JP5933119B2 - 洗浄監視用電子インジケータ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、洗浄サイクルを監視するために使用される電子装置に関する。この開示は、洗濯機殺菌装置の洗濯チャンバ内に配置して洗浄サイクルの効果を監視することができる監視装置に関する。
本開示の少なくとも1つの態様は、洗浄サイクルの効果を決定するために、流体を収容する洗濯チャンバ内に配置されるように構成された装置を特徴とし、洗浄サイクルは、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含み、装置は、ハウジング、熱センサ、及びハウジング内に配置され熱センサに通信で結合されたプロセッサとを含む。ハウジングの外部は、流体に接するように構成される。熱センサは、流体の温度を示す信号を提供するように構成され、熱センサの少なくとも一部分は、ハウジング内に配置される。プロセッサは、熱センサから信号を受け取るように構成される。受信信号に基づいて、プロセッサは、洗濯サイクルの効果を決定し、加熱殺菌サイクルの効果を決定し、洗濯サイクルの効果と加熱殺菌サイクルの効果に基づいて洗浄サイクルの効果を決定するように構成される。
本開示特徴の少なくとも1つの態様は、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含む洗浄サイクルの効果を評価する方法を特徴とし、この方法は、洗濯サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する段階と、プロセッサによって、温度データが洗濯閾値温度を超える温度を示している洗濯サイクル内の第1の期間を選択する段階と、プロセッサによって、第1の期間中に収集された温度データに基づいて洗濯効果を決定する段階と、加熱殺菌サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する段階と、温度データが殺菌温度閾値を超える温度を示す加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する段階と、プロセッサによって、第2の期間中に収集された温度データに基づいて殺菌効果を決定する段階と、プロセッサによって、洗濯効果と殺菌効果とに基づいて洗浄サイクルの効果を決定する段階とを含む。
添付の図面は、本明細書に組み込まれてその一部をなすものであって、説明文と併せて本明細書の利点及び原理を説明するものである。これらの図面では、
酵素活性と温度の関係を示すグラフである。 電子インジケータ装置の一実施形態のブロック図である。 電子インジケータ装置の例示的な系統図である。 処理ユニットに含まれ得るいくつかの例示的機能モジュールを示す。 電子インジケータ装置の例示的な流れ図である。 洗濯サイクルの効果を決定する例示的な流れ図である。 加熱殺菌サイクルの効果を決定する例示的な流れ図である。 洗浄サイクルに対応する時間温度曲線を示すグラフである。 電子インジケータ装置の例示的な実施形態の分解図である。 電子インジケータ装置の一実施形態の斜視図である。 電子インジケータ装置によって使用されるスイッチの例示的な実施形態の断面図である。 電子インジケータ装置によって使用されるスイッチの例示的な実施形態の断面図である。 電子インジケータ装置によって使用されるスイッチの例示的な実施形態の断面図である。 電子インジケータ装置をラベルで示す図である。 電子インジケータ装置をラベルで示す図である。 電子インジケータ装置をラベルで示す図である。 洗浄監視システムの例示的な実施形態の系統図である。 2つの洗浄サイクル内の電子インジケータ装置によって収集された温度データの2つのグラフである。 2つの洗浄サイクル内の電子インジケータ装置によって収集された温度データの2つのグラフである。
除染は、物理的及び/又は化学的手段を用いて物体を洗浄するプロセスである。病院や他の医療施設は、多くの場合、熱(蒸気又は湯)を使用して医療機器を除染する。更に、適切な温度の湯で十分な長さの時間洗浄すると、幅広い殺菌効果が提供される。殺菌は、病原性微生物を破壊しかつ/又は除去できるプロセスである。殺菌プロセスは、伝染病を引き起こす可能性のある微生物の成長を破壊又は防止するものである。微生物には、例えば、繁殖期細菌、病原性真菌、及び特別に試験されたウィルスが挙げられる。殺菌プロセスは、加熱殺菌プロセス、化学殺菌剤を使用する化学殺菌プロセス、又はこれらの組み合わせでよい。湯での洗浄は、その低コストと個人及び環境の安全性により、加熱殺菌の一般的方法である。
再使用可能な装置又は物品は、多くの場合、各使用後に洗濯と殺菌を必要とする。そのような装置又は物品、特に医療、歯科、製薬及び獣医診療で使用される洗浄装置又は物品を洗浄する際に、そのような洗浄及び殺菌の効果を監視し保証することが重要である。多くの場合、洗濯及び加熱殺菌プロセスでは、湯や蒸気などの流体が使用される。洗濯プロセス中、湯内で清浄剤と酵素が使用されることもある。有効な洗濯プロセスは、流体を、清浄剤と酵素を活性化するのに適切な温度範囲で十分に長い期間加熱することを必要とすることがある。加熱殺菌プロセスは、流体を最低温度に適切な期間加熱することを必要とすることがある。例えば、ISO 15883−1では、殺菌効果を評価するために値「A」(80℃で秒で表した等価時間の値)が使用される。
この開示の態様は、洗濯機殺菌装置チャンバ内の環境条件を測定し、洗浄サイクル中の環境条件を示す環境データを収集し、収集した環境データに基づいて洗浄サイクルの効果を決定することができる監視装置の実施形態を対象とする。いくつかの例では、洗浄サイクルは、一連の洗濯サイクル、すすぎサイクル、加熱殺菌サイクル、及び乾燥サイクルを含む。いくつかの実施形態では、洗浄サイクルの効果は、1)洗濯サイクル中に収集された温度に基づいて、洗濯効果と呼ばれる洗濯サイクルの効果を決定する段階と、2)殺菌サイクル中に収集された温度に基づいて、殺菌効果と呼ばれる加熱殺菌サイクルの効果を決定する段階と、3)洗濯効果と殺菌効果の両方に基づいて洗浄サイクルの効果を決定する段階との三段階計算によって決定することができる。
