JP5926873B1 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】立体ギャザーによって便の漏れを抑制できる使い捨ておむつを提供する。【解決手段】使い捨ておむつ1の立体ギャザー15は、起立不能な基端部と、弾性部材によって長手方向に収縮し、基端部を支点として厚さ方向の肌側に起立可能な起立部と、を含む。基端部は、起立部よりも長手方向の両外側に配置される第1基端部と、起立部よりも幅方向の外側に配置される第2基端部と、を有する。起立部は、第2基端部よりも幅方向の内側においてサイドシート14同士が接合している接合部153を有する。接合部は、後側域2に配置されている。後側域2の吸収体11は、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する吸収体よりも剛性が高い高剛性部19を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
特許文献1には、吸収性コアと、吸収性コアよりも幅方向の外側において吸収性コアが存在しない辺縁部と、立体ギャザーと、を有する使い捨ておむつが開示されている。特許文献1の立体ギャザーは、吸収性コアよりも幅方向両側に固定されており、辺縁部近傍を基点として着用者側に立ち上がる。
特開2014−180346号公報
立体ギャザーが立ち上がった状態の最大高さは、立体ギャザーの固定部分と立体ギャザーの内側縁との距離となる。特許文献1の立体ギャザーは、固定部分が吸収性コアよりも幅方向の外側に位置するため、固定部分が吸収性コア上に位置する構成と比較して、固定部分と立体ギャザーの内側縁との距離が長くなる。よって、特許文献1の立体ギャザーの高さは、高くなり易い。
しかし、立体ギャザーの高さが高過ぎると、立体ギャザーが幅方向の外側に向かって倒れることがある。特に、後側域の立体ギャザーが幅方向の外側に向かって倒れると、立体ギャザーと吸収コアとの間に便を収容する便ポケットを設けることができず、便の漏れが発生するおそれがある。
また、立体ギャザーの固定部分と立体ギャザーの内側縁との距離が長過ぎたり、左右の立体ギャザー間の距離が狭まったりして、後側域の立体ギャザーの内側縁が着用者の臀裂内に入り込むと、立体ギャザーが臀部の膨らみを覆いに難くなり、便の漏れが発生するおそれがある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、立体ギャザーによって便の漏れを抑制できる使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本開示に係る使い捨ておむつ(使い捨ておむつ1)は、長手方向(長手方向L)、前記長手方向と直交する幅方向(幅方向W)、及び厚さ方向(厚さ方向T)を有し、前記使い捨ておむつの長手方向の中心よりも前側に位置する前側域(前側域3)と、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心よりも後側に位置する後側域(後側域2)と、前記前側域及び前記後側域に跨がって配置される吸収体(吸収体11)と、シート材(サイドシート14)及び弾性部材(立体ギャザー弾性部材155)を有し、前記使い捨ておむつの幅方向の中心(使い捨ておむつの幅方向の中心1WC)よりも前記幅方向の両外側に配置される一対の立体ギャザー(立体ギャザー15)と、を備える使い捨ておむつであって、前記立体ギャザーは、起立不能な基端部と、前記弾性部材によって長手方向に収縮し、前記基端部を支点として前記厚さ方向の肌側に起立可能な起立部(起立部154)と、を含み、前記基端部は、前記起立部の前記長手方向の両外端縁に配置される第1基端部(第1基端部151)と、前記起立部の前記幅方向の外側縁に配置される第2基端部(第2基端部152)と、を有し、前記起立部は、前記シート材同士が接合し、前記起立部の幅方向の長さを狭める接合部(接合部153)を有し、前記接合部は、前記後側域に配置されており、前記後側域の吸収体は、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心に位置する吸収体よりも剛性が高い高剛性部(高剛性部19)を有することを要旨とする。
本開示によれば、着用者の臀部に対するフィット性を高めて、排泄物の漏れを抑制する吸収性物品を提供できる。
一実施形態に係る使い捨ておむつの斜視イメージ図である。 展開状態の使い捨ておむつの平面図である。 立体ギャザーの平面図である。 使い捨ておむつの幅方向に沿った断面図である。(a)は、図2のA−A線を基準とした断面図であり、(b)は、図2のB−B線を基準とした断面図であり、(c)は、図2のC−C線を基準とした断面図である。 着用者に装着された状態の使い捨ておむつの長手方向に沿った断面図である。(a)は、比較例に係る使い捨ておむつであり、(b)は、実施形態に係る使い捨ておむつである。 立体ギャザーの起立部の幅方向に沿った断面図である。(a)は、比較例に係る使い捨ておむつであり、(b)は、実施形態に係る使い捨ておむつである。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
長手方向、前記長手方向と直交する幅方向、及び厚さ方向を有し、
前記使い捨ておむつの長手方向の中心よりも前側に位置する前側域と、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心よりも後側に位置する後側域と、
前記前側域及び前記後側域に跨がって配置される吸収体と、
シート材及び弾性部材を有し、前記使い捨ておむつの幅方向の中心よりも前記幅方向の両外側に配置される一対の立体ギャザーと、を備える使い捨ておむつであって、
前記立体ギャザーは、
起立不能な基端部と、前記弾性部材によって長手方向に収縮し、前記基端部を支点として前記厚さ方向の肌側に起立可能な起立部と、を含み、
前記基端部は、前記起立部の前記長手方向の両外端縁に配置される第1基端部と、
前記起立部の前記幅方向の外側縁に配置される第2基端部と、を有し、
前記起立部は、前記シート材同士が接合し、前記起立部の幅方向の長さを狭める接合部を有し、
前記接合部は、前記後側域に配置されており、
前記後側域の吸収体は、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心に位置する吸収体よりも剛性が高い高剛性部を有する、使い捨ておむつ。
このような使い捨ておむつによれば、立体ギャザーの起立部は、第1基端部及び第2基端部を基点として着用者側に立ち上がる。幅方向に沿った断面において、立体ギャザーの起立部は、第2基端部を基点に立ち上がる。立体ギャザーが立ち上がった状態の最大高さは、第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離となる。
