JP5924289B2 - 色変換係数生成装置、色処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の技術では、色覚障害者が識別な困難な特定色を含むカラー画像に対して、特定色を有する領域に特定のシンボルを合成することで、色覚障害者であっても特定色を容易に識別することができる合成カラー画像を形成する。
請求項2に記載の発明は、色変換係数算出手段は、正常色覚者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性と、色盲者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との合成関数に基づいて、色変換係数を生成することを特徴とする請求項1記載の色変換係数生成装置である。
請求項3に記載の発明は、色覚程度係数は、色覚検査により得られる色覚障害の程度に対応することを特徴とする請求項1または2記載の色変換係数生成装置である。
請求項5に記載の発明は、コンピュータに対して、予め定められた集団に対して実施した色覚検査により得られた検査結果の人数分布に基づいて、色覚障害の程度を表す色覚程度係数を算出する機能と、算出された色覚程度係数と、L錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との対応に基づいて、入力された色値を変換するために用いられる色変換係数を算出する機能とを実現させるプログラムである。
請求項2に記載の発明によれば、色覚障害者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性に応じた色変換係数を生成することが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、色覚検査の検査結果に応じた色変換係数を生成することが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、色覚障害の程度に応じた色処理を行うことが可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、色覚障害の程度に応じた色処理を行うことが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される色変換係数生成装置または色処理装置の一例としての色処理装置10の構成例を示す図である。
本実施の形態の色処理装置10は、色処理の対象となる画像データや色値、色処理に用いられる色覚に関する情報、色処理の実行指示等の入力を受け付ける受付手段または取得手段の一例としての入力受付部20と、入力受付部20にて受け付けた指示に基づいて色処理に用いられる色変換係数の一例としての色覚パラメータを生成する色覚パラメータ生成部30と、色処理に用いられる色変換テーブル等を記憶する記憶部40と、色覚パラメータ生成部30にて生成された色覚パラメータおよび記憶部40にて記憶される色変換テーブル等を利用して、色処理対象となる画像データ等に対して色処理を施す色処理手段の一例としての色処理実行部50と、色処理実行部50にて色処理が施された処理後の画像データ等を画像形成装置11や表示装置12等に出力する出力部60とを備えている。
本実施の形態の色覚パラメータ生成部30は、入力受付部20(図1参照)にて受け付けた色覚に関する情報等を取得する色覚情報取得部31と、色覚情報取得部31にて取得した色覚に関する情報に基づいて、色処理実行部50(図1参照)にて実行する色処理の基準となる色覚障害の程度(色覚程度係数;色覚レベル)を算出する色覚程度係数算出手段の一例としての色覚レベル算出部32と、色覚レベル算出部32にて算出された色覚レベルに基づいて、色処理実行部50にて実行される色処理に用いられる色覚パラメータを算出する色変換係数算出手段の一例としての色覚パラメータ算出部33と、色覚レベル算出部32における色覚レベルの算出および色覚パラメータ算出部33における色覚パラメータの算出に用いられる色覚パラメータ生成テーブルを記憶するテーブル記憶部34とを備えている。
なお、色覚情報取得部31が取得する色覚に関する情報としては、例えば後述する色覚検査により得られる色覚障害のタイプに関する情報等が挙げられる。
図3は、人の網膜に存在する3種類の錐体の感度特性を表した図である。図3に示すように、これらの3種の錐体は、光の波長に対する感度が互いに異なっており、感度のピークが短波長側のものから、それぞれS錐体、M錐体、L錐体と呼ばれる。
人は、通常、S錐体、M錐体およびL錐体を全て有しており、3種の錐体のそれぞれで感知した光の強度の相対比によって色を認識している。なお、以下の説明において、図3に示した3種の錐体を有する場合の正常な色覚を、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)による分類に準じて、C型色覚と呼ぶ。
