JP5873788B2 - データ書込回路、及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、不揮発性の記憶手段にデータを記憶させるデータ書込回路、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置などの高機能化に伴い、装置の動作を制御するためのプログラム、いわゆるファームウェアのプログラムサイズが増大しつつある。そして、このような装置の高機能化、及びプログラムサイズの増大に伴い、工場から出荷された後に、例えばユーザーのオフィス等に設置された後に、ファームウェアのアップデート(更新)が行われるようになってきた。
一方、装置で障害が発生した場合、障害発生のトレース情報や障害ログ情報を記憶装置に記憶しておき、保守作業者が記憶装置からこれらの情報を読み出すことで、障害の発生原因を調査できるようにした画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−328425号公報
しかしながら、ファームウェアのアップデートに失敗した場合、画像形成装置のCPU(Central Processing Unit)がファームウェアを実行すると、CPUは正常に動作せず、いわゆるCPUの暴走状態となる。この場合、CPUは、障害に関する情報を収集することができないから、障害発生のトレース情報や障害ログ情報を記憶装置に記憶することができない。ファームウェアのアップデートを行ったときにCPUの暴走が発生した場合、保守作業者には、ファームウェアのデータを記憶装置に記憶させる処理で異常が発生したことは判る。しかしながら、記憶装置自体に異常があるのか、記憶装置にデータを記憶させる回路に異常があるのか、その異常箇所を特定することが困難であるという、不都合があった。
本発明の目的は、不揮発性の記憶手段にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易なデータ書込回路、及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明に係るデータ書込回路は、データを記憶する不揮発性記憶部と、前記不揮発性記憶部にデータを記憶させる処理における異常の有無を記憶するための異常記憶部と、チェックサム値が予め設定された設定値と等しいデータである書込用データを取得する第1データ取得処理を実行する第1データ取得部と、前記第1データ取得部によって受信された書込用データのチェックサム値を演算する第1演算処理を実行する第1演算処理部と、前記第1演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第1判定処理を実行する第1判定部と、前記第1判定部による判定結果を第1判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第1判定結果記録処理を実行する第1判定結果記録部と、前記第1データ取得部によって受信された書込用データを前記不揮発性記憶部によって記憶させる書込処理を実行する書込部と、前記書込処理が実行された後、前記不揮発性記憶部に記憶された書込用データを読み出す読出し処理を実行する第2データ取得部と、前記第2データ取得部によって読み出された書込用データのチェックサム値を演算する第2演算処理を実行する第2演算処理部と、前記第2演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第2判定処理を実行する第2判定部と、前記第2判定部による判定結果を第2判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第2判定結果記録処理を実行する第2判定結果記録部と、前記不揮発性記憶部への新たな書込用データの書込を要求する書込要求を受け付ける書込要求受付部と、前記受付部によって前記書込要求が受け付けられたとき、前記不揮発性記憶部に記憶されているデータを読み出す第3データ取得部と、前記第3データ取得部によって読み出されたデータのチェックサム値を演算する第3演算処理を実行する第3演算処理部と、前記第3演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第3判定処理を実行する第3判定部と、前記第3判定部による判定結果を第3判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第3判定結果記録処理を実行する第3判定結果記録部とを備え、前記第1データ取得部は、前記第3判定結果記録処理が実行された後に、前記第1データ取得処理における前記書込用データとして前記新たな書込用データを受信し、前記第1乃至第3判定結果記録処理が実行された後に、前記異常記憶部に記憶されている前記第1乃至第3判定結果の全てが、判定対象のチェックサム値と前記設定値とが一致することを示すときは、所定のエラー処理を行わず、前記異常記憶部に記憶されている前記第1乃至第3判定結果のうちの少なくとも一つが、判定対象のチェックサム値と前記設定値とが一致しないことを示すときは、前記エラー処理を行う異常判定部を更に備える。
