JP5924870B2 - モータ制御装置、モータ制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御装置、モータ制御方法に関する。
3相ブラシレスモータを制御する際には、UVWの3相にて制御するのではなく、UVWの3相をd軸q軸の2軸座標へと座標変換し、d軸q軸の2相にて制御するのが一般的である。このようなモータを制御するモータ制御装置では、PI(Proportional Integral;比例積分)制御を用いてd軸検出電流Id及びq軸検出電流Iqがd軸指令電流Id及びq軸指令電流Iqに追従するように、フィードバック制御によりd軸指令電圧Vd及びq軸指令電圧Vqを制御している。また、このようなモータ制御装置では、d軸電流にはq軸電流に依存する成分(干渉項)が含まれ、同様にq軸電流にはd軸電流に依存する成分(干渉項)が含まれているので、d軸電流とq軸電流を独立に制御できない。このため、d軸電流とq軸電流を独立に制御可能とするために、これらの干渉項をフィードフォワード制御により予め差し引く非干渉制御が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の記載の発明では、d軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLq、鎖交磁束Ψは一定の定数として扱われている。実際には、これらの値はモータに流れる電流や電気角の角度に依存して脈動または変動している。このため、電動パワーステアリング・モータのように使用領域が低回転〜高回転、低トルク〜高トルクと広いモータを利用する場合には、このような脈動または変動による騒音への影響が無視できなくなるという問題があった。
このような騒音への影響を抑える方法として、特許文献2に記載されている発明がある。図6は、従来技術に係る非干渉制御部の概略構成を示す図である。特許文献2に記載の発明では、図6に示すように、モータ制御装置の非干渉制御部913には、d軸PI制御部911が出力したd軸指令電圧vd、q軸PI制御部912が出力したq軸指令電圧vq、d軸検出電流id、q軸検出電流iq、モータ電気角θが入力されている。φマップ931には、モータ電気角θと鎖交磁束Ψとの関係を示す情報がマップ化されて記憶されている。Ldマップ932には、モータ電気角θおよびd軸検出電流idの組み合わせと、d軸インダクタンスLdとの関係を示す情報がマップ化されて記憶されている。Lqマップ933には、モータ電気角θおよびq軸検出電流iqの組み合わせと、q軸インダクタンスLqとの関係を示す情報がマップ化されて記憶されている。
このため、特許文献2に記載の発明では、モータの角度および/またはモータに流れる電流に基づいてd軸q軸間の干渉成分を算出し、φマップとLdマップにより、q軸指令電圧vqを補正するための補正値を算出していた。また、特許文献2に記載の発明では、モータの角度および/またはモータに流れる電流に基づいてd軸q軸間の干渉成分を算出し、Lqマップにより、d軸指令電圧vdを補正するための補正値を算出していた。
特開2001−18822号公報 特開2008−154308号公報
しかしながら、特許文献2に記載の従来技術では、モータに流れる電流や電気角の角度に依存した脈動または変動による騒音を改善できるが、坂道発進のように低速且つ高いトルクの状態で、非干渉制御での角速度フィードバックにより発生するモータによる振動を防ぐことができないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、低速且つ高いトルクの状態でも非干渉制御での角速度フィードバックにより発生するモータによる振動を低減できるモータ制御装置、モータ制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のモータ制御装置は、電流指令値から、電圧指令値を生成し、モータに流れる検出電流によりフィードバック制御する制御装置において、前記モータが低速のときに前記モータの角速度の上昇により値が増加する一次関数であり、所定の回転数以上のときに固定値となる関数を用いて、前記モータの角速度に応じた非干渉制御系のゲインを決定し、前記モータに流れる電流を示す電流値に、決定した前記非干渉制御系のゲインを乗じて前記電圧指令値に加算する非干渉制御部を備えることを特徴としている。
