JP5917192B2 - 共振チェッカー、および共振チェッカーを備えている商品パッケージ - Google Patents

共振チェッカー、および共振チェッカーを備えている商品パッケージ Download PDF

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本発明は、共振回路の共振作用を利用して、共振回路が形成してあるシート基材の存在の有無を非接触で確認することができる共振チェッカー、および共振チェッカーを備えている商品パッケージに関する。共振チェッカーは、例えば取扱説明書あるいは効能書などの説明書に設けておくことにより、説明書が商品とともに包装体の内部に収納してあるか否かを、包装体の外部から非接触で確認することができる。
この種の商品パッケージは、例えば特許文献1に公知であり、そこでは錠剤(商品)が充填された瓶(包装容器)を、説明書とともに紙製の包装箱(包装体)に収容している。説明書にはアンテナとICチップで構成された非接触データキャリアが設けてあり、説明書が包装箱の内部に収納されているか否かを、包装箱の外部から非接触で確認することができる。詳しくは、包装箱の一群をベルトコンベアで搬送し、搬送路の途中に設けた検査装置から包装箱に向かって電磁波を送信し、非接触データキャリアからの応答波を検査装置で受信して、説明書が包装箱の内部に収納されているか否かを確認できる。同時に、錠剤の生産ロットや検査済みコードなどの生産情報をICチップに書き込むことができる。
上記の非接触データキャリアに換えて、説明書に共振ラベルを貼付けた薬品(商品パッケージ)が特許文献2に開示されている。この薬品においては、包装箱の搬送路の途中に設けた送受信装置から包装箱に向かって電磁波を送信し、共振ラベルからの反射電磁波を送受信装置で受信することにより、説明書が包装箱の内部に収納されているか否かを非接触で確認できる。共振ラベルは、誘電体フィルムの片面に渦巻状のアンテナを形成し、誘電体フィルムの中央の表裏にコンデンサの対向電極を形成して構成してある。
特開2001−261012号公報(段落番号0012、図3) 特開2000−159211号公報(段落番号0037、図3)
特許文献1の商品パッケージによれば、説明書の有無を包装箱の外部から非接触で確認することができる。しかし、アンテナとICチップを含む非接触データキャリアの分だけ商品パッケージのコストが嵩むため、その適用対象が一定額以上の商品に限られる。その点、特許文献2の薬品パッケージでは、共振ラベルを説明書に貼付けるので、特許文献1の商品パッケージに比べてコストを削減できる。また、共振ラベルは市販されているので、既存の説明書であっても共振ラベルを付加し、さらに送受信装置を導入することにより、説明書の有無を包装箱の外部から非接触で確認することができる。
しかし、特許文献2の共振ラベルは、誘電体フィルムを絶縁層にして、フィルムの両面にコンデンサの対向電極を形成する必要上、共振ラベルを折りたたむことができない。そのため、小さく折りたたんだ状態で包装箱に収容されることが多い説明書においては、共振ラベルを貼付けることができない。また、説明書の折りたたみ形状を共振ラベルの外形と同じか、これより大きくしなければならないので、商品パッケージの外形が共振ラベルより小さい場合に適用できない。さらに、共振周波数が異なるごとに専用の共振ラベルを用意する必要があるため、独自の共振周波数を選定する場合などに共振ラベルのコストが高く付く。
本発明の目的は、小さく折りたたむことができ、しかも、説明書に貼付ける形態の共振ラベルに比べてさらに低コスト化できる共振チェッカーと、共振チェッカーを備えている商品パッケージを提供することにある。
本発明の目的は、ユーザーの希望に応じて共振チェッカーの共振周波数を自由に設定でき、しかも、共振周波数が異なる場合でも共振チェッカーをより低コストで提供できる共振チェッカーと、共振チェッカーを備えている商品パッケージを提供することにある。
本発明の目的は、説明書等を付ける必要がある低価格の商品にも問題なく適用できる、共振チェッカーを備えている商品パッケージを提供することにある。
