JP5929388B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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本発明は、利用者の認証機能を備えた画像形成装置及び画像形成システムに関する。
不特定多数の利用者が利用する画像形成装置(複写機、プリンタ、MFP等)においては、従来から利用者を識別、認証する手段として、ICカードを使用した認証手段が広く使われている。また、最近では、ICカードの替わりに、個人を識別する情報を記憶した外部端末を利用者が携帯し、利用者が画像形成装置の特定部に触れると、外部端末に記憶された情報が人体を通して画像形成装置へ送られて、利用者を認証する技術が実用に供されている。ここでは、このようなICカードや外部端末などをまとめて携帯認証デバイスと称すことにする。
ところで、この種の携帯認証デバイスでは、一般に該デバイスの所持者が本認可否かまでは装置側で確認できない。そのため、携帯認証デバイスを紛失したり、盗まれたりした場合、本人以外による認証が可能となってしまい、セキュリティ面で問題があった。すなわち、携帯認証デバイスを取得した第三者が、該デバイスを使用し、正当な利用者になりすまして画像形成装置を操作することで、装置内に保持されている正当な利用者の印刷ジョブを印刷して入手することが可能となる。
これに対して、例えば特許文献1には、携帯認証デバイス(ここでは外部端末)による本人認証に加えて、外部端末を携帯した者に、画像形成装置の特定部へ接触/非接触操作させ、その接触パターンに基づいて本人認証する技術が開示されている。しかしながら、これは、画像形成装置を使用する度に、利用者は装置の特定部を接触/非接触操作を行う必要があり、利便性が損なわれる問題がある。
本発明は、利用者が携帯認証デバイスを使用して画像形成装置を利用する際に、利便性を損なうことなく、正当な利用者を認識し、かつ、携帯認証デバイスを紛失などした際にも、第三者による不正利用を行えないようにすることにある。
本発明は、印刷ジョブ送信クライアント装置とネットワークを通して接続され、前記印刷ジョブ送信クライアント装置より印刷ジョブを送信した利用者を認識して前記印刷ジョブの印刷物を出力する画像形成装置であって、画像形成装置を利用する利用者の、少なくとも利用者識別情報と印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報とを記憶している利用者識別情報記憶手段と、受信した印刷ジョブの、少なくとも印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報と該印刷ジョブの送信時刻を含む印刷ジョブ履歴情報を記憶している印刷ジョブ履歴情報記憶手段と、当該画像形成装置を利用する利用者について、携帯認証デバイスの利用者識別情報による認証を行うか否かの設定値を記憶する手段と、当該画像形成装置を利用する利用者が所持する携帯認証デバイスに記録されている利用者識別情報を読み取る手段と、前記読取った利用者識別情報について、前記利用者識別情報記憶手段の利用者識別情報と照合して、当該画像形成装置を利用する利用者を認証する手段と、前記利用者が認証されたなら、前記印刷ジョブ履歴情報記憶手段の印刷ジョブ履歴情報を参照して、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信しているかどうか調べ、送信している場合、当該画像形成装置を利用する利用者を正当な利用者とする手段と、を有し、前記携帯認証デバイスの利用者識別情報により利用者が認証された場合、前記設定値を参照し、前記設定値が携帯認証デバイスの利用者識別情報による認証を行うことを示す場合、当該利用者の印刷ジョブ履歴情報を参照することなく前記利用者を正当な利用者とすることを主要な特徴とする。
本発明によれば、利用者が携帯認証デバイスを使用して画像形成装置を利用する際に、特別な操作を行うことなく、正当な利用者を認識し、かつ、携帯認証デバイスを紛失などした際にも、第三者による不正利用を行えないようにすることが可能になる。
外部端末による認証を説明する図である。 画像形成装置のハードウエア構成図である。 利用者識別情報テーブルと印刷ジョブ履歴テーブルの具体例を示す図である。 実施例1に係る全体的構成図である。 実施例1に係る認証処理フローチャートである。 実施例2に係る全体的構成図である。 実施例2に係る認証処理フローチャートである。 実施例3に係る全体的構成図である。 実施例3に係る認証処理フローチャートである。 実施例4に係る認証処理フローチャートである。 実施例5に係る認証処理フローチャートである。 利用者識別情報テーブルの別の具体例を示す図である。 実施例6に係る認証処理フローチャートである。 画像形成装置識別情報テーブルの具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施形態では、携帯認証デバイスは外部端末とするが、本発明はICカードなどでもよいことは云うまでもない。