洗浄酵素(即ち、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼなど)は、洗濯サイクル中に適切な洗濯温度範囲で活動化され、その範囲は、使用される特定の酵素に依存する。更に、洗浄酵素の活性度は、典型的には、適切な洗濯温度範囲内の温度と線形関係を有し、したがって、洗濯サイクル中の熱当量によって、洗浄酵素の効果を示すことができる。例えば、図1に示されたように、特定の酵素は、温度が30℃〜50℃の温度範囲で高いほど活発である(即ち、温度が高いほど酵素の活性が高い)。
この開示の態様は、また、耐水性、耐圧性及び適切な断熱設計を有する電子インジケータ装置を対象とし、この電子インジケータ装置を洗濯機殺菌装置チャンバ内に配置して、洗浄サイクル中に環境条件を測定し、環境条件を示す環境データを収集することができる。携帯装置は、更に、収集された環境データに基づいて洗浄サイクルの効果を決定し、必要に応じて、装置の一部であるインジケータによって洗浄サイクルの効果を示すことができる。例えば、インジケータは、電子インジケータ装置の外側カバーにLED光を導く光ガイドを備えた一組の発光ダイオード(LED)でよく、緑色光は「合格」(即ち、有効)を示し、又は赤色光は「不合格」(即ち、無効)を示す。
本開示の理解を容易にするために、図2Aは、電子インジケータ装置100の一実施形態のブロック図を示す。装置100は、1つ以上の環境センサ110、プロセッサ120、及び任意選択のインジケータ130を含む。環境センサ110は、環境条件を検出し、環境条件に対応する信号を生成することができる。いくつかの実施形態では、1つ以上の環境センサ110は、周囲環境の温度を検出することができる熱センサを含む。プロセッサ120は、1つ以上のセンサ110に通信で結合され、センサ110によって生成された信号を受け取ることができる。いくつかの実施形態では、装置100は、ハウジング140を有し、ハウジング140内に、プロセッサ120とインジケータ130の少なくとも一部分を配置することができる。いくつかの例では、インジケータ130は、ハウジング140の透明部分を通して見ることができる。
いくつかの実施形態では、装置100は、流体を含む洗濯チャンバ内に配置されるように構成され、ハウジング140の外側は、洗浄サイクル中に流体に接するように構成される。流体は、湯、洗浄酵素を含む湯、蒸気、又は洗浄サイクルで使用される他のタイプの流体でよい。いくつかの例では、流体は、洗浄サイクル中に変更されてもよい。例えば、流体は、洗濯サイクルでは洗浄酵素を含む湯でよく、次に、加熱殺菌サイクルでは何も化学物質を含まない湯に変化してもよい。そのような場合、流体とは、洗浄サイクル中に洗濯チャンバ内で一般に使用される異なるタイプの流体のことを言う。いくつかの構成では、ハウジング140は、プロセッサ120に適切な環境を保証するために耐水と断熱を提供する。処理ユニット120は、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、プロセッサ、PIC(Programmable Interface Controller)、マイクロコントローラ、又はその他の形態の計算装置を含んでよい。
いくつかの実施形態では、1つ以上の環境センサ110は、洗浄サイクル中に流体の温度を示す信号を提供するように構成される。いくつかの実施形態では、環境センサ110は、ハウジング140内に配置される。他のいくつかの実施形態では、環境センサ110は、ハウジング140の外側に配置されるが、ハウジング140内に配置されたプロセッサ120に通信で結合される。更に他の実施形態では、ハウジング140は、内部ハウジングと外部ハウジングの2つの部分を有し、内部ハウジングの外側には環境センサ110が配置され、外部ハウジング内には環境センサ110の少なくとも一部分が配置される。いくつかの例では、プロセッサ120は、1つ以上の環境センサ110から信号を受け取るように構成される。受信信号に基づいて、プロセッサ120は、更に、洗濯サイクルの効果を決定し、加熱殺菌サイクルの効果を決定し、洗濯サイクルの効果と加熱殺菌サイクルの効果とに基づいて洗浄サイクルの効果を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、プロセッサ120は、洗濯サイクル中に記録された受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、温度データが洗濯閾値温度(即ち、35℃)を超える洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、第1の期間中に収集された温度データと洗濯基準温度(即ち、40℃)とに基づいて第1組の温度差(ΔT)を計算する工程と、第1の期間(Δt)の持続時間、即ち第2の持続時間と呼ばれる持続時間と、第1組の温度差(ΔT)とに基づいて洗濯サイクルの効果を決定する工程とによって、洗濯サイクルの効果を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、第1の期間は、温度データが洗濯閾値温度を超えたときに第1の期間の開始時間を決定し、温度データが洗濯閾値温度より低いときに第1の期間の終了時間を決定することによって選択される。いくつかの例では、温度データが、所定の持続時間(例えば、5秒間)の間に洗濯閾値温度より低いときに、第1の期間の終了時間を決定することができる。他のいくつかの場合に、洗濯サイクルの温度が、特定の温度範囲(即ち、30℃〜65℃)内に維持されなければならない場合、第1の期間の終了時間は、温度データが上昇し特定の温度範囲(即ち、65℃超え)を超える前に温度データが洗濯閾値温度より低下する最終時間として決定することができる。いくつかの実施形態では、洗濯サイクル(E)の効果は、所定の10のΔT/10累乗和
Figure 0005933119
と第1の持続時間(Δt)の両方と比例することができる。いくつかの特定の実施形態では、洗濯サイクル(W)の効果は、式(1)を使用して計算することができ、式中、Tは、第1の期間中に収集された温度データを示し、Wは、洗濯基準温度を示し、kは、所定の数である。
Figure 0005933119
