JP5921503B2 - 情報処理装置、画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、割込要因の発生に応じて割込処理が実行される情報処理装置及び画像処理装置に関する。
プリンター及び複写機のような画像処理装置に搭載される各種のモジュールは、予め設定された割込要因が発生した場合にプロセッサーに割込要求信号を出力する。そして、プロセッサーは、モジュールで発生した割込要因に応じて予め設定された割込処理を実行する(例えば特許文献1参照)。
特開2006−185365号公報
ところで、画像処理装置のデバッグ作業では、モジュールで割込要因が発生した場合にその割込要因に対応する割込処理が正常に実行されるか否かが評価される。しかしながら、割込要因には、任意に発生させることが困難な割込要因がある。例えば、モジュールにおけるシリアル転送中に1ビット単位のデータ誤り(CRCエラー等)を任意に発生させることは困難である。また、転送先アドレスの指定が既定の範囲を超えるアドレスエラーを任意に発生させるためにはプロセッサーで実行されるプログラムを一部変更する必要がある。
本発明の目的は、デバッグ作業時に任意の割込要因に対応する割込処理の実行の適否を容易に評価することのできる情報処理装置及び画像処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理装置は、一又は複数のモジュールと、第1記憶部と、第2記憶部と、第3記憶部と、割込処理部と、切換制御部と、を備える。前記モジュールは、予め設定された割込要因の発生に応じて割込信号を出力する。前記第1記憶部には、前記モジュール各々から出力される前記割込信号が記憶される。前記第2記憶部には、前記モジュールごとに対応して設けられ、前記モジュール各々で発生した前記割込要因の内容が記憶される。前記第3記憶部には、前記割込要因のうち予め設定されるデバッグ対象の割込要因の内容がダミー割込要因の内容として記憶される。前記割込処理部は、前記割込要因が発生した前記モジュールを前記第1記憶部を参照して特定すると共に前記割込要因の内容を前記モジュールに対応する前記第2記憶部を参照して特定し、前記割込要因に対応して予め設定された割込処理を実行する。前記切換制御部は、前記ダミー割込要因に対応する前記割込要因の内容が記憶される前記第2記憶部に対する前記割込処理部のアクセスを検知した場合に前記割込処理部によるアクセス先を前記第3記憶部に切り換える。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、前記情報処理装置と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成部及び原稿から画像データを読み取る画像読取部のいずれか一方又は両方と、を備える。
本発明によれば、デバッグ作業時に任意の割込要因に対応する割込処理の実行の適否を容易に評価することのできる情報処理装置及び画像形成装置が実現される。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示す図。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置で実行されるデバッグ制御処理の手順の一例を示すフローチャート。
<画像処理装置10の概略構成>
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像処理装置10の概略構成について説明する。
図1及び図2に示すように、前記画像処理装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、操作表示部6、通信I/F7、及び情報処理装置20などを備える複合機である。また、前記情報処理装置20は、制御部5、モジュール8、及び割込制御部9などを備える。
なお、本発明に係る情報処理装置の他の例には、パーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォン、及び携帯電話などが含まれる。また、本発明に係る画像処理装置の他の例には、前記画像読取部2及び前記画像形成部3のいずれか一方又は両方を備えるプリンター、コピー機、スキャナー、及びファクシミリーなどの画像形成装置又は画像読取装置が含まれる。
前記ADF1は、複数の搬送ローラーを駆動させることにより、原稿載置部11にセットされた原稿を前記画像読取部2による画像読取位置を通過させて排紙トレイ13まで搬送させる原稿自動送り装置である。
