビタミンCを多量に含んでいる。その生理作用は、免疫増強、ぜんそく、炎症など多方面にわたっている。一般的には「アムラ」の呼称で特定されている。
前記ナガコショウは、発汗作用があり、新陳代謝を促す働きがあり、辛味成分のピペリンには血管拡張作用があり、冷え性を改善できることが科学的に立証されている。特に、女性の冷え性には有効である。
前記シャタバリは、アスパラガスの一種であり、葉酸や栄養分、ミネラルを豊富に含んでいる。小さな大根のような根は乾燥すると硬くなり、これを粉末にして摂取する。シャタバリは、女性ホルモンを正常化する植物性エストロゲン、免疫を強めストレスを軽減する成分を含んでいる。
前記アシュワガンダは、インド人参とも呼ばれ、滋養強壮、気管支、抗ストレスなどに効果がある。
前記ヤツデアサガオは、熱帯アジア産のつる性の多年草である。その茎は太くて多肉質、葉は腎形で、掌状に5−7葉に分裂する。その地下部は塊根となり、薬用に供される。ヤツデアサガオは、強壮剤と使用されている。
前記したように、アムラ、ナガコショウ、シャタバリ、アシュワガンダ及び/又はヤツデアサガオ(以下、アシュワガンダ及び/又はヤツデアサガオをアシュワガンダ等ともいう。)のそれぞれが優れた効能を有する薬草であるが、本発明においては、これらが組み合わされることにより、著しい相乗作用を発揮する。これは、それぞれのハーブは共通の作用を示すが、それぞれの作用機序が異なるために、組み合わせることにより著しい相乗作用が得られると考えられる。この相乗効果は以下の実験系によって確認できる。
なお、アシュワガンダとヤツデアサガオを同時に使用することもできる。
1.細胞試験
美肌再生に直結するヒト皮膚細胞で種々の細胞増殖試験を行った。まず、アムラ、ナガコショウ、シャタバリとアシュワガンダ等のハーブエキスを単独でヒト上皮角化細胞に投与した。アムラは単独で細胞増殖作用を示すが、効果は不安定であり、培養条件や細胞種によっても作用は著しく異なった。他のハーブエキスには細胞増殖促進作用は非常に微弱であった。しかし、上記の4種または5種のハーブエキスを同時に投与すると、顕著な細胞増殖の促進作用が安定的に見られた。ヒト細胞の増殖には複数の情報伝達系が関与するので、複数ハーブの複合作用が細胞増殖を効果的に高めたと考えられる。また、創傷治癒モデルを用いても細胞試験を行った。ヒト角化細胞をシャーレ内で飽和密度まで増殖させ、シャーレの中央に棒で線上の傷をつけ、ハーブエキスを添加してその溝が埋まる早さを測定した。アムラは有意にその溝の修復を早めた。しかし、効果は不安定であった。他のハーブエキスの作用は非常に微弱であった。上記の4種または5種のハーブエキスを同時に投与すると、溝が最も早く修復された。上記の4種または5種のうちの1種を除くと、効果は減じ、不安定化された。したがって、上記4種または5種のハーブの組み合わせは、細胞レベルで顕著な美肌再生作用を示すことが期待される。
2.線虫試験
上記4種または5種のハーブについて、線虫を用いた寿命延長試験を行った。これはヒトの長寿試験を模倣したものである。近年、線虫試験の成績はヒトにも適用できることを示す例が急増している。単独のハーブエキスを投与したとき、アムラは単独で有意な寿命延長効果(110%)を示した。他のハーブは有意な寿命延長を示さなかった。しかし、上記4種または5種のハーブを組み合わせて投与すると、顕著な寿命延長効果(130%)が認められた。したがって、上記ハーブの組み合わせから、ヒトの寿命延長効果が期待できる。
前記第一群の抽出物を初めとして本明細書におけるハーブの抽出物は、いずれも植物体の葉、茎、幹、樹皮、幼芽、花、果実、種子、根等の植物体の一部位又は複数部位の混合あるいは全草から抽出したものである。抽出は、前記植物体の各部位を生のまま用いてもよいが、乾燥、細切、粉砕、圧搾または発酵等の前処理を適宜に施した後、水またはアルコールで抽出することが好ましい。その抽出方法は特に限定されないが、例えば、上記植物体の一部位、または2種以上の部位を、水に浸漬させ、煎じる方法があげられる。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度に応じて設定されるが、30分から10時間程度が好ましい。
抽出溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル等)等が挙げられ、それらの一種又は二種以上を用いることができる。また、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。必要に応じて、本発明の効果に影響のない範囲で更に、脱臭、脱色等の精製処理を行ってもよい。
本明細書におけるハーブの好ましい抽出方法の例としては、水や50%エタノールを用い、室温、又は加温して1時間から3時間煎じ抽出液を得る方法が挙げられる。
第一群の各抽出物の組成としては、前記アムラの含有量は、全体の57.1〜98.5重量%が好ましく、その他の抽出物については、該アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.1〜20重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.1〜25重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.1〜25重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.1〜30重量部であることが好ましい。
なお、本明細書における抽出物とは乾燥固形分をいい、ハーブからの抽出液形態として使用する場合は、溶質である特定植物抽出物の乾燥固形物の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるものではない。
