JP5932077B1 - 成分分析用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査液の複数の成分の分析を機械化・自動化することができる成分分析用容器を提供する。【解決手段】成分分析用容器1は、回転軸7の周りに液体注入口3が形成され、その外周側に流路5を通して連通する測定室4が形成され、流路5は、外周方向に向かって下がる傾斜面5aを有し、液体注入口3から流路5を通って注入された検査液が、成分分析用容器1の回転軸7の周りの運動により測定室4で攪拌される。【選択図】図1

Description

本発明は、試料分析において、一つの検査液中に含まれる複数の成分の分析に好適な成分分析用容器に関する。
例えば、農業の分野において、農作物の育成状態の管理のため、農作物の生育環境における土壌成分の分析が広く行われている。
一般的に、土壌分析装置は、それぞれの土壌抽出液をその都度複数の試験管に目盛り付のスポイトで計量しながら注入し、その後、土壌成分毎に決められた試薬および希釈液を試験管に注入し発色させる。そして、比色表、比濁表、または、吸光光度法等を用いて数値換算することで測定が行われている。
しかしながら、上述の測定方法は、それぞれの土壌抽出液に試薬を混合する必要があるため、繰り返し作業が多くなる。また、測定したい土壌成分に応じた試薬を準備する必要もあり、煩雑性が高い。
土壌分析を頻繁に行うことにより、圃場ごとの細かい分析や、作付けごとの分析を行うことで、前作の影響を考慮した施肥設計を行うことができる。また、成育期間の長い作物についてはより短いスパンで定期的に分析を行うことで、追肥のタイミングや量を最適化することができる。したがって、このような土壌分析を行うことにより、収穫量の増加や品質の安定化が望める。
しかしながら、上述した煩雑性の高さから分析の頻度を高めることは困難である。
このような繰り返し作業を含む測定方法、同一の検査液から複数の成分に対しアプローチを行う測定方法は、土壌分析に限らずいくつか存在する。近年では、このような煩雑さを解決するための、簡易な方法で検査液と試薬等とを混合し、成分を分析する手法が提案されている。例えば、特許文献1には、生化学反応の検出や分析等に用いる試料分析容器が開示されている。
図8は、特許文献1に記載の試料成分分析用容器100を示す平面図である。図8に示すように、試料成分分析用容器100は、基材101上に、複数のウェル102と、各ウェル102に溶液、例えば液体試料を送液するための流路を有している。流路は、各ウェル102に送液するために、少なくとも各ウェル102と連絡する一つの主流路103を有し、さらに主流路103とウェル102とをつなぐ側路105を有する。主流路103の端部には注入口(INLET)が、他方の端部には空気の脱出口を兼ねた出口(OUTLET)が形成されている(図中ではINLET/OUTLET107)。
試料成分分析用容器100では、この注入口(INLET107)から液体試料が導入され、導入された液体試料が、主流路103から検査部であるウェル102に遠心力によって送液される。そして、送液された液体試料と、ウェル102に固定された試薬とを反応させて、その反応を観察する。
また、試料成分分析用容器100では、主流路103とウェル102との連絡口が、試料成分分析用容器100を回転させる前の段階では、ウェル102に溶液が浸入しない程度の幅及び断面積になっている。さらに、ウェル102の外周側と中心側の壁面と親水性が異なっている。これにより、ウェル102の外周側に試薬を固定することができるとともに、試料成分分析用容器100を回転させる前に試薬が混ざり、液体試料が汚染されることを防いでいる。また、試料成分分析用容器100では、主流路103の路幅が主流路山部103aで狭く、主流路谷部103bで広くなっている。このように、主流路谷部103bの路幅を広げることで、各ウェル102への配液量を制御することができる。
このように、特許文献1に記載の試料成分分析用容器100においては、微量の検査液を用いて、複数種の検体を同じ試薬で同時に処理をしたり、また逆に一種類の検体に同時に複数の処理を施したりすることができ、従来かかっていた時間や手間を大幅に減らすことができる。
特開2012−185000号公報(2012年9月27日公開)
ここで、試料に含まれる複数の成分の分析を行う際に、下記課題により、高精度且つ簡便に複数の土壌成分を一括計測する事が困難となる場合がある。
