JP5934437B2 - 疣贅処置用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、疣贅の処置のための組成物に関する。特に、哺乳類、例えば、ヒトにおける疣贅の局所処置のための組成物に関する。
欧州特許1143966B1は、ウィルスによって引き起こされる疣贅の処置のための薬剤の製造のために、活性成分としてギ酸を含む調合物の使用を記載し、当該薬剤は、患部に局所投与される。当該特許は、疣贅を熱水で軟化すべきであり、必要に応じて、疣贅を覆う硬い皮膚を、ギ酸処理の前に、削り取る必要があることを教示する。
Bhatら(Topical formic acid puncture technique for the treatment of common warts, International Journal of Dermatology 2001, 40, 415-419)は、疣贅を処置するための局所適用/針穿刺技術を開示する。
針穿刺技術は、これまで最も良い再現性のある結果を提供してきたということで、当該穿刺技術は、ギ酸を使用する最も良い疣贅処置と考えられてきた。疣贅の処置のための代替手段に関する継続的な必要性がある。いくつかの要求が、このような手段に関して存在するかもしれない。好ましくは、安価であり、製造容易であり、貯蔵安定性であり、有効であり、そして適用直後に作用し、短期間のうちに疣贅を除去し得ることである。また、好ましくは、医療専門家の助けなしで適用が容易であり、非毒性であり、そして患者の不快感と関連しない、すなわち、投与間又は投与後、患者にとって不快な匂いを有さず、疼痛を伴うべきではない。
一部の患者は、疣贅の局所処置のための酸ベース手段は、有効性が低く、作用するのに数週間かかり、悪臭を伴い、そして適用に際して疼痛を伴うかもしれないと訴える。疣贅に組成物を適用する前に、患者が、なんらかの予備ステップを必要とせずに適用し得る組成物の必要性がある。
ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルを含む組成物が、疣贅の局所処置のために特に有益であることを驚くべきことに見出した。
特に、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルの組成物中への包含が、疣贅への酸の効果を向上するための穿刺技術を使用するのと同じ効果を提供することを驚くべきことに見出した。
本発明の組成物の使用により、疣贅を覆う硬い皮膚を削り取る必要がないかもしれないことを見出した。さらに、先行技術によって示された高濃度が、本発明の組成物の使用により、すべての場合において必要でないかもしれないことを驚くべきことに見出した。
実験は、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルの組成物中への包含が、組成物の接触角を低減する、すなわち、表面張力を低減することを示す。いかなる理論にも束縛されないが、組成物中の水素結合の数又は強さが、1つのアルキルエステル、例えば、乳酸エチルの包含によって低減され、その結果、接触角を低減することが推測し得る。水及び/又はアルコールの包含は、接触角を増加し得る。低減された接触角は、組成物の疣贅への付着を容易にし、そして疣贅により吸収される、すなわち、本発明の組成物の浸透性を向上する。向上された浸透性は、ギ酸の任意の抗ウィルス効果をさらに強調し得る。また、低減された表面張力は、適量で組成物を適用することを容易にし、隣接する健康な皮膚に組成物を不注意で適用するリスクを低減する。低減された表面張力は、プレート上に本発明の組成物の液滴を置き、そして先行技術の組成物、例えば、水及びギ酸を含む組成物の液滴と比較することによって、容易に試験し得る。
本発明者等によって、柔らかい疣贅と硬い疣贅とを区別することが有益であり得ることが理解される。特に、酸のより高い量を含む組成物が、周囲の皮膚への不測の適用による被害を与える蓋然性がより高いので、酸のより低い量を有する組成物が、柔らかい疣贅の処置において好ましいであろうことを見出した。さらに、柔らかい疣贅への酸の高い量を有する組成物の使用が、いくつかの場合において、所望しない副作用を生じることを見出した。しかしながら、より高い量の酸が、除去することが困難である硬い疣贅に、特に適している。
疣贅の処置に関するギ酸の作用の正確な作用機序は、知られていない。疣贅感染組織のその後の破壊を伴う脱水が提案されている。また、ギ酸は、ウィルス粒子が健康な細胞へ付着するのを防止し得、これによりウィルスの伝染を阻止する。
疣贅に対する強い作用を提供する、ギ酸と乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルとの相乗効果があることが推測され得る。いかなる理論に束縛されることなく、本発明者等は、ギ酸は、それ自体では、活性成分として作用する一方、例えば、乳酸エチルは、患者の炎症を妨げるために局所的に十分低い酸濃度を可能にする、活性担体として作用すると推測する。また、そのような担体は、酸が疣贅内により深く浸透することを可能にすると推測する。さらに、本発明者等は、水の存在下で、ギ酸及び乳酸エチルは反応して、独立して活性成分として作用する乳酸を形成する。