すなわち、非干渉制御系に当てはめると、本発明のモータ制御装置は、電動機の回転子角速度とトルク指令値に基づいて求められたd軸電流目標値と、電動機に流れる3相電流値から2相変換されたd軸電流値との偏差からd軸電圧指令値を、角速度と前記トルク指令値に基づいて求められたq軸電流目標値と、3相電流値から2相変換されたq軸電流値との偏差からq軸電圧指令値を、求める電圧指令値演算手段と、角速度ω、電流指令IdおよびIqに基づいて、非干渉制御のd軸電圧補償値および非干渉制御のq軸電圧補償値を算出する非干渉制御手段と、非干渉制御手段は、電流指令に、角速度の上昇により増加する関数である非干渉制御制御のゲインを乗じた電圧補償値を、電圧指令に加算することを特徴としている。
本発明によれば、電流指令値に、モータの角速度の上昇により増加する関数であるフィードバック制御系のゲインを乗じて電圧指令値を出力するようにしたので、低速且つ高いトルクの状態でも、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とするモータによる振動を低減できるモータ制御装置を実現することができる。
第1実施形態のモータ制御装置を示す制御ブロック図である。 同実施形態に係る電流PI制御部と非干渉制御部の概略構成を示す図である。 同実施形態に係るq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωとの関係を説明する図である。 同実施形態に係る振動が発生する領域を説明する図である。 同実施形態に係るq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωとの関係の他の例を説明する図である。 従来技術に係る非干渉制御部の概略構成を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は係る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
[第1実施形態]
モータ制御装置は、例えば産業車両や電気自動車、ハイブリッド自動車、電車、船舶、飛行機、発電システム等において、電池セルから電力の供給を受けてモータを制御する装置である。
まず、モータ制御装置の概略動作について説明する。
電気モータを動力とする電気自動車や、内燃機関と電気モータを併用して動力とするハイブリッド自動車(以下、「電気自動車等」という)では、電力利用効率を高めるため、モータ制御装置が、3相の駆動電流を制御する際にパルス幅を変調させるパルス幅変調制御(PWM(Pulse Width Modulation)制御)を用いている。
電気自動車等では主に永久磁石同期モータが用いられ、そのモータには、回転に同期した3相電流が流される。その3相電流をPWM制御するために、キャリア信号と呼ばれる一定の周波数の電気パルスが用いられる。この場合、駆動電流は、キャリア信号のタイミングに合わせてパルス幅が変調された矩形波としてモータに供給され、モータのインダクタンスによって正弦波の3相電流となる。
そして、このようなモータ制御装置では、モータに流れる電流が、入力されたトルク指令のトルクになるようにフィードバックを用いたPI(Proportional Integral;比例積分)制御により制御している。また、PI制御では、モータへ供給する3相をd軸q軸の2軸座標へと座標変換し、d軸q軸の2相にて制御する。
図1は、本実施形態のモータ制御装置を示す制御ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るモータ制御装置10は、角度検出器12、速度計算部14、電流指令部16、3相/2相変換部18、電流PI制御部20、2相/3相変換部22、デューティ計算部24、電力変換部26、電流検出器28、非干渉制御部38、第1加算部43、第2加算部44を備えている。また、モータ制御装置10は、モータMを制御する。
モータMは、3相モータであり、電力変換部26から出力される駆動電流により駆動される。また、モータMには、角度検出器12が取り付けられている。
角度検出器12は、各瞬間におけるモータMの電気角を検出して角度測定信号θを生成し、生成した角度測定信号θを、速度計算部14、3相/2相変換部18、2相/3相変換部22に出力する。
速度計算部14は、角度検出器12が出力する角度測定信号θから、電気角の角速度ω(以下、角速度ωという)を計算し、計算した角速度ωを電流指令部16、非干渉制御部38に出力する。
