JP5931639B2 - 携帯端末装置、その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

携帯端末装置、その制御方法およびその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、カメラで撮像された撮像画像を表示可能に構成された携帯端末装置、その制御方法およびその制御プログラムに関する。
従来、携帯電話、タブレット端末、デジタルカメラなどに代表される撮影機能を有するカメラ付き携帯端末装置がある。当該携帯端末装置は、カメラの撮影範囲が表示画面に表示されるようになっているが、表示画面の位置とカメラの位置とは一致していない(カメラは、表示画面の中央には配置されていない)ことも多い。このような場合、撮影者は、感覚的に被写体を捉えるために表示画面の裏側を被写体に向けて撮影しようとするが、カメラは表示画面の中央には配置されていないことから、被写体の一部が写るか、またはカメラの撮影範囲によっては被写体が全く写らなくなる。
したがって、撮影者は、表示画面を見ながら携帯端末装置を動かし、被写体を捉えるようにカメラの位置を調整する必要がある。また、撮影者は、表示画面を見ながら撮影範囲を決定することになるため、カメラの位置を被写体の位置に合わせた場合に表示画面と被写体との位置がずれることになり、感覚的にも違和感が生じる。このような問題を解決するための技術として、例えば、以下のような技術が開示されている。
特開2011−124861号公報(特許文献1)には、カメラと表示部とが位置ズレしているカメラ付き携帯端末が開示されている。カメラ付き携帯端末は、被写体の目的部分が表示部に写っていない場合に、目的部分が表示部に写るまでカメラのレンズの向きを調整する機能を有する。
特開2006−109075号公報(特許文献2)には、レンズ部を介して入射された光を画像データとして取り込むとともに、画像データに基づく画像を表示画面に表示可能な表示部を有する携帯端末が開示されている。携帯端末は、表示画面に表示される画像が、表示画面の反対方向の画像であって表示画面の略中央を中心とする画像となるよう画像データを補正する画像領域補正部を有する。
特開2011−124861号公報 特開2006−109075号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、カメラを可動式にする必要があることからカメラの構造が複雑となるとともに、カメラの撮影範囲に被写体が写るようにレンズの角度を調整する必要があるため、制御方式も複雑となる。
また、特許文献2に開示された発明は、各種補正パラメータを用いることで画像データを補正することによって、カメラの撮像範囲のうち表示画面の背面に相当する部分のみを表示画面に表示する。すなわち、被写体のうち、カメラの撮像範囲であって、かつ表示画面の背面に相当する部分(被写体の一部分)のみが表示画面に表示される。そのため、例えば、接写して被写体を撮影するために、表示画面の裏側を被写体に向けて被写体と表示画面とを近づけていくと、カメラの撮像範囲から被写体の当該相当部分が徐々に外れていくため、表示画面に何も写らない領域が増加していく。そして、被写体と表示画面とをさらに近づけて、カメラの撮像範囲から当該相当部分が完全に外れてしまうと、(被写体のうち、当該相当部分以外の他の部分がカメラの撮像範囲に入っていたとしても)表示画面に何も表示されなくなってしまう。したがって、接写時において目的の被写体を捉える際のユーザの操作性を向上させるには不十分である。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、ユーザが接写時において表示画面を見ながら目的の被写体を捉える際の操作性をより向上させることが可能な携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
ある実施の形態に従うと、画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置が提供される。携帯端末装置は、携帯端末装置の一方の面側に設けられ、カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイと、ディスプレイにカメラで撮像された撮像画像を表示する制御を行なう制御部とを含む。カメラは、ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、矩形状のディスプレイの中心を起点として、ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置される。制御部は、起点からカメラが配置された方向に沿って撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイに表示させる。
好ましくは、携帯端末装置は、カメラの配置位置と、撮像画像のずらし方向およびずらし量とが関連付けられて格納されたメモリをさらに含む。
好ましくは、携帯端末装置は、カメラの配置位置の選択をユーザから受け付けるための入力部をさらに含む。制御部は、メモリを参照して、選択されたカメラの配置位置と関連付けられたずらし方向およびずらし量に従って、撮像画像をずらしてディスプレイに表示させる。