本発明の態様及び実施態様をここで提供する。これらが組み合され得ることは当業者に明らかであろう。
一態様によれば、本発明は、疣贅の局所処置のための組成物の製造のための、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルの使用を提供する。
一態様によれば、本発明は、疣贅の局所処置のための、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルを含む組成物の使用に関する。
一態様によれば、本発明は、疣贅の局所処置のための、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルを含む医薬組成物に関する。
一態様によれば、本発明は、疣贅の局所処置のための、ギ酸を含み、そして水及び/又はアルコールを含まない医薬組成物に関する。
一態様によれば、本発明は、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルを含む組成物を、それを必要とする患者に局所的に投与することを含む、疣贅を処置するための方法に関する。
さらなる一態様によれば、本発明は、本発明の組成物の局所投与のための、本発明の組成物を含むペンに関する。ペンは、当該組成物の適用の正確な場所への正確な制御が、当該ペンでの疣贅への局所適用により達成され得るので、本発明の医薬組成物の適用に特に有用であることが示される。さらに、当該組成物は、ペンの先で疣贅中に擦り込み、又はマッサージし得る。
発明の詳細な説明
本発明は、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、好ましくは、乳酸エチルを含む組成物に関する。そのような組成物は、疣贅の処置、典型的に疣贅の局所処置のために使用され得る。
一態様によれば、疣贅の局所処置における使用のための、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、若しくはクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、又は任意のこれらの混合物を含む組成物を提供する。
そのような組成物は、柔らかいコットンパッド又は綿棒、又はペンで適用し得、すなわち、適用前に、疣贅の皮膚の削り取りや、疣贅の穿刺を必要としない。疣贅の皮膚の削り取り及び/又は疣贅の穿刺は、疼痛に関連し得、従って避けるべきである。削り取り及び/又は穿刺を避けることは、患者のコンプライアンスを向上し得る。
本態様の1つの実施態様では、前記少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルは、乳酸エチルである。乳酸エチルエステルとしてまた知られる乳酸エチルは、天然に見いだされ、そして心地よい香りを運ぶ。乳酸エチルは、生物学的起源、例えば、発酵によって生産し得る。乳酸エチルは、左旋性(S)又は右旋性(R)のいずれかの形態又はそれら2つの混合物であり得る。工業的に生産された乳酸エチルは、左旋性及び右旋性の形態のラセミ混合物から成り得る。1つの実施態様では、本発明で使用される乳酸エチルは、ラセミ混合物である。
他の実施態様では、本発明で使用される乳酸エチルは、エチル(−)‐L‐ラクテート、又は50%超の乳酸エチルが、エチル(−)‐L‐ラクテートである。これは、天然源由来の乳酸エチルを使用することにより得られ得る。好ましい実施態様では、乳酸エチルは、エチル‐S(−)‐2‐ヒドロキシプロパノエートである。好ましくは、糖の発酵により得られる。
本発明の組成物は、好ましくは、乳酸エチルを含む。1つの実施態様では、本成分は、部分的に又は完全に乳酸、リンゴ酸、酒石酸、若しくはクエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、又は任意のこれらの混合物で置換されてもよいことが意図される。本発明者等は、これらのアルキルエステルは、抗ウィルス効果及び/又は適切な輸送促進特性を有し得ることを推測する。本発明にとって適切であるC1〜C4は、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、n‐ブチル、sec‐ブチル、イソブチル及びtert‐ブチルエステルを挙げ得る。適切な場合、任意の又はすべてのカルボキシ基が、エステル化され得る。モノアルキル、ジアルキル及び/又はトリアルキルエステルは、適切であり得る。好ましいエステルは、エチルエステルであり、さらに好ましくは、イソプロピルエステルである。乳酸エチルに加えて、さらに好ましい化合物は、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロピル、酒石酸モノエチル、酒石酸ジエチル、クエン酸モノエチル及びクエン酸トリエチルである。
1つの実施態様では、乳酸エチルは、部分的に又は完全に同じような特性を有する他の成分、例えば、乳酸、好ましくは、L‐ラクテート、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、酢酸、グリコール酸、プロピオン酸、3‐ヒドロキシプロパン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、1‐プロパノール、2‐プロパノール、プロピオンアルデヒド、アクロレイン若しくは乳酸ナトリウム、又は任意のこれらの混合物で置換されてもよいことがさらに意図される。