電流検出器28は、モータMに対する3相の励磁電流Iu、Iv、Iwを検出し、検出した3相の励磁電流Iu、Iv、Iwを3相/2相変換部18に出力する。
3相/2相変換部18には、電流検出器28が出力する3相の励磁電流Iu、IvおよびIwと、角度検出器12が出力する角度測定信号θとが入力される。3相/2相変換部18は、電流検出器28が出力する3相の励磁電流Iu、IvおよびIwを、角度検出器12が出力する角度測定信号θに基づき、2相のd軸成分Idおよびq軸成分Iq(以下、検出電流という)に変換する。3相/2相変換部18は、変換した検出電流IdおよびIqを電流PI制御部20に出力する。なお、d軸成分の電流(d軸電流)とは、d軸を磁束の向きに取った場合、流れている電流のうち、モータMに磁束を発生させるのに使われている成分(励磁電流成分)である。また、q軸成分の電流(q軸電流)とは、流れている電流のうち負荷のトルクに対応した成分である。
なお、本明細書では、指令値や指令信号には「*」を右上に付した変数によって表す。
電流指令部16には、自動車の場合にはスロットルペダルの開度などに関連付けられたトルク指令と、速度計算部14から出力される角速度ωとが入力される。トルク指令は、モータに発生させるトルクを指令するものである。電流指令部16は、このトルク指令の値と角速度ωから、d軸成分およびq軸成分を持つ2相の指令電流(以下、指令電流という)IdおよびIqを生成する。電流指令部16は、生成した指令電流IdおよびIqを、電流PI制御部20、非干渉制御部38に出力する。電流指令部16は、入力されたトルク指令と角速度ωに基づき、d軸およびq軸の指令電流IdおよびIqを生成する。
電流PI制御部20には、電流指令部16が出力する指令電流IdおよびIqと、3相/2相変換部18が出力する検出電流IdおよびIqとが入力される。電流PI制御部20は、制御変数である検出電流IdおよびIqが、指令電流IdおよびIqに応じた値になるように、モータMに流れる励磁電流Iu、IvおよびIwを制御する。
電流PI制御部20は、入力された指令電流IdおよびIqから、それぞれ検出電流IdおよびIqを減算して、差分値ΔIdおよびΔIqを算出する。電流PI制御部20は、算出した差分値ΔIdおよびΔIq用いて、次式(1)〜(2)により、d軸の指令電圧Vd、q軸の指令電圧Vqを算出する。電流PI制御部20は、算出した指令電圧VdおよびVqを、各々、第1加算器43、第2加算器44に出力する。
Vd=Kp×ΔId+Ki×∫(ΔId)dt ・・・(1)
Vq=Kp×ΔIq+Ki×∫(ΔIq)dt ・・・(2)
なお、式(1)、(2)において、係数Kp、Kiは、予め設定されている係数である。
第1加算部43は、電流PI制御部20が出力する指令電圧Vdに、非干渉制御部38が出力する補償値Vdffを加算して、電圧指令Vd*’を生成する。第1加算部43は、生成した指令電圧Vd*’を2相/3相変換部22に出力する。
第2加算部44は、電流PI制御部20が出力する指令電圧Vqに、非干渉制御部38が出力する補償値Vqffを加算して、指令電圧Vq*’を生成する。第2加算部44は、生成した指令電圧Vq*’を2相/3相変換部22に出力する。
非干渉制御部38には、電圧指令部16から出力される指令電流IdおよびIqと、速度計算部14から出力される角速度ωとが入力される。非干渉制御部38は、入力された指令電流IdおよびIqと、角速度ωとを用いて、後述するように、補償値VdffおよびVqffを生成する。非干渉制御部38は、生成した補償値VdffおよびVqffを、各々、第1加算部43、第2加算部44に出力する。
ここで、電流PI制御部20の入出力と、非干渉制御部38の動作の概略を説明する。
モータMのd軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLq、モータMの巻線1相あたりの抵抗Ra、モータMの角速度ωを用いると、モータMに供給される電圧VdおよびVqは、次式(3)、(4)のように表される。なお、次式(3)、(4)においては、入力は、電流IdおよびIqであるとして表している。
Vd=(Ra+p×Ld)Id−ω×Lq×Iq ・・・(3)
Vq=ω×Ld×Id+(Ra+p×Lq)Iq+ω×φ ・・・(4)