好ましくは、制御部は、所定の量だけずらされた状態でディスプレイに表示された、撮像画像に対して、所定の画像の読み取り範囲を示す読み取り枠を重ねて表示させる。
好ましくは、携帯端末装置は、カメラで画像を撮像する際の動作モードとして、通常モードおよび接写モードのうちのいずれか一方を設定可能に構成される。制御部は、動作モードが接写モードの場合に、起点からカメラが配置された方向に沿って撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイに表示させる。
別の実施の形態に従うと、画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置の制御方法が提供される。携帯端末装置は、携帯端末装置の一方の面側に設けられ、カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイを含む。カメラは、ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、矩形状のディスプレイの中心を起点として、ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置される。制御方法は、起点からカメラが配置された方向に沿ってカメラで撮像された撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイに表示するステップを含む。
さらに別の実施の形態に従うと、画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置のコンピュータに実行させる制御プログラムが提供される。携帯端末装置は、携帯端末装置の一方の面側に設けられ、カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイを含む。カメラは、ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、矩形状のディスプレイの中心を起点として、ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置さる。制御プログラムは、コンピュータに、起点からカメラが配置された方向に沿ってカメラで撮像された撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイに表示するステップを実行させる。
以上によると、ユーザが接写時において表示画面を見ながら目的の被写体を捉える際の操作性をより向上させることが可能となる。
本実施の形態に従う携帯端末装置に関連する比較例としての携帯端末装置の概要を説明するための図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置の概要を説明するための図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置に関連する比較例としての携帯端末装置を用いた場合の文字読み取り手順を説明するための図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置を用いた場合の文字読み取り手順を説明するための図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に従うカメラの携帯端末装置における配置位置の一例を示す図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置の主な機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置が提供する情報テーブルを示す図である。 本実施の形態に従う携帯端末装置が実行する撮像画像の表示処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下の説明では、携帯端末装置がスマートフォンである場合について説明する。本実施の形態に従う携帯端末装置は、カメラによる撮影機能およびディスプレイによる表示機能を有する装置であれば、種類を問わず任意の装置として実現可能である。例えば、携帯端末装置は、携帯電話、タブレット端末装置、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなどとして実現することもできる。
<1.概要>
ここでは、本実施の形態に従う携帯端末装置の概要について比較例を参照しながら説明する。
(1−1.比較例)
まず、本実施の形態に従う携帯端末装置に関連する比較例としての携帯端末装置800の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に従う携帯端末装置に関連する比較例としての携帯端末装置800の概要を説明するための図である。具体的には、図1(a)は、撮影者(ユーザ)が携帯端末装置800のカメラ810を用いて被写体(文字列)を撮影している場面を示す概略図である。図1(b)は、図1(a)において携帯端末装置800をディスプレイ820側から見た状態を示す図である。ここで、ユーザは、カメラ810で撮像される文字列のうち文字「E」をディスプレイ820の表示画面の中心に表示したいものとする。なお、表示画面の中心とは、表示画面(矩形図形)の重心である。また、中心とは、厳密な中心のみならず、人が概ね中心と感じられるような位置を含む概念である。なお、本願明細書においては、Y軸方向を上下方向、X軸方向を左右方向として説明する。