即ち、検査液の複数の成分を一括計測するために検査液を成分分析用容器の各測定室に導入した後に成分分析用容器を回転させて、検査液を各測定室で攪拌する際に、回転時の加速、減速、及び停止時の反動により検査液が逆流し、飛散するという問題がある。特許文献1に記載の試料成分分析用容器100では、試料成分分析用容器100を回転させる前の段階では、表面張力により検査液が主流路103からウェル102に流入しない構成であって、試料成分分析用容器100を回転させることによって、検査液に作用する遠心力が表面張力に打ち勝って検査液が主流路103からウェル102に流入する構成となっている。さらに、前記ウェル102の内部の一部で親水性が異なることによって、検査液がウェル102から逆流して主流路103に流れ込む現象を起こりにくくする構成となっている。
しかしながら、特許文献1の上記の構成では、検査液の流入の制御に表面張力を用い、及び、検査液の逆流の制御に試料成分分析用容器100のウェル102内での親水性の差を用いているので、検査液の量が少量に制限されるという問題がある。特に土壌分析の用途においては、使用される試薬と混合するためには、検査液にある程度の体積が必要であるため、検査液が表面張力や容器内での親水性の差で保持できる範囲の体積に収まらず、上記逆流、飛散や試料の汚染を引き起こす可能性が高いという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検査液の逆流及び飛散を防止して、検査液の複数の成分の分析を機械化・自動化することができる成分分析用容器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る成分分析用容器は、回転軸の周りに第1注入口が形成され、前記第1注入口に第1流路を通して連通する第1測定室が前記第1注入口の外周側に形成された成分分析用容器であって、前記第1流路は、前記第1注入口から前記第1測定室に向かって下がる傾斜面を有し、前記第1注入口から前記第1流路を通って注入された検査液が、前記成分分析用容器の前記回転軸の周りの運動により前記第1測定室で攪拌されることを特徴とする。
本発明の一態様に係る成分分析用容器では、検査液の複数の成分を単一の成分分析容器により一括して分析する場合に、第1注入口から第1流路を通る検査液の第1検査室への導入が促進されるとともに、成分分析用容器の回転軸の周りの運動により第1測定室で攪拌される検査液の第1注入口への逆流及び第1注入口の外部への飛散を防止することができる。この結果、検査液の複数の成分の分析を機械化・自動化することができる成分分析用容器を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る成分分析用容器の概略構成を模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器を上方からみた正面図であり、(b)は(a)のA−A’矢視断面図である。 図1の成分分析用容器を載置台にセットする構成を模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器を載置台に嵌合させる構成を示す上面図であり、(b)は成分分析用容器と載置台との回転軸を一致させた構成を示す斜視図である。 (a)および(b)は、図1の成分分析用容器の測定室内に設けられたリブを示す斜視図である。 図1の成分分析用容器における分析セルの外縁部を円周方向に切断した断面図である。 本発明の実施形態2に係る成分分析用容器を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る成分分析用容器を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態4係る成分分析用容器を模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器を上方からみた正面図であり、(b)は(a)のB−B’矢視断面図である。 特許文献1に記載の試料成分分析用容器を示す平面図である。
以下、本発明の成分分析用容器について図面を参照して説明する。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施形態1に係る成分分析用容器1の概略を模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器1を上方からみた正面図であり、(b)は(a)のA−A’矢視断面図である。すなわち、図1の(b)は、成分分析用容器1に形成された分析セル2を半径方向に切断した断面図である。
