JP5920737B2 - ストリーミングコンテンツの受信機およびそのメニュー表示方法 - Google Patents
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Description
この動画配信サービスは、インターネットに接続されたサーバ上にストリーミングコンテンツ(動画コンテンツ)を格納し、各ユーザの要求に応じて当該ストリーミングコンテンツを送信するものである。現在の動画配信サービスは、コンピュータからマウスやキーボードなどの入力手段を用いてストリーミングコンテンツを検索し、当該ストリーミングコンテンツをコンピュータのモニタ上に表示することが前提となっている。
YouTube(登録商標)などの動画配信サービスは、時々刻々と新しいコンテンツがアップロードされる。動画配信サービスにアップロードされた多くのストリーミングコンテンツの中から、ユーザが見たい嗜好コンテンツを検索して閲覧するのは、煩雑な操作となりやすい。また、類似したコンテンツが多く見つかった場合は、その中から、見たいと思うコンテンツを選択するのは、困難であった。
更にストリーミングコンテンツを受信する受信機は、再生中の動画を常に表示することが望ましいが、各種メニュー表示によって、その下層に再生されている動画の視聴を妨げられるおそれがある。
そこで、本発明は、ネットワークを介してストリーミングコンテンツを受信する受信機において、動画と共に各種メニューを好適に表示することを課題とする。
すなわち、本発明では、ネットワークを介してストリーミングコンテンツを受信する受信機であって、ネットワークを介してデータを送受信する通信部と、前記通信部によって、チャンネルに対応した当該ストリーミングコンテンツのメタ情報を受信するメタ情報受信部と、前記チャンネルごとに当該ストリーミングコンテンツのインデックスを縦横方向に配列させたチャンネルリストを表示し、当該インデックス上にそれぞれ前記メタ情報を表示するチャンネルリスト表示部と、操作部の上下左右の方向操作子により、上下左右いずれかの方向に移動する操作要素で当該インデックスを指し示し、指し示した当該インデックスを、前記操作部の決定操作子によって決定するコンテンツ決定部と、前記コンテンツ決定部によって決定された当該インデックスに係る当該ストリーミングコンテンツを、前記通信部によって受信するコンテンツ受信部と、当該ストリーミングコンテンツを動画として再生するコンテンツ再生部と、を備えており、前記チャンネルリスト表示部は、前記コンテンツ再生部による動画再生中において前記方向操作子が押されたならば、押された当該方向操作子の位置に対応する表示位置に一行または一列のインデックスを表示したのち、全ての当該インデックスのうち1つを前記操作要素によって指し示し、前記方向操作子が当該インデックスの配列方向とは垂直の方向に操作された場合、前記操作要素が指し示す当該インデックスが含まれている当該チャンネルリストの表示を前記方向操作子の操作方向に伸ばして一列または一行だけスクロールし、かつ他のチャンネルリストの表示をスクロールせず、前記コンテンツ再生部は、前記インデックスの下層に再生中の動画を表示する、ことを特徴とするストリーミングコンテンツの受信機とした。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、本実施形態に於ける受信機を示す概略の構成図である。
受信機10は、処理部11と、通信部20と、リモコン受信部21と、記憶部22と、不揮発性記憶部23と、画像表示部24と、外部インタフェース25とを備えている。受信機10は、ネットワーク100を介してストリーミングコンテンツを受信するものである。受信機10は、リモコン30が送信する操作情報を、リモコン受信部21によって受信し、当該操作情報に基いて動作する。
受信機10の通信部20は、ネットワーク100であるインターネットを介して動画サーバ「A」200A、動画サーバ「B」200B、および、番組情報サーバ「A」300Aに接続されている。以下、動画サーバ「A」200A、動画サーバ「B」200Bを区別しないときには、単に動画サーバ200と記載する。
なお、以下で、ストリーミングコンテンツのことを、単に「コンテンツ」と記載している場合がある。
通信部20は、例えば、ネットワークインタフェースであり、ネットワーク100(インターネット)に接続されている他の機器やサーバとの間で、相互にデータを通信するものである。
記憶部22は、例えば、RAMなどであり、一時的にデータなどを格納するものである。
