JP5930988B2 - パソコンにインストールされるアプリケーションプログラムに成果報酬型広告の機能を付加するプログラム、成果報酬型広告のコンピューティング - Google Patents

パソコンにインストールされるアプリケーションプログラムに成果報酬型広告の機能を付加するプログラム、成果報酬型広告のコンピューティング Download PDF

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Description

この発明は、典型的にはスマートフォンやタブレット端末のようなインターネットに接続可能な個人向けのコンピューター(本明細書においてはこれを一般的なパソコンと同じ概念のコンピューターとして捉える)にインストールされるアプリケーションプログラムに関し、とくに、なんらかのアプリケーションプログラムを広告媒体として、これに成果報酬型広告の機能を付加するプログラムに関する。また、このプログラムを前提とした成果管理サーバーのコンピューティングにも関する。
周知のように、スマートフォンやタブレット端末などのパソコンの利用者は、インターネット上のアプリ配布サイトにアクセスし、そこで販売されているさまざまなアプリケーションプログラム(たんにアプリまたはアプリ製品と記すこともある)の中からお気に入りのアプリ製品を購入ダウンロードして自機にインストールし、随時にそのアプリケーションプログラムを使用している。
アプリ製品を開発してアプリ配布サイトを通じて販売する業者は、いろんな媒体をつかい、自社製品がよく売れるように広告宣伝を行っている。こうした広告のひとつの手段として、スマートフォンやタブレット端末の利用者に人気のあるなんらかのアプリケーションプログラムを広告媒体とし(これを広告媒体アプリと記すこともある)、このアプリの実行状態にて随時に他のアプリ製品の広告表示を行い、周知のアフィリエイト広告と類似した成果報酬型広告を実施する仕組みが知られている。その代表的な仕組みが特許第5107455号公報に詳しく記載されている。
上記の成果報酬型広告ビジネスモデルの構成員を整理するとつぎのようになる。アプリ製品の広告を行う者が広告主である。広告媒体アプリの提供者が、広告主からの成果報酬としての広告料収入をもくろむ者であり、これを媒体主と称することにする。広告主および媒体主はいずれも複数存在することが予定されている。そして、出願人のような広告代理店が広告主と媒体主を結びつけ、スマートフォンやタブレット端末などに広告情報を提供するとともに広告の成果報酬を管理するコンピューティングを実施する。また、これら広告主・媒体主・広告代理店により実施される成果報酬型広告ビジネスモデルとは直接的には関係しない要素として、広告主が提供するアプリ製品やその他の多くのアプリ製品を販売あるいは無料配布する「AppStore」や「GooglePlay」(いずれも登録商標)などのアプリ配布サイトが存在する。
媒体主は、自らが提供するゲームアプリやニュースアプリなど、利用者が頻繁に利用するであろう人気がでそうなアプリケーションプログラムに、広告代理店が用意している成果報酬型広告を行うための付加プログラムを組み込むことにより、前記した広告媒体アプリを構成する。この広告媒体アプリは、一般に、前記したアプリ配布サイトを通じて利用者に販売または無料提供する。利用者は、アプリ配布サイトから好みの広告媒体アプリを自分のスマートフォンやタブレット端末にダウンロードしてインストールし、好きなときに起動してゲームをしたり、ニュースを閲覧したりする。つまり、広告媒体アプリの主要素であるメインコンテンツ(ゲームやニュース閲覧など)の提供を受ける。
広告媒体アプリには成果報酬型広告を実施する付加プログラム(これを広告制御モジュールと称する)が組み込まれており、これによって以下の処理が行われる。具体的には、特許第5107455号公報に記載された発明においては、広告媒体アプリに組み込まれた付加プログラム(広告制御モジュール)は、スマートフォンやタブレット端末に以下のような動作を行わせる。
(1)広告媒体アプリが動作している状態において、たとえば、利用者が画面に表示されている「広告を見る」ボタンを選択する操作入力をすると、広告制御モジュールは広告表示処理を行う。