本発明は、折りたたみ自在な紙または合成紙で形成されたシート基材8の片面に、一筆書き状のアンテナ10と、アンテナ10の両端に設けた一対の電極部11とが導電性インクで印刷されており、該シート基材8を一対の電極部11が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部11と、両電極部11の間の絶縁部13とでコンデンサ12が構成されるようになっている共振チェッカー9を対象とする。絶縁部13、アンテナ10、および一対の電極部11の外面が絶縁層14で覆われている。アンテナ10が、一対の電極部11に連続してシート基材8のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素10aで形成されている。一対の電極部11と一群のアンテナ要素10aとは、それぞれ展開状態において四角形状に形成されたシート基材8のひとつの辺部に沿って、前記辺部と平行に形成されている。展開状態において四角形状であるシート基材8を、隣接するアンテナ要素10aの間を通り、かつ、前記辺部と平行な折り線L1に沿って複数回折りたたむことで帯状としたのち、さらに、帯状のシート基材8を長手方向の中央でふたつ折りにして、一対の電極部11が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部11と、両電極部11の間の絶縁部13とによってコンデンサ12が構成されるようになっている。そして、シート基材8を帯状、或いはふたつ折りに折りたたんだ際の向かい合うアンテナ10どうしの接触に起因する短絡が、絶縁層14により防止されるようになっていることを特徴とする。
シート基材8を一対の電極部11が対向する状態に折りたたんだのち、対向するシート基材8のシート面同士を密着固定して、一対の電極部11の対向間隔を一定にする。
シート基材8を一対の電極部11が対向する状態に折りたたんだ状態において、対向するシート基材8のシート面の間に容量調整用の絶縁体20を配置する。対向するシート基材8のシート面と容量調整用の絶縁体20とを密着固定する。
本発明に係る商品パッケージは、商品本体1と、商品本体1の説明書2と、これら両者1・2を収容する包装体3とを備えている。説明書2は、折りたたみ自在な紙または合成紙で形成されたシート基材8からなり、該シート基材8の表面には、商品本体1に関連する説明文が形成され、シート基材8の裏面には、共振チェッカー9を構成する一筆書き状のアンテナ10と、アンテナ10の両端に設けた一対の電極部11とが形成されている。絶縁部13、アンテナ10、および一対の電極部11の外面は絶縁層14で覆われている。アンテナ10は、一対の電極部11に連続してシート基材8のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素10aで形成されている。一対の電極部11と一群のアンテナ要素10aとは、それぞれ展開状態において四角形状に形成されたシート基材8のひとつの辺部に沿って、前記辺部と平行に形成されている。展開状態において四角形状であるシート基材8を、隣接するアンテナ要素10aの間を通り、かつ、前記辺部と平行な折り線L1に沿って複数回折りたたむことで帯状としたのち、さらに、帯状のシート基材8を長手方向の中央でふたつ折りにして、一対の電極部11が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部11と、両電極部11の間の絶縁部13とによってコンデンサ12が構成されるようになっている。シート基材8を帯状、或いはふたつ折りに折りたたんだ際の向かい合うアンテナ10どうしの接触に起因する短絡が、絶縁層14により防止されるようになっている。共振チェッカー9の機能を発揮できるように折りたたまれた説明書2が、包装体3の内部に収容してあることを特徴とする。
シート基材8を一対の電極部11が対向する状態に折りたたんだのち、対向するシート基材8のシート面同士を密着固定して、一対の電極部11の対向間隔を一定にする。
シート基材8を一対の電極部11が対向する状態に折りたたんだ状態において、対向するシート基材8のシート面の間に容量調整用の絶縁体20を配置する。さらに、対向するシート基材8のシート面と容量調整用の絶縁体20とを密着固定する。
商品本体1は、商品と、商品の一群を収容する包装容器5とを備えた医薬品からなる。
本発明に係る共振チェッカー9では、シート基材8にアンテナ10と一対の電極部11を印刷し、シート基材8を所定の状態に折りたたむことにより、一対の電極部11と、両電極部11の間の絶縁部13とでコンデンサ12を構成するようにした。このように、本発明に係る共振チェッカー9は、シート基材8を所定の形状に折りたたむことで共振回路を構成するので、共振チェッカー9の全体構造を簡素化して低コスト化できる。例えば、誘電体フィルムにエッチング処理を施してアンテナとコンデンサの対向電極を形成する従来の共振ラベルに比べて、加工コストを著しく低下できるので、適用対象商品が低価格の商品である場合にも、共振チェッカー9を支障なく適用することができる。