アムラの抽出物の含有量が少なすぎると、ほぼすべての効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
ナガコショウの含有量が少なすぎると、アムラと組み合わさることによるアムラの増強作用が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
シャタバリの含有量が少なすぎると、強壮作用、ホルモン制御、若返りの効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
アシュワガンダ等の含有量が少なすぎると、強壮作用や若返りの効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
本発明においては、前記の通り、これらの抽出物が組み合わされることにより、アムラ、ナガコショウ、シャタバリ、アシュワガンダ等は単独でも美容健康に関する有益な作用が報告されている。しかし、これらを単独で作用させても、それらの効果は限定的である。アムラは単独でも種々の生理作用を示すが、効果は不安定であった。今回、アムラ、ナガコショウ、シャタバリ、アシュワガンダ等を同時に投与すると、細胞試験、線虫試験において、顕著な細胞増殖促進効果、創傷治癒効果、寿命延長効果、美肌再生効果が観察された。したがって、アムラ、ナガコショウ、シャタバリ、アシュワガンダ等を含む健康飲料水は、ヒト若返り効果や美容促進効果が期待される。
前記の観点からより好ましくは、アムラの含有量は全体の69.0〜97.1重量%であり、その他の抽出物については、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.5〜10重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.5〜15重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.5〜15重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.5〜20重量部であり、更に好ましくはアムラの他の抽出物については、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が1〜3重量部であり、シャタバリからの抽出物が1〜5重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が1〜5重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が1〜10重量部である。

本発明の健康飲料水には、前記第一群のハーブからの抽出物に加え、下記第二群のハーブからの抽出物を添加することができる。
第二群のハーブ:
(5)ベルノキ(学名:Aegle marmelos)
(6)アダトダウァシカ(学名:Adhatoda vasica)
(7)セイロンテツボク(学名:Mesua ferrea)
本発明においては、前記の通り、これらの抽出物が前記第一群のハーブからの抽出物に加えて、これらの抽出物が組み合わされることにより、下記効能が得られる。
第二群の抽出物の効能は細胞レベルでは明確に判定できないので、線虫試験およびマウス試験を実施した。第一群の抽出物は線虫の寿命を延長(130%)したが、第二群の抽出液を加えることによってさらに寿命が延長した(140%)。それに加えて、線虫の運動が活性化するなど、他の生理作用の増強も観察された。マウスの寿命延長効果を判定するのは困難であるので、行動を観察した。第二群の抽出物を加えたサンプルを毎日経口投与すると、線虫の実験と同様に運動が活発になった。特に、性行動(マウンティング)の活性化が観察された。
前記ベルノキは、ミカン科アエグレ属の落葉小高木で、解熱、便通の改善効果がある。
前記アダトダウァシカは、キツネノマゴ科アダトダ属の常緑小低木で、紀元前から、喘息や風邪、咳止めの民間薬として使われてきた。
前記セイロンテツボクは、オトギリソウ科に属する高木で、インドでは神聖な木として寺院の境内に植えられている。セイロンテツボクは、抗菌作用と駆虫作用を有する薬用植物である。
第二群の各抽出物の組成としては、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ベルノキからの抽出物が0.1〜30重量部であり、アダトダウァシカからの抽出物が0.1〜25重量部であり、セイロンテツボクからの抽出物が0.01〜15重量部であることが好ましい。
ベルノキの含有量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
アダトダウァシカの含有量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
セイロンテツボクの含有量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
前記の観点からより好ましくは、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ベルノキからの抽出物が0.5〜15重量部であり、アダトダウァシカからの抽出物が0.5〜10重量部であり、セイロンテツボクからの抽出物が0.05〜5重量部であり、更に好ましくは前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ベルノキからの抽出物が1〜5重量部であり、アダトダウァシカからの抽出物が1〜5重量部であり、セイロンテツボクからの抽出物が0.1〜2重量部である。