後側域の立体ギャザーには、接合部が配置されている。接合部が配置された部分は、接合部が配置されていない部分と比較して、第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離が短くなる。第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離が比較的短いことにより、立体ギャザーの弾性部材と第2基端部との間の張力及び立体ギャザーの弾性部材と第1基端部との間の張力が維持され易く、着用時に立体ギャザーの内側縁が幅方向の外側に倒れこむように展開し難くなる。よって、立体ギャザーによる便ポケットを設け易くなり、排泄物の漏れを抑制できる。また、第1基端部が第2基端部よりも幅方向の内側に位置するため、立体ギャザーの内側縁は、第1基端部に引っ張られて、幅方向の内側に倒れやすい。よって、便ポケットが形成され易い。
また、後側域の吸収体の剛性が比較的高く、腰周りに配置される弾性部材や着用時に両足から幅方向内側に向かう力を受けても幅方向に対して反発しやすいため、左右の立体ギャザーが幅方向の内側に入り込み難くなる。左右の立体ギャザーが幅方向の内側に入り込み難いため、臀部の膨らみを覆うような適切な位置に立体ギャザーを配置できる。左右の立体ギャザーが幅方向の内側に入り込み難いため、立体ギャザーが内側に入り込む際に立体ギャザーの内側縁が幅方向の外側に展開するように倒れこむことを防止できる。立体ギャザーを幅方向における適した位置に設けることができ、立体ギャザーによって便の漏れを抑制することができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記後側域に位置する前記第1基端部と前記接合部とは、離間していることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、後側域に位置する第1基端部と接合部との間は、接合部が設けられず、第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離が比較的長い。接合部が設けられない領域において、立体ギャザーによるポケットを大きく形成でき、便を収容する空間を広く確保することができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記接合部は、前記前側域に配置されており、
前記後側域における前記起立部の長手方向の長さに対する前記接合部の長手方向の長さの比率は、前記前側域における前記起立部の長さに対する前記接合部の長手方向の長さの比率よりも高いことが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、後側域の起立部における接合部が配置される領域の比率は、前側域における起立部における接合部が配置される領域の比率よりも高い。よって、後側域は、比較的低くなり易い領域の比率が多く、起立部の高さを抑え易くなる。
後側域の立体ギャザーの高さが高くなり過ぎることを効果的に抑制し、立体ギャザーの内側縁が立ち上がりすぎることによる立体ギャザーの幅方向外側への倒れをより抑制できる。
また、着用者の脚回り及び腰周りの形状は、一般的に前側よりも後側が膨らんでいる。使い捨ておむつの長手方向中心よりも後側において効果的に立体ギャザーの高さを抑制されるため、装着時に立体ギャザーが臀部等に当たって、幅方向外側に捲り返ったり幅方向内側に入り込んだりすることを抑制できる。特に後側域において、立体ギャザーの幅方向外側への倒れを抑制したり、臀部の膨らみを覆うように立体ギャザーを配置したりすることで、排泄物の漏れを抑制できる。
一方、前側域においては、後側域と比較して立体ギャザーの高さを確保することができる。前側域に排出される排泄物は、主に尿であり、便と比較して流動性が高い。多量の排尿時に直ぐに吸収できない場合には、比較的高い立体ギャザーが防波堤として機能する。
かかる使い捨ておむつであって、
前記接合部は、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心を跨ぎ、前記第1基端部のそれぞれと離間しており、
前記後側域に位置する前記第1基端部と前記接合部の後端縁との距離は、前記前側域に位置する前記第1基端部と前記接合部の前端縁との距離よりも短いことが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、接合部が使い捨ておむつの長手方向の中心を跨いで配置されることにより、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部は、第2基端部との距離が短くなり、幅方向の外側に引っ張られる。よって、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する弾性部材の張力は、高い状態を維持し易い。使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部は、第1基端部に引っ張られて、幅方向の内側に倒れた状態を維持し易い。また、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部は、高さが抑制され、幅方向の外側に倒れることをより効果的に抑制できる。
加えて、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部は、第2基端部に引っ張られて、幅方向の外側に引っ張られる。よって、立体ギャザーが着用者側に立ち上がった状態を維持し易く、左右の立体ギャザー間を広く設けることができる。また、後側域における接合部は、前側域の接合部よりも第1基端部に近い。立体ギャザーの高さを抑制することで立体ギャザーが幅方向の内側に倒れる効果を、後側域においてより発揮し易くなる。
後側域の立体ギャザーの起立部は、第2基端部側に引っ張られ、かつ第1基端部側に引っ張られ、幅方向内側に少し倒れた状態となる。そのため、立体ギャザーと吸収体との間に便を収容する空間を形成し、かつ便と肌の間に配置される立体ギャザーによって便が直接肌に触れることを抑制できる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記弾性部材は、前記幅方向に距離を空けて複数配置されており、
最も幅方向の内側に位置する内側弾性部材の伸長率は、前記内側弾性部材よりも幅方向の外側に位置する弾性部材の伸長率よりも高いことが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、複数の弾性部材が幅方向に距離を空けて配置されていることにより、弾性部材によって収縮する部分は、幅方向に一定の長さを有し、面状となる。弾性部材によって収縮する部分が面状であるため、便ポケットの幅方向の長さが確保し易くなる。また、弾性部材によって収縮する部分が面状であるため、1本の弾性部材が収縮する構成と比較して肌への当たりを和らげることができる。