シート基材8として、折りたたみ自在な紙または合成紙を使用すると、共振チェッカー9をさらに低コストで形成できるので、とくに、1回限りの使用形態(使い捨ての使用形態)に好適な共振チェッカー9を提供できる。また、絶縁部13、アンテナ10、および一対の電極部11の外面を絶縁層14で覆うと、シート基材8を折りたたんだ状態において、アンテナ10の中途部が短絡して、その機能が損なわれるのを解消できる。さらに、シート基材8の折りたたみ方向、あるいは折りたたみの手順を自由に選定できる利点がある。
シート基材8のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素10aでアンテナ10を形成すると、エッチングなどの緻密な加工を施す必要もなく、通常の印刷技術のみで要求仕様を満足できるアンテナ10を簡便に形成できる。また、シート基材8を、ひとつの辺部と平行な折り線L1に沿って折りたたんで帯状に形成したのち、帯状のシート基材8をふたつ折りにして一対の電極部11を対向させると、シート基材8の最終の折りたたみ形状を充分に小さくできる。従って、適用対象商品が小形である場合にも、共振チェッカー9を問題なく適用することができる。
対向するシート基材8のシート面同士を密着固定すると、一対の電極部11の対向間隔を一定にできる。これにより、シート基材8が小さく折りたたまれた状態において、コンデンサ12の容量が大小にばらつくのを防止して、共振チェッカー9の機能の信頼性を向上できる。
シート基材8の対向するシート面の間に容量調整用の絶縁体20を配置し、各シート面と絶縁体20とを密着固定する共振チェッカー9によれば、対向するシート面の間に配置する絶縁体20を変更することで、共振チェッカー9の共振周波数を多様に変更できる。また、絶縁体20を変更し、さらにシート基材8に印刷されるアンテナ10の印刷パターンを変更することで、共振チェッカー9の共振周波数をさらに多様に変更できる。従って、共振チェッカー9の共振周波数を、ユーザーの希望に応じて自由に設定できる。また、アンテナ10およびコンデンサ12が形成してある共振チェッカー9に、容量調整用の絶縁体20を追加するだけで共振周波数が異なる共振チェッカー9を形成できるので、共振周波数が異なる共振チェッカー9をより低コストで提供できる。
本発明に係る商品パッケージにおいては、商品本体1と共に包装体3に収容される説明書2をシート基材8に利用して、その裏面に共振チェッカー9を形成するようにした。また、シート基材8を所定の状態に折りたたむことにより、一対の電極部11と、両電極部11の間の絶縁部13とでコンデンサ12を構成するようにした。このように、本発明に係る商品パッケージでは、シート基材8を所定の形状に折りたたむことで共振回路を構成するので、従来の共振ラベルに比べて、共振チェッカー9の全体構造を簡素化して低コスト化できる。従って、商品パッケージが低価格である場合にも、共振チェッカー9を支障なく適用することができる。また、シート基材8を所定の状態に折りたたんで始めて共振回路として機能させることができるので、小形の商品パッケージであっても、説明書2を必要なだけ小さく折りたたんだ状態で包装体3に収納できる。
シート基材8として、折りたたみ自在な紙または合成紙を使用すると、共振チェッカー9をさらに低コストで形成できる。従って、商品パッケージにおいて、包装体3の内部に説明書2が収容してあるか否かを確認するためだけの使用形態(1回限りの使用形態)に好適な共振チェッカー9を提供できる。また、絶縁部13、アンテナ10、および一対の電極部11の外面を絶縁層14で覆うと、シート基材8を折りたたんだ状態において、アンテナ10の中途部が短絡して、その機能が損なわれるのを解消できる。さらに、シート基材8の折りたたみ方向、あるいは折りたたみの手順を自由に選定できるので、商品本体1と包装体3との間のデッドスペースの大きさや形状に応じて、説明書2を折りたたむことができる。
シート基材8のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素10aでアンテナ10を形成すると、説明書2を印刷するのに並行してアンテナ10を簡便に印刷して、アンテナ10に要求される仕様を満足できる。また、シート基材8を、ひとつの辺部と平行な折り線L1に沿って折りたたんで帯状に形成したのち、帯状のシート基材8をふたつ折りにして一対の電極部11を対向させると、シート基材8の最終の折りたたみ形状を充分に小さくできる。従って、適用対象となる商品パッケージが小形である場合にも、説明書2を問題なく包装体3内に収容できる。