本発明の健康飲料水には、前記第一群、第二群のハーブからの抽出物に加え、下記第三群のハーブからの抽出物を添加することができる。
第三群のハーブ:
(8)ケブラ・ペドラ(学名:Phyllanthus niruni)
(9)ブドウ(学名:Vitis vinifera)
(10)イボツヅラフジ(学名:Tinospora crispa)
前記ケブラ・ペドラは、別名キダチミカンソウ(Phyllanthus niruri)ともいう。アジアでは黄疸や肝炎のほかに、重要な治療薬として利用されている。最近の研究で、抗ウイルス作用があり、特にB型肝炎ウイルスに有用であることが明らかになっている。
前記ブドウは、ブドウ科ブドウ属の落葉蔓性木本で、疲労回復、視力改善、熱中症予防などの効果が報告されている。
前記イボツヅラフジは、東南アジアに分布するツヅラフジ科の大型草本である。インドでは、強壮薬、催淫薬として知られ、免疫系を強化し、組織器官に活力を与えるものとして知られている。
本発明においては、前記の通り、これらの抽出物が前記第一群、第二群のハーブからの抽出物に加えて、これらの抽出物が組み合わされることにより、下記効能が得られる。効能はヒトモニター試験で判定した。約20人の健康に不安のあるモニターを選定し、抽出物毎日経口投与で与え、健康状態を追跡した。約30日後に、健康状態を判定したところ、多くのヒトで顕著な美容健康促進効果が観察された。具体的には、肝臓機能の改善による美肌、シミの軽減、整腸作用、神経痛の改善、性機能の増強、快眠、便秘改善、記憶力向上などである。
第三群のハーブからの各抽出物の組成としては、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ケブラ・ペドラからの抽出物が0.1〜30重量部であり、ブドウからの抽出物が0.1〜60重量部であり、イボツヅラフジからの抽出物が0.1〜30重量部であることが好ましい。
ケブラ・ペドラの含有量が少なすぎると、前記第一群と第二群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
ブドウの含有量が少なすぎると、前記第一群と第二群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
イボツヅラフジの含有量が少なすぎると、前記第一群と第二群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
前記の観点からより好ましくは、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ケブラ・ペドラからの抽出物が0.5〜15重量部であり、ブドウからの抽出物が0.5〜25重量部であり、イボツヅラフジからの抽出物が0.5〜15重量部であり、更に好ましくは前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ケブラ・ペドラからの抽出物が1〜5重量部であり、ブドウからの抽出物が1〜5重量部であり、イボツヅラフジからの抽出物が1〜5重量部である。
本発明の健康飲料水においては、前記第一群のハーブと前記第二群と前記第三群のハーブとを全て配合することが好ましいが、前記第一群のハーブと前記第二群のハーブとを組み合わせたり、前記第一群のハーブと前記第三群のハーブとを組み合わせることもできる。
本発明の健康飲料水には、前記第一群、第二群、第三群のハーブからの抽出物に加え、下記第四群のハーブからの抽出物を添加することができる。
第四群のハーブ:
(11)ナツメヤシ(学名:Phoenix dactylifera)、(12)プロキシリムインディコ(学名:Proxylim indicom)、(13)キダチヨウラク(学名:Gmelina arborea)、(14)ステレオスペルマム(学名:Stereosperumum suaveolens)、(15)ハマクサギ(学名:Premna integrifolia)、(16)タマツナギ(学名:Dsmodium gangeticum)、(17)オオバフジボグサ(学名:Uraria lagopoides)、(18)モスビーン(学名:Phaseolus trilobus)、(19)テラムナスラビアリス(学名:Teramnus labialis)、(20)テンジクナスビ(学名:Solanum indicum)、(21)キミノヤマホロシ(学名:Solalnum xanthocarpum)、(22)ハゼノキ(学名:Rhus succedanea)、(23)サンナ(学名:Hedychium spicatum)、(24)オシロイバナ(学名:Boerhaavia diffusa)、(25)スイレン(学名:Nymphaea cyanea)、(26)サンダルウッド(学名:Pterocarpus santalinus)、(27)マルバノホロシ(学名:Solanum dulcamara)、(28)着生蘭(学名:Desmotrichum fimbriatum)、(29)カルダモン(学名:Elettaria cardamomum)、(30)シナモン(学名:Cinnamomum zeylanicum)、(31)セイロンニッケイ(学名:Cinnamomum tamala)、(32)アジュンナ(学名:Terminalia arjuna)、(33)ファイアフレームブッシュ(学名:Woodfordia fruticosa)、(34)ハッショウマメ(学名:Mucuna prurita)、(35)ヨーロッパカンゾウ(学名:Glycyrrhiza glabra)、(36)ナツメグ(学名:Myristica fragrans)、(37)チョウジ(学名:Syzygium aromaticum)、(38)エンベリア(学名:Embelia ribes)、(39)コショウ(学名:Piper nigrum)、(40)アグライア(学名:Aglaia roxburghiana)、(41)アタランティア・ミッションニス(学名:Atalantia missionis)、(42)ボエルハビア・ディフーサ(学名:Boerhaavia diffusa)、(43)シジュソウ(学名:Callicarpa macrophylla Vahi)、(44)チャ(学名:Camellia sinensis(L.)O.)