図1(a)を参照して、カメラ810は、携帯端末装置800本体(筐体)の上部の一方の面側に設けられており、ディスプレイ820は、カメラ810が設けられた面と反対側に設けられている。より具体的には、カメラ810は、ディスプレイ820が設けられた面と反対側の面であって、ディスプレイ820の表示画面の上部に対応する位置に配置される。また、カメラ810は、表示画面の中心から上方向(+Y方向)に沿った位置に配置される。ユーザが、上記のように構成された携帯端末装置800を用いて被写体(文字列)を撮影する場合について説明する。
ユーザは、感覚的に表示画面の中心を文字「E」に向けて撮影しようとする。このとき、ユーザの目線は、表示画面の中心にある(図1(a))。しかし、ユーザの感覚とは異なり、文字「E」は表示画面の下部に表示されており、表示画面と携帯端末装置800を向けた被写体(文字「E」)との位置にずれが生じていることがわかる(図1(b))。これは、カメラ810が表示画面の中心に対応する位置に配置されていない(表示画面の上部に対応する位置に配置されている)ためである。
このことから、表示画面の中心に文字「E」を表示させるためには、実際には携帯端末装置800の位置を下方向(−Y方向)に動かして、カメラ810の位置に文字「E」の位置を合わせる操作が必要となる。しかし、このとき表示画面と文字「E」との位置がずれてしまうため、感覚的な違和感をユーザに生じさせることになる。したがって、ユーザがこのような操作を適切に行なうためには、ある程度当該操作に慣れておく必要がある。
(1−2.携帯端末装置10)
次に、本実施の形態に従う携帯端末装置10の構成について説明する。
図2は、本実施の形態に従う携帯端末装置10の概要を説明するための図である。具体的には、図2(a)は、ユーザが携帯端末装置10のカメラ180を用いて被写体(文字列)を撮影している場面を示す概略図である。図2(b)は、図2(a)において携帯端末装置10をディスプレイ140側から見た状態を示す図である。図1の場合と同様に、ここで、図1で説明した場合と同様に、ユーザは、カメラ180で撮像される文字列のうち文字「E」を表示画面の中心に表示したいものとする。
図2(a)を参照して、カメラ180は、携帯端末装置10本体の上部の一方の面側に設けられており、ディスプレイ140は、カメラ180が設けられた面と反対側に設けられている。すなわち、携帯端末装置10におけるカメラ180およびディスプレイ140の位置関係は、携帯端末装置800におけるカメラ810およびディスプレイ820の位置関係と同様である。
ユーザは、感覚的にディスプレイ140の表示画面の中心を文字「E」に向けて撮影しようとするため、ユーザの目線は、表示画面の中心にある(図2(a))。このとき、文字「E」は、表示画面の略中心に表示されており、表示画面の下半分の領域には何も表示されていないことがわかる(図2(b))。具体的には、カメラ180が表示画面の上部に対応する位置に配置されていることから、携帯端末装置10は、カメラ180が撮像した撮像画像を上方向に半分だけずらしてディスプレイ140に表示させる。例えば、携帯端末装置10は、撮像画像のうち表示画面の下半分の領域に対応する画像を抽出して、当該抽出した画像を表示画面の上半分の領域に表示させる。
ここで、図1(b)におけるディスプレイ820の表示画面と比較すると、図2(b)におけるディスプレイ140の表示画面は、撮像された文字列が上方向に半分ずれていることがわかる。そのため、携帯端末装置10においては、文字「E」が表示画面の略中心に表示されることになるため、表示画面と文字「E」との位置ずれが軽減され、ユーザの感覚的な違和感を抑制することができる。
なお、上記では、本実施の形態に従う携帯端末装置10におけるカメラ180が、ディスプレイ140が設けられた面と反対側の面であって、ディスプレイ140の表示画面の上部に対応する位置に配置されている場合について説明したが、これに限られない。例えば、カメラ180は、ディスプレイ140が設けられた面と反対側の面であって、ディスプレイ140の中心を起点として、ディスプレイ140の1つの辺に平行な方向に沿って配置されていればよい。この場合、携帯端末装置10は、当該起点からカメラ180が配置された方向に沿って撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイ140に表示させる。例えば、カメラ180が、当該起点から下方向であって、表示画面の下部に対応する位置に配置されている場合には、携帯端末装置10は、撮像画像を下方向に半分だけずらしてディスプレイ140に表示させる。
(1−3.使用場面)
次に、本実施の形態に従う携帯端末装置10の具体的な使用場面について、携帯端末装置800と比較しながら説明する。ここでは、ユーザが、所定の画像の読み取り範囲を示す読み取り枠が表示された表示画面を見ながら文字を接写して撮影することにより、当該読み取り枠の中に所望の文字を入れて文字読み取りを行なう場面を想定する。具体的には、ユーザは、被写体の文字列のうち文字「E」を読み取り枠の中に入れて文字読み取りを行なうものとする。
まず、ユーザが携帯端末装置800を用いて文字読み取りを行なう場合について説明する。