なお、P型色覚、D型色覚、T型色覚およびA型色覚(なお、本明細書では、これらの色覚特性をまとめて色覚障害と呼び、このような色覚特性を有する者を色覚障害者と呼ぶことがある。)は、男性では5%程度、女性では0.2%程度存在する。また、色覚障害のうちの多くはP型色覚およびD型色覚で、その割合は99%以上を占めており、T型色覚およびA型色覚の存在割合は、P型色覚およびD型色覚と比較して著しく少ない。
同様に、D型色覚についても、M錐体が欠落したD型色覚強度と、M錐体の感度特性がずれることにより色覚の異常を生ずるD型色覚弱度とに分けることができる。
なお、T型色覚についても、S錐体が欠落したT型色覚強度と、S錐体の感度特性がずれることにより色覚の異常を生ずるT型色覚弱度とに分けることができるが、T型色覚におけるT型色覚弱度の割合は、D型色覚におけるD型色覚弱度の割合やP型色覚におけるP型色覚弱度の割合と比較して著しく小さい。
同様に、D型色覚のうちM錐体の感度特性がずれているD型色覚弱度では、M錐体の感度特性のずれの度合いによって、その色覚の程度(色覚レベル)が異なる。すなわち、D型色覚弱度では、M錐体の感度特性のずれ量が小さい場合には、C型色覚に近い色覚を有する。一方、M錐体の感度特性のずれ量が大きく、M錐体の感度特性とL錐体の感度特性とがほとんど重なるような場合には、M錐体が欠落したD型色覚強度と近い色覚を有することになる。
このようなカラーユニバーサルデザイン配色パレットでは、例えばC型色覚、P型色覚、D型色覚、T型色覚等の何れの色覚であっても、識別が容易となるように複数の色が選択されているため、この配色パレットを用いることで、多くの人に対して見分けがつきやすい画像を作成できるという利点がある。
また、作成する画像の使用用途や使用対象者等によっては、全ての色覚障害者に対して見分けが容易な画像を作成する必要がない場合がある。
したがって、本実施の形態では、色覚パラメータ生成部30において、色覚のタイプおよび色覚の程度(色覚レベル)に応じた色覚パラメータを生成し、この色覚パラメータを利用して色覚のタイプおよび色覚レベルに応じた色処理を実行している。
図4は、色覚パラメータの生成に用いられる色覚パラメータ生成テーブルの一例を示した図である。本実施の形態の色覚パラメータ生成部30では、図4に示した色覚パラメータ生成テーブルを用いて、色覚パラメータを生成する。
本実施の形態のテーブル記憶部34は、色覚障害のタイプごとに複数のテーブルを記憶している。この例では、テーブル記憶部34は、図4(a)に示すP型色覚用の色覚パラメータ生成テーブルと、図4(b)に示すD型色覚用の色覚パラメータ生成テーブルとを記憶している。
なお、P型色覚の色覚レベルFpとは、色覚検査の結果から、P型色覚の程度を0から1の間で定めたものである。この例では、色覚レベルFpが1である(Fp=1)場合は、C型色覚である(すなわち、P型色覚ではない)ことを示し、色覚レベルFpが0である(Fp=0)場合は、P型色覚強度であることを示している。また、本実施の形態では、色覚レベルFpが0<Fp≦0.9の範囲である場合をP型色覚弱度としている。図4(a)に示す例では、色覚検査を行った者のうち、P型色覚を有しその色覚レベルFpが0≦Fp≦0.9の範囲である者についての人数分布を示している。
なお、以下の説明においてP型色覚の色覚レベルFpとD型色覚の色覚レベルFdとを区別しないときは、単に色覚レベルFと呼ぶことがある。
具体的には、アノマロスコープの内部には、上下に二分された円形の視野がある。この円形の視野の上半分には、緑色の光と赤色の光とが重ねて呈示されており、下半分には色合わせの基準となる黄色の光が呈示されている。被験者は、アノマロスコープをのぞきながら、上半分の視野に呈示される緑色光と赤色光とが混合された光の色調が、下半分の視野に呈示される黄色光の色調と等しくなるように、緑色光と赤色光との混合比を変化させる。そして、被験者が上半分の光の色調と下半分の光の色調とが等しいと判断した際の赤色光と緑色光との混合比から、その被験者の色覚のタイプおよびその程度を得ることができる。
アノマロスコープによる色覚検査ではこれに基づいて、赤色光と緑色光との混合比の基準値と比較して、赤色光の混合比が高い場合にはP型色覚と判定し、緑色光の混合比が高い場合にはD型色覚と判定することができる。
同様に、D型色覚と判定された場合には、赤色の光に対する緑色の光の混合比の大小により、D型色覚の程度(D型色覚強度かD型色覚弱度か、さらにD型色覚弱度の場合はその程度)を判定することができ、色覚レベルFdを得ることができる。
なお、アノマロスコープによる色覚検査を実施する被験者の母集団としては、色処理装置10の用途等に応じて選択することができる。このような母集団としては、例えばある都道府県に住所を有する住民から選択された被験者の集団や、ある病院に通院する患者の集団、ある学校に通う生徒の集団等が挙げられる。
ここで、P型色覚者の色覚レベルFpに応じた人数分布およびD型色覚者の色覚レベルFdに応じた人数分布は、通常、およそガウス分布に従う。したがって、図4(a)に示すように、P型色覚者の人数は、ある色覚レベルFpで最大値をとり、図4(b)に示すように、D型色覚者の人数分布は、ある色覚レベルFdで最大値をとる。