、(45)ブラックキャラウェー(学名:Carum bulbocastanum)、(46)シナモンカシア(学名:Cinnamomum aromaticum)、(47)ウコン(学名:Curcuma longa)、(48)ガジュツ(学名:Curcuma zedoaria)、(49)ハマスゲ(学名:Cyperus rotundus)、(50)ヒカイ(学名:Dioscorea sativa)、(51)アンブレットシード(学名:Hibiscus abelmoschus)、(52)テリィチュリー(学名:Holarrhena antidysenterica)、(53)ヒンギゥ(学名:Ichnocarpus frutescens)、(54)リリウム・ポリフィラム(学名:Lilium polyphyllum)、(55)マラクシス・ムシフェラ(学名:Microstylis muscifera)、(56)カンショウコウ(学名:Nardostachys jatamansi)、(57)フウセンアサガオ(学名:Operculina turpethum)、(58)パボニア・オドラタ(学名:Pavonia odorata)、(59)ディル(学名:Peucedanum graveolens)、(60)ピスタチオ(学名:Pistacia integerrima)、(61)セイタカミロバラン(学名:Terminalia belerica)、(62)バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、(63)セイヨウニンジンボク(学名:Vitex agnus−castus)
第四群のハーブからの抽出物の組成としては、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、それぞれの抽出物が0.5〜30重量部配合されていることが好ましい。
本発明の健康飲料水は、前記第一群のハーブからの抽出物に加え、下記第五群のハーブからの抽出物を、苦味緩和成分として含むことが好ましい。前記ハーブは苦味が強いので、その抽出物を含む健康飲料水を飲むことは容易ではない。第五群のハーブは甘みを有するので、前記植物抽出液がその1種以上を含んでいれば、苦味が緩和されるので容易に飲むことができる。特に、第五群の全てのハーブからの抽出物が組み合わされると、苦味緩和成分としての効能が強くなるので、好ましい。第四群までのハーブの組み合わせは、第三群までの組み合わせと比較して生理作用に本質的な差異は見られないが、効能が体質に依存しなくなるなど、実用化には有利である。第5群は味覚改善のために加えており、苦みが抑えられ、飲みやすくなるなどの利点がある。
第五群のハーブ:
(101)フェヌグリーグ(学名:Trigonella foenum−graecum)
(102)ナンキョウ(学名:Alpinia galanga)及び/又はショウガ(Zingiber officinale)
(103)コブミカン(学名:Citrus hystrix)
前記フェヌグリーグは、マメ科の一年草植物であり、フェヌグリーク属中の代表的な1種である。地中海地方原産で、古くから中近東、アフリカ、インドで栽培されてきた。肝機能を刺激して、消化不良を緩和するハーブとして知られている。
ナンキョウは、ショウガ科の香辛料でガランガル、タイショウガとも称されており、強力な殺菌作用を有し、強力なガン抑制成分を含有することが立証されている。ショウガは、ショウガ科の香辛料で、動脈硬化の予防や改善、血行促進、冷え性の改善 、風邪の予防や改善、抗菌効果などが知られている。また、アメリカ国立ガン研究所が推奨する「ガン予防食」の最上位に上げられる食品の一つである。
コブミカンは、インドネシア、マレーシア原産のライムの一種であり、その葉は強い芳香を持ち、トムヤムクンなどタイ料理に使われている。スワンギの葉の成分が、皮膚や消化器官のがんを予防する効果があることが動物実験で明らかになっている。
第五群ハーブからの各抽出物の組成としては、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、フェヌグリーグからの抽出物が0.01〜15重量部であり、ナンキョウ及び/又はショウガからの抽出物が0.01〜15重量部であり、コブミカンからの抽出物が0.01〜15重量部であることが好ましい。
フェヌグリーグの抽出物の含有量が少なすぎると、苦味の緩和効果が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
ナンキョウ及び/又はショウガの含有量が少なすぎると、苦味の緩和効果が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
コブミカンの含有量が少なすぎると、苦味の緩和効果が低下する虞がある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