図3は、本実施の形態に従う携帯端末装置10に関連する比較例としての携帯端末装置800を用いた場合の文字読み取り手順を説明するための図である。具体的には、図3(a1)は、ユーザが携帯端末装置800のカメラ810を用いて被写体(文字列)を撮影している場面を示す概略図である。図3(a2)は、図3(a1)において携帯端末装置800をディスプレイ820側から見た状態を示す図である。図3(b1)は、ユーザが図3(a1)の状態から所望の文字を枠内に入れるように携帯端末装置800を動かした(操作した)後の場面を示す概略図である。図3(b2)は、図3(b1)において携帯端末装置800をディスプレイ820側から見た状態を示す図である。
図3を参照して、ユーザは、表示画面の中心を文字「E」に向けて撮影しようとする(図3(a1))。このとき、読み取り枠822は、表示画面の中央部に表示されている(図3(a2))。換言すると、読み取り枠822は、ディスプレイ820に表示された撮像画像の中央部に重ねて表示される。図1で説明したように、カメラ810と表示画面とは位置ずれしているため、この状態では、読み取り枠822の中に、文字「E」が入っていないことがわかる。ユーザは、文字「E」を読み取り枠822の中に入れるために、カメラ810の(視線方向の)位置が文字「E」の位置に合うまで携帯端末装置800本体を下方向に(−Y方向)に動かす(操作する)必要がある。
カメラ810の位置が文字「E」の位置に合うように、ユーザが携帯端末装置800本体を下方向に動かした結果(図3(b1))、文字「E」が読み取り枠822の中に入って表示されていることがわかる(図3(b2))。したがって、ユーザは、携帯端末装置800に対して、タッチパネル(またはボタン)を介して文字を読み取るための所定の指示を行なうことにより、文字「E」の読み取り処理を実行させる。なお、文字「E」の大きさを読み取り枠の大きさに近づける(拡大表示させる)ために、ユーザは、携帯端末装置800を前後方向(Z軸方向)に動かして文字「E」との距離を調整してもよい。
次に、ユーザが本実施の形態に従う携帯端末装置10を用いて文字読み取りを行なう場合について説明する。
図4は、本実施の形態に従う携帯端末装置10を用いた場合の文字読み取り手順を説明するための図である。具体的には、図4(a1)は、ユーザが携帯端末装置10のカメラ180を用いて被写体(文字列)を撮像している場面を示す概略図である。図4(a2)は、図4(a1)において携帯端末装置10をディスプレイ140側から見た状態を示す図である。図4(b1)は、ユーザが図4(a1)の状態から所望の文字を枠内に入れるように携帯端末装置10を動かした(操作した)後の場面を示す図である。図4(b2)は、図4(b1)において携帯端末装置10をディスプレイ140側から見た状態を示す図である。
図4を参照して、ユーザは、表示画面の中心を文字「E」に向けて撮影しようとする(図4(a1))。このとき、読み取り枠142は、ディスプレイ140に表示された撮像画像の中央部に重ねて表示される(図4(a2))。より具体的には、読み取り枠142は、上方向に半分だけずらされた状態でディスプレイ140に表示された撮像画像の中央部に重ねて表示される。図2で説明したように、ディスプレイ820の表示画面と比較すると、ディスプレイ140の表示画面では、表示画面と文字「E」との位置ずれが軽減されているため、この状態でも、読み取り枠142の中に文字「E」が一部入っていることがわかる。そのため、ユーザは、携帯端末装置10を少し位置調整すれば文字「E」を読み取り枠142の中に完全に入れることができる。具体的には、ユーザは、携帯端末装置10本体を下方向に(−Y方向)に若干動かす(操作する)だけでよい。
ユーザが、携帯端末装置10本体を下方向に少し動かすだけで(図4(b1))、文字「E」が読み取り枠142の中に完全に入っていることがわかる(図4(b2))。そして、ユーザは、携帯端末装置10に対して、タッチパネル(またはボタン)を介して文字を読み取るための所定の指示を行なうことにより、文字「E」の読み取り処理を実行させることができる。なお、ユーザは、携帯端末装置10を前後方向(Z軸方向)に動かして文字「E」との距離を調整して、文字「E」の大きさを読み取り枠の大きさに近づけてもよい。
以上から、ユーザが、本実施の形態に従う携帯端末装置10を用いて、読み取り枠142に文字「E」を入れるために携帯端末装置10本体を動かす距離は、ユーザが携帯端末装置800を用いて、読み取り枠822に文字「E」を入れるために携帯端末装置800本体を動かす距離よりも小さいことがわかる。これは、本実施の形態に従う携帯端末装置10を用いることにより、表示画面と文字「E」との位置ずれが軽減されているためである。また、操作時のユーザの感覚的な違和感を抑制することになるため、ユーザが接写時において表示画面を見ながら目的の被写体を捉える際の操作性をより向上させることが可能となる。
<2.ハードウェア構成>
本実施の形態に従う携帯端末装置10のハードウェア構成について説明する。
図5は、本実施の形態に従う携帯端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5を参照して、携帯端末装置10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)100と、メモリ110と、タッチパネル120と、ボタン130と、ディスプレイ140と、無線通信部150と、通信アンテナ152と、マイク160と、レシーバ170と、カメラ180と、外部インターフェイス(I/F)190とを含む。