この構成によれば、不揮発性記憶部に書込用データを記憶させる前に、書込用データのチェックサム値が正しいか否かが確認されて、その判定結果が第1判定結果として異常記憶部に記憶される。また、書込用データが一旦不揮発性記憶部に記憶された後、再び読み出されてそのチェックサム値が正しいか否かが確認され、その判定結果が第2判定結果として異常記憶部に記憶される。従って、例えば保守作業者は、異常記憶部に記憶された第1及び第2判定結果を確認することによって、書込用データに異常が生じたのが、不揮発性記憶部への書き込み前か後かが判断できるので、不揮発性の記憶手段にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易となる。
この構成によれば、不揮発性記憶部へ、新たな書込用データを記憶させる前に、すでに不揮発性記憶部に記憶されている書込用データのチェックサムが正しいか否かが確認され、その判定結果が第3判定結果として異常記憶部に記憶される。その後、上述の第1及び第2判定結果が異常記憶部に記憶される。この場合、例えば保守作業者は、異常記憶部に記憶されている判定結果を確認することによって、例えば、第1及び第2判定結果はチェックサム値が正しい(設定値と一致する)ことを示し、第3判定結果はチェックサム値が誤りである(設定値と一致しない)ことを示す場合、第1データ取得部、書込部、及び第2データ取得部は正常に動作していると判断することができ、不揮発性記憶部による書込用データの長期記憶に異常がある可能性が高いと判断できる。このように、不揮発性の記憶手段にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することがより容易となる。
また、前記不揮発性記憶部に既に記憶されているデータを確認するデータ確認処理を実行するか否かを決定する処理決定部と、前記処理決定部によって前記データ確認処理を実行すると決定されたとき、前記不揮発性記憶部に記憶されているデータを読み出す初期データ取得部と、前記初期データ取得部によって読み出されたデータのチェックサム値を演算する初期演算処理を実行する初期演算処理部と、前記初期演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する初期判定処理を実行する初期判定部と、前記初期判定部による判定結果を初期判定結果として前記異常記憶部に記憶させる初期判定結果記録処理を実行する初期判定結果記録部とを備えることが好ましい。
不揮発性記憶部にファームウェア等のデータを記憶させる場合、装置を製造する前に、予め不揮発性記憶部にデータを記憶させておき、このようにすでにデータが記憶された状態の不揮発性記憶部を装置に組み込んで装置を完成させる場合がある。このような場合に、この構成によれば、不揮発性記憶部によって予め記憶されていたデータのチェックサム値が確認され、そのチェックサム値が正しいか否かが初期判定結果として異常記憶部に記憶される。その結果、作業者などは、異常記憶部に記憶された初期判定結果を確認することにより、予め不揮発性記憶部に記憶されたデータが正しいか否かを確認することができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上述のデータ書込回路と、用紙に画像を形成する画像形成部とを備え、前記書込用データは、前記画像形成部の動作を制御するためのプログラムを含んでいる。
この構成によれば、画像形成部の動作を制御するためのプログラムが不揮発性記憶部に記憶される。そして、不揮発性記憶部にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易となる。
このような構成のデータ書込回路、及びこれを備えた画像形成装置は、不揮発性の記憶手段にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す構造図である。 図1に示す複写機の電気的構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すデータ書込回路の構成の一例を示すブロック図である。 図3に示すUSBメモリーに記憶される書込用データの構成の一例を示す説明図である。 図3に示すデータ書込回路の動作の一例を示すフローチャートである。 図3に示すデータ書込回路の動作の一例を示すフローチャートである。 図3に示すデータ書込回路の動作の一例を示すフローチャートである。 図3に示すEEPROMに記憶される初回フラグの一例を示す説明図である。 図3に示すEEPROMに記憶されるフラグA,B,Cの一例を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す構造図である。図2は、図1に示す複写機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置は、複写機に限られず、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等であってもよい。
この複写機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6と、本体部2の内部に配設された制御部100と、データ書込回路7とを有している。