いくつかの実施形態では、プロセッサ120は、更に、受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、加熱殺菌サイクル内の温度データが殺菌閾値温度(即ち、65℃)を超える第2の期間を選択する工程と、第2の期間中に収集された温度データと殺菌基準温度(即ち、80℃)とに基づいて第2組の温度差(ΔT)を計算する工程と、第2の期間(Δt)の持続時間(即ち、は第2の持続時間と呼ばれる)と第2組の温度差(ΔT)とに基づいて加熱殺菌サイクルの効果を決定する工程とによって、加熱殺菌サイクルの効果を決定するように構成される。いくつかの実施形態では、第2の期間は、温度データが殺菌閾値温度を超えたときに第2の期間の開始時間を決定し、温度データが殺菌閾値温度より低くなったときに第2の期間の終了時間を決定することによって選択される。いくつかの例では、2の期間の終了時間は、温度データが、所定の持続時間(例えば、5秒間)殺菌閾値温度より低いときに決定されうる。いくつかの実施形態では、加熱殺菌サイクル(D)の効果は、所定の10のΔT/10累乗和
Figure 0005933119
と第2の持続時間(Δt)の両方に比例することができる。いくつかの特定の実施形態では、加熱殺菌サイクル(D)の効果を式(2)を使用して計算することができ、式中、Tは、第2の期間中に収集された温度データを示し、Dは、殺菌基準温度を示し、kは、所定の数である。
Figure 0005933119
いくつかの実施形態では、洗濯サイクルの効果が、洗濯効果閾値以上で、加熱殺菌サイクルの効果が、殺菌効果閾値以上である場合、プロセッサ120は、満足な洗浄サイクルを示す「合格」信号を生成することができる。洗濯効果閾値と殺菌効果閾値は、実験結果、国若しくは地域の規格、又は国際基準に基づいて選択することができる(即ち、人間の皮膚に接触して使用される装置の殺菌効果閾値として3,000が使用されることが多い)。洗濯サイクルの効果が、所定の洗濯効果閾値より低く、かつ/又は加熱殺菌サイクルの効果が、殺菌効果閾値より低い場合、プロセッサ120は、無効な洗浄サイクルを示す「不合格」信号を生成することができる。「合格」又は「不合格」信号は、プロセッサに通信で結合されたインジケータ130によって受け取ることができる。いくつかの実施形態では、インジケータは、ハウジング140の透明部分を通る可視光を生成するように構成される。インジケータは、プロセッサによって決定された洗浄サイクルの効果の可視指示を、例えば「合格」を示す緑色光と「不合格」を示す赤色光によって示すように構成される。いくつかの実施形態では、インジケータ130は、照明装置、発光ダイオード(LED)装置、小型電子表示装置などを含むがこれに限定されない携帯装置内に配置されるのに適した任意のタイプの表現装置によって実現されうる。
図2Bは、電子インジケータ装置200の例示的な系統図を示す。この実施形態では、装置200は、電源ユニット210、処理ユニット220、任意選択の通信ユニット230、任意選択のインジケータ240、任意選択のスイッチユニット250、任意選択のデータ記憶ユニット260、任意選択のクロックモジュール270、及びセンサモジュール280を含むことができる。いくつかの例では、装置200は、一部又はすべての構成要素を収容するハウジング290を含むことができる。装置200は、例えば、データ収集状態、データ分析状態、送信状態、スタンバイ状態などを含むいくつかの状態を有することができる。
処理ユニット220は、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、プロセッサ、PIC(プログラム可能なインタフェースコントローラ)、マイクロコントローラ、信号処理回路、又は任意の他の形態のコンピューティング装置又は回路を含むことができる。センサモジュール280は、処理ユニット220に通信で結合される。センサモジュール280は、例えば、熱センサ、方位センサ、化学センサ、pH(電位水素)センサ、水導電率センサなどを含む1つ以上のセンサを含むことができる。処理ユニット220は、センサモジュール280内の1つ以上のセンサから信号を受け取る。受信された信号は、例えば、デジタルストリーミング信号、デジタル離散的信号、アナログストリーミング信号、又はアナログ量であってもよい。
電源ユニット210は、1つ以上の再充電可能な電池を含んでよい。しかし、いくつかの例では、電源ユニット210は、1つ以上の使い捨て電池を含み得る。いくつかの他の場合では、電源ユニット210は、充電のための外部電源に接続するために専用のポートを有し得る。特定の実施形態では、センサモジュール280のセンサは、外部電源への接続が確立されたときに動作不能にされる。
いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置200は、通信ユニット230を含むことができる。通信ユニット230は、ハウジング内に配置され、信号とデータを送受信するように構成されうる。通信ユニット230は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、Bluetooth規格、IEEE 802規格(例えばIEEE 802.11)、ZigBee若しくはIEEE 802.15.4規格に基づいた類似の仕様、又は他の公知又は独自の無線プロトコルなどの既知の通信規格に適合するインタフェースなどの短距離無線通信インタフェースのうちの1つ以上を提供する電子機器を含んでよい。通信ユニット230は、また、例えば、広域ネットワーク(WAN)、セルラネットワークインタフェース、衛星通信インタフェースなどを含む長距離通信インタフェースの1つ以上を提供する電子回路を含むことができる。いくつかの例では、電子インジケータ装置200は、通信ユニット230によってコマンドを受け取り、装置200の構成又は状態を修正することができる。いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置200は、装置200の状態を変更するように構成されたスイッチユニット250を含むことができる。スイッチユニット250は、ハウジング290内に配置されうる。スイッチユニット250には、例えば、重力スイッチ、ボールスイッチ、水銀スイッチなどが挙げられる。
いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置200は、データ記憶ユニット260を含むことができる。データ記憶ユニット260は、センサモジュール280によって生成された信号及び/又は処理ユニット220によって生成された処理データを記憶するように構成される。データ記憶ユニット260には、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ダイナミックRAM、スタティックRAMなどが挙げられる。他のいくつかの実施形態では、電子インジケータ装置200は、サンプリングレートを調整し、センサモジュール280によって生成された信号のタイムスタンプを提供し、かつ/又は他のタイミング要求を提供するために使用できるクロックモジュール270を含むことができる。クロックモジュール270は、例えば、発振器、水晶発振器などを含むことができる。