本実施例は、画像形成装置にて利用者の認証をすべて実施するようにしたものである。
ネットワーク接続された複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置では、パソコンなどの印刷ジョブ送信クライアント装置よりネットワーク印刷を実施すると、印刷ジョブが画像形成装置に保存される。同時に誰が何時、印刷ジョブを送信したかも画像形成装置にログ情報として保存される。この段階では、まだ印刷ジョブは印刷されない。
携帯認証デバイスとして外部端末を所持した利用者が画像形成装置の前まで足を運び、画像形成装置の特定部に触れると、画像形成装置は、外部端末と通信を行って認証処理を実施する。ここで認証失敗となった場合、当然、印刷は行わない。本実施例では、外部端末で認証成功となった場合、画像形成装置は、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信したか否かを、装置内に保存されているログ情報から確認する。ここで、確認に失敗したならば、印刷は行わない。確認がとれたならば、利用者が印刷開始ボタンを押すなどすることにより、画像形成装置は、当該利用者の印刷ジョブの印刷を行う。
これにより、利用者が外部端末を使用して画像形成装置を利用する際に、利便性を損なうことなく、正当な利用者を認識し、かつ、外部端末を紛失などした際にも、第三者による不利用を行えないようにすることができる。
図1は、外部端末による認証処理を説明する図である。図1において、10は複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置であり、レシーバ12が設けられている。該レシーバ12は、画像形成装置10の操作パネル上やその近傍等に設けられる。30は利用者20が所持している携帯認証デバイスとしての外部端末であり、該外部端末30には利用者識別情報(ID)が記録されている。
外部端末30を所持した利用者が画像形成装置10の前まで足を運び、レシーバ12に触れることにより、外部端末30とレシーバ12の間で、利用者20を介した人体通信(例えば、電界通信、電流通信等)による情報の送受信が行われる。このようにして、外部端末30に記録されている利用者識別情報が画像形成装置10へ送信される。画像形成装置10は、外部端末30から送信された利用者識別情報と装置内にあらかじめ登録されている利用者識別情報とを照合することで、利用者20を認証する。
なお、外部端末30とレシーバ12との間では、無線通信で直接、情報の送受信を行うことでもよい。また、携帯認証デバイスとしてICカードを利用する場合には、レシーバ12にICカードを接触あるいは近づけることにより、ICカードの情報が画像形成装置10に送信される。
図2に、本実施例に係る画像形成装置10のハードウエア構成のブロック図を示す。本画像形成装置10は、CPU110、ROM120、RAM130、ハードディスク(HDD)140、操作部150、読取部160、記録部170、外部端末通信部180及びネットワーク通信部190などからなり、これら各部はバス100で接続されている。
CPU110は、当該画像形成装置10の全体の動作を制御するとともに必要な処理を実行する本実施例では、該CPU110は、外部端末30の利用者識別情報による利用者認証処理を実行する利用者認証手段と112と、印刷ジョブ履歴情報(ログ情報)による印刷ジョブの送信時刻を確認する処理を実行する印刷ジョブ確認手段114を有している。RAM120はワークメモリであり、CPU110で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。ここで、CPU110とRAM130、及びROM120に記憶されているプログラムの協働により、CPU110上の利用者認証手段112及び印刷ジョブ確認手段114の機能が実現する。
ハードディスク140は、読取部160で読み取られた原稿の画像データや、パソコンなどの印刷ジョブ送信クライアント装置から受信した印刷ジョブ等が格納される。本実施例では、該ハードディスク140は利用者識別情報テーブル142と印刷ジョブ履歴テーブル144を保持している。すなわち、ハードディスク140は、利用者識別情報記憶手段及び印刷ジョブ履歴情報記憶手段として利用される。なお、これらテーブル142,144については後述する。
操作部150は、種々の操作ボタン、表示と操作の機能を兼ねたタッチパネルなどで構成される。該操作部150上あるいは近傍等に、図1に示したレシーバ12が設けられる。