前記画像読取部2は、原稿台21、光源ユニット22、ミラー23、24、光学レンズ25、及びCCD(Charge Coupled Device)26などを備え、原稿から画像データを読み取る。前記原稿台21は、前記画像読取部2の上面に設けられた原稿の載置部である。前記読取ユニット22は、LED光源221及びミラー222を備え、不図示のモーターによって副走査方向2Aに移動可能である。前記LED光源221は、前記副走査方向2Aに垂直な主走査方向に沿って配列された多数の白色LEDを備える。前記ミラー222は、前記LED光源221から照射されて前記原稿台21上の読取位置にある前記原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー23に向けて反射させる。そして、前記ミラー222で反射した光は、前記ミラー23、24によって前記光学レンズ25に導かれる。前記光学レンズ25は、入射した光を集光して前記CCD26に入射させる。前記CCD26は、前記光学レンズ25から入射される光の受光量に応じた電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部5に入力する光電変換素子などを有する。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。具体的に、前記画像形成部3は、搬送部30、感光体ドラム31、帯電装置32、露光装置(LSU)33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39などを備える。
前記給紙部4は、前記画像処理装置10に対して着脱可能な給紙カセット41に収容された紙などのシートを前記画像形成部3に供給する。そして、前記画像形成部3に供給されたシートは、前記搬送部30により前記感光体ドラム31及び前記転写ローラー35を経て前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38を通過した後、排紙トレイ39に排出される。このとき、前記画像形成部3では、前記給紙部4から供給されて前記搬送部30により搬送されるシートに画像を形成する画像形成処理が以下の手順で実行される。
まず、前記帯電装置32によって前記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記露光装置33により前記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム31上の静電潜像は前記現像装置34によって磁性トナーにより現像(可視像化)される。なお、前記現像装置34には、前記画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aから磁性トナーが補給される。続いて、前記感光体ドラム31に形成されたトナー像は前記転写ローラー35によってシートに転写される。その後、シートに転写されたトナー像は、そのシートが前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38の間を通過する際に前記定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。なお、前記画像形成部3による前記画像形成処理後に前記感光体ドラム31の表面に残存する前記磁性トナーは前記クリーニング装置36によって除去される。
前記制御部5は、CPU51、ROM52、RAM53、及びEEPROM54などの制御機器を有する。前記CPU51は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROM52は、前記CPU51に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶手段である。前記RAM53は、各種の情報を記憶する揮発性の記憶手段であり、前記EEPROM54は、各種の情報を記憶する不揮発性の記憶手段である。前記RAM53及び前記EEPROM54は、前記CPU51が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。
そして、前記制御部5は、前記ROM52に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPU51を用いて実行することにより前記画像処理装置10を統括的に制御する。なお、前記制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、前記画像処理装置10を統括的に制御するメイン制御部と別に前記画像形成部3などに設けられたエンジン制御部であってもよい。
前記操作表示部6は、前記画像処理装置10の外面に設けられている。前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレー又は有機ELディスプレーなどの表示部を有する。また、前記操作表示部6は、ユーザー操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力するハードキー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記通信I/F7は、前記画像処理装置10を有線又は無線でインターネット又はLAN等のネットワークに接続し、前記ネットワークを介して外部装置との間でデータ通信を実行する通信インターフェースである。