対向するシート基材8のシート面同士を密着固定すると、一対の電極部11の対向間隔を一定にして、コンデンサ12の容量が大小にばらつくのを防止できるので、説明書2に形成した共振チェッカー9の機能の信頼性を向上できる。
シート基材8の対向するシート面の間に容量調整用の絶縁体20を配置し、各シート面と絶縁体20とを密着固定する共振チェッカー9によれば、対向するシート面の間に配置する絶縁体20を変更することで、共振チェッカー9の共振周波数を多様に変更できる。従って、共振チェッカー9の共振周波数を、ユーザーの希望に応じて自由に設定できる。また、アンテナ10およびコンデンサ12が形成してある共振チェッカー9に、容量調整用の絶縁体20を追加するだけで共振周波数が異なる共振チェッカー9を形成できるので、共振周波数が異なる共振チェッカー9をより低コストで提供できる。
上記のように、本発明の商品パッケージにおいては、説明書2に印刷したアンテナ10と、説明書2を折りたたむことで構成されるコンデンサ12とで共振回路を構成するので、商品本体1が低価格の医薬品である場合にも、共振チェッカー9を問題なく適用できる。
本発明に係る共振チェッカーの正面図である。 本発明に係る商品パッケージの分解斜視図である。 共振チェッカーの折りたたみ例を示す説明図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 商品パッケージの検査工程を示す平面図である。 共振チェッカーの別の折りたたみ例を示す説明図である。 アンテナパターンの別の実施例を示す正面図である。 アンテナパターンの参考例と、その折りたたみ例を示す説明図である。 アンテナパターンの別の参考例を示す正面図である。 図10の説明書の折りたたみ例を示す説明図である。 コンデンサの別の実施例を示す断面図である。 共振チェッカーの別の実施例を示す正面図である。 図13におけるC−C線断面図である。 図13に係る共振チェッカーの折りたたみ形態を示す説明図である。 図15におけるD−D線断面図である。 共振チェッカーのさらに別の実施例を示す正面図である。 図17におけるE−E線断面図である。 図17に係る共振チェッカーの折りたたみ形態を示す説明図である。 図17に係る共振チェッカーを折りたたんだ状態の断面図である。 さらに別の実施例に係る共振チェッカーを折りたたんだ状態の断面図である。
(実施例) 図1ないし図6は、本発明に係る商品パッケージの実施例を示す。図2において、商品パッケージは、商品本体1と、商品本体1の説明書2と、これら両者1・2を収容する包装体3とを備えている。この実施例における商品本体1は、医療用の一群の錠剤(商品)が包装容器5に収容してある場合、つまり商品本体1が医薬品である場合を示している。包装容器5は、ガラス製の瓶状容器5aと、瓶状容器5aの上開口を開閉するキャップ5bとを備えている。
説明書2は折りたたみ自在な紙、または合成紙をシート基材8にして形成してあり、その表面に商品本体1に関連する説明文が印刷され、シート基材8の裏面(片面)に共振チェッカー9が形成してある。商品本体1に関連する説明文としては、例えば、医薬品の商品名、薬効成分、効能および効果、用法および用量、使用上の注意、あるいは製造元および販売元の会社名、会社住所などが記載してある。
図1に示すように、共振チェッカー9は、シート基材8と、シート基材8の裏面に形成した一筆書き状のアンテナ10と、アンテナ10の両端に設けた一対の電極部11と、両電極部11を対向電極とするコンデンサ12とで構成してある。アンテナ10は、一対の電極部11に連続してシート基材8のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素10aで形成してあり、両電極部11およびアンテナ要素10aは、それぞれ銀の微粒子を含む導電性インクをシート基材8に印刷して形成してある。図1に示す例では、縦長の四角形状に形成したシート基材8の下辺部に沿って、横長四角形状の一対の電極部11と、つづら折り状の一群のアンテナ要素10aとを、それぞれ前記下辺部と平行に形成するようにした。一対の電極部11の上下幅は、アンテナ要素10aの左右方向の直線部の上下幅より大きく設定してある。