複写機1のフロント部には、略長方形の操作パネル部47が設けられている。操作パネル部47は、表示部473と、操作キー部476とを備えている。表示部473は、例えばタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等によって構成されている。操作キー部476は、例えばユーザーが印刷実行指示を入力するためのスタートキーや、印刷部数等を入力するためのテンキー等の各種キースイッチを備えている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)512及び露光ランプ511等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部100へ出力する。また、スキャナ部51は、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部100へ出力する。
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出する原稿搬送機構63とを備える。
本体部2は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部40へ搬送する給紙ローラー462と、給紙カセット461から搬出されてきた用紙に画像を形成する画像形成部40と、装置全体の動作制御を司る制御部100とを備える。
画像形成部40は、用紙搬送部411、光走査装置42、感光体ドラム43、現像部44、転写部41、及び定着部45を備えている。用紙搬送部411は、画像形成部40内の用紙搬送路中に設けられ、給紙ローラー462によって搬送されてきた用紙を感光体ドラム43に供給する搬送ローラー412や、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラー463,464等を備えている。
光走査装置42は、制御部100から出力された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム43を露光することで、感光体ドラム43上に静電潜像を形成する。現像部44は、感光体ドラム43上の静電潜像をトナー現像してトナー像を形成する。転写部41は、感光体ドラム43上のトナー像を用紙に転写する。定着部45は、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる。
制御部100は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、いわゆるファームウェアである制御プログラムが記憶されたフラッシュメモリー101(不揮発性記憶部の一例)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。制御部100には、原稿読取部5、画像形成部40、及び操作パネル部47が接続されている。なお、不揮発性記憶部は、不揮発性の記憶装置であればよく、フラッシュメモリーに限らない。不揮発性記憶部は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいは光ディスクであってもよい。
制御部100は、フラッシュメモリー101に記憶された制御プログラムを実行することにより、装置内の各部の動作を制御して、原稿画像の複写を実行する。具体的には、制御部100は、原稿読取部5によって原稿から読み取られた画像データを画像形成部40へ送信し、画像形成部40によって、給紙カセット461から繰り出された用紙に当該画像の画像形成を実行させる。
フラッシュメモリー101は、NOR型であってもよく、NAND型であってもよく、その方式によって限定されない。
データ書込回路7は、フラッシュメモリー101に記憶されているデータ、すなわちファームウェアを書き替える。複写機1は、データ書込回路7を備えることによって、ファームウェアのアップデートを行うことが可能にされている。
図3は、図2に示すデータ書込回路7の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すデータ書込回路7は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて構成されている。
データ書込回路7は、書込制御部70、EEPROM71(異常記憶部の一例)、チェックサム演算器72、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス回路73、メモリーインターフェイス回路74、DRAM(Dynamic Random Access Memory)75、及び接続端子76,77を備えている。
書込制御部70は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。書込制御部70は、ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、モード設定部700、書込要求受付部701、データ取得部702、書込部703、演算処理部704、判定部705、及び判定結果記録部706として機能する。なお、書込制御部70は、CPUを用いるものに限られず、例えばシーケンサーや論理回路等を用いて構成されていてもよい。