また、内側弾性部材は、他の弾性部材と比較して、第2基端部に対する距離が長く、第2基端部によって引っ張られ難い。しかし、内側弾性部材の伸長率が他の弾性部材の伸長率よりも高いため、内側弾性部材の撓みを抑制し、便ポケットをより形成し易くなる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記高剛性部には、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心側から前記後側へ延び、かつ前記幅方向の内側から前記幅方向の外側に延びる一対の後側ラインが設けられており、
前記後側ラインにおいては、前記吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、後側域の吸収体は、後側ラインを有するため、高い剛性を有する。また、後側ラインは、使い捨ておむつの長手方向の中心側から前記後側へ延び、かつ前記幅方向の内側から幅方向の外側に延びるため、幅方向の外側から幅方向の内側に向かう力がかかった際に、突っ張り棒のような役割を果たし、吸収体が幅方向内側に変形することを抑制できる。よって、着用者の臀部の膨らみに沿って吸収体が配置され易い。吸収体が臀部の膨らみを覆うように配置されることにより、立体ギャザーも臀部の膨らみに沿って配置され易く、立体ギャザーをより適切な位置に配置でき、立体ギャザーによって排泄物の漏れを防止できる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記吸収体の前記幅方向における両側部には、一対のラインが設けられており、
前記一対のラインは、前記後側ラインを含み、
前記ラインにおいては、前記吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられており、
前記ラインは、前記幅方向における内側へ突出した凸頂部を有し、
前記後側ラインは、前記凸頂部を始点として前記幅方向における外側かつ前記後側へ延びる直線状又は前記幅方向の外側へ湾曲した曲線状であることが望ましい。
かかる使い捨ておむつであって、
前記吸収体の前記幅方向における両側部には、一対のラインが設けられており、
前記ラインにおいては、前記吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられており、
前記一対のラインは、
前記幅方向における内側へ突出した凸頂部と、
前記凸頂部を始点として前記幅方向における外側かつ前記後側へ延びる直線状又は前記幅方向の外側へ湾曲した曲線状の後側ラインと、を有することが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、後側域の吸収体は、後側ラインを有するため、高い剛性を有する。また、ラインは、凸頂部を始点として幅方向における外側かつ長手方向における使い捨ておむつの後側へ延びる直線状又は外側へ湾曲した曲線状の後側ラインを有する。後側ラインは、幅方向の外側かつ後側に延びるため、着用者の股下から臀部側に向かって臀部の膨らみを覆うように幅方向の外側に広がる。よって、着用者の臀部の膨らみに沿って吸収体が配置され易い。吸収体が臀部の膨らみを覆うように配置されることにより、立体ギャザーも臀部の膨らみに沿って配置され易く、立体ギャザーをより適切な位置に配置でき、立体ギャザーによって排泄物の漏れを防止できる。
===本実施の形態に係る吸収性物品について===
次に、本発明に係る使い捨ておむつ1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)使い捨ておむつの全体概略構成
図1は、一実施形態に係る使い捨ておむつの斜視イメージ図である。図2は、展開状態の使い捨ておむつの平面図である。図3は、立体ギャザーの平面図である。図4は、使い捨ておむつの幅方向に沿った断面図である。図2に示す平面図及び図3に示す平面図は、使い捨ておむつを構成するトップシート12、サイドシート14、立体ギャザー15等の皺が形成されない状態まで、立体ギャザー弾性部材155等の弾性部材を伸長させた伸長状態の図である。
使い捨ておむつ1は、長手方向L、長手方向Lと直交する幅方向W、及び厚さ方向Tを有する。長手方向Lは、着用者の腹側に配置される前側外装体30と、着用者の背側に配置される後側外装体20と、を結ぶ方向である。厚さ方向Tは、着用者に接触する方向である肌側T1と、その逆側の非肌側T2と、を結ぶ方向である。
使い捨ておむつ1は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCよりも後側に位置する後側域2と、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCよりも前側に位置する前側域3と、を有する。使い捨ておむつ1は、所謂3ピースタイプであり、3つの部品を有している。使い捨ておむつ1は、第1部品として着用者の股間部にあてがわれ、排泄物を吸収する吸収性本体と、第2部品として着用者の背側部を覆う後側外装体20と、第3部品として着用者の腹側部を覆う前側外装体30と、を有する。
吸収性本体10は、図4に示すように、吸収体11、トップシート12、バックシート13、及びサイドシート14、を少なくとも有する。吸収体11は、粉砕パルプや高吸収ポリマーなど、公知の部材や材料を用いて適宜構成された吸収コア11aを有する。吸収コア11aは、コアラップ11bによって包まれていてよい。吸収体11の構成については、後述にて詳細に説明する。
吸収体11の表面側(肌側)には、液透過性のトップシート12が備えられる。トップシート12は、吸収体11の肌面側を覆う。トップシート12の外側縁は、吸収体11よりも幅方向の外側に延出する。吸収体11の非肌側には、液不透過性のバックシート13が備えられる。吸収体11の外側縁(幅方向における外側端)には、サイドシート14がそれぞれ備えられる。サイドシート14は、吸収体11の外側縁を覆い、吸収体11よりも幅方向外側に延出する。サイドシートの内側縁は、吸収体11上に配置される。吸収体11よりも幅方向の外側に延出したサイドシート14は、吸収体11の外側縁よりも幅方向の外側に位置する基点にて非肌側に折り返されている。非肌面側に折り返されたサイドシート14の一部は、吸収体11の非肌側に配置される。