前記の観点からより好ましくは、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、フェヌグリーグからの抽出物が0.05〜10重量部であり、ナンキョウ及び/又はショウガからの抽出物が0.05〜10重量部であり、コブミカンからの抽出物が0.05〜10重量部であり、更に好ましくは前記アムラからの抽出物100重量部に対して、フェヌグリーグからの抽出物が0.1〜5重量部であり、ナンキョウまたはショウガからの抽出物が0.1〜5重量部であり、コブミカンからの抽出物が0.1〜5重量部である。
また、本発明において、特定植物抽出物は、通常用いられる各種の薬効剤、例えば、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤、保湿剤、血行促進剤等から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上と併用することができる。それにより、本発明の効果をより高めることが可能である。
また、本発明における植物抽出液は、前記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常用いられる成分である水、植物抽出エキス類、アルコール、多価アルコール、pH調整剤、防腐剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等の成分を適宜配合することができる。
本発明の健康飲料水は前記植物抽出液を水等の溶媒で希釈することが好ましく、その場合、前記植物抽出液中の抽出物が全体として1〜75重量%含有されていることが好ましく、より好ましくは10〜60重量%、更に好ましくは20〜50重量%である。
該植物抽出液の含有量が少なすぎると、所望される健康促進効果等の効能が発現しにくくなる。一方、該含有量が多すぎると、味が強過ぎて飲みにくくなり、胃腸に負担がかかる虞がある。
本発明の健康飲料水中の抽出物は、1日に100〜375000mg摂取することが好ましい。従って、該健康飲料水を容器に入れて取引の対象とする場合には、植物抽出液中の抽出物が、全体として1本の容器に100〜375000mg含有されていることが好ましい。1本の容器に、この範囲の抽出物が含まれていれば、1日で1本の容器中の健康飲料水を飲むことにより、所望される健康促進効果が得られる。該抽出物の含有量が少なすぎると、所望される健康促進効果が得られない虞がある。一方、抽出物の含有量が多すぎると、味が強過ぎて飲みにくくなり、胃腸に負担がかかる虞がある。
かかる観点から、該抽出物は1本の容器中に1000〜100000mg含有されていることがより好ましく、更に好ましくは20000〜60000mgである。
本発明においては、植物抽出液中の重金属およびヒ素を除去することが好ましい。
植物抽出液に対する重金属およびヒ素の除去は、キレート剤(例えばエチレンジアミン四酢酸)を結合(不動化)させた担体(以下キレート材という)を植物抽出液に接触させることで行なうことができる。ここでいう担体とは繊維基材、樹脂、ラテックスビーズ等であり、これらの担体に結合させる反応基はカドミウムイオンなどの重金属イオンやヒ素などの半金属イオンに対してキレート形成能を有する化合物である。キレート剤−担体複合体(キレート材)は、対象溶液中の重金属および半金属イオンとキレートを形成してこれらを捕捉するが、同様なる能力を有するものであれば担体と官能基の種類は問わない。市販のキレート材の中では、例えば、キレスト株式会社のキレストファイバー(登録商標)を好適に用いることができる。
植物抽出液へのキレート材の接触は、例えば、植物抽出液にキレート材を添加し、室温程度(15℃〜30℃)で所定の時間撹拌した後、重金属およびヒ素を吸着捕捉したキレート材を植物抽出液からフィルター濾過などにより固液分離することで行えばよい。
処理効率や簡便性を考慮して、必要に応じて植物抽出液を水で希釈したりしてもよい。
植物抽出液に対するキレート単体の添加量は、植物抽出液の量や含まれていると予想される重金属およびヒ素の量などによっても異なるが、概ね、植物抽出液に対して0.1w/v%〜20w/v%であることが望ましい。撹拌時間は、概ね、10時間〜30時間であることが望ましい。
植物抽出液へのキレート材の接触は、キレート材を充填したカラムに植物抽出液を通液し、カラム内のキレート材に重金属およびヒ素を吸着捕捉させ、重金属およびヒ素が除去された植物抽出液を回収することで行ってもよい(カラム通液処理)。処理効率や簡便性を考慮して、必要に応じて植物抽出液を水で希釈したりしてもよいことはフィルター濾過で行う場合と同様である。
植物抽出液に対する重金属およびヒ素の除去は、調製される植物抽出液が濃縮加工される場合を想定すれば、可能な限り行うことが望ましく、少なくとも植物抽出液のカドミウム濃度が1ppm以下になるまで行うことが望ましい。なお、植物抽出液に対する重金属およびヒ素の除去は、キレート材のかわりに、自体公知のカチオンイオン交換樹脂やカチオンイオン交換繊維を用いて行ってもよい。
以下、本発明の健康飲料水について試験例を挙げて更に具体的に説明する。しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
アムラの果実100gと、ナガコショウの実3gと、シャタバリの根5gと、アシュワガンダの根5gとを1000mLの水で煮沸し、濾過後、植物抽出液500mL(抽出物6g)を得た。この植物抽出液から重金属及び砒素を除いた後、健康飲料水500mL(抽出物6g)を得た。
(実施例2)
アムラの果実100gと、ナガコショウの実3gと、シャタバリの根5gと、ヤツデアサガオの根茎5gとを1000mLの水で煮沸し、濾過後、植物抽出液500mL(抽出物6g)を得た。この植物抽出液から重金属及び砒素を除いた後、健康飲料水500mL(抽出物6g)を得た。