図2Cは、処理ユニット220に含まれ得るいくつかの例示的機能モジュールを示す。これらの機能モジュールは、プロセッサ、アナログ又はデジタル回路、又はこれらの組み合わせ上で実行するソフトウェア又はファームウェアによって実現されうる。いくつかの例では、処理ユニット220は、センサモジュールから受信された信号の品質を改良するためにアナログ及び/又はデジタルフィルタリングを行うフィルタリングモジュール222を有してもよい。いくつかの例では、処理ユニット220は、フィルタリングモジュール222によってフィルタリングされた受信信号又は信号に基づいて洗濯サイクルの効果を決定する洗濯サイクル信号処理モジュール224を含むことができ、信号は、センサモジュールによって生成され、洗濯サイクル中に環境条件と関連付けられる。いくつかの例では、処理ユニット220は、フィルタリングモジュール222によってフィルタリングされた受信信号又は信号に基づいて加熱殺菌サイクルの効果を決定する殺菌サイクル信号処理モジュール226を含むことができ、信号は、加熱殺菌サイクル中、センサモジュールによって生成され環境条件と関連付けられる。いくつかの例では、処理ユニット220は、洗濯サイクル信号処理モジュール224と殺菌サイクル信号処理モジュール226の計算結果に基づいて洗浄サイクルの全体的な効果を決定する分析モジュール228を含むことができる。
図3Aは、電子インジケータ装置(Eインジケータ)の例示的な流れ図を示す。最初に、Eインジケータは、パワーオフ状態又はスタンバイ状態である(工程300)。次に、Eインジケータは、スイッチの状態(即ち、スイッチユニット内のスイッチによって示された集合的状態)の変化によって活動化される。Eインジケータは、スイッチの状態を評価する(工程310)。スイッチが、データ収集状態の場合、Eインジケータは、センサ信号を測定し記録し始める(工程315)。データ収集状態で、Eインジケータは、典型的には、洗浄サイクル中ずっと洗濯機殺菌装置の洗濯チャンバ内に配置される。スイッチがデータ分析状態の場合、Eインジケータは、記録されたセンサ信号を分析し、洗浄サイクルの効果を決定し始める(工程320)。いくつかの実施形態では、Eインジケータは、洗浄サイクルが完了し、完了洗浄サイクルのセンサ信号が記録された後でデータ分析状態になる。他のいくつかの例では、Eインジケータは、Eインジケータがデータ収集状態の間にデータ収集プロセス中にセンサ信号が測定され記録された後(即ち、データ収集プロセスの完了前)でデータを分析することができる。スイッチがデータ送信状態の場合、Eインジケータは、データ収集装置にデータを送信し始める(工程325)。データ収集装置は、データレポジトリを有する独立型収容装置でよい。データ収集装置は、また、データを受け取り、データを分析し、データをデータレポジトリに記憶するように構成されるサーバでよい。
洗濯機殺菌装置の洗浄サイクルは、洗濯サイクル、すすぎサイクル、加熱殺菌サイクル、及び乾燥サイクルを含むことができる。洗浄サイクルの効果を決定する際、有効な洗濯サイクルと有効な殺菌サイクルを有することが重要である。すすぎサイクル中の温度が、洗濯サイクル中の温度及び殺菌サイクル中の温度より低いので、洗濯サイクルの終了は、収集された温度信号が、すすぎ閾値温度(即ち、30℃)より低いとき、又は収集された温度信号が、特定の期間(即ち、5秒間)のすすぎ閾値温度(即ち、30℃)より低い時間として決定されうる。洗濯サイクルの効果は、洗濯サイクル中の入熱と密接に関連するので、洗濯サイクルの効果は、洗濯サイクル中に収集された温度データに基づいて決定されうる。同様に、加熱殺菌サイクルの効果は、加熱殺菌サイクル中の入熱と密接に関連するので、加熱殺菌サイクルの効果は、加熱殺菌サイクル中に収集された温度データに基づいて決定されうる。
いくつかの実施形態では、洗浄サイクルの効果を評価する方法は、洗濯サイクル中に収集された温度データを受信する工程と、処理ユニットによって、温度データが洗濯閾値温度を超える洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、処理ユニットによって、第1の期間中に収集された温度データと洗濯基準温度との第1組の温度差に基づいて洗濯効果を決定する工程と、加熱殺菌サイクル中に収集された温度データを受信する工程と、処理ユニットによって、温度データが殺菌温度閾値を超えている加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する工程と、処理ユニットによって、第2の期間中に収集された温度データと殺菌基準温度との第2組の温度差に基づいて殺菌効果を決定する工程と、処理ユニットによって、洗濯効果と殺菌効果とに基づいて洗浄サイクルの効果を決定する工程とを含む。図4は、洗濯サイクル、すすぎサイクル、殺菌サイクル、及び乾燥サイクルを含む洗浄サイクルに対応する時間温度曲線を示すグラフである。図示されたようないくつかの実施形態では、洗濯閾値温度は、洗濯基準温度より低くてもよく、殺菌閾値温度は、殺菌基準温度より低くてもよい。
図3Bは、洗濯サイクルの効果を決定する例示的な流れ図を示す。いくつかの実施形態では、図3Bに示された流れ図は、図2Cに洗濯サイクル信号処理モジュール224によって実現されうる。最初に、洗濯サイクル(工程300B)の熱当量値を記憶するために使用される洗濯効果(W)変数を初期化する。次に、洗濯サイクル中に収集された温度データを受信する(工程310B)。温度データは、様々なサンプルレート(例えば、1つの温度データが0.5秒ごとに記録される)を使用して収集されうる。洗濯サイクルの温度データがあるかどうかを確認し(工程320B)、ある場合は、時間系列にしたがって1つのサンプルデータ(即ち、1つのサンプリングされた温度データ)を取得する(工程330B)。サンプルデータを洗濯閾値温度と比較し(工程340B)、サンプルデータが洗濯閾値温度より大きい場合は、Wを更新する(工程350B)。分析されるサンプルデータがそれ以上ない場合は、Wを出力する(工程360C)。洗濯サイクルが有効かどうかを決定する際、Wは、所定の洗濯効果閾値(即ち、20,000)と比較されうる。Wが、所定の洗濯効果閾値以上の場合、洗濯サイクルは合格である。Wが、所定の洗濯効果閾値より低い場合、洗濯サイクルは不合格である。
