JP5922145B2 - 通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法 - Google Patents

通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ端末のモビリティ制御を行う通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では次世代無線通信規格であるLTE(Long Term Evolution)−Advancedの開発及び仕様策定が実施されている。
LTE−Advancedの次期拡張機能として、移動型の中継局(Mobile Relay Node:M−RN)が候補に挙がっている(例えば、非特許文献1参照)。
LTE−Advancedは既に中継局(Relay Node:RN)をサポートしており、RNは基地局(eNodeB:eNB)と同等の機能を有している(例えば、非特許文献2参照)。
しかしながら、現状では、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に含まれる無線通信ノードであるE−UTRANノード(すなわち、eNB及びRN)が地理的に移動することは考慮されていない。
よって、M−RNが導入された場合に、ユーザ端末(User Equipment:UE)のモビリティ制御(すなわち、ハンドオーバ制御及びセル再選択制御)を適切に行うことができない虞がある。
そこで、本発明は、M−RNが導入される場合でも、UEのモビリティ制御を適切に行うことができる通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明の通信システムは、ユーザ端末(例えば、UE300)と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワーク(例えば、E−UTRAN10)と、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノード(例えば、M−RN200)を含む通信システムであって、前記無線アクセスネットワークに含まれる第1の無線通信ノード(例えば、eNB100又はRN200)と、前記無線アクセスネットワークに含まれる第2の無線通信ノード(例えば、eNB100又はRN200)と、を有し、前記第1の無線通信ノードは、前記第1の無線通信ノードが移動型である場合に前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報(例えば、Mobile Node Information)を送信し、前記第2の無線通信ノードは、前記情報を受信し、前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記第2無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行うことを特徴とする。
本発明の通信システムの他の特徴によれば、前記無線アクセスネットワークと接続されたコアネットワーク(例えば、EPC20)をさらに有し、前記第2の無線通信ノードは、前記コアネットワークを介して前記第1の無線通信ノードからの前記ノード情報を受信する。
本発明の通信システムの他の特徴によれば、前記第1の無線通信ノードは、前記第1の無線通信ノードに収容されている前記ユーザ端末のハンドオーバを行うための要求を送信し、前記第2の無線通信ノードは、前記ユーザ端末のハンドオーバを行うための要求を受信すると、前記受信した要求を許可するか否の判断を行い、前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記判断に使用される。
本発明の通信システムの他の特徴によれば、前記第2の無線通信ノードは、前記第2の無線通信ノードに収容されている前記ユーザ端末から、前記ユーザ端末での受信信号状態の測定結果に関する報告を受信すると、前記受信した報告に基づいて前記ユーザ端末のハンドオーバの判断を行い、前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記判断に使用される。
本発明の通信システムの他の特徴によれば、前記第2の無線通信ノードは、セル再選択を制御するための情報をブロードキャストで送信し、前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記セル再選択の制御に使用される。
本発明の無線通信ノードは、ユーザ端末と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワークと、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノードを含む通信システムにおける無線通信ノードであって、前記無線アクセスネットワークに含まれる他の無線通信ノードから送信され、前記他の無線通信ノードが移動型である場合に前記他の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報を受信する受信手段と、前記他の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行う制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の通信制御方法は、ユーザ端末と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワークと、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノードを含む通信システムにおける通信制御方法であって、前記無線アクセスネットワークに含まれる第1の無線通信ノードが、前記第1の無線通信ノードが移動型である場合に前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報を送信するステップと、前記無線アクセスネットワークに含まれる第2の無線通信ノードが、前記情報を受信するステップと、前記第2の無線通信ノードが、前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記第2無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較するステップと、前記第2の無線通信ノードが、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行うステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、M−RNが導入される場合でも、UEのモビリティ制御を適切に行うことができる通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法を提供できる。