メモリーインターフェイス回路74は、フラッシュメモリー101の読出し、及び書き込みを行うインターフェイス回路である。メモリーインターフェイス回路74は、NOR型とNAND型との両方のフラッシュメモリーに対応している。
USBインターフェイス回路73は、いわゆるUSB方式の通信を行うインターフェイス回路である。ユーザーや保守作業者が、USBインターフェイス回路73にUSBメモリー8を脱着することが可能にされている。USBインターフェイス回路73は、USBメモリー8が取り付けられると、USBメモリー8の取り付けを示す取付検出信号を書込要求受付部701へ送信する。
保守作業者等が、フラッシュメモリー101に記憶されているプログラム(ファームウエア)を更新するときは、プログラム更新(アップデート)用のデータである書込用データをUSBメモリー8に記憶させてUSBメモリー8をUSBインターフェイス回路73に取り付けることによって、データ書込回路7がフラッシュメモリー101をアップデートするようになっている。
図4は、図3に示すUSBメモリー8に記憶される書込用データ80の構成の一例を示す説明図である。書込用データ80は、アップデートされるプログラムであるプログラム81と、チェックサム調節用データ82とから構成されている。チェックサム調節用データ82は、プログラム81とチェックサム調節用データ82とを合わせた書込用データ80全体のチェックサム値が、予め設定された設定値Sになるように、書込用データ80のチェックサム値を設定するための調整用のデータである。すなわち、書込用データ80のチェックサム値は設定値Sと等しい。設定値Sは、例えば0000hである(hは16進数を表す)。
なお、USBインターフェイス回路73には、USBメモリー8が取り付けられる例に限らない。例えば、USBインターフェイス回路73には、USBケーブルを介してコンピューターや端末装置等の外部機器が接続されてもよい。そして、USBインターフェイス回路73は、その外部機器から書込要求や書込用データ80を受信するようにしてもよい。また、USBインターフェイス回路73の代わりに他のインターフェイス回路や通信手段を備えてもよい。
チェックサム演算器72は、演算処理部704からの制御信号に応じて、メモリーインターフェイス回路74によって受信されたデータ、またはDRAM75に記憶されたデータのいずれかについて、チェックサムを算出し、判定部705へ出力する。チェックサム演算器72は、例えば、処理対象のデータを16ビットで加算することにより、チェックサムを算出する。すなわち、チェックサム演算器72は、処理対象のデータの合計の下位16ビットをチェックサムとして算出する。
接続端子76は、後述するテストモードの設定ピンである。接続端子76には、切替スイッチ9が接続されている。切替スイッチ9は、ユーザーや作業者が切り替え可能な操作スイッチであり、作業者等がデータ書込回路7の動作モードを、通常モードとテストモードのいずれかに設定するために用いられる。切替スイッチ9は、接点91,92,93を備えており、接点91の接続先を、接点92と接点93との間で切り替え可能にされている。接点91は接続端子76に接続され、接点92は例えばデータ書込回路7の動作用電源Eに接続され、接点93は回路グラウンドに接続されている。
これにより、切替スイッチ9によって接点91と接点92とが接続されると、接続端子76がハイレベルにされる。また、切替スイッチ9によって接点91と接点93とが接続されると、接続端子76がローレベルにされる。
モード設定部700は、接続端子76がハイレベルになるとテストモードを設定し、接続端子76がローレベルになると通常モードを設定する。テストモードは、フラッシュメモリー101に既に記憶されているデータのチェックサム値が設定値S(0000h)と等しいか否かを確認するデータ確認処理を実行するモードである。モード設定部700は、処理決定部の一例に相当している。
書込要求受付部701は、USBメモリー8の取り付けを示す取付検出信号を、書込要求として受信する。なお、書込要求受付部701は、取付検出信号の代わりに外部機器から送信された書込要求を受け付ける構成としてもよい。
データ取得部702は、USBインターフェイス回路73によってUSBメモリー8から書込用データ80を読み出させたり、メモリーインターフェイス回路74によってフラッシュメモリー101に記憶されているデータを読み出させたりすることによって、チェックサム演算器72によるチェックサム値算出の対象となるデータを取得する。データ取得部702は、第1、第2、第3データ取得部、及び初期データ取得部の一例に相当している。
書込部703は、USBインターフェイス回路73によってUSBメモリー8から読み出された書込用データ80を、メモリーインターフェイス回路74によってフラッシュメモリー101に記憶させる書込処理を実行する。
演算処理部704は、データ取得部702によって取得されたデータのチェックサム値をチェックサム演算器72によって算出させる。演算処理部704及びチェックサム演算器72は、第1、第2、第3演算処理部、及び初期演算処理部の一例に相当している。