画像表示部24は、処理部11の指示に応じて、画像データを生成して、外部表示装置であるテレビ50に画像信号を出力するものである。
ここで、チャンネルとは、検索情報によって集められた(検索された)ストリーミングコンテンツの集合のことをいう。チャンネルは、例えば、タイトルとキーワードによって検索されたストリーミングコンテンツ、投稿者によって検索されたストリーミングコンテンツ、または、所定のストリーミングコンテンツと関連付けられているストリーミングコンテンツである。これらの検索情報は、例えばタイトルとキーワードの組合せ、投稿者などであり、予め当該受信機10の不揮発性記憶部23に登録されている。
コンテンツ受信部17は、ストリーミングコンテンツを通信部20によって受信するものである。
コンテンツ再生部18は、受信したストリーミングコンテンツを再生するものである。
リモコン30は上部に、電源キー31と、上キー32Uと、下キー32Dと、左キー32Lと、右キー32Rとを備えている。以下、上キー32Uと、下キー32Dと、左キー32Lと、右キー32Rとを総称して、上下左右キー32と記載している場合がある。更に図面に於いて、上キー32Uを上矢印、下キー32Dを下矢印、左キー32Lを左矢印、右キー32Rを右矢印で示している場合がある。
更に、リモコン30は、投稿者キー33aと、関連動画キー33bと、番組表キー33cと、戻るキー33dとを備えている。
投稿者キー33aは、投稿者動画リスト70c(図3)を画面に表示するキーである。
関連動画キー33bは、関連動画リスト70d(図3)を画面に表示するキーである。
番組表キー33cは、番組表70a(図3)を画面に表示するキーである。
戻るキー33dは、現在表示している画面に遷移する1つ前の画面に戻るキーである。
表示順キー34aは、チャンネルリスト71(図3)に於けるストリーミングコンテンツの表示順番を切りかえるキーである。
メニューキー34bは、メインメニューの表示(不図示)に遷移するキーである。
情報キー34cは、現在再生中のストリーミングコンテンツのメタ情報を表示するキーである。
リストキー35aは、お気に入りメニュー80(図3)または保存コンテンツメニュー81(不図示)を画面に表示するキーである。
お気に入りキー35bは、現在再生中の動画を、お気に入りメニュー80(図3)に登録するものである。
コンテンツ保存キー35cは、現在再生中の動画を保存するものである。但し、保存されたコンテンツ再生中には、当該コンテンツ保存キー35cの操作は無効となる。
前チャンネルキー36aは、前のチャンネルを選択するものである。
後チャンネルキー36bは、後のチャンネルを選択するものである。
検索キー36cは、検索画面(不図示)に遷移するものである。
削除キー37aは、現在選択しているインデックス73を削除するものである。
選択キー37bは、現在指し示しているインデックス73を選択するものである。
ホームキー37cは、ホーム画面(不図示)であるメインメニューに遷移するものである。
2段目中央の画面90−1は、ストリーミングコンテンツ(動画)を再生している画面である。以下、図3は、リモコン30の上下左右キー32に対応して、これらの押下によって遷移する画面90−2〜90−4を配置している。
更に、リモコン30の左下方向に配置された番組表キー33cに対応して、図3の左下には、当該番組表キー33cの押下で遷移する画面90−6を配置している。リモコン30の左上方向に配置された投稿者キー33aに対応して、図3の左上には、当該投稿者キー33aの押下で遷移する画面90−7を配置している。リモコン30の右上方向に配置された関連動画キー33bに対応して、図3の右上には、当該関連動画キー33bで遷移する画面90−8を配置している。
1段目中央の画面90−2は、画面90−1に於いて、上キー32Uが押されたときに遷移する画面である。受信機10は、画面90−2上部に、お気に入りメニュー80を表示している。このように、受信機10は、画面90−2の上部にお気に入りメニュー80を1行だけ表示しているので、再生中のコンテンツの視聴を妨げることなくお気に入りメニュー80を選択可能である。更に、受信機10は、上キー32Uが押されたとき、画面上部にお気に入りメニュー80を表示する。操作キーの位置とメニュー表示位置とが対応しているので、ユーザが当該機能を覚えやすくなるという効果がある。
3段目の画面90−6は、画面90−1に於いて、番組表キー33cが押されたときに遷移する画面である。受信機10は、画面90−6に番組表70aを表示する。
