JP5931014B2 - 熱間等方圧加圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱間等方圧加圧装置に関するものである。
HIP法(熱間等方圧加圧装置を用いたプレス方法)は、数10〜数100MPaの高圧に設定された雰囲気の圧媒ガスのもと、焼結製品(セラミックス等)や鋳造製品等の被処理物をその再結晶温度以上の高温にして処理するものであり、被処理物中の残留気孔を消滅させることができるという特徴がある。そのため、このHIP法は、機械的特性の向上、特性のバラツキの低減、歩留まり向上などの目的で、今日、広く工業的に使用されるに至っている。
ところで、実際の製造現場ではHIP処理の迅速化が強く望まれており、そのためにはHIP処理の工程の中でも時間がかかる冷却工程を短時間で行うことが必要不可欠とされている。そのため、従来の熱間等方圧加圧装置(以下、HIP装置という)では、炉内を均熱に保持したまま冷却速度を向上させる方法が提案されている。
例えば、特許文献1の熱間等方圧加圧装置では、第1循環流を流れる圧媒ガスの一部をファン及びイジェクターを用いてホットゾーンの下方から第2循環流に合流させ、合流した圧媒ガスがホットゾーン内を循環しつつ冷却されるため、冷却過程で生じる炉上部と下部の温度差を解消して炉内を効率的に冷却することができる。
特に、特許文献1の容器では、低温の圧媒ガスを直接炉内に導くことがないので、容器内周面を過度に冷却することがない。また、イジェクターを用いた強制循環であれば、高い冷却速度を実現することができる。さらに、ホットゾーン内にファンを設ける場合に比べれば、耐熱性などの材料に対する制約がないイジェクターを用いているので、炉構造が複雑にならず、HIP装置の価格も高騰する虞はない。
また、特許文献2には、高圧容器内の圧媒ガスを容器外に取り出し、容器外で冷却してから容器内に戻すことで、冷却工程を短時間で行う技術が開示されている。
特開2011−127886号公報 特開2007−309626号公報
従来のHIP装置は、生産性向上のための急速冷却技術を提供するものであり、HIP処理の処理温度である1000℃〜1400℃の高温域から、被処理物の取り出しが可能な300℃以下の低温域まで冷却するのに必要とされる冷却時間を大幅に短縮できるものとなっている。具体的には、従来のHIP装置では、概ね平均冷却速度として、自然冷却がせいぜい数℃/minであるところ、数十℃/minの冷却速度を達成することが可能である。
一方、最近はアルミ鋳造品やNi基ベース合金の精鋳品に対して溶体化処理等を行うために、HIP処理後に再度熱処理を行い、急速冷却するニーズがある。このような溶体化処理で必要とされる急速冷却は冷却速度が低い通常のHIP装置では不可能であるため、HIP処理とは別の炉内にて再加熱処理および急速冷却をおこなう。
ここで、アルミ鋳造品やNi基ベース合金の精鋳品を対象とした急速冷却で必要とされる冷却速度は、少なくとも数十℃/min以上といった非常に速いものであり、処理物の肉厚や材質によっては100℃/min以上の冷却速度が求められる場合もある。このような速い冷却速度は、従来のHIP装置では達成が困難である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、HIP装置の処理室内を極めて短時間で冷却することができるHIP装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の熱間等方圧加圧装置は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の熱間等方圧加圧装置は、被処理物を取り囲むように配設されたガス不透過性のケーシングと、この内ケーシングを外側から囲むように配設されたガス不透過性の外ケーシングと、前記内ケーシングの内側に設けられて前記被処理物の周囲に処理室を形成する加熱手段と、前記