いくつかの実施形態では、洗濯サイクルの期間(期間W)は、開始時間を温度データが洗濯閾値温度を超えたときの時間として、終了時間を温度データが少なくとも特定の期間(即ち、5秒、10秒間など)洗濯閾値温度より低い時間として選択することができる。他のいくつかの実施形態では、洗濯サイクルの期間(期間W)は、温度データの少なくとも90%が洗濯閾値温度を超える期間として選択することができる。これらの実施形態では、洗濯サイクルの効果(洗濯効果)は、期間W中にセンサユニットによって収集される温度信号に基づいて決定されうる。いくつかの例では、洗濯サイクルの効果は、期間Wの持続時間(Δt)と線形関係にあることが決定されうる。他のいくつかの例では、洗濯効果は、持続時間(Δt)、期間W中に収集された温度データ、及び洗濯基準温度に基づいて決定されうる。いくつかの実施形態では、摂氏単位の洗濯基準温度から、期間Wに収集された温度データの第1組の温度差(ΔT)を計算することができ、洗濯サイクルの効果が、
Figure 0005933119
と比例すると決定されうる。
図3Cは、加熱殺菌サイクルの効果を決定する例示的な流れ図を示す。いくつかの実施形態では、図3Cに示された流れ図は、図2Cの殺菌サイクル信号処理モジュール226によって実施されうる。最初に、加熱殺菌サイクルの熱当量値を記憶するために使用される殺菌効果(D)変数を初期化する(工程300C)。次に、加熱殺菌サイクル中に収集された温度データを取得する(工程310C)。加熱殺菌サイクルの温度データがまだ他にあるかどうかを確認し(工程320C)、ある場合は、時間系列にしたがって1つのサンプルデータ(即ち、1つのサンプリング温度データ)を取得する(工程330C)。サンプルデータを殺菌閾値温度(即ち、65℃)と比較し(工程340C)、サンプルデータが殺菌閾値温度より大きい場合は、Dを更新する(工程350C)。分析するサンプルデータがそれ以上ない場合は、Dを出力する(工程360C)。加熱殺菌サイクルが有効かどうか決定する際、Dを所定の殺菌効果閾値(即ち、3,000)と比較することができ、Dが、所定の殺菌効果閾値以上の場合は、加熱殺菌サイクルが合格であり、Dが、所定の殺菌効果閾値より低い場合は、加熱殺菌サイクルは不合格になる。
いくつかの実施形態では、殺菌サイクルの期間(期間D)は、少なくとも特定の期間(即ち、5秒、10秒など)、温度データが殺菌閾値温度を超えるときの時間として開始時間を、温度データが殺菌閾値温度より低くなるときの時間として終了時間を選択されうる。いくつかの実施形態では、殺菌サイクルの期間(期間D)は、温度データの少なくとも90%が殺菌閾値温度を超える期間として選択されうる。これらの実施形態では、加熱殺菌サイクル(殺菌効果)の効果は、期間D中にセンサモジュールによって収集される温度信号に基づいて決定されうる。いくつかの例では、殺菌効果は、期間Dの持続時間(Δt)と線形関係にあることが決定されうる。他のいくつかの例では、殺菌効果は、持続時間(Δt)、期間Dの間に収集された温度データ、及び殺菌基準温度に基づいて決定されうる。いくつかの実施形態では、摂氏単位の殺菌基準温度から、期間Dに収集された温度データの第1組の温度差(ΔT)を計算することができ、殺菌効果は、
Figure 0005933119
と比例するように決定されうる。洗浄サイクルの効果は、洗濯効果と殺菌効果に基づいて決定されうる。いくつかの例では、洗浄サイクルは、洗濯効果が、所定の洗濯効果閾値より大きく、かつ殺菌効果が、所定の殺菌効果より大きい場合に、有効になるように決定されうる。
図5Aは、電子インジケータ装置500の例示的な実施形態の分解図である。この実施形態では、装置500は、上側カバー510と下側カバー512を含む外部ハウジング、内部ハウジング520、流体口530、回路基板535、熱センサ540、バッテリ550、光ガイド560及びスイッチ570を含む。いくつかの実施形態では、流体口530は、外部ハウジングカバー(510の及び/又は512)の1つ又は両方に配置され、熱センサ540の大きな表面領域が流体に接することができるように構成されうる。いくつかの例では、流体口530は、図5Aに示されたように、相対的に小さいサイズ(即ち、長さ2cm及び幅0.5cm未満)を有するように設計される。他のいくつかの例では、流体口530は、複数の孔を有することができ、その場合、各孔は、ほぼ円形であり、5mm未満の直径を有することができる。
いくつかの実施形態では、内部ハウジング520は、十分な断熱性、耐圧性、防水性ハウジングを提供するために、ホットメルト層、アスベスタ、フォーム、ガラス玉などによって実施されうる。(即ち、0.5mm〜2mm)他のいくつかの実施形態では、内部ハウジング520は、相対的に高い耐熱性を提供するために複数のホットメルト層を含むことができる。ホットメルト層は、ポリアミド、ポリウレタン、エチレンと酢酸ビニルの共重合体、及び無水マレイン酸やポリエチレンアルファオレフィン高分子などの極性の高い化学種で改質されたオレフィン高分子を含むがこれらに限定されないホットメルト材料を使用することができる。
いくつかの実施形態では、回路基板535は、内部ハウジング520内に封止され、熱センサ540によって生成された信号を受け取り、必要に応じて受信信号を処理しかつ/又は受信信号を分析して洗浄サイクルの効果を決定し、必要に応じて受信信号と処理データを記憶できる処理ユニットを収容する。いくつかの例では、回路基板535は、装置500内の様々な構成要素間の電気接触と通信接触、(例えば、熱センサ540、バッテリ550及びスイッチ570間の接触)を提供することができる。いくつかの実施形態では、光ガイド560は、光源(図5Aに示されていない)から放射する光が外部ハウジングカバー(510の及び/又は512)の1つ又は両方で見えるように透明材料でよい。バッテリ550は、回路基板535と熱センサ540に電源を提供することができる。スイッチ570は、電子インジケータ装置500の状態を変更するように構成される。図5Aに示されたようないくつかの実施形態では、回路基板535、バッテリ550、光ガイド560及びスイッチ570は、内部ハウジング520内に封入される。