本発明の第1実施形態〜第4実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 本発明の第1実施形態〜第4実施形態に係るeNBのブロック図である。 本発明の第1実施形態〜第4実施形態に係るRNのブロック図である。 M−RNが設置された電車(又はバス)等の移動体がeNBの近傍を通過する状況を示す。 本発明の第1実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドオーバ受入判断フローのフロー図である。 本発明の第1実施形態に係るHANDOVER REQUESTのメッセージ構成を示す。 本発明の第1実施形態に係るMobile Node InformationのIE構成を示す。 本発明の第1実施形態の変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第1実施形態の変更例に係るHANDOVER REQUIREDのメッセージ構成を示す。 本発明の第1実施形態の変更例に係るHANDOVER REQUESTのメッセージ構成を示す。 本発明の第2実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るハンドオーバ判断フローのフロー図である。 本発明の第2実施形態〜第4実施形態に係るX2 SETUPのメッセージ構成を示す。 本発明の第2実施形態〜第4実施形態に係るENB CONFIGURATION UPDATEのメッセージ構成を示す。 本発明の第2実施形態の第1変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第2実施形態の第2変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第2実施形態の第2変更例に係るeNB CONFIGURATION TRANSFERのメッセージ構成を示す。 本発明の第2実施形態の第2変更例に係るMME CONFIGURATION TRANSFERのメッセージ構成を示す。 本発明の第3実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。 本発明の第3実施形態及び第4実施形態に係るBlack List変更判断フローのフロー図である。 本発明の第4実施形態に係るセル再選択手順の動作シーケンス図である。 その他の実施形態に係るMobile Node Informationを示す。
図面を参照して、本発明の第1実施形態〜第4実施形態、及びその他の実施形態を説明する。以下の各実施形態に係る図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成図である。本実施形態に係る通信システムは、3GPPで仕様が策定されているLTE−Advancedに基づいて構成されており、上述したM−RNをサポートする。
図1に示すように、本実施形態に係る通信システムは、eNB100、RN200、UE300、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving Gateway)400を有する。
eNB100及びRN200は、LTEの無線アクセスネットワークであるE−UTRAN10を構成する。以下において、E−UTRAN10に含まれる無線通信ノード(すなわち、eNB100及びRN200)を適宜「E−UTRANノード」又は「ノード」と称する。
MME/S−GW400は、LTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)20を構成する。
eNB100は、固定型の無線通信ノードであり、RN200又はUE300との無線通信を行うように構成される。RN200との無線通信を行うeNB100はドナーeNB(DeNB)と称される。
eNB100は、隣接する他のeNB100との通信をX2インターフェイス上で行い、隣接するRN200との通信をX2インターフェイス上及びS1インターフェイス上で行い、MME/S−GW400との通信をS1インターフェイス上で行う。さらに、DeNB100−2は、MME/S−GW400との通信をS11インターフェイス上で行う。
eNB100及びRN200は、無線通信エリアの最小単位であるセルを1つ又は複数形成する。eNB100及びRN200は、セルを識別可能な参照信号を常時ブロードキャストで送信する。
RN(又はM−RN)200は、固定型(又は移動型)の無線通信ノードであり、eNB100(DeNB100−2)との無線通信及びUE300との無線通信を行うように構成される。RN(又はM−RN)200は、DeNB100−2との間にUE300と同様のインターフェイス(Unインターフェイス)を有する。UE300は、eNB100との通信と同様の方法でRN200との通信を行う。
RN(又はM−RN)200は、DeNB100−2との通信をX2インターフェイス上、S1インターフェイス上、及びUnインターフェイス上で行う。
UE300は、ユーザが所持する移動型の無線通信装置である。UE300は、eNB100が形成するセル又はRN200が形成するセルにアクセスし、当該セルに収容される。UE300がサービングセルとの通信実行中の状態はコネクティッド状態(RRC_CONNECTED)と称され、UE300が待ち受け中の状態はアイドル状態(RRC_IDLE)と称される。
UE300は、最も通信状態の良好なセルへサービングセルを切り替える。コネクティッド状態におけるサービングセルの切り替えはハンドオーバと称される。ハンドオーバは、サービングセル(eNB100又はRN200)によって制御される。また、アイドル状態におけるUE300の在圏セルの切り替えはセル再選択と称される。
UE300は、サービングセルの制御下で、サービングセル及び隣接セルからの受信信号状態を測定し、測定結果に関する報告をサービングセルに送信する。このような報告は、Measurement Reportと称される。受信信号状態とは、例えば参照信号受信電力(RSRP)や参照信号受信品質(RSRQ)である。
MMEは、UE300が在圏するセルを管理しており、UE300に対する各種モビリティ管理を行うように構成される。S−GWは、UE300が送受信するユーザデータの転送制御を行うように構成される。
次に、eNB100の構成を説明する。図2は、eNB100のブロック図である。
図2に示すように、eNB100は、アンテナ101、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130、及び制御部140を有する。
アンテナ101は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部110は、LTE物理レイヤ仕様に準拠した無線通信を行う。無線通信部110は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して無線信号を送受信する。
ネットワーク通信部120は、X2インターフェイス上で他のeNB100との通信を行い、S1インターフェイス上(及びS11インターフェイス上)でMME/S−GW400との通信を行う。
記憶部130は、例えばメモリを用いて構成され、eNB100の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部140は、例えばプロセッサを用いて構成され、eNB100が備える各種の機能を制御する。制御部140は、詳細については後述するが、UE300のモビリティ制御(ハンドオーバ制御及びセル再選択制御)を行う。
次に、RN200の構成を説明する。図3は、RN200のブロック図である。
図3に示すように、RN200は、アンテナ201、無線通信部210、アンテナ202、無線通信部220、GPS(Global Positioning System)受信機230、記憶部240、及び制御部250を有する。ただし、RN200は、GPS受信機230を有していなくてもよい。
アンテナ201は、DeNB100−2との無線信号の送受信に用いられる。無線通信部210は、例えばRF回路やBB回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して、LTE物理レイヤ仕様に準拠してDeNB100−2との無線通信を行う。無線通信部110は、X2インターフェイス上、S1インターフェイス上、及びUnインターフェイス上で、DeNB100−2との通信を行う。
アンテナ202は、UE300との無線信号の送受信に用いられる。無線通信部220は、例えばRF回路やBB回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して、LTE物理レイヤ仕様に準拠してUE300との無線通信を行う。
GPS受信機230は、GPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいてRN200の地理的な位置を示す位置情報を制御部250に出力する。