式(3)、(4)において、pは微分演算子であり、φはモータMの鎖交磁束である。このように、d軸の指令電圧Vdは、d軸の成分以外にq軸の成分を有している。また、q軸の指令電圧Vqは、q軸の成分以外にd軸の成分を有している。非干渉制御部38は、式(3)のq軸成分を補償するように制御し、式(4)のd軸成分とω×φに関する値を補償するように制御している。
図1に戻って、2相/3相変換部22には、第1加算部43から出力される指令電圧Vd*’と、第2加算部44から出力される指令電圧Vq*’と、角度検出器12が出力する角度測定信号θとが入力される。2相/3相変換部22は、入力された角度測定信号θを用いて、入力された電圧指令Vd*’および電圧指令Vq*’を座標変換し、3相の指令電圧Vu、Vv、Vwを算出する。2相/3相変換部22は、算出した3相の指令電圧Vu、Vv、Vwをデューティ計算部24に出力する。
デューティ計算部24には、2相/3相変換部22が出力する3相の電圧指令Vu、Vv、Vwが入力される。デューティ計算部24は、3相の指令電圧Vu、Vv、Vwから、モータに与える駆動電流信号を表すデューティ信号Du、Dv、Dwを計算する。デューティ計算部24は、計算したデューティ信号Du、Dv、Dwを電力変換部26に出力する。
電力変換部26には、デューティ信号Du、Dv、Dwから駆動電流を生成するためのスイッチングを行う例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子などの電力制御素子(パワー素子)が備えられている。電力変換部26は、デューティ計算部24が出力するデューティ信号Du、Dv、Dwに対応する3相の駆動電流を生成し、生成した3相の駆動電流をモータMにそれぞれ供給する。
次に、非干渉制御部38の構成と動作について説明する。図2は、本実施形態に係る電流PI制御部と非干渉制御部の概略構成を示す図である。
図2に示すように、電流PI制御部20は、第3加算部201、PI制御部202、第4加算部203、PI制御部204を備えている。また、非干渉制御部38は、第1乗算部301、Ldパラメータ部311、φパラメータ部312、第2乗算部321、Lq(ω)パラメータ部322、第5加算部331を備えている。
電流PI制御部20の第3加算部201は、電流指令部16が出力する指令電流Idから、3相/2相変換部18が出力する検出電流Idを減算する。第3加算部201は、算出した差分値ΔIdをPI制御部202に出力する。
PI制御部202は、入力された差分値ΔIdを用いて上述した式(1)により、d軸の指令電圧Vdを生成する。PI制御部202は、生成した指令電圧Vdを、第1加算部43に出力する。
第4加算部203は、電流指令部16が出力する2相電流指令信号Iqから、3相/2相変換部18が出力する2相の検出電流Iqを減算する。第4加算部203は、算出した差分値ΔIqをPI制御部204に出力する。
PI制御部204は、入力された差分値ΔIqを用いて上述した式(2)により、q軸の指令電圧Vqを生成する。PI制御部204は、生成した指令電圧Vqを、第2加算部44に出力する。
非干渉制御部38の第1乗算部301は、入力された指令電流Idと、角速度ωとを乗算して、乗算した値ω×IdをLdパラメータ部311に出力する。
Ldパラメータ部311には、予め所定値のd軸インダクタンスLdが記憶されている。なお、d軸インダクタンスLdは、モータ制御装置10の設計者が、予め算出する。Ldパラメータ部311は、入力された値ω×Idにd軸インダクタンスLdを乗算し、乗算した値ω×Id×Ldを第5加算部331に出力する。
φパラメータ部312には、予め所定値のモータにおける回転子の鎖交磁束φが記憶されている。なお、鎖交磁束φは、モータ制御装置10の設計者が、予め算出する。φパラメータ部312は、入力された角速度ωに鎖交磁束φを乗算する。φパラメータ部312は、乗算した値ω×φを第5加算部331に出力する。
第2乗算部321は、入力された指令電流Iqに角速度ωを乗じて、乗じた値Iq×ωをLq(ω)パラメータ部322に出力する。
Lq(ω)パラメータ部322には、第2乗算部321が出力する値Iq×ωと、速度計算部14が出力する角速度ωとが入力される。Lq(ω)パラメータ部322は、入力された角速度ωに応じて、図3に示すような予め記憶されている関係g401から、角速度ωの関数であるq軸インダクタンスLq(ω)を決定する。Lq(ω)パラメータ部322は、決定したq軸インダクタンスLq(ω)と、入力された値Iq×ωを乗算して補償値Vdffを算出する。Lq(ω)パラメータ部322は、算出した補償値Vdffを第1加算部43に出力する。