疣贅の種類の範囲は同定され、形状及び患部、並びに関連するヒトパピローマウィルスの種類で異なる。これらは、限定されないが、尋常性疣贅(尋常性疣贅(Verruca vulgaris))、扁平疣贅(扁平疣贅(Verruca plana))、糸状又は指状疣贅、足底疣贅(足底疣贅(Verruca pedis))、モザイク様足底疣贅、性器疣贅(性器疣贅、尖圭コンジローマ、尖圭疣贅(Verruca acuminate))、及び爪周囲疣贅が挙げられる。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、尋常性疣贅(尋常性疣贅(Verruca vulgaris))、扁平疣贅(扁平疣贅(Verruca plana))、糸状又は指状疣贅、足底疣贅(足底疣贅(Verruca pedis))、モザイク様足底疣贅、性器疣贅(性器疣贅、尖圭コンジローマ、尖圭疣贅(Verruca acuminate))、及び爪周囲疣贅から選択される。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、尋常性疣贅である。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、足底又は扁平疣贅である。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、糸状又は指状疣贅である。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、ヒトパピローマウィルス(HPV)、例えば、尋常性疣贅、足底疣贅(Verruca plantaris)、扁平疣贅、及び尖圭コンジローマからなる群から選択される疣贅を引き起こすHPVの遺伝子型によって引き起こされる。
1つの実施態様では、本発明は、本発明の組成物の使用に関し、ここで、疣贅は、ヒトパピローマウィルス(HPV)、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、16、18、26、27、28、29、31、32、33、35、39、40、42、43、44、45、49、51、52、53、54、56、57、58、59、61、63、66、68、72、73、81、82及び89型からなる群から選択されるHPV型によって引き起こされる。
1つの実施態様では、本発明は、疣贅を穿刺することなしに、又は疣贅の皮膚を削り取ることなしに、疣贅に直接適用するための組成物に関する。1つの実施態様では、本発明は、柔らかいペン又はコットンパッドで適用するための組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中のギ酸の全量(w/w)が、1〜95%、好ましくは、2〜90%、より好ましくは、3〜85%、好ましくは、5〜80%、より好ましくは、10〜70%、好ましくは、15〜65%、より好ましくは、20〜60%、より好ましくは、25〜50%、好ましくは、30〜40%、より好ましくは、30〜35%である、組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中のギ酸の全量(w/w)が、60〜95%、より好ましくは、70〜90%、好ましくは、80〜85%である、組成物に関する。そのような組成物は、硬い疣贅への使用のために特に好ましい。週に1回の適用が、そのような組成物について特に好ましい。
1つの実施態様では、組成物中のギ酸の全量(w/w)が、60〜95%、より好ましくは、70〜90%、好ましくは80〜85%である、使用のための組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物が、80〜85%のギ酸(w/w);15〜20%乳酸エチル(w/w)を含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない組成物である、使用のための組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物が、硬い疣贅に使用するためのものである、そのような組成物に関する。1つの実施態様では、本発明は、手のひら又は足底に使用するための組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、疣贅が、尋常性疣贅(尋常性疣贅(Verruca vulgaris))、足底疣贅(足底疣贅(Verruca pedis))、及びモザイク様足底疣贅からなる群から選択される、そのような組成物に関する。
あるいは、1つの実施態様では、本発明は、組成物中のギ酸の全量(w/w)が、10〜60%、より好ましくは15〜50%、好ましくは20〜40%、より好ましくは、30〜35%である、組成物に関する。ギ酸のより低いパーセンテージは、組成物の匂いを改善し、そして患者のコンプライアンスを向上する傾向がある。本組成物は、柔らかい疣贅への使用に特に好ましい。毎日の適用が、本組成物について特に好ましい。
