JP5920088B2 - 電流検出回路及び電流検出回路を用いた超音波診断装置 - Google Patents

電流検出回路及び電流検出回路を用いた超音波診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、医療分野に用いられる超音波プローブの送信パワーを管理するための電流検出回路及び電流検出回路を用いた超音波診断装置に関する。
超音波診断装置において、超音波プローブは内蔵するアレイ振動素子(振動素子群)に0Vから100V以上の広範囲、高電圧の送信用駆動信号を印加することで超音波ビームを出力し、電子走査を行う。この振動素子群における電気音響変換の際に電力損失は熱として出力される。つまり、振動素子群が発熱し、その熱は超音波プローブの各部分へ伝道され超音波プローブ表面も熱くなる。超音波プローブは生体に直接接触させるため、生体に対する安全性の観点から超音波プローブの温度管理が非常に重要であり、超音波プローブの温度管理をするために、例えば超音波プローブへ超音波パルスを送信する送信部電源に流れる電流を検出し、その電流の大きさから超音波プローブの発熱度合いを感知する方法等が知られている。
また、従来の電流を検出するための電流検出回路として、図5に示すようにコンパレータ13をVccによって駆動し、抵抗11に流れる電流を測定する方法が知られている。コンパレータ13は入力される非反転入力Vrefと反転入力Vsnsとを比較して、その比較結果をプリドライバ14に出力する。プリドライバ14はトランジスタ15を駆動しており、抵抗16にはトランジスタ15、抵抗11を介して電圧VBが供給され、抵抗16は接地されている。また、様々な電圧値VBに対応して電流を検出するためにレベルシフト回路12を備え、コンパレータ13の入力端子電圧を定電流回路20でレベルシフトさせ、電圧VBが5V系、12V系などの異なる場合でもVB電圧依存をキャンセルし同一回路で電流を検出できる方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−117947号公報
上述のごとく超音波プローブには例えば0Vから100V以上の広範囲で変化する高周波信号が供給されるようになっているが、従来の検出回路では、印加される電圧が0Vの場合にコンパレータ13の非反転入力と反転入力がともに0Vとなり電流検出をすることができない。
このため、超音波プローブの異常な温度上昇が発生する危険性があり、より安全性を高めることが求められている。
そこで本発明は、安全性を高めることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、送信部電源が接続される送信部電源側端子と、送信部電源側端子に接続されるフローティング電源と、フローティング電源に接続される定電流源と、フローティング電源に電源端子が接続されるオペアンプと、送信部電源側端子とオペアンプの第1の入力端子の間に接続される第1の抵抗と、送信部電源側端子とオペアンプの第2の入力端子の間に接続される検出抵抗と、第1の抵抗と第1の入力端子とオペアンプの出力端子に接続される可変電流源と、可変電流源に接続される出力電流電圧変換部とを備え、定電流源と出力電流電圧変換部は0V以外であって送信部電源と逆の極性をもつ電源に接続されている構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、送信部電源と、送信部電源に接続されるフローティング電源と、フローティング電源に接続される定電流源と、フローティング電源に電源端子が接続されるオペアンプと、送信部電源とオペアンプの第1の入力端子の間に接続される第1の抵抗と、送信部電源とオペアンプの第2の入力端子の間に接続される検出抵抗と、第1の抵抗と第1の入力端子とオペアンプの出力端子に接続される可変電流源と、可変電流源に接続される出力電流電圧変換部とを備え、定電流源と出力電流電圧変換部は0V以外であって送信部電源と逆の極性をもつ電源に接続されている構成としたものであるので、安全性を高めることができる。すなわち、本発明においては超音波プローブに供給する高周波信号が0Vのときでも電流検出が可能となり、その結果として安全性を高めることができるのである。
本発明の実施の形態における電流検出回路を備えた超音波診断装置の構成図 本発明の実施の形態1における電流検出回路の回路図 本発明の実施の形態2における電流検出回路の回路図 本発明の実施の形態3における電流検出回路の回路図 従来の電流検出回路の回路図