判定部705は、チェックサム演算器72によって算出されたチェックサム値と設定値Sとが一致するか否かを判定する。そして、判定部705は、チェックサム値と設定値Sとが一致しなかった場合、異常が生じたことを示すエラー信号ERRを接続端子77へ出力する。例えばエラー信号ERRを通信によって外部へ送信してもよく、例えばエラー信号ERRによってLED(Light Emitting Diode)を点灯させるなどして異常の発生を報知するようにしてもよい。判定部705は、第1、第2、第3判定部、及び初期判定部の一例に相当している。
判定結果記録部706は、判定部705による判定結果を、その判定対象となるチェックサム値が算出された処理段階と対応付けてEEPROM71に記憶させる。判定結果記録部706は、第1、第2、第3判定結果記録部、及び初期判定結果記録部の一例に相当している。
EEPROM71に記憶された判定結果は、例えば保守作業者がデータ書込回路7に端末装置を接続するなどに手段によって、外部へ読み出せるようになっている。
図5、図6、図7は、図3に示すデータ書込回路7の動作の一例を示すフローチャートである。まず、モード設定部700によって、接続端子76の信号レベルが確認される(ステップS1)。モード設定部700は、接続端子76がハイレベルであればテストモードを実行するべくステップS2へ移行し(ステップS1でYES)、接続端子76がローレベルであれば通常モードを実行するべくステップS11へ移行する(ステップS1でNO)。
複写機1の生産工場において、制御部100を構成する回路基板を製造するとき、通常、フラッシュメモリー101を回路基板に実装する前に、フラッシュメモリー101の素子単体でファームウェア(制御部100においては書込用データ80)の書込が行われる。そして、書込用データ80が記憶された状態のフラッシュメモリー101が回路基板に実装される。テストモードは、このように書込用データ80が記憶された状態のフラッシュメモリー101が回路基板に実装されたとき、フラッシュメモリー101に、正しく書込用データ80が記憶されているか否かを確認するための動作モードである。
テストモードを実行するとき、例えば作業者は、切替スイッチ9を、接点91と接点92とを接続するように切り替える。そうすると、接続端子76がハイレベルになって、テストモードを実行するべくステップS2へ移行することになる(ステップS1でYES)。
ステップS2において、データ取得部702は、フラッシュメモリー101に記憶されている書込用データ80を、メモリーインターフェイス回路74によって読み出させることによって取得し、その書込用データ80をメモリーインターフェイス回路74からチェックサム演算器72へ出力させる(ステップS2)。
次に、演算処理部704は、チェックサム演算器72によって、メモリーインターフェイス回路74から出力された書込用データ80のチェックサム値SUMを算出させる(ステップS3、初期演算処理)。
次に、判定部705は、チェックサム演算器72によって算出されたチェックサム値SUMと設定値S(例えば0000h)とが一致するか否かを判定する(ステップS4、初期判定処理)。そして、判定部705は、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致した場合(ステップS4でYES)ステップS5へ移行し、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致しなかった場合(ステップS4でNO)ステップS6へ移行する。
ステップS5(初期判定結果記録処理)において、判定結果記録部706は、EEPROM71の初回フラグに対応するビットを“1”として処理を終了する。また、ステップS6(初期判定結果記録処理)において、判定結果記録部706は、EEPROM71の初回フラグに対応するビットを“0”とし、ステップS7へ移行する。
図8は、図3に示すEEPROM71に記憶される初回フラグの一例を示す説明図である。図8に示すように、EEPROM71のアドレスAdd0のビットb0が初回フラグとして設定されている。そして、初回フラグが“1”となっていれば、フラッシュメモリー101から書込用データ80が正しく読み出せたことを示し、初回フラグが“0”となっていれば、フラッシュメモリー101から読み出された書込用データ80に誤りがあったことを示している。
書込用データ80に誤りがあった場合(ステップS4でNO)、ステップS6の後ステップS7において、判定部705によって、異常が生じたことを示すエラー信号ERRが接続端子77へ出力され、処理を終了する。ステップS2〜S6の処理が、データ確認処理の一例に相当している。
なお、モード設定部700は、ステップS1において、接続端子76のレベルに応じてテストモードを実行するか否かを判断する例を示したが、例えば、ステップS1において、EEPROM71に記憶されているデータを参照し、初回フラグが“1”となっていれば既にテストモードが実行されたものと判断してステップS11へ移行し、初回フラグが“0”となっていればまだテストモードが実行されていないものと判断してステップS2へ移行するようにしてもよい。
一方、ステップS11では、通常モードの実行を行うべく、書込要求受付部701によって、USBメモリー8の取り付けを示す取付検出信号、すなわち書込要求の有無が確認される(ステップS11)。そして、書込要求受付部701は、USBメモリー8の取り付けを示す取付検出信号を受信すると(ステップS11でYES)、ステップS12へ移行する。