読取部160は、原稿等を光学的に読取って画像データを取得する所謂スキャナユニットである。記録部170は、画像データに基づく画像を電子写真プロセス等によって記録紙に記録して出力する所謂プリンタユニットである。
外部端末通信部180は、利用者が所持する外部端末30との間で情報の送受信制御を行う。該外部端末通信部180に、図2に示したレシーバ12が含まれる。
ネットワーク通信部190は、LAN等のネットワーク40を介して、パソコンなどの印刷ジョブ送信クライアント装置(不図)と印刷ジョブ等の送受信を行う。
図4(a)は、ハードディスク140内の利用者識別情報テーブル142の構成例であり、同(b)は、同じくハードディスク140内の印刷ジョブ履歴テーブル144の構成例を示す図である。
利用者識別情報テーブル142には、当該画像形成装置を利用する各利用者(登録ユーザ)毎に、利用者名と利用者識別情報(ユーザID)とIPアドレス等が対応付けて登録される。この利用者名と利用者識別情報とIPアドレス等は、画像形成装置10を利用する利用者が予め印刷ジョブ送信クライアント装置などを使用して当該画像形成装置10に送信することで登録される。利用者識別情報は、利用者20が携帯する外部端末30に記録されている利用者識別情報と同じである。IPアドレスは、利用者が利用する印刷ジョブ送信クライアント装置を特定するアドレスである。ここでは、このIPアドレスを、印刷ジョブ送信クライアント装置を利用する利用者を特定する利用者情報として使用する。
印刷ジョブ履歴テーブル144には、利用者情報としてのIPアドレスと利用者名と印刷ジョブ送信/受信時刻等が対応付けて格納される。このIPアドレスと利用者名と印刷ジョブ送信/受信時刻等は、画像形成装置10が印刷ジョブ送信クライアント装置から印刷ジョブを受信する毎に順次格納される。これら情報を印刷ジョブ履歴情報と称す。この印刷ジョブログ情報テーブル144の印刷ジョブ履歴情報により、画像形成装置10は、誰が何時、印刷ジョブを送信したか確認することができる。なお、印刷ジョブ履歴テーブル144内の印刷ジョブ履歴情報は、印刷ジョブが処理されるなどすると、該当する情報が削除される。
印刷ジョブ送信クライアント装置から送信された印刷ジョブも、画像形成装置10内のハードディスク装置140に格納される。この時、印刷ジョブは利用者識別情報及び/又はIPアドレスと対応付けて格納される。
図4は、本実施例の画像形成装置と印刷ジョブ送信クライアント装置との接続関係を示した図である。図4において、画像形成装置10とパソコンなどの印刷ジョブ送信クライアント装置50とは、LAN等のネットワーク40を介して接続されている。一般には、複数の印刷ジョブ送信クライアント装置50がネットワーク40に接続される。
利用者は、印刷ジョブ送信クライアント装置50を使用して、ネットワーク40を通し、画像形成装置10へ印刷ジョブを送信する。この印刷ジョブには、利用者名、IPアドレス、印刷ジョブ送信時刻等が付加されている。
画像形成装置10は、印刷ジョブ送信クライアント装置50からの印刷ジョブをネットワーク通信部190にて受信し、ハードディスク140内に保持する。この印刷ジョブには、利用者識別情報及び/又はIPアドレスが対応付けられている。同時に、画像形成装置10は、ハードディスク140内の印刷ジョブ履歴テーブル144に、利用者名とIPアドレスと印刷ジョブ送信/受信時刻等を新たに格納する。なお、印刷ジョブ送信/受信時刻は、印刷ジョブ送信時刻だけでもよい。
その後、利用者は外部端末30を所持し、画像形成装置10の前まで足を運んで、該画像形成装置10のレシーバ12に触れる(図1)。画像形成装置10は、外部端末30に記録されている利用者識別情報を外部端末通信部180にて受信する。画像形成装置10の利用者認証手段112は、利用者識別情報テーブル142を参照して、受信された外部端末30の利用者識別情報による認証処理を行い、さらに印刷ジョブ確認手段114は、印刷ジョブ履歴テーブル144を参照して、認証された利用者から所定時間以内に送信された印刷ジョブが存在するか、すなわち、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信したかどうか調べる。こうして認証が成功すると、画像形成装置10は、記録部170にて該当利用者の該当印刷ジョブを処理し、印刷物を出力する。
図5は、本実施例に係る画像形成装置10での認証処理の概略フローチャートを示した図である。
画像形成装置10は、まず、利用者認識手段110が外部端末30に記録された利用者識別情報による認証処理を行い(ステップ1001)、利用者を判定する(ステップ1002)。すなわち、利用者認証手段110は、利用者の所持した外部端末30に記録されている利用者識別情報が、ハードディスク140内の利用者識別情報テーブル142(図3(a))に登録されているか調べ、登録されていれば認証成功、登録されていなければ認証失敗とする。認証失敗の場合には、例えば、操作部150の表示面に「認証失敗」を表示して処理を終了する。