図1の(a)に示すように、成分分析用容器1は、6つの分析セル2から構成されており、全体として円盤状の構造となっている。各分析セル2は、仮想的な回転軸7を中心に放射状に形成されている。各分析セル2は、図中波線で示すように区画化されており、互いに連通していない。なお、本実施形態では、6つの分析セル2が形成されているが、分析セル2の数は限定されるものではない。
各分析セル2には、液体注入口(第1注入口、第2注入口)3と測定窓6aとが形成されている。成分分析用容器1では、液体注入口3が内周側に、測定窓6aが外周側に形成されている。全ての液体注入口3は、回転軸7を中心とする第1の円周上(同一円周上)に形成されている。同様に、全ての測定窓6aは、成分分析用容器1の外縁に沿って、回転軸7を中心とする第2の円周上に形成されている。分析セル2の詳細は後述する。
なお、成分分析用容器1(分析セル2)を構成する材料は特に限定されるものではない。成分分析用容器1を安価な構成とするためには、全体が透明性の高い合成樹脂から作製されていることがより好ましい。本実施形態においては、成分分析用容器1は、耐薬品性も兼ね備えたポリカーボネートで作製されている。
以下の説明では、便宜上、液体注入口3が形成される側を上方(上面または天面)、その逆側(成分分析用容器1の裏側)を下方(下面または底面)とする。成分分析用容器1に対して重力は上方から下方に向かって作用するものとする。
図1の(b)に示すように、成分分析用容器1の断面はハット形状となっており、ハット形状の頭部からフランジ部に亘って空間が形成されている。これにより、分析セル2が容器形状となっている。具体的には、分析セル2内の空間は、上記頭部に対応する分析セル2の上面に形成された液体注入口3、上記フランジ部に形成された測定室(第1測定室、第2測定室)4、および、液体注入口3と測定室4とを接続する流路(第1流路、第2流路)5から形成されている。このように、回転軸7の周りに複数の液体注入口3が形成され、各液体注入口3の外周側に流路5を通して連通する測定室4が形成されている。
液体注入口3は、分析セル2の内部に、分析対象となる検査液を導入するための開口である。各測定室4内には、検査液に含まれる複数の成分(第1成分、第2成分)のうちの所定の成分と反応する試薬(第1試薬)10が封入されている。流路5には、液体注入口3から外周方向の測定室4に向かって下がる傾斜面5aが形成されている。傾斜面5aは、液体注入口3から測定室4の底面まで形成されている。すなわち、傾斜面5aの高さは、液体注入口3から、測定室4が形成される分析セル2の外周方向に向かって、次第に低くなっている。これにより、液体注入口3から導入された検査液が、傾斜面5aに沿って測定室4に導かれる。
各測定室4内の試薬10は、各分析セル2で測定したい検査液の成分に対して反応するものである。試薬10は、検査液の分析しようとする成分に応じて任意に設定すればよく特に限定されるものではない。例えば、土壌分析においてMg成分の濃度を調べたい場合の試薬10として、「キシリジルブルー+Triton X−100+トリエタノールアミン+硫酸ナトリウム+GEDTA+テトラエチレンペンタミン+リン酸水素2ナトリウム+水酸化ナトリウム溶液」の混合溶液などを挙げることができる。検査液の他の成分について分析する場合は、その成分に対応する市販の試薬10、または、開発した試薬10を用いることができる。なお、試薬10は、保存性の観点から、できる限り固体で経時変化が少ないものであることが好ましい。
各分析セル2の測定室4の上面には測定窓6aが、下面には測定窓6bが設けられている。測定窓6a・6bは、分析セル2の上面および下面に互いに重なるように設けられている。後述のように、成分分析用容器1は、測定窓6aから測定窓6bへ透過した光に基づいて検査液を分析する。このため、測定窓6a・6bは、光透過性材料から形成されている。例えば、測定窓6a・6bは、シリコーン、ガラス、ポリカーボネート、アクリル等の透明なプラスチック材料から作製されていることが好ましい。なお、成分分析用容器1が光透過性材料(特に透明材料)から形成されている場合、測定窓6a・6bを別途設ける必要はない。成分分析用容器1は、少なくとも測定窓6a・6bが、光透過性材料から形成されていればよい。