以下に、本発明の電流検出回路の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における電流検出回路を備えた超音波診断装置の構成図を示す。
図1に示す超音波診断装置本体180内には、送受信部120、電源部130、信号処理部140、電流検出回路150、制御部160、測定データ保存用メモリ170が備えられている。そして送受信部120には超音波プローブ110が接続され、信号処理部140には表示部190が接続されている。
送受信部120は、超音波の送信信号を超音波プローブ110に出力する送信部122、被検体から返ってくるエコー信号を受信する受信部121を備えている。また、送信部122は送信部電源131と接続されている。送信部電源131は送信部電源電圧制御部135に接続され、送信部電源電圧制御部135によって送信部電源131の電圧値を制御し、超音波プローブ110に送信するパルスの振幅を任意の振幅に設定する。送信部電源電圧制御部135はユーザー操作部185によって操作される。
電源部130は、前述のとおり、送信部122に電圧を供給する送信部電源131を備えているほか、超音波診断装置本体180内部品、超音波プローブ110、表示部190が機能するための電源である。
信号処理部140は受信部121から得られる信号から、診断用画像を生成し、表示部190に出力して診断用画像を表示する。
制御部160は、システム全体の制御をおこなう。
電流検出回路150は、超音波プローブ110への送信パルス生成を行う送信部122の電源である送信部電源131に接続され、送信部電源131に流れる電流を測定する。
以下に、この電流検出回路150の詳細について図面とともに説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における電流検出回路150の回路図を示す。
送信部電源131からの電圧供給端子である送信部電源側端子201には送信部電源131によって得られるDC電圧が供給されており、送信部122への電圧供給端子である送信部側端子202は、検出抵抗232を介して送信部電源131に接続されており、電流検出回路150は、この検出抵抗232に流れる電流Iを測定するための回路である。
つまり超音波プローブ110への送信パルスを生成する送信部122の過電流、すなわち超音波プローブ110の温度上昇の要因を検出することによって安全性を高めようとしているのである。
本実施の形態では、送信パルス電圧の振幅をユーザーが任意に広範囲で設定可能とするために、送信部電源側端子201の電圧Vは0Vから100V以上の広い範囲で変動する。
このような送信部電源側端子201には検出電流電圧変換部230とフローティング電源210が接続されている。
このうち、検出電流電圧変換部230は抵抗231、検出抵抗232、抵抗(抵抗値R2)233、オペアンプ234を備えている。
送信部電源側端子201は検出抵抗232に接続され、検出抵抗232と接続される送信部側端子202の電圧が、送信部122の電源電圧として送信部122の送信パルス振幅を決定し、送信部で生成された0Vから100V以上の送信用駆動信号が超音波プローブ110に送信される。検出抵抗232の一端は抵抗231を介してオペアンプ234の反転入力Vrefに接続され、もう一端は抵抗233を介してオペアンプ234の非反転入力Vinに接続される。
抵抗231は可変電流源240にも接続されており、反転入力Vrefは抵抗231と可変電流源240の間に接続されている。また、オペアンプ234の出力Vdは可変電流源240に接続されている。
可変電流源240は出力電流電圧変換部250に接続され、この出力電流電圧変換部250は送信部電源側端子201に供給されている電圧と逆の極性をもつ電源260に接続される。本実施の形態では、電源260は負の電圧−Vmを供給する構成となっている。
なお、出力電流電圧変換部250はADコンバーター(不図示)に接続され、この出力電流電圧変換部250の電圧を観測することによって回路に流れる電流Iが異常値になっているか否かを判別する。
オペアンプ234の電源端子V+、V−はフローティング電源210に接続され、このフローティング電源210によって駆動される。
フローティング電源210は送信部電源側端子201と定電流源220に接続され、定
電流源220は送信部電源側端子201と逆の極性をもつ電源260に接続される。
フローティング電源210は、定電流源220で駆動され送信部電源側端子201の電圧Vを基準として検出電流電圧変換部230内のオペアンプ234に電源電圧Vfを供給する。
ここで、送信部電源側端子201に電圧Vがかかっているとき、電流Iに応じて抵抗値Rsの検出抵抗232の両端に検出電圧I・Rsが発生する。オペアンプ234の仮想接地により下記の式が成り立つ。