外部端末30に記録された利用者識別情報による認証が成功した場合には、次に、印刷ジョブ確認手段114が、認証された利用者から所定時間以上に送信された印刷ジョブが存在するか調べる(ステップ1003)。そして、存在すれば、すなわち、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信していれば、正当な利用者とする(認証成功)。図3(a)に示すように、利用者識別情報テーブル142には利用者識別情報と対にIPアドレスが格納されている。印刷ジョブ確認手段114は、認証された利用者のIPアドレスをもとに、ハードディスク140内の印刷ジョブ履歴テーブル144(図3(b))を参照して、該当するIPアドレスの印刷ジョブ送信時刻が、現在時刻より例えば1分以内の場合には、正当な利用者と判断する(認証成功)。すなわち、利用者が印刷ジョブを送信した後、例えば、1分以内に画像形成装置10に足を運んだ場合、その利用者は正当な利用者であると判断する。印刷ジョブ確認手段114で正当な利用者でないと判断された場合には(認証失敗)、先と同様に操作部150の表示面に「認証失敗」等を表示して処理を終了する。
一方、印刷ジョブ確認手段114で正当な利用者と判断された場合には(認証成功)、画像形成装置10は、該当する利用者の印刷ジョブの処理を実施する(ステップ1004)。例えば、画像形成装置10は、操作部150の表示面に「認証成功」を表示する。これを見て利用者は、再び画像形成装置10のレシーバ12に触れる。画像形成装置10は、該外部端末30の利用者識別情報を受信することで、該利用者識別情報に対応する印刷ジョブをハードディスク140から読み出し、記録部170にて印刷処理して印刷物を出力する。あるいは、印刷ジョブ確認手段114で認証成功となった場合、画像形成装置10は、直ちに該当利用者の印刷ジョブをハードディスク140から読み出し、記録部170にて印刷処理することでもよい。
なお、印刷ジョブ確認手段114で正当な利用者でないと判断された場合(認証失敗)、さらに別の手段で利用者の認証処理を実施し、それで成功した場合は認証成功とし、失敗した場合には最終的に認証失敗とすることでもよい。例えば、別の手段としては、特許文献1に記載の接触パターンによる認証処理手段、操作部からのパスワード入力による照合処理手段などが考えられる。これにより、利用者の認証処理の精度を更に高めることができる。
本実施例は、ネットワークに画像成形装置とは別に認証用サーバ装置を接続して、該認証用サーバ装置が各利用者の識別情報を管理するようにしたものである。
図6は、本実施例の画像形成装置と印刷ジョブ送信クライアント装置と認証用サーバ装置との接続関係を示した図である。図6において、画像形成装置10、印刷ジョブ送信クライアント装置50及び認証用サーバ装置60が、LAN等のネットワーク40にそれぞれ接続されている。実際には、印刷ジョブ送信クライアント装置50は、複数台、ネットワーク40に接続されている。また、画像形成装置10も複数台、ネットワーク40に接続されてもよい。
画像形成装置10の構成は図2と基本的に同様であるが、CPU110内の利用者認証手段110とハードディスク140内の利用者識別情報テーブル142は不要である。その替わりに、認証用サーバ装置60が利用者認証処理機能と利用者識別情報テーブルを有している。認証用サーバ装置60内の利用者識別情報テーブルは、図2(a)の利用者識別情報テーブル142と同様である。また、画像形成装置10が、図2(b)の印刷ジョブ履歴テーブル144を持つことは実施例1と同様である。
図7は、本実施例に係る画像形成装置10及び認証用サーバ装置60の画像形成システムでの認証処理の概略フローチャートを示した図である。
利用者は、印刷ジョブ送信クライアント装置50を使用して、ネットワーク40を通し、画像形成装置10へ印刷ジョブを送信する。画像形成装置10は、印刷ジョブ送信クライアント装置50から送信された印刷ジョブをハードディスク140内に保存し、同時に、ハードディスク140内の印刷ジョブ履歴テーブル144に、利用者名、IPアドレス、印刷ジョブ送信/受信時刻等を新たに格納する。
その後、利用者は外部端末30を所持し、画像形成装置10の前まで足を運んで、該画像形成装置10のレシーバ12に触れる(図1)。その結果、外部端末30に記録されている利用者識別情報が画像形成装置10で取得される。