前記モジュール8は、SATA規格又はUSB規格などの通信方式に従って記憶装置、ディスクドライブ、又はUSB機器などとの間におけるデータの入出力を制御するインターフェース回路などである。前記記憶装置は、例えばHDD又はSSDなどである。前記ディスクドライブは、例えばCDドライブ、DVDドライブ又はBDドライブなどである。前記USB機器は、例えばUSBメモリー又はデジタルカメラなどである。なお、前記モジュール8は、前記画像読取部2で読み取られる画像データに対して回転処理などの画像処理を実行する画像処理回路であってもよい。もちろん、前記モジュール8はこれらに限らない。例えば、前記通信I/F7を前記モジュール8の一例として捉えてもよい。
また、前記モジュール8各々は、予め設定された割込要因が発生した場合に割込信号を前記割込制御部9に出力する。前記割込要因には、例えばデータ転送完了、データ誤り、又はアドレスエラーなどが含まれる。もちろん、前記割込要因は、これらに限らず前記モジュール8各々の機能に対応して予め任意に設定可能である。
前記割込制御部9は、前記モジュール8各々における前記割込要因の発生に応じて前記CPU51に割り込みを発生させる。具体的に、前記割込制御部9は、前記モジュール8各々から前記割込信号を受信すると、前記CPU51に割込要求信号を出力する。そして、前記CPU51は、前記割込要求信号を受信すると、前記割込要因が発生した前記モジュール8を特定すると共に、前記モジュール8で発生した前記割込要因を特定し、前記割込要因に対応して予め設定されている割込処理を実行する。ここに、前記割込処理を実行するときの前記CPU51が割込処理部の一例である。なお、前記割込要因と前記割込処理との対応関係は前記ROM52又は前記EEPROM54などに予め記憶されている。
ところで、従来から、前記モジュール8各々で発生する前記割込要因にはデバッグ作業時に任意に発生させることが困難な割込要因がある。例えば、前記モジュール8におけるシリアル転送中に生じる1ビット単位のデータ誤り(CRCエラー等)を任意に発生させることは困難である。また、前記モジュール8に転送先として設定されるアドレスが既定の範囲を超えるアドレスエラーを任意に発生させるためには、前記制御部5で実行されるプログラムを一部変更する等の作業を要する。これに対し、前記画像処理装置10では、以下に説明するように、デバッグ作業時に任意の割込要因に対応する割込処理の実行の適否を容易に評価することが可能である。
[情報処理装置の構成]
次に、図3を参照しつつ、前記情報処理装置20の構成について説明する。なお、前記情報処理装置20では、一又は複数の前記モジュール8と前記割込制御部9とが一つのASIC上に搭載されている。
図3に示すように、前記モジュール8各々は、起動レジスター81及び要因レジスター82などを有する。前記起動レジスター81は、前記CPU51が前記モジュール8を起動する際に前記CPU51により起動信号が書き込まれる記憶領域である。前記モジュール8は、前記起動レジスター81への前記起動信号の書き込みに応じて起動し、予め設定されたデータ転送処理などの各種の処理を実行する。
前記要因レジスター82は、前記モジュール8ごとに対応して設けられ、前記モジュール8各々において前記割込要因が発生した場合に前記割込要因の内容が記憶される第2記憶部の一例である。具体的に、前記要因レジスター82には、前記割込要因各々に対応するデータビットが含まれている。前記モジュール8は、前記割込要因の発生時に、前記要因レジスター82のうち前記モジュール8で発生した前記割込要因の内容に対応する前記データビットの値を「0」から「1」に変更する。これにより、前記CPU51は、前記要因レジスター82を参照することにより、前記モジュール8で発生した前記割込要因の内容を特定することが可能である。
前記割込制御部9は、デバッグ制御部91、割込要求制御部92、切換制御部93、及びバス切換部94を有する。
前記デバッグ制御部91は、割込レジスター911、ダミー割込レジスター912、ダミー要因レジスター913、及び切換レジスター914を有する。前記割込レジスター911には、前記モジュール8各々から出力される前記割込信号が記憶される。前記ダミー割込レジスター912には、前記切換制御部93から出力されるダミー割込信号が記憶される。具体的に、前記割込レジスター911及び前記ダミー割込レジスター91各々には、前記モジュール8各々に対応するデータビットが含まれている。前記ダミー要因レジスター913は、前記割込要因のうち前記CPU51により予め設定されるデバッグ対象の割込要因の内容がダミー割込要因の内容として記憶される第3記憶部の一例である。
