JP5930498B2 - Pla樹脂を用いた床材及びこの床材の施工方法 - Google Patents

Pla樹脂を用いた床材及びこの床材の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、天然樹脂を用いた床材に係り、さらに詳しくは、床材を構成する下地層と表面層の圧着成形に際して隅部を曲面状に形成して見栄えをよくすると共に、接着剤を用いたドライ工法により施工されるが、タイルとの間に目地が施工される床材に関する。
本発明は、下地層とこの下地層の上面に積層される表面層が環境にやさしく、再生可能である他、廃棄時に分解され易いPLA樹脂を用いた床材に関する。
また、本発明は、床面に接着剤を塗布し、タイルとタイルとの間に隙間を与えてこの隙間に目地が施工されるPLA樹脂を用いた床材の施工方法に関する。
一般に、タイルは、床面や壁などの表面を被覆するために製造された平板状の製品であり、用途に応じて、内蔵タイル、外蔵タイル、モザイクタイル、耐酸タイル、床面タイル、塩田タイルなどに分類され、素地に応じて、磁器質、石器質、半磁質、陶器質、粘土質及び合成樹脂質などに分類され、ウェット及びドライ工法により施工される。
中でも、ドライ工法は、接着剤を用いて施工する工法であり、床面や壁体に平坦作業及び異物除去作業を行った後に接着剤を塗布し、その上面にタイルを接着する。同方法では、セラミック製タイルではなく、合成樹脂製の樹脂タイルが汎用される。
また、前記ドライ工法に用いられる従来の樹脂タイルは、下記のようにして製造される。先ず、塩化ビニール樹脂コンパウンドをカレンダーで圧延して下地層を形成し、充填剤である炭酸カルシウムを含有する軟質または硬質の塩化ビニール樹脂コンパウンドを圧延して印刷隠蔽層を形成し、この印刷隠蔽層に直接的にグラビア印刷を行った転写紙を用いて印刷インキ層を形成する。
次いで、インキ層を保護する模様保護層と裏面層を軟質または半硬質の塩化ビニール樹脂コンパウンドを圧延して形成した後、これらの層、すなわち、裏面層、下地層、印刷隠蔽層及び模様保護層を積層して貼合ロールやプレスで押圧して製造する。
ところが、上記のタイルの施工工法において、ウェット工法は養生時間を必要とするため工事期間が長く、熟練工ではなければ作業しにくいという欠点がある。また、ドライ工法は工事期間が短く、しかも、施工しやすいというメリットはあるが、タイルとタイルとの間に隙間を与えることなくピッタリくっつけて施工するため様々な演出が不可能であり、たとえウェット工法のように隙間を与えて施工したとしても印刷層と下地層が露出されるため見栄えがよくないという問題がある。
また、従来の樹脂タイルは、上述したように、下地層と表面層が両方とも塩化ビニールから製作されるため人体に有益ではなく、隅部が角状に尖っているため経時的に保護層が剥離され、印刷層が損傷されるという問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドライ工法により施工されるが、目地が施工可能であり、しかも、床材を構成する下地層と表面層をPLA樹脂から製作して環境にやさしく、人体に有益である他、環境を保護することのできる床材を提供することである。
また、本発明の他の目的は、下地層と表面層の圧着に際してタイルの四隅部を曲面状に形成して施工した後、表面層の境界が視認されないように隠すことにより見栄えがよく、タイルとタイルとの間に隙間を与えて施工を行い、この隙間に目地が施工される床材及びこの床材の施工方法を提供することである。
さらに、本発明のさらに他の目的は、床材を構成するタイルの隅部を曲面状に形成してこの部位が割れたり破れたりする虞をなくし、歩行者が多くても保護層が剥離されない床材及びこの床材の施工方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、床面に施工される床材であって、下地層と、この下地層の上面に順次に積層される寸法安定層、バランス層、印刷層、透明層及び保護層を有する表面層と、を備えるが、これらの下地層と表面層はPLA樹脂により成形されて貼り合わせられ、四隅部は曲面に成形された樹脂タイルと、前記タイルとタイルとの間に形成された隙間に施工される目地と、を備え、施工床面に接着剤を塗布して前記樹脂タイルを施工するが、タイルとタイルとの間に隙間を与えて接着し、この隙間に前記目地を埋めて施工を仕上げることを特徴とするPLA樹脂床材を提供する。
