JP5918194B2 - 通信中継機器、通信端末、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

通信中継機器、通信端末、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信中継機器、通信端末、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
近年では、スマートフォンやノート型パーソナルコンピュータなど携帯可能な端末(携帯端末、通信端末ともいう)が普及している。携帯端末は、移動先でも使用されるため、インターネットへの接続手段として、モバイルルータを用いることがある。モバイルルータは、外出先での使用を想定しており、長時間使用できるようにするため、消費電力を抑えるモードが用意されているものがある。
長時間に亘って使用できることと利便性とを両立するため、使用者がモバイルルータ(通信中継機器)を使用しない場合は、通信中継機器は、消費電力を抑えるモードに移行し、使用する場合には、その通信中継機器は、消費電力を抑えるモードから復帰することが期待される。
携帯端末へのユーザの操作に通信中継機器の状態(モード)を連動させる場合(例えば、携帯端末に組み込まれたアプリケーションから通信中継機器が起動状態になるように通知する)、携帯端末から通信中継機器への命令の送信が失敗してしまう場合がある。この場合、通信中継機器がアプリケーションからの命令通りに状態遷移しないと、携帯端末のアプリケーションによる命令(指示)と、通信中継機器の実際の状態との間に不一致が起きる。このように、携帯端末は、自端末が実行するアプリケーションの操作情報だけではその時点における通信中継機器の状態を正しく知ることができない場合がある。
また、反対に、通信中継機器における操作によって、その通信中継機器の状態を変更した場合にも、携帯端末に正しい情報が伝わらないと、その携帯端末が実行するアプリケーションが有している情報だけでは、その時点における通信中継機器の状態を、当該携帯端末において正しく知ることができない。
ここで、本願出願に先だって存在する関連技術としては、例えば以下の特許文献がある。
特許文献1では、家電機器の使用方法を示すコンサルティング情報を、ネットワークで接続されたサーバ装置から家電機器に対して提供する技術が開示されている。
特許文献2では、携帯型の情報通信機器の電力消費をできるだけ低減するために、通信周期を適切に設定する技術が開示されている。
特開2002−315079号公報 特開2008−016974号公報
しかしながら、特許文献1及び2に提案されている技術を用いても、通信中継機器の状態の遷移を、通信端末が早期に把握するには至らない。
そこで、本発明は、通信中継機器の状態の遷移を、通信端末が早期に把握することが可能な通信中継機器状態認識方法等の提供を主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る通信中継機器は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本説明に係る通信中継機器は、
第一の通信回線によって通信端末と通信可能な第一通信手段と、前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信端末と通信可能な第二通信手段と、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって外部の通信回線に中継する第三通信手段と、少なくとも前記第一通信手段及び前記第二通信手段が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備え、前記制御手段は、自装置の動作状態を表す識別子として、自装置が起動しているか省電力状態かを、前記第二通信手段を用いて前記通信端末に通知する
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る通信端末は、
第一の通信回線によって通信中継機器と通信可能な第一通信手段と、前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な第二通信手段と、前記通信中継機器が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第二通信手段を用いて自装置に通知された、前記通信中継機器が起動しているか省電力状態かを表す識別子を基に、前記通信中継機器の動作状態を確認し、さらに、前記通信中継機器の動作状態の変更を、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いて指示する
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る通信システムは、通信中継機器と通信端末とを備え、
前記通信中継機器は、
第一の通信回線によって通信端末と通信可能な、通信中継機器側の第一通信手段と、
前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信端末と通信可能な、通信中継機器側の第二通信手段と、
前記通信中継機器側の、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって外部の通信回線に中継する、通信中継機器側の第三通信手段と、
少なくとも前記第一通信手段及び前記第二通信手段が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを含み、
前記通信端末は、