図7において、画像形成装置10は、利用者が所持した外部端末30から取得された利用者識別情報を認証用サーバ装置60へ送信する(ステップ2001)。認証用サーバ装置60は、画像形成装置10から送信された利用者識別情報により認証処理を行い(ステップ2002)、利用者を特定する(ステップ2003)。すなわち、認証用サーバ装置60は、画像形成装置10から送信された利用者識別情報が、該認証用サーバ装置60が管理する利用者識別情報テーブルに登録されているか否か調べ、登録されていれば認証成功(特定できた)、登録されていなければ認証失敗(特定できない)とする。認証用サーバ装置60は、認証成功の場合には、利用者識別情報にと対のIPアドレス(利用者情報)を画像形成装置10へ返送し(ステップ2004)、認証失敗の場合には、利用者を特定できなかったことを画像形成装置10へ送信する(ステップ2005)。
画像形成装置10は、認証用サーバ装置60から利用者を特定できなかった旨が返送されてきた場合には、操作部150の表示面に「認証失敗」等を表示して処理を終了する。一方、認証用サーバ装置60から利用者識別情報と対のIPアドレス(利用者情報)が返信されてきた場合には、該IPアドレスをもとに、ハードディスク140内の印刷ジョブ履歴テーブル144を参照して認証された利用者から所定時間以内に送信された印刷ジョブが存在するか否か調べる(ステップ2006)。そして、存在すれば、外部端末30を所持している利用者は正当な利用者であると判断し(認証成功)、存在しなければ、正当な利用者ではないと判断する(認証失敗)。これは、先の実施例1と同様である。
画像形成装置10は、正当な利用者でないと判断された場合には、先と同様に操作部150の表示面に「認証失敗」等を表示して処理を終了する。一方、正当な利用者と判断された場合には、該当する利用者の印刷ジョブの処理を実施する(ステップ2006)。これも、先の実施例1と同様である。
なお、本実施例でも、画像形成装置10は、正当な利用者でないと判断された場合には、さらに別の手段で利用者の認証処理を実施し、最終的に利用者の正当性を判断することでもよい。
本実施例によれば、認証用サーバ装置が利用者識別情報による認証処理を一括して受け持つため、画像形成装置の構成・処理がその分簡単化される。すなわち、複数の画像形成装置が存在する場合、実施例1では、全ての画像形成装置で利用者認証処理手段や利用者識別情報テーブルを備える必要があるが、本実施例では、その必要がなくなる。
本実施例は、ネットワークに、認証用サーバ装置に加えて更に印刷ジョブ管理サーバ装置を接続して、該印刷ジョブ管理サーバ装置が各利用者の印刷ジョブ及び印刷ジョブ履歴情報を管理するようにしたものである。認証用サーバ装置が各利用者の識別情報を管理することは、実施例2と同様である。
図8は、本実施例の画像形成装置、印刷ジョブ送信クライアント装置、認証用サーバ装置、印刷管理サーバ装置の接続関係を示した図である。図8において、画像形成装置10、印刷ジョブ送信クライアント装置50、認証用サーバ装置60及び印刷ジョブ管理サーバ装置70が、LAN等のネットワーク40にそれぞれ接続されている。実際には、印刷ジョブ送信クライアント装置50は、複数個、ネットワーク40に接続されている。また、画像形成装置10も複数台、ネットワーク40に接続されている。
画像形成装置10の構成は図2と基本的に同様であるが、CPU110内の利用者認証手段110は不要であり、更に、ハードディスク140内の利用者識別情報テーブル142及び印刷ジョブ履歴テーブル144はいずれも不要である。ただし、CPU110内の印刷ジョブ確認手段114はそのままである。先の実施例2と同様に、認証用サーバ装置60は利用者認証処理機能と利用者識別情報テーブルを有している。さらに、本実施例では、印刷ジョブ管理サーバ装置70は、各利用者の印刷ジョブ群及び印刷ジョブ履歴テーブルを管理している。認証用サーバ装置60内の利用者識別情報テーブルは、図2(a)の利用者識別情報テーブル142と同様である。また、印刷ジョブ管理サーバ装置70内の印刷ジョブ履歴テーブルは、図2(b)の印刷ジョブ履歴テーブル144と同様である。
図9は、本実施例に係る画像形成装置10、認証用サーバ装置60及び印刷ジョブ管理サーバ装置70の画像形成システムでの認証処理の概略フローチャートを示した図である。
利用者は、印刷ジョブ送信クライアント装置50を使用して印刷ジョブを送信する。ただし、印刷ジョブの送信先は印刷ジョブ管理サーバ装置70である。印刷ジョブ管理サーバ装置70は、印刷ジョブ送信クライアント装置50から送信された印刷ジョブを保存し、同時に、該印刷ジョブ管理サーバ装置70内の印刷ジョブ履歴テーブルに、利用者名、IPアドレス、印刷ジョブ送信/受信時刻等を新たに格納する。印刷ジョブは、IPアドレスと対応付けて保存される。
その後、利用者は外部端末30を所持し、任意の画像形成装置10の前まで足を運んで、当該画像形成装置10のレシーバ12に触れる(図1)。その結果、外部端末30に記録されている利用者識別情報が当該画像形成装置10で取得される。