1つの実施態様では、本発明は、組成物が、30〜35%のギ酸(w/w);65〜70%の乳酸エチル(w/w)を含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない、使用のための組成物を提供する。本組成物は、柔らかい疣贅への使用のために特に有用である。
1つの実施態様では、本発明は、手のひら又は足底以外の他の部位への使用のための本組成物に関する。1つの実施態様では、本発明は、足の裏、手の裏、顔、首、手首、膝又は生殖器への使用のための本組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、疣贅が、扁平疣贅(扁平疣贅(Verruca plana))、糸状又は指状疣贅、性器疣贅(性器疣贅、尖圭コンジローマ、尖圭疣贅(Verruca acuminate))、及び爪周囲疣贅からなる群から選択される、本組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中のアルキルエステル、例えば、乳酸エチルの全量(w/w)が、1〜95%、好ましくは、2〜90%、より好ましくは、3〜85%、好ましくは、5〜80%、より好ましくは、10〜70%、好ましくは、15〜65%、より好ましくは、20〜60%、より好ましくは、25〜50%、好ましくは30〜40%、より好ましくは、30〜35%である、組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中の前記C1〜C4アルキルエステル、例えば、乳酸エチルの全量(w/w)が、40〜90%、より好ましくは50〜85%、好ましくは60〜80%、より好ましくは、65〜70%である、組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中の前記C1〜C4アルキルエステル、例えば、乳酸エチルの全量(w/w)が、2〜50%、より好ましくは、3〜40%、好ましくは、5〜35%、より好ましくは、10〜30%、好ましくは、15〜20%である、組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物が、乳酸、好ましくは、組成物中の乳酸の全量(w/w)が、2〜90%、より好ましくは3〜85%、好ましくは、5〜80%、より好ましくは、10〜70%、好ましくは、15〜65%、より好ましくは、20〜60%、より好ましくは、30〜50%、好ましくは、35〜40%である、組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、組成物中のギ酸及びC1〜C4アルキルエステル、例えば、乳酸エチルの全量が、少なくとも60%、より好ましくは少なくとも70%、好ましくは、少なくとも80%、より好ましくは、少なくとも90%、好ましくは、少なくとも95%、より好ましくは、少なくとも97%、より好ましくは、少なくとも98%、好ましくは、少なくとも99%、より好ましくは、100%(w/w)である、組成物に関する。
本発明のさらなる実施態様では、医薬的に許容される担体、例えば、水、油、グリセロール、アルコール又はそれらの混合物を、疣贅上及び周囲へのさらなる柔軟効果を達成するために、本発明の組成物中に含むことができる。
1つの実施態様では、本発明の組成物は、付加的な活性成分又は賦形剤を含んでもよい。例は、限定されないが、カリトリス イントラトロピカ(Callitris Intratropica)、ラバンデュラ アングスティフォリア(Lavandula Angustifolia)、メラレウカ アルテルニフォリア(Melaleuca Alternifolia)、レモン油、及び任意のこれらの混合物を含む。当業者は、本発明と組み合わされてもよい付加的な医薬的に許容される賦形剤に精通している。
1つの実施態様では、本発明の組成物は、実質的に水及び/又はアルコールを含まずに製造されてもよい。1つの実施態様では、本発明は、活性成分としてギ酸、及び15%未満、好ましくは10%未満、より好ましくは5%未満、好ましくは3%未満の水及び/又はアルコール、例えば、エタノールを含む、又はより好ましくは実質的に水及び/又はアルコール、例えば、エタノールを含まない、疣贅の局所処置のための組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、例えば、本発明の組成物として、活性成分としてギ酸を含み、そしてさらに少なくとも1つの着色剤、例えば、染料又は顔料、例えば、カロテンを含む、疣贅の局所処置のための組成物に関する。本実施態様は、疣贅への正しい適用を容易にし、そして周囲の組織及び皮膚への適用を回避し得る。離散色又は適用後に疣贅から消える色を有する着色剤が特に好ましい。これは、患者のコンプライアンスを向上し得る。
1つの実施態様では、本発明の組成物は、エマルション、クリーム、ペースト、軟膏、ローション、ゲル、スプレー、及び/又は処置のために適切な局所担体と一緒の形態でもよい。