加熱手段及びケーシングを収納する高圧容器と、を備えており、前記処理室内の圧媒ガスを用いて前記被処理物に対して等方圧加圧処理を行う熱間等方圧加圧装置であって、前記外ケーシングと内ケーシングとの間には、下方から上方に圧媒ガスを案内する内側流路が設けられており、前記圧媒ガスは、前記内側流路を通って上昇し、前記高圧容器の内周面とケーシングの外周面との間に形成された外側流路を下降して、内側流路に戻る第1循環流と、前記第1循環流から分岐した圧媒ガスをケーシングの内周側に導いて処理室の被処理物と熱交換した後、熱交換後の圧媒ガスを第1循環流に帰還させる第2循環流とに沿って循環させられており、前記処理室の下方に設けられて、前記被処理物と熱交換した後の第2循環流の圧媒ガスを、第1循環流に合流する前に冷却する冷却促進用の蓄熱器と、前記蓄熱器に第2循環流の圧媒ガスを案内する冷却促進流路と、を有していることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記蓄熱器は、内部に多数の気孔を備えた多孔構造の部材から形成されるとよい。
なお、好ましくは、前記蓄熱器は、複数の金属板を互いに距離をあけて配設してなる多層構造の部材から形成されるとよい。
本発明のHIP装置によれば、HIP装置の処理室内を極めて短時間で冷却することができる。
本実施形態のHIP装置の正面断面図である。
以下、本発明に係る熱間等方圧加圧装置1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、本実施形態の熱間等方圧加圧装置1(HIP装置1と呼ぶこともある)を示している。このHIP装置1は、内外ケーシング3、4間に設けられた図示しない断熱部材内を通って上下に圧媒ガスを流動できる経路(内側流路22)を備えている。その経路中に通路開閉のための機構(第1弁手段17)を有し、処理室内を冷却する冷却過程においてはこの経路を開として用い、圧媒ガスは、断熱部材内を上昇した後、高圧容器2の内周面と外ケーシング4の外周面とのギャップ(外側流路12)に導かれてこのギャップを降下する間に、高圧容器2の内周面との熱交換で冷却され、再び断熱部材の下部からガス流路(第2流通孔24)を通って内側流路22に導かれる第1循環流41を形成する。さらに、第1循環流41から分岐した圧媒ガスは、処理室内に導かれ、被処理物Wと熱交換された後、ガスルート(冷却促進流路44)を通って、処理室より下の空間に設けた蓄熱器43において蓄熱器43と熱交換され、第1循環流41に合流する。
また、HIP装置1は、被処理物Wを収容する高圧容器2を有しており、この高圧容器2の内側には被処理物Wを取り囲むように配設されたガス不透過性の内ケーシング3と、この内ケーシング3を外側から取り囲むように配設されたガス不透過性の外ケーシング4と、を備えている。内ケーシング3と外ケーシング4との間には図示を省略する断熱部材が設けられており、この断熱部材により内ケーシング3の内部は外部から熱的に隔離されている。
また、HIP装置1は、内ケーシング3の内側に被処理物Wを支持する製品台6と圧媒ガスを加熱する加熱手段7とを備えていて、製品台6の上側には被処理物Wが載置されている。そして、加熱手段7と被処理物Wとの間には、両者を仕切る整流筒8が設けられている。HIP装置1は、整流筒8の外側に設けられた加熱手段7で加熱された圧媒ガスを整流筒8の下側から整流筒8の内部に供給し、この整流筒8の内部に供給された高温の圧媒ガスによって被処理物Wの周囲に圧媒ガスの雰囲気(以降、ホットゾーンという)を形成し、このホットゾーン内で被処理物Wに熱間等方圧加圧処理(以下、HIP処理という)を行えるようになっている。
以降では、HIP装置1を構成する各部材を詳しく説明する。
図1に示すように、高圧容器2は、上下方向に沿った軸心回りに円筒状に形成された容器を備えている。この容器本体9は、上方と下方との双方に向かって開口していて、上側(図1の紙面における上側)の開口は蓋体10により塞がれており、容器本体9の下側(図1の紙面における下側)の開口は底体11により塞がれている。