図9において、画像形成装置10は、利用者が所持した外部端末30から取得された利用者識別情報を認証用サーバ装置60へ送信する(ステップ3001)。認証用サーバ装置60は、画像形成装置10から送信された利用者識別情報により認証処理を行い(ステップ3002)、利用者を特定する(ステップ3003)。これは先の実施例2と同様である。
認証用サーバ装置60は、利用者識別情報で利用者を特定できなかった場合(認証失敗)、その旨を画像形成装置10へ送信する(ステップ3005)。画像形成装置10は、認証用サーバ装置60から利用者を特定できなかった旨が返送されてきた場合には、操作部150の表示面に「認証失敗」等を表示して処理を終了する。
一方、認証用サーバ装置60は、利用者識別情報で認証成功(利用者が特定された)となった場合には、印刷ジョブ管理サーバ装置70に対して、認証のとれた利用者の識別情報と対の属性情報であるIPアドレス(利用者情報)を送信する(ステップ3005)。印刷ジョブ管理サーバ装置70は、認証用サーバ装置60から送信されたIPアドレスをもとに、該印刷ジョブ管理サーバ装置70で管理している印刷ジョブ履歴テーブルを参照して、該IPアドレスの印刷ジョブ履歴情報を認証用サーバ装置60へ返送する(ステップ3006)。認証用サーバ装置60は、印刷ジョブ管理サーバ装置70から返送された印刷ジョブ履歴情報を利用者識別情報と共に画像形成装置10へ送信する(ステップ3007)。
画像形成装置10は、認証用サーバ装置60から受け取った印刷ジョブ履歴情報について、認証された利用者から所定時間以内に送信された印刷ジョブが存在するか否か調べる(ステップ3008)。そして、存在すれば、外部端末30を所持している利用者を正当な利用者であると判断し(認証成功)、存在しなければ、正当な利用者ではないと判断する(認証失敗)。
画像形成装置10は、正当な利用者でないと判断された場合には、先と同様に操作部150の表示面に「認証失敗」等を表示して処理を終了する。
一方、正当な利用者と判断された場合、画像形成装置10は、該当する利用者の印刷ジョブの処理を実施する(ステップ3009)。これは、例えば次のようにして行う。画像形成装置10は、正当な利用者のIPアドレスと所定時間以内と判断された時刻情報を印刷ジョブ管理サーバ装置70へ送信する。印刷ジョブ管理サーバ装置70は、画像形成装置10から送られたIPアドレスと時刻情報をもとに、保存されている印刷ジョブ群から該当する印刷ジョブを選択して画像形成装置10へ送信する。画像形成装置10は、印刷ジョブ管理サーバ装置70から送られてきた印刷ジョブを処理し、印刷物を出力する。
なお、本実施例でも、画像形成装置10は、正当な利用者でない判断された場合には、さらに別の手段で利用者の認証処理を実施し、最終的に利用者の正当性を判断することでもよい。
本実施例によれば、複数の画像形成装置が存在した場合、正当な利用者は、どの画像形成装置からでも自由に自分の印刷物を取得することが可能になる。
本実施例は、先の実施例と同様に、画像形成装置10、印刷ジョブ送信クライアント装置50、認証用サーバ装置60及び印刷ジョブ管理サーバ70が、LAN等のネットワーク40にそれぞれ接続される(図8参照)。認証用サーバ装置60が利用識別情報テーブル(図2(a))を有し、印刷ジョブ管理サーバ装置70が各利用者の印刷ジョブ群及び印刷ジョブ履歴テーブル(図2(b))を管理していることも、実施例3と同様である。実施例3との相違は、認証用サーバ装置60が印刷ジョブ管理サーバ装置70より認証のとれた利用者の印刷ジョブ履歴情報を取得した後、該認証用サーバ装置60にて、当該利用者による所定時間以内のジョブ印刷があるか、すなわち、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信しているか否か調べる点である。
図10は、本実施例に係る画像形成装置10、認証用サーバ装置60及び印刷ジョブ管理サーバ装置70の画像形成システムでの認証処理の概略フローチャートを示した図である。図10において、ステップ4001〜4006までは、図9におけるステップ3001〜3006と全く同じであるので、説明を省略する。
認証用サーバ装置60は、印刷ジョブ管理サーバ装置70から認証のとれた利用者の印刷ジョブ履歴情報を受け取ると、該印刷ジョブ履歴情報について、認証された利用者から所定時間以内に送信された印刷ジョブが存在するか否か調べる(ステップ4007)。そして、存在すれば、認証用サーバ装置は、認証がとれた利用者による所定時間以内の印刷ジョブ送信履歴が有ることを画像形成装置10へ返送する(ステップ4008)。この返送する情報には、利用者識別情報とIPアドレス(利用者情報)が含まれている。一方、存在しなければ、認証用サーバ装置60は、認証のとれた利用者による所定時間以内の印刷ジョブ送信履歴が無かったことを画像形成装置10へ返送する(ステップ4009)。