ここで、投稿者動画リスト70cとは、再生中のコンテンツを動画サーバ200に投稿した(アップロードした)投稿者が、過去に当該動画サーバ200に投稿したコンテンツ(動画)のリストのことをいう。
ここで、関連動画リスト70dとは、動画サーバ200に於いて、再生中のコンテンツと予め関連付けられているコンテンツ(動画)のリストのことをいう。
図4(a)は、番組表70aの全体の構成を示す図である。
番組表70aは、チャンネルリスト71a−1〜71a−4を有している。
チャンネルリスト71a−1は、チャンネル番号「ch1」が付与されており、ニュースに関するコンテンツを含んでいるので、チャンネルの属性は「ニュース」である。
チャンネルリスト71a−2は、チャンネル番号「ch2」が付与されており、チャンネルの属性は「スポーツ」である。
チャンネルリスト71a−3は、チャンネル番号「ch3」が付与されており、チャンネルの属性は「音楽」である。
チャンネルリスト71a−4は、チャンネル番号「ch4」が付与されており、チャンネルの属性は「ドラマ」である。
以下、番組表70aの各チャンネルリスト71a−1〜71a−4を特に区別しないときには、単にチャンネルリスト71aという。
各チャンネルリスト71aは、タイトル72と、縦方向に配列した6個のインデックス73と、チャンネルリストガイド76とを備えている。
インデックス73は、それぞれ対応するコンテンツのメタ情報を表示するものである。
チャンネルリストガイド76は、チャンネルリスト71全体に於ける、表示中の6個のインデックス73の相対的な位置を示すものである。本実施形態に於いて、チャンネルリスト71が含んでいるストリーミングコンテンツ全体が、このチャンネルリスト71の右側の縦長の長方形で表示されている。この表示中の6個のインデックス73が指し示すストリーミングコンテンツが、このチャンネルリスト71の右側の縦長の長方形に於ける斜線部分として表示されている。
インデックス73は、サムネイル73aと、タイトル表示73b−1と、投稿者表示73b−2と、再生時間表示73b−3と、再生回数表示73b−4と、評価表示73b−5とを備えている。更に、下から2番目に表示されているインデックス73には、操作要素を示すフォーカス77が付与され、枠線が太く強調表示されている。更に、フォーカス77が付与されているインデックス73の枠線の色は、他のインデックス73の枠線の色とは相違している。フォーカス77が付与されているインデックス73のタイトル表示73b−1は、タイトル文字が常に横方向にスクロールして表示されている。以下、タイトル表示73b−1、投稿者表示73b−2、再生時間表示73b−3、再生回数表示73b−4、評価表示73b−5などに代表されるテキストのメタ情報の表示部を、テキスト表示73bという。
更に、当該チャンネルリスト71aに於いて、未だ読み取っていないコンテンツがあれば、当該チャンネルリスト71aの末尾に読込指示インデックス74を表示し、全てのコンテンツを読み取ったならば、当該チャンネルリスト71aの末尾に読込指示インデックス74を表示しない。これにより、当該チャンネルリスト71aを全て読込んだか否かを、読込指示インデックス74によって示すことができる。
チャンネル設定60は、チャンネル0からチャンネル4までの設定項目を有している。
チャンネル0の設定項目は、番組情報サーバ設定61を有している。番組情報サーバ設定61は、番組情報サーバ300のURLを設定する項目である。受信機10は、番組情報サーバ設定61に設定されたURLに基いて、チャンネル0に係るストリーミングコンテンツのURLを取得し、取得したURLに基いて、いずれかの動画サーバ200からストリーミングコンテンツのメタ情報や、ストリーミングコンテンツ本体を受信する。
チャンネル1〜4の設定項目は、それぞれ、動画サーバ設定62、チャンネルタイトル設定63、検索キーワード設定64を有している。
動画サーバ設定62は、動画サーバ200のURLを設定する項目である。
チャンネルタイトル設定63は、ストリーミングコンテンツのタイトル情報の検索情報を設定する項目である。
検索キーワード設定64は、ストリーミングコンテンツのキーワード情報の検索情報を設定する項目である。受信機10は、ストリーミングコンテンツのタイトル情報とキーワード情報とに基いて、動画サーバ200上のストリーミングコンテンツを検索し、ユーザの意図するチャンネルを構成するストリーミングコンテンツの集合を得ることができる。
更に受信機10は、リモコン30のキー入力によって、各設定項目に過去に入力した履歴を当該各項目に再表示し、決定キー32aの押下により、再表示した文字列を各設定項目に決定することができる。これにより、受信機10は、リモコン30のキー入力によって、過去に入力した文字列を容易に再利用することができる。