前記第一の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な、通信端末側の第一通信手段と、
前記第二の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な、通信端末側の第二通信手段と、
前記通信中継機器の動作状態を制御可能な第2の制御手段とを含む
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る通信方法は、
第一の通信回線によって通信可能な第一通信手段と、前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって通信可能な第二通信手段とにより、通信端末と通信可能に接続された通信中継機器が、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって通信可能な第三通信手段により外部の通信回線に中継可能であり、
前記通信中継機器が、自装置の動作状態を表す識別子として、自装置が起動しているか省電力状態かを、前記通信端末に通知し、
前記通信端末は、通知された前記識別子を参照することにより、前記通信中継機器の動作状態を確認し、さらに、前記通信中継機器の動作状態の変更を指示する
ことを特徴とする。
更に、同目的は、上記構成を有する通信中継機器、或いは通信端末を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、通信中継機器の状態の遷移を、通信端末が早期に把握することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器が起動状態から省電力状態へ遷移するときの通信端末の制御部における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器が起動状態から省電力状態へ遷移するときの通信中継機器の制御部における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信端末の制御部における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信中継機器の制御部における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信中継機器の制御部における処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信中継機器が操作部により省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信端末の制御部における処理を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムは、通信端末100と、通信中継機器200とを有する。
通信端末100は、例えば、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯可能な端末である。
通信端末100は、制御部101と、第一通信部102と、第二通信部103と、表示部104とを備える。
表示部104は、通信端末100と通信中継機器200との接続状態等を表示することができる。
制御部101は、通信中継機器200の状態を制御する。制御部101が保持する通信中継機器200の状態は、本実施形態において、2種類の状態がある。1つめの状態は、通信中継機器200が起動状態で、通信端末100と通信中継機器200とが通信している状態(消費電力が高い状態。以下、「通信状態」ともいう)である。もう1つの状態は、通信中継機器200が省電力状態で、通信端末100と通信中継機器200とが通信していない状態(消費電力が極低の状態。以下、「未通信状態」ともいう)である。
通信中継機器200は、例えばモバイルルータなどの携帯型の通信中継機器である。
通信中継機器200は、制御部201と、第一通信部202と、第二通信部203と、第三通信部204とを備える。
制御部201は、通信中継機器200の状態を制御する。
通信端末100と通信中継機器200は、第一通信部102と第一通信部202、及び、第二通信部103と第二通信部203により、通信可能に接続される。
第一通信部(102、202)は、通信速度は速いが消費電力が高い通信手段である。第一通信部(102、202)は、例えば、無線LAN(Local Area Network)である。
第二通信部(103、203)は、通信速度は遅いが消費電力が低い通信手段である。第二通信部(103、203)は、例えば、Bluetooth(登録商標)である。
第三通信部204は、通信中継機器200をインターネット等の上述した2種類の通信手段とは異なる通信手段(通信回線)に接続する。第三通信部204は、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)である。
通信端末100の制御部101は、第一通信部102の動作状態をサーチした結果、通信中継機器200の通信IDを検出した場合には、通信中継機器200が起動状態になっていると判断する。通信ID(識別子)は、通信中継機器200を識別可能な情報であり、通信中継機器固有の値を表す。
しかし、使用者がセキュリティ向上のために、通信中継機器200の第一通信部202の通信IDを外から検出できないように設定していると、通信端末100から通信中継機器200の通信IDをサーチしても発見できない。例えば、無線LANのSSID(Service Set Identifier)をステルス機能を用いて外部から検出できないように設定していると、サーチをしても無線LANのSSIDがサーチ結果に出なくなる。そのため、通信中継機器200の設定によっては、制御部101は、通信中継機器200の通信IDを検出したか否かにより、通信中継機器200が起動状態になっているか否かを判断することができない。