また、上記の目的を達成するために、本発明は、床材を施工する方法であって、施工床面の平坦作業と異物の除去が行われる施工準備段階と、前記床面に接着剤が塗布される接着剤塗布段階と、前記接着剤に、PLA樹脂製の基材層、下地層、寸法安定層、バランス層、印刷層、透明層、保護層がこの順に積層されて貼り合わせられたタイルを接着施工するが、タイルとタイルとの間に隙間を与えた状態で接着されるタイル接着段階と、前記タイルとタイルとの間に目地が施工される目地施工段階と、を含むことを特徴とするPLA樹脂床材の施工方法を提供する。
本発明は、第一に、PLA樹脂が用いられるため環境汚染が防がれ、環境にやさしく、しかも、人体に有益であるという効果がある。
本発明は、第二に、タイルの四隅部を曲面状に形成するため見栄えがよく、施工後に歩行者が多い場合でも保護層の離脱が防がれるという効果がある。
本発明は、第三に、床材を構成するタイルの四隅部が曲面状に形成されて施工後に表面層の境界が視認されないように隠し、歩行者が表面層の境界を踏むことがないため保護層が剥離される虞がなく、しかも、タイルとタイルとの間に隙間を与えて施工を行うことができるという効果がある。
本発明は、第四に、ウェット工法でのみ用いられてきた目地施工が行えることから、温度変化によるタイルの収縮、膨張にも拘わらずタイルの離脱が防がれ、目地を用いて様々な演出を行うことができ、簡単に施工を行うことができるという効果がある。
本発明によるPLA樹脂を用いた床材の斜視図である。 本発明に適用される樹脂タイルの分解断面図である。 本発明に適用される樹脂タイルの一側面図である。 本発明による樹脂タイルを成形する成形ダイの一側面図である。 本発明に適用される樹脂タイルを成形する成形装置の一例を示す一側面図である。 本発明による樹脂タイルの施工過程を示す断面図である。 本発明の要部拡大図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明によるPLA樹脂を用いた床材の斜視図であり、図2は、本発明に適用される樹脂タイルの分解断面図であり、図3は、本発明に適用される樹脂タイルの一側面図である。
また、図4は、本発明による樹脂タイルを成形する成形ダイの一側面図であり、図5は、本発明に適用される樹脂タイルを成形する成形装置の一例を示す一側面図であり、図6は、本発明による樹脂タイルの施工過程を示す断面図であり、図7は、本発明の要部拡大図である。
同図を参照すると、本発明の天然樹脂床材1は、PLA樹脂製のタイル10と、この樹脂タイル10の接着施工後にタイルとタイルとの間に埋められる目地20と、を備える。
前記目地20は、白色セメント、エポキシ樹脂若しくは他の埋め材であってもよく、白色セメントは水で練って施工し、エポキシ樹脂は直接的にまたはガンを用いて施工する。
前記樹脂タイル10は、基本的に、下地層12と、この下地層12の底面に圧着される基材層14と、前記下地層12の上面に積層される表面層30と、を備え、前記表面層30は、寸法安定層31と、バランス層32と、印刷層33と、透明層34及び保護層35を備える。
前記下地層12はPLA樹脂を成形して形成するが、このとき、プレス若しくはロール圧着方式が採用される。
前記表面層30を構成する前記寸法安定層31は、樹脂タイル10を補強し、且つ、寸法の変形を防ぐものであり、PLA樹脂を成形して形成するが、必要に応じては、ガラス繊維若しくは不織布が用いられてもよく、樹脂タイル10の使用中に隙間が出る現象を防ぐ役割も果たす。
前記下地層12の底面に設けられる基材層14及び寸法安定層31の上面に設けられるバランス層32は、タイル10、すなわち、下地層12の床面のバランスを取り、リアリティを補強し、表面物性を与えるとともに、タイルの撓みを防ぐものであり、PLA樹脂から形成される。
前記印刷層33は、各種の模様及び図柄が印刷された層であり、場合によっては陰極、陽極に印刷されてもよく、様々な色相が用いられるとともに、最近にはユーザのニーズに合わせて、ユーザ希望の模様や図柄が印刷されることもある。
前記透明層34は印刷層33を保護する層であり、PLA樹脂から形成され、保護層35にはワックスが用いられる。
一方、本発明に用いられる前記PLA樹脂は、ラクチドまたは乳酸の熱可塑性ポリエステル樹脂であり、トウモロコシ、ジャガイモなどから抽出した澱粉を発酵させて製造する乳酸を重合して製造することができる。このようなPLA樹脂は再生可能であるため石油資源などの枯渇による問題点を解決することができ、廃棄過程でも環境有害物質の排出量が他の樹脂、例えば、塩化ビニールよりも遥かに少なく、しかも、分解速度も速いというメリットがある。