前記切換レジスター914には、前記CPU51により予め設定されるデバッグ種別が記憶される。前記デバッグ種別は、前記モジュール8から出力される前記割込信号を使用してデバッグを実行する第1種別と、前記切換制御部93から出力される前記ダミー割込信号を使用してデバッグを実行する第2種別とに分類される。例えば、前記第1種別に属する前記割込要因は、前記モジュール8における処理開始時に発生する要因であり、前記第2種別に属する前記割込要因は、前記モジュール8における処理終了時に発生する要因であることが考えられる。なお、前記デバッグ種別の初期値は前記第1種別である。
前記デバッグ制御部91は、前記モジュール8各々から出力されて前記割込レジスター911に記憶される前記割込信号又は前記切換制御部93から出力されて前記ダミー割込レジスター912に記憶される前記ダミー割込信号を前記デバッグ種別に応じて選択的に前記割込要求制御部92に出力する。具体的に、前記デバッグ制御部91は、前記デバッグ種別が前記第1種別である場合は前記割込信号を出力し、前記デバッグ種別が前記第2種別である場合は前記ダミー割込信号を出力する。なお、前記デバッグ制御部91は、前記ダミー割込信号が前記ダミー割込レジスター912に記憶された場合に、予め設定された所定時間が経過してから前記ダミー割込信号を前記割込要求制御部92に出力することも考えられる。
また、前記デバッグ制御部91が、前記モジュール8に前記記憶装置、前記ディスクドライブ、又は前記USB機器などの外部機器が接続されていない場合に、自動的に前記ダミー割込信号を前記割込要求制御部92に出力すると判断することも考えられる。この場合、前記切換レジスター914が省略可能であり、前記CPU51からの前記切換レジスター914の設定処理も省略可能である。
前記割込要求制御部92は、割込レジスター921を有する。前記割込レジスター921は、前記割込信号及び前記ダミー割込信号が記憶される第1記憶部の一例である。具体的に、前記割込レジスター921は、前記モジュール8各々に対応する前記割込信号及び前記ダミー割込信号が記憶されるデータビットを含む。なお、一つの前記モジュール8に対応する前記割込信号及び前記ダミー割込信号は、前記割込レジスター921における共通のデータビットに書き込まれる。これにより、前記CPU51は、前記割込レジスター921を参照することにより、前記割込要因が発生している前記モジュール8を特定することが可能である。
前記割込要求制御部92は、前記デバッグ制御部91により前記割込信号又は前記ダミー割込信号が前記割込レジスター921に記憶された場合に、前記切換制御部93及び前記CPU51に前記割込要求信号を出力する。例えば、前記割込要求制御部92は、前記割込レジスター921の前記データビット各々の論理和を前記割込要求信号として出力する。なお、前記割込要求制御部92は、前記割込レジスター921のうち前記CPU51などにより予め設定される特定データビットの値をマスクすることにより前記特定データビットの値に前記割込信号又は前記ダミー割込信号が書き込まれた場合に前記割込要求信号を出力しないマスク機能なども有する。
また、前記情報処理装置20では、前記バス切換部94と前記起動レジスター81、前記要因レジスター82、前記切換レジスター914、及び前記割込レジスター921とがアクセスバス95により接続されている。また、前記バス切換部94と前記ダミー要因レジスター913とがアクセスバス96により接続されている。そして、前記バス切換部94は、前記切換制御部93からの制御指示に応じて、前記CPU51に接続されたCPUバス51A(制御バス)の接続先を前記アクセスバス95及び前記アクセスバス96各々に切り換える。
前記切換制御部93は、デバッグ設定レジスター931、切換レジスター932、及びログメモリー933を有する。前記切換レジスター932には、前記CPU51により予め設定される前記デバッグ種別が記憶される。
前記デバッグ設定レジスター931には、前記CPU51により予め設定されるデバッグモジュール情報、第1監視アドレス、及び第2監視アドレスなどが記憶される。前記デバッグモジュール情報は、デバッグ対象の前記モジュール8を示す。前記デバッグモジュール情報は、前記ダミー割込レジスター912と同様のデータ構造で前記デバッグ設定レジスター931に記憶される。前記第1監視アドレスは、前記ダミー割込要因に対応する前記割込要因が本来発生する前記デバッグ対象の前記モジュール8に対応する前記起動レジスター81のアドレスである。前記第2監視アドレスは、前記ダミー割込要因に対応する前記割込要因の内容が本来記憶される前記要因レジスター82のアドレスである。