そこで、本実施形態において、通信中継機器200は、第一通信部202ではなく第二通信部203を用いて、通信端末100と通信する。通信中継機器200は、通信IDとして、起動状態では通信ID206を、省電力状態では通信ID207を用いて、通信端末100と通信する。また、通信中継機器200の第一通信部は、通信ID205を用いて、通信端末100と通信する。
通信端末100は、通信中継機器200の第二通信部203の通信IDが表す値により、通信中継機器200が省電力状態にあるか、それとも起動状態にあるかを認識する。すなわち、本実施形態の通信中継機器200は、通信IDとして2つの値を持ち、通信中継機器200の状態により、それら2つの値を使い分ける。
通信中継機器200は、起動状態から省電力状態に遷移する場合、第二通信部203の通信IDを、通信ID206から通信ID207に変更する。また、反対に、省電力状態から起動状態に遷移する場合、通信中継機器200は、第二通信部203の通信IDを、通信ID207から通信ID206に変更する。
通信端末100は、自端末内において、第二通信部103にサーチをかけ、第二通信部103が現在使用している通信IDを取得する。その通信IDにより、制御部101は、通信中継機器200の状態を判断する。その通信IDの中に通信ID206が検出された場合、制御部101は、通信中継機器200が起動状態であると判断する。また、通信ID207が検出された場合、制御部101は、通信中継機器200が省電力状態であると判断する。通信ID206と通信ID207が共に検出されない場合、制御部101は、通信中継機器200が近くにない、もしくは電源が入っていないと判断する。
通信端末100の制御部101は、通信中継機器200が起動状態であると判断した場合、通信端末100と通信中継機器200を第一通信部(102、202)で接続する。また、制御部101は、正常に遷移したことを表示部104に表示して知らせ、通信状態へ遷移する。通信端末100の制御部101は、通信中継機器200が省電力状態であると判断した場合、正常に遷移したことを表示部104に表示して知らせ、未通信状態へ遷移する。
((通信端末100より、起動状態である通信中継機器200に対して、省電力状態へ遷移するように指示する場合))
次に、通信中継機器200が起動状態から省電力状態へ遷移したことを、通信端末100が認識する処理について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器200が起動状態から省電力状態へ遷移するときの通信端末100の制御部101における処理を示すフローチャートである。
初めに、通信端末100は、第一通信部102で通信中継機器200と通信している状態であるとする。すなわち、制御部101は、自装置は通信状態であると認識している。また、通信中継機器200は、第一通信部202と第二通信部203とが、それぞれ、第一通信部102、第二通信部103と通信できる状態となっている。第三通信部204は、通信中継機器200をインターネット接続可能にしている。
通信端末100の制御部101は、第一通信部102を用いて通信中継機器200の情報を取得する(ステップS110)。
通信中継機器200の情報が取得可能であった場合(ステップS120で「Yes」)、制御部101は、第一通信部102を用いて、通信中継機器200へ省電力状態に遷移するように要求を出す(ステップS130)。
次に、制御部101は、カウンタ(ここでは、nとする)に「0」を設定する(ステップS140)。カウンタは、処理の繰り返し回数の上限値との判断のために用いる。ここでは、一例として、上限値を「3」として説明する。
通信端末100の制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし、第二通信部103が現在使用している通信IDを取得する(ステップS160)。第二通信部203の通信IDである通信ID207を、その通信IDの中に発見できた場合(ステップS170で「Yes」)、制御部101は、通信中継機器200が正常に省電力状態に遷移したと判断する。そして、制御部101は、通信中継機器200が省電力状態に入ったことを表示部104を用いて、通信端末100の使用者に通知する。通信中継機器200が省電力状態に入ったことにより、制御部101は、未通信状態に遷移する(ステップS180)。
第二通信部203の通信IDである通信ID207を、その通信IDの中に発見できなかった場合(ステップS170で「No」)、制御部101は、カウンタに「1」を加算する(ステップS171)。カウンタが「3」より小さい(ステップS150で「Yes」)場合には、制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし(ステップS160)、前述の処理を再び行う。カウンタが「3」以上(ステップS150で「No」)の場合には、制御部101は、通信中継機器200が省電力状態への遷移に失敗したと判断する(ステップS151)。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器200が起動状態から省電力状態へ遷移するときの通信中継機器200の制御部201における処理を示すフローチャートである。
通信中継機器200の制御部201は、第一通信部202を用いて、省電力状態への遷移要求を通信端末100から受け取る(ステップS210)。制御部201は、第二通信部203の通信IDを通信ID207に変更する(ステップS220)。次に、制御部201は、第三通信部204を通信できない(無効な)状態にする(ステップS230)。制御部201は、第一通信部202を通信できない状態にする(ステップS240)。その後、制御部201は、通信中継機器200を省電力状態とする。