受信機10は、動画サーバ設定62に設定されたURLに対して、チャンネルタイトル設定63の情報を含むタイトル情報を有し、かつ、検索キーワード設定64に設定された情報を含むキーワード情報を有するストリーミングコンテンツを検索し、当該チャンネルのストリーミングコンテンツとする。これにより、受信機10は、複数の動画検索サービスを、それぞれチャンネルに登録してストリーミングコンテンツを再生することができる。
図6は、本実施形態に於ける受信機の起動後の状態遷移図である。
受信機10は、AC電源が接続されると、モードM10に遷移する。
モードM10に遷移したのち、受信機10は、モードM11に遷移する。
モードM11に於いて、受信機10は、起動処理を行ったのちにモードM12に遷移する。
モードM12に於いて、受信機10は、接続されているテレビ50の画面上に、スプラッシュスクリーンを所定時間に亘って表示する。受信機10は、所定時間が経過すると、動画モードM14に遷移する。
メインメニューM13に於いて、受信機10は、画面上に「動画モード」項目と「STB設定モード」項目の2つの設定メニュー項目を表示し、メインループL13に遷移する。なお、STBとは「Set Top Box」の略称である。
メインループL13に於いて、受信機10は、右キー32Rと左キー32Lとによって設定メニュー項目を選択する。
動画モードM14は、受信機10の起動後の状態遷移に於いて選択されるモードである。以下、モードM20〜M38は、全て動画モードM14に含まれている。
動画モードM14のモードM20に於いて、受信機10は、不揮発性記憶部23にレジューム情報が格納されているか否かを判断する。受信機10は、レジューム情報が格納されていたならば(あり)、モードM25に遷移し、レジューム情報が格納されていなかったならば(なし)、モードM21に遷移する。
モードM22に於いて、受信機10は、現在のチャンネルをチャンネル0に設定し、モードM24に遷移する。
モードM23に於いて、受信機10は、現在のチャンネルをデフォルトチャンネルに設定し、モードM24に遷移する。
モードM25に於いて、受信機10は、現在のチャンネルをレジューム情報に格納されていた保存コンテンツ列71fに設定し、モードM26に遷移する。
モードM26に於いて、受信機10は、現在の動画をレジューム情報に基いて設定し、コンテンツ視聴モードM27に遷移する。
コンテンツ視聴モードM27に於いて、受信機10は、現在の動画を再生しつつ、イベントループL27の入力待ちとなる。このとき、受信機10は、各キーに応じて以下の動作を行う。
下キー32Dが押されると、受信機10は、チャンネルメニューモードM29に遷移する。このチャンネルメニューモードM29は、後記する図10で詳細に説明する。
番組表キー33cが押されると、受信機10は、番組表モードM30に遷移する。この番組表モードM30は、後記する図11で詳細に説明する。
情報キー34cが押されると、受信機10は、OSD(On Screen Display)表示モードM31に遷移する。
左キー32Lまたは右キー32Rが押されると、受信機10は、トリックプレイモードM32に遷移する。
前チャンネルキー36aまたは後チャンネルキー36bが押されると、受信機10は、動画変更モードM33に遷移する。
投稿者キー33aが押されると、受信機10は、投稿者動画リストモードM37に遷移する。投稿者動画リストモードM37は、後記する図13で詳細に説明する。
関連動画キー33bが押されると、受信機10は、関連動画リストモードM38に遷移する。関連動画リストモードM38は、後記する図12で詳細に説明する。
コンテンツ視聴モードM27は、図7のイベントループL27から遷移するモードである。以下、モードM40〜M55は、全て当該コンテンツ視聴モードM27に含まれている。
状態L40に於いて、受信機10は、モードM42に遷移して、ストレージ40が接続されていか否かをチェックする。
モードM44に於いて、受信機10は、ストレージ40に格納され、保存されたコンテンツである現在の動画を再生し、状態L44に遷移する。
モードM46に於いて、受信機10は、エラーを通知すると、再度モードM45に戻る。
モードM50に於いて、受信機10は、自動コンテンツ保存処理を実行する。すなわち、受信機10は、再生しているストリーミングコンテンツを、逐次ストレージ40にコンテンツを保存する。