1つの実施態様では、本発明の組成物は、ヒト用又は家畜用であってもよい。1つの実施態様では、本発明は、医学的用途のための医薬組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、又は任意のこれらの混合物、好ましくは、乳酸エチル含む、好ましくは疣贅を処置するための、医薬組成物に関する。
1つの実施態様では、本発明は、例えば、疣贅の局所処置のための、本発明の組成物の製造のための、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、又は任意のこれらの混合物の使用に関する。
本発明の他の態様によれば、ギ酸及び乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステル、又は任意のこれらの混合物を含む組成物を、それを必要とする患者に局所投与することを含む、疣贅を処置するための方法を提供する。
1つの実施態様では、前記少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルは、乳酸エチルである。本態様の他の実施態様では、前記組成物は、疣贅の穿刺、又は疣贅の皮膚の削り取りなしで、疣贅に直接適用される。
本態様の1つの実施態様では、組成物中のギ酸の全量(w/w)は、60〜95%、より好ましくは、70〜90%、好ましくは、80〜85%である。本態様の他の実施態様では、組成物は、80〜85%(w/w)のギ酸;15〜20%(w/w)の乳酸エチルを含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない。前記組成物は、硬い疣贅に適用されてもよい。典型的には、前記組成物は、手のひら又は足底に適用される。
本態様の他の実施態様では、組成物中のギ酸の全量(w/w)は、10〜60%、より好ましくは、15〜50%、好ましくは、20〜40%、より好ましくは、30〜35%である。
本発明の代替的な実施態様では、組成物は、30〜35%(w/w)のギ酸;65〜70%(w/w)の乳酸エチルを含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない。前記組成物は、柔らかい疣贅に適用されてもよい。前記組成物は、手のひら又は足底以外の他の部位、例えば、足の裏、手の裏、顔、首、手首、膝又は生殖器に適用されてもよい。これらの組成物において、15%未満、好ましくは10%未満、より好ましくは5%未満、好ましくは3%未満の水及び/又はアルコール、例えばエタノールが存在してもよく、より好ましくは、実質的に水及び/又はアルコール、例えばエタノールが存在しなくてもよい。
本発明の他の態様によれば、30〜35%(w/w)のギ酸;65〜70%(w/w)の乳酸エチルを含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない組成物を提供する。
本発明の他の態様によれば、80〜85%(w/w)のギ酸;15〜20%(w/w)の乳酸エチルを含み、そして実質的に水及び/又はアルコールを含まない組成物を提供する。
特に言及しない限り、すべての割合及びパーセンテージは、重量/重量である。すべての引用された文献は、参照として組み込まれる。
以下の実施例は、本発明を限定するためではなく説明するために提供される。本発明の態様、実施態様及び特許請求の範囲が組み合されてもよいことは、当業者には明らかであろう。
実施例1
3つの異なる組成物を、ヒト対象の疣贅に局所適用することにより比較した。第一組成物(A)を、30%(w/w)のギ酸と70%(w/w)の乳酸エチルとを混合することにより調製した。第二組成物(B)を、85%(w/w)のギ酸と15%(w/w)の乳酸エチルとを混合することにより調製した。第三組成物(C)は、GSK Duofilm(16.7%のサリチル酸及び16.7%の乳酸)であった。
疣贅を有する90人の患者を、30人の患者の3つの群に分けた。それらの群に、以下のような処置を施した。群I:組成物(A)本組成物を、最大12週間、又は疣贅が除去されるまで、1日1回適用した。群II:組成物(B)本組成物を、最大12週間、又は疣贅が除去されるまで、週1回適用した。群III:組成物(C)本組成物を、最大12週間、又は疣贅が除去されるまで、1日1回適用した。
Figure 0005934437
「脱落(Dropped out)」は、本試験を完了しなかった、すなわち、本試験の完了まで来なかった患者を意味する。
Figure 0005934437
一般に、より高いギ酸濃度が、より高い有効性をもたらした。しかしながら、また、不満が、より高いギ酸濃度を有する組成物の適用時の疼痛により増加した。組成物(A)は、足及び手以外の他の場所、例えば、手のひら及び足底以外の他の場所の疣贅を処置するために特に適していたが、一方、組成物(B)は、足及び手、特に手のひら及び足の裏の疣贅を処置するために特に適していた。3つの試験組成物の組成物(C)は、患者間の最も高い脱落率、最も高い失敗率、そして最も低い疣贅解消のパーセンテージであった。
比較例1
85%のギ酸及び15%の水を含む混合物を、穿刺技術を使用して、疣贅に適用した。この穿刺技術を使用した結果は、本発明の第二混合物(B)を使用することにより得られた効果と同等であった。しかしながら、第二組成物(B)は疣贅に直接適用したので、第二混合物(B)の使用は、穿刺技術の使用を必要としなかった。