図5Bは、電子インジケータ装置500Bの一実施形態の斜視図である。示された実施形態では、装置500Bは、ラベル510B、インジケータ520B、流体口530B、熱センサ540B、及び外部ハウジング550Bを含む。ラベル510Bは、後で詳述される装置500Bの状態を示すために使用されうる。熱センサ540Bは、例えば、白金ロジウムセンサを含む周囲環境の温度を検出できる任意のタイプの熱センサ又は温度センサでよい。インジケータ520Bは、外部ハウジング550Bから目に見える任意選択の光ガイドを有する任意のタイプの光源でよい。インジケータ520Bは、洗浄監視の状態を提供し、例えば、点滅光はデータ収集が進歩中であることを示し、消灯はスタンバイ状態を示し、緑色光は「合格」洗浄サイクルを示し、赤色光は「不合格」洗浄サイクルを示すことができる。
図6A、図6B及び図6Cは、電子インジケータ装置605によって使用されるスイッチ600の例示的な実施形態の断面図を示し、スイッチ600は、3つの図面で3つの異なる状態を呈する。図示された実施形態では、スイッチ600は、ボールスイッチ601とボールスイッチ602を含むことができる。ボールスイッチ601とボールスイッチ602は、装置605の位置と向きによって様々な状態をとることができる。例えば、図6Aでは、ボールスイッチ601が「オン」、ボールスイッチ602が「オフ」であり、装置605は、片面が上に向いた状態で水平に配置されている。装置605の処理ユニットは、装置605の状態を変化させる入力としてボールスイッチ600の状態を取得することができる。例えば、装置605は、ボールスイッチ601が「オン」でボールスイッチ602が「オフ」のときにデータ収集状態(図6A)、ボールスイッチ601及びボール602が両方とも「オフ」のときにデータ分析状態/スタンバイ状態、(図6B)、及びボールスイッチ601が「オフ」ボールスイッチ602が「オン」のときにデータ送信状態(図6C)でよい。
図7A、図7B、図7Cは、図6A、図6B及び図6Cに示されたようなそれぞれの状態を有する電子インジケータ装置605に対応するラベルを有する電子インジケータ装置705を示す。電子インジケータ装置705上のラベルは、装置705の状態を示すために使用されうる。図7Aでは、ラベル710「収集」が上を向いた状態で水平に配置された装置705は、データ収集状態の装置705を示すことができる。同様に、図7Cでは、ラベル712「送信」が上に向いた状態で水平に配置された装置705は、データ送信状態の装置705を示すことができる。図7Bでは、装置705は、垂直に配置され、データ分析状態/スタンバイ状態を示す。示された実施形態では、電子インジケータ装置705は、洗浄サイクル中に洗濯機殺菌装置の洗濯チャンバ内で、ラベル710「収集」が上向きの状態で水平に配置されうる。洗浄サイクルが完了した後、電子インジケータ装置705を洗濯チャンバから取り出し垂直に配置して、データ分析プロセスを開始することができる。電子インジケータ装置705が、「合格」又は「不合格」の指示を示した後で、装置705は、データを送信するためにラベル712「伝送」が上向きの状態で水平に配置されてもよく、又は装置705は、所定の期間期間(例えば、2分)に「合格」又は「不合格」指示を垂直位置で提供した後でスタンバイ状態に変化してもよい。あるいは、装置705は、装置705がデータ送信を完了した後でスタンバイ状態に変化してもよい。
いくつかの実施形態では、洗濯機殺菌装置のモニタ効果を監視する洗浄監視システム内で、1つ以上の電子インジケータ装置を使用することができる。図8は、洗浄監視システム800の例示的な実施形態の系統図を示す。洗浄監視システム800は、いくつかの電気的インジケータ装置810と監視サーバ820を含む。電子インジケータ装置810は、洗濯チャンバ内に配置され、洗浄サイクルの効果を監視するように構成され、各洗浄サイクルは、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含む。いくつかの例では、電子インジケータ装置810は、洗濯チャンバ内の温度を検出し、その温度と関連した信号を生成するように構成された熱センサを含む。他のいくつかの例では、電子インジケータ装置810は、熱センサに通信で結合され、熱センサから信号を受け取り、受信信号に基づいて洗浄サイクルの効果を決定するように構成されたプロセッサを含むことができる。いくつかの例では、電子インジケータ装置810は、更に、プロセッサ及び/又は熱センサに通信で結合され、監視サーバ820に信号とデータを送信し、監視サーバ820からコマンドを受信することができる無線トランシーバを含むことができる。いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置810は、熱センサによって収集された信号及び/又はプロセッサによる処理データを無線トランシーバによって送信することができる。いくつかの例では、電気的インジケータ装置810は、プロセッサに通信で結合され、プロセッサによって決定された洗浄サイクルの効果を示すように構成されたインジケータを含むことができる。
いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置810は、装置810の状態が「データ収集状態」に変更されたときにデータを記録始めることができる。装置810は、必要に応じて、装置810の向き及び/又は位置に基づいて、その状態を変更することができるスイッチを含むことができる。装置810は、更に、装置が特定の位置及び/又は向きにあるときに装置810の状態を示すラベルを含むことができる。例えば、スイッチ状態は、装置が、データ収集状態を示すラベル(即ち、「収集」など)のある側が上向きの状態で水平に置かれているときに「データ収集状態」、データ送信状態を示すラベル(即ち、「伝送」など)のある側が上向きの状態で水平に置かれているときに「データ送信状態」、装置が縦方向に配置されているときに「データ分析状態」又は「スタンバイ状態」でよい。いくつかの実施形態では、装置810の状態は、また、監視サーバ820から送られたコマンドに応じて変更されてもよい。