画像形成装置10は、認証用サーバ装置60から認証がとれた利用者による所定時間以内の印刷ジョブ送信履歴が有ることの通知を受け取ると、外部端末30の利用者を正当な利用者であると判断する(認証成功)。この場合、画像形成装置10は、該当する利用者の印刷ジョブの処理を実施する(ステップ4010)。この場合の処理は、実施例3と同様である。一方、認証用サーバ装置60から認証がとれた利用者による所定時間以内の印刷ジョブ送信履歴がないとの通知を受け取ると、画像形成装置10は、該外部端末30の利用者は正当な利用者ではないと判断して(認証失敗)、処理を終了する。
なお、本実施例でも、画像形成装置10は、正当な利用者でないと判断された場合には、さらに別の手段で利用者の認証処理を実施し、最終的に利用者の正当性を判断することでもよい。
実施例1〜3のように、画像形成装置にて、認証された利用者から所定時間以内に送信された印刷ジョブがあるか否かを調べる場合、「所定時間」の時間幅の設定を変更したいような場合には、各画像形成装置にて設定を変更する必要があり、煩雑である、本実施例によれば、認証用サーバ装置で設定を変更するのみで良くなる。
本実施例は実施例1の変形例で、画像形成装置10は、利用者が所持する外部端末に記録されている利用者識別情報により認証がとれた場合、利用者によっては、それ以降の認証処理を行わないようしたものである。
図11は、本実施例に係る画像形成装置10における認証処理の概略フローチャートを示した図である。図11において、ステップ5001以外は図5と同様である。
画像形成装置10は、利用者の所持した外部端末30に記録されている利用者識別情報で認証が成功した場合、当該利用者について、これで認証処理を終了とするかどうか判定する(ステップ5001)。このため、例えば、図12に示すように、利用者識別情報テーブル142内に、利用者ごとに利用者認識のみとするか否かのフラグを設定しておく。画像形成装置10は、外部端末30に記録されている利用者識別情報で認証が成功した場合、利用者識別情報テーブル142内の当該利用者識別情報に対するフラグが「YES」ならば、この時点で認証処理を終了して認証成功と確定する。すなわち、外部端末30を所持した利用者を正当な利用者と判断する。一方、利用者識別情報テーブル142内の当該利用者識別情報に対するフラグが「NO」ならば、引き続いて認証のとれた利用者からの所定時間以内に送信された印刷ジョブが存在するか否か調べて、最終的に正当な利用者かどうかを確定する。
本実施例によれば、セキュリティの確保された場所で、拾得された外部端末を悪用する者が入る心配がない場所の場合、認証処理を簡素化することにより利便性の向上を更に図ることができる。
本実施例は実施例4の変形例で、認証用サーバ装置60は、画像形成装置10から送られた利用者識別情報により利用者の認証がとれた場合、画像形成装置によってはそれ以降の認証処理を行わないようにしたものである。
図13は、本実施例に係る画像形成装置10、認証用サーバ装置60、印刷ジョブ管理サーバ装置70の画像形成システムでの認証処理の概略フローチャートを示した図である。図13において、ステップ6001以外は図10と同様である。認証用サーバ装置60は、図14に示すように、画像形成装置と対に、以降の認証処理を実施するか否かのフラグを設定したテーブル(画像形成装置識別テーブル)を持っている。
認証用サーバ装置60は、画像形成装置10から送られた利用者識別情報により利用者の認証がとれた場合、当該画像形成装置について、これで認証処理を終了とするかどうか判定する(ステップ6001)。すなわち、認証用サーバ装置60は、該装置内の図14に示すようなテーブルを参照して、当該画像形成装置に対するフラグが「YES」ならば、この時点で認証処理を終了とし、該フラグが「NO」ならば、ステップ4005に進む。そして、認証処理を終了とした場合、認証用サーバ装置60は、画像形成装置10に対して、認証のとれた利用者による所定時間以内の印刷ジョブ送信履歴があること、すなわち、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信したことを返送する(ステップ4008)。
本実施例によれば、画像形成装置がセキュリティの確保された場所に置かれていた場合で、認証用サーバ装置にて該当画像形成装置の認証処理を簡易化することが可能となる。
10 画像形成装置
20 利用者
30 外部端末(携帯認証デバイス)
40 ネットワーク
50 印刷ジョブ送信クライアント装置
60 認証用サーバ装置
70 印刷ジョブ確認手段
112 利用者認証手段
114 印刷ジョブ確認手段
142 利用者識別情報テーブル
144 印刷ジョブ履歴テーブル
特開2011-13934号公報

Claims (2)