前記植物抽出液に、キレート繊維(キレストファイバーIRY−LおよびGRY−L:キレストファイバーはキレスト株式会社の登録商標)を5w/v%の割合で添加し、マグネチックスターラーで12時間撹拌した後、フィルター濾過などにより固液分離することで、重金属およびヒ素を除去した。
(比較例1)アムラ抽出物の製造:
アムラの果実100gを適当な大きさに粉砕し、1000mLの水を加え、1時間煎じ、ろ過して抽出物を得た。この抽出物の乾燥固形分は5〜10質量%であった。
(比較例2)ナガコショウ抽出物の製造:
ナガコショウの実100gを適当な大きさに粉砕し、比較例1と同様に抽出物を得た。この抽出物の乾燥固形分は5〜10質量%であった。
(比較例3)シャタバリ抽出物の製造:
シャタバリの根100gを適当な大きさに粉砕し、比較例1と同様に抽出物を得た。この抽出物の乾燥固形分は5〜10質量%であった。
(比較例4)アシュワガンダ抽出物の製造:
アシュワガンダの根100gを適当な大きさに粉砕し、比較例1と同様に抽出物を得た。この抽出物の乾燥固形分は5〜10質量%であった。
(比較例4−2)ヤツデアサガオ抽出物の製造:
ヤツデアサガオの根茎100gを適当な大きさに粉砕し、比較例1と同様に抽出物を得た。この抽出物の乾燥固形分は5〜10質量%であった。
(比較例5)
アムラの実を加えないこと以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物0.9g)を得た。
(実施例3)
更に、ベルノキの根皮5gと、アダトダウァシカの樹皮および葉2gと、セイロンテツボクの花2gとを加えた以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物7.2g)を得た。
(実施例4)
更に、ケブラ・ペドラの全草5gと、ブドウの実5gと、イボツヅラフジの幹5gとを加えた以外、実施例2と同様に健康飲料水500mL(抽出物7.9g)を得た。
比較例1、比較例2、比較例3、比較例4、実施例1、比較例5で得られた健康飲料水を用いて、ヒト皮膚細胞で種々の細胞増殖試験を行った。
ヒト上皮角化細胞に投与した結果を、表1に示す。創傷治癒モデルを用いた細胞試験結果を表2に示す。
線虫を用いた寿命延長試験の結果を表3に示す。
細胞試験は2種類行った。1つめとして、ヒト上皮角化細胞にハーブ抽出液を添加して2週間後の細胞数を測定した。2つめとして、創傷治癒モデルを用いても細胞試験を行った。ヒト角化細胞をシャーレ内で飽和密度まで増殖させ、シャーレの中央に棒で線上の傷をつけ、ハーブ抽出液を添加してその溝が埋まる早さを測定した。
線虫の寿命延長試験は、線虫の専用培地にハーブ抽出液を添加し、100匹の線虫の寿命を測定した。
表1および表2における、実施例1または実施例2と比較例5との対比から、本発明の健康飲料水は第一群のハーブ全てを含有することにより、ヒト上皮角化細胞の顕著な増殖促進作用を安定的に発現することが判る。これは、第一群のハーブの複合作用が細胞増殖を効果的に高めたと考えられる。細胞レベルで顕著な美肌再生作用を示すことが期待される。
また、第一群のハーブを全て含有することにより、顕著な寿命延長効果(130%)が認められた。したがって、ヒトの寿命延長効果が期待できる。
実施例1、実施例3で得られた健康飲料水を用いて、線虫試験およびマウス試験を実施した。第一群の抽出物は線虫の寿命を延長(130%)したが、第二群の抽出液を加えることによってさらに寿命が延長した(140%)。それに加えて、線虫の運動が活性化するなど、他の生理作用の増強も観察された。マウスの寿命延長効果を判定するのは困難であるので、行動を観察した。第二群の抽出物を加えたサンプルを毎日経口投与すると、線虫の実験と同様に運動が活発になった。特に、性行動(マウンティング)の活性化が観察された。
実施例3より、より優れた寿命延長および性機能の増強がみられたことが判る。
第三群の抽出物の効能はヒトモニター試験で判定した。約20人の健康に不安のあるモニターを選定し、抽出物を毎日経口投与で与え、健康状態を追跡した。約30日後に、健康状態を判定したところ、多くのヒトで顕著な美容健康促進効果が観察された。具体的には、肝臓機能の改善による美肌、シミの軽減、整腸作用、神経痛の改善、性機能の増強、快眠、便秘改善、記憶力向上などである。
実施例4より、更に優れた効能が発現していることが判る。
20人のパネラーが、実施例4で得られた健康飲料水20mlを30日にわたって試飲した。その結果、多くのヒトで顕著な美容健康促進効果が観察された。具体的には、肝臓機能の改善による美肌、シミの軽減、整腸作用、神経痛の改善、性機能の増強、快眠、便秘改善、記憶力向上などである。

(実施例5)
実施例1のハーブに加え、フェヌグリーグの種子3gと、ナンキョウの根茎3gと、コブミカンの葉3gとを加えた以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物6.1g)を得た。
20人のパネラーが、実施例1で得られた健康飲料水50mlと、実施例5で得られた健康飲料水50mlのそれぞれについて試飲したところ、実施例1で得られた健康飲料水については、14人のパネラーが苦味を感じて飲むのを辛がったのに対し、実施例5で得られた健康飲料水については、全員が抵抗なく飲むことができた。
(実施例6)
実施例2のハーブに加え、フェヌグリーグの種子3gと、ナンキョウの根茎3gと、コブミカンの葉3gとを加えた以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物7.3g)を得た。