そして、前記切換制御部93は、前記デバッグ設定レジスター931に記憶された前記第1監視アドレス及び前記第2監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスの有無を監視する。ここで、前記切換制御部93は、前記デバッグ種別が前記第1種別である場合は、前記第1監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスを検知した場合、前記ダミー割込信号を前記デバッグ制御部92に出力し、前記ダミー割込レジスター912に記憶させる。ここに、前記ダミー割込信号を出力するときの前記切換制御部93がダミー割込信号出力部の一例である。一方、前記切換制御部93は、前記デバッグ種別が前記第2種別である場合は、前記デバッグ設定レジスター931に記憶される前記第1監視アドレスに前記CPU51がアクセスしても前記ダミー割込信号を出力しない。なお、前記切換制御部93が、前記デバッグ種別にかかわらず前記第1監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスを検知した場合、前記ダミー割込信号を前記デバッグ制御部92に出力することも考えられ、この場合、前記切換レジスター932は省略可能である。
また、前記切換制御部93は、前記第2監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスを検知した場合、前記CPU51のCPUバス51Aの接続先を前記バス切換部94を用いて前記アクセスバス96に切り換え、前記CPU51によるアクセス先を前記ダミー要因レジスター913に切り換える。一方、前記切換制御部93は、前記第2監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスを検知していない場合、前記CPUバス51Aの接続先を前記バス切換部94を用いて前記アクセスバス95側に設定する。このように、前記切換制御部93は、前記第2監視アドレスに対する前記CPU51のアクセスの有無に応じて、前記CPU51のアクセス先を切り換える。
また、前記切換制御部93は、前記割込要求制御部92から前記割込要求信号を受信すると、前記CPU51から出力される前記CPUバス51A上の信号を動作ログとして前記ログメモリー933に記憶するログ記憶処理を開始する。ここに、前記ログ記憶処理を実行するときの前記切換制御部93がログ記憶処理部の一例である。前記ログ情報には、前記CPU51のアクセス先のアドレス、及び前記アクセス先への送信信号の内容などが含まれる。なお、前記ログメモリー933は、SRAM又はEEPROMなどの記憶部である。
[割込制御部の動作例]
以下、図4を参照しつつ、前記画像処理装置10のデバッグ工程の手順について説明する。なお、前記デバッグ工程では、予め設定されるデバッグ対象の割込要因とは異なる割込要因が発生した場合にも前記割込要因に対応する割込処理が前記CPU51によって実行されるが、ここではその説明を省略する。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記CPU51は、デバッグ対象の前記モジュール8及び前記割込要因に対応する前記デバッグモジュール情報、前記第1監視アドレス、前記第2監視アドレス、及び前記デバッグ種別を設定する。前記デバッグモジュール情報、前記第1監視アドレス、及び前記第2監視アドレスは、前記デバッグ制御部91の前記デバッグ設定レジスター931に記憶される。前記デバッグ種別は、前記デバッグ制御部91の前記切換レジスター932に記憶される。なお、前記デバッグ対象は、前記画像処理装置10のデバッグ作業を行う開発者などにより任意に設定可能である。例えば、前記画像処理装置10のデバッグ作業を行う開発者は、前記デバッグ対象となる前記モジュール8及び前記割込要因を設定した後、前記CPU51に前記制御プログラムに従った通常の処理を実行させる。即ち、前記デバッグ作業において前記制御プログラムに変更を加える必要は生じない。
<ステップS2>
また、ステップS2において、前記CPU51は、前記ダミー割込要因のデバッグ種別及び前記ダミー割込要因の内容を設定する。具体的に、前記CPU51は、前記ダミー割込要因のデバッグ種別を前記第1種別と前記第2種別とのいずれかに設定する。ここに、前記設定を実行するときの前記CPU51がデバッグ種別設定部の一例である。前記デバッグ種別は前記切換レジスター914に記憶され、前記ダミー割込要因の内容は前記ダミー要因レジスター913に記憶される。なお、前記デバッグ種別は、前記割込要因の内容ごとに対応して予め設定されており、又は前記デバッグ工程の開始時に開発者などにより操作部に対する操作によって予め設定される。
<ステップS3>
そして、前記画像処理装置10では、前記デバッグ種別が前記ダミー割込信号を使用する前記第2種別であるか否かに応じて処理が分岐する。具体的に、前記デバッグ種別が前記第2種別である場合には(S3のYes側)、ステップS4以降の処理が実行される。一方、前記デバッグ種別が前記ダミー割込信号を使用する前記第1種別である場合には(S3のNo側)、ステップS31以降の処理が実行される。
<ステップS4>