Figure 0005920088
このことからオペアンプ234の出力電圧Vdは可変電流源240に下記の式で決定される出力電流Ioが流れるようにVdを出力する。
なお、抵抗231の抵抗値をR1とする。
Figure 0005920088
Figure 0005920088
可変電流源240はVdにより駆動され、上記数3の式で決まるIoを流すよう制御されると同時に出力電流電圧変換部250の電圧を送信部電源側端子201の電圧Vとは分離する。
すなわち、可変電流源240により、出力電流電圧変換部250は、送信部電源側端子201の電圧Vが広い範囲で変化する場合でも、その変化の影響をうけることなく出力電流Ioに応じて負の電圧−Vmを基準に出力電圧を発生させるので送信部電源側端子201の電圧Vの電圧値の影響を受けずに検出電流Iが0Aから最大値までリニアに電流検出を行うことができる。
また、フローティング電源210は定電流源220を介して負の電圧−Vmをもつ電源260に接続されているため、送信部電源側端子201の電圧が0Vの場合であっても、正の電圧がかかっている場合であってもフローティング電源210が生成する電圧Vfが0Vとなることなく保持され、常にオペアンプ234を駆動することができる。
以上のように実施の形態1においては、定電流源220と出力電流電圧変換部250を出力基準電圧接続部である負の電源260に接続することにより、送信部電源側端子201の電圧Vが0Vの場合でも電流Iの検出を行うことができる。
また、実施の形態1ではフローティング電源210と可変電流源240を使用したことにより送信部電源側端子201の電圧Vが100V以上という高電圧の場合であっても検出電流電圧変換部230は電圧Vを基準にフローティング電圧Vfを生成するため、低耐圧の高精度なオペアンプ234を使用したまま回路構成を変更することなく高精度に電流計測を行うことができ、同一回路構成で0Vから100V以上の広い送信部電源電圧範囲に対して高精度に電流計測できる。
このため、超音波プローブ110に流れる電流を、送信部電源131の電圧が0Vから100V以上という広範囲であっても常に監視することができ、その結果として安全性を高めることができるのである。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における電流検出回路150の回路図を示す。
実施の形態2では、図1を用いて説明した本発明の実施の形態における電流検出回路150を備えた超音波診断装置の構成は実施の形態1と同様である。実施の形態2では、図3が図1の電流検出回路150の詳細を示しているが、送信部電源側端子301の電圧Vが負の値であり、出力基準電圧接続部360が正の電源である点で実施の形態1と異なる。
送信部電源131からの電圧供給端子である送信部電源側端子301には送信部電源131によって得られるDC電圧が供給されており、送信部122への電圧供給端子である送信部側端子302は、検出抵抗332を介して送信部電源131に接続されており、電流検出回路150は、この検出抵抗332に流れる電流Iを測定する。
つまり超音波プローブ110への送信パルスを生成する送信部122の過電流、すなわち超音波プローブ110の温度上昇の要因を検出することによって安全性を高めようとしているのである。
本実施の形態では、送信パルス電圧の振幅をユーザーが任意に広範囲で設定可能とするために、送信部電源側端子301の電圧Vは0Vから−100V以下の広い範囲で変動する。
このような送信部電源側端子301には検出電流電圧変換部330とフローティング電源310が接続されている。
このうち、検出電流電圧変換部330は抵抗331、検出抵抗332、抵抗333、オペアンプ334を備えている。
送信部電源側端子301は検出抵抗332に接続され、抵抗332と接続される送信部側端子302の電圧が、送信部122の電源電圧として送信部122の送信パルス振幅を決定し、送信部で生成された0Vから−100V以下の送信用駆動信号が超音波プローブ110に送信される。検出抵抗332の一端は抵抗331を介してオペアンプ334の非反転入力Vinに接続され、もう一端は抵抗(抵抗値R2)333を介してオペアンプ334の反転入力Vrefに接続される。
抵抗331は可変電流源340に接続されており、非反転入力Vinは抵抗331と可変電流源340の間に接続されている。また、オペアンプ334の出力Vdは可変電流源340に接続されている。