CPU100は、メモリ110に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、携帯端末装置10の各部の動作を制御する。より詳細にはCPU100は、当該プログラムを実行することによって、後述する携帯端末装置10の処理(ステップ)の各々を実現する。CPU100は、例えば、マイクロプロセッサ(Microprocessor)である。なお、当該ハードウェアは、CPU以外のFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)およびその他の演算機能を有する回路などであってもよい。
メモリ110は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、ハードディスクなどによって実現される。メモリ110は、CPU100によって実行されるプログラム、データなどを記憶する。メモリ110は、例えば、カメラ180で撮像された撮像画像、後述する情報テーブルなどを格納する。
タッチパネル120は、表示部としての機能を有するディスプレイ140上に設けられる。タッチパネル120は、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などのいずれのタイプであってもよいし、光センサ液晶を含んでもよい。タッチパネル120は、外部の物体によるタッチパネルへのタッチ操作を検知して、タッチ座標(タッチ位置)をCPU100に入力する。
ボタン130は、携帯端末装置10の本体部分の表面に配置されており、ユーザからの指示を受け付けて、CPU100に入力する。ボタン130は、例えば、表示画面を遷移させる画面遷移ボタン、確定ボタン、キャンセルボタンなどを含む。
ディスプレイ140は、CPU100からの信号に基づいて、表示画面に画像やテキストなどを表示する。ディスプレイ140は、矩形状であり、携帯端末装置10本体(筐体)の一方の面側に設けられ、カメラ180の視線方向に鉛直な平面上に配置される。
無線通信部150は、通信アンテナ152を介して移動体通信網に接続し無線通信のための信号の送受信を行なう。すなわち、無線通信部150は、CPU100からの通信データを通信信号に変換し、その通信信号を通信アンテナ152を介して送信したり、通信アンテナ152を介して受信した通信信号を通信データに変換し、その通信データをCPU100に入力したりする。これにより、携帯端末装置10は、たとえば、第3世代移動通信システム(3G)、LTE(Long Term Evolution)などの移動体通信網を介して通信装置との通信が可能となる。
マイク160は、通話の際に音声を入力し、レシーバ170は、通話の際に音声を出力する。
カメラ180は、CCD(Coupled Charged Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの撮像デバイスを含む。カメラ180は、ズーム倍率を変更するためのズーム機能および焦点距離を調整するためのフォーカス機能などを有していてもよい。また、カメラ180は、携帯端末装置10本体(筐体)におけるディスプレイ140が設けられた面と反対側に設けられ、矩形状のディスプレイ140の中心を起点として、ディスプレイ140の1つの辺に平行な方向に沿って配置される。
図6は、本実施の形態に従うカメラ180の携帯端末装置10における配置位置の一例を示す図である。
図6を参照して、カメラ180は、ある局面では、ディスプレイ140が設けられた面と反対側の面であって、表示画面の上部に対応する領域1、または表示画面の下部に対応する領域2に配置される。すなわち、カメラ180は、ディスプレイ140の(表示画面の)中心を起点として、ディスプレイ140の左辺または右辺に平行な方向に沿って配置される。
また、カメラ180は、別の局面では、ディスプレイ140が設けられた面と反対側の面であって、表示画面の左部に対応する領域3、または表示画面の右部に対応する領域4に配置されていてもよい。すなわち、カメラ180は、ディスプレイ140の中心を起点として、ディスプレイ140の上辺または下辺に平行な方向に沿って配置される。
また、カメラ180は、さらに別の局面では、ディスプレイ140が設けられた面と反対側の面であって、ディスプレイ140の中心に対応する領域5に配置されていてもよい。
再び、図5を参照して、外部インターフェイス(I/F)190は、通信インターフェイスおよびメモリインターフェイスを含む。通信インターフェイスは、携帯端末装置10と外部装置との間で各種データをやり取りするためのものであり、アダプタやコネクタなどによって実現される。なお、通信方式としては、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)による無線通信であってもよいし、USB(Universal Serial Bus)を利用した有線通信であってもよい。