(2)広告表示処理では、当該パソコン(スマートフォンやタブレット端末など)を所定の広告配信サーバーに接続し、アプリ製品の広告情報を取得する。この広告情報には複数のアプリ製品の広告情報が含まれている。広告制御モジュールは、広告表示を行うに先だって、それら広告対象となるアプリ製品が当該パソコンにすでにインストールされているのか否かをOS(オペレーティングシステム)に問い合わせ、インストールされているアプリ製品には「インストール済み」を付記した上で、各アプリ製品の広告を当該パソコン画面に表示する。
(3)画面に表示されたアプリ製品の広告を見て、利用者がひとつのアプリ製品を選択する操作入力をすると(この操作入力のことを便宜的に「クリック」とする)、広告制御モジュールは広告誘導処理を実行する。
(4)広告誘導処理では、クリックされたアプリ製品の広告情報に基づいて、広告誘導記録(端末ID・広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)の報告電文を作成して所定の成果管理サーバーに送信するとともに、当該パソコンを当該アプリ製品を販売している所定のアプリ配布サーバーに接続させる。
このようにして利用者パソコンがアプリ配布サーバーに誘導され、クリックしたアプリ製品を購入するかもしれない。なお上記において、端末IDは当該パソコンを特定する情報である。広告媒体IDは、上記の広告を行った広告媒体アプリを特定する情報である。アプリ製品広告IDは、利用者がクリックしたアプリ製品の広告を特定する情報である。
(5)広告制御モジュールは、新規インストールアプリ検出報告処理を適宜に実行する。この処理においては、たとえば、当該パソコンにインストールされている最新のアプリリストと前回調べたときのアプリリストとを対比することにより、この間に新たにインストールされたアプリがあるか否かを判断する。その結果、新規インストールアプリがあった場合、そのアプリを特定するアプリ製品広告IDと端末IDを対応づけした新規インストールアプリ報告電文を前記の成果管理サーバーに送信する。
(6)成果管理サーバーは、上記のようなプロセスを経てパソコンから通知されてくる広告誘導記録電文および新規インストールアプリ報告電文を受信して保存し、適時に両者を対照することで広告成果を抽出する。
つまり、成果管理サーバーは、受信した新規インストールアプリ報告電文中の端末IDとアプリ製品広告IDの組み合わせに一致する端末ID・アプリ製品広告IDを含んだ広告誘導記録が保存されているか否かを調べる。一致する広告誘導記録が存在する場合、その一致した広告誘導記録(端末ID・広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)に該当する利用者による広告クリック・アプリ配布サイトへの誘導の事実が、当該アプリ製品の購入に結びついたものと判断し、当該アプリ製品の広告主から当該広告媒体アプリの媒体主に広告料を支払うためのコンピューティングを行う。
===発明が解決しようとする課題===
以上詳しく説明した既存の技術に関して、本願の発明者はつぎのような解決すべき課題を認識した。その課題とは、利用者が自分のパソコンに所望のアプリケーションプログラムを次々にインストールすると、その事実(どのパソコンでどのアプリがインストールされた)がすべて上記新規インストールアプリ検出報告処理により外部の成果管理サーバーに通報されることである。
利用者が自分のパソコンにインストールするアプリのすべてが広告媒体アプリ経由ではないことが当然であるところ、そのような広告媒体アプリによる広告や広告クリックとは無関係のアプリ導入に対しても新規インストールアプリ検出報告処理が実行され、上記の通信処理と成果管理サーバーにおける広告誘導記録との突き合わせ処理が行われるという点において、コンピューティング資源の無駄づかいをしていることになる。また、当該パソコンにインストールしたアプリの情報が利用者のあずかり知らない外部の成果管理サーバーに通報されるという点において、個人情報保護の観点において好ましいこととはいえない。
===発明の概要===
この発明は上述した課題を解決するために創作されたものである。この発明に係る成果報酬型広告用のプログラム(前述した広告媒体アプリに組み込まれる広告制御モジュールに相当する)の機能は、ここまで詳述した既存技術との相違点をクローズアップして説明すると、以下の特徴を有するものである。
(A)広告媒体アプリが動作している状態において、利用者のパソコン画面にアプリ製品の広告表示を行うのに先立って、広告対象アプリ製品群の中から当該パソコンにすでにインストールされているアプリ製品を調べて、インストールされているアプリ製品は広告対象から外し、インストールされていないアプリ製品のみを広告表示する。