吸収性本体10は、立体ギャザー15と、レッグギャザー16と、を有する。立体ギャザー15は、シート材としてのサイドシート14と、弾性部材としての立体ギャザー弾性部材155と、を有する。立体ギャザー15は、使い捨ておむつの幅方向の中心1WCよりも幅方向の両外側に一対に配置される。なお、立体ギャザーは、サイドシート14とは別のシート材によって構成されていてもよい。立体ギャザー15については、後述にて詳細に説明する。
レッグギャザー16は、立体ギャザー15よりも幅方向の両外側に一対に配置される。レッグギャザー16は、不織布シート161と、フィルムシート162と、レッグギャザー弾性部材163と、を有する。不織布シート161は、吸収性本体10の外側縁を基点に幅方向内側に折り返され、2層に積層されている。不織布シート161間にフィルムシート162が配置される。2層の不織布シートのうち非肌側に位置する不織布シートと、フィルムシート162と、の間にレッグギャザー弾性部材163が配置される。レッグギャザー弾性部材163は、糸ゴムによって構成されており、左右のレッグギャザー16毎に6本ずつ配置される。レッグギャザー弾性部材163は、長手方向に伸縮可能であり、幅方向に間隔を空けて配置されている。
後側外装体20は、図2に示すように、後側シート21と、後側弾性部材22と、を少なくとも有する。後側シート21は、不織布からなり、少なくとも2層に積層されている。後側弾性部材22は、後側シート21間に配置され、幅方向に伸縮可能である。前側外装体30は、図2に示すように、前側シート31と、前側弾性部材32と、を少なくとも有する。前側シート31は、不織布からなり、少なくとも2層に積層されている。前側弾性部材32は、前側シート31間に配置され、幅方向に伸縮可能である。
図2に示す展開状態では、後側外装体20と前側外装体30とが互いに長手方向に間隔を空けて平行に並んでおり、後側外装体20と前側外装体30との間に吸収性本体10が掛け渡されている。吸収性本体の前端縁は、前側外装体30に固定され、吸収性本体の後端縁は、後側外装体20に固定されている。使い捨ておむつは、図2に示す状態から使い捨ておむつ1の長手方向の中心1LCを折り基点として2つ折りにされる。使い捨ておむつは、2つ折りにされた状態で、後側域の外側縁である後側外装体20の外側縁と、前側域の外側縁である前側外装体30の外側縁とが接合されることによって、図1に示すパンツ型に形成される。
(2)立体ギャザー
次いで、立体ギャザー15について詳細に説明する。図3は、立体ギャザー15の平面を模式的に示した平面図である。立体ギャザー15は、着用時に着用者側に起立可能なギャザーである。一対の立体ギャザー15は、使い捨ておむつの幅方向の中心1WCを対称軸として線対称である。双方の立体ギャザー15の構成は同様であるので、以下では片方の立体ギャザー15について説明する。立体ギャザー15は、吸収体11の外側縁において肌側に立ち上がる壁を形成し、排泄物の横漏れを防止すると共に、吸収体11の外側縁から幅方向内側に向かって覆い、吸収体11との間に排泄物を収容するポケットを形成する。
立体ギャザー15は、起立不能な基端部と、立体ギャザー弾性部材155によって長手方向に収縮し、基端部を支点として厚さ方向の肌側に起立可能な起立部154と、を含む。立体ギャザーの前端縁は、サイドシートの前端縁であり、立体ギャザーの後端縁は、サイドシートの後端縁である。基端部は、第1基端部151と、第2基端部152と、を有する。図4(a)は、図2のA−A線を基準とした使い捨ておむつの幅方向に沿った断面図である。図4(c)は、図2のB−B線を基準とした使い捨ておむつの幅方向に沿った断面図である。図4(c)は、図2のC−C線を基準とした使い捨ておむつの幅方向に沿った断面図である。図4(a)は、前側域の断面図であり、図4(b)及び図4(c)は、後側域の断面図である。
第1基端部151は、起立部154の長手方向の両端縁に配置される。長手方向に離間した一対の第1基端部151は、長手方向において起立部154を挟んで配置される。一方の第1基端部151は、後側外装体20に配置され、他方の第1基端部151は、前側外装体30に配置される。本実施の形態の第1基端部151は、吸収体の肌側においてサイドシート14とトップシート12とが接合された部分である。各第1基端部151の内端縁(長手方向の内側端)は、起立部154の立ち上がり基点となる部分である。
第1基端部151は、第2基端部152よりも幅方向の内側に位置する。立体ギャザー15の内側縁15WIは、第1基端部151に引っ張られて、幅方向の内側に倒れ易い。第1基端部151の幅151Wは、起立部の全幅154Wよりも短くてもよいし、起立部の全幅154Wと同じであってもよい。第1基端部151の幅151Wが、起立部の全幅154Wと同じであることにより、立体ギャザーの内側縁が幅方向の内側により倒れ易く
なる。
第2基端部152は、起立部から幅方向外側に延びる領域において起立不能に構成された部分であり、吸収体11の非肌側に配置された部分である。第2基端部152は、起立部154の外側縁に隣接して配置されている。第2基端部152において、サイドシート14と吸収体11とは、接合部分R2を介して接合されている。第2基端部152の外側縁152WEは、吸収体11の外側縁に対応する位置であり、起立部154の立ち上がり基点となる部分である。
なお、サイドシート14とトップシート12は、起立部よりも幅方向外側の領域において接合部分R2を介して接合されていてよい。当該接合部分が吸収体の肌側に位置する構成にあっては、当該接合部分が第2基端部を構成する。なお、第2基端部152は、吸収体11よりも幅方向の外側に位置してもよいし、吸収体11に重なっていてもよい。
また、サイドシート14は、吸収体の外側縁よりも幅方向の外側に延出し、当該幅方向の外側に延出した部分で積層されている。このようにサイドシートが吸収体の外側縁よりも幅方向の外側で折り畳まれているため、立体ギャザーの幅方向の寸法を大きく形成できる。また、サイドシートが吸収体の外側縁よりも幅方向の外側で折り畳まれているため、サイドシートによって吸収体の肌側を覆う面積を少なくでき、吸収性能を維持し易い。
起立部154は、第1基端部151よりも長手方向の内側、かつ第2基端部152よりも幅方向の内側に位置する。起立部154は、立体ギャザー15の内側縁(サイドシート14の内側縁)15IEを含んでいる。起立部154は、サイドシート14がトップシート等に固定されていない部分であり、肌側に起立可能に構成された部分である。起立部の幅方向の長さは、第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離である、立体ギャザーの立ち上がり可能な最大高さである。第2基端部と立体ギャザーの内側縁との距離は、第2基端部の外側縁を基点に立体ギャザーを幅方向外側に展開し、立体ギャザーの皺が見えない状態まで伸長させた状態における第2基端部の外側縁と立体ギャザーの内側縁との距離である。