20人のパネラーが、実施例2で得られた健康飲料水50mlと、実施例6で得られた健康飲料水50mlのそれぞれについて試飲したところ、実施例2で得られた健康飲料水については、16人のパネラーが苦味を感じて飲むのを辛がったのに対し、実施例6で得られた健康飲料水については、全員が抵抗なく飲むことができた。
(実施例7)
実施例3のハーブに加え、フェヌグリーグの種子3gと、ナンキョウの根茎3gと、コブミカンの葉3gとを加えた以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物8.0g)を得た。
20人のパネラーが、実施例3で得られた健康飲料水50mlと、実施例7で得られた健康飲料水50mlのそれぞれについて試飲したところ、実施例3で得られた健康飲料水については、17人のパネラーが苦味を感じて飲むのを辛がったのに対し、実施例7で得られた健康飲料水については、全員が抵抗なく飲むことができた。
(実施例8)
実施例4のハーブに加え、フェヌグリーグの種子3gと、ナンキョウの根茎3gと、コブミカンの葉3gとを加えた以外、実施例1と同様に健康飲料水500mL(抽出物8.0g)を得た。
20人のパネラーが、実施例4で得られた健康飲料水50mlと、実施例8で得られた健康飲料水50mlのそれぞれについて試飲したところ、実施例4で得られた健康飲料水については、16人のパネラーが苦味を感じて飲むのを辛がったのに対し、実施例8で得られた健康飲料水については、全員が抵抗なく飲むことができた。

Claims (13)

  1. 下記第一群に属する全てのハーブからの抽出物を少なくとも含む植物抽出液を含有し、アムラからの抽出物の含有量が第一群のハーブ全体の57.1〜98.5重量%であることを特徴とする健康飲料水。
    第一群のハーブ:
    (1)アムラ(学名:学名:Emblica officinals)
    (2)ナガコショウ(学名:Piper longum)
    (3)シャタバリ(学名:Asparagus racemosus)
    (4)アシュワガンダ(学名:ウィタニア・ソムニフェラ(Withania somnifera)及びフィサリス・フレクソーサ(Physalis flexuosa))及び/又はヤツデアサガオ(学名:Ipomoea digitata)

  2. 老廃物や毒素を取り除いて全身の細胞を活性化することによる、老化防止用途、美容促進用途に用いられることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
  3. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.1〜20重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.1〜25重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.1〜25重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.1〜30重量部であることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
  4. 前記アムラの含有量は全体の69.0〜97.1重量%であり、その他の抽出物については、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ナガコショウからの抽出物が0.5〜10重量部であり、シャタバリからの抽出物が0.5〜15重量部であり、アシュワガンダからの抽出物が0.5〜15重量部であり、ヤツデアサガオからの抽出物が0.5〜20重量部であることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
  5. 前記植物抽出液が、下記第二群に属する全てのハーブからの抽出物を含むことを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
    第二群のハーブ:
    (5)ベルノキ(学名:Aegle marmelos)
    (6)アダトダウァシカ(学名:Adhatoda vasica)
    (7)セイロンテツボク(学名:Mesua ferrea)
  6. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ベルノキからの抽出物が0.1〜30重量部であり、アダトダウァシカからの抽出物が0.1〜25重量部であり、セイロンテツボクからの抽出物が0.01〜15重量部であることを特徴とする請求項に記載の健康飲料水。
  7. 前記植物抽出液が、下記第三群に属する全てのハーブからの抽出物を含むことを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
    第三群のハーブ:
    (8)ケブラ・ペドラ(学名:Phyllanthus niruni)
    (9)ブドウ(学名:Vitis vinifera)
    (10)イボツヅラフジ(学名:Tinospora crispa)
  8. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ケブラ・ペドラからの抽出物が0.1〜30重量部であり、ブドウからの抽出物が0.1〜60重量部であり、イボツヅラフジからの抽出物が0.1〜30重量部であることを特徴とする請求項に記載の健康飲料水。
  9. 前記植物抽出液が、下記第四群のハーブから選択された一以上のハーブの抽出物を含むことを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
    第四群のハーブ:
    (11)ナツメヤシ(学名:Phoenix dactylifera)、(12)プロキシリムインディコ(学名:Proxylim indicom)、(13)キダチヨウラク(学名:Gmelina arborea)、(14)ステレオスペルマム(学名:Stereosperumum suaveolens)、(15)ハマクサギ(学名:Premna integrifolia)、(16)タマツナギ(学名:Dsmodium gangeticum)、(17)オオバフジボグサ(学名:Uraria lagopoides)、(18)モスビーン(学名:Phaseolus trilobus)、(19)テラムナスラビアリス(学名:Teramnus labialis)、(20)テンジクナスビ(学名:Solanum indicum)、(21)キミノヤマホロシ(学名:Solalnum xanthocarpum)、(22)ハゼノキ(学名:Rhus succedanea)、(23)サンナ(学名:Hedychium spicatum)、(24)オシロイバナ(学名:Boerhaavia diffusa)、(25)スイレン(学名:Nymphaea cyanea)、(26)サンダルウッド(学名:Pterocarpus santalinus)、(27)マルバノホロシ(学名:Solanum dulcamara)、(28)着生蘭(学名:Desmotrichum fimbriatum)、(29)カルダモン(学名:Elettaria cardamomum)、(30)シナモン(学名:Cinnamomum zeylanicum)、(31)セイロンニッケイ(学名:Cinnamomum tamala)、(32)アジュンナ(学名:Terminalia arjuna)、(33)ファイアフレームブッシュ(学名:Woodfordia fruticosa)、(34)ハッショウマメ(学名:Mucuna prurita)、(35)ヨーロッパカンゾウ(学名:Glycyrrhiza glabra)、(36)ナツメグ(学名:Myristica fragrans)、(37)チョウジ(学名:Syzygium aromaticum)、(38)エンベリア(学名:Embelia ribes)、(39)コショウ(学名:Piper nigrum)、(40)アグライア(学名:Aglaia roxburghiana)、(41)アタランティア・ミッションニス(学名:Atalantia missionis)、(42)ボエルハビア・ディフーサ(学名:Boerhaavia diffusa)、(43)シジュソウ(学名:Callicarpa macrophylla Vahi)、(44)チャ(学名:Camellia sinensis(L.)O.)、(45)ブラックキャラウェー(学名:Carum bulbocastanum)、(46)シナモンカシア(学名:Cinnamomum aromaticum)、(47)ウコン(学名:Curcuma longa)、(48)ガジュツ(学名:Curcuma zedoaria)、(49)ハマスゲ(学名:Cyperus rotundus)、(50)ヒカイ(学名:Dioscorea sativa)、(51)アンブレットシード(学名:Hibiscus abelmoschus)、(52)テリィチュリー(学名:Holarrhena antidysenterica)、(53)ヒンギゥ(学名:Ichnocarpus frutescens)、(54)リリウム・ポリフィラム(学名:Lilium polyphyllum)、(55)マラクシス・ムシフェラ(学名:Microstylis muscifera)、(56)カンショウコウ(学名:Nardostachys jatamansi)、(57)フウセンアサガオ(学名:Operculina turpethum)、(58)パボニア・オドラタ(学名:Pavonia odorata)、(59)ディル(学名:Peucedanum graveolens)、(60)ピスタチオ(学名:Pistacia integerrima)、(61)セイタカミロバラン(学名:Terminalia belerica)、(62)バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、(63)セイヨウニンジンボク(学名:Vitex agnus−castus)
  10. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、選択された夫々のハーブからの抽出物が0.5〜30重量部であることを特徴とする請求項に記載の健康飲料水。
  11. 前記植物抽出液が、下記第五群に属するハーブから選択された一以上のハーブからの抽出物を、苦味緩和成分として含むことを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
    第五群のハーブ:
    (101)フェヌグリーク(学名:Trigonella foenum−graecum)
    (102)ナンキョウ(学名:Alpinia galanga)及び/又はショウガ(Zingiber officinale)
    (103)コブミカン(学名:Citrus hystrix)
  12. 前記植物抽出液が、1〜75重量%含有されていることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料水。
  13. 請求項1〜11のいずれかに記載の植物抽出液中の抽出物が、1本の容器に100〜375000mg含有されていることを特徴とする容器入り健康飲料水。


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