なお、非干渉制御系のゲインとは、ベクトル制御を行う場合のLdパラメータ部311に記憶されているd軸インダクタンスLd、φパラメータ部312に記憶されている鎖交磁束φ、Lq(ω)パラメータ部322に記憶されているq軸インダクタンスLq(ω)である。
図3は、本実施形態に係るq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωとの関係を説明する図である。図3において、横軸は、角速度ωの絶対値の大きさであり、縦軸はq軸インダクタンスLq(ω)の大きさである。図3に示すように、角速度ωが0(ゼロ)からωの期間、q軸インダクタンスLq(ω)は0(ゼロ)である。また、角速度ωがωからωの期間、q軸インダクタンスLq(ω)は0(ゼロ)からLqに増加する傾きLq/(ω−ω)の一次関数である。また、角速度ωがωからωの期間、q軸インダクタンスLq(ω)はLqからLqに増加する傾き(Lq−Lq)/(ω−ω)の一次関数である。また、角速度ωがω以降、q軸インダクタンスLq(ω)は傾き0(ゼロ)のLqである。
すなわち、従来技術では、固定値Lq(q軸のインダクタンスLqに基づき予め設定した値)を用いて非干渉制御を行っていたが、本実施形態では、図3のようにq軸インダクタンスLq(ω)を角速度ωに応じて、低速時は所定の関数を用いた非干渉制御を行い、所定の回転数以上で従来技術と同様に固定値による非干渉制御を行う。
このように、q軸インダクタンスLq(ω)を固定値ではなく角速度ωに応じた関数とした場合、角速度ωに応じて、モータ制御装置10のd軸のフィードバック・ゲインが変わることを意味している。d軸の非干渉制御系のゲインであるq軸インダクタンスLq(ω)は、図3のように、角速度ωが小さい、すなわち低速の場合に値が小さくなるようにしている。このように、q軸インダクタンスLq(ω)を低速で固定値ではなく、角速度ωに応じて値が大きくなる関数にしても、制御系の安定性に支障がないことを実験により確認している。
第5加算部331は、Ldパラメータ部311が出力する値ω×Id×Ldにφパラメータ部312が出力するω×φを加算して補償値Vqffを算出する。第5加算部331は、算出した補償値Vqffを第2加算部44に出力する。
第1加算部43は、電流PI制御部20が出力する指令電圧VdにLq(ω)パラメータ部322が出力する補償値Vdffを加算して電圧指令信号Vd*’を算出する。第1加算部43は、算出した電圧指令信号Vd*’を2相/3相変換部22に出力する。
第2加算部44は、電流PI制御部20が出力する指令電圧Vqに、非干渉制御部38の第5加算部331が出力する補償値Vqffを加算して、指令電圧Vq*’を生成する。第2加算部44は、生成した指令電圧Vq*’を2相/3相変換部22に出力する。
なお、図2では、非干渉制御部38において、モータMの回転子の巻線1相あたりの抵抗が十分小さく無視できるレベルの例を説明した。しかしながら、モータMの巻線1相あたりの抵抗分も加味して、非干渉制御部38は非干渉制御を行うようにしてもよい。この場合、モータMの巻線1相あたりの抵抗をRaとし、補償値VdffにRa×Idを加算し、VqffにRa×Iqを加算することで、モータMの巻線1相あたりの抵抗を考慮した制御が行える。
次に、Lq(ω)パラメータ部322に予め記憶されているq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωの関係について説明する。
図4は、本実施形態に係る振動が発生する領域を説明する図である。図4において、横軸は、角速度ωの絶対値の大きさであり、縦軸はq軸インダクタンスLq(ω)の大きさである。図4では、q軸インダクタンスLq(ω)を、3つの異なる傾きを各々有する曲線g411〜g413で表した場合を示している。
曲線g411〜g413は、角速度ωが0(ゼロ)〜ω11の期間、q軸インダクタンスLq(ω)が0(ゼロ)である。
曲線g411は、角速度ωがω11〜ω12の期間、q軸インダクタンスLq(ω)が傾きLq/(ω12−ω11)の一次関数であり、角速度ωがω12[rpm]以降、q軸インダクタンスLq(ω)がLqの固定値である。
曲線g412は、角速度ωがω11〜ω13の期間、q軸インダクタンスLq(ω)が傾きLq/(ω13−ω11)の一次関数であり、角速度ωがω13以降、q軸インダクタンスLq(ω)がLqの固定値である。