前記PLA樹脂は、結晶質PLA(c−PLA)樹脂と非晶質PLA(a−PLA)樹脂とに分けられ、結晶質PLA樹脂の場合、可塑剤がシートの表面に流出するブリージング現象が発生する虞があるため、本発明においては非晶質PLA樹脂を用いる。
非晶質PLA樹脂を用いる場合、100%非晶質PLA樹脂を用いることが好ましいが、必要に応じては、結晶質と非晶質が共存するPLA樹脂が用いられてもよい。
前記PLA樹脂には、成形時に非フタレート系可塑剤や溶融強度を補強するアクリル系共重合体が含まれていてもよい。
成形は、一対若しくはそれ以上に配列された圧延ローラーにより、またはプレスで押圧して行うが、本発明においては、図4及び図5に示す装置を用いてもよく、これについては後述する。
下地層12と、基材層14と、寸法安定層31と、バランス層32及び透明層34の成形時に、前記PLA樹脂には、滑剤、鎖延長剤、耐加水分解剤などが1種以上さらに添加されてもよい。
換言すれば、本発明に適用される前記下地層12は、PLA樹脂100重量部に対して非フタレート系可塑剤が5〜100重量部用いられることが好ましく、アクリル系共重合体は、PLA樹脂100重量部に対して1〜20重量部用いられることが好ましく、滑剤は、PLA樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部用いられることが好ましい。
また、分子量を増大させて引っ張り強度及び耐熱性を向上させる鎖延長剤は、PLA樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部用いられることが好ましく、耐加水分解剤は、PAL樹脂100重量部に対して1〜10重量部用いられることが好ましい。
上記とは異なり、前記寸法安定層31と、バランス層32及び透明層34は、PLA樹脂100重量部に対して非フタレート系可塑剤5〜60重量部用いられることが好ましく、アクリル系共重合体は、PLA樹脂100重量部に対して1〜20重量部用いられることが好ましく、滑剤は、PLA樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部用いられることが好ましい。
前記鎖延長剤と耐加水分解剤は、PLA樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部用いられることが好ましい。
一方、前記保護層35には、熱硬化若しくは紫外線硬化型UV塗料が用いられる。
好ましくは、前記下地層12は1〜3mmであり、寸法安定層31と、印刷層33と、透明層34及び保護層35は0.01〜1mmであり、バランス層32及び基材層14は0.01〜2mmである。
本発明による天然樹脂床材1の樹脂タイル10は、下地層22と、寸法安定層31と、バランス層32と、印刷層33と、透明層34及び保護層35がそれぞれ圧延ロール若しくはプレスにより連続してまたは個別に形成され、これらは成形器に連設される成形装置により貼り合わせられる。
貼合が行われるように押圧する成形ダイ100は、図4に示すように、上壁120及び側壁140を有する矩形状の容器状のものであり、上壁120と側壁140とが遭遇する隅部は曲線160状に形成される。
この形状を採用する理由は、タイル10を押圧して完成したときに、タイル10の四隅部を曲面40状に形成するためである。
このような形状のタイル10は本発明の主な特徴の一つであり、タイル10の見栄えを良くするだけではなく、目地20の施工を可能にする。すなわち、タイル10の表面層30の先端をタイル10の側面部に位置させることにより、その境界が施工後には視認されないため見栄えがよく、この理由から、タイル10とタイル10との間に隙間を与えて施工を行うことができ、この隙間に目地20を施工してタイル10の離脱を防ぎ、床材1の全体の見栄えを様々に演出することができる。
添付の図5は、前記成形ダイ100を動作させるための装置の概略図であり、下地層12と表面層30は搬送テーブル220に置かれ、成形ダイ100は昇降部240に固定された状態で昇降しながらタイルを圧着成形するものであり、前記昇降部はシリンダ若しくは他の機械器具装置により構成されてもよい。
もちろん、図5の成形装置は一つの実施形態に過ぎず、他の実施形態を採用してもよく、他の駆動手段を有する成形装置及びダイにより本発明のタイルが製作されてもよいが、必ず四隅部は曲面状に形成されなければならない。