ステップS12において、データ取得部702は、フラッシュメモリー101に記憶されている書込用データ80を、メモリーインターフェイス回路74によって読み出させることによって取得し、その書込用データ80をメモリーインターフェイス回路74からチェックサム演算器72へ出力させる(ステップS12)。
次に、演算処理部704は、チェックサム演算器72によって、メモリーインターフェイス回路74から出力された書込用データ80のチェックサム値SUMを算出させる(ステップS13、第3演算処理)。
次に、判定部705は、チェックサム演算器72によって算出されたチェックサム値SUMと設定値S(例えば0000h)とが一致するか否かを判定する(ステップS14、第3判定処理)。そして、判定部705は、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致した場合(ステップS14でYES)ステップS15(第3判定結果記録処理)へ移行し、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致しなかった場合(ステップS14でNO)ステップS16(第3判定結果記録処理)へ移行する。
ステップS15において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグAに対応するビットを“1”とし、ステップS17へ移行する。また、ステップS16において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグAに対応するビットを“0”とし、ステップS17へ移行する。
図9は、図3に示すEEPROM71に記憶されるフラグA,B,Cの一例を示す説明図である(フラグB,Cについては後述する)。図9に示すように、EEPROM71の例えばアドレスAdd1〜Add10のアドレス範囲において、ビットb2がフラグA、ビットb1がフラグB、ビットb0がフラグCに対応している。また、アドレスAdd1が1回目の判定結果、アドレスAdd2が2回目の判定結果というように、通常モードによる判定が行われる都度、前回の判定結果を残したまま、異なるアドレスに新たな判定結果が記録されるようになっている。
フラグAが“1”となっていれば、フラッシュメモリー101から書込用データ80が正しく読み出せたことを示し、フラグAが“0”となっていれば、フラッシュメモリー101から読み出された書込用データ80に誤りがあったことを示している。
図9では、アドレスAdd1〜Add10の範囲が通常モードによる判定結果の記録領域とされている例を示しており、10回分の判定結果がEEPROM71に記憶されるようになっている。すべての記録領域(アドレスAdd1〜Add10)に判定結果が記録された後は、例えば再びアドレスAdd1から順に新たな判定結果の記録を行うようにしてもよい。
次に、ステップS17において、データ取得部702は、USBメモリー8に記憶されている書込用データ80を、USBインターフェイス回路73によって読み出させることによって取得し(第1データ取得処理)、その書込用データ80をDRAM75に記憶させる。そして、書込部703は、DRAM75に記憶された書込用データ80(すなわちデータ取得部702によってUSBメモリー8から受信された書込用データ80)を、メモリーインターフェイス回路74によってフラッシュメモリー101に記憶させる書込処理を実行する。また、書込部703による書込処理と並行して、演算処理部704は、チェックサム演算器72によって、DRAM75に記憶された書込用データ80のチェックサム値SUMを算出させる(第1演算処理)。
なお、第1データ取得処理、書込処理、及び第1演算処理のタイミングを調節するためにDRAM75を用いたが、DRAM75を備えず、USBメモリー8から読み出された書込用データ80に対して直接書込処理、及び第1演算処理が実行されるようにしてもよい。
次に、判定部705は、チェックサム演算器72によって算出されたチェックサム値SUMと設定値S(例えば0000h)とが一致するか否かを判定する(ステップS18、第1判定処理)。そして、判定部705は、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致した場合(ステップS18でYES)ステップS19(第1判定結果記録処理)へ移行し、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致しなかった場合(ステップS18でNO)ステップS20(第1判定結果記録処理)へ移行する。
ステップS19において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグBに対応するビットを“1”とし、ステップS21へ移行する。また、ステップS20において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグBに対応するビットを“0”とし、ステップS21へ移行する。
フラグBが“1”となっていれば、USBメモリー8から読み出された書込用データ80から読み出された書込用データ80が正しいことを示し、フラグBが“0”となっていれば、USBメモリー8からから読み出された書込用データ80に誤りがあったことを示している。