曲線g413は、角速度ωがω11〜ω14の期間、q軸インダクタンスLq(ω)が傾きLq/(ω14−ω11)の一次関数であり、角速度ωがω14以降、q軸インダクタンスLq(ω)がLqの固定値である。
モータ制御装置10を、例えば車両に適用し、図4の各曲線g411〜g413を図2のLqパラメータ部322に適用した場合について、以下に説明する。
Lq(ω)パラメータ部322が、曲線g411を、q軸インダクタンスLq(ω)に適用した場合、長丸で囲んだ領域g421で、走行時に振動が発生する。走行時に振動が発生する原因は、図1のモータ制御装置10において、角速度ωをフィードバックするゲインが大きくなり、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を誘発しやすいことにある。
同様に、Lq(ω)パラメータ部322が、曲線g412を、q軸インダクタンスLq(ω)に適用した場合、長丸で囲んだ領域g422で、走行時に振動が発生する。また、Lq(ω)パラメータ部322が、曲線g413を、q軸インダクタンスLq(ω)に適用した場合、長丸で囲んだ領域g423で、走行時に振動が発生する。
図4に示した曲線g411〜g413のように、曲線の傾きが大きいほど振動が発生する領域が広くなり、曲線の傾き(関数の傾き)が小さいほど振動が発生する領域が狭くなる。
すなわち、図4の解析結果は、曲線の傾き(関数の傾き)とq軸インダクタンスLq(ω)(非干渉制御系のゲイン)との積が、所定の値以上である場合、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動が発生することを表している。
上述した単純な折れ線グラフで表される曲線g411〜g413のように、所定の角速度ωまで所定の傾きを有する関数のq軸インダクタンスLq(ω)を用いて制御し、所定の角速度ω以降で固定値Lqを用いて制御するだけでは、振動の発生を防げない領域が発生する可能性がある。このため、図3に示したように、q軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωの関係を振動が発生しない領域の連続となるような傾きの曲線g401で表される関数とすることで、振動の発生を防ぐことが可能になる。なお、曲線g401は、使用するモータ制御装置10、当該モータ制御装置10を搭載する車両に応じて、実験により予め算出し、算出したq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωの関係をLq(ω)パラメータ部322に記憶しておく。この結果、曲線の傾き(関数の傾き)とq軸インダクタンスLq(ω)(非干渉制御系のゲイン)との積が、所定の値以下になるようにq軸インダクタンスLq(ω)(非干渉制御系のゲイン)を設定してあるので、低速且つ高トルクの状態で、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐことができる。
図5は、本実施形態に係るq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωとの関係の他の例を説明する図である。図5において、横軸は、角速度ωの絶対値の大きさであり、縦軸はq軸インダクタンスLq(ω)の大きさである。
図5に示すように、曲線g501は、所定の低速領域でq軸インダクタンスLq(ω)が小さくなり、所定の回転数以上では、所定のd軸インダクタンスLq(ω)値に近づくような関数の例である。q軸インダクタンスLq(ω)は、√ωに比例した値より小さくなる関数である。モータ制御装置10の設計者は、このような関数を、図3に示した曲線g401から近似して作成してもよく、あるいは、実験により求めるようにしてもよい。
q軸インダクタンスLq(ω)が、√ωに比例した値より小さくなる関数についてさらに説明する。
図2に示したように、非干渉制御におけるモータMに供給される電圧Vdに対する角速度ωのフィードバックは、q軸インダクタンスLq(ω)×ωとなる。q軸インダクタンスLq(ω)が固定であれば、非干渉制御系のゲインはLqの固定値になるが、q軸インダクタンスLq(ω)が角速度ωの関数であるため、非干渉制御系のゲインは、Lq(ω)×ωをωで微分した値であり、次式(5)のように表される。
Figure 0005924870
式(5)において非干渉制御系のゲインが所定の値Kを超える範囲は、次式(6)のように表される。なお、所定の値Kとは、所定の非干渉制御系のゲインの値である。