((通信端末より、省電力状態である通信中継機器200に対して、起動状態へ遷移するように指示する場合))
次に、通信中継機器200が省電力状態から起動状態へ遷移したことを、通信端末100が認識する処理について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器200が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信端末100の制御部101における処理を示すフローチャートである。
初めに、通信中継機器200は、省電力状態であるとする。すなわち、第一通信部202と第三通信部204は、通信できない状態であり、第二通信部203は、通信できる状態で通信ID207を有している。また、通信端末100の制御部101は、未通信状態である。
通信端末100の制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし、第二通信部103が現在使用している通信IDを取得する(ステップS310)。
第二通信部203の通信IDである通信ID207を、その通信IDの中に発見できた場合(ステップS320で「Yes」)、制御部101は、通信中継機器200に対して起動要求を出せるようになる(ステップS330)。通信端末100は、第二通信部103を用いて、通信中継機器200に起動要求を送信する(ステップS340)。
次に、制御部101は、カウンタ(ここでは、nとする)に「0」を設定する(ステップS350)。カウンタは、処理の繰り返し回数の上限値との判断のために用いる。ここでは、一例として、上限値を「3」として説明する。
通信端末100は、第二通信部103の動作状態をサーチし、第二通信部103が現在使用している通信IDを取得する(ステップS370)。第二通信部103のサーチにて通信ID206が発見できた場合(ステップS380で「Yes」)、制御部101は、第一通信部102を用いて通信中継機器200と接続する(ステップS390)。接続が完了したら、通信端末100の制御部101は、通信状態へと遷移する(ステップS400)。
第二通信部203の通信IDである通信ID206を、その通信IDの中に発見できなかった場合(ステップS380で「No」)、制御部101は、カウンタに「1」を加算する(ステップS381)。カウンタが「3」より小さい(ステップS360で「Yes」)場合には、制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし(ステップS380)、前述の処理を再び行う。カウンタが「3」以上(ステップS360で「No」)の場合には、制御部101は、通信中継機器200が起動状態への遷移に失敗したと判断する(ステップS361)。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器200が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信中継機器200の制御部201における処理を示すフローチャートである。
通信中継機器200は、第一通信部202を用いて、通信端末100から起動要求を受け取る(ステップS410)。
通信中継機器200は、第三通信部204を通信できる(有効な)状態にし(ステップS430)、第一通信部202を通信できる状態にする(ステップS440)。次に、制御部201は、第二通信部203の通信IDを通信ID206に変更する(ステップS450)。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る通信中継機器200が省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信中継機器200の制御部201における処理を示すフローチャートである。
図6は、図5のフローチャートに、ステップS560以降を追加したものである。図6のステップS510からS550は、図5のステップS410からS450と同じであるため、詳細な説明を省略する。
通信中継機器200は、通信端末100との接続を確認する(ステップS560)。通信中継機器200が通信端末100と接続していた場合(ステップS570で「Yes」)、通信中継機器200は、第二通信部203を無効にする(ステップS580)。
第二通信部203を無効にしても、通信中継機器200は、第一通信部202を用いて、通信端末100と通信することが可能であるため、問題はない。
以上、説明したように、第1の実施形態には、通信端末100の制御部101から通信中継機器200の状態を遷移させた時に、通信中継機器200の状態が正常に遷移したことを早期に把握することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、通信中継機器200の第二通信部203が起動状態と省電力状態とで異なる通信IDを有しているため、通信端末100の制御部101は、起動状態を示す通信ID206と省電力状態を示す通信ID207のどちらの通信IDを使用しているかを確認する。これにより、本実施形態によれば、通信端末100は、通信中継機器200の状態を把握できるからである。このように、通信端末100が、第二通信部203が有する通信IDが表す値を、通信中継機器200の状態を判断するために使用すれば、第一通信部202が有する通信IDが表す値がステルス機能により、外から検出できない場合であっても、通信端末100は、通信中継機器200の状態を把握することができる。