メモリインターフェイスは、外部の記憶媒体からデータを読み出す。すなわち、CPU100は、メモリインターフェイスを介して外部の記憶媒体に格納されているデータを読み出して、当該データをメモリ110に格納する。CPU100は、メモリ110からデータを読み出して、メモリインターフェイスを介して当該データを外部の記憶媒体に格納する。なお、記憶媒体としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
<3.機能構成>
次に、携帯端末装置10の主な機能構成について説明する。
図7は、本実施の形態に従う携帯端末装置10の主な機能構成を示すブロック図である。
図7を参照して、携帯端末装置10は、主な機能構成として、情報格納部210と、入力部220と、モード判定部230と、表示制御部240とを含む。モード判定部230と、表示制御部240とは、基本的には、携帯端末装置10のCPU100がメモリ110に格納されたプログラムを実行し、携帯端末装置10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU100は携帯端末装置10の動作全体を制御する制御部としての機能を有する。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。
情報格納部210は、携帯端末装置10におけるカメラ180の配置位置に応じて、撮像画像をどの方向に、どの程度ずらすのかを予め定めた情報テーブル212を格納している。情報格納部210は、主に、メモリ110によって実現される機能である。
図8は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する情報テーブル212を示す図である。
図8を参照して、情報テーブル212には、カメラ180の配置位置と、カメラ180で撮像された撮像画像のずらし方向およびずらし量とが関連付けられていることを示している。例えば、カメラ180が表示画面の上部に対応する位置に配置されている場合には(図6の領域1の場合)、携帯端末装置10は、撮像画像を上方向に半分だけずらして表示させる。携帯端末装置10は、カメラ180が表示画面の下部に対応する位置に配置されている場合には(図6において領域2の場合)、撮像画像を下方向に半分だけずらして表示させ、カメラ180が表示画面の左部に対応する位置に配置されている場合には(図6において領域3の場合)、撮像画像を左方向に半分だけずらして表示させ、カメラ180が表示画面の右部に対応する位置に配置されている場合には(図6において領域4の場合)、撮像画像を右方向に半分だけずらして表示させる。そして、携帯端末装置10は、カメラ180が表示画面の中心に対応する位置に配置されている場合には(図6において領域5の場合)、カメラ180の撮像範囲をそのまま表示画面に表示する。すなわち、携帯端末装置10は、撮像画像をずらさずにそのまま表示させる。
再び、図7を参照して、入力部220は、カメラ180の配置位置の選択をユーザから受け付ける。より具体的には、入力部220は、例えば、情報格納部210に格納されているカメラ180の配置位置の選択を行なうためのユーザインターフェイス画面上でユーザからの入力(選択)を受け付ける。そして、入力部220は、選択結果を表示制御部240に対して出力する。なお、入力部220は、主に、CPU100とタッチパネル120(またはボタン130)とが連係して動作することで実現される機能である。
モード判定部230は、カメラ180で画像を撮像する際の携帯端末装置10の動作モードを判定する。ここで、携帯端末装置10は、当該動作モードとして、接写モードおよび通常モードを設定可能に構成されている。接写モードとは、カメラ180から比較的近い位置に存在する被写体を撮影するときのモードであり、近接した位置に焦点を合わして撮影することができる。通常モードとは、接写モードではないモードである。すなわち、モード判定部230は、携帯端末装置10の動作モードが、接写モードなのか通常モードなのかを判定する。当該動作モードは、携帯端末装置10が上述した文字読み取り処理を行なう場合などに自動的に切り替わるものであってもよいし、タッチパネル120などを介したユーザによる指示によって切り替え可能であってもよい。
表示制御部240は、ある局面では、ディスプレイ140の中心(起点)からカメラ180が配置された方向に沿って撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイ140に表示させる。表示制御部240は、別の局面では、情報格納部210(メモリ110)を参照して、ユーザが選択したカメラ180の配置位置と関連付けられたずらし方向およびずらし量に従って、撮像画像をずらしてディスプレイ140に表示させる。また、表示制御部240は、さらに別の局面では、所定の量だけずらされた状態でディスプレイ140に表示された撮像画像に対して、所定の画像の読み取り範囲を示す読み取り枠を重ねて表示させる。より具体的には、携帯端末装置10が、画像や文字を読み取るための読み取りモードである場合に、表示制御部240は、当該読み取り枠を表示させる。
また、表示制御部240は、モード判定部230によって動作モードが接写モードであると判定された場合に、当該起点からカメラ180が配置された方向に沿って撮像画像を所定の量だけずらしてディスプレイ140に表示させてもよい。
<4.処理例>
次に、携帯端末装置10が撮像画像を表示する際に実行する表示処理手順について説明する。