Figure 0005924870
式(6)の微分方程式を解くため、Lq(ω)=a√ωと置き、式(6)に代入すると、次式(7)のように表せる。
Figure 0005924870
式(7)を計算すると、次式(8)、および次式(9)のようになる。
Figure 0005924870
Figure 0005924870
式(9)より、非干渉制御系のゲインが所定の値Kを超える範囲、すなわち振動が発生する範囲は、図5に示したように、q軸インダクタンスLq(ω)が√ωに比例した値より大きな領域である。このため、q軸インダクタンスLq(ω)に√ωに比例した値より小さくなる関数を用いることで、モータ制御装置10は、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐことができる。
また、図3および図5に示したq軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωの関係は、例えば、モータ制御装置10の設計者がモータMに発生する振動を解析することで算出するようにしてもよい。また、モータ制御装置10の設計者が、モータMを実際に車両に取り付けた状態で振動の解析を行い、q軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωの関係を算出するようにしてもよい。
例えば、本モータ制御装置10を搭載した車両が坂道発進する場合、モータMは低速で回転、すなわち角速度ωが小さい。また、角速度ωが小さい場合、トルクが高い。また、角速度ωが小さい場合、モータMのマグネットトルクによるq軸電流Iqが大きく、励磁電流成分であるd軸電流Idが0(ゼロ)または0(ゼロ)に近い状態である。この結果、坂道発進などの低速且つ高いトルク時、非干渉制御部38では、式(3)に示したように、非干渉項であるLq×Iq×ωにおけるLq×Iqが大きくなる。この結果、非干渉制御系のゲインが大きくなり、モータMの振動を誘発していた。
このため、本実施形態において、非干渉制御部38は、パラメータの内、q軸インダクタンスLqのみを角速度ωに応じて変化する関数を用いて制御することで、非干渉制御系のゲインを下げている。この結果、本実施形態のモータ制御装置10は、低速且つ高いトルク時のモータMの振動を防ぐことが出来るので、モータ制御装置10を備える車両の非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防げる。
また、q軸インダクタンスLq(ω)と角速度ωとの関係は、図3のような2つの傾きが変換する曲線g401に限られず、さらに多くの傾きを有するようにしてもよい。さらに、図4に示したように、傾きの変化が1つの曲線g411〜g413であっても、振動が発生しない場合は、このような曲線でもよい。すなわち、モータ制御装置10は、q軸インダクタンスLq(ω)について、低速時に所定の関数のq軸インダクタンスLq(ω)を用いて非干渉制御を行うことで、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐことができる。
以上のように、本実施形態のモータ制御装置は、電流指令部16が、電動機(モータ)の角速度とトルク指令値に基づいてd軸電流目標値を求める。また、本実施形態のモータ制御装置は、電流PI制御部20が、電動機に流れる3相電流値から2相変換されたd軸電流値との偏差からd軸電圧指令値を、角速度とトルク指令値に基づいて求められたq軸電流目標値と、3相電流値から2相変換されたq軸電流値との偏差からq軸電圧指令値を求める。また、本実施形態のモータ制御装置は、非干渉制御部38が、角速度ω、電流指令IdおよびIqに基づいて、非干渉制御のd軸電圧補償値および非干渉制御のq軸電圧補償値を求める。また、本実施形態のモータ制御装置は、非干渉制御部38が、電流指令部16の指令に、モータ10の角速度の上昇により増加する関数であるq軸のインダクタンスLqを乗じた電圧補償値を、電圧指令に加算して、2相/3相変換部22に出力する。
この結果、本実施形態のモータ制御装置は、低速かつ高トルクの状態においても、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、図2に示したように、フィードフォワードされる信号である2相の指令電流IdおよびIqを用いて非干渉制御を行う例を説明したが、フィードバックされる信号である2相の検出電流IdおよびIqを用いて非干渉制御を行う場合も同様に、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐことができる。