コンデンサ12は、一対の電極部11と、図1に向かって左側の電極部11とシート基材8との間に形成した絶縁部13とを含んで構成してあり、後述するように、一対の電極部11どうしが対向するようにシート基材8を折りたたんで始めて、コンデンサ12として機能する。絶縁部13は、絶縁性のインクまたは塗料をシート基材8に印刷して形成してあり、その外形は電極部11の外形より僅かに大きく設定してある。以上のように、シート基材8の裏面に、絶縁部13と、電極部11を含むアンテナ10を印刷したのち、これらの外面に透明の絶縁性の塗料をコーティングして絶縁層14が形成してある(図4参照)。絶縁層14を設けることにより、アンテナ10、電極部11、および絶縁部13を保護することができ、さらに、シート基材8を表裏いずれにでも折りたたむことができる。
包装体3は直方体状の紙箱からなり、先の商品本体1と説明書2を箱本体3aの内部に収容したのち、箱本体3aの取出口3cを箱蓋3bで塞ぐ。包装体3の外面にも、説明書2と同様の説明文が印刷してある。
説明書2を共振チェッカー9として機能させるために、シート基材8は図3に示す要領で折りたたむ。まず、展開状態のシート基材8の上縁を、最上段の折り線L1に沿って表側へ折り曲げ、さらに折り曲げられた部分を、次の段の折り線L1に沿って表側へ折り曲げ、以後これを繰り返すことにより、シート基材8を断面が渦巻状で左右に長い帯状に折りたたむ。折り線L1は、隣接するアンテナ要素10aの間を通り、しかもシート基材8の上縁または下縁と平行な線からなる。必要があれば、シート基材8の裏面に折り線L1を印刷しておくことができる。
上記のように、シート基材8を上縁から下縁へ向かって一定幅で表面側へ折りたたむと、アンテナ要素10aがシート基材8の表面に接触するので、各アンテナ要素10aが密着して短絡するのを防止できる。もちろん、各アンテナ要素10aの外面が絶縁層14で覆ってあるので、各アンテナ要素10aの短絡をさらに確実に防止することができる。また、アンテナ10の形成領域を幾重にも折りたたんで渦巻状にするので、面積が大きなシート基材8を小さなサイズに折りたたむことができる。
帯状に折りたたまれたシート基材8の下端には、最外層のシート面に連続して電極部11を形成したシート面が渦巻き層から連出している(図3(b)参照)。この状態のシート基材8を、長手方向の中央で折り線L2に沿ってふたつ折りにして、一対の電極部11どうしを対向させ、対向するシート基材8のシート面同士を接着材16で接着してシート基材8の最終形状を矩形状とする。接着材16は、絶縁部13と対向するシート基材8の表面にあらかじめ形成して剥離紙で覆ってある。このように、シート基材8のシート面同士を接着材16で接着すると、一対の電極部11の対向間隔を常に一定にして、共振チェッカー9として機能するときのコンデンサ12の容量が大小にばらつくのを解消できる。なお、コンデンサ12の容量は、一対の電極部11の間に設けた絶縁部13と、接着材16で接着された一対のシート面によって決定される。つまり、シート基材8の一部も絶縁部13として機能する。小さく折りたたまれた説明書2は、箱本体3aの四周壁のうち、例えば箱蓋3bを固定する封緘紙19が貼り付けられる正面の箱周壁の内面に沿う状態で箱本体3aの内部に収容する(図6参照)。
以上のように構成した商品パッケージは、図6に示す検査工程において包装体3の内部に説明書2が収容されているか否かを検査する。検査工程においては、商品本体1および説明書2を収容したのちの包装体3をコンベア17で矢印方向へ搬送し、搬送途中に設けた送受信装置18から包装体3に向かって電磁波を送信し、共振チェッカー9からの反射電磁波を送受信装置18で受信して説明書2の有無を非接触で確認する。
検査工程における包装体3は、説明書2が送受信装置18のアンテナと正対する姿勢で搬送され、共振チェッカー9からの反射電磁波が送受信装置18で受信された場合には、説明書2が包装体3に収容されていると判定されて、封緘紙19を貼り付けるための最終工程へと搬送される。しかし、共振チェッカー9からの反射電磁波が送受信装置18で受信されない場合には、説明書2が包装体3に収容されていないものとして正規の搬送路から排出される。従って、何らかの原因で説明書2が包装体3に収容されていなかった場合でも、そのことを確実に検知して、説明書2を包装体3に収容し直すことにより、商品パッケージの欠陥を一掃し、その品質管理を簡便に行うことができる。
図7は、シート基材8の別の折りたたみ構造を示す。そこでは、シート基材8を折り線L1に沿って、つづら折り状に折たたんで帯状に形成した。帯状に折りたたまれたシート基材8は、長手方向の中央で折り線L2に沿ってふたつ折りにして、一対の電極部11どうしを対向させ、対向するシート基材8のシート面同士を接着材16で密着固定する。このように、シート基材8をつづら折り状に折たたむ場合には、シート基材8の裏面の全体が絶縁層14で覆われていることが必須となる。もちろん、絶縁性のプラスチックフィルムをシート基材8と一緒に折りたたんで、絶縁層14とすることができる。