ステップS21において、データ取得部702は、フラッシュメモリー101に記憶されている書込用データ80を、メモリーインターフェイス回路74によって読み出させることによって取得し、その書込用データ80をメモリーインターフェイス回路74からチェックサム演算器72へ出力させる(ステップS21、読出し処理)。
次に、演算処理部704は、チェックサム演算器72によって、書込用データ80のチェックサム値SUMを算出させる(ステップS22、第2演算処理)。
次に、判定部705は、チェックサム演算器72によって算出されたチェックサム値SUMと設定値S(例えば0000h)とが一致するか否かを判定する(ステップS23、第2判定処理)。そして、判定部705は、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致した場合(ステップS23でYES)ステップS24(第2判定結果記録処理)へ移行し、チェックサム値SUMと設定値Sとが一致しなかった場合(ステップS23でNO)ステップS25(第2判定結果記録処理)へ移行する。
ステップS24において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグCに対応するビットを“1”とし、ステップS26へ移行する。また、ステップS24において、判定結果記録部706は、EEPROM71のフラグCに対応するビットを“0”とし、ステップS26へ移行する。
フラグCが“1”となっていれば、フラッシュメモリー101から書込用データ80が正しく読み出せたことを示し、フラグCが“0”となっていれば、フラッシュメモリー101から読み出された書込用データ80に誤りがあったことを示している。
ステップS26において、判定部705は、(今回の)フラグA,B,Cのうち一つでも“0”となっていれば、異常が生じたことを示すエラー信号ERRを接続端子77へ出力する。また、判定部705は、(今回の)フラグA,B,Cがすべて“1”となっていれば、エラー信号ERRを接続端子77へ出力することなく処理を終了する。なお、判定部705は、エラー信号ERRと共に、あるいはエラー信号ERRの代わりに、例えば表示部473に、保守作業者等に対してファームウェアのアップデートを再度繰り返すように要求するメッセージを表示したり、保守作業者(サービスマン)を呼ぶように要求するメッセージを表示したりしてもよい。
また、判定結果記録部706は、ステップS11〜S26が繰り返される都度、判定結果であるフラグA,B,Cを異なるアドレスに記憶することにより、異常発生の履歴がEEPROM71に記憶されるようになっている。なお、判定結果記録部706は、フラグA,B,Cを1回分だけ記憶させる構成であってもよい。
また、例えば制御部100が、フラッシュメモリー101を複数備えていた場合、判定結果記録部706は、各フラッシュメモリー101に対応してそれぞれ初期フラグ及びフラグA,B,CをEEPROM71に記憶させる構成であってもよい。この場合、例えばデータ取得部702が、各フラッシュメモリー101から書込用データ80を読み出す際に、各フラッシュメモリー101を選択するためのチップセレクト信号を監視し、アクティブとなったチップセレクト信号によって選択されるフラッシュメモリー101を示す情報を、フラグA,B,Cと対応付けてEEPROM71に記憶させるようにしてもよい。
接続端子77からエラー信号ERRが出力された場合、例えば保守作業者は、例えば保守作業用の端末装置をEEPROM71に接続し、初期フラグ、及びフラグA,B,Cを読み出すことにより、初期フラグ、及びフラグA,B,Cに基づき、フラッシュメモリー101にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易となる。
例えば、初期フラグが“0”であれば、フラッシュメモリー101の素子不良、フラッシュメモリー101の回路基板への実装不良、あるいはメモリーインターフェイス回路74の異常が生じている可能性が高いと考えられる。
初期フラグが“1”であって、フラグAが“0”であれば、書込用データ80が一度は正しくフラッシュメモリー101に記憶されたにも関わらず、その後に書込用データ80のデータ化けが生じたことになるから、フラッシュメモリー101の記憶保持に問題がある可能性が高く、従って、フラッシュメモリー101の素子不良が生じている可能性が高いと考えられる。
フラグBが“0”であれば、書込用データ80がUSBメモリー8から正しく読み出せなかったことになるから、USBメモリー8又はUSBインターフェイス回路73に異常がある可能性が高いと考えられる。
フラグA,Bが“1”であって、フラグCが“0“であれば、メモリーインターフェイス回路74によるデータの読出しは正常であり、かつUSBメモリー8から正しい書込用データ80が取得されたにもかかわらず、フラッシュメモリー101から正しい書込用データ80が読み出せないことになるから、メモリーインターフェイス回路74によるフラッシュメモリー101へのデータの書き込みの異常、あるいはフラッシュメモリー101の素子不良が生じている可能性が高いと考えられる。
このように、ステップS1〜S26の処理により、初期フラグ、及びフラグA,B,CをEEPROM71に記憶させることにより、フラッシュメモリー101にデータを記憶させる際の異常発生原因を特定することが容易となる。