次に、成分分析用容器1を用いた分析方法について説明する。
成分分析用容器1は、図示しない分析装置にセットした状態で分析を行う。まず、分析対象となる検査液を各液体注入口3から注入する。上述のように、各分析セル2の流路5は、内周側から外周側へ向かって高さが低くなるような傾斜面5aを有している。これにより、液体注入口3から注入された検査液は、傾斜面5aに沿って測定室4内に導入される。このため、注入された検査液が、液体注入口3の直下付近に溜まることなく、スムーズに測定室4に導入される。
次に、検査液を測定室4に導入した成分分析用容器1を回転軸7の周りに回転運動させる。例えば、検査液の導入後、上記分析装置の図示しない回転機構により、成分分析用容器1を回転軸7の回りに回転駆動させる。これにより、成分分析用容器1に遠心力が加わり、測定室4に導入された検査液と、測定室4に予め収容された試薬10とが混合・撹拌される。成分分析用容器1は、検査液と試薬10とが十分反応するまで回転させる。
検査液と試薬10との攪拌の態様は、成分分析用容器1が回転軸7の周りの一方向に一定速度で回転して攪拌する態様でもよいし、加速、減速を伴って回転して攪拌する態様でもよい。また、一方向と逆方向とに交互に回転して攪拌する態様でもよい。
なお、傾斜面5aは、測定室4から液体注入口3に向かって上り勾配を有している。このため、成分分析用容器1の回転時に遠心力が加わっても、注入された検査液が測定室4から液体注入口3へ逆流するのを防ぎ、注入された検査液が成分分析用容器1の外部へ飛散することを防ぐことができる。
次に、反応させた検査液と試薬10との混合液の光学測定により、成分分析を実施する。例えば、上記回転機構により回転軸7の周りに回転する成分分析用容器1の測定室4を透過した光の吸光度を測定する。具体的には、上記分析装置の図示しない発光部から射出された光を、測定窓6a、測定室4、測定窓6bの順に透過させ、透過した光を上記分析装置の図示しない受光部に入射させる。そして、受光部が受光した光の強度(透過光量)に基づいて混合液の吸光度(透過率)を測定する。これにより、吸光度の測定結果に基づいて、検査液の成分分析が可能となる。
このように、成分分析用容器1は、流路5には、液体注入口3から測定室4に向かって下り勾配の傾斜面5aが形成されている。傾斜面5aは、液体注入口3から測定室4への検査液の導入を助けるとともに、検査液と試薬10との撹拌時の検査液の逆流・飛散を防ぐ構造となっている。したがって、分析の機械化・自動化に適する成分分析用容器1を提供することができる。
さらに、成分分析用容器1は、複数の分析セル2から構成されているため、1つの成分分析用容器1内で同時に複数の分析が可能となる。したがって、分析時間を短縮することができる。
また、成分分析用容器1では、全ての測定窓6aおよび全ての測定窓6bは、それぞれ、回転軸7を中心とする同一円周上に設けられている。これにより、成分分析用容器1を回転移動させることで6つの分析セル2の測定を一つの光学測定系でまかなうことができる。
なお、成分分析用容器1を分析装置にセットする構成は特に限定されるものではないが、例えば、図2に示す構成とすることができる。図2は、図1の成分分析用容器1を載置台11にセットする構成を模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器1を載置台11に嵌合させる構成を示す上面図であり、(b)は成分分析用容器1と載置台11との回転軸7を一致させた構成を示す斜視図である。
図2の(a)の構成では、載置台11は、成分分析用容器1よりもやや大きい円盤状の構造である。載置台11の成分分析用容器1が載置される面の外縁には、3箇所に突起11aが立設されている。成分分析用容器1の外周部には、各突起11aに対応する3つの切欠1aが形成されている。これにより、図中矢印で示すように、成分分析用容器1の切欠1aを、載置台11の突起11aに係合させることによって、成分分析用容器1を載置台11の適切な位置にセットすることができる。