上述した容器本体9の上側開口と蓋体10との間、及び容器本体9の下側開口と底体11との間には、それぞれシール45が設けられている。これらのシール45により、高圧容器2の内部は、外部から物理的に隔離されている。
高圧容器2の周囲には、図示を省略する供給配管や排出配管が連結されている。これらの供給配管及び排出配管は、高温高圧の圧媒ガス(HIP処理が可能なように10〜300MPa程度に昇圧されたアルゴンガスや窒素ガス)を容器に供給したり容器から排出したりするものである。
外ケーシング4は、高圧容器2の内側に配備された有蓋円筒状の部材である。この外ケーシング4は、HIP処理の温度条件に合わせてステンレス、ニッケル合金、モリブデン合金またはグラファイトなどのガス不透過性の耐熱材料を用いて形成されている。外ケーシング4は、上述した高圧容器2よりも径が小さな円筒状であり、高圧容器2の内周面から径内側に距離をあけて配備されていて、外ケーシング4の外周面と高圧容器2の内周面との間には隙間が形成されている。この外ケーシング4と高圧容器2との間に形成される隙間は、圧媒ガスを上下方向に沿って流通可能な外側流路12とされている。
具体的には、外ケーシング4は、下方に向かって開口した円筒状の外ケーシング本体13と、この外ケーシング本体13の下側開口を塞ぐ外ケーシング底体14とを備えている。外ケーシング本体13の上部には上開口部15が形成されており、外ケーシング4の内側の圧媒ガスを下方から上方に導いて外ケーシング4の外側に案内できるようになっている。この上開口部15には、内側から外側の外側流路12に流れ出る圧媒ガスの流通を遮断する第1弁手段17が設けられている。
また、外ケーシング底体14の中央側には、上開口部15と同様に、外側流路12を経由して外ケーシング底体14の下側に流れ込んだ圧媒ガスをホットゾーン内に導く下開口部16が形成されている。この下開口部16を通じて導入された圧媒ガスのうち、一部の圧媒ガスは後述する第2流通孔24を通じて内側流路22に流れ、残りの圧媒ガスは導管28を通じてホットゾーン内に導かれる。また、下開口部16には、この下開口部16を通じて導入される圧媒ガスの循環を促進する強制循環手段25が後述するように設けられている。
第2流通孔24は、外ケーシング底体14の内部を貫通して外ケーシング底体14の上側と下側とを結ぶように形成されており、外ケーシング底体14の下面に設けられた下開口部16(入口)から取り込んだ圧媒ガスを、外ケーシング底体14の上面に設けられた出口から内側流路22に帰還できるようになっている。
第1弁手段17(経路中に通路開閉のための機構)は、外ケーシング4の上開口部15を塞ぐ栓部材18と、この栓部材18を上下方向に移動させる移動手段19とを備えている。第1弁手段17は、高圧容器2の外側に設けられた移動手段19を用いて栓部材18を上下いずれかの方向に移動させることで、上開口部15を開閉できるようになっており、上開口部15を経由する圧媒ガスの流通と遮断とを任意に切り換えることができるようになっている。
内ケーシング3は、外ケーシング4の内側に配備された筺体であって、外ケーシング4と同様に上下方向に沿った略円筒状に形成されている。内ケーシング3は、外ケーシング4よりも径が小さな有蓋円筒状に形成されており、外ケーシング4の内周面から径内方向に距離をあけて設けられており、外ケーシング4との間に径方向及び上下方向に隙間を形成できるようになっている。この外ケーシング4と内ケーシング3との隙間には、カーボンファイバを編み込んだ黒鉛質材料やセラミックファイバなどの多孔質材料で形成されたガス流通性の断熱部材が配備されている。すなわち、この断熱部材の内部を通る流路が、圧媒ガスを上下方向に沿って流通可能な内側流路22とされている。