図8(a)ないし(d)は、アンテナ10の形成パターンを変更した共振チェッカー9の別の実施例を示す。図8(a)では、上記の実施例と同様につづら折り状の一群のアンテナ要素10aでアンテナ10を構成するが、上下に隣接するアンテナ要素10aの間に隙間Eを設ける点が先の実施例と異なる。隙間Eの上下寸法は、最上段のアンテナ要素10aの折りたたみ幅より大きく設定してある。また、この実施例におけるアンテナ要素10aの左右方向の直線部の上下幅は、図1で説明したアンテナ要素10aの左右方向の直線部の上下幅の約半分にした。この実施例のシート基材8は、最上段のアンテナ要素10aを最上段の折り線L1に沿って折り曲げるが、その場合の折り曲げ方向は表側と裏側のどちらであってもよい。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付して、その説明を省略する。以下に説明する別実施例においても同じとする。
図8(b)に示すアンテナ10は、図8(a)で説明したアンテナ10と基本的に同じであるが、アンテナ要素10aの左右方向の直線部の中途部に段部を設けて、アンテナ要素10aをクランク状に形成した。図8(a・b)に示すアンテナ10は、各アンテナ要素10aが、隙間Eの領域と対向する状態でシート基材8を折りたたむことができる。
図8(c)に示すアンテナ10は、図8(a)で説明したアンテナ10と基本的に同じであるが、シート基材8の左辺側から連出されるアンテナ要素10aのパターンと、右辺側から連出されるアンテナ要素10aのパターンとを交互に配置してアンテナ10を構成した。つまり、アンテナ10の長さを大きく設定した。
図8(d)に示すアンテナ10の場合には、シート基材8の左辺、上辺、右辺に沿って形成したコ字状の1個のアンテナ要素10aでアンテナ10を構成した。以上のように、アンテナ10の形成パターンは、アンテナ仕様に応じて自由に選定することができる。
図9に示すアンテナ10は、逆V字状の1個のアンテナ要素10aで構成した。この参考例のシート基材8においては、図9(b)に示すように、電極部11を除くシート面を表面側へふたつ折り状に折りたたんだのち、折りたたみ縁を裏面側へ折り線L1に沿って順に折りたたんで帯状に形成し、最後に帯状のシート基材8を中央の折り線L2に沿って折りたたむ点が、先の各実施例と異なる。
上記の各実施例では、電極部11およびアンテナ要素10aを、シート基材8のひとつの辺部と平行に形成したがその必要はない。例えば、図10の参考例に示すようにアンテナ要素10aをシート基材8の各辺部に対して傾斜する状態で形成し、さらに、ひとつのコーナー部分に一対の電極部11を対角線方向に隣接する状態で配置して、その一方に絶縁部13を形成することができる。この場合には、シート基材8をアンテナ要素10aと平行な折れ線L1に沿って渦巻状に折りたたむ。さらに、図11に示すように、電極部11が形成してある三角形状のコーナー部分を、折れ線L2に沿って表側へ折りたたむことにより、一対の電極部11を対向させてコンデンサ12を構成することができる。この場合の説明書2は、シート基材8を折り線L1と直交する向きに折りたたむ必要がないので、左右に長い帯状の説明書2を包装体3に収容することができる。
図12は、コンデンサ12の別の実施例を示す。そこでは、シート基材8を一対の電極部11が対向する状態に折りたたんだ状態において、対向するシート基材8のシート面の間に容量調整用の絶縁体20を配置し、対向するシート基材8のシート面と容量調整用の絶縁体20とを接着材16を介して密着固定した。容量調整用の絶縁体20は、紙、絶縁性プラスチックシートなどで形成することができ、その厚み、あるいは配置枚数を大小に変更することにより、コンデンサ12の容量を調整して、共振チェッカー9の共振周波数を大小に調整することができる。
図13ないし図16に示す共振チェッカー9は、基本的に図1で説明した共振チェッカーと同じであるが、アンテナ10および電極部11をシート基材8に印刷したのち、電極部11の外面に絶縁部13を印刷する点が異なる(図14参照)。また絶縁部13の外面には接着材16が配置してある。この実施例では絶縁層14を省略した。得られたシート基材8は、図15(a)に示すように、展開状態のシート基材8の上縁を、最上段の折り線L1に沿って表側へ折り曲げ、さらに折り曲げられた部分を、次の段の折り線L1に沿って表側へ折り曲げ、以後これを繰り返すことにより、シート基材8を断面が渦巻状で左右に長い帯状に折りたたむ。