一方、図2の(b)の構成では、載置台11の成分分析用容器1が載置される面の中央部に、Dカットされた突出部11bが形成されている。突出部11bの中央には貫通孔が形成されている。成分分析用容器1の中央には、この突出部11bが嵌合する貫通孔1bが形成されている。これにより、成分分析用容器1の貫通孔1bを、載置台11の突出部11bに嵌合させることによって、成分分析用容器1を載置台11の適切な位置にセットすることができる。さらに、図2の(b)の構成では、成分分析用容器1の貫通孔1bおよび載置台11の突出部11bに形成された貫通孔に、留め具12が挿入される。これにより、成分分析用容器1が載置台11に固定される。
なお、図2の(a)および(b)の構成において、成分分析用容器1が載置台11にセットされたときに、成分分析用容器1と載置台11との回転軸7が一致するようになっていることが好ましい。
成分分析用容器1において、検査液と試薬10とを十分に混合・撹拌させることが好ましい。これにより、分析時間を短縮すると共に分析精度を向上することができる。このため、図3の(a)および(b)に示すように、成分分析用容器1では、検査液と試薬10との混合・撹拌を促進するために、測定室4にリブ8が形成されていることが好ましい。図3の(a)および(b)は、図1の成分分析用容器1においてリブ8が形成された分析セル2を示す斜視図である。
リブ8の形状は特に限定されるものではない。例えば、図3の(a)の構成では、リブ8は、測定室4の内側面から内部に向かって形成された板状(柱状)の突起である。リブ8は、測定室4の天面から底面まで形成されている。一方、図3の(b)の構成では、リブ8は、測定室4の天面、内側面、および底面に形成された半球状の突起であり、各面に点在している。
上述のように、成分分析用容器1を用いた分析方法では、吸光度測定を用いて分析成分を定量している。このため、図3の(a)および(b)の構成において、リブ8は、吸光度測定時の光路となる測定窓6a・6bの間を避けて形成されていることが好ましい。これにより、リブ8が吸光度測定を阻害しない。したがって、検査液と試薬10との混合・撹拌を促進し分析時間を短縮しつつ、分析精度を向上することができる。
一方、測定室4内に気泡などの異物が存在すると、成分分析用容器1の吸光度測定時に、その異物が原因となって、散乱および反射が生じる。その結果、分析精度が著しく低下する。このため、図4に示すように、少なくとも吸光度測定時の光路となる領域には、異物が存在しないことが好ましい。図4は、図1の成分分析用容器1における分析セル2の外縁部を円周方向に切断した断面図である。
図4の構成では、測定室4の上面に形成された測定窓6aが、測定窓6aが形成されていない上面の領域4aよりも低い位置に設けられている。さらに、測定窓6aが形成された領域における測定室4の高さ(上下方向の長さ)も、測定窓6aが形成されていない領域における測定室4の高さよりも、低く(短く)なっている。これにより、測定室4内の検査液の液面が、測定窓6aよりも上に存在するようになる。したがって、測定窓6aと測定窓6bとの間の測定領域4bには気泡などの異物が存在せず、常に検査液で満たされる。それゆえ、分析精度を向上することができる。また、検査液と試薬10との混合によって発生した気泡は、測定窓6aが形成されていない上面の領域4aと、検査液の液面との間の空間に容易にトラップできる。したがって、測定領域4bをより確実に検査液で満たすことが可能になる。
複数成分における各々の反応試薬の発色濃度範囲と土壌抽出液の濃度範囲が一致しない場合に、抽出液の濃度を成分毎に可変させる必要がある。具体的には、ある成分の濃度を計測する際の土壌抽出液の濃度としては、当該成分を発色反応させる事ができる濃度範囲内にあるが、他の成分濃度を計測する際の土壌抽出液の濃度としては、当該成分を発色反応させるには高すぎるため、発色度合いが成分濃度に応じて変化しなくなる場合がある。このような場合には、反応試薬の発色濃度範囲と一致するよう、土壌抽出液を希釈することで対応する必要がある。特許文献1に記載の試料成分分析用容器においては、ウェルに予め希釈用の純水を試薬と共に内包することで解決できる可能性があるが、そのような記載はなされていない。また、試薬と純水を予め混合することで、試薬の劣化が進みやすく、カートリッジの保存期間が短くなる虞があるほか、容器の親水性の差を利用したトラップ効果が薄れ、検査液の汚染を招く虞がある。本実施形態では、液体注入口3から流路5を通って測定室4に検査液を導入し、試薬10と攪拌する際に、希釈用の純水を液体注入口3から流路5を通って測定室4に導入することにより、希釈用の純水の逆流、飛散も防止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図5は、本発明の実施形態2に係る成分分析用容器1Aを模式的に示す断面図である。