比較例2
85%のギ酸及び15%の水を含む混合物を、男性の皮膚に適用した。混合物は、適用に匂いが鼻につき、そして苦痛であった。
本発明の意図される組成物
表1の組成物を作成又は意図する。組成物を、室温で成分を混合することにより製造してもよい。組成物を、組成物を含む液滴、綿棒、又はペンで、疣贅に適用してもよい。
Figure 0005934437
接触角の測定
a)ギ酸及び水;及びb)ギ酸及び乳酸エチルの混合物の接触角の測定を、以下のプロトコールに従って実施した。
1)メタノールで洗浄したカバースリップを、H2Oで洗浄し、そしてN2で乾燥させた。
2)液体混合物を回転台上で10分間混合した。
3)それぞれの比較のために2つのカバースリップを使用して、それぞれのサンプルの3液滴を2つのカバースリップのそれぞれに添加した。
それぞれの溶液(混合物)を、2つの異なる表面上で測定した(それぞれの表面上に3液滴)。接触角試験から、サンプル間の有意な差を観察した。結果を以下の表2に示す。
Figure 0005934437
結論
予備実施例は、本発明の選択された組成物が、良好な場合では、毎日の局所投与で2〜3日以内に、処置された疣贅を完全に除去し得ることを示す。他の場合では、より長い時間、例えば、1、2又は3週間必要とし得る。特別な成功を、患者の顔における糸状疣贅で達成した。対照的に、比較例2の混合物では、患者の手及び足から疣贅を除去するまでに、数週間を要し、そして平均では、約1ヶ月を要した。比較例の混合物では、患者の顔における疣贅の除去について成功しなかった。さらに、何人かの対象は、比較例2の適用時、例えば、本混合物を皮膚に適用した場合、疼痛について訴えている。
ギ酸のより低い濃度は、ギ酸を含む疣贅混合物の適用に関する匂い及び疼痛を除去する傾向がある。従来では、ギ酸は、疣贅に対して有効であるために、高濃度、例えば、約85%で存在しなければならないことが一般通念であった。本発明は、より低い濃度のギ酸を使用して疣贅の処置を可能にしたように思われる。より低い濃度は、より頻繁な、例えば、毎日の組成物の適用を可能にし、従って、その場での活性成分の濃度を、組成物が週単位で適用される場合と比較して、およそ一定に維持し得る。高濃度のギ酸は、疣贅の周囲の皮膚への不測の適用時の疼痛の不利益及び創傷に関連する。従って、高濃度のギ酸は、皮膚が処置の間に再構築する時間を必要とするので、通常、長い間隔を必要とする。
さらに、熱水での又は硬い皮膚を削り取る前処理が、必要でないと思われる。また、比較例とは対照的に、匂いが不快ではないので、本発明の組成物は、良いコンプライアンスで、患者の顔、腕、脚、及び体に容易に適用することができる。本発明の組成物は、同様のよいコンプライアンスで、患者の皮膚の他の部位、例えば、手及び足に適用することができる。

Claims (49)

  1. ギ酸及び乳酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルを含む、疣贅の局所処置において使用するための組成物であって、前記組成物中の前記エステルの全量(w/w)が、10〜70%である、組成物
  2. 前記少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルが乳酸エチルである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記疣贅を穿刺せずに、又は前記疣贅の皮膚を取り除かずに、前記疣贅上に直接適用するための、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、30〜90%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、80〜85%である、請求項4に記載の組成物。
  6. 前記組成物が、80〜85%(w/w)のギ酸、15〜20%(w/w)の乳酸エチルを含み、及び実質的に水及び/又はアルコールを含まない、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記組成物が手疣贅用である、請求項4〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記組成物が手のひら又は足底用である、請求項に記載の組成物。
  9. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、10〜60%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、15〜50%である、請求項9に記載の組成物。
  11. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、20〜40%である、請求項10に記載の組成物。
  12. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、30〜35%である、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記組成物が、30〜35%(w/w)のギ酸、65〜70%(w/w)の乳酸エチルを含み、及び実質的に水及び/又はアルコールを含まない、請求項に記載の組成物。