モードM53に於いて、受信機10は、再生失敗の旨をエラー通知して状態L52に遷移する。
モードM55に於いて、受信機10は、現在の動画に、現在のチャンネルの先頭コンテンツを設定し、状態L54に遷移する。
状態L54に遷移したのち、受信機10は、状態L40に戻る。コンテンツ視聴モードM27に於いて、受信機10は、モードM40〜M55の処理を繰り返す。
サービスメニューモードM28は、イベントループL27(図7)に於いて、ホームキー37cを押したときに遷移するモードである。以下、モードM60〜M71は、全てサービスメニューモードM28に含まれている。
モードM61に於いて、受信機10は、左キー32Lと右キー32Rとによって、いずれかの設定メニュー項目を選択する。
動画モード設定モードM63に遷移すると、受信機10は、動画に関する設定画面(不図示)を表示し、戻るキー33dが押されたならば、再びモードM61に戻る。
レジューム設定モードM68に遷移すると、受信機10は、モードM69に於いて、レジュームONまたはレジュームOFFが設定されたか否かを判断する。
チャンネルメニューモードM29は、イベントループL27(図7)に於いて、下キー32Dを押したときに遷移するモードである。以下のモードM80〜M98は、全てチャンネルメニューモードM29に含まれている。
モードM84に於いて、受信機10は、リモコン30のキーのいずれかが押下されたことを検知すると、モードM80に遷移して、チャンネルメニュー70bを再表示する。
番組表モードM30は、イベントループL27(図7)に於いて、番組表キー33cを押したときに遷移するモードである。以下のモードM80a〜M98は、全て番組表モードM30に含まれている。
モードM80aに於いて、受信機10は、番組表70aの表示と更新とを行う。
モードM89aに於いて、受信機10は、フォーカス77が画面外の場合には、フォーカス77が指し示すインデックス73が画面に収まるようにチャンネルリスト71を上下にスクロールする。モードM89aの処理が終了すると、受信機10は、モードM80aに戻る。
モードM80bに於いて、受信機10は、関連動画リスト70dの表示と更新とを行う。
モードM89aに於いて、受信機10は、フォーカス77が画面外の場合には、フォーカス77が指し示すインデックス73が画面に収まるようにチャンネルリスト71を上下にスクロールする。モードM89aの処理が終了すると、受信機10は、モードM80aに戻る。
モードM80cに於いて、受信機10は、投稿者動画リスト70cの表示と更新とを行う。
モードM89aに於いて、受信機10は、フォーカス77が画面外の場合には、チャンネルリスト71を上下にスクロールし、モードM80cに戻る。
図14(a)は、番組表70aの最初の表示を示している。各インデックス73は、それぞれ縦方向に配列してチャンネルリスト71a−1〜71a−4を構成している。全てのインデックス73には、テキスト表示73bに、テキストのメタ情報が表示されている。しかし、いずれのインデックス73にも、未だサムネイル画像が表示されていない。
処理を開始すると、受信機10のメタ情報受信部12は、ステップS10〜S16の処理を、番組表70aの全チャンネルについて繰返す。
ステップS11に於いて、メタ情報受信部12は、当該チャンネルのURLのダウンロード元は、番組情報サーバ300であるか否かを判断する。メタ情報受信部12は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS14の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS12の処理を行う。
ステップS14に於いて、メタ情報受信部12は、当該番組情報サーバ300のチャンネル0から20件のコンテンツのURL情報を受信する。
ステップS20〜S40の処理の主体は、受信機10のチャンネルリスト表示部15である。
ステップS21に於いて、チャンネルリスト表示部15は、表示中の全てのインデックス73上にそれぞれテキスト情報を表示する。
ステップS31に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該インデックス73に係るサムネイル情報(メタ情報)を受信する。
ステップS32に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該インデックス73上に、受信したサムネイル情報を表示する。
ステップS40に於いて、チャンネルリスト表示部15は、フォーカスしているインデックス73のタイトル文字を横にスクロールする。