内ケーシング3は、外ケーシング4と同様の耐熱材料を用いて下方に向かって開口した円筒状に形成されており、上述した外ケーシング底体14の上面よりやや上方に、外ケーシング底体14の上面から上下方向に隙間をあけるようにして配備されている。そして、内ケーシング3の下部(下端)と外ケーシング底体14との間には上下方向に隙間が形成されており、この隙間は内ケーシング3の内側にある圧媒ガスを外側(内側流路22)に流通させる第1流通孔23とされている。
内ケーシング3の内部には、径外側から順番に加熱手段7と整流筒8とが設けられており、この整流筒8の内部がホットゾーンとされている。次に、内ケーシング3の内部の構造について説明する。
加熱手段7は、上下方向に並んで配置された複数(図例では2つ)のヒータエレメントで構成されている。加熱手段7は内ケーシング3の内周面から径内側に距離をあけて配備されており、この加熱手段7から径内側にさらに距離をあけて整流筒8が配備されている。そして、加熱手段7の内側と外側とには、それぞれ圧媒ガスを上下に流通させるガス流通路が形成されている。
このガス流通路は、加熱手段7の外側に設けられる外側ガス流通路20と、加熱手段7の内側に設けられる内側ガス流通路21との2つで構成されている。外側ガス流通路20は、内ケーシング3の内周面と加熱手段7との間に形成された流路であり、内ケーシング3の内周面に沿って上下方向に伸びている。外側ガス流通路20を流通した圧媒ガスは、その殆どが後述する冷却促進流路44に流れ込むようになっている。また、内側ガス流通路21は、内ケーシング3の内周面と整流筒8との間に形成された流路であり、整流筒8の内周面に沿って上下方向に伸びている。この内側ガス流通路21を流通した圧媒ガスは、殆どがガス導入孔26と冷却促進流路44とに分かれて流入するようになっている。
整流筒8は、ガスを透過しない板材で円筒状に形成されており、上方と下方との双方に向かって開口している。整流筒8の上端は内ケーシング3の内周面(上面)のやや下方に位置しており、整流筒8の上端と内ケーシング3との間には圧媒ガスを流通可能な隙間が上下方向に形成されていて、この隙間を介して整流筒8の内側(ホットゾーン内)にある圧媒ガスを整流筒8の外側に設けられたガス流通路(内側ガス流通路21または外側ガス流通路20のいずれか)に案内できるようになっている。
整流筒8の下側には、被処理物Wを載置する製品台6が設けられている。この製品台6は、圧媒ガスを流通可能な多孔板から形成されており、製品台6を透過して下側から上側に向かって圧媒ガスを案内できるようになっている。この製品台6の上側には、スペーサを介在させることで製品台6の上面に直接接触しない状態(かさ上げされた状態)で被処理物Wが載置されている。
また、整流筒8の外周面には、製品台6よりもさらに下方の位置に、上述したガス導入孔26が形成されている。このガス導入孔26は、整流筒8の側壁を内外に貫通するように形成されており、内側ガス流通路21を流れる圧媒ガスを整流筒8の内側に導入できるようになっている。つまり、このガス導入孔26を介して整流筒8の内部に導入された圧媒ガスは、上述した製品台6を透過して製品台6の上方に流れ込み、製品台6の上方に形成されたホットゾーンでHIP処理が行われる。
ところで、本発明のHIP装置11は、ホットゾーン内を冷却する冷却手段として、次に示す第1冷却手段と第2冷却手段とを有している。
第1冷却手段は、第1循環流41に沿って圧媒ガスを循環しつつ冷却するものである。この第1循環流41は、上記した外ケーシング4と内ケーシング3との間に形成された内側流路22を下方から上方に向かって導かれた圧媒ガスを、外ケーシング4の上開口部15から外側流路12に案内し、案内された圧媒ガスを外側流路12に沿って上方から下方に案内しつつ高圧容器2の容器壁に接触させることで冷却し、冷却された圧媒ガスを外ケーシング4の第2流通孔24から内側流路22に戻すように圧媒ガスを循環するものである。