いくつかの実施形態では、監視サーバ820は、1つ以上の電子インジケータ装置810から送られた信号とデータを受信するように構成された無線トランシーバを含むことができる。監視サーバ820は、受信した信号とデータを記憶するように構成されたデータ記憶ユニットを含むことができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、電子インジケータ装置810は、プロセッサを含まず、温度データは、分析のために監視サーバ820に送信される。そのような実施形態では、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含む洗浄サイクル中に収集された信号を受信した後で、監視サーバ820は、図3Bに示されたプロセスと類似のプロセスを使用して洗濯サイクル(W)の効果を決定し、図3Cに示されたプロセスと類似のプロセスを使用して加熱殺菌サイクル(D)の効果を決定し、次にW及びDに基づいて洗浄サイクルの効果を決定する処理ユニットを含むことができる。
例1:洗濯機殺菌装置Getinge 46の使用。濃度0.25%と希釈率400を有する酵素クリーナプロテアーゼを使用する。TOSI(検査対象外科用器具:Test Object Surgical Instrument)を使用して洗浄効率を確認する。洗浄サイクルの前に、電子インジケータ装置と洗浄する器具、及び10個のTOSIを洗濯機殺菌装置の洗濯チャンバに入れる。10個のTOSIは、洗濯チャンバ内の異なるスタンド内に配置される。洗濯サイクルを50℃で5分間酵素洗浄剤で実行し、加熱殺菌サイクルを90℃で1分間実行する。電子インジケータ装置によって収集された温度データを図9Aに示す。W=40℃とk=10の場合に式(1)を使用した洗濯効果の計算結果は、W=16783である。式(2)(D=80℃及びk=10)を使用した殺菌効果の計算結果は、D=2797.54である。10%のTOSI(即ち、1 TOSI)インジケータは、不十分な洗浄効率を示す。
例2:洗濯機殺菌装置Getinge 46の使用。濃度0.25%と希釈率400の酵素クリーナプロテアーゼを使用する。TOSI(検査対象外科用器具)を使用して洗浄効率を確認する。洗浄サイクルにかける前に、電子インジケータ装置と洗浄する機器、及び10個のTOSIを洗濯機殺菌装置の洗濯チャンバに入れる。10個のTOSIは、洗濯チャンバ内の異なるスタンド内に配置される。洗濯サイクルを60℃で1分間酵素クリーナで実行し、加熱殺菌サイクルを90℃で1分間実行する。電子インジケータ装置によって収集された温度データを図9Bに示す。W=40℃でk=10の場合に式(1)を使用した洗濯効果の計算結果は、W=28040.76である。式(2)(D=80℃、k=10)を使用した殺菌効果の計算結果は、D=2797.54である。全てのTOSI(即ち、1 TOSI)インジケータが、十分な洗浄効率を示した。
例示的な実施形態
1.流体を含む洗濯チャンバ内に配置されるように構成された、洗浄サイクルの効果を決定するための装置であって、洗浄サイクルが、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含み、
ハウジングであって、ハウジングの外部が流体に接するように構成されたハウジングと、
流体の温度を示す信号を提供するように構成された熱センサであって、熱センサの少なくとも一部分が、ハウジング内に配置された熱センサと、
ハウジング内に配置され、通信で熱センサに結合されたプロセッサであって、
熱センサから信号を受信し、受信信号に基づいて、
洗濯サイクルの効果を決定し、
加熱殺菌サイクルの効果を決定し、
洗濯サイクルの効果と加熱殺菌サイクルの効果とに基づいて洗浄サイクルの効果を決定するように構成されたプロセッサと、を含む、装置。
2.実施形態1の装置であって、プロセッサが、更に、
洗濯サイクル中に収集された受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、
温度データが洗濯閾値温度を超える洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、
第1の期間中に収集された温度データと洗濯基準温度とに基づいて第1組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
第1の期間の持続時間と第1組の温度差とに基づいて洗濯サイクルの効果を決定する工程とによって洗濯サイクルの効果を決定するように構成された、装置。
3.実施形態2の装置であって、プロセッサが、更に、
加熱殺菌サイクル中に収集された受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、
温度データが殺菌閾値温度を超える加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する工程と、
第2の期間中に収集された温度データと殺菌基準温度とに基づいて第2組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
前記第2の期間の持続時間と第2組の温度差とに基づいて加熱殺菌サイクルの効果を決定する工程とによって加熱殺菌サイクルの効果を決定するように構成された、プロセッサ。
4.実施形態2の装置であって、プロセッサが、更に、
洗濯サイクルの効果が
Figure 0005933119
と比例することを決定するように構成され、式中、kは、所定の数であり、第1の期間の持続時間である、装置。
5.実施形態3の装置であって、プロセッサが、更に、
加熱殺菌サイクルの効果が
Figure 0005933119
と比例することを決定するように構成され、式中、kは、所定の数であり、第2の期間の持続時間である、装置。
6.実施形態1の装置であって、更に、プロセッサに通信で結合され、プロセッサによって決定された洗浄サイクルの効果を示すように構成されたインジケータを含み、
前記ハウジングが、透明部分を有し、インジケータが、ハウジングの透明部分を通して目に見える、装置。
7.実施形態1の装置であって、更に、
前記ハウジングに配置され、前記温度データを送信するように構成された通信ユニットを含む、装置。
8.実施形態1の装置であって、更に、
ハウジング内に配置され、装置の状態を変更するように構成されたスイッチを含む、装置。
9.実施形態1の装置であって、更に、
ハウジング上に配置され、熱センサが流体に接することができるように構成された流体口を含む、装置。
10.洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルとを含む洗浄サイクルの効果を評価する方法であって、
洗濯サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する工程と、