  1. 印刷ジョブ送信クライアント装置とネットワークを通して接続され、前記印刷ジョブ送信クライアント装置より印刷ジョブを送信した利用者を認識して前記印刷ジョブの印刷物を出力する画像形成装置であって、
    画像形成装置を利用する利用者の、少なくとも利用者識別情報と印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報とを記憶している利用者識別情報記憶手段と、
    受信した印刷ジョブの、少なくとも印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報と該印刷ジョブの送信時刻を含む印刷ジョブ履歴情報を記憶している印刷ジョブ履歴情報記憶手段と、
    当該画像形成装置を利用する利用者について、携帯認証デバイスの利用者識別情報による認証を行うか否かの設定値を記憶する手段と、
    当該画像形成装置を利用する利用者が所持する携帯認証デバイスに記録されている利用者識別情報を読み取る手段と、
    前記読取った利用者識別情報について、前記利用者識別情報記憶手段の利用者識別情報と照合して、当該画像形成装置を利用する利用者を認証する手段と、
    前記利用者が認証されたなら、前記印刷ジョブ履歴情報記憶手段の印刷ジョブ履歴情報を参照して、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信しているかどうか調べ、送信している場合、当該画像形成装置を利用する利用者を正当な利用者とする手段と、を有し、
    前記携帯認証デバイスの利用者識別情報により利用者が認証された場合、前記設定値を参照し、前記設定値が携帯認証デバイスの利用者識別情報による認証を行うことを示す場合、当該利用者の印刷ジョブ履歴情報を参照することなく前記利用者を正当な利用者とする
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷ジョブ送信クライアント装置とネットワークを通して接続され、前記印刷ジョブ送信クライアント装置より印刷ジョブを送信した利用者を認識して前記印刷ジョブの印刷物を出力する画像形成装置と、前記ネットワークに接続された認証用サーバ装置と印刷ジョブ管理サーバ装置とを有する画像形成システムであって、
    前記認証用サーバ装置は、前記画像形成装置を利用する利用者の、少なくとも利用者識別情報と印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報とを記憶している利用者識別情報記憶手段を有し、
    前記認証用サーバ装置は、当該認証用サーバ装置を利用する画像形成装置について、利用者識別情報による認証を行うか否かの設定値を記憶した手段をさらに有し、
    前記印刷ジョブ管理サーバ装置は、前記印刷用ジョブ送信クライアント装置が送信した印刷ジョブの、少なくとも印刷ジョブ送信クライアント装置の利用者を特定する利用者情報と該印刷ジョブの送信時刻を含む印刷ジョブ履歴情報を記憶している印刷ジョブ履歴情報記憶手段を有し、
    前記画像形成装置は、当該画像形成装置を利用する利用者が所持する携帯認証デバイスに記録されている利用者識別情報を読み取り、該読み取った利用者識別情報を前記認証用サーバ装置へ送信し、
    前記認証用サーバ装置は、前記画像形成装置から送信された前記利用者識別情報について、前記利用者識別情報記憶手段の利用者識別情報と照合して、認証が成功したなら、前記利用者識別情報と対の利用者情報を前記印刷ジョブ管理サーバ装置へ送信し、
    前記印刷ジョブ管理サーバ装置は、前記認証用サーバ装置から送信された前記利用者情報をもとに、前記印刷ジョブ履歴情報記憶手段から前記利用者情報に対応する印刷ジョブ履歴情報を取得し、該印刷ジョブ履歴情報を前記認証用サーバ装置へ返送し、
    前記認証用サーバ装置は、前記印刷ジョブ管理サーバ装置から返送された前記印刷ジョブ履歴情報をもとに、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信しているかどうか調べて、その結果を前記画像形成装置へ送信し、
    前記画像形成装置は、前記認証用サーバ装置から当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信していると通知された場合、当該画像形成装置を利用する利用者を正当な利用者とし、
    前記認証用サーバ装置は、画像形成装置から送信された利用者識別情報について認証が成功した場合、前記設定値を参照し、前記設定値が利用者識別情報による認証を行うことを示す場合、前記印刷ジョブサーバ装置と交信することなく、当該利用者が所定時間以内に印刷ジョブを送信したことを画像形成装置へ送信する、
    とを特徴とする画像形成システム。
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