(B)利用者が広告を見てひとつのアプリ製品をクリックしたとする。そのアプリ製品は当該パソコンにインストールされていないアプリであることが確定している。この広告クリックに応答して広告誘導処理が行われ、広告誘導記録(端末ID・広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)の報告電文を作成して所定の成果管理サーバーに送信するとともに、当該パソコンを当該アプリ製品を販売している所定のアプリ配布サーバーに接続させる。この点は前記の既存技術と同じである。この発明では既存技術と異なり、当該パソコン自体にも広告誘導記録(広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)を保存しておく。なお、パソコンに残す広告誘導記録は当該広告媒体アプリの管理下にあるデータなので、記録中の広告媒体IDは当該必ずしも必要ない。
(C)当該パソコン自体に保存した広告誘導記録(広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)が示すアプリ製品は、この記録をとった時点では当該パソコンにインストールされていなかった。この発明に係るプログラムは、広告成果確認処理として、広告誘導記録に残したアプリ製品を対象とし、そのアプリ製品が当該パソコンにインストールされたかどうかを調べるようになっており、それ以外の新規インストールアプリがあってもその存在には反応しない。
(D)広告成果確認処理において、広告誘導記録に残したアプリ製品が当該パソコンにインストールされたことを検出した場合、広告成果があったものと判定し、その事象を成果管理サーバーに報告するところ、その成果報告電文の内容をつぎのように構成した。広告成果が確認された広告誘導記録(広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)からアプリ製品広告IDの記述を除き、これに当該パソコンの端末IDの記述を加えた成果報告電文(端末ID・広告媒体ID・クリック日時)を作成して成果管理サーバーに送信する。
(E)成果管理サーバーには、多くの利用者パソコンからの上述した広告誘導記録電文および成果報告電文が集まり、これらがデータベース化されて保存されている。成果管理サーバーは、ある成果報告電文(端末ID・広告媒体ID・クリック日時)に基づいて広告誘導記録のデータベースを検索し、端末ID・広告媒体ID・クリック日時の組み合わせが一致する広告誘導記録(端末ID・広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)を抽出し、抽出した記録に記されているアプリ製品広告IDに該当する広告主から当該記録中の広告媒体IDに該当する媒体主に広告料を支払うためのコンピューティングを行う。ただし、これは一実施例であり、1台の利用者パソコンに複数の広告媒体アプリがインストールされていることを前提とした他の実施形態もある。これについては実施例の項で詳述する。
広告誘導記録および成果報告電文のデータ構成
===発明の前提事項===
ここまでの説明で明らかなように、この発明を実施するための前提事項(コンピューティング環境)は前述した既存技術となんら変わるところはない。スマートフォンやタブレット端末などのパソコンの利用者は、インターネット上のアプリ配布サイトにアクセスし、そこで販売されているアプリ製品を購入ダウンロードして自機にインストールし、随時にそのアプリケーションプログラムを使用する。
媒体主は、自らが提供するゲームアプリやニュースアプリなどに、広告代理店が用意している成果報酬型広告を行うための付加プログラム(広告制御モジュール)を組み込むことにで広告媒体アプリを構成する。利用者は、アプリ配布サイトから好みの広告媒体アプリを自分のスマートフォンやタブレット端末にダウンロードしてインストールし、好きなときに起動してゲームをしたり、ニュースを閲覧したりする。
成果報酬型広告ビジネスモデルにおいては、広告主が広告媒体アプリを介してアプリ製品の広告を行い、広告を見た利用者がそのアプリ製品を購入すると、広告主から媒体主に広告料が支払われる。広告主と媒体主はいずれも複数存在することが予定されている。広告代理店が広告主と媒体主を結びつけ、スマートフォンやタブレット端末などに広告情報を提供するとともに広告の成果報酬を管理するコンピューティングを実施する。広告主・媒体主・広告代理店による成果報酬型広告ビジネスモデルとは直接的には関係しない要素として、たとえば「AppStore」や「GooglePlay」などのアプリ配布サイトが存在する。