図9は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が実行する撮像画像の表示処理手順を示すフローチャートである。
図9を参照して、携帯端末装置10のCPU100は、タッチパネル120を介してユーザからカメラ180の起動指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS102)。なお、当該起動指示には、カメラ180を使用するアプリケーションを起動するような指示を含む。カメラ180を使用するアプリケーションとは、例えば、文字読み取りのアプリケーションのように、アプリケーションを起動するとカメラ180が自動的に起動されるようなものである。
CPU100は、カメラ180の起動指示を受け付けていない場合には(ステップS102においてNOの場合)、ステップS102の処理を繰り返す。これに対して、CPU100は、当該起動指示を受け付けた場合には(ステップS102においてYESの場合)、カメラ180で画像を撮像する際の携帯端末装置10の動作モードが、接写モードか否かを判断する(ステップS104)。
動作モードが、接写モードではない(通常モードである)場合には(ステップS104においてNOの場合)、撮像画像を通常通り表示する(ステップS112)。より具体的には、CPU100は、撮像画像のずらし処理を行なわずに(撮像画像をずらすことなく)、撮像画像をそのまま表示する。
これに対して、動作モードが、接写モードである場合には(ステップS104においてYESの場合)、CPU100は、携帯端末装置10におけるカメラ180の配置位置がメモリ110に記憶(登録)されているか否かを判断する(ステップS106)。
カメラ180の配置位置がメモリ110に記憶されている場合には(ステップS106においてYESの場合)、CPU100は、メモリ110を参照して、カメラ180の配置位置に関連付けられたずらし方向およびずらし量に従って、撮像画像をずらしてディスプレイ140に表示する(ステップS108)。より具体的には、CPU100は、情報テーブル212を参照して、カメラ180が表示画面の上部に対応する位置(領域1)に配置されている場合には上方向に撮像画像を半分だけずらしてディスプレイ140に表示する。例えば、CPU100は、撮像画像のうち表示画面の下半分の領域に対応する画像を抽出して、当該抽出した画像を表示画面の上半分の領域に表示させる。あるいは、CPU100は、撮像画像のうち表示画面の上半分の領域に対応する画像をカットし、残余の下半分の領域に対応する画像を上方向に半分だけずらしてディスプレイ140に表示させてもよい。
また、CPU100は、カメラ180が下部に対応する位置(領域2)に配置されている場合には下方向に、左部に対応する位置(領域3)に配置されている場合には左方向に、右部に対応する位置(領域4)に配置されている場合には右方向に、撮像画像を半分だけずらしてディスプレイ140に表示する。また、CPU100は、カメラ180の位置が表示画面の中心に対応する位置(領域5)に配置されている場合には、撮像画像をずらさずにそのまま表示する。そして、CPU100は、処理を終了する。
これに対して、カメラ180の配置位置がメモリ110に記憶されていない場合には(ステップS106においてNOの場合)、CPU100は、タッチパネル120を介してユーザからカメラ180の配置位置の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS110)。当該選択を受け付けていない場合には(ステップS110においてNOの場合)、CPU100は、ステップS110の処理を繰り返す。これに対して、当該選択を受け付けた場合には(ステップS110においてYESの場合)、CPU100は、上述したステップS108の処理を実行する。そして、CPU100は、処理を終了する。
<5.その他の実施の形態>
上記では、カメラ180の位置が表示画面の上下左右部(領域1〜領域4)または中心(領域5)に位置する場合について説明したが、これに限られない。例えば、カメラ180の位置が、図6で説明した領域1および領域5の中間にある場合、領域2および領域5の中間にある場合、領域3および領域5の中間にある場合、領域4および領域5の中間にある場合であってもよい。そして、図8で説明した情報テーブル212に、これらの配置位置とずらし方向およびずらし量とがさらに関連付けられている場合であってもよい。例えば、カメラ180が領域1および領域5の中間にある場合には、上方向に撮像画像を4分の1だけずらしてディスプレイ140に表示してもよい。
上記では、カメラ180の位置が表示画面の上下左右部にある場合には、撮像画像のずらし量が表示画面の半分である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。なお、ずらし量は、ユーザが設定可能であってもよい。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
<6.利点>
本実施の形態によれば、表示画面の位置とカメラの位置とがずれている場合であっても、表示画面と被写体との位置ずれが軽減される。そのため、ユーザの感覚的な違和感を抑制でき、ユーザが接写時において表示画面を見ながら目的の被写体を捉える際の操作性をより向上させることが可能となる。文字認識による辞書機能の利用する場合や、バーコード等を読み取る場合などのように、接写して撮影しなければならないような場合に、特に有用である。