記憶部240は、例えばメモリを用いて構成され、RN200の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部250は、例えばプロセッサを用いて構成され、RN200が備える各種の機能を制御する。制御部250は、詳細については後述するが、UE300のモビリティ制御(ハンドオーバ制御及びセル再選択制御)を行う。
また、制御部250は、GPS受信機230からの位置情報に基づいて、自RN200の移動状態を検出する。あるいは、制御部250は、無線通信部210におけるハンドオーバ回数もしくはセル再選択回数をカウントし、このカウント値が規定時間内に一定数を超えたか否かで移動状態を検出してもよく、同状態を他ノード又はUE300から通知を受けることで検出してもよい。
次に、通信システムの動作環境の一例を説明する。図4は、M−RN200が設置された電車(又はバス)等の移動体がeNB100の近傍を通過する状況を示す。
図4に示すように、移動体にM−RN200(M−RN200−1及びM−RN200−2)が設置されており、当該移動体内でUE300−1がM−RN200−1に収容されている。M−RN200は、DeNB100−2に収容されている。また、eNB100−1にUE300−2が収容されている。
移動体がeNB100(eNB100−1又はDeNB100−2)に接近する過程で、UE300−1がM−RN200−1からeNB100へのハンドオーバを行い、その直後に、移動体がeNB100から離れていく過程で、UE300−1がeNB100からM−RN200−1へのハンドオーバを行う。この現象は、eNB100の送信電力がM−RN200の送信電力よりも大きい場合に顕著となる。
また、移動体がUE300−2に接近する過程で、UE300−2がeNB100−1からM−RN200へのハンドオーバを行い、その直後に、移動体がUE300−2から離れていく過程で、UE300−2がM−RN200からeNB100−1へのハンドオーバを行う。
このような切り戻り現象はPing-pongハンドオーバと称され、リソースが無駄に消費されてしまう。さらに、M−RN200に多数のUE300が収容されている場合には、多数のUE300が同時にハンドオーバを行うことで、処理が輻輳してハンドオーバ障害が発生する確率が高まる。
このような問題を解決するために、本実施形態では、UE300のハンドオーバ手順において、ハンドオーバ元のE−UTRANノード(以下、「ソースノード」と称する)から、ハンドオーバ候補のE−UTRANノード(以下、「ターゲットノード」と称する)へ、ソースノードの移動状態を示す情報(以下、「Movement Condition」と称する)を通知する。そして、ターゲットノードは、ソースノード及びターゲットノードの少なくとも一方が移動中である場合には、UE300の受け入れを拒否する。その結果、上述したPing-pongハンドオーバを回避できる。
一方で、M−RN200が移動中において、UE300−1がM−RN200−2へ向けて移動する場合には、M−RN200−1からM−RN200−2へのハンドオーバは許容すべきである。よって、本実施形態では、ハンドオーバを許容するM−RN200のグループ(以下、「M−RN Group」と称する)を事前に設定し、UE300のハンドオーバ手順において、ソースノードからターゲットノードへ、M−RN Groupを識別するためのM−RN Group IDを通知する。そして、ターゲットノードは、ソースノード及びターゲットノードが同一のM−RN Group IDであることを確認できた場合には、UE300の受け入れを許容する。これに対し、ソースノード及びターゲットノードが同一のM−RN Group IDであることを確認できない場合には、UE300の受け入れを拒否する。これにより、同一移動体内のM−RN200間のハンドオーバを可能にすることができる。
本実施形態では、ハンドオーバ手順において、上述したMovement Condition及びM−RN Group IDの両方を通知する一例を説明するが、何れか一方のみを通知してもよい。さらに、本実施形態では、ターゲットノードにおける判定の精度を高めるために、ソースノードが移動型であるか否かの情報(以下、「Node Type」と称する)をさらに通知する。ただし、Node Typeは、必ずしも通知しなくてもよい。以下においては、Node Type、M−RN Group ID、及びMovement Conditionを「Mobile Node Information」と称する。
次に、本実施形態に係るハンドオーバ手順を説明する。図5は、本実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。
図5に示すように、ステップS110において、ソースノードに収容されているUE300は、Measurement Reportをソースノードに送信する。
ステップS120において、ソースノードは、UE300からのMeasurement Reportに基づいて、ハンドオーバ判断(Handover Decision)を行い、ターゲットノードへのハンドオーバを決定する。
ステップS130において、ソースノードは、UE300のハンドオーバを行うための要求メッセージであるHANDOVER REQUESTをターゲットノードに送信する。HANDOVER REQUESTは、上述したMobile Node Informationを含む。HANDOVER REQUESTの詳細については後述する。
ステップS140において、ターゲットノードは、ソースノードからのHANDOVER REQUESTに基づいて、ハンドオーバ受入判断(Handover Admission Control)を行う。ハンドオーバ受入判断の詳細については後述する。
ステップS150において、ターゲットノードは、ハンドオーバ受入判断の結果に応じて、HANDOVER REQUESTを許可する旨のメッセージ(HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)、又はHANDOVER REQUESTを拒否する旨のメッセージ(HANDOVER PREPARATION FAILUE)をソースノードに送信する。
以降の処理(ステップS160)は既存のハンドオーバ手順(例えば、非特許文献2参照)と同様である。
次に、本実施形態に係るハンドオーバ受入判断フローを説明する。図6は、本実施形態に係るハンドオーバ受入判断フローのフロー図である。
図6に示すように、ステップS141において、ターゲットノードは、HANDOVER REQUESTに含まれるNode Type(すなわち、ソースノードのNode Type)、及び自ノードのNode Typeを読み出す。なお、自ノードのNode Typeは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
ステップS142において、ターゲットノードは、ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeが何れもMobile(移動型)ではないか否かを確認する。
ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeが何れもMobileではない(すなわち、固定型)場合(ステップS142;YES)、ステップS148において、ターゲットノードは、通常のハンドオーバ受入判断を行う。
これに対し、ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeの少なくとも何れか一方がMobileである場合(ステップS142;NO)、ステップS143において、ターゲットノードは、HANDOVER REQUESTに含まれるM−RN Group ID(すなわち、ソースノードのM−RN Group ID)、及び自ノードのM−RN Group IDをさらに読み出す。なお、自ノードのM−RN Group IDは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS144において、ターゲットノードは、ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeの両方がMobileであり、かつ、ソースノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致するか否かを確認する。
ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeの両方がMobileであり、かつ、ソースノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致する場合(ステップS144;YES)、ステップS148において、ターゲットノードは、通常のハンドオーバ受入判断を行う。
これに対し、ソースノードのNode Type及び自ノードのNode Typeの何れかがMobileではない、及び/又は、ソースノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致しない場合(ステップS144;NO)、ステップS145において、ターゲットノードは、HANDOVER REQUESTに含まれるMovement Condition(すなわち、ソースノードのMovement Condition)、及び自ノードのMovement Conditionをさらに読み出す。なお、自ノードのMovement Conditionは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS146において、ターゲットノードは、ソースノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方がStopping(停止中)であるか否かを確認する。
ソースノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方がStopping(停止中)である場合(ステップS146;YES)、ステップS148において、ターゲットノードは、通常のハンドオーバ受入判断を行う。
これに対し、ソースノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの少なくとも何れか一方がMoving(移動中)である場合(ステップS146;NO)、ステップS147において、ターゲットノードは、ハンドオーバを実行することが不適切であると判断し、ソースノードに対してHANDOVER PREPARATION FAILUEを送信し、ハンドオーバ受入判断を終了する。
なお、本フローでは、ターゲットノードは、Node Type、M−RN Group ID、及びMovement Conditionのそれぞれに基づいて複数の判定処理(ステップS142、ステップS144、ステップS146)を行っているが、何れか1つの判定処理のみを行ってもよい。
次に、本実施形態に係るHANDOVER REQUESTを説明する。図7は、本実施形態に係るHANDOVER REQUESTのメッセージ構成を示す。
図7に示すように、本実施形態に係るHANDOVER REQUESTは、新たな情報要素(IE)として、Mobile Node Informationが追加されている点で既存のHANDOVER REQUESTとは異なる。なお、既存のHANDOVER REQUESTの詳細については、TS 36.423を参照されたい。
図8は、Mobile Node InformationのIE構成を示す。
図8に示すように、Node Typeは、Mobileであれば「True」が設定され、Mobileでなければ「False」が設定される。M−RN Group IDは、M−RN Group毎に固有のIDが設定される。Movement Conditionは、Movingであれば「True」が設定され、Stoppingであれば「False」が設定される。なお、Mobile Node Informationは、ソースノードのノードID又はソースセルのセルIDをさらに含んでもよい。
eNB100又はRN200は、Mobile Node Information IEを受信した場合、Mobile Node Information IEに含まれるソースセルID(又はノードID)で示されるセルに関する、eNB100又はRN200内部に保持している情報を更新し、この情報を考慮してハンドオーバの受入判断を行う。
以上説明したように、本実施形態では、移動型のE−UTRANノードが存在する場合に、当該ノードが移動中であるか停止中であるかによって、ハンドオーバ制御を適切かつ動的に変更できる。詳細には、移動中のE−UTRANノードから固定E−UTRANノードへのハンドオーバ、及び固定E−UTRANノードから移動中のE−UTRANノードへUEへのハンドオーバを実行させない。これにより、Ping−Pongハンドオーバの多発やハンドオーバ障害の多発を回避できる。また、無線リソースのオーバーヘッド増大や、不適切なE−UTRANノードへの接続に伴う送信電力増加による与干渉及びバッテリ消費の増大を回避できる。
さらに、本実施形態では、移動中のE−UTRANノードから別の移動中のE−UTRANノードへUEをハンドオーバさせる場合、予め設定されたGroup IDが一致するノード間のハンドオーバは許容し、Group IDが一致しないノード間のハンドオーバは拒否する。これにより、同一移動体内のM−RN200間のハンドオーバを可能にすることができる。
このように、E−UTRANノードが移動中は不適切なハンドオーバを抑制でき、かつ、同一移動体内に設置されたM−RN等、ハンドオーバを実施すべきノード間ではハンドオーバを実行できる。また、ノードが停止した場合は通常のハンドオーバを実行できる。さらに、これら移動中/停止中のハンドオーバ制御を動的に自律分散で実行できるので、状況に応じた適切な制御が可能となり、かつ人手による作業が不要となる効果も期待できる。
[第1実施形態の変更例]
上述した第1実施形態では、X2インターフェイスを利用したハンドオーバ手順を記載したが、S1インターフェイスを利用したハンドオーバ手順であってもよい。S1インターフェイスを利用したハンドオーバ手順では、ハンドオーバ判断(Handover Decision)の後に、MME400に対してHANDOVER REQUIREDを送信し、受け入れ判断(Handover Admission Control)の後にMME400に対してHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEまたはHANDOVER FAILUREを送信する。
図9は、本変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。
図9に示すように、ステップS110において、ソースノードに収容されているUE300は、Measurement Reportをソースノードに送信する。
ステップS120において、ソースノードは、UE300からのMeasurement Reportに基づいて、ハンドオーバ判断(Handover Decision)を行い、ターゲットノードへのハンドオーバを決定する。
ステップS130aにおいて、ソースノードは、UE300のハンドオーバを行うための要求メッセージであるHANDOVER REQUIREDをMME400に送信する。HANDOVER REQUIREDは、上述したMobile Node Informationを含む。HANDOVER REQUIREDの詳細については後述する。
ステップS130bにおいて、MME400は、ソースノードからのHANDOVER REQUIREDに応じて、UE300のハンドオーバを行うための要求メッセージであるHANDOVER REQUESTをターゲットノードに送信する。HANDOVER REQUESTは、上述したMobile Node Informationを含む。HANDOVER REQUESTの詳細については後述する。
ステップS140において、ターゲットノードは、MME400からのHANDOVER REQUESTに基づいて、上述したハンドオーバ受入判断(Handover Admission Control)を行う。