また、本実施形態では、非干渉制御部38において、Lq(ω)パラメータ部322のみ、固定値ではなく、角速度ωに応じて変化する関数を用いて制御する例を説明した。しかしながら、モータMの仕様、モータMの取り付け方などに基づき、他のLdパラメータ部311、φパラメータ部312も角速度ωに応じて変化する関数を用いて制御するようにしてもよい。すなわち、Lq(ω)パラメータ部、Ldパラメータ部、φパラメータ部のうち少なくとも1つのパラメータを角速度ωに応じて変化する関数を用いて制御することで、本実施形態のモータ制御装置は、低速かつ高トルクの状態においても、非干渉制御の角速度フィードバックを原因とする振動を防ぐ効果が得られる。
例えば、d軸のインダクタンスLdが角速度ωに応じて変化する関数とした場合、非干渉制御系のゲインはLd(ω)である。同様に、鎖交磁束φが角速度ωに応じて変化する関数とした場合、非干渉制御系のゲインはφ(ω)である。
10・・・モータ制御装置 M・・・モータ 12・・・角度検出器
14・・・速度計算部 16・・・電流指令部 18・・・3相/2相変換部
20・・・電流PI制御部 22・・・2相/3相変換部 24・・・デューティ計算部
26・・・電力変換部 28・・・電流検出器
38・・・非干渉制御部 43・・・第1加算部 44・・・第2加算部
201・・・第3加算部
202、204・・・PI制御部 203・・・第4加算部 301・・・第1乗算部
311・・・Ldパラメータ部 312・・・φパラメータ部
321・・・第2乗算部 322・・・Lq(ω)パラメータ部
331・・・第5加算部

Claims (6)

  1. 電流指令値から、電圧指令値を生成し、モータに流れる検出電流によりフィードバック制御する制御装置において、
    前記モータが低速のときに前記モータの角速度の上昇により値が増加する一次関数であり、所定の回転数以上のときに固定値となる関数を用いて、前記モータの角速度に応じた非干渉制御系のゲインを決定し、前記モータに流れる電流を示す電流値に、決定した前記非干渉制御系のゲインを乗じて前記電圧指令値に加算する非干渉制御部
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記モータに流れる電流を示す電流値は、
    前記電流指令値、または、前記検出電流である
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記非干渉制御系のゲインは、
    直交座標系におけるq軸のインダクタンス値である
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載のモータ制御装置。
  4. 前記非干渉制御部は、
    前記モータの角速度にq軸の前記電流指令値と、前記非干渉制御系のゲインとを乗じ、該乗じた結果をd軸の前記電流指令値に基づく電圧値から減算してd軸の前記電圧指令値を算出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記非干渉制御部は、
    前記角速度にd軸の前記電流指令値およびd軸のインダクタンスを乗じた値と、前記角速度と回転子の鎖交磁束を乗じた値とq軸の前記電流指令値に基づく電圧値とを加算して、q軸の前記電圧指令値を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  6. 電流指令値から、電圧指令値を生成し、モータに流れる検出電流によりフィードバック制御する制御系において、
    非干渉制御部が、前記モータが低速のときに、前記モータの角速度の上昇により値が増加一次関数であり、所定の回転数以上のとき固定値となる関数を用いて、前記モータの角速度に応じた非干渉制御系のゲインを決定し、前記モータに流れる電流を示す電流値に、決定した前記モータに流れる電流を示す電流に、決定した前記非干渉制御系のゲインを乗じて前記電圧指令値を加算する非干渉制御工程
    を含むことを特徴とするモータ制御方法。
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