また、カメラと被写体との距離やディスプレイの寸法などのパラメータを用いないため、複雑な計算処理が不要であり、カメラの配置位置が異なる様々な機種において適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,800 携帯端末装置、100 CPU、110 メモリ、120 タッチパネル120 ボタン、140,820 ディスプレイ、142,822 読み取り枠、150 無線通信部、152 通信アンテナ、160 マイク、170 レシーバ、180,810 カメラ、210 情報格納部、212 情報テーブル、220 入力部、230 モード判定部、240 表示制御部。

Claims (5)

  1. 画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置の一方の面側に設けられ、前記カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイと、
    前記ディスプレイに前記カメラで撮像された撮像画像を表示する制御を行なう制御部とを備え、
    前記カメラは、前記ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、前記矩形状のディスプレイの中心を起点として、前記ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置され、
    前記カメラの配置位置と、前記撮像画像のずらし方向およびずらし量とが関連付けられて格納されたメモリと、
    前記カメラの配置位置の選択をユーザから受け付けるための入力部とをさらに備え、
    前記ずらし方向は、前記起点から前記カメラの配置位置への方向であり、
    前記制御部は、前記メモリを参照して、前記選択された前記カメラの配置位置と関連付けられた前記ずらし方向および前記ずらし量に従って、前記撮像画像をずらして前記ディスプレイに表示させる、携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記ずらし量だけずらされた状態で前記ディスプレイに表示された、前記撮像画像に対して、所定の画像の読み取り範囲を示す読み取り枠を重ねて表示させる、請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 前記携帯端末装置は、前記カメラで画像を撮像する際の動作モードとして、通常モードおよび接写モードのうちのいずれか一方を設定可能に構成され、
    前記制御部は、前記動作モードが前記接写モードの場合に、前記起点から前記カメラが配置された方向に沿って前記撮像画像を前記ずらし量だけずらして前記ディスプレイに表示させる、請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置の制御方法であって、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の一方の面側に設けられ、前記カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイと、前記カメラの配置位置と前記カメラで撮像された撮像画像のずらし方向およびずらし量とが関連付けられて格納されたメモリとを含み、
    前記カメラは、前記ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、前記矩形状のディスプレイの中心を起点として、前記ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置され、
    前記ずらし方向は、前記起点から前記カメラの配置位置への方向であり、
    前記制御方法は、
    前記メモリを参照して、前記選択された前記カメラの配置位置と関連付けられた前記ずらし方向および前記ずらし量に従って、前記撮像画像をずらして前記ディスプレイに表示するステップを含む、携帯端末装置の制御方法。
  5. 画像を撮像するカメラを含む携帯端末装置のコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の一方の面側に設けられ、前記カメラの視線方向に鉛直な平面上に配置された矩形状のディスプレイと、前記カメラの配置位置と、前記カメラで撮像された撮像画像のずらし方向およびずらし量とが関連付けられて格納されたメモリとを含み、
    前記カメラは、前記ディスプレイが設けられた面と反対側に設けられ、前記矩形状のディスプレイの中心を起点として、前記ディスプレイの1つの辺に平行な方向に沿って配置され、
    前記ずらし方向は、前記起点から前記カメラの配置位置への方向であり、
    前記制御プログラムは、前記コンピュータに、
    前記メモリを参照して、前記選択された前記カメラの配置位置と関連付けられた前記ずらし方向および前記ずらし量に従って、前記撮像画像をずらして前記ディスプレイに表示するステップを実行させる、携帯端末装置の制御プログラム。
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