同様に、図4(b)に示すD型色覚用の色覚パラメータ生成テーブルにおいて、実線は、D型色覚の色覚レベルFdと色覚パラメータKdとの関係を示しており、図4(b)にて実線で示す色覚レベルFdと色覚パラメータKdとの関係を、D型色覚パラメータ生成関数と呼ぶ。
なお、以下の説明において、P型色覚の色覚パラメータKpとD型色覚の色覚パラメータKdとを区別しない場合には、これらを単に色覚パラメータKと呼ぶことがある。
これにより、P型色覚弱度者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性は、C型色覚者のLMS錐体の感度特性とP型色覚強度者のLMS錐体の感度特性とを合成した合成関数で近似することができる。
本実施の形態では、色覚レベルFpを測定した複数の被験者についてLMS錐体の感度特性を測定している。そして、それぞれの被験者について式(1)を用いて色覚パラメータKpを算出し、それぞれの被験者の色覚パラメータKpと色覚レベルFpとの関係を曲線で近似することで、図4(a)において実線で示したP型色覚パラメータ生成関数を得ることができる。なお、この曲線は、指数曲線、対数曲線またはシグモイド曲線などで表してもよい。
すなわち、図4(b)に示すD型色覚パラメータ生成関数は、等色実験等により求めた被験者のLMS錐体の感度特性と、被験者のLMS錐体の感度特性をC型色覚者のLMS錐体の感度特性およびD型色覚強度者(D型色盲者)のLMS錐体の感度特性で近似した合成関数と、によって得ることができる。
本実施の形態では、上述したように、色覚レベルFdを測定した複数の被験者についてLMS錐体の感度特性を測定している。そして、それぞれの被験者について式(3)を用いて色覚パラメータKdを算出し、それぞれの被験者の色覚パラメータKdと色覚レベルFdとの関係を曲線で近似することで、図4(b)において実線で示したD型色覚パラメータ生成関数を得ることができる。なお、この曲線は、指数曲線、対数曲線またはシグモイド曲線などで表してもよい。
なお、LMS錐体の感度特性を測定する方法は、上記の方法に限られず、他の方法を採用しても構わない。
したがって、本実施の形態では、上述したように、アノマロスコープによる色覚検査により色覚レベルFを算出した被験者の中から選択された数人の被験者に対して等色実験を実施し、その結果に基づいて、図4(a)(b)に示したP型色覚パラメータ生成関数およびD型色覚パラメータ生成関数を得ている。
以下、図2、図4および図5を用いて、本実施の形態の色覚パラメータ生成部30にて実行される処理について説明する。
この例では、図4(a)に示すように、P型色覚用の色覚パラメータ生成テーブルにおけるP型色覚Fpに対する人数分布に基づいて、人数分布が最大値をとる色覚レベルFpを算出する。
この例では、色覚パラメータ生成テーブルにおけるP型色覚パラメータ生成関数を利用して、ステップ503にて算出した色覚レベルFpに対応する色覚パラメータKpを算出する。
なお、ステップ501にて色覚タイプとしてD型色覚が入力された場合には、図4(b)に示したD型色覚用の色覚パラメータ生成テーブルを用いて、同様に色覚パラメータKdを算出することができる。
なお、このような色覚レベル算出部32における色覚レベルFの算出の仕方については、例えば、入力受付部20(図1参照)を介してユーザが選択するものとすることができる。この場合、入力受付部20を介して受け付けた色覚レベルFの算出の仕方に関する情報は、例えば上述したステップ501において、色覚情報取得部31が上述した色覚のタイプの取得と合わせて取得する。そして、色覚レベル算出部32は、ステップ503において色覚情報取得部31が取得した色覚レベルFの算出方法を用いて、色覚レベルFを算出する。
図6は、色処理実行部50にて実行される色処理について示したフローチャートである。続いて、図1および図6を用いて、本実施の形態の色処理実行部50にて実行される処理について説明する。
続いて、色処理実行部50は、色覚パラメータ生成部30にて生成された色覚パラメータKを取得する(ステップ602)。なお、ステップ602では、色覚パラメータKの生成に際して入力受付部20を介して受け付けた色覚のタイプ(P型色覚かD型色覚か)に関する情報を併せて取得してもよい。
ここで、記憶部40が記憶する色変換テーブルは、元画像データを、色覚障害者であっても色の区別が容易な画像に色変換するためのテーブルである。ステップ603にて色覚パラメータKに対応する色変換テーブルを選択し、ステップ604にてこの色変換テーブルを用いて元画像データに対して色変換処理を施すことで、色覚の程度が、色覚パラメータKに対応する色覚レベルFである色覚障害者、および色覚の程度が色覚レベルFよりも高い(C型色覚者に近い)色覚障害者にとって色の識別が容易な処理後画像データを得ることができる。
なお、ステップ605にて出力部へ送られた処理後画像データは、入力受付部20で受け付けた指示等に基づいて、出力部60により画像形成装置11や表示装置12へ出力されることになる。
このような構成とすることで、例えば文書作成ソフトや表計算ソフト等によりカラー画像を作成する際に、色覚パラメータKに対応する色覚レベルFに応じた配色パレットを用いることが可能になり、色覚レベルFに応じた画像を作成することが可能になる。