ステップS4において、前記切換制御部93は、前記CPU51による前記第1監視アドレスへのアクセスの有無を判断する。ここで、前記第1監視アドレスへのアクセスがあったと判断されると(S4のYes側)、処理はステップS5に移行する。なお、前記切換制御部93が、前記第1監視アドレスへの前記CPU51のアクセスの有無に代えて、前記CPU51からのデバッグ信号の受信の有無を監視することも他の実施形態として考えられる。
<ステップS5>
ステップS5において、前記切換制御部93は、前記ダミー割込信号を前記デバッグ制御部91に出力する。具体的に、前記切換制御部93は、前記デバッグ設定レジスター931に記憶された前記デバッグモジュール情報が示す前記モジュール8に対応する前記ダミー割込レジスター912のデータビットに前記ダミー割込信号を記憶させる。このとき、前記切換レジスター914に記憶されている前記デバッグ種別も前記第1種別である。そのため、前記デバッグ制御部91は、前記切換制御部93から出力されて前記ダミー割込レジスター912に記憶される前記ダミー割込信号を前記割込要求制御部92に出力する。なお、前記ダミー割込信号は、前記デバッグ対象の前記モジュール8に対応する前記割込レジスター921のデータビットに記憶される。
<ステップS31>
一方、ステップS31において、前記デバッグ制御部91は、前記割込レジスター911のデータビットの値に応じて、前記モジュール8の処理終了を示す予め設定されたデータ転送終了のような前記割込信号が前記モジュール8から出力されたか否かを判断する。ここで、前記割込信号が出力されると(S31のYes側)、処理はステップS32に移行する。
<ステップS32>
ここで、前記切換レジスター914に記憶されている前記デバッグ種別も前記第2種別である。そのため、ステップS32において、前記デバッグ制御部91は、前記モジュール8各々から出力されて前記割込レジスター911に記憶される前記割込信号を前記割込要求制御部92に出力する。具体的に、前記割込信号は、前記デバッグ対象の前記モジュール8に対応する前記割込レジスター921のデータビットに記憶される。
<ステップS6>
そして、ステップS6において、前記割込要求制御部92は、前記割込レジスター921に記憶された情報に基づいて、前記割込要求信号を前記CPU51及び前記切換制御部93に出力する。具体的に、前記割込要求制御部92は、前記割込レジスター921のデータビットのいずれかに前記割込信号又は前記ダミー割込信号が書き込まれた場合に前記割込要求信号を出力する。
<ステップS7>
ステップS7において、前記切換制御部93は、前記割込要求制御部92から前記割込要求信号を受信し、前記CPU51から出力される前記CPUバス51A上の信号を動作ログとして前記ログメモリー933に記憶するログ記憶処理を開始する。これにより、前記画像処理装置10の開発者などは、前記画像処理装置10における前記割込要求信号の発生時の前記CPU51の動作履歴を参照することが可能である。なお、前記ログ記憶処理は、例えば前記CPU51が実行する前記割込要因に対応する前記割込処理の終了後まで継続する。
<ステップS8>
一方、ステップS8において、前記CPU51は、前記割込要因が発生した前記モジュール8を前記割込要求制御部92の前記割込レジスター921を参照して特定すると共に、前記割込要因の内容を前記要因レジスター82を参照して特定するための処理を実行する。しかしながら、前記割込要因が発生している前記モジュール8の前記要因レジスター82のアドレスは、前記デバッグ設定レジスター931に前記第2監視アドレスとして記憶されている。そのため、前記切換制御部93は、前記バス切換部94を用いて前記CPUバス51Aの接続先を前記アクセスバス96に切り換え、前記CPU51のアクセス先を前記デバッグ制御部91の前記ダミー要因レジスター913に切り換える。従って、前記CPU51は、前記モジュール8の前記要因レジスター82ではなく前記ダミー要因レジスター913を参照して前記割込要因の内容を特定することになる。
<ステップS9>
そして、前記CPU51は、前記ステップS8で特定された前記割込要因に対応する前記割込処理を実行する。
以上説明したように、前記画像処理装置10では、任意に発生させることが困難な前記割込要因であっても、前記CPU51に前記ダミー要因レジスター913を参照させ、前記割込要因が発生した状況を擬似的に作り出すことができる。従って、前記画像処理装置10では、デバッグ作業時に任意の割込要因に対応する割込処理の実行の適否を容易に評価することができる。
また、前記画像処理装置10では、前記デバッグ対象の割込要因のデバッグ種別を前記第1種別に設定しておくことにより、前記モジュール8で実際の処理が終了するタイミングで発生する前記割込信号を前記ダミー割込要因に対応する割込信号として利用することが可能である。従って、前記モジュール8の処理終了時に発生するような前記割込要因に対応する前記割込処理の評価を実際の動作に近い状況で行うことが可能である。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙カセット
5 :制御部
51 :CPU
51A:CPUバス
52 :ROM
53 :RAM
54 :EEPROM
6 :操作表示部
7 :通信I/F
8 :モジュール
81 :起動レジスター
82 :要因レジスター
9 :割込制御部
91 :デバッグ制御部
911:割込レジスター
912:ダミー割込レジスター
913:ダミー要因レジスター
914:切換レジスター
92 :割込要求制御部
921:割込レジスター
93 :切換制御部
931:デバッグ設定レジスター
932:切換レジスター
933:ログメモリー
94 :バス切換部
95 :アクセスバス
96 :アクセスバス
10 :複合機

Claims (7)

  1. 予め設定された割込要因の発生に応じて割込信号を出力する一又は複数のモジュールと、
    前記モジュール各々から出力される前記割込信号が記憶される第1記憶部と、
    前記モジュールごとに対応して設けられ、前記モジュール各々で発生した前記割込要因の内容が記憶される第2記憶部と、
    前記割込要因のうち予め設定されるデバッグ対象の割込要因の内容がダミー割込要因の内容として記憶される第3記憶部と、
    前記割込要因が発生した前記モジュールを前記第1記憶部を参照して特定すると共に前記割込要因の内容を前記モジュールに対応する前記第2記憶部を参照して特定し、前記割込要因に対応して予め設定された割込処理を実行する割込処理部と、
    前記ダミー割込要因に対応する前記割込要因の内容が記憶される前記第2記憶部に対する前記割込処理部のアクセスを検知した場合に前記割込処理部によるアクセス先を前記第3記憶部に切り換える切換制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記ダミー割込要因に対応する前記割込要因が発生する前記モジュールに対する前記割込処理部のアクセスを検知した場合にダミー割込信号を出力するダミー割込信号出力部と、
    前記モジュール各々から出力される前記割込信号又は前記ダミー割込信号出力部から出力される前記ダミー割込信号を前記第1記憶部に記憶させるデバッグ制御部と、
    前記第1記憶部に前記割込信号又は前記ダミー割込信号が記憶された場合に前記割込処理部に割込要求信号を出力する割込要求制御部と、
    を更に備え、
    前記割込処理部が、前記割込要求信号の入力に応じて、前記割込要因が発生した前記モジュールを特定すると共に前記割込要因の内容を特定し、前記割込要因の内容に対応する前記割込処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ダミー割込信号出力部が、予め設定される第1監視アドレスに対する前記割込処理部のアクセスを検知した場合に前記ダミー割込信号を出力し、
    前記切換制御部が、予め設定される第2監視アドレスに対する前記割込処理部のアクセスを検知した場合に、前記割込処理部によるアクセス先を前記第3記憶部に切り換える請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ダミー割込要因のデバッグ種別を、前記割込信号を使用してデバッグを実行する第1種別と前記ダミー割込信号を使用してデバッグを実行する第2種別とのいずれかに設定するデバッグ種別設定部を更に備え、
    前記デバッグ制御部が、前記ダミー割込要因のデバッグ種別が前記第1種別である場合は、前記モジュール各々から出力される前記割込信号を前記第1記憶部に記憶させ、前記ダミー割込要因のデバッグ種別が前記第2種別である場合は、前記ダミー割込出力部から出力される前記ダミー割込信号を前記第1記憶部に記憶させる請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記割込要因又は前記ダミー割込要因が発生した場合に、前記割込処理部の動作ログを記憶するログ記憶処理を開始するログ記憶処理部を更に備える請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記割込処理部に接続された制御バスと、前記制御バスを前記第2記憶部及び前記第3記憶部に接続する二つのアクセスバスと、前記制御バスの接続先を前記アクセスバス各々に切り換えるバス切換部を更に備え、
    前記切換制御部が、前記バス切換部を用いて前記割込処理部のアクセス先を切り換える請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の情報処理装置と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成部及び原稿から画像データを読み取る画像読取部のいずれか一方又は両方と、を備える画像処理装置。
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