起立部154は、シート材としてのサイドシート同士が接合している接合部153を有する。接合部153は、サイドシート14同士が接合し、起立部の幅方向の長さを狭める部分である。起立部154の幅方向の長さは、図3に示す伸長状態における起立部154の幅方向Wに沿った長さ(第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離)であり、図4に示すように起立部154が収縮し、着用者側に立ち上がった状態においては起立部154の立ち上がり高さである。
接合部153は、例えば、接着剤、熱溶着、超音波溶着によって接合された部分である。図4(b)は、接合部153が設けられた領域の断面図である。接合部153は、長手方向に延びる折り目FL1を基点に折り畳まれ、2層に重なったサイドシート14同士が接合している部分である。図4(b)に示すように、接合部153は、立体ギャザー15と吸収体11との間の空間に対して外側に配置されている。接合部153が設けられた領域における第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離は、接合部153が設けられていない領域における第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離と比較して短い。よって、接合部153が設けられた領域では、立体ギャザーの高さを抑えることができる。図4(b)に示す断面における起立部は、図4(a)に示す断面における起立部及び図4(c)に示す断面における起立部よりも寝た状態であり、高さが抑えられている。
第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離が比較的短いことにより、立体ギャザー弾性部材155と第2基端部152との間の張力及び立体ギャザー弾性部材155と第1基端部151との間の張力が維持され易く、着用時に立体ギャザー15の内側縁が幅方向の外側に倒れこむように展開し難くなる。よって、立体ギャザー15による便ポケットを設け易くなり、排泄物の漏れを抑制できる。
接合部153は、少なくとも後側域2に配置される。後側域2に接合部153が配置されているため、後側域2に便を収容するポケットを形成し易い。着用者の肌に便が触れにくくなり、装着感を向上できる。なお、本実施の形態の接合部153は、使い捨ておむつの長手方向の中心を跨いでいる。すなわち、接合部153は、前側域3と後側域2の両方に配置される。前側域3と後側域2の両方に接合部153が配置されているため、前側域3と後側域2の両方に排泄物を収容するポケットを形成し易い。
使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部154は、高さが抑制され、幅方向の外側に倒れることをより効果的に抑制できる。図5は、図2に示すX−X線を基準とした断面における装着状態の模式断面図である。図5(a)は、接合部を有しない比較例に係る使い捨ておむつを示しており、図5(b)は、接合部を有する実施形態に係る使い捨ておむつを示している。図5(b)において二点鎖線で囲んだ部分は、接合部によって高さが抑制された部分である。使い捨ておむつの長手方向の中心を跨いで接合部が配置されることにより、使い捨ておむつの長手方向の中心において、立体ギャザーの高さを抑えることができる。使い捨ておむつの長手方向の中心の立体ギャザーの高さが比較的低いため、立体ギャザーの内側縁が幅方向の内側に入り込み過ぎることを抑制し、着用者の股下を覆うように配置し易くなる。
また、接合部153が使い捨ておむつの長手方向の中心を跨いで配置されることにより、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部154は、第2基端部152に対する距離が短くなり、幅方向の外側に引っ張られる。よって、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する立体ギャザー弾性部材155の張力は、高い状態を維持し易い。使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部154は、第1基端部151に引っ張られて、幅方向の内側に倒れた状態を維持し易い。加えて、使い捨ておむつの長手方向の中心に位置する起立部154は、第2基端部152に引っ張られて、幅方向の外側に引っ張られる。よって、立体ギャザー15が着用者側に立ち上がった状態を維持し易く、左右の立体ギャザー15間を広く設けることができる。
後側域2の立体ギャザーの長手方向の長さL1は、前側域3の立体ギャザー15の長手方向の長さL2よりも短い。このような構成によれば、後側域2の立体ギャザーは、前側域3と比較して第1基端部151による幅方向の内側へ倒す効果が発揮され易くなる。図4(c)に示す断面における起立部は、図4(a)に示す断面における起立部よりも寝た状態であり、高さが抑えられている。
接合部153の前端縁は、前側域3に位置する第1基端部151と離間しており、前側域3に位置する第1基端部151よりも後方に位置する。前側域3に位置する第1基端部151と接合部153との間は、第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離が比較的長い。接合部153が設けられない領域において、立体ギャザー15によるポケットを大きく形成でき、ポケットの収容空間を広く確保することができる。接合部153の後端縁は、後側域2に位置する第1基端部151と離間しており、後側域2に位置する第1基端部151よりも前方に位置する。後側域2に位置する第1基端部151と接合部153との間は、第2基端部152と立体ギャザー15の内側縁との距離が比較的長い。接合部153が設けられない領域において、立体ギャザー15によるポケットを大きく形成でき、ポケットの収容空間を広く確保することができる。
接合部153の長手方向の長さL3は、接合部153と後側域2に位置する第1基端部151との距離L6よりも長く、接合部153と前側域3に位置する第1基端部151との距離L7よりも短い。
後側域2の接合部153の長手方向Lの長さL4は、前側域3の接合部153の長手方向Lの長さL5よりも長い。後側域2に位置する接合部153の長さは、接合部153の後端縁と使い捨ておむつの長手方向の中心との距離である。前側域3に位置する接合部153の長さは、接合部153の前端縁と使い捨ておむつの長手方向の中心との距離である。後側域2に位置する接合部153の長さが前側域3に位置する接合部153の長さよりも長いため、後側域2の立体ギャザー15の高さが高くなり過ぎることを効果的に抑制し、立体ギャザー15の内側縁が立ち上がりすぎることによる立体ギャザー15の倒れをより抑制できる。