さらに、通信中継機器200は、省電力状態から起動状態に遷移し、遷移後に通信端末100との接続を確認した後に、第二通信部203を無効にすることにより、更なる省電力を見込むことができる。
なお、上述した第1の実施形態において、図1に示した制御部101の機能は、通信端末100が備える不図示のコンピュータ(プロセッサ)においてコンピュータ・プログラムを実行することによっても達成可能である。また、図1に示した制御部201の機能は、通信中継機器200が備える不図示のコンピュータ(プロセッサ)においてコンピュータ・プログラムを実行することによっても達成可能である。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態に係る通信システムを基本とする第2の実施形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムは、第2の実施形態で説明した構成に、操作部208を追加したものである。すなわち、通信中継機器200は、動作制御システム201と、第一通信部202と、第二通信部203と、第三通信部204と、操作部208とを備える。通信中継機器200は、操作部208によって状態を遷移させることができる。
((操作部208より、省電力状態である通信中継機器200に対して、起動状態へ遷移するように指示する場合))
図8は、本発明の第2の実施形態に係る通信中継機器200が操作部208により省電力状態から起動状態へ遷移するときの通信端末100の制御部101における処理を示すフローチャートである。
初めに、通信中継機器200は、省電力状態であるとする。すなわち、第一通信部202と第三通信部204は、通信できない状態であり、第二通信部202は、端末100と通信できる状態で通信ID207を有している。また、通信端末100の制御部101は、未通信状態である。
制御部101は、カウンタ(ここでは、nとする)に「0」を設定する(ステップS610)。カウンタは、処理の繰り返し回数の上限値との判断のために用いる。ここでは、一例として、上限値を「3」として説明する。
通信端末100の制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし、第二通信部103が現在使用している通信IDを取得する(ステップS630)。
第二通信部203の通信IDである通信ID207を、その通信IDの中に発見できた場合(ステップS640で「Yes」)、制御部101は、通信中継機器200が省電力状態であると判断する(ステップS650)。
通信ID207を、その通信IDの中に発見できない場合(ステップS640で「No」)、制御部101は、通信ID206をサーチする。通信ID206が見つかった場合(ステップS641で「Yes」)に、制御部101は、通信状態へと遷移する(ステップS651)。
通信ID206と通信ID207を共に発見できない場合(ステップS641で「No」)、制御部101は、カウンタに「1」を加算する(ステップS642)。カウンタが「3」より小さい(ステップS620で「Yes」)場合には、制御部101は、第二通信部103の動作状態をサーチし(ステップS630)、前述の処理を再び行う。カウンタが「3」以上(ステップS620で「No」)の場合には、制御部101は、処理を終了する。
以上、説明したように、第2の実施形態には、通信中継機器200の操作部208が通信中継機器200の状態を遷移させた場合においても、通信端末100は、通信中継機器200の状態を早期に把握することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、通信中継機器200の第二通信部203が起動状態と省電力状態で異なる通信IDを有しているため、通信端末100の制御部101は、起動状態を示す通信ID206と省電力状態を示す通信ID207のどちらの通信IDを使用しているかを確認することにより、通信中継機器200の状態を把握できるからである。このように、通信端末100が、第二通信部203が有する通信IDが表す値を、通信中継機器200の状態を判断するために使用すれば、第一通信部202が有する通信IDが表す値がステルス機能により、外から検出できない場合であっても、通信端末100は、通信中継機器200の状態を把握することができる。
100 通信端末
101 制御部
102 第一通信部
103 第二通信部
104 表示部
200 通信中継機器
201 制御部
202 第一通信部
203 第二通信部
204 第三通信部
205 通信ID
206 通信ID
207 通信ID
208 操作部

Claims (10)

  1. 第一の通信回線によって通信端末と通信可能な第一通信手段と、
    前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信端末と通信可能な第二通信手段と、
    前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって外部の通信回線に中継する第三通信手段と、
    少なくとも前記第一通信手段及び前記第二通信手段が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備え、
    前記制御手段は、自装置の動作状態を表す識別子として、自装置が起動しているか省電力状態かを、前記第二通信手段を用いて前記通信端末に通知することを特徴とする通信中継機器。
  2. 前記制御手段は、自装置が起動していない場合に、前記通信端末から第二通信手段を用いて、起動要求を受信した際には、前記第一通信手段と前記第三通信手段を通信可能な状態にし、前記識別子を、自装置が起動していることを示すように変更することを特徴とする請求項1記載の通信中継機器。