実施形態1の成分分析用容器1では、流路5の傾斜面5aが、液体注入口3から測定室4の底面まで形成されていた。
これに対し、図5に示すように、本実施形態の成分分析用容器1Aでは、流路5の傾斜面5aは、成分分析用容器1Aの中心側(回転軸7側)の内壁面まで形成されている。すなわち、成分分析用容器1Aは、測定室4と流路5との間に、測定室4側が低くなった(外周側に下がる)段差21を有する構成となっている。
本実施形態の成分分析用容器1Aでは、測定室4内の検査液(または試薬10との混合液)が流路5に向かおうとしても、段差21がその障壁となる。これにより、成分分析用容器1Aの回転開始時の加速時または回転停止時の減速時に、検査液が逆流することを効果的に防ぐことができる。さらに、逆流した検査液が液体注入口3から飛散することも効果的に防ぐこともできる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図6は、本発明の実施形態3に係る成分分析用容器1Bを模式的に示す断面図である。
実施形態1の成分分析用容器1では、流路5の傾斜面5aが、液体注入口3から測定室4の底面まで形成されていた。また、実施形態2の成分分析用容器1Aでは、流路5の傾斜面5aが、成分分析用容器1Aの中心側の内壁面まで形成されていた。すなわち、成分分析用容器1,1Aでは、傾斜面5aが、測定室4と流路5との接続部まで形成されると共に、傾斜面5aと測定室4の底面または段差21とが連続して形成されていた。
これに対し、図6に示すように、本実施形態の成分分析用容器1Bでも、成分分析用容器1,1aと同様に、流路5の傾斜面5aが、測定室4と流路5との接続口32まで形成されている。さらに、測定室4の成分分析用容器1Bの中心側(回転軸7側)の内壁面31が、接続口32よりも、回転軸7側に形成されている。すなわち、傾斜面5aは、接続口32以降、測定室4の底面とも中心側の内壁面31とも連続していない。このように、測定室4は、流路5との接続口32から内周方向に向かって内壁面31まで延伸する内周延伸部33を有している。
このため、本実施形態の成分分析用容器1Bにおいて、回転運動により検査液に遠心力が作用したとき、検査液を支える役目を担うのは、測定室4の外周側の内壁面である。この点は、実施形態1,2の成分分析用容器1,1Aも同様である。
一方、成分分析用容器1,1Aでは、測定室4の底面または段差21と、傾斜面5aとが連続している。このため、遠心力がなくなったことによる復元力を受けるのは、傾斜面5aまたは段差21となる。したがって、傾斜面5aまたは段差21によって、検査液の逆流と、逆流に伴う検査液の飛散とが防止される。
これに対し、本実施形態の成分分析用容器1Bにおいて、復元力を受けるのは、測定室4における回転軸7側の内壁面31である。内壁面31は、測定室4と流路5との接続口32とは切り離して形成されており、連続していない。
このように、成分分析用容器1Bでは、内壁面31が、接続口32よりも、回転軸7側に形成されている。このため、遠心力がなくなったことによる復元力は、内壁面31に作用し、測定室4と流路5との接続口32には作用しない。したがって、検査液の逆流と、逆流に伴う検査液の飛散とがより確実に防止される。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図7は、本発明の実施形態4係る成分分析用容器1Cを模式的に示す図であり、(a)は成分分析用容器1Cを上方からみた正面図であり、(b)は(a)のB−B’矢視断面図である。
実施形態1の成分分析用容器1は、回転軸7を中心に放射状に形成された6つの分析セル2から構成されていた。
これに対し、図7の(a)に示すように、本実施形態の成分分析用容器1Cは、回転軸7を中心に放射状に形成された6つの分析セル2と1つの廃液セル42とから構成されている。成分分析用容器1Cの形状は、成分分析用容器1と同様に、円盤状である。
廃液セル42は、測定窓6a・6bを備えないこと以外、実施形態1〜3の成分分析用容器1,1A,1Bのいずれかの分析セル2と同様の構成である。図7の(b)に示す廃液セル42は、実施形態2の成分分析用容器1Aの分析セル2と同様の構成である。すなわち、廃液セル42は、液体注入口43、廃液室44、液体注入口43と廃液室44とを接続する流路45とを備えている。流路45は、成分分析用容器1Cの内周側から外周側へ向かって高さが低くなる傾斜面45aを有している。