後側域2に位置する第1基端部151と接合部153の後端縁との距離L6は、前側域3に位置する第1基端部151と接合部153の前端縁との距離L7よりも短い。後側域2における接合部153は、前側域3の接合部153よりも第1基端部151に近い。立体ギャザー15の高さを抑制することで立体ギャザー15が幅方向の内側に倒れる効果を、後側域2においてより発揮し易くなる。
後側域2における起立部154の長さL8に対する接合部153の長さL4の比率は、前側域3における起立部154の長さL9に対する接合部153の長さL5の比率よりも高い。後側域2における起立部154の長さL8とは、後側域2に位置する第1基端部151と、使い捨ておむつの長手方向の中心と、の距離であり、後側域2において立ち上がり可能な領域の長さである。同様に、前側域3における起立部154の長さとは、前側域3に位置する第1基端部151と、使い捨ておむつの長手方向の中心と、の距離であり、前側域3において立ち上がり可能な領域の長さである。
後側域2の起立部154における接合部153が配置される領域の比率は、前側域3における起立部154における接合部153が配置される領域の比率よりも高い。よって、後側域2は、比較的低くなり易い領域の比率が多く、起立部154の高さを抑え易くなる。後側域2の立体ギャザー15の高さが高くなり過ぎることを効果的に抑制し、立体ギャザー15の内側縁が立ち上がりすぎることによる立体ギャザー15の倒れをより抑制できる。よって、後側域において左右の立体ギャザー15間を広く設けることができる。
一方、前側域3においては、後側域2と比較して立体ギャザー15の高さを確保することができる。前側域3に排出される排泄物は、主に尿であり、流動性が高い。多量の排尿時に直ぐに吸収できない場合には、比較的高い立体ギャザーが防波堤として機能し、前側域3における排泄物の漏れを抑制することができる。
また、立体ギャザーの接合部の長手方向の長さと、接合部が設けられていない領域(第1基端部と接合部との距離)との比率は、以下の式1及び2を満たすことが望ましい。式1を満たすことにより、後側域において立体ギャザーと吸収体の間に空間を設けつつ、立体ギャザーによって吸収体を覆うことができる。また、式2を満たすことにより、立体ギャザーを立ち上げ易くすることができる。
(式1)
(後側域に位置する第1基端部の長手方向の長さL10+後側域の接合部の長手方向の長さL4)>後側域の第1基端部と接合部との距離L6>(後側域に位置する第1基端部の長手方向の長さL10+後側域の接合部の長手方向の長さL4)/2
(式2)
前側域の第1基端部と接合部との距離L7>(前側域に位置する第1基端部の長手方向の長さL11+前側域の接合部の長手方向の長さL5)
立体ギャザー弾性部材155は、糸ゴムによって構成されており、立体ギャザー弾性部材155は、左右の立体ギャザー15毎に4本ずつ配置される。立体ギャザー弾性部材155は、長手方向に伸縮可能であり、幅方向に間隔を空けて配置されている。図6は、立体ギャザー弾性部材が設けられた領域の幅方向に沿った断面を模式的に示した図である。図6(a)は、立体ギャザー弾性部材が1本である比較例を示しており、図6(b)は、実施の形態に係る立体ギャザーを示している。
複数の立体ギャザー弾性部材155が幅方向に距離を空けて配置されていることにより、立体ギャザー弾性部材155によって収縮する部分は、幅方向に一定の長さを有し、面状となる。より詳細には、複数の立体ギャザー弾性部材155を有することにより、複数の立体ギャザー弾性部材155が配置された領域全体を長手方向に縮め、複数の立体ギャザー弾性部材155が配置された領域全体を着用者側に押し上げて、立体ギャザー弾性部材155によって収縮する部分が面状に形成される。立体ギャザー弾性部材155によって収縮する部分が面状であるため、便ポケットの幅方向の長さが確保し易くなる。また、立体ギャザー弾性部材155によって収縮する部分が面状であるため、1本の立体ギャザー弾性部材155が収縮する構成と比較して肌への当たりを和らげることができる。
立体ギャザー弾性部材155において最も幅方向の内側に位置する内側弾性部材1551は、立体ギャザー15の内側縁に位置する。内側弾性部材1551の伸長率は、内側弾性部材1551よりも幅方向の外側に位置する立体ギャザー弾性部材155の伸長率よりも高い。内側弾性部材1551は、立体ギャザー弾性部材155を構成する他の弾性部材と比較して、第2基端部152に対する距離が長く、第2基端部152によって引っ張られ難い。しかし、内側弾性部材1551の伸長率が他の立体ギャザー弾性部材155の伸長率よりも高いため、内側弾性部材1551の撓みを抑制し、便ポケットをより形成し易くなる。
(3)吸収体
次いで、吸収体11について詳細に説明する。吸収体11には、一対のライン18が設けられている。ライン18は、吸収コア11aのみに形成されていてもよいし、吸収コア11aとコアラップ11bの両方に形成されていてもよい。ライン18は、吸収体11の幅方向における両側部に一対に設けられている。ライン18は、使い捨ておむつの幅方向の中心1WCを対称軸として線対称である。双方のライン18の構成は同様であるので、以下では片方のラインについて説明する。
ライン18においては、吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられている。ラインは、具体的には、エンボス加工によって形成される。図2に示すように、ライン18は、第1凸頂部181と、第2凸頂部182と、第3凸頂部183と、後側ライン184と、前側ライン185と、中央ライン186と、を有する。第1凸頂部181は、幅方向の内側に突出した頂点部分である。第1凸頂部181は、後側ライン184と中央ライン186の間に位置し、使い捨ておむつの長手方向の中心又は使い捨ておむつの長手方向の中心よりも後方に位置する。第1凸頂部181を通りかつ幅方向に延びる直線上には、接合部153が設けられている。第1凸頂部181から後側に延びる領域において、吸収体11は、後側ライン184を基点に変形し、臀部を広く覆う形状となる。臀部を広く覆う形状となる領域に接合部153が設けられているため、臀部を覆う領域において立体ギャザー15を起立させ易くなり、排泄物の漏れを抑制できる。
後側ライン184は、第1凸頂部181を始点として、第1凸頂部181から後側に延びる。後側ライン184の終点(後端縁)は、吸収コアの外側縁に一致する。後側ライン184の後端縁は、後側外装体よりも前側に位置する。後側ライン184は、使い捨ておむつの長手方向の中心側から後側へ延び、かつ幅方向の内側から幅方向の外側に延びる。後側ラインの外側縁は、吸収コアの外側縁に位置する。後側ライン184は、使い捨ておむつの長手方向の中心側から後側へ延び、かつ幅方向の内側から幅方向の外側に延びるため、幅方向の外側から幅方向の内側に向かう力がかかった際に、突っ張り棒のような役割を果たし、吸収体11が幅方向内側に変形することを抑制できる。よって、着用者の臀部の膨らみに沿って吸収体11が配置され易い。吸収体11が臀部の膨らみを覆うように配置されることにより、立体ギャザー15も臀部の膨らみに沿って配置され易く、立体ギャザー15をより適切な位置に配置でき、立体ギャザー15によって排泄物の漏れを防止できる。