プロセッサによって、温度データが洗濯閾値温度を超える温度を示す洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、
プロセッサによって、第1の期間中に収集された温度データに基づいて洗濯効果を決定する工程と、
加熱殺菌サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する工程と、
温度データが、殺菌温度閾値を超える温度を示す加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する工程と、
プロセッサによって、第2の期間中に収集された温度データに基づいて殺菌効果を決定する工程と、
プロセッサによって、洗濯効果と殺菌効果とに基づいて洗浄サイクルの効果を決定する工程と、を含む、方法。
11.実施形態10の方法であって、更に、
洗浄サイクルの効果をインジケータによって示す工程と、を含む、方法。
12.実施形態10の方法であって、洗濯効果が、第1の期間の持続時間に線形関係を有する、方法。
13.実施形態10の方法であって、更に、
摂氏単位で洗濯基準温度から第1の期間に収集された温度データの第1組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
洗濯効果が
Figure 0005933119
と比例することを決定する工程と、を含む、方法。
14.実施形態10の方法であって、殺菌効果が、第2の期間の持続時間に線形関係を有する方法。
15.実施形態10の方法であって、更に、
摂氏単位の殺菌基準温度から第2の期間に収集された温度データの第2組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
殺菌効果が
Figure 0005933119
と比例することを決定する工程と、を含む、方法。
16.実施形態10の方法であって、更に、
通信ユニットを介して、洗濯サイクルの温度データと時間データ、及び殺菌サイクルの温度データと時間データを送信する工程を含む、方法。

Claims (7)

  1. 流体を含む洗濯チャンバ内に配置されるように構成された、洗浄サイクルの効果を決定するための装置であって、前記洗浄サイクルが、洗濯サイクルと加熱殺菌サイクルを含み、
    ハウジングであって、前記ハウジングの外部が、前記流体に接するように構成されたハウジングと、
    前記流体の温度を示す信号を提供するように構成された熱センサであって、前記熱センサの少なくとも一部分が前記ハウジングに配置された熱センサと、
    前記ハウジング内に配置され、前記熱センサに通信で結合されたプロセッサと
    を含み、前記プロセッサが、
    前記熱センサから信号を受信し、前記受信信号に基づいて、
    前記洗濯サイクルの効果を決定し、
    前記加熱殺菌サイクルの効果を決定し、
    前記洗濯サイクルの前記効果と前記加熱殺菌サイクルの効果とに基づいて前記洗浄サイクルの効果を決定する
    ように構成された、装置。
  2. 前記プロセッサが、更に、
    前記洗濯サイクル中に収集された前記受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、
    前記温度データが洗濯閾値温度を超える間に前記洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、
    前記第1の期間中に収集された前記温度データと洗濯基準温度とに基づいて第1組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
    前記第1の期間の持続時間と前記第1組の温度差とに基づいて前記洗濯サイクルの効果を決定する工程と、
    によって前記洗濯サイクルの効果を決定するように構成された、請求項1に記載の装置。
  3. 前記プロセッサが、更に、
    前記加熱殺菌サイクル中に収集された前記受信信号に基づいて温度データを生成する工程と、
    前記温度データが殺菌閾値温度を超える間に前記加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する工程と、
    前記第2の期間中に収集された前記温度データと殺菌基準温度とに基づいて第2組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
    前記第2の期間の持続時間と前記第2組の温度差とに基づいて前記加熱殺菌サイクルの効果を決定する工程と
    によって加熱殺菌サイクルの効果を決定するように構成された、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ハウジング上に配置され、前記熱センサが前記流体に接することを可能にするように構成された流体口を更に含む、請求項1に記載の装置。
  5. 洗濯サイクル及び加熱殺菌サイクルを含む洗浄サイクルの効果を評価する方法であって、
    前記洗濯サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する工程と、
    プロセッサによって、前記温度データが洗濯閾値温度を超える温度を示す前記洗濯サイクル内の第1の期間を選択する工程と、
    前記プロセッサによって、前記第1の期間中に収集された前記温度データに基づいて洗濯効果を決定する工程と、
    前記加熱殺菌サイクル中に収集された温度データと時間データを受信する工程と、
    前記温度データが殺菌温度閾値を超える温度を示す間に前記加熱殺菌サイクル内の第2の期間を選択する工程と、
    前記プロセッサによって、前記第2の期間中に収集された前記温度データに基づいて殺菌効果を決定する工程と、
    前記プロセッサによって、前記洗濯効果と前記殺菌効果とに基づいて前記洗浄サイクルの効果を決定する工程と、
    を含む方法。
  6. 前記洗濯効果が、前記第1の期間の前記持続時間に線形関係を有する、請求項に記載の方法。
  7. 摂氏単位の洗濯基準温度から前記第1の期間に収集された前記温度データの第1組の温度差(ΔT)を計算する工程と、
    前記洗濯効果が
    Figure 0005933119
    と比例することを決定する工程と、
    を更に含む、請求項に記載の方法。
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