廃液セル42では導入される検査液の量が明確に規定できないため、廃液室44の容積は分析セル2の測定室4に比べ、少なくとも同等以上であることが望ましい。
廃液セル42の役割としては、分析セル2への検査液導入前に廃液セル42へ予め検査液を導入する工程を設ける場合に、廃液室44に検査液を貯留する。これにより、検査液格納容器→検査液供給機構→検査液注入ノズル内、および、これら各部を接続するチューブ内の空気(気泡)を押し出して、廃液室44に検査液が貯留される。その後、分析セル2に検査液を注入することにより、分析セル2には、気泡などの異物のない検査液を注入することができる。したがって、分析セル2への分注精度が向上し、著しく分析精度を向上することができる。このような成分分析用容器1Cの構成は、成分分析の自動化の際に特に有効となる。
また、廃液セル42には、各分析セル2へ検査液を注入後、残った残滓を再度注入してもよい。これによって、検査液格納容器→検査液供給機構→検査液注入ノズル内、および、これら各部を接続するチューブ内に残った検査液を、廃液室44に押し出すことができる。したがって、その後の洗浄作業が容易となる。
また、成分分析用容器1Cにおいて、試薬10と検査液との混合測定では、試薬10と検査液との混合比率のコントロールが難しいため、例えばEC(電気伝導度)のような液量にあまり左右されない測定が行われることが好ましい。もちろん、廃液セル42を用いて測定を行わないことにしても構わない。
液体注入口43、廃液室44及び流路45の形状については、実施形態1から実施形態3に記載の分析セル2の液体注入口3、測定室4及び流路5のいずれかと同様の構造を採用している。このため、検査液の逆流、飛散を防ぐことができる。
〔まとめ〕
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る成分分析用容器1・1A・1Bは、回転軸7の周りに第1注入口(液体注入口3)が形成され、前記第1注入口(液体注入口3)に第1流路(流路5)を通して連通する第1測定室(測定室4)が前記第1注入口(液体注入口3)の外周側に形成された成分分析用容器1・1A・1Bであって、前記第1流路(流路5)は、前記第1注入口(液体注入口3)から前記第1測定室(測定室4)に向かって下がる傾斜面5aを有し、前記第1注入口(液体注入口3)から前記第1流路(流路5)を通って注入された検査液が、前記成分分析用容器1・1A・1Bの前記回転軸7の周りの運動により前記第1測定室(測定室4)で攪拌されることを特徴とする。
この特徴によれば、第1流路は、第1注入口から第1測定室に向かって下がる斜面を有し、第1注入口から第1流路を通って注入された検査液が、成分分析用容器の回転軸の周りの運動により第1測定室で攪拌されるので、検査液の複数の成分を単一の成分分析容器により一括して分析する場合に、第1注入口から第1流路を通る検査液の第1検査室への導入が促進されるとともに、成分分析用容器の回転軸の周りの運動により第1測定室で攪拌される検査液の第1注入口への逆流及び第1注入口の外部への飛散を防止することができる。この結果、検査液の複数の成分の分析を機械化・自動化することができる成分分析用容器を提供することができる。
本発明の一態様に係る成分分析用容器1・1A・1Bでは、前記態様1において、前記回転軸7の周りに第2注入口(液体注入口3)が形成され、前記第2注入口(液体注入口3)に第2流路(流路5)を通して連通する第2測定室(測定室4)が前記第2注入口(液体注入口3)の外周側に形成され、前記第1及び第2注入口(液体注入口3)は、前記回転軸7の周りの同一円周上に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、液体注入位置と前記第1及び第2注入口の位置とを合わせるように、前記成分分析用容器を前記回転軸の周りに回転させることにより、前記第1及び第2注入口への前記検査液の注入が容易になる。
本発明の一態様に係る成分分析用容器1Aでは、前記態様1又は2において、前記第1測定室(測定室4)側に下がる段差21が前記第1流路(流路5)と前記第1測定室(測定室4)との間に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、成分分析用容器の回転開始時の加速時または回転停止時の減速時に、検査液が逆流することを効果的に防ぐことができる。