なお、ステップS21〜S25を実行しない構成としてもよい。また、ステップS12〜S16を実行しない構成としてもよい。また、ステップS7やステップS26を実行しない構成としてもよい。
1 複写機
2 本体部
7 データ書込回路
8 USBメモリー
9 切替スイッチ
40 画像形成部
47 操作パネル部
70 書込制御部
71 EEPROM
72 チェックサム演算器
73 USBインターフェイス回路
74 メモリーインターフェイス回路
76,77 接続端子
80 書込用データ
81 プログラム
82 チェックサム調節用データ
100 制御部
101 フラッシュメモリー
473 表示部
700 モード設定部
701 書込要求受付部
702 データ取得部
703 書込部
704 演算処理部
705 判定部
706 判定結果記録部
ERR エラー信号

Claims (3)

  1. データを記憶する不揮発性記憶部と、
    前記不揮発性記憶部にデータを記憶させる処理における異常の有無を記憶するための異常記憶部と、
    チェックサム値が予め設定された設定値と等しいデータである書込用データを取得する第1データ取得処理を実行する第1データ取得部と、
    前記第1データ取得部によって受信された書込用データのチェックサム値を演算する第1演算処理を実行する第1演算処理部と、
    前記第1演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第1判定処理を実行する第1判定部と、
    前記第1判定部による判定結果を第1判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第1判定結果記録処理を実行する第1判定結果記録部と、
    前記第1データ取得部によって受信された書込用データを前記不揮発性記憶部によって記憶させる書込処理を実行する書込部と、
    前記書込処理が実行された後、前記不揮発性記憶部に記憶された書込用データを読み出す読出し処理を実行する第2データ取得部と、
    前記第2データ取得部によって読み出された書込用データのチェックサム値を演算する第2演算処理を実行する第2演算処理部と、
    前記第2演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第2判定処理を実行する第2判定部と、
    前記第2判定部による判定結果を第2判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第2判定結果記録処理を実行する第2判定結果記録部と、
    前記不揮発性記憶部への新たな書込用データの書込を要求する書込要求を受け付ける書込要求受付部と、
    前記受付部によって前記書込要求が受け付けられたとき、前記不揮発性記憶部に記憶されているデータを読み出す第3データ取得部と、
    前記第3データ取得部によって読み出されたデータのチェックサム値を演算する第3演算処理を実行する第3演算処理部と、
    前記第3演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する第3判定処理を実行する第3判定部と、
    前記第3判定部による判定結果を第3判定結果として前記異常記憶部に記憶させる第3判定結果記録処理を実行する第3判定結果記録部とを備え、
    前記第1データ取得部は、前記第3判定結果記録処理が実行された後に、前記第1データ取得処理における前記書込用データとして前記新たな書込用データを受信し、
    前記第1乃至第3判定結果記録処理が実行された後に、前記異常記憶部に記憶されている前記第1乃至第3判定結果の全てが、判定対象のチェックサム値と前記設定値とが一致することを示すときは、所定のエラー処理を行わず、前記異常記憶部に記憶されている前記第1乃至第3判定結果のうちの少なくとも一つが、判定対象のチェックサム値と前記設定値とが一致しないことを示すときは、前記エラー処理を行う異常判定部を更に備えるデータ書込回路。
  2. 前記不揮発性記憶部に既に記憶されているデータを確認するデータ確認処理を実行するか否かを決定する処理決定部と、
    前記処理決定部によって前記データ確認処理を実行すると決定されたとき、前記不揮発性記憶部に記憶されているデータを読み出す初期データ取得部と、
    前記初期データ取得部によって読み出されたデータのチェックサム値を演算する初期演算処理を実行する初期演算処理部と、
    前記初期演算処理部によって演算されたチェックサム値と前記設定値とが一致するか否かを判定する初期判定処理を実行する初期判定部と、
    前記初期判定部による判定結果を初期判定結果として前記異常記憶部に記憶させる初期判定結果記録処理を実行する初期判定結果記録部とを備える請求項1記載のデータ書込回路。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ書込回路と、
    用紙に画像を形成する画像形成部とを備え、
    前記書込用データは、前記画像形成部の動作を制御するためのプログラムを含む画像形成装置。
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