さらに図15(b)に示すように、帯状に折りたたまれたシート基材8を、長手方向の中央で折り線L2に沿ってふたつ折りにして、一対の電極部11どうしを対向させ、対向するシート基材8のシート面同士を接着材16で接着して、図15(c)に示すようにシート基材8の最終形状を矩形状とする。帯状のシート基材8をふたつ折りにするときの折曲げ方向は、図1で説明した共振チェッカーとは逆向きになる。得られた共振チェッカー9の断面構造は、図16に示すように、一対の電極部11が接着材16と絶縁部13を介して対向してコンデンサ12を構成することになる。
図17ないし図20に示す共振チェッカー9は、基本的に図1で説明した共振チェッカーと同じであるが、絶縁部13をシート基材8の表面側に形成する点と、シート基材8の折り始端に余白部分25を設ける点が異なる。また、片方の電極部11の外面に接着材16を配置する点が異なる(図18参照)。余白部分25の幅寸法は、隣接する折り線L1の隣接間隔と同じかこれより僅かに小さく設定してあり、この余白部分25をシート基材8の裏面側へ折曲げて折り始端とする。帯状に折りたたまれたシート基材8は、長手方向の中央でふたつ折りにして、一対の電極部11どうしを対向させ、対向するシート基材8のシート面同士を接着材16で接着する。帯状のシート基材8をふたつ折りにするときの折曲げ方向は、図1で説明した共振チェッカーと同じ向きになる。得られた共振チェッカー9の断面構造は、図20に示すように、一対の電極部11が接着材16と絶縁部13とシート基材8を介して対向してコンデンサ12を構成することになる。
図21に示す共振チェッカー9は、基本的に図1で説明した共振チェッカーと同じであるが、絶縁部13を省略する点と、シート基材8の折り始端に余白部分25を設ける点が異なる。また、片方の電極部11と対抗するシート基材8の表面側に接着材16を配置する点が異なる。この実施例におけるシート基材8は、図19と同様にして、余白部分25をシート基材8の裏面側へ折曲げて折り始端とし、シート基材8の全体を帯状に折りたたんだのち、長手方向の中央でふたつ折りにして一対の電極部11どうしを対向させ、対向するシート基材8のシート面同士を接着材16で接着する。この実施例では、一対の電極部11がシート基材8と接着材16を介して対向してコンデンサ12を構成することになる。
上記の実施例における接着材16としては、接着剤、感圧性の粘着シート、低温で溶融するプラスチックシート、パラフィンなどであってもよい。必要があれば、対向するシート基材8のシート面のみで絶縁部13を形成することができ、あるいは、対向するシート基材8のシート面と、両シート面の間に配置した容量調整用の絶縁体20とで絶縁部13を形成することができる。シート基材8は、まずシート全体を折り線L2に沿ってふたつ折りにしたのち、折り線L1に沿って帯状に折りたたんでもよい。シート基材8は四角形状である必要はなく、任意の幾何学形状に形成することができる。
本発明に係る商品パッケージは、医薬品以外の商品パッケージにも広く適用できる。また、共振チェッカー9は説明書2を利用して形成する以外に、封筒に収容される通信文書、あるいは契約書などの文書を利用して形成することができる。シート基材8の片面にアンテナ10および電極部11を形成したのち、シート基材8に別の紙、シート材を貼り付けて絶縁層14とすることができる。
1 商品本体
2 説明書
3 包装体
5 包装容器
8 シート基材
9 共振チェッカー
10 アンテナ
11 電極部
12 コンデンサ
13 絶縁部

Claims (7)

  1. 折りたたみ自在な紙または合成紙で形成されたシート基材(8)の片面に、一筆書き状のアンテナ(10)と、アンテナ(10)の両端に設けた一対の電極部(11)とが導電性インクで印刷されており、該シート基材(8)を一対の電極部(11)が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部(11)と、両電極部(11)の間の絶縁部(13)とでコンデンサ(12)が構成されるようになっている共振チェッカー(9)であって、
    絶縁部(13)、アンテナ(10)、および一対の電極部(11)の外面が絶縁層(14)で覆われており、
    アンテナ(10)が、一対の電極部(11)に連続してシート基材(8)のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素(10a)で形成されており、