  3. 前記制御手段は、さらに、前記第二通信手段を通信無効な状態に変更することを特徴とする請求項2記載の通信中継機器。
  4. 前記制御手段は、自装置が起動してる場合に、前記通信端末から前記第二通信手段を用いて、省電力状態へ遷移の要求を受信した際には、前記第一通信手段と前記第三通信手段を通信無効な状態に変更し、前記識別子を、自装置が省電力状態であることを示すように変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信中継機器。
  5. 前記第二通信手段は、前記第一通信手段と比較して少ない消費電力で通信可能な通信手順によって通信することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の通信中継機器。
  6. 第一の通信回線によって通信中継機器と通信可能な第一通信手段と、
    前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な第二通信手段と、
    前記通信中継機器が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第二通信手段を用いて自装置に通知された、前記通信中継機器が起動しているか省電力状態かを表す識別子を基に、前記通信中継機器の動作状態を確認し、さらに、前記通信中継機器の動作状態の変更を、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いて指示することを特徴とする通信端末。
  7. 通信中継機器と通信端末とを備え、
    前記通信中継機器は、
    第一の通信回線によって通信端末と通信可能な、通信中継機器側の第一通信手段と、
    前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信端末と通信可能な、通信中継機器側の第二通信手段と、
    前記通信中継機器側の、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって外部の通信回線に中継する、通信中継機器側の第三通信手段と、
    少なくとも前記第一通信手段及び前記第二通信手段が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを含み、
    前記通信端末は、
    前記第一の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な、通信端末側の第一通信手段と、
    前記第二の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な、通信端末側の第二通信手段と、
    前記通信中継機器の動作状態を制御可能な第2の制御手段とを含む
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 第一の通信回線によって通信可能な第一通信手段と、前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって通信可能な第二通信手段とにより、通信端末と通信可能に接続された通信中継機器が、前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって通信可能な第三通信手段により外部の通信回線に中継可能であり、
    前記通信中継機器が、自装置の動作状態を表す識別子として、自装置が起動しているか省電力状態かを、前記通信端末に通知し、
    前記通信端末は、通知された前記識別子を参照することにより、前記通信中継機器の動作状態を確認し、さらに、前記通信中継機器の動作状態の変更を指示する
    ことを特徴とする通信方法。
  9. 第一の通信回線によって通信端末と通信可能な第一通信手段と、
    前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信端末と通信可能な第二通信手段と、
    前記第一通信手段または前記第二通信手段を用いた前記通信端末との通信を、前記第一の通信回線と前記第二の通信回線とは異なる第三の通信回線によって外部の通信回線に中継する第三通信手段と、
    少なくとも前記第一通信手段及び前記第二通信手段が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備える通信中継機器の動作を制御するコンピュータ・プログラムによって、
    前記通信端末に対して、前記中継機器の動作状態を表す識別子として、前記中継機器が起動しているか省電力状態かを通知するように制御する制御機能を、コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  10. 第一の通信回線によって通信中継機器と通信可能な第一通信手段と、
    前記第一の通信回線とは異なる第二の通信回線によって前記通信中継機器と通信可能な第二通信手段と、
    前記通信中継機器が起動しているか否かを制御可能な制御手段とを備える通信端末の動作を制御するコンピュータ・プログラムによって、
    前記通信中継機器から通知された、前記通信中継機器が起動しているか省電力状態かを表す識別子を基に、前記通信中継機器の動作状態を確認し、さらに、前記通信中継機器の動作状態の変更を指示するように制御する制御機能を、コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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