可変電流源340は出力電流電圧変換部350に接続され、この出力電流電圧変換部350は送信部電源側端子301に供給されている電圧と逆の極性をもつ電源360に接続される。本実施の形態では、電源360は正の電圧Vpを供給する構成となっている。
なお、出力電流電圧変換部350はADコンバーター(不図示)に接続され、この出力電流電圧変換部350の電圧を観測することによって回路に流れる電流Iが異常値になっているか否かを判別する。
オペアンプ334の電源端子V+、V−はフローティング電源310に接続され、このフローティング電源310によって駆動される。
フローティング電源310は送信部電源側端子301と定電流源320に接続され、定
電流源320は送信部電源側端子301と逆の極性をもつ電源360に接続される。
フローティング電源310は、定電流源320で駆動され送信部電源側端子301の電圧Vを基準として検出電流電圧変換部330内のオペアンプ334に電源電圧Vfを供給する。
ここで、送信部電源側端子301に電圧Vがかかっているとき、電流Iに応じて抵抗値Rsの検出抵抗332の両端に検出電圧I・Rsが発生する。オペアンプ334の仮想接地により前述の数1の式となることからオペアンプ334の出力電圧Vdは可変電流源340に前述の数2の式及び数3の式で決定される出力電流Ioが流れるようにVdを出力する。なお、抵抗331の抵抗値をR1とする。
可変電流源340はVdにより駆動され、前述の数3の式で決まるIoを流すよう制御されると同時に出力電流電圧変換部350の電圧を送信部電源側端子301の電圧Vとは分離する。
すなわち、可変電流源340により、出力電流電圧変換部350は送信部電源側端子301の電圧Vが広い範囲で変化する場合でも、その変化の影響をうけることなく出力電流Ioに応じて正の電圧Vpを基準に出力電圧を発生させるので送信部電源側端子301の電圧Vの電圧値の影響を受けずに検出電流Iが0Aから最大値までリニアに電流検出を行うことができる。
また、フローティング電源310は定電流源320を介して正の電圧Vpをもつ電源に接続されているため、送信部電源側端子301の電圧が0Vの場合であっても、負の電圧がかかっている場合であってもフローティング電源310が生成する電圧Vfが0Vとなることなく保持され、常にオペアンプ334を駆動することができる。
以上のように実施の形態2においては定電流源320と出力電流電圧変換部350を出力基準電圧接続部である正の電源360に接続することにより、送信部電源側端子301の電圧Vが0Vの場合でも電流Iの検出を行うことができる。また、実施の形態2ではフローティング電源310と可変電流源340を使用したことにより送信部電源側端子301の電圧Vが−100V以下という負の高電圧の場合であっても検出電流電圧変換部330は電圧Vを基準にフローティング電圧Vfを生成するため、低耐圧の高精度なオペアンプ334を使用したまま回路構成を変更することなく−100Vを超えるような負の高電圧電源に対しても高精度に電流計測を行うことができ、同一回路構成で0Vから−100V以下の広い電源電圧範囲に対して高精度に電流計測できる。
なお、実施の形態2の構成を実施の形態1の構成と併せて使用することで、0Vを含む負から正の電圧範囲、例えば−100V以下から+100V以上までの広範囲の電源電圧に対して、その電圧値によらず高精度に電流検出を行うことができる。すなわち、図2における送信部側端子202から出力される電圧と図3における送信部側端子302から出力される電圧をそれぞれ送信部122に接続し、負から正の範囲で振幅が変動する高周波信号を形成してもよい。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における電流検出回路の回路図を示す。
実施の形態3では、図1を用いて説明した本発明の実施の形態における電流検出回路150を備えた超音波診断装置の構成は実施の形態1と同様である。また、図4に示すとおり、フローティング電源210と抵抗231及び検出抵抗232の間に電圧制御部470が接続されている点で実施の形態1と異なる。
電圧制御部470以外は図2の実施の形態1に係る構成要素と同様であり、同一の構成要素については、実施の形態1に係る電流検出回路と同一の符号を付して説明を省略する。
電圧制御部470は、例えばダイオードであり、電流Iが0Aのときのオペアンプ234の反転入力電圧Vrefおよび非反転入力電圧Vinが正側オペアンプ電源電圧Vfの中間に来るよう電圧制御を行う。これにより電流Iが回路に流れ始めた際の微小な入力電圧をオペアンプゲインが十分大きい入力電圧範囲で増幅でき、電流Iが0A付近での電流検出感度を向上させることができる。