ステップS150aにおいて、ターゲットノードは、ハンドオーバ受入判断の結果に応じて、HANDOVER REQUESTを許可する旨のメッセージ(HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)、又はHANDOVER REQUESTを拒否する旨のメッセージ(HANDOVER FAILURE)をMME400に送信する。
以降の処理(ステップS160a)は既存のハンドオーバ手順(例えば、非特許文献2参照)と同様である。
次に、本変更例に係るHANDOVER REQUIREDを説明する。図10は、本変更例に係るHANDOVER REQUIREDのメッセージ構成を示す。
図10に示すように、本変更例に係るHANDOVER REQUIREDは、新たなIEとして、上述したMobile Node Informationが追加されている点で既存のHANDOVER REQUIREDとは異なる。なお、既存のHANDOVER REQUIREDの詳細については、TS 36.413を参照されたい。
MME400は、Mobile Node Information IEを受信した場合、ターゲットノードに対して、Mobile Node Information IEを、HANDOVER REQUESTに含めて転送する。
次に、本変更例に係るHANDOVER REQUESTを説明する。図11は、本変更例に係るHANDOVER REQUESTのメッセージ構成を示す。
図11に示すように、本変更例に係るHANDOVER REQUESTは、新たなIEとして、上述したMobile Node Informationが追加されている点で既存のHANDOVER REQUESTとは異なる。なお、既存のHANDOVER REQUESTの詳細については、TS 36.413を参照されたい。
eNB100又はRN200は、Mobile Node Information IEを受信した場合、Mobile Node Information IEに含まれるソースセルID(又はノードID)で示されるセルに関する、eNB100又はRN200内部に保持している情報を更新し、この情報を考慮してハンドオーバの受入判断を行う。
以上説明したように、本変更例によれば、X2インターフェイスが確立される前や、X2インターフェイスを有しないノードであっても、S1インターフェイスを有していれば、Mobile Node Informationを考慮して受け入れ判断(Handover Admission Control)を行うことができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
上述した第1実施形態では、Mobile Node Informationを受け入れ判断(Handover Admission Control)に使用していた。これに対し、本実施形態では、ターゲットノードからソースノードへ事前にMobile Node Informationを通知し、Mobile Node Informationをハンドオーバ判断(Handover Decision)に使用する。
Mobile Node Informationの事前通知には、例えば、X2インターフェイスを確立するためのメッセージであるX2 SETUP、及び/又は、eNB/RNの設定変更を通知するためのメッセージであるENB CONFIGURATION UPDATEが利用できる。
本実施形態では、E−UTRANノードは、自身のM−RN Group ID及びMovement Conditionを周囲のノードに通知する。なお自身の移動状態は定期的に確認し、変更があった場合はMovement Conditionを再通知する。
これらMobile Node Informationを受信したノードは、その情報を自身の記憶部に保持する。また、この情報を元に、各種設定情報の更新(例えば、ネイバーリストの修正、UE300へのMeasurement Configurationの変更)を行ってもよい。
ソースノードはUEからのMeasurement Report及び上記Mobile Node Informationに基づいて、Handover Decisionを行う。Handover Decisionの結果、ハンドオーバを行うことが適切と判断した場合はターゲットノードへHANDOVER REQUESTを送信し、ハンドオーバさせることが不適切と判断した場合は何もアクションを起こさない。
次に、本実施形態に係るハンドオーバ手順を説明する。図12は、本実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。
図12に示すように、ステップS210において、ターゲットノードは、X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEをソースノードに送信する。X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEは、Mobile Node Informationを含む。X2 SETUP及びENB CONFIGURATION UPDATEの詳細については後述する。Mobile Node Informationを受信したソースノードは、その情報を自身の記憶部に保持する。
ステップS220において、ソースノードに収容されているUE300は、Measurement Reportをソースノードに送信する。
ステップS230において、ソースノードは、UE300からのMeasurement Reportに基づいて、ハンドオーバ判断(Handover Decision)を行う。ハンドオーバ判断の詳細については後述する。ここでは、ターゲットノードへのハンドオーバを決定したとする。
ステップS240において、ソースノードは、UE300のハンドオーバを行うための要求メッセージであるHANDOVER REQUESTをターゲットノードに送信する。
以降の処理(ステップS250)は既存のハンドオーバ手順(例えば、非特許文献2参照)と同様である。
次に、本実施形態に係るハンドオーバ判断フローを説明する。図13は、本実施形態に係るハンドオーバ判断フローのフロー図である。
図13に示すように、ステップS231において、ソースノードは、既存のハンドオーバ判断処理により、UE300のハンドオーバを決定し、かつターゲットノードを決定する。
ステップS232において、ソースノードは、ターゲットノードからのX2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEに含まれていたM−RN Group ID(すなわち、ターゲットノードのM−RN Group ID)、及び自ノードのM−RN Group IDを読み出す。なお、自ノードのM−RN Group IDは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS233において、ソースノードは、ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致するか否かを確認する。
ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致する場合(ステップS233;YES)、ステップS236において、ソースノードは、ターゲットノードへのHANDOVER REQUESTを送信する。
これに対し、ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致しない場合(ステップS233;NO)、ステップS234において、ソースノードは、ターゲットノードからのX2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEに含まれていたMovement Condition(すなわち、ターゲットノードのMovement Condition)、及び自ノードのMovement Conditionをさらに読み出す。なお、自ノードのMovement Conditionは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS235において、ソースノードは、ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方が移動中でない(すなわち、Stopping)であるか否かを確認する。
ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方がStoppingである場合(ステップS235;YES)、ステップS236において、ソースノードは、ターゲットノードへのHANDOVER REQUESTを送信する。
これに対し、ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの少なくとも何れか一方がMovingである場合(ステップS235;NO)、ステップS237において、ソースノードは、ハンドオーバを実行することが不適切であると判断し、ターゲットノードへのHANDOVER REQUESTを送信せずに、ハンドオーバ判断を終了する。
なお、本フローでは、ソースノードは、M−RN Group ID及びMovement Conditionのそれぞれに基づいて複数の判定処理(ステップS233、ステップS235)を行っているが、何れか1つの判定処理のみを行ってもよい。
次に、本実施形態に係るX2 SETUPを説明する。図14は、本実施形態に係るX2 SETUPのメッセージ構成を示す。
図14に示すように、本実施形態に係るX2 SETUPは、新たなIEとして、Mobile Node Informationが追加されている点で既存のX2 SETUPとは異なる。なお、既存のX2 SETUPの詳細については、TS 36.423を参照されたい。eNB100又はRN200は、Mobile Node Information IEを受信した場合、Mobile Node Information IEに含まれるソースセルID(又はノードID)で示されるセルに関する、eNB100又はRN200内部に保持している情報を更新する。 次に、本実施形態に係るENB CONFIGURATION UPDATEを説明する。図15は、本実施形態に係るENB CONFIGURATION UPDATEのメッセージ構成を示す。
図15に示すように、本実施形態に係るENB CONFIGURATION UPDATEは、新たなIEとして、Mobile Node Informationが追加されている点で既存のENB CONFIGURATION UPDATEとは異なる。なお、既存のENB CONFIGURATION UPDATEの詳細については、TS 36.423を参照されたい。eNB100又はRN200は、Mobile Node Information IEを受信した場合、Mobile Node Information IEに含まれるソースセルID(又はノードID)で示されるセルに関する、eNB100又はRN200内部に保持している情報を更新する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第2実施形態の第1変更例]
上述した第2実施形態では、X2インターフェイスを利用したハンドオーバ手順を記載した。しかしながら、上述した第1実施形態の変更例と同様に、S1インターフェイスを利用したハンドオーバ手順であってもよい。
図16は、本変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。図16に示すように、Handover Decisionの後にMMEに対してHANDOVER REQUIREDを送信する(ステップS240a)点が、上述した第2実施形態とは異なる。
[第2実施形態の第2変更例]
上述した第2実施形態では、X2インターフェイス上で送受信されるX2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEを利用してMobile Node Informationを通知する一例を説明した。これに対し、本変更例では、S1インターフェイス上で送受信されるメッセージを利用してMobile Node Informationを通知する。
次に、本変更例に係るハンドオーバ手順を説明する。図17は、本変更例に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。
図17に示すように、ステップS210aにおいて、ターゲットノードは、SONに関する設定変更を通知するためのeNB CONFIGURATION TRANSFERをMME400に送信する。eNB CONFIGURATION TRANSFERは、Mobile Node Informationを含む。eNB CONFIGURATION TRANSFERの詳細については後述する。
ステップS210aにおいて、MME400は、ターゲットノードからのMobile Node Informationを含むMME CONFIGURATION TRANSFERをソースノードに送信する。MME CONFIGURATION TRANSFERの詳細については後述する。
ステップS220において、ソースノードに収容されているUE300は、Measurement Reportをソースノードに送信する。
ステップS230において、ソースノードは、UE300からのMeasurement Reportに基づいて、ハンドオーバ判断(Handover Decision)を行う。ハンドオーバ判断の詳細については後述する。ここでは、ターゲットノードへのハンドオーバを決定したとする。
ステップS240において、ソースノードは、UE300のハンドオーバを行うための要求メッセージであるHANDOVER REQUIREDをMME400に送信する。
以降の処理(ステップS250)は既存のハンドオーバ手順(例えば、非特許文献2参照)と同様である。
次に、本変更例に係るeNB CONFIGURATION TRANSFERを説明する。図18は、本変更例に係るeNB CONFIGURATION TRANSFERのメッセージ構成を示す。
図18に示すように、本変更例に係るeNB CONFIGURATION TRANSFERは、新たなIEとして、Mobile Node Information、ソースセルID、及びターゲットセルIDを含むMobile Node Information Transferが追加されている点で既存のeNB CONFIGURATION TRANSFERとは異なる。なお、既存のeNB CONFIGURATION TRANSFERの詳細については、TS 36.413を参照されたい。
MME400は、Mobile Node Information Transfer IEを受信した場合、Mobile Node Information Transfer IEに含まれるターゲットセルIDで示されるセルに対して、Mobile Node Information Transfer IEを転送する。
次に、本変更例に係るMME CONFIGURATION TRANSFERを説明する。図19は、本変更例に係るMME CONFIGURATION TRANSFERのメッセージ構成を示す。
図19に示すように、本変更例に係るMME CONFIGURATION TRANSFERは、新たなIEとして、Mobile Node Information Transfer IEが追加されている点で既存のMME CONFIGURATION TRANSFERとは異なる。なお、既存のMME CONFIGURATION TRANSFERの詳細については、TS 36.413を参照されたい。
eNB100(又はRN200)は、Mobile Node Information Transfer IEを受信した場合、Mobile Node Information Transfer IEに含まれるソースセルIDで示されるセルに関する、eNB100(又はRN200)内部に保持している情報を更新する。
以上説明したように、本変更例によれば、X2インターフェイスが確立される前や、X2インターフェイスを有しないノードであっても、S1インターフェイスを有していれば、Mobile Node Informationを考慮してハンドオーバ判断(Handover Decision)を行うことができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。
本実施形態では、ターゲットノードからソースノードへMobile Node Informationを事前に通知し、Mobile Node Informationを、UE300の測定機能(UE measurement)の設定情報の制御に使用する。設定情報としては、例えば、UE Measurementの対象外とすべきセル(Black Listed Cell)のリストであるBlack Listである。Black Listed Cellは、UE Measurement対象セル及びセル再選択の候補セルから除外される。
次に、本実施形態に係るハンドオーバ手順を説明する。図20は、本実施形態に係るハンドオーバ手順の動作シーケンス図である。
図20に示すように、ステップS310において、ターゲットノードは、X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEをソースノードに送信する。X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEは、第2実施形態と同様に、Mobile Node Informationを含む。あるいは、第2実施形態の第2変更例と同様に、eNB CONFIGURATION TRANSFER及びMME CONFIGURATION TRANSFERを使用してもよい。Mobile Node Informationを受信したソースノードは、その情報を自身の記憶部に保持する。
ステップS320において、ソースノードは、Mobile Node Informationに基づいて、Black List変更判断(Black List Modify Decision)を行う。Black List変更判断の詳細については後述する。
ソースノードは、Black List変更判断の結果、UE Measurement設定を変更する事が適切と判断した場合、ステップS330において、UE300へRRCConnectionReconfigurationを送信し、ハンドオーバさせる事が不適切と判断した場合は何もアクションを起こさない。
UE300は、RRCConnectionReconfigurationを受信した場合、ステップS340において、RRCConnectionReconfigurationCompleteを送信する。
ステップS350において、UE300は、RRCConnectionReconfigurationを受信した後のMeasurement Reportにおいては、Black Listed Cellを含まない測定値を報告する。
ステップS350において、ソースノードは、Black Listed Cellを含まない測定値に基づいて、ハンドオーバ判断を行う。これにより、Black Listed Cellがハンドオーバ対象から除外されるため、適切なハンドオーバ制御が可能となる。なお、以降の処理は既存のハンドオーバ手順(例えば、非特許文献2参照)と同様である。
次に、本実施形態に係るBlack List変更判断フローを説明する。図21は、本実施形態に係るBlack List変更判断フローのフロー図である。
図21に示すように、ステップS321において、ソースノードは、ターゲットノードからのX2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEに含まれていたM−RN Group ID(すなわち、ターゲットノードのM−RN Group ID)、及び自ノードのM−RN Group IDを読み出す。なお、自ノードのM−RN Group IDは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS322において、ソースノードは、ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致するか否かを確認する。
ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致する場合(ステップS322;YES)、処理がステップS326に進む。
これに対し、ターゲットノードのM−RN Group ID及び自ノードのM−RN Group IDが一致しない場合(ステップS322;NO)、ステップS323において、ソースノードは、ターゲットノードからのX2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEに含まれていたMovement Condition(すなわち、ターゲットノードのMovement Condition)、及び自ノードのMovement Conditionをさらに読み出す。なお、自ノードのMovement Conditionは自ノードの記憶部に記憶されているとする。
そして、ステップS324において、ソースノードは、ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方が移動中でない(すなわち、Stopping)であるか否かを確認する。
ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの両方がStoppingである場合(ステップS324;YES)、処理がステップS326に進む。
これに対し、ターゲットノードのMovement Condition及び自ノードのMovement Conditionの少なくとも何れか一方がMovingである場合(ステップS324;NO)、ステップS325において、ソースノードは、当該ターゲットノードへのハンドオーバを実行することが不適切であると判断し、当該ターゲットノードに対応するセルIDをBlack Listに追加し、UE300へ通知する。
一方、ステップS326において、ソースノードは、当該ターゲットノードに対応するセルIDがBlack Listに含まれているかどうかを確認する。含まれている場合(ステップS326;YES)、ステップS327において、ソースノードは、当該ターゲットノードに対応するセルIDをBlack Listから削除した上で、UEへ通知する。含まれていない場合(ステップS326;NO)、ステップS328において、ソースノードは、何もしない(アクションを起こさない)。
なお、本フローでは、ソースノードは、M−RN Group ID及びMovement Conditionのそれぞれに基づいて複数の判定処理(ステップS322、ステップS324)を行っているが、何れか1つの判定処理のみを行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について、第1実施形態〜第3実施形態との相違点を主として説明する。
上述した第1実施形態〜第3実施形態では、ハンドオーバ制御を対象としていた。これに対し、本実施形態では、UE300がRRC_IDLE時のモビリティ制御、すなわちセル再選択(Cell Reselection)制御を対象とする。
次に、本実施形態に係るセル再選択手順を説明する。図22は、本実施形態に係るセル再選択手順の動作シーケンス図である。ここでは、UE300が在圏するセルに対応するノードをソースノードとし、セル再選択候補のセルに対応するノードをターゲットノードとしている。
図22に示すように、ステップS410において、ターゲットノードは、X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEをソースノードに送信する。X2 SETUP又はENB CONFIGURATION UPDATEは、第2実施形態及び第3実施形態と同様に、Mobile Node Informationを含む。あるいは、第2実施形態の第2変更例と同様に、eNB CONFIGURATION TRANSFER及びMME CONFIGURATION TRANSFERを使用してもよい。Mobile Node Informationを受信したソースノードは、その情報を自身の記憶部に保持する。
ステップS420において、ソースノードは、Mobile Node Informationに基づいて、第3実施形態と同様に、Black List変更判断(Black List Modify Decision)を行う。
ソースノードは、Black List変更判断の結果、システム情報設定を変更する事が適切と判断した場合、ステップS430において、PAGING又はSystem Information Block(SIB) Type1にシステム情報変更通知を含めてブロードキャストで送信する。
次に、ステップS440において、ソースノードは、SIB Type4または5により、Black Listed Cellの変更情報を通知する。
ステップS450において、UE300は、Black Listed Cellの変更情報を含む Type4または5を受信すると、Black Listed Cellをセル再選択候補から除外して、セル再選択処理を行う。これにより、セル再選択において、Black Listed Cellは候補から外れるため、適切なセル再選択制御が可能となる。
[その他の実施形態]
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述したMobile Node Informationは、少なくとも一部を省略してもよい。図23は、その他の実施形態に係るMobile Node Informationを示す。図23に示すように、M−RN Group IDがゼロの場合、M−RN Group IDはゼロ、すなわちハンドオーバ及びセル再選択の規制が不要なモードであると認識され、従ってNode Type及びMovement ConditionはFalseと識別される。M−RN Group IDがゼロでない場合、M−RN Group IDは指定されたIDであり、ハンドオーバ及びセルリセレクションの規制が必要なモードであると認識され、従ってNode Type及びMovement ConditionはTrueと識別される。このようにして、3つの情報の情報要素を一つのパラメータで表現する事も可能である。
上述した各実施形態では、移動型のノードの一例としてM−RNを説明したが、eNBが移動型であってもよい。
上述した各実施形態では、LTE−Advancedに基づいて構成される通信システムを例に説明したが、LTE−Advancedに限らず、移動型のノードをサポートする他の通信システムに対して本発明を適用してもよい。
以上のように、本発明に係る通信システム、無線通信ノード、及び通信制御方法は、M−RNが導入される場合でも、UEのモビリティ制御を適切に行うことができるため、移動体通信などの無線通信において有用である。

Claims (7)

  1. ユーザ端末と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワークと、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノードを含む通信システムであって、
    前記無線アクセスネットワークに含まれる第1の無線通信ノードと、
    前記無線アクセスネットワークに含まれる第2の無線通信ノードと、を有し、
    前記第1の無線通信ノードは、前記第1の無線通信ノードが移動型である場合に前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報を送信し、
    前記第2の無線通信ノードは、前記情報を受信し、前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記第2無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行うことを特徴とする通信システム。
  2. 前記無線アクセスネットワークと接続されたコアネットワークをさらに有し、
    前記第2の無線通信ノードは、前記コアネットワークを介して前記第1の無線通信ノードからの前記情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の無線通信ノードは、前記第1の無線通信ノードに収容されている前記ユーザ端末のハンドオーバを行うための要求を送信し、
    前記第2の無線通信ノードは、前記ユーザ端末のハンドオーバを行うための要求を受信すると、前記受信した要求を許可するか否の判断を行い、
    前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記判断に使用されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記第2の無線通信ノードは、前記第2の無線通信ノードに収容されている前記ユーザ端末から、前記ユーザ端末での受信信号状態の測定結果に関する報告を受信すると、前記受信した報告に基づいて前記ユーザ端末のハンドオーバの判断を行い、
    前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記判断に使用されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記第2の無線通信ノードは、セル再選択を制御するための情報をブロードキャストで送信し、
    前記比較の結果は、前記第2の無線通信ノードにおいて前記セル再選択の制御に使用されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. ユーザ端末と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワークと、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノードを含む通信システムにおける無線通信ノードであって、
    前記無線アクセスネットワークに含まれる他の無線通信ノードから送信され、前記他の無線通信ノードが移動型である場合に前記他の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報を受信する受信手段と、
    前記他の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行う制御部と、を有することを特徴とする無線通信ノード。
  7. ユーザ端末と、前記ユーザ端末との無線通信を行うことができる無線アクセスネットワークと、を有し、前記無線アクセスネットワークは、移動型の無線通信ノードを含む通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記無線アクセスネットワークに含まれる第1の無線通信ノードが、前記第1の無線通信ノードが移動型である場合に前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループを示す情報を送信するステップと、
    前記無線アクセスネットワークに含まれる第2の無線通信ノードが、前記情報を受信するステップと、
    前記第2の無線通信ノードが、前記第1の無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループと、前記第2無線通信ノードが属する移動型の無線通信ノードグループとを比較するステップと、
    前記第2の無線通信ノードが、前記比較の結果に基づいて、前記ユーザ端末のモビリティ制御を行うステップと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
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