一方、第2冷却手段は、ホットゾーン内の圧媒ガスの一部をホットゾーンの外側に導き、外側に導かれた圧媒ガスを第1冷却手段(第1循環流41)により強制循環する圧媒ガスに合流させて冷却を行い、冷却された圧媒ガスの一部をホットゾーンに戻すように圧媒ガスを循環する第2循環流42に沿って圧媒ガスを循環して冷却するものである。上述した第1冷却手段で冷却された圧媒ガスの一部は、外ケーシング4の外側で冷却された後、ホットゾーンの上部からホットゾーン内にガス導入手段27により導入される。
また、上述した第2流通孔24の中途側には、第2流通孔24を流通する圧媒ガスの流量(第1循環流41を流れる圧媒ガスの流量)と、ガス導入手段27を通じてホットゾーン内を流通する圧媒ガスの流量(第2循環流42を流れる圧媒ガスの流量)との比率を調整する第2弁手段33(絞り弁手段)が設けられている。具体的には、底ケーシング底体14のファン格納部32の上面には、ファン格納部32内の圧媒ガスをガス導入手段27に送る連通孔34が形成されており、上述した第2弁手段33を用いて連通孔34を閉鎖したり開放したりすれば、ファン格納部32からガス導入手段27側に流れ込む圧媒ガスの流量を調整できるようになっている。このような第2弁手段33を設けることで、第1循環流41を流れる圧媒ガスの流量と、第2循環流42を流れる圧媒ガスの流量との割合(流量比)を任意に変更することも可能となって、HIP装置11の冷却速度をより精密に制御することも可能となる。
ガス導入手段27は、ホットゾーンの下方からホットゾーンの上部に伸びると共にホットゾーンの上部で開放された導管28と、ケーシングの外側で冷却された圧媒ガスを導管28に沿ってホットゾーンの上部に案内する強制循環手段25とを有している。
まず、強制循環手段25について説明する。
強制循環手段25は、外ケーシング底体14の下開口部16に設けられて、下開口部16の下側の圧媒ガスをホットゾーン内に強制的に引き込んで循環させるものである。本実施形態の強制循環手段25は、高圧容器2の底体11に設けられたモータ30と、このモータ30から下開口部16を通って上方に伸びる軸部31と、軸部31の上端に取り付けられたファン29とを備えている。このファン29は外ケーシング底体14の内部に形成されたファン格納部32に格納されており、このファン格納部32と外側流路12との間を連通するようにして下開口部16が形成されている。そして、ファン29はこの下開口部16を貫通して上下方向に伸びる軸(軸部31)回りに回転することで、圧媒ガスに下方から上方に向かう流れを強制的に発生できるようになっている。
つまり、この強制循環手段25では、モータ30を用いて軸部31の先端に設けられたファン29を回転させると、外ケーシング底体14の下側に貯留された圧媒ガスが下開口部16を通ってファン格納部32に強制的に流れ込む。そして、ファン格納部32に流れ込んだ圧媒ガスは導管28を介してホットゾーンの上部に送られ、圧媒ガスがホットゾーンの上部から流れ込んでホットゾーン内を冷却するために用いられる。なお、強制循環手段25の例としては、ファン29だけでなくポンプ等を用いてもよい。
導管28は、ファン格納部32に流れ込んだ圧媒ガスをホットゾーンの上部に送るためのものであり、圧媒ガスを管外に漏らさずに且つホットゾーンの圧媒ガスと交わることなく案内できるように内部が空洞とされた管材で形成されている。この導管28の下端はファン格納部32の上側の内周面に開口しており、この開口からファン格納部32の圧媒ガスを管内に取り込むことができるようになっている。また、導管28は、ファン格納部32(ホットゾーンの下方)から整流筒8の内部を上下方向に貫通するようにホットゾーンの上部まで伸びている。導管28の上端は、内ケーシング3の上面のやや下方でT字状に分岐しており、分岐した出口から圧媒ガスをホットゾーン内に向かって水平に噴出できるようになっている。