    一対の電極部(11)と一群のアンテナ要素(10a)とは、それぞれ展開状態において四角形状に形成されたシート基材(8)のひとつの辺部に沿って、前記辺部と平行に形成されており、
    展開状態において四角形状であるシート基材(8)を、隣接するアンテナ要素(10a)の間を通り、かつ、前記辺部と平行な折り線(L1)に沿って複数回折りたたむことで帯状としたのち、さらに、帯状のシート基材(8)を長手方向の中央でふたつ折りにして、一対の電極部(11)が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部(11)と、両電極部(11)の間の絶縁部(13)とによってコンデンサ(12)が構成されるようになっており、
    シート基材(8)を帯状、或いはふたつ折りに折りたたんだ際の向かい合うアンテナ(10)どうしの接触に起因する短絡が、絶縁層(14)により防止されるようになっていることを特徴とする共振チェッカー。
  2. シート基材(8)を一対の電極部(11)が対向する状態に折りたたんだのち、対向するシート基材(8)のシート面同士を密着固定して、一対の電極部(11)の対向間隔を一定にしている請求項1に記載の共振チェッカー。
  3. シート基材(8)を一対の電極部(11)が対向する状態に折りたたんだ状態において、対向するシート基材(8)のシート面の間に容量調整用の絶縁体(20)が配置されており、
    対向するシート基材(8)のシート面と容量調整用の絶縁体(20)とが密着固定されている請求項1に記載の共振チェッカー。
  4. 商品本体(1)と、商品本体(1)の説明書(2)と、これら両者(1・2)を収容する包装体(3)とを備えている商品パッケージであって、
    説明書(2)は、折りたたみ自在な紙または合成紙で形成されたシート基材(8)からなり、該シート基材(8)の表面には、商品本体(1)に関連する説明文が形成され、シート基材(8)の裏面には、共振チェッカー(9)を構成する一筆書き状のアンテナ(10)と、アンテナ(10)の両端に設けた一対の電極部(11)とが形成されており、
    絶縁部(13)、アンテナ(10)、および一対の電極部(11)の外面が絶縁層(14)で覆われており、
    アンテナ(10)が、一対の電極部(11)に連続してシート基材(8)のほぼ全面に形成した一群のアンテナ要素(10a)で形成されており、
    一対の電極部(11)と一群のアンテナ要素(10a)とは、それぞれ展開状態において四角形状に形成されたシート基材(8)のひとつの辺部に沿って、前記辺部と平行に形成されており、
    展開状態において四角形状であるシート基材(8)を、隣接するアンテナ要素(10a)の間を通り、かつ、前記辺部と平行な折り線(L1)に沿って複数回折りたたむことで帯状としたのち、さらに、帯状のシート基材(8)を長手方向の中央でふたつ折りにして、一対の電極部(11)が対向するように折りたたむことで、これら一対の電極部(11)と、両電極部(11)の間の絶縁部(13)とによってコンデンサ(12)が構成されるようになっており、
    シート基材(8)を帯状、或いはふたつ折りに折りたたんだ際の向かい合うアンテナ(10)どうしの接触に起因する短絡が、絶縁層(14)により防止されるようになっており、
    共振チェッカー(9)の機能を発揮できるように折りたたまれた説明書(2)が、包装体(3)の内部に収容してあることを特徴とする共振チェッカーを備えている商品パッケージ。
  5. シート基材(8)を一対の電極部(11)が対向する状態に折りたたんだのち、対向するシート基材(8)のシート面同士を密着固定して、一対の電極部(11)の対向間隔を一定にしている請求項4に記載の共振チェッカーを備えている商品パッケージ。
  6. シート基材(8)を一対の電極部(11)が対向する状態に折りたたんだ状態において、対向するシート基材(8)のシート面の間に容量調整用の絶縁体(20)が配置されており、
    対向するシート基材(8)のシート面と容量調整用の絶縁体(20)とが密着固定されている請求項4に記載の共振チェッカーを備えている商品パッケージ。
  7. 商品本体(1)が、商品と、商品の一群を収容する包装容器(5)とからなる医薬品である請求項4から6のいずれかひとつに記載の共振チェッカーを備えている商品パッケージ
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