  14. 柔らかい疣贅に使用するための、請求項13に記載の組成物。
  15. 手のひら又は足底以外の他の部位に使用するための、請求項〜1のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 足の裏、手の裏、顔、首、手首、膝又は生殖器に使用するための、請求項1に記載の組成物。
  17. 前記組成物が、15%未満の水及び/又はアルコールをむ、請求項1〜1のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 前記組成物が、10%未満の水及び/又はアルコールを含む、請求項17に記載の組成物。
  19. 前記組成物が、5%未満の水及び/又はアルコールを含む、請求項18に記載の組成物。
  20. 前記組成物が、3%未満の水及び/又はアルコールを含む、請求項19に記載の組成物。
  21. 前記組成物が、実質的に水及び/又はアルコールを含まない、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  22. 前記アルコールがエタノールである、請求項17〜21のいずれか1項に記載の組成物。
  23. 約30%(w/w)のギ酸及び約70%(w/w)の乳酸エチルを含む、請求項2に記載の組成物。
  24. 約85%(w/w)のギ酸及び約15%(w/w)の乳酸エチルを含む、請求項2に記載の組成物。
  25. 請求項1〜24のいずれか1項に記載の組成物を含む、局所投与のためのペン。
  26. 前記疣贅の局所処置のための組成物の製造における、ギ酸及び乳酸の少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルを含む組成物であって、前記組成物中の前記エステルの全量(w/w)が10〜70%である組成物の使用。
  27. 前記少なくとも1つのC1〜C4アルキルエステルが、乳酸エチルである、請求項6に記載の使用
  28. 前記組成物が、前記疣贅を穿刺せずに、又は前記疣贅の皮膚を取り除かずに、疣贅に直接適用される、請求項6に記載の使用
  29. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、30〜90%である、請求項6に記載の使用
  30. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、80〜85%である、請求項29に記載の使用。
  31. 前記組成物が、80〜85%(w/w)のギ酸、15〜20%(w/w)の乳酸エチルを含み、及び実質的に水及び/又はアルコールを含まない、請求項6に記載の使用
  32. 前記組成物が、硬い疣贅に適用される、請求項31に記載の使用
  33. 前記組成物が、手のひら又は足底に適用される、請求項31又は32に記載の使用
  34. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、10〜60%である、請求項6に記載の使用
  35. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、15〜50%である、請求項34に記載の使用。
  36. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、20〜40%である、請求項35に記載の使用。
  37. 前記組成物中のギ酸の全量(w/w)が、30〜35%である、請求項36に記載の使用。
  38. 前記組成物が、30〜35%(w/w)のギ酸、6〜70%(w/w)の乳酸エチルを含み、及び実質的に水及び/又はアルコールを含まない、請求項6に記載の使用
  39. 前記組成物が、柔らかい疣贅に適用される、請求項38に記載の使用
  40. 前記組成物が、手のひら又は足底以外の部位に適用される、請求項38又は39に記載の使用
  41. 前記組成物が、足の裏、手の裏、顔、首、手首、膝又は生殖器に適用される、請求項38又は39に記載の使用
  42. 前記組成物において、15%未満の水及び/又はアルコールが存在する、請求項6に記載の使用
  43. 前記組成物において、10%未満の水及び/又はアルコールが存在する、請求項42に記載の使用。
  44. 前記組成物において、5%未満の水及び/又はアルコールが存在する、請求項43に記載の使用。
  45. 前記組成物において、3%未満の水及び/又はアルコールが存在する、請求項44に記載の使用。
  46. 前記組成物において、水及び/又はアルコールが実質的に存在しない、請求項26に記載の使用。
  47. 前記アルコールがエタノールである、請求項42〜46のいずれか1項に記載の使用。
  48. 前記組成物が、約30%(w/w)のギ酸及び約70%(w/w)の乳酸エチルを含む、請求項26〜47のいずれか1項に記載の使用。
  49. 前記組成物が、約85%(w/w)のギ酸及び約15%(w/w)の乳酸エチルを含む、請求項26〜47のいずれか1項に記載の使用。
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