具体的には、導管28は、ファン格納部32の上面に形成された開口(下側の開口)から、ホットゾーンの中央側を通って上方に向かって伸び、整流筒8(ホットゾーン)の上部で径外側に2又状に分岐している。そして、導管28の先端から噴出した冷却後の圧媒ガスは、内ケーシング3の上面に沿って水平に流れ、ホットゾーンの上部にある高温の圧媒を巻き込むように外側ガス流通路20及び内側ガス流通路21に流れ込む。このとき、第1循環流41で冷却された圧媒ガスとホットゾーン内を上方に移動してきた圧媒ガスとが接触して混合されるため、互いに混合されにくい第1冷却手段の圧媒ガスと第2冷却手段の圧媒ガスとを(温度差の大きな圧媒ガス同士を)確実に混合することが可能となる。
次に、本発明の特徴である蓄熱器43及び冷却促進流路44について詳しく説明する。
図1に示すように、蓄熱器43は、内ケーシング3の内径よりもやや小さい外径を備えた略円柱状の部材であり、加熱手段7より下方の内ケーシング3の内部に配備されている。図例の蓄熱器43は、円筒状に形成された内ケーシング3の内周側に遊嵌し且つ上下方向に厚みを持った円柱状に形成されている。
具体的には、上述した整流筒8の上下方向の中途側には、整流筒8の上部と下部とを区切る下部断熱材46が設けられている。この下部断熱材46は、圧媒ガスが不透過とされた部材であり、内ケーシング3の内部空間を上下に区切っている。そして、上述した蓄熱器43は、この下部断熱材46のさらに下方に配備されている。
また、蓄熱器43は、多量の熱エネルギを吸収可能なように大きな熱容量を備えている。このような蓄熱器43としては、例えば、多孔質セラミックスなどのように内部に多数の気孔を備えた多孔構造の部材、複数の金属板を互いに距離をあけて並べたような多層板構造、あるいはセラミックスの小片や微小な粒子を疎に堆積させたような構造を有するものが挙げられる。このような構造を備えた蓄熱器43は、加熱されにくく冷却されにくいため、高温の圧媒ガスに対して十分な冷却能を備えている。
例えば、蓄熱器43を、内部に多数の気孔を備えた多孔構造の部材から形成すれば、冷却時のガス流に対して接触表面積が格段に増大して熱交換効率が上がる。さらに、急速冷却時以外の時、すなわちホットゾーン内の昇温時及び温度保持時のようにガス流がない時には、この多孔構造の部材(堆積層)が下部への伝熱を抑制する断熱材として機能する。
一方、蓄熱器43を、複数の金属板を互いに距離をあけて並べた多層構造の部材から形成した場合にも、多孔構造の場合と同じく冷却時のガス流に対して接触表面積を増大させる効果がある。また、ホットゾーン内の昇温時及び温度保持時のようにガス流がない時には、多孔構造の場合と同じく下部への断熱効果を発揮することができる。
さらに、蓄熱器43の内部には、蓄熱器43の上方の圧媒ガスを蓄熱器43の下方に案内するガス案内孔47が、複数形成されている。これらのガス案内孔47は、蓄熱器43の上面に互いに距離をあけて複数形成されており、蓄熱器43を上下に貫通するようになっていて、それぞれのガス案内孔47内に導入された圧媒ガスとの間の熱交換面積を拡大できるようになっている。
この蓄熱器43の取り付け高さは、蓄熱器43は加熱手段7により直接加熱されることがないホットゾーンの下部、つまりホットゾーンの中でも低温の場所に配置されている。そのため、蓄熱器43はホットゾーンの上部に設けられる処理室に比べれば低温となるホットゾーンの下部と同じ温度となっており、ホットゾーンの上部の高温の圧媒ガスを冷却できるような冷却能を備えている。
冷却促進流路44は、上述した蓄熱器43に対して第2循環流42の圧媒ガスを案内するものである。具体的には、冷却促進流路44は、外側ガス流通路20及び内側ガス流通路21の下端から蓄熱器43を通って第1流通孔23までの間を結ぶものであり、外側ガス流通路20及び内側ガス流通路21を通って上方から下方に流れた圧媒ガスを、各ガス流通路の下部で1つに集めた後、集めた圧媒ガスを蓄熱器43に送っている。このようにして蓄熱器43に送られた圧媒ガスは複数のガス案内孔47に分配され、それぞれのガス案内孔47を通過することで冷却される。そして、圧媒ガスは、内ケーシング3の下側に形成された第1流通孔23から内側流路22を流れる第1循環流41に合流させられている。