こうした前提は当業者に自明の周知慣用の技術事項であるのでこれ以上説明しない。この発明の特徴とするところは、広告媒体アプリに組み込まれる広告制御モジュールの機能であり、そのことに関連した成果管理サーバーにおけるコンピューティングである。以下ではこの発明の核心部分について詳細に説明する。
===広告表示処理===
広告媒体アプリが動作している状態において、たとえば、利用者が画面に表示されている「広告を見る」ボタンをクリックすると、広告制御モジュールは広告表示処理を行う。広告表示処理では、当該パソコンを所定の広告配信サーバーに接続し、アプリ製品の広告情報を取得する。広告制御モジュールは、利用者のパソコン画面にアプリ製品の広告表示を行うのに先立って、広告対象アプリ製品群の中から当該パソコンにすでにインストールされているアプリ製品を調べ、インストールされているアプリ製品は広告対象から除き、インストールされていないアプリ製品のみを広告表示する。
パソコン(スマートフォンやタブレット端末など)のOSがAndroidの場合は、広告制御モジュールがOSに問い合わせてインストールされているアプリリストを取得し、そのリストと広告対象アプリ製品リストとを照らし合わせることで、インストールされているアプリ製品を広告対象から除くことができる。iOSパソコンの場合、広告対象の各アプリ製品のURLスキームを使ってインストールされているか否かを調べることで、インストールされているアプリ製品を広告対象から除くことができる。
===広告誘導処理===
利用者が広告を見てひとつのアプリ製品をクリックすると、広告制御モジュールは広告誘導処理を実行する。広告誘導処理では、前記広告情報に基づいて、広告誘導記録を作成して所定の成果管理サーバーに送信するとともに当該パソコンに保存し、かつ、当該パソコンを所定のアプリ配布サイトに接続する。
成果管理サーバーに送信する前記広告誘導記録は、図1に示すように、当該パソコンを特定する端末IDと、前記広告媒体アプリを特定する広告媒体IDと、前記クリックされたアプリ製品の広告を特定するアプリ製品広告IDと、クリック日時とを対応づけしたデータであり、当該パソコンに保存する前記広告誘導記録には前記端末IDおよび前記広告媒体IDは必ずしも必要ない。
===広告成果確認処理===
この発明に係る広告制御モジュールは、たとえば、広告媒体アプリが起動されたとき、および、広告媒体アプリがアクティブになったとき、広告成果確認処理を実行する。広告成果確認処理は、まず、当該パソコンに保存してある各広告誘導記録中の各アプリ製品広告IDに該当するアプリ製品が当該パソコンにインストールされているか否かを調べる。
たとえば、Androidパソコンの場合、最新のアプリリストと広告誘導記録として記されたアプリ製品広告IDとを対比すればよい。iOSパソコンの場合、広告誘導記録として記されたアプリ製品広告IDに該当するURLスキームを使って調べることができる。
そして、当該パソコンに保存してある広告誘導記録(ア)中のアプリ製品広告ID(イ)に該当するアプリ製品が当該パソコンにインストールされていることを検出した場合、前記端末IDを含み、前記アプリ製品広告ID(イ)を含まず、成果管理サーバーにおいて前記広告誘導記録(ア)に対応する記録を特定することのできる成果報告電文を作成して成果管理サーバーに送信するとともに、当該パソコンにおける前記広告誘導記録(ア)を削除する。成果管理サーバーにおいて前記広告誘導記録(ア)に対応する記録を特定することのできる成果報告電文は、どのようなデータ表現であってもかまわない。
成果報告電文のデータ構成の具体例を図1に示している。広告誘導記録(ア)に残したアプリ製品が当該パソコンにインストールされていることを検出した場合、広告成果があったものと判定し、その事象を成果管理サーバーに報告するところ、その成果報告電文の内容をたとえばつぎのように構成する。広告成果が確認された広告誘導記録(広告媒体ID・アプリ製品広告ID・クリック日時)からアプリ製品広告IDの記述を除き、これに当該パソコンの端末IDの記述を加えた成果報告電文(端末ID・広告媒体ID・クリック日時)を作成して成果管理サーバーに送信する。
また、広告成果確認処理は、前記広告誘導記録(ア)を削除する際にさらに、当該パソコンに保存してある広告誘導記録の中で前記アプリ製品広告ID(イ)を含む他の記録が存在する場合、その記録も削除する。さらに、当該パソコンに保存されている広告誘導記録の中でクリック日時からの経過時間が所定値を超えた記録は削除する。