なお、ここでは、C型色覚に対応したカラー画像から他の色覚障害者に対応するカラー画像を作成する構成を説明したが、これに関わらず、例えば、ある色覚レベルのD型色覚者に対応したカラー画像からC型色覚者に対応したカラー画像を作成するなど、任意にカラー画像を作成することが可能である。
また、本実施の形態では、CUDOの色覚分類に準じて、P型色覚およびD型色覚それぞれに対応する色覚パラメータKを生成するものとしたが、色覚の分類は一例にすぎない。色覚の分類は、必ずしもCUDOの色覚分類に準じる必要はなく、他の分類に基づいて色覚パラメータKを生成しても構わない。
上述した実施の形態1では、色覚パラメータ生成テーブルにおいて、色覚レベルFに応じた人数分布を利用して色覚パラメータKを算出した。実施の形態2では、予め画像処理の対象となる色覚のタイプおよび色覚の程度(色覚レベルF)を取得し、取得した色覚のタイプおよび色覚レベルFに基づいて直接、色覚パラメータKを生成する。なお、実施の形態2における色処理装置10(図1参照)および色処理装置10における色覚パラメータ生成部30(図2参照)の構成は、上述した実施の形態1と同様である。
以下、本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については、実施の形態1と同じ符号を用い、ここでは詳細な説明を省略する。
本実施の形態の色覚パラメータ生成部30では、まず、色覚情報取得部31(図2参照)により、色覚パラメータKを生成する色覚のタイプ(P型色覚またはD型色覚)および色覚の程度(色覚レベルF)に関する情報を取得する(ステップ701)。
次いで、色覚パラメータ算出部33は、ステップ702にて選択した色覚パラメータ生成テーブルを用い、ステップ701にて取得した色覚レベルFに基づいて、色覚レベルFに対応する色覚パラメータKを算出する(ステップ703)。
図8は、コンピュータ90のハードウェア構成を示した図である。
図8に示すように、コンピュータ90は、OS(Operating System)やアプリケーションなどの各種ソフトウェアを実行するCPU91と、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶するメインメモリ92と、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する磁気ディスク装置93とを備える。さらに、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
Claims (5)
- 色覚障害の程度を表す色覚程度係数を算出する色覚程度係数算出手段と、
前記色覚程度係数算出手段により算出された前記色覚程度係数と、L錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との対応に基づいて、入力された色値を変換するために用いられる色変換係数を算出する色変換係数算出手段と
を備え、
前記色覚程度係数算出手段は、予め定められた集団に対して実施した色覚検査により得られた検査結果の人数分布に基づいて、前記色覚程度係数を算出することを特徴とする色変換係数生成装置。 - 前記色変換係数算出手段は、正常色覚者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性と、色盲者のL錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との合成関数に基づいて、前記色変換係数を生成することを特徴とする請求項1記載の色変換係数生成装置。
- 前記色覚程度係数は、色覚検査により得られる色覚障害の程度に対応することを特徴とする請求項1または2記載の色変換係数生成装置。
- 色処理の対象となる色値を取得する取得手段と、
予め定められた集団に対して実施した色覚検査により得られた検査結果の人数分布に基づいて、色覚障害の程度を表す色覚程度係数を算出する色覚程度係数算出手段と、
前記色覚程度係数算出手段により算出された前記色覚程度係数と、L錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との対応に基づいて、前記取得手段にて取得された前記色値を変換するために用いられる色変換係数を算出する色変換係数算出手段と、
前記色変換係数算出手段により算出された前記色変換係数を用いて、前記色値に対して色変換処理を施す色処理手段と
を備える色処理装置。 - コンピュータに対して、
予め定められた集団に対して実施した色覚検査により得られた検査結果の人数分布に基づいて、色覚障害の程度を表す色覚程度係数を算出する機能と、
算出された前記色覚程度係数と、L錐体、M錐体およびS錐体の感度特性との対応に基づいて、入力された色値を変換するために用いられる色変換係数を算出する機能と
を実現させるプログラム。
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