上述したHIP装置1を用いて処理室内を急速冷却する際には、まず第1弁手段17の移動手段19を用いて栓部材18を上方に移動させ、外ケーシング4の上開口部15を開放する。そして、外ケーシング底体14のファン格納部32に設けられる強制循環手段25のファン29を回転させる。そうすると、回転するファン29により外ケーシング底体14の下方の圧媒ガスが下開口部16を通ってファン格納部32に流れ込み、ファン格納部32に流れ込んだ圧媒ガスの一部が第2流通孔24を通って内側流路22に流入し、流入した圧媒ガスが内側流路22を通って上方に移動し、外ケーシング4の上開口部15から外側流路12に流れ出る。そして、今度は外側流路12に沿って上方から下方に下降し、この下降時に高圧容器2の内周壁との間に熱交換が行われて、圧媒ガスの冷却が行われる。このようにして冷却された圧媒ガスは、外ケーシング底体14の下方に戻る。この圧媒ガスの流れが第1循環流41であり、この第1循環流41に沿って圧媒ガスは冷却される。
一方、上述した第2弁手段33を用いて連通孔34を開閉すると、ファン格納部32に流れ込んだ圧媒ガスの残りが、ガス導入手段27の導管28を通じてホットゾーンの内部に流れ込む。つまり、導管28の先端から径外側に向かって噴出した冷却後の圧媒ガスは、自然対流によって上昇してきた処理室の高温の圧媒ガスを巻き込みつつ外側ガス流通路20及び内側ガス流通路21に流れ込む。そして、外側ガス流通路20及び内側ガス流通路21を下降しつつ加熱手段7などを冷却し、これらの流通路の下端から冷却促進流路44に流入する。このとき、内側ガス流通路21を下降する圧媒ガスの一部は、ガス導入孔26から処理室内に流れ込み、流れ込んだ圧媒ガスで処理室内の被処理物Wが冷却される。
また、冷却促進流路44に流入した圧媒ガスは、冷却促進流路44を通って蓄熱器43に導かれる。そして、蓄熱器43に導かれた圧媒ガスは、複数のガス案内孔47に分配され、それぞれのガス案内孔47の内部で熱交換される。つまり、上述したように蓄熱器43はホットゾーンの中でも低温となる下部に配備されているので、処理室内の圧媒ガスを十分に冷却可能な冷却能を備えている。そのため、蓄熱器43に送られた圧媒ガスは、短時間で急速に冷却され、十分低温となった圧媒ガスが第1流通孔23から第1循環流41に合流する。
例えば、蓄熱器43がない従来技術の装置の場合であれば、処理室内の冷却速度をアップするため、第2循環流42から第1循環流41に合流させる圧媒ガスの流量を大きくし過ぎると、第1循環流41を流通する圧媒ガスの温度が上昇しすぎて、強制循環手段25のモータ30や第2弁手段33などを焼損する可能性があり、第2循環流42から第1循環流41に合流させる圧媒ガスの流量には一定の制限があった。
しかし、上述した蓄熱器43を用いて一旦冷却された圧媒ガスを第1循環流41に合流させるのであれば、第2循環流42から第1循環流41に合流させる圧媒ガスの流量を従来よりも大きくすることができ、被処理物Wの量や製造条件に依らず、概ね100℃/minを超える冷却速度が可能となる。
つまり、ホットゾーンでは、処理室の下部は処理室に比べて比較的低温に保たれている。従って、ここに蓄熱器43を配置しておけば、処理室が1000℃を超える高温であっても、蓄熱器43はより低温の300〜400℃に保持される。一方、処理室内で被処理物Wと熱交換された後の圧媒ガスは処理室内とほぼ同じ温度であり、蓄熱器43よりも高温となっている。そのため、この高温とされた圧媒ガスを蓄熱器43に導いて熱交換させれば、熱容量が大きな蓄熱器43に圧媒ガスの熱エネルギを吸収させることができ、圧媒ガスを短時間で低温化することが可能となる。