なお、実施の形態2の電流検出回路において、フローティング電源310と抵抗331及び抵抗332の間に電圧制御部470を追加した場合も同様に送信部電源側端子301の電圧が0V付近での電流検出感度を向上させることができる。
本発明にかかる電流検出回路は、同一回路で0Vを含む広い電源電圧範囲に対し高精度に電流検出を行うことができる。また、本電流検出回路を利用すれば例えば−100V以下から100V以上の広範囲で変化するような超音波診断装置の送信電圧の管理を行うことができるので、安全かつ信頼性の高い超音波診断装置を提供することができる。
110 超音波プローブ
120 送受信部
121 受信部
122 送信部
130 電源部
131 送信部電源
135 送信部電源電圧制御部
140 信号処理部
150 電流検出回路
160 制御部
170 測定データ保存用メモリ
180 超音波診断装置本体
185 ユーザー操作部
190 表示部
201 送信部電源側端子
202 送信部側端子
210 フローティング電源
220 定電流源
230 検出電流電圧変換部
231 第1の抵抗
232 検出抵抗
233 第2の抵抗
234 オペアンプ
240 可変電流源
250 出力電流電圧変換部
260 出力基準電圧接続部
301 送信部電源側端子
302 送信部側端子
310 フローティング電源
320 定電流源
330 検出電流電圧変換部
331 第1の抵抗
332 検出抵抗
333 第2の抵抗
334 オペアンプ
340 可変電流源
350 出力電流電圧変換部
360 出力基準電圧接続部
470 電圧制御部

Claims (6)

  1. 送信部電源が接続される送信部電源側端子と、
    前記送信部電源側端子に接続されるフローティング電源と、
    前記フローティング電源に接続される定電流源と、
    前記フローティング電源に電源端子が接続されるオペアンプと、
    前記送信部電源側端子と前記オペアンプの第1の入力端子の間に接続される第1の抵抗と、
    前記送信部電源側端子と前記オペアンプの第2の入力端子の間に接続される検出抵抗と、
    前記第1の抵抗と前記第1の入力端子と前記オペアンプの出力端子に接続される可変電流源と、
    前記可変電流源に接続される出力電流電圧変換部と
    を備え、
    前記定電流源と前記出力電流電圧変換部は0V以外であって前記送信部電源と逆の極性をもつ電源に接続されていることを特徴とする電流検出回路。
  2. 前記送信部電源側端子と前記検出抵抗の間であって、且つ、前記送信部電源側端子と前記第1の抵抗の間に接続される電圧抑制部を有することを特徴とする請求項1に記載の電流検出回路。
  3. 前記電圧抑制部は、ダイオードであることを特徴とする請求項2に記載の電流検出回路。
  4. 超音波の送信信号を送信する送信部と、前記送信部に電源を供給する送信部電源と、
    請求項1から3のいずれか一つに記載の電流検出回路を有する超音波診断装置であって、
    前記電流検出回路の送信部電源側端子に接続される前記送信部電源から、正の電圧が供給され、
    前記電流検出回路が、前記送信部に供給される電源の電流値を検出する超音波診断装置。
  5. 超音波の送信信号を送信する送信部と、前記送信部に電源を供給する送信部電源と、
    請求項1から3のいずれか一つに記載の電流検出回路を有する超音波診断装置であって、
    前記電流検出回路の送信部電源側端子に接続される前記送信部電源から、負の電圧が供給され、
    前記電流検出回路が、前記送信部に供給される電源の電流値を検出する超音波診断装置。
  6. 超音波の送信信号を送信する送信部と、
    前記送信部に正の電源を供給する第1の送信部電源と、
    前記送信部に負の電源を供給する第2の送信部電源と、
    請求項1から3のいずれか一つに記載の電流検出回路を2つ有する超音波診断装置であって、
    前記電流検出回路の一方を第1の電流検出回路とし、他方の電流検出回路を第2の電流検出回路とし、
    前記第1の電流検出回路の送信部電源側端子に接続される前記第1の送信部電源から、正の電圧が供給され、
    前記第2の電流検出回路の送信部電源側端子に接続される前記第2の送信部電源から、負の電圧が供給され、
    前記第1の電流検出回路が、前記送信部に供給される正の電源の電流値を検出し、
    前記第2の電流検出回路が、前記送信部に供給される負の電源の電流値を検出し、
    前記正の電圧と、前記負の電圧とを組み合わせて、前記送信部が超音波パルスを生成する超音波診断装置。
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