以下、上記のような構成を有する本発明の施工過程について説明する。
先ず、本発明の本発明の施工過程は、天然樹脂、すなわち、PLA樹脂を用いてタイル10を成形することから始まる。
圧延ロール若しくはプレス作業により、下地層12と、基材層14と、寸法安定層31と、バランス層32と、印刷層33と、透明層34及び保護層35を形成し、これらに連接された上記の成形装置若しくは他の成形器によりこれらを圧着して貼り合わせる。
このとき、タイル10の四隅部は、丸状、すなわち、曲面40状に形成され、これにより、基材層12に積層される前記表面層30の境界が視認されないだけではなく、歩行者がタイル10を踏んでも表面層30の境界は踏まなくなるため、印刷層、透明層、保護層の損傷が防がれる。
前記床材、すなわち、タイル10の施工は、施工床面を平坦化させることから始まる。施工床面が平らではない場合、作業者は平坦化作業を行い、異物を除去して施工を準備する。
異物の除去後に、作業者は施工床面に接着剤を塗布し、この接着剤に本発明のタイル10を接着する。このとき、作業者はタイルとタイルとの間に隙間を与えて施工し、ここに目地を施工する。
もちろん、施工状況に応じては、タイル10とタイル10との間に隙間を与えることなくピッタリくっつけて施工してもよい。
目地20施工段階には白色セメント若しくはエポキシ樹脂が用いられ、隅部が曲面40状に形成されるため、タイルの側面にある表面層30の上端、すなわち、保護層30の境界まで目地が埋められて剥離現象が防がれ、タイルの離脱が防がれる。
本発明は、第一に、PLA樹脂が用いられるため環境汚染が防がれ、環境にやさしく、しかも、人体に有益であるという効果がある。
本発明は、第二に、タイルの四隅部を曲面状に形成するため見栄えがよく、施工後に歩行者が多い場合でも保護層の離脱が防がれるという効果がある。
本発明は、第三に、床材を構成するタイルの四隅部が曲面状に形成されて施工後に表面層の境界が視認されないように隠し、歩行者が表面層の境界を踏むことがないため保護層が剥離される虞がなく、しかも、タイルとタイルとの間に隙間を与えて施工を行うことができるという効果がある。
本発明は、第四に、ウェット工法でのみ用いられてきた目地施工が行えることから、温度変化によるタイルの収縮、膨張にも拘わらずタイルの離脱が防がれ、目地を用いて様々な演出を行うことができ、簡単に施工を行うことができるという効果がある。
本発明の理解への一助となるために好適な実施形態を提示したが、実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、本発明の範疇及び技術的な思想の範囲内において種々の変更及び修正が可能であるということは当業者にとって自明であり、このような変更及び修正が特許請求の範囲に属するということはいうまでもない。
10 タイル
12 下地層
14 基材層
20 目地
30 表面層
31 寸法安定層
32 バランス層
33 印刷層
34 透明層
35 保護層

Claims (3)

  1. 床材を施工する方法であって、
    施工床面の平坦作業と異物の除去が行われる施工準備段階と、
    前記床面に接着剤が塗布される接着剤塗布段階と、
    前記接着剤に、PLA樹脂製の基材層、PLA樹脂製の下地層、PLA樹脂製の寸法安定層、PLA樹脂製のバランス層、PLA樹脂製の印刷層、PLA樹脂製の透明層及び保護層がこの順に積層されて貼り合わせられたタイルを接着施工するが、前記タイルは四隅部が曲面状に形成された状態で接着剤に接着施工されて、タイルとタイルとの間に隙間を与えた状態で接着されるタイル接着段階と、
    前記タイルとタイルとの間に目地が施工されるが、前記タイルとタイルとの間に埋められる目地は、タイルの最上層である保護層まで埋められる目地施工段階と、
    を含むことを特徴とするPLA樹脂床材の施工方法。
  2. 前記PLA樹脂には、非フタレート系可塑剤、溶融補強剤としてのアクリル系共重合体、滑剤、鎖延長剤及び耐加水分解剤のうちのいずれか一種が添加されることを特徴とする請求項に記載のPLA樹脂床材の施工方法。
  3. 前記タイルは、天板と側板が遭遇する隅部が曲面状に形成された成形ダイにより押圧されて四隅部が曲面状に形成されることを特徴とする請求項に記載のPLA樹脂床材の施工方法。
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