===成果管理サーバーのコンピューティング===
成果管理サーバーは、広告媒体アプリをインストールしている多数のパソコンから広告誘導記録および成果報告電文が送信されてくるので、それらをデータベース化して保存している。そして適時に報酬支払いのための処理を実行する。
まず、保存されている広告誘導記録の中からある成果報告電文に基づいてひとつの広告誘導記録(ア)を特定する。つぎに、特定された広告誘導記録(ア)に記された端末ID(ウ)・広告媒体ID(エ)・アプリ製品広告ID(イ)に基づいて、端末ID(ウ)とアプリ製品広告ID(イ)の組み合わせが一致して、かつ広告媒体IDが(エ)と異なる他の広告誘導記録を検索する。そして、前記他の広告誘導記録が存在しない場合には、広告誘導記録(ア)に基づいて、アプリ製品広告ID(イ)に該当する広告主から広告媒体ID(エ)に該当する媒体主に広告料を支払うための処理を行う。
また、広告媒体ID(オ)が記された前記他の広告誘導記録(カ)が存在する場合、アプリ製品広告ID(イ)に該当する広告主から、広告媒体ID(エ)に該当する媒体主および広告媒体ID(オ)に該当する媒体主の両方または一方に広告料を支払うための処理を行う。この場合に、広告誘導記録(ア)に記されたクリック日時と広告誘導記録(カ)に記されたクリック日時とに基づいて、広告媒体ID(エ)に該当する媒体主および広告媒体ID(オ)に該当する媒体主に支払う広告料を算出する。
たとえば、つぎのような利用状況を想定してみる。ある利用者パソコンにおいて、3月1日に第1の広告媒体アプリが起動され、このアプリにより広告表示されたアプリ製品Aがクリックされてアプリ配布サーバーに誘導されたものの、アプリ製品Aは購入されなかった。同じパソコンにおいて、3月2日に第2の広告媒体アプリが起動され、このアプリにより広告表示された同じアプリ製品Aがクリックされてアプリ配布サーバーに誘導され、このときアプリ製品Aが購入インストールされ、すぐに第2の広告媒体アプリが終了された。したがってアプリ製品Aについての成果報告電文はまだ送信されていない。そして3月3日、上記のパソコンにおいて第1の広告媒体アプリが起動された。このタイミングで第1の広告媒体アプリの広告制御モジュールによって広告成果確認処理が実行され、第1の広告媒体アプリから成果報告電文が成果管理サーバーに送信される。
成果管理サーバーは上述したアルゴリズムで記録照合の処理を行うので、前記パソコンの第1広告媒体アプリによる広告成果だけでなく、第2広告媒体アプリによる広告成果をも認識することができる。したがって、(1)クリック日時の新しい第2広告媒体アプリの媒体主にのみ広告料を支払う方式、(2)クリック日時に関係なく両方の媒体主に広告料を二分割して支払いする方式、(3)クリック日時の新しさの比率に応じて広告料を分割して両方の媒体主に支払う方式など、さまざまな広告料の算出方式を採用することができる。
===発明の効果===
広告媒体アプリによる広告表示上でクリックされたアプリ製品についてのみ、その後の成果確認処理が実行され、広告成果が確認されたアプリ製品についてのみ成果報告電文が成果管理サーバーに送達されるので、背景技術の欄で詳述した既存技術に比べてコンピューティング資源の無駄づかいを大幅に削減することができる。また、成果報告電文は、広告成果が確認されたアプリ製品についてのみ生成されるのであり、なおかつ電文中にはアプリ製品に関する情報は含まれていないので、個人情報保護の観点でもまったく問題ないといえる。

Claims (7)

  1. つぎの事項(1)〜()により特定されるコンピュータープログラム。
    (1)1つのアプリケーションプログラムである広告媒体アプリに組み込まれた状態でパソコンに実装され、当該パソコンにおいて成果報酬型広告に関する以下の各処理を行うプログラムであること
    (2)広告表示処理は、所定の広告配信サーバーに接続してアプリ製品の広告情報を取得し、この広告情報に含まれる広告対象アプリ製品の中から当該パソコンにインストールされていないアプリ製品を選出して広告表示をすること
    (3)広告誘導処理は、前記広告表示中のいずれかのアプリ製品の広告を利用者がクリックした際、前記広告情報に基づいて、広告誘導記録を作成して所定の成果管理サーバーに送信するとともに当該パソコンに保存し、かつ、当該パソコンを所定のアプリ配布サイトに接続すること