ステップS40の処理とステップS30〜S33の処理とが終了したならば、チャンネルリスト表示部15は、図15の表示処理を終了する。
この表示処理により、図14に示す番組表70aの表示操作を実現することができる。
図16(a)は、10列の番組表70aにサムネイル画像が読み込まれ始めたときの表示を示している。左端の3個のインデックス73のみにサムネイル73aが表示されている。以下、矢印が示す順番で、各インデックス73にサムネイル73aが表示される。
図17(a)は、イベントループL27で下キー32Dを押下したときに表示される初期画面である。
画面下部には、チャンネルメニュー70bが表示されている。チャンネルメニュー70bは、チャンネルリスト71b−1,71b−2,…を含んでいる。以下、各チャンネルリスト71b−1,71b−2,…を特に区別しないときには、単にチャンネルリスト71bと記載する。このチャンネルメニュー70bの下層には、再生中の動画が常に表示されている。各チャンネルリスト71bは、すべて1行で表示されている。これにより、ユーザが、このチャンネルメニュー70bの下層に再生されている動画の視聴を妨げられることが少なくなる。各チャンネルリスト71bは、それぞれインデックス73を含んでいる。チャンネルリスト71b−1のインデックス73には、フォーカス77が付与されている。
チャンネルリスト71b−1に於いて、インデックス73が2行に亘って表示される。図17(a)で表示されていたインデックス73は上の行に移動し、新たなインデックス73が下の行に表示される。このとき、下の行に表示されているインデックス73に、フォーカス77が付与される。
チャンネルリスト71b−1に於いて、インデックス73が3行に亘って表示される。図17(a)で表示されていたインデックス73は最初の行に移動し、図17(b)で新たに表示されたインデックス73は2番目の行に移動し、新たなインデックス73が3番目の行に表示される。このとき、フォーカス77は3番目の行に表示されているインデックス73に付与される。このように、チャンネルリスト71b−1のみがスクロールするので、チャンネルリスト71b−1の下層に再生されている動画の視聴を妨げることが少なくなると共に、画面更新の時間を少なくすることができる。
フォーカス77は、チャンネルリスト71b−2のインデックス73に付与される。チャンネルリスト71b−1は、インデックス73が1行の表示となる。これにより、チャンネルリスト71b−1の下層に再生されている動画の視聴を妨げることが少なくなる。
図18(a)は、コンテンツAの再生画面にて関連動画キー33bを押下した際に遷移する関連動画リスト70dの画面である。
画面右部には、コンテンツAに関連する動画リストである関連動画リスト列71d−1が表示されている。以下、各関連動画リスト列71d−1,…を特に区別しないときには、単に関連動画リスト列71dと記載する。関連動画リスト列71d−1,…は、1列または複数列が画面に表示されて、関連動画リスト70dを構成する。関連動画リスト70dの下層には、再生中の動画が常に表示されている。初期状態に於いて、関連動画リスト70dは、すべて一列で表示されている。これにより、この関連動画リスト70dの下層に再生されている動画の視聴を妨げることが少なくなる。関連動画リスト列71dは、チャンネルリスト71aなどに対応する概念である。
フォーカス77は、関連動画リスト列71d−1の2行目のインデックス73に付与される。それ以外の構成は、図18(a)の画面と同様である。
画面には、関連動画リスト70dを構成する関連動画リスト列71d−1,71d−2が表示されている。関連動画リスト70dの下層には、再生中のコンテンツA(動画)が常に表示されている。
画面には、関連動画リスト70dの関連動画リスト列71d−1,71d−3が表示されている。関連動画リスト70dの下層には、再生中のコンテンツA(動画)が常に表示されている。
処理を開始すると、ステップS50に於いて、受信機10のメタ情報受信部12は、画面にインデックス73を表示中であるか否かを判断する。メタ情報受信部12は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS51の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS52の処理を行う。
ステップS52に於いて、メタ情報受信部12は、再生中のコンテンツの20件の関連動画のURL情報を動画サーバ200から取得する。
ステップS60に於いて、受信機10のチャンネルリスト表示部15は、画面にインデックス73を表示中であるか否かを判断する。チャンネルリスト表示部15は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS61の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS62の処理を行う。
ステップS61に於いて、チャンネルリスト表示部15は、表示中のインデックス73を、全て左側に1列移動する。
ステップS62に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該関連動画リスト70dに係る関連動画リスト列71dを、画面の右端に表示する。
ステップS63に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該関連動画リスト列71dの、全てのインデックス73上にそれぞれテキスト情報を表示する。
チャンネルリスト表示部15は、ステップS70〜S73の処理と、ステップS80の処理とを並行処理する。
ステップS70〜S73に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該関連動画リスト列71dの全インデックス73で処理を繰り返す。
ステップS71に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該インデックス73に係るサムネイル情報(メタ情報)を受信する。
ステップS72に於いて、チャンネルリスト表示部15は、当該インデックス73上に、受信したサムネイル情報を表示する。
ステップS80に於いて、チャンネルリスト表示部15は、フォーカスしているインデックス73のタイトル文字を横にスクロールする。
ステップS80の処理とステップS70〜S73の処理とが終了したならば、チャンネルリスト表示部15は、図19の表示処理を終了する。
以上説明した本実施形態では、次の(A)〜(S)のような効果がある。
(P) 受信機10のチャンネルリスト表示部15は、枠の太さを変えることによって、フォーカスしているインデックス73を目立たせることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
11 処理部
12 メタ情報受信部
13 テキスト情報受信部
14 サムネイル情報受信部
15 チャンネルリスト表示部
16 コンテンツ決定部
17 コンテンツ受信部
18 コンテンツ再生部
20 通信部
21 リモコン受信部
22 記憶部
24 画像表示部
30 リモコン(操作部)
32a 決定キー(決定操作子)
32 上下左右キー(方向操作子)
40 ストレージ
50 テレビ
70a 番組表
70b チャンネルメニュー
70c 投稿者動画リスト
70d 関連動画リスト
71,71a,71b チャンネルリスト
71d 関連動画リスト列
72 タイトル
73 インデックス
73a サムネイル
73b テキスト表示
74 読込指示インデックス
76 チャンネルリストガイド
77 フォーカス
80 お気に入りメニュー
81 保存コンテンツメニュー
100 ネットワーク
200 動画サーバ
300 番組情報サーバ
Claims (6)
- ネットワークを介してストリーミングコンテンツを受信する受信機であって、
ネットワークを介してデータを送受信する通信部と、
前記通信部によって、チャンネルに対応した当該ストリーミングコンテンツのメタ情報を受信するメタ情報受信部と、
前記チャンネルごとに当該ストリーミングコンテンツのインデックスを縦横方向に配列させたチャンネルリストを表示し、当該インデックス上にそれぞれ前記メタ情報を表示するチャンネルリスト表示部と、
操作部の上下左右の方向操作子により、上下左右いずれかの方向に移動する操作要素で当該インデックスを指し示し、指し示した当該インデックスを、前記操作部の決定操作子によって決定するコンテンツ決定部と、
前記コンテンツ決定部によって決定された当該インデックスに係る当該ストリーミングコンテンツを、前記通信部によって受信するコンテンツ受信部と、
当該ストリーミングコンテンツを動画として再生するコンテンツ再生部と、
を備えており、
前記チャンネルリスト表示部は、前記コンテンツ再生部による動画再生中において前記方向操作子が押されたならば、押された当該方向操作子の位置に対応する表示位置に一行または一列のインデックスを表示したのち、全ての当該インデックスのうち1つを前記操作要素によって指し示し、前記方向操作子が当該インデックスの配列方向とは垂直の方向に操作された場合、前記操作要素が指し示す当該インデックスが含まれている当該チャンネルリストの表示を前記方向操作子の操作方向に伸ばして一列または一行だけスクロールし、かつ他のチャンネルリストの表示をスクロールせず、
前記コンテンツ再生部は、前記インデックスの下層に再生中の動画を表示する、
ことを特徴とするストリーミングコンテンツの受信機。 - 前記チャンネルリスト表示部は、前記操作要素が指し示す当該インデックスが含まれている当該チャンネルリストの表示を前記方向操作子の操作方向に伸ばして一列または一行だけスクロールしているときに前記方向操作子が当該インデックスの配列方向と平行な方向に操作されたならば、前記操作要素の操作方向に伸ばしてスクロールした当該チャンネルリストを縮めて一行または一列の前記インデックスを再び表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のストリーミングコンテンツの受信機。 - 前記チャンネルリスト表示部は更に、全ての当該インデックスのうち1つを前記操作要素によって指し示し、前記操作要素が指し示す当該インデックス上に、所定種類のメタ情報を表示すると共に、前記操作要素が指し示す以外の他のインデックス上には前記所定種類のメタ情報を表示せず、
前記コンテンツ再生部は、前記インデックスの下層に再生中の動画を表示する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストリーミングコンテンツの受信機。 - 前記チャンネルリスト表示部は更に、全ての当該インデックスのうち1つを前記操作要素によって指し示し、前記操作要素が指し示す当該インデックス上に表示されている当該メタ情報のいずれかをスクロール表示すると共に、前記操作要素が指し示す以外の他のインデックス上のいずれの当該メタ情報もスクロール表示せず、
前記コンテンツ再生部は、前記インデックスの下層に再生中の動画を表示する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストリーミングコンテンツの受信機。 - 前記チャンネルリスト表示部は、
当該ストリーミングコンテンツの前記チャンネルリストの末尾に読込指示インデックスを表示し、
前記コンテンツ決定部によって当該読込指示インデックスが決定されたとき、前記メタ情報受信部は、当該読込指示インデックスに係る当該チャンネルに対応した当該ストリーミングコンテンツの当該メタ情報を受信する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストリーミングコンテンツの受信機。 - ネットワークを介してデータを送受信する通信部と、
前記通信部によって、チャンネルに対応したストリーミングコンテンツのメタ情報を受信するメタ情報受信部と、
前記チャンネルごとに当該ストリーミングコンテンツのインデックスを縦横方向に配列させたチャンネルリストを表示し、当該インデックス上にそれぞれ前記メタ情報を表示するチャンネルリスト表示部と、
操作部の上下左右の方向操作子により、上下左右いずれかの方向に移動する操作要素で当該インデックスを指し示し、指し示した当該インデックスを、前記操作部の決定操作子によって決定するコンテンツ決定部と、
前記コンテンツ決定部によって決定された当該インデックスに係る当該ストリーミングコンテンツを、前記通信部によって受信するコンテンツ受信部と、
当該ストリーミングコンテンツを動画として再生するコンテンツ再生部と、
を備えたストリーミングコンテンツの受信機のメニュー表示方法であって、
前記コンテンツ再生部は、ストリーミングコンテンツを動画再生し、
前記チャンネルリスト表示部は、動画再生中において前記方向操作子が押されたならば、押された当該方向操作子の位置に対応する表示位置に一行または一列のインデックスを表示したのち、全ての当該インデックスのうち1つを前記操作要素によって指し示し、前記方向操作子が当該インデックスの配列方向とは垂直の方向に操作された場合、前記操作要素が指し示す当該インデックスが含まれている当該チャンネルリストの表示を前記方向操作子の操作方向に伸ばして一列または一行だけスクロールし、かつ他のチャンネルリストの表示をスクロールせず、
前記コンテンツ再生部は、前記インデックスの下層に再生中の動画を表示する、
ことを特徴とするストリーミングコンテンツの受信機のメニュー表示方法。
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