本発明の一態様に係る成分分析用容器1Bでは、前記態様1から3の何れか1項において、前記第1測定室(測定室4)が、前記第1流路(流路5)との接続口32から内周方向に向かって延伸して形成される内周延伸部33を有していることが好ましい。
上記構成によれば、検査液への遠心力がなくなったことによる復元力は、内周延伸部の内壁面に作用し、第1測定室と第1流路との接続口には作用しない。したがって、検査液の逆流と、逆流に伴う検査液の飛散とがより確実に防止される。
本発明の一態様に係る成分分析用容器1・1A・1Bでは、前記態様1から4の何れか1態様において、前記検査液が、第1成分及び第2成分を有し、前記第1成分に反応する第1試薬(試薬10)が前記第1測定室(測定室4)に予め封入されており、前記第1試薬(試薬10)と前記検査液とが前記第1測定室(測定室4)で攪拌されることにより、前記第1試薬(試薬10)と前記検査液との混合液が前記第1測定室(測定室4)で生成されることが好ましい。
上記構成によれば、成分分析用容器の回転軸の周りの運動により第1測定室で攪拌される混合液の第1注入口への逆流及び第1注入口の外部への飛散を防止することができる。この結果、混合液の複数の成分の分析を機械化・自動化することができる。
本発明の一態様に係る成分分析用容器1では、前記態様1から5の何れか1態様において、前記検査液の攪拌を促進するリブ8が前記第1測定室(測定室4)に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、検査液の複数の成分の分析時間を短縮することができる。
本発明は、成分分析用容器、特に機械により自動化された土壌成分の分析に好適な成分分析用容器を提供する。
1,1A,1B, 成分分析用容器
2 分析セル
3 液体注入口(第1注入口、第2注入口)
4 測定室(第1測定室、第2測定室)
5 流路(第1流路、第2流路)
5a 傾斜面
7 回転軸
8 リブ
10 試薬(第1試薬)
21 段差
32 接続口
33 内周延伸部

Claims (5)

  1. 回転軸の周りに第1注入口が形成され、前記第1注入口に第1流路を通して連通する第1測定室が前記第1注入口の外周側に形成された成分分析用容器であって、
    前記第1流路は、前記第1注入口から前記第1測定室に向かって下がる傾斜面を有し、
    前記第1注入口から前記第1流路を通って注入された検査液が、前記成分分析用容器の前記回転軸の周りの運動により前記第1測定室で攪拌され、
    前記第1測定室に前記検査液を注入する前に上記検査液を注入するための廃液室を有すると共に、
    前記第1測定室が、前記第1流路との接続口から内周方向に向かって延伸して形成される内周延伸部を有していることを特徴とする成分分析用容器。
  2. 前記回転軸の周りに第2注入口が形成され、前記第2注入口に第2流路を通して連通する第2測定室が前記第2注入口の外周側に形成され、
    前記第1及び第2注入口は、前記回転軸の周りの同一円周上に配置されている請求項1に記載の成分分析用容器。
  3. 前記検査液が、第1成分及び第2成分を有し、
    前記第1成分に反応する第1試薬が前記第1測定室に予め封入されており、
    前記第1試薬と前記検査液とが前記第1測定室で攪拌されることにより、前記第1試薬と前記検査液との混合液が前記第1測定室で生成される請求項1または2に記載の成分分析用容器。
  4. 前記検査液の攪拌を促進するリブが前記第1測定室に形成されている請求項1から3の何れか1項に記載の成分分析用容器。
  5. 回転軸の周りに第1注入口が形成され、前記第1注入口に第1流路を通して連通する第1測定室が前記第1注入口の外周側に形成された成分分析用容器であって、
    前記第1流路は、前記第1注入口から前記第1測定室に向かって下がる傾斜面を有し、
    前記第1注入口から前記第1流路を通って注入された検査液が、前記成分分析用容器の前記回転軸の周りの運動により前記第1測定室で攪拌され、
    前記第1測定室が、前記第1流路との接続口から内周方向に向かって延伸して形成される内周延伸部を有することを特徴とする成分分析用容器。
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