    (4)成果管理サーバーに送信する前記広告誘導記録は、当該パソコンを特定する端末IDと、前記広告媒体アプリを特定する広告媒体IDと、前記クリックされたアプリ製品の広告を特定するアプリ製品広告IDと、クリック日時とを対応づけしたデータであり、当該パソコンに保存する前記広告誘導記録には前記端末IDおよび前記広告媒体IDは必ずしも必要ないこと
    (5)広告成果確認処理は、当該パソコンに保存してある前記広告誘導記録(ア)中の前記アプリ製品広告ID(イ)に該当するアプリ製品が当該パソコンにインストールされているか否かを調べ、インストールされている場合、前記端末IDを含み、前記アプリ製品広告ID(イ)を含まず、成果管理サーバーにおいて前記広告誘導記録(ア)に対応する記録を特定することのできる成果報告電文を作成して成果管理サーバーに送信するとともに、当該パソコンにおける前記広告誘導記録(ア)を削除すること
  2. 広告成果確認処理は、前記広告誘導記録(ア)を削除する際にさらに、当該パソコンに保存してある広告誘導記録の中で前記アプリ製品広告ID(イ)を含む他の記録が存在する場合、その記録も削除する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 当該パソコンに保存されている広告誘導記録の中でクリック日時からの経過時間が所定値を超えた記録は削除する
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記成果報告電文は、端末IDと広告媒体IDとクリック日時を対応づけしたデータである
    請求項1〜3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記広告媒体アプリが起動されるたびに前記広告成果確認処理を実行する
    請求項1〜4のいずれかに記載のプログラム。
  6. つぎの事項(11)〜(18)により特定されるコンピューティングの方法。
    (11)広告表示処理・広告誘導処理・広告効果確認処理を実行するパソコンと通信する成果管理サーバーにおいて実行される方法であること
    (12)当該成果管理サーバーは、前記パソコンから送信される広告誘導記録および成果報告電文を受信して保存すること
    (13)前記広告誘導記録は、前記広告誘導処理において、当該パソコンを特定する端末IDと、広告媒体アプリを特定する広告媒体IDと、クリックされたアプリ製品の広告を特定するアプリ製品広告IDと、クリック日時とを対応づけしたデータであり、当該パソコンに保存する前記広告誘導記録には前記端末IDおよび前記広告媒体IDは必ずしも必要ないこと
    (14)前記成果報告電文は、前記広告効果確認処理において、当該パソコンに保存してある前記広告誘導記録(ア)中の前記アプリ製品広告ID(イ)に該当するアプリ製品が当該パソコンにインストールされているか否かを調べ、インストールされている場合、前記端末IDを含み、前記アプリ製品広告ID(イ)を含まず、当該成果管理サーバーにおいて前記広告誘導記録(ア)に対応する記録を特定することのできる電文として当該成果管理サーバーに送信されたものであること
    (15)当該成果管理サーバーは、保存されている広告誘導記録の中からある成果報告電文に基づいてひとつの広告誘導記録(ア)を特定すること
    (16)当該成果管理サーバーは、特定された広告誘導記録(ア)に記された端末ID(ウ)・広告媒体ID(エ)・アプリ製品広告ID(イ)に基づいて、端末ID(ウ)とアプリ製品広告ID(イ)の組み合わせが一致して、かつ広告媒体IDが(エ)と異なる他の広告誘導記録を検索すること
    (17)当該成果管理サーバーは、前記他の広告誘導記録が存在しない場合、広告誘導記録(ア)に基づいて、アプリ製品広告ID(イ)に該当する広告主から広告媒体ID(エ)に該当する媒体主に広告料を支払うための処理を行うこと
    (18)当該成果管理サーバーは、広告媒体ID(オ)が記された前記他の広告誘導記録(カ)が存在する場合、アプリ製品広告ID(イ)に該当する広告主から、広告媒体ID(エ)に該当する媒体主および広告媒体ID(オ)に該当する媒体主の両方または一方に広告料を支払うための処理を行うこと
  7. 請求項6の発明特定事項(18)において、広告誘導記録(ア)に記されたクリック日時と広告誘導記録(カ)に記されたクリック日時とに基づいて、広告媒体ID(エ)に該当する媒体主および広告媒体ID(オ)に該当する媒体主に支払う広告料を算出する
    請求項6に記載の方法。
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