また、後側ライン184の平面視の形状は、第1凸頂部181を始点として幅方向における外側かつ長手方向における使い捨ておむつの後側へ延びる直線状又は外側へ湾曲した曲線状である。幅方向の外側かつ後側に延びるため、着用者の股下から臀部側に向かって臀部の膨らみを覆うように幅方向の外側に広がる。よって、着用者の臀部の膨らみに沿って吸収体11が配置され易い。吸収体11が臀部の膨らみを覆うように配置されることにより、立体ギャザー15も臀部の膨らみに沿って配置され易く、立体ギャザー15をより適切な位置に配置でき、立体ギャザー15によって排泄物の漏れを防止できる。
第2凸頂部182は、幅方向の内側に突出した頂点部分である。第2凸頂部182は、前側ライン185と中央ライン186の間に位置し、使い捨ておむつの長手方向の中心よりも前方に位置する。第2凸頂部182の内側縁は、第1凸頂部181の内側縁よりも幅方向の外側に位置する。第2凸頂部182は、前側外装体よりも後側に位置する。
前側ライン185は、第2凸頂部182を始点として、第2凸頂部182から前側に延びる。前側ライン185の終点(前端縁)は、吸収コアの外側縁に一致する。前側ライン185の前端縁は、前側外装体と重なる領域に位置する。前側ライン185は、使い捨ておむつの長手方向の中心側から前側へ延び、かつ幅方向の内側から幅方向の外側に延びる。前側ライン185の外側縁は、後側ライン184の外側縁よりも幅方向の外側に位置する。
第3凸頂部183は、幅方向の内側に突出した頂点部分である。第3凸頂部183は、第1凸頂部181と第2凸頂部182の間に位置し、使い捨ておむつの長手方向の中心よりも前方に位置する。第3凸頂部183の内側縁は、第1凸頂部181の内側縁よりも幅方向の外側に位置する。そのため、吸収体11の幅は、長手方向において第1凸頂部181が位置する部分において最も狭い。
中央ライン186は、前側ライン185と後側ライン184とを繋げるラインである。中央ライン186の長手方向の中央部分には、第3凸頂部183が位置する。中央ライン186は、第1凸頂部181と第3凸頂部183の間において幅方向の外側に向かって凸状のラインと、第2凸頂部182と第3凸頂部183の間において幅方向の外側に向かって凸状のラインと、を有する。
吸収体11の外側縁には、切欠き187が設けられている。切欠き187は、第1切欠き1871、第2切欠き1872、及び第3切欠き1873を有する。第1切欠き1871の位置は、長手方向において第1凸頂部181の位置に対応している。第2切欠き1872の位置は、長手方向において第2凸頂部182の位置に対応している。第3切欠き1873の位置は、長手方向において第3凸頂部183の位置に対応している。
後側域2の吸収体11は、高剛性部19を有する。高剛性部19は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体より剛性が高い部分である。当該剛性は、吸収体の変形し難さを指標する。高剛性部19は、具体的には、例えば、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11の幅よりも幅が長い部分、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11よりも目付が高い部分、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11とラインの形状が異なっており剛性が高い部分である。
後側域2が高剛性部19を有することにより、後側域2において左右の立体ギャザー15が幅方向の内側に入り込み難くなる。左右の立体ギャザー15が幅方向の内側に入り込み難いため、臀部の膨らみを覆うような適切な位置に立体ギャザー15を配置できる。左右の立体ギャザー15が幅方向の内側に入り込み難いため、立体ギャザー15が内側に入り込む際に立体ギャザー15の内側縁が幅方向の外側に展開するように倒れこむことを防止できる。立体ギャザー15を幅方向における適した位置に設けることができ、立体ギャザー15によって便の漏れを抑制することができる。
後側域の吸収コア11aの幅は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収コア11aの幅よりも長い。また、後側域2の吸収体11の剛性は、前側域3の吸収体11の剛性よりも高くてよい。後側域の吸収コア11aの幅は、前側域の吸収コア11aの幅よりも長くてもよい。具体的には、図4(b)に示す後側域の吸収コアの幅W2及び図4(c)に示す後側域の吸収コアの幅W3は、図4(a)に示す後側域の吸収コアの幅W1よりも長い。よって、後側域の吸収コア11aの剛性は、前側域の吸収コア11aの剛性よりも高い。また、図4(c)に示す後側域の吸収コアの幅W3は、図4(b)に示す後側域の吸収コアの幅W2よりも長い。後側域2の吸収コア11aの幅は、後方に向かって長くなっている。
本実施の形態の後側域2の高剛性部19は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11の幅よりも幅が広く、かつ後側ライン184を有する領域である。図2において高剛性部19に斜線を付して示す。高剛性部19の前端縁は、使い捨ておむつの長手方向の中心よりも後方に位置し、接合部153の後端縁よりも前方に位置する。高剛性部19の後端縁は、後側外装体よりも前方に位置し、接合部153の後端縁よりも後方に位置する。
高剛性部19は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11の幅よりも幅が広いため、幅方向外側から幅方向内側に向かう力がかかった際に変形し難い。また、後側域2の後側ライン184の幅は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する中央ライン186の幅よりも長い。よって、後側域2は、幅方向外側から幅方向内側に向かう力がかかった際に変形し難い。高剛性部19は、吸収体11の幅が比較的広く、かつ幅方向外側に延びるラインの幅が比較的広いため、幅方向外側から幅方向内側に向かう力がかかった際により変形し難い。
高剛性部19は、前側域3の少なくとも一部の領域における剛性よりも高く構成されていてもよい。後側域の吸収体の剛性が前側域の吸収体の剛性よりも高いことにより、特に後側域において立体ギャザーが幅入りすることを抑制でき、便を収容するポケットによって排泄物の漏れを効果的に抑制できる。また、高剛性部19は、後側域2の全体に配置されていてもよいし、後側域2の一部に配置されていてもよい。また、前側域3に、使い捨
ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11よりも剛性が高い高剛性部が設けられていてもよい。前側域3においても、幅方向外側から幅方向内側に向かう力がかかった際に変形し難くなり、立体ギャザーを幅方向における適した位置に設けることができる。
吸収体11の剛性は、以下の方法によって測定できる。18mm×40mmのサイズの吸収体を試験サンプルとして用いる。デジタルフォースゲージスタンド(日本電産シンポ株式会社製、FGP−5)を用いて測定する。計測アダプタの先端は、直線形状である。デジタルフォースゲージスタンドの測定テーブル上に試験サンプルを載置する。このとき、デジタルフォースゲージの計測アダプタの先端が18mmの辺に対して平行であって、計測アダプタの先端が試験サンプルの中央に位置するように試験サンプルを配置する。計測アダプタで試験サンプルを押し込む。押し込み速度は、1.5mm/sである。押し込んだ際の最大強度を剛性値とする。
また、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11にライン(中央ライン)が設けられていない構成における高剛性部19は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11よりも幅方向の長さが長い部分であってよい。高剛性部19は、使い捨ておむつの長手方向の中心1LCに位置する吸収体11よりも幅方向外側から幅方向内側に向かう力が掛かった際に変形し難く構成されていればよい。
(4)その他の実施形態
接合部は、使い捨ておむつの長手方向の中心を跨って配置されていなくてもよく、少なくとも後側域に配置されていればよい。接合部の平面視における形状は、長手方向に延びる矩形に限られず、長手方向に間隔を空けた点状であってもよい。接合部が点状であることにより、接合部間の領域において立体ギャザーによる収容空間を広く形成でき、排泄物の収容空間を広く設けることができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1 :使い捨ておむつ
2 :後側域
3 :前側域
11 :吸収体
14 :サイドシート(シート材)
15 :立体ギャザー
151 :第1基端部
152 :第2基端部
153 :接合部
154 :起立部
155 :立体ギャザー弾性部材
1551 :内側弾性部材
18 :ライン
181 :第1凸頂部
182 :第2凸頂部
183 :第3凸頂部
184 :後側ライン
185 :前側ライン
186 :中央ライン
19 :高剛性部
1871 :第1切欠き
1872 :第2切欠き
1873 :第3切欠き
L :長手方向
T :厚さ方向
T1 :肌側
T2 :非肌側
W :幅方向

Claims (5)

  1. 長手方向、前記長手方向と直交する幅方向、及び厚さ方向を有し、
    使い捨ておむつの長手方向の中心よりも前側に位置する前側域と、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心よりも後側に位置する後側域と、
    前記前側域及び前記後側域に跨がって配置される吸収体と、
    シート材及び弾性部材を有し、前記使い捨ておむつの幅方向の中心よりも前記幅方向の両外側に配置される一対の立体ギャザーと、を備える使い捨ておむつであって、
    前記立体ギャザーは、
    起立不能な基端部と、前記弾性部材によって長手方向に収縮し、前記基端部を支点として前記厚さ方向の肌側に起立可能な起立部と、を含み、
    前記基端部は、前記起立部の前記長手方向の両外端縁に配置される第1基端部と、
    前記起立部の前記幅方向の外側縁に配置される第2基端部と、を有し、
    前記起立部は、前記シート材同士が接合し、前記起立部の幅方向の長さを狭める接合部を有し、
    前記接合部は、前記後側域と前記前側域に配置されており、
    前記後側域の吸収体は、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心に位置する吸収体よりも剛性が高い高剛性部を有し、
    前記高剛性部には、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心側から前記後側へ延び、かつ前記幅方向の内側から前記幅方向の外側に延びる一対の後側ラインが設けられており、
    前記後側ラインにおいては、前記吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられており、
    前記後側域における前記起立部の長手方向の長さに対する前記接合部の長手方向の長さの比率は、前記前側域における前記起立部の長さに対する前記接合部の長手方向の長さの比率よりも高い、使い捨ておむつ。
  2. 前記後側域において、前記第1基端部と前記接合部とは、離間している、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記接合部は、前記使い捨ておむつの前記長手方向の中心を跨ぎ、前記第1基端部のそれぞれと離間しており、
    前記後側域に位置する前記第1基端部と前記接合部の後端縁との距離は、前記前側域に位置する前記第1基端部と前記接合部の前端縁との距離よりも短い、請求項1又は請求項2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記弾性部材は、前記幅方向に距離を空けて複数配置されており、
    最も幅方向の内側に位置する内側弾性部材の伸長率は、前記内側弾性部材よりも幅方向の外側に位置する弾性部材の伸長率よりも高い、請求項1から請求項のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記吸収体の前記方向における両側部には、一対のラインが設けられており、
    前記一対のラインは、前記後側ラインを含み、
    前記ラインにおいては、前記吸収体の肌側に窪みが設けられており、当該窪みよりも非肌側には圧搾された状態の部分が設けられており、
    前記ラインは、前記幅方向における内側へ突出した凸頂部を有し、
    前記後側ラインは、前記凸頂部を始点として前記幅方向における外側かつ前記後側へ延びる直線状又は前記幅方向の外側へ湾曲した曲線状である、請求項1から請求項のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
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