そのため、上述したHIP装置1によれば、処理室内を極めて短時間で急速に冷却することができ、急速冷却を必要とする熱処理をHIP処理の冷却工程に続いて実施することが可能となる。また、熱処理において再加熱などが不要となるので、工程を短縮化して溶体化処理などを簡便に実施することも可能となる。
HIP処理後の冷却工程で急速冷却ができれば、HIP処理後にわざわざ溶体化処理のための再加熱処理と急速冷却を実施することが不要になる。そうすれば、従来の溶体化処理のように、HIP処理後に処理物を再加熱して熱処理を行い、急速冷却を行う手間が減り、溶体化処理の工程を大幅に簡略化できることはもちろん、大幅な省エネを達成することが可能となる。
なお、上述した蓄熱器43及び冷却促進流路44を用いた処理室の急速冷却の方法は、実際に1200℃から概ね500℃程度までの温度域の冷却に利用される。500℃という温度は、通常炉の開放には高過ぎる温度であるが、例えばNi基合金の溶体化処理等においては、1200℃から500℃までの急速冷却が求められており、1200〜500℃の温度域を素早く冷却することでHIP処理後の冷却工程で溶体化処理を合わせて実施することが可能となる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 熱間等方圧加圧装置(HIP装置)
2 高圧容器
3 内ケーシング
4 外ケーシング
6 製品台
7 加熱手段
8 整流筒
9 容器本体
10 蓋体
11 底体
12 外側流路
13 外ケーシング本体
14 外ケーシング底体
15 上開口部
16 下開口部
17 第1弁手段
18 栓部材
19 移動手段
20 外側ガス流通路
21 内側ガス流通路
22 内側流路
23 第1流通孔
24 第2流通孔
25 強制循環手段
26 ガス導入孔
27 ガス導入手段
28 導管
29 ファン
30 モータ
31 軸部
32 ファン格納部
33 第2弁手段
34 連通孔
41 第1循環流
42 第2循環流
43 蓄熱器
44 冷却促進流路
45 シール
46 下部断熱材
47 ガス案内孔
W 被処理物

Claims (3)

  1. 被処理物を取り囲むように配設されたガス不透過性のケーシングと、この内ケーシングを外側から囲むように配設されたガス不透過性の外ケーシングと、前記内ケーシングの内側に設けられて前記被処理物の周囲に処理室を形成する加熱手段と、前記加熱手段及びケーシングを収納する高圧容器と、を備えており、前記処理室内の圧媒ガスを用いて前記被処理物に対して等方圧加圧処理を行う熱間等方圧加圧装置であって、
    前記外ケーシングと内ケーシングとの間には、下方から上方に圧媒ガスを案内する内側流路が設けられており、
    前記圧媒ガスは、
    前記内側流路を通って上昇し、前記高圧容器の内周面とケーシングの外周面との間に形成された外側流路を下降して、内側流路に戻る第1循環流と、
    前記第1循環流から分岐した圧媒ガスをケーシングの内周側に導いて処理室の被処理物と熱交換した後、熱交換後の圧媒ガスを第1循環流に帰還させる第2循環流とに沿って循環させられており、
    前記処理室の下方に設けられて、前記被処理物と熱交換した後の第2循環流の圧媒ガスを、第1循環流に合流する前に冷却する冷却促進用の蓄熱器と、前記蓄熱器に第2循環流の圧媒ガスを案内する冷却促進流路と、を有していることを特徴とする熱間等方圧加圧装置。
  2. 前記蓄熱器は、内部に多数の気孔を備えた多孔構造の部材から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱間等方圧加圧装置。
  3. 前記蓄熱器は、複数の金属板を互いに距離をあけて配設してなる多層構